「カフェ 近く」の検索結果

全体で26件見つかりました。
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恋愛 連載中 短編
 ハルクレスト王国には、ある曰く付きの川がある。  王都と国領の間にあるセレーヌ河は、時間帯によって様々な顔を見せることから、「虹の河」と呼ばれ、多くの観光客を呼び寄せていた。  しかし、昨今この川は「忘却の河」と呼ばれている。  10数年前に恋人に裏切られた若い女性がこの川に身を投げた所、奇跡的に命が助かった。助けられた女性は恋人のことを全て忘れて、自分を助けてくれた男性と恋に落ちて幸せになった。  その事実に尾ひれはひれがついて、川に飛び込めば嫌な事を忘れる事が出来ると噂になってしまい、多くの民衆が川に飛び込もうとして、怪我人が続出する始末。  そこで国は、川に沿って飛び込み防止の柵を作った。結果、景観の美しい川縁は囚人の鉄格子の如く殺伐としたものに変わってしまった。  当然、観光業にも大打撃を与えてしまっている。そこで、国は川に大きな眼鏡橋を架け、川の色の変化を楽しめるようにした。    2年ほど前に、この眼鏡橋にいた年若い恋人たちのおかげで眼鏡橋には「恋を成就する運命橋」と密かに巷で囁かれる様になったのだが……。  その話には大きな真実が隠されていた。  主人公となるルナリア・ジャンヌ・ロマネスク公爵夫人は、1週間程高熱で生死を彷徨っていた。  彼女には、記憶が無い。  2年前、眼鏡橋で、現夫であるジェラール・エイダン・ロマネスク公爵を暴漢から身を呈して助けて、川に落ちてしまったのである。  その際に頭を打ったらしく、一月意識不明になっていた。目が覚めると自分の名前すらも分からない状態になっており、両親や兄から事情を説明しされても首を傾げることしかできなかった。  新聞でも「健気な深窓の伯爵令嬢。初恋の公爵閣下を庇って意識不明の重体!!」と大きく取り上げられていた。その二人が結婚したとなれば、皆が恋を成就させれる橋と騒ぐのも理解できる。  橋の近くのカフェや飲食店、ホテルはこの話に便乗し、恋が実る為のケーキや飲み物、ハンカチやブーケおまけに怪しげな人形なども販売し始め、国を挙げての観光事業にまで発展した。  ところが、2年経った今、ルナリアはある事がきっかけで全ての記憶を取り戻してしまったのだ。  そして、「今のこの場所は、本来別の人間のもので、私はここにいるべきではない」という結論に至った。  その後、ルナリアは夫ジェラールが王宮に勤務している間、使用人達に別れを告げて、デルメット伯爵領にいる兄ルーベンスの元に馬車を走らせた。  理由は簡単…この国では女性からの離縁の申し出には、実家の許可が必要で、ルナリアは当主となった兄に離縁状のサインをもらう為に公爵家を旅立った。
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小説 9,700 位 / 185,549件 恋愛 4,647 位 / 56,278件
文字数 3,622 最終更新日 2024.03.08 登録日 2024.03.07
BL 連載中 ショートショート
 チカサ(23)はおしっこが人より近いことがコンプレックスである。そのため栄養ドリンクなんてもってのほか、カフェインでさえも絶対に飲まないという徹底ぶりでトイレの回数を控えていた。そんな中、同じ部署のニシキ先輩と一緒に外回りに行くこととなる。緊張も相まってチカサはいつもよりトイレが近くなってしまい、何度もトイレと言うのが恥ずかしくなってしまい…?
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小説 11,183 位 / 185,549件 BL 2,734 位 / 24,064件
文字数 6,255 最終更新日 2023.09.02 登録日 2023.06.18
リーツェル王国の王都の片隅に、夜の間だけ現れるカフェがある。 名前はカフェ銀月亭。店主のエーファは元・氷晶の賢者こと王国最高峰の魔法使い。彼女が早過ぎる引退後に開いた、一風変わった店だ。 エーファは看板フェンリルのシリウスと一緒に店をきりもりするかたわら、大切な「お嬢様」を国外追放した忌々しい王太子に復讐するべく暗躍している。 ある日、エーファと年が近く顔見知りの騎士団長のランベルト・フォン・ロシュフォールが店を訪れた。 エーファの行動を訝しんだランベルトは、見張りのために毎日来るようになる。それに気づいたエーファだが、ランベルトから情報を引き出すためにわざと彼に近づき――腹の探り合いが始まった。 警戒し合っていた二人が、交流を重ねていく間に恋に落ちてしまうお話です。 エーファがカフェで出すスパイスが効いたお菓子やホットワイン、そして頼もしいモフモフ相棒の活躍もお楽しみください。 ※アドベントカレンダーとして毎日更新する予定ですので応援いただけますと嬉しいです
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小説 20,208 位 / 185,549件 恋愛 9,289 位 / 56,278件
文字数 83,572 最終更新日 2023.12.25 登録日 2023.12.01
一番近くのものが、 一番よく見えていない。 自然とそう悟ったのは、 十三年来の幼なじみという関係が多大な試練を与えていたから。 パティシエを目指すキミと、 キミの夢を応援する私。 私達はあまりにも近い存在だから、 周りの目を気にするあまり、 無意識のうちにお互いを傷つけあっていき、 いつしか本音を封印していた。 しかし、 キミの味が思い出の味に変わろうとしていたその時、 私はある事が引き金になって、 人生最大級のドラマチックな恋を知った。 ※この物語はフィクションです。 執筆開始 2024/2/22 完結 2024/3/17 ※こちらの作品は、ノベマ!、野いちご、ベリーズカフェ、小説家になろう、魔法のiらんど、エブリスタにも掲載しています。
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小説 31,229 位 / 185,549件 恋愛 13,693 位 / 56,278件
文字数 94,536 最終更新日 2024.05.08 登録日 2024.04.26
機内にアナウンスが流れると、私はそっと窓の外へ視線を向ける。 雲を抜け、懐かしい故郷が目に映ると、胸がジワリと熱くなった。 懐かしい、3年ぶりだなぁ。 長かったような短かったような……。 高層ビルが立ち並ぶ風景を並べる中、思い出がよみがえると、私はそっと息を吐き出した。 3年前のあの日、正直に全てを話していれば、何かが変わったのだろうか……。 到着口へやってくると、人がごった返している。 私は避難するように隅へと移動すると、近くにあったカフェへと入って行った。 壁にもたれかかり一息ついていると、ふとラジオの音が耳にとどく。 懐かしい日本語にそっと耳を傾けると、DJのイキイキした声が響いた。 「本日初めのリクエストは、3年前輝かしいデビューを飾った大人気バンドグループ(スターズ)のデビュー曲。みんな知っての通り、卒業シーズンにピッタリの別れの曲だね。それでは【it's time to say goodbye】お聞きください」 ラジオから流れるその曲に、3年前……彼らと過ごした日々がよぎると、私は聞き入るように瞳を閉じた。 3年前、とあるバンドに所属していた少女のお話です。 ※なろうでも投稿しております。
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小説 37,708 位 / 185,549件 恋愛 16,717 位 / 56,278件
文字数 15,840 最終更新日 2019.04.28 登録日 2019.04.28
恋愛 連載中 長編 R15
水野 瑠璃(20)は、社会人一年目。 何かと疲れる毎日の中、週末のビーチコーミングと海辺近くにある小さな隠れ家のようなカフェで過ごす事で癒されていた。 そんな週末に少しずつ変化が訪れる。
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小説 185,549 位 / 185,549件 恋愛 56,278 位 / 56,278件
文字数 16,895 最終更新日 2023.09.19 登録日 2022.11.09
近くのカフェで月に一度の楽しいイベントがあります。 絵本の紹介と読み聞かせ。 それを担当する素敵な女性を童話に書いてみました。
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小説 185,549 位 / 185,549件 児童書・童話 3,236 位 / 3,236件
文字数 2,453 最終更新日 2024.04.20 登録日 2024.04.20
喫茶アジフライはなぜ潰れないのか。 正直変な名前だ。 このへんてこな名前のせいで、意識高い系はまず来ないだろう。 学校が近くにあるわけでもない、かといって会社が近くにあるわけでもない。 駅からは遠く、大人一人につき1台車が当たり前のベッドタウンの住宅街の1時間に1本だけバスが来るバス停が目の前にあるだけだ。 可愛いウェイトレスさんは当然いないし。 肝心のコーヒーはネスカフェ頼み。 一度聞くと忘れられない名前の辺鄙な場所にあるにも関わらずなぜか潰れない。 それが喫茶アジフライである。 そんなこの店がつぶれない理由は、本業の人生相談のおかげである。
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小説 185,549 位 / 185,549件 ライト文芸 7,624 位 / 7,624件
文字数 24,122 最終更新日 2018.12.07 登録日 2018.11.05
 関東圏にある小さな町「日和町」  駅を降りると皆、大河川に架かる橋を渡り我が家へと帰ってゆく。そしてそんな彼らが必ず通るのが「ひより商店街」である。   日和町にデパートなくとも、ひより商店街で揃わぬ物はなし。とまで言わしめる程、多種多様な店舗が立ち並び、昼夜問わず人々で賑わっている昔ながらの商店街。  その中に、ひっそりと佇む十坪にも満たない小さな小さなカフェ「ひなたぼっこ」  店内は六つのカウンター席のみ。狭い店内には日中その名を表すように、ぽかぽかとした心地よい陽気が差し込む。  店先に置かれた小さな座布団の近くには「看板猫 虎次郎」と書かれた手作り感溢れる看板が置かれている。だが、その者が仕事を勤めているかはその日の気分次第。  「おまかせランチ」と「おまかせスイーツ」のたった二つのメニューを下げたその店を一人で営むのは--泣く子も黙る、般若のような強面を下げた男、瀬野弘太郎である。 ※2020.4.12 新装開店致しました 不定期更新※
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小説 185,549 位 / 185,549件 キャラ文芸 4,338 位 / 4,338件
文字数 30,050 最終更新日 2020.05.01 登録日 2016.06.02
「彩華おはよ」 「あ、おはよ!」  ちゃんと、挨拶出来る友達もいる。 「宿題やるの忘れてた……見せて?」 「え〜やだ……って嘘嘘。ほら見せるから」  ちゃんと、宿題もするし、友達とじゃれ合うこともする。 「そういや、最近駅の近くにオシャレなカフェ出来たみたい!」 「あ、私も知ってるよ! 今度一緒に行こうよ!」  オシャレなカフェにも行くし、友達と遊びにも行く。 「今日行く?」 「今日は…………あー無理だ。ごめんバイト」  ただ一つ、彼女には足枷が付いている。 「またかぁ」 「うん。ごめんね? 週末に行こうよ!」 「行く!」  足枷は一時的に外すことが出来ても、直ぐにまた彼女にくっつく。  足枷を付けたまま友達と出かけるのは危険すぎる。  友達を傷つけないために、今日も彼女はバイトをする。 「じゃあね〜」 「また明日」 「また明日〜」  バイトはいつも放課後にある。  バイトという名の契約だ。
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小説 185,549 位 / 185,549件 キャラ文芸 4,338 位 / 4,338件
文字数 8,666 最終更新日 2019.05.23 登録日 2019.05.17
 ある日俺【野元最乃-のもともの】は、一人の女性が事故死する場面に出くわした。 その女性の名前は【元伊織-はじめいおり-】といい、俺の職場のすぐ近くのカフェで働いている。 人生で一度あるかないか、そんな稀有な状況。 ――だと思っていたのに。  俺はこの後、何度も何度も彼女の死を見届けることになってしまった。 「どうやったら、この状況から逃げ出せるのだろう?」  俺は彼女を死から救うために『その一日が終わるまでに必ず死んでしまう彼女』を調べることにした。  彼女のために。  ひいては、俺のためにも。
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小説 185,549 位 / 185,549件 ミステリー 4,160 位 / 4,160件
文字数 11,571 最終更新日 2023.11.17 登録日 2023.09.18
ゲーム喫茶【スターチャイルド】新装開店。 将棋や囲碁などの古典的なアナログゲームから、商業販売されているボードゲーム、TRPG、デジタルゲーム、リアル脱出ゲーム、そしてダーツや卓球などのスポーツ要素のあるものまで、あらゆるニーズに対応しております。 擬人化した駒でデッキを組んで戦う【TCG(トレーディング・チェス・ゲーム)】、高さの概念を取り入れた【3次元将棋】、時間の概念を取り入れた【4次元将棋】など、当店オリジナルのゲームも多数ご用意しました。 お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。 一話完結型の日常系ラブコメ。 ※『宝島社「このマンガがすごい!WEB」“専門店”マンガ賞』最終選考。 ※『第1回ファミ通文庫大賞』二次選考通過。 ※『第17回えんため大賞』『HJネット小説大賞2018』『第8回ネット小説大賞』『第9回ネット小説大賞』一次選考通過。
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小説 185,549 位 / 185,549件 ライト文芸 7,624 位 / 7,624件
文字数 170,125 最終更新日 2022.05.25 登録日 2020.04.30
①その連邦国家では、未だかつて正式な女性首長は存在しなかった――架空の途上国を舞台に、その不文律に抗う少女ソピリヤと、それを一番近くで支えるハルシヤ。彼等は何も知らぬまま、幸福な幼年時代を過ごす。しかしその裏では身近な悲劇が起ころうとしていた。 【幕間】深く傷つけられた魂を抱え、遠く故郷を離れたシャハル。辿り着いた先は、活動修道会・マルチノ会が運営する寄宿舎兼学校だった。そこでジョアン・マルチノと名を隠したシャハルは、愉快な仲間達と共に、つかの間の平穏を得る。 ②ある先進国の、冬には雪けぶる辺鄙な田舎町――その町で唯一の民族料理店・ザキントス店主の娘イオニア・プラスティラスは、1人の留学生と出会う。彼の名はジョアン、かつてのシャハルが高校生にまで成長した姿だった。その頃スミドにて、ソピリヤとハルシヤは大事件に巻き込まれる。 ③大学で文化人類学を専攻し、ドキュメンタリー作家サワ・マルチノとなったシャハルは、取材のため故郷を訪れる。ハルシヤの娘イレンカも、小学生ながらそれに参加する。 【外伝①】雪けぶる町で成長した、イオニアの娘イズミル。彼女の通う高校に現れた、生意気な留学生の後輩は、何故かよくちょっかいを仕掛けてきて―― 【外伝②】永遠の夕焼けが続く白夜のさなか、シャハルは広場のカフェで過去に触れ、自身を慕うシャリムを突き放す。
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小説 185,549 位 / 185,549件 ライト文芸 7,624 位 / 7,624件
文字数 175,077 最終更新日 2020.06.10 登録日 2018.03.28
大学4年生になり、就活真っ只中である林道悟(りんどうさとる)。 ある日の就活中、面接を受けた会社の近くに奇妙な喫茶店を見つけた悟は、興味本位でその店に入った。 中は本棚がずっしりと並んでおり、まるで図書館のような雰囲気だった。頼んだカフェオレを飲みながら本棚から取り出した赤い本を読む。不思議な赤い本を読み終え、会計をしようと立ち上がろうとすると、目眩が起き、そのまま横たわってしまう。倒れた彼の元へ歩み寄るマスター。悟が気を失う寸前、マスターはスパイが正体を明かすかのように顔のマスクを取り、彼に素顔を見せる。それから彼は、悟にこう言い放った。 「最後のチャンスだ…頼むぜ、俺…」 喫茶店のマスターの正体は…もう1人の林道悟だった…。 目が覚めると元いた世界とは異なる異世界に。 「さてと、こんな身体になったがこれからよろしくな…相棒。」 「…へ?どっから声が…」 「お前の肩に乗ってるぞ」 そう、もう1人の自分の姿は…召喚獣でもなく、武具でもなく…コーヒーカップに入ったカフェオレだった…。 __これは…彼らが生き残るための…物語である。
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小説 185,549 位 / 185,549件 ファンタジー 42,683 位 / 42,683件
文字数 9,847 最終更新日 2019.07.24 登録日 2019.07.19
BL 完結 長編 R18
全10話。妙に眼が良い資産家の攻め×路頭に迷った狐になれる一族の受け。 和泉は狐と人の姿を持つ一族のひとりである。 普段は女性の姿に化け、割に合わない商品を勧誘する手伝いをして生計を立てていた。 だが、歳を取るごとに仕事も上手くいかなくなり、やがて元からある借金に首が回らなくなった挙げ句、借りていた家も出て行くことになってしまった。 ある日、寝泊まりしているネットカフェの近くにある銭湯に向かっている途中、駄菓子屋に辿り着く。 店頭のベンチで買い求めた菓子を食べていると、晴雨、と名乗る男が現れる。 真実を告げられず「友人の家を転々としている」と嘘をつくと、彼は家に来ても良いと言い出した。 言葉に釣られ、彼の家に向かうと、彼から「狐と人の姿を持つ存在を元から知っていた」と告げられる。 変わった一族の事を調べさせてくれるなら衣食住の面倒を見る、と提案する彼に、和泉はつい頷いてしまう。 ※小説の文章をコピーして無断で使用したり、登場人物名を版権キャラクターに置き換えた二次創作小説への転用は一部分であってもお断りします。 無断使用を発見した場合には、警告をおこなった上で、悪質な場合は法的措置をとる場合があります。 自サイト: https://sakkkkkkkkk.lsv.jp/ 誤字脱字報告フォーム: https://form1ssl.fc2.com/form/?id=fcdb8998a698847f
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小説 185,549 位 / 185,549件 BL 24,064 位 / 24,064件
文字数 51,341 最終更新日 2023.12.08 登録日 2023.12.08
投げやりな気持ちで外に出た派遣社員の奈美は、会社近くのカフェである女性と出会う。大学生の聖夏は、失恋して泣く若い女性にギターで弾き語りをした。小学6年生の恭子のクラスでは、女子だけを図書館に集めて話し合いが行われる……。様々な登場人物の日常を綴った短編集。
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小説 185,549 位 / 185,549件 現代文学 7,759 位 / 7,759件
文字数 17,919 最終更新日 2024.02.09 登録日 2024.01.11
大学生になったばかりの侑哉は、一人でラノベを読むのが好きで、真面目だが少々人付き合いが苦手。大学近くにある伯父の古書店を手伝うことになり、そこの常連、花子と出会う。ラノベのヒロインのようなピンクのツインテールとセーラー服姿が似合う花子は、秋葉原のコスプレカフェでバイトをしている。花子は帰国子女で一見社交的だが、高校に馴染めず中退しているのだ。侑哉は、花子やその友達、大学の友人らとともに旅行をしたり、イベントに参加したり、少しずつ交友関係を広げながら楽しい日々を送る。そんなある日、花子は父親が住む海外へ行ってしまうことに… まだ見えない将来を模索しながら日々過ごす若者たち、またそれを見守る大人や家族、それぞれの暮らしや交流を描いた青春群像劇。
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小説 185,549 位 / 185,549件 青春 6,569 位 / 6,569件
文字数 88,573 最終更新日 2024.04.24 登録日 2024.03.31
恋愛 完結 長編 R15
 世界を股に掛ける大手企業、宗田ホールディングの御曹司である宗田北斗(そうだ・ほくと)は半年前に交通事故で大怪我をした時に助けてくれた園田未希(そのだ・みき)と結婚が決まり、両家の顔合わせをする事になった。    シティーホテルで行われた両家の顔合わせの日。  突然、未希に逮捕状をもって刑事が現れた!   容疑は「殺人罪」だった。  容疑を否認しながらも連れて行かれる未希を遠い目をして見ている北斗は、逮捕状を持って現れた刑事に目を向けた。  刑事は女性で早杉(はやすぎ)トワと言う名前だった。    北斗はトワを見るとズキンと頭に強い痛みを感じた。  未希が逮捕され顔合わせは見送りになり、北斗はそのまま病院へと連れて行かれた。  病院に連れていかれた北斗は交通事故で記憶を失い思い出していなかった事があった事に気づき、その記憶の中に本当に心から愛して結婚を決めていた女性がいた事を思い出した。  北斗が思い出した心から愛する女性。  その女性は…未希を逮捕する為に現れたあの女性刑事のトワだった。    半年前の交通事故。  助けてくれたのは未希ではない。  本当に北斗を助けてくれた人は…トワだった。  北斗を助けるために、トワは右手を車に引かれていた。  その後どうなったのだろうか?    北斗は空白だった半年を知るために、兄の幸弥(ゆきや)に頼みその後の事を調べてもらう事にした。    調べてゆくうちに、トワは北斗が事故にあった後、身内をすべて失っていた事が判った。  生き残ったトワはその後どうなったのか…今現在どうしているのかは全くの不明だった。  幸弥の調べて空白だった半年が完全に思い出された北斗は、ショックが大きく暫く気持ちが沈んでいた…。  そんなある日。  港のお気にいりカフェにやって来た北斗は、あの女性刑事トワと会った。 「ねぇ、僕の事好きでしょう? 」    トワに北斗は言った。  頭で考えるよりハートで感じる声だった。 「名前を教えて」    総北斗が尋ねるとトワは。 「早杉…愛です…」    と、亡くなった姉の名前を名乗った。  この出会いがきっかけで北斗はトワに夢中になり、距離を近くして行った。    失った記憶に隠されていた本当の愛に気づいた北斗。  あんなに酷い過去を思い出さないで、忘れたままでいて欲しいと願うトワ。    2人の想いが再び動き出し、本当の愛を手に入れる壮大なラブストーリー。    
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小説 185,549 位 / 185,549件 恋愛 56,278 位 / 56,278件
文字数 53,620 最終更新日 2021.07.20 登録日 2021.07.09
BL 完結 長編 R18
アンダーグラウンドで活躍している顔良しスタイル良しの天才ラッパー、雅。しかしいつもお決まりの台詞で彼女にフラれてしまっていたのだが、ある日何の気なしに訪れた近くのカフェで、まさかのまさか、一人の男性店員に一目惚れをしてしまうのだった。 ラッパー×カフェ店員の、特に何も起こらないもだもだほっこり話です。 ※マークは性表現がありますのでお気をつけください。 2022.10.01に本編完結。 今後はラブラブ恋人編が始まります。 2022.10.29タイトル変更しました。
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小説 185,549 位 / 185,549件 BL 24,064 位 / 24,064件
文字数 109,797 最終更新日 2023.03.23 登録日 2022.09.24
BL 連載中 短編 R18
仕事を辞めて数ヶ月が経つ。いつもだったら、職場で迎えていたはずのクリスマスイブ。 今年は初めて家で過ごす。付き合っていた彼も居ない。久しぶりの一人っきりのクリスマ スイブの日。 昔好きだったシュトレンを買ってきた。早速、カットして食べてみると懐かしい味がして 心があったまる。 だが、一人で食べるにしては大きすぎた、このシュトレンを食べきるのは誰かとシェアす る必要がある、と思ったが親友関係が少ない俺には埒が明かない事に気づく。 「あー俺にも親友がたくさん居たら良かったのかな?」と言ってもSNSで#シュトレン一 緒に食べませんか?なんて呟いてもバカにされてもおしまいだろう。 「馬鹿馬鹿しい」気分転換に外に出ると、あっ、そう言えば最近近くにできたカフェでお 店の店主と親しくなったのを思い出した。でも、シュトレンとか好きなんだろうか? まあ良いか、寒空の中目的地を目指すことにした。 歩くこと数分、カフェcatについた。カランコロン ドアを開けると彼はいつも通り カウンターの中で本を読んでいた。「あっいらっしゃい、この間も来てくれた子じゃない か!嬉しいなもう、僕の虜になったんだね!」クルクルくせ毛と中性的なメガネ店主、 ベンジャミンだ。日本に興味があり、少しなら話せるらしい。今のところほぼドイツ語 で話しているが。 「いや、今日はただ、これを...。」後ろに隠していたシュトレンを見せる。すると、 「これはシュトレンじゃないか!僕 好きなんだよね。あっ、コーヒー入れるけど、ミルク入れ る?」 全く、この人といるとペースが乱れる。でも、不思議と悪い気分でもない。 「じゃあ、ミルク入りでお願いします。」「わかった、たっぷりめに入れとくね、」 コーヒーのいい香りが漂って来る。初めてここに来た時もこの香りに引き寄せられて来たんだっ たか、そんな思いをふけていると「はい、コーヒー、できたよ。ここに置いとくね。」 カップを置き側に座った。「今日は、クリスマスイブだけど君がシュトレンを持って来てくれた から、お店は閉めとこう。」 「えっ、いいんですか?そんな閉めなくてもっ」いきなり、細くて長い人差し指が唇の前に出て 来た。これ以上喋るなと言うような目で。 「それに、君と少しばかりお話もしてみたいしね、」と言うといつもどおり無邪気に微笑む。 窓の外はまだ雪が降り続いている。降り止む様子もない、俺はこのままベンジャミンと過ごす 事にした。 続く
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小説 185,549 位 / 185,549件 BL 24,064 位 / 24,064件
文字数 2,158 最終更新日 2022.03.13 登録日 2021.11.22
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