病院小説一覧

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時は1999年末。世界中が新しい世紀、ミレニアムへの期待と、そして「2000年問題」という未知の不安に揺れていた頃──。
これは、そんな時代の片隅、病院という日常と非日常が交錯する場所で働く、一人の事務員の日記です。
日々の業務、患者さんとの些細なやり取り、同僚との会話。そして、テレビや新聞から聞こえてくる、2000年問題の続報、経済の動向、社会の変化の足音。
特別なドラマが起こるわけではありません。けれど、あの頃の日本の空気、人々の息遣い、そして時代の変わり目に誰もが感じたであろう、ささやかな不安と確かな希望を、彼の(あるいは彼女の)率直な言葉で綴っていきます。
古き良き(?)、でもどこか懐かしい、2000年が始まったばかりの日本を、彼の日記を通して覗いてみませんか?
※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件・作品等とは一切関係ありません。
文字数 32,297
最終更新日 2025.05.20
登録日 2025.05.08
切れ痔、花粉症、食いしばり等々、命にかかわる程ではないが、地味にいや~な病気や症状、ありませんか。ここはそんな地味だが嫌な病気・症状についてお役に立てそうな情報を載せる記事です。老若男女問わず気軽に読んでいっておくんなまし。
文字数 119,503
最終更新日 2025.05.12
登録日 2020.03.06
クラスで嫌がらせを受けている俺(藤守就一)は、事故で入院しているクラスメイト氏家哲也の見舞いに行くことになった。最悪だ。なぜなら俺には幽霊が見える。病院なんて墓場より幽霊がうようよしているのだから。そして案の定、家にまで憑いてきた幽霊に俺は日々……、犯されることになった⁉ ☆☆俺がクラスメイトにイジメられたり、担任教師に心配かけたり追いかけられたり、色情霊?にエッチなことされたり、入院する学校一イケメンの布団に潜り込んだり、と青春しているお話。ハピエン☆☆ ※同人誌にする際にさげるかもです。お早目に読んでいただけると幸いです。
文字数 134,595
最終更新日 2025.05.10
登録日 2021.10.09
今年中学に入学した臼井 來は、児童養護施設 光の家で生活している。
來は、生まれて間もなく難病を患っている事が分かり、親に捨てられ乳児院で育った。
その後光の家に入所し、今は闘病しながら、気のおける友人たちと生活している。
文字数 6,278
最終更新日 2025.05.10
登録日 2024.05.11
かつて、ここは病院だった。
そして今も――患者たちは、"住んでいる"。
都心から少し離れた郊外に誕生した、理想の分譲住宅地「グレースヒル白線ニュータウン」。
家は新築、街は静寂、住人はどこか不在――
完璧すぎる日常の裏で、“記録番号”を与えられた住民たちは、静かに「処置」を受けはじめる。
現実と夢の境界が溶けゆく家。
姿を変えた病院。
カルテで管理される人格。
そして、街に潜む“白衣の管理人”の正体とは。
これは「家に住む」物語ではない。
「記録に住まう」物語だ。
誰かの“次”になる前に、この記録を開いてほしい。
その家、その隣人、その家族――本当に人間ですか?
文字数 12,154
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.05.10
あかねと近所の悟(サトル)と彰(アキラ)兄弟は子供の頃からの幼馴染み。
ある日、あかねが事故で骨折して彰が医師として勤務する病院に入院したことで、3人の関係に徐々に変化が…。
あかねとあかねのことが好きな兄弟との三角関係がどう進むのか。
文字数 10,227
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.04.02
病弱な女の子美雪の日常のお話です。
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生まれつき病弱体質であり、病院が苦手な主人公 月城美雪(ツキシロ ミユキ) 中学2年生の13歳。喘息と心臓病を患ってい、病院にはかなりお世話になっているが病院はとても苦手。
美雪の双子の兄 月城葵 (ツキシロアオイ)
月城家の長男。クールでいつでも冷静沈着。とてもしっかりしてい、ダメなことはダメと厳しくよく美雪とバトっている。優秀な小児外科医兼小児救急医であるためとても多忙であり、家にいることが少ない。
双子の弟 月城宏(ツキシロヒロ)
月城家の次男。葵同様に医師免許は持っているが、医師は辞めて教員になった。美雪が通う中高一貫の数学の教師である。とても優しく、フレンドリーであり、美雪にとても甘いためお願いは体調に関すること以外はなんでも聞く。お母さんのような。
双子は2人とも勉強面でもとても優秀、スポーツ万能、イケメンのスタイル抜群なので狙っている人もとても多い。
父は医療機器メーカー月城グループの代表兼社長であり、海外を飛び回っている。母は、ドイツの元モデルでありとても美人で美雪の憧れの人である。
四宮 遥斗(シノミヤ ハルト)
美雪の担当医。とても優しく子ども達に限らず、保護者、看護師からとても人気。美雪の兄達と同級生であり、小児外科医をしている。美雪にはとても手をやかされている…
橘 咲(タチバナ サキ)
美雪と同級生の女の子。美雪の親友。とても可愛く、スタイルが良いためとてもモテるが、少し気の強い女の子。双子の姉。
橘 透(タチバナ トオル)
美雪と同級生の男の子。咲の弟。美雪とは幼なじみ。美雪に対して密かに恋心を抱いている。サッカーがとても好きな不器用男子。こちらもかなりモテる
文字数 8,199
最終更新日 2025.03.23
登録日 2025.03.13
母親が死に天涯孤独になった、喘息持ちの蒼が
引き取り先の兄と一緒に日々を過ごしていく物語です。
蒼…日本と外国のハーフ。
髪は艶のある黒髪。目は緑色。
喘息持ち。
病院嫌い。
爽希…蒼の兄。(本当は従兄弟)
職業は呼吸器科の医者。
誰にでも優しい。
健介…蒼の主治医。
職業は小児科の医者。
蒼が泣いても治療は必ずする。
陸斗…小児科の看護師。
とっても優しい。
※登場人物が増えそうなら、追加で書いていきます。
文字数 8,834
最終更新日 2025.01.26
登録日 2023.04.04
文字数 9,521
最終更新日 2025.01.07
登録日 2024.12.30
東京の都心にある大正時代創立の帝東京医師大学、その大学には実しやかにささやかれている噂があった。20年に一度、人が死ぬ。そして、校舎の地下には遺体が埋まっていると言う噂があった。ポルターガイストの噂が絶えない大学で、刃物の刺さった血まみれの医師が発見された。他殺か自殺か、その事件に連なるように過去に失踪した女医の白骨化遺体が発見される。大学所属研究員の桜井はストレッチャーで運ばれていく血まみれの医師を目撃してしまう……。大学の噂に色めき立つオカルト研の学生に桜井は振り回されながらも事件の真相を知ることになる。今再び、錆びついていた歯車が動き出す。
※ライトなミステリーホラーです。
文字数 106,171
最終更新日 2024.11.25
登録日 2024.11.23
月曜日の早朝、私は車に轢かれた。相手は中型のワンボックスカー。
出勤前に自治庁舎に出す国からの支援金の書類を郵便ポストに出そうと思っていたのだった。
私は横断歩道の向こう側にある郵便ポストに青になった瞬間、走った。
その時、何故か右手に止まっていたその車が急発進した。私の足を巻き込みながら三メートル程、前進した。
救急車、パトカーを呼ぶべきだったのだろうが、呼ぶ気力、意識がなくなり、仰向けになって倒れてしまった。
次に意識を回復したのは、救急隊の大きな呼び掛け声だった。
「高本さん、意識戻りましたね、失礼して財布見させてもらいました。大学病院二つ診察券を持ってらっしゃいました。今、どちらにも連絡入れています。ちょっと待ってて下さい」
サイレンの音が鳴り響く。
時間が過ぎる。随分と明るい室内だ、この救急車は。
「受け入れ病院は東邦大学総合病院!」
「一件だけ電話をする事が出来ますよ!はい」とスマート端末と財布を手渡された。
この時間、会社の上司には繋がらない。警備室なら繋がるはずと私は閃いた。警備担当に事故の事、大学総合病院で救急治療がいる事、定時になったら上司に伝言して欲しいと伝え、端末を切った。
「何故一件だけなんだ?」私は聴いた。
「それがこう言う状況下では一番効率がいいんだ。安心してほしい、足の痛みはないのか?」
「ああ、不思議とあまり痛みはないが、重く鈍い感覚はある」小声で私は救急隊の一人に伝えた。
「両足は応急処置で簡易ギブスをしているから。病院到着まで四十分見込んでる」その一人の救急隊員が説明した。
救急車の内部の異様な程、空間の白く明るい内部は二つの眼球に痺れを与えそっと瞼を閉じた。暫くして私は眠りについた。
乗ってるストレッチャーが、ガタッと横揺れした時、目が覚めた。
「高本さん、病院着きました。ストレッチャー降ろします」
後部ドアが開き、数人がストレッチャーを車内から引っ張り出して、私は病院の救急の入口に連れて行かれた。
廊下を走らせている時、呼吸器マスクを口元に着けられた。暫く後、私の意識は徐々に遠のいていく途中、手術のサインを求められ、私は誓約書にサインした。これが後に病院との軋轢を生んでしまう。
長い病院の廊下をストレッチャーで運ばれて行く感覚だけを残して、私の一抹の不安を残して、私の意識はなくなっていった。
次に意識を取り戻した時は、狭い個室の病室にいた。私の身体のほとんどは布団で覆われていた。
前に聞いた事がある。病院の個室に入院したら退院の時、法外な差額ベッド代を請求される事を。急に不安になってきて、ナースコールボタンを押した。
暫く待ったが反応がないので、もう一度押した。焦りながら。すると扉が二回開く音がした。この個室は二重扉になっている!
若いパンツスタイルの女の看護師が入ってきた。
文字数 14,241
最終更新日 2024.11.11
登録日 2024.11.02
交通事故に遭い両親は亡くなり、颯は奇跡的に一命を取り留めるが、脊椎に損傷を負い、両足を動かすのが難しい状態になる。
入院中、担当してくれたのは男性看護師の湖城だった。
文字数 51,302
最終更新日 2024.10.22
登録日 2023.04.13
私が甲状腺がんとバセドウ病(甲状腺機能亢進症)だと診断されるまでの工程を書きます。
長いですよ。
3年前から精神疾患により訪看(訪問看護)を利用していた。
知らない人の為にざっくり説明すると、自宅に来てくれてバイタルやメンタル、薬の管理等をしてくれます。
そして、訪看を利用し始めて2年が過ぎた頃、妙に息切れや血圧や脈拍が早かった。
それは自分自身感じていた。
なぜならデブだから笑笑
だから、気にもとめていなかった。
でも、特にその症状以外支障がなかった。
でも、訪看さんにこの数値は異常だから循環器内科を受診した方がいいかもしれない
と言われた。
その時も聞き流すだけで、病院には行かなかった。
でも、本当に微量ながら体調が悪かった日がちらほら出てきた。
少し、ネットで調べてみる事にした。
やはり、いろいろな病名が出てくる。
早めに受診しないと心臓系なら死ぬ可能性もあると書かれていた。
少し、怖くなり有休を使って次の日に近所の循環器内科を受診する事にした。
次の日
田舎なので個人病院も少ない。
そして、近所の循環器内科に行き受付をしようとしたら
「原則予約制ですので、予約が無いと見れません」と。
……!?😳
病院自体は古くホームページも無かったから前日の診療時間内に電話で確認したら予約は必要無いので明日診療時間内に来て下さい。
って言われたんですが…
と、私が言うと 決まりですので。と。
は?となりました。
情けないですが、あまりにも腹が立ち少し声を大にしておかしいでしょ、こっちは言われた通りに来たんですよ と言ってしまった。
そしたら、診察室に居た院長さんが出てきて話を聞いてくれた。(この時病院自体に患者さんは誰1人居ませんでした。)
全て事情を話したら、すごく謝ってくださってこちらが悪いので予約無しでも見ますよと言って下さいました。
その後すぐ、診察室に呼ばれて採血やら必要な検査を受けた。
採血は結果が出るまでに1週間以上かかるから1週間後にまた来て下さいと言われた。
その時心電図や心拍数やらいろいろ検査した結果、
上室性発作生頻拍(じょうしつせいほっさせいひんぱく)と診断された。
採血で異常が無ければこの診断で確定できるけど、まだ分からないから仮で診断名を付けとくねと。
このままだと、心臓カテーテルアブレーションをしなければならなくなるから薬を飲んで安静にしといて下さいと言われた。
薬は1種類だけ。
頻脈を抑え血圧を下げる薬が処方された。
仕事をしばらくお休みを頂き、薬を飲みながら安静にしていた。
その薬を飲むとほぼ症状が出なく過ごしやすかった。
でも、1日でも飲み忘れてしまうと症状がぶり返してしまうと言う感じだった。
そして月日は流れ1週間後になった。
続く。
文字数 2,442
最終更新日 2024.10.08
登録日 2024.10.08
《第17回ファンタジー小説大賞応募作》
ケイト・クーパーは左頬に火傷痕のある十二歳の少女だ。母のジェシカ、飼い犬のチク・タクと共にフィラデルフィアのアパートで暮らしている。ある日見かけた車の衝突事故で、お気に入りのストロベリークリームサンドビスケットのキャラクター、フラミンゴの絵を描いているイラストレーターが死ぬところに遭遇する。
数日後、事故現場でみかけた黒いレインコートの男、ジムに会うが、『坊主の公園』や『イラストレーターの男について』知りたいと繰り返す彼に気味が悪くなり立ち去る。
病院からの電話で、隣に住むマギーと出かけていた母の重体を知らされたケイトがディランシー総合病院へ向かうと……。
文字数 115,599
最終更新日 2024.09.11
登録日 2024.07.03
港町ゴンドラ 高台にたつ聖マリア病院-通称ピエタには様々な事情を抱えた患者が入院している。
その病院で働く賢女リーアと研修医のノエルは担当患者のレナ・コーラルが元お見合い相手から嫌がらせを受けていることを知るのだが………
「結婚する気はないと言って、破談になったお見合い相手が今さら何の用ですか?」の別サイドストーリー
文字数 14,830
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.03.20
病院で植物状態で、夢の中をさまよう私。ついに生命維持装置が外される時が来た。
川を渡り、花畑の中で死んだおじいちゃんとおばあちゃんが迎えに来てくれた。
文字数 1,234
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.06.02
昭雄は、ある病院の宿直に務めることになった。
その初日「夜中、鍵の掛かった霊安室から物音が聞こえても絶対に開けないでくれ」と釘を刺される。霊安室は宿直室の隣にあった。
昭雄は怪しい物音がしている場所を見て見ぬふりは出来ない、と反論するがなんやかやと言いくるめられてしまう。
しばらく経って昭雄は同僚の老人に霊安室の曰く因縁を聞かされ……。
表紙画像 フリー素材ぱくたそ「www.pakutaso.com」
Photo by zubotty様 https://www.pakutaso.com/web_zubotty.html
文字数 8,572
最終更新日 2024.03.10
登録日 2024.02.29
文字数 128,260
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.01.25
事件が起こったのは10年前。
コンビニ強盗による、障害致傷だった。その事件のせいで一人の青年の未来が奪われた。
そしてそれから10年後。辛く苦しい過去から逃れようと都会から逃げてきた男に、容赦なく降りかかる運命の悪戯とは――?
貴方の見上げる空は何色ですか?
文字数 59,696
最終更新日 2024.02.06
登録日 2021.09.22
生まれてから入院生活を送ってきた青年も性的世界に興味を持ちいろんな悪戯を!そんなある日、神の手違いで・・・
生まれ変わった世界でも・・・
でもいつのまにか世界の中心へ
文字数 77,775
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.01
※この作品は小説家になろう・カクヨム様でも公開しています
初の短編作品! 本作は3部の短編予定です!
同じ制服の女子高生が車に轢かれそうなところを見つけて、俺は咄嗟に身を挺してその女子高生を助けることになる。
すると俺は2週間くらい寝たきりだったらしく、それに加えて体の損傷も激しいらしい、そんな状況に絶望していると、助けたのであろう女子高生に毎日お見舞いに来てもらうことに!?
車轢かれ系恋愛短編小説が登場!
文字数 4,240
最終更新日 2023.12.30
登録日 2023.11.25
病院の待合室で患者らしき女性と話している姿を見た女医は珍しいと思ってしまった。
人付き合いが良いとはいえない医者なのだ。
患者は不妊を相談に来ていた、カルデを見ると夫は(あの男だ)
女医の中に芽生えたマイナスのそれ、彼女は医者に話を持ちかけた。
待合室で偶然見かけた女性の姿に医者は驚いた、知り合いに似ていたからだ。
いないと、別人だとわかっていながら声をかけずにいられなかった。
女医と医者は決意した、道に外れる、失格と呼ばれるとわかっていてもだ。
文字数 3,045
最終更新日 2023.12.11
登録日 2023.12.11
中学最後の学年、三年生になって四ヶ月近くが経った白内一冴は、とある招待を受けていた。
その招待は、潮ノ宮病院という場所からで、、、。
これは、少し不思議な数ヶ月の物語。
文字数 2,684
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.27
文字数 43,900
最終更新日 2023.06.20
登録日 2021.08.31