恋愛 婚約破棄 小説一覧

13,620件
1

結婚式で私の名前を間違えた新郎には、もう一度誓ってもらいませんでした

「マリエルを妻とし、生涯を共にすることを誓います」 王太子との結婚式。王族も各国の使節も見守る祭壇で、新郎が呼んだのは、私ではなく愛人の名前だった。 予行の原稿を書いたのは私だ。読み違えないよう、自分の名前だけ大きな字にしておいたのに。 「すまない。もう一度」 笑って済ませようとする殿下に、私は神官長への質問を一つ。 「神の前で誓った言葉は、取り消せるのでしょうか?」 消せない記録。言い繕う新郎。そして、私の返事を待たずに決められた誓い。 家に戻る部屋はない。結婚のために辞めた仕事にも、戻れる保証はない。 それでも、私が何を誓うかは、私が決める。 元写字官の花嫁が、自分の名前と人生を取り戻す、静かで痛快な婚礼の物語。 【お知らせ】 第1話は短編版です。第2話以降は婚礼前の出来事やその後の暮らし、王太子のその後などを加えた長編版となります。短編版の続きではなく、物語の最初から描いており、テンポは短編版の方が良いですが、興味のある方はお読みいただけると嬉しいです。全18話です。 また、指摘いただきタグを見直しおてります。間違ったタグをつけており申し訳ございません。 ご指摘ありがとうございました。
2

次期王太子妃の座はお返しいたします

幼い頃から王妃教育を受けてきた公爵令嬢セシル。 王太子ルイスと婚約を結んでからというもの、彼の仕事を陰で支え続け、その評判をつなぎ止めてきた。 けれどルイスの心は、子爵令嬢ロザリーに向いていた。 手柄はルイスのものに、居場所はロザリーのものにされ、それでもセシルは何も言わずに務めを果たしてきた。 しかしある日、ルイスは悪びれもせずに告げる。 「君とは子どもを作らない。世継ぎはロザリーに産んでもらう。君は務めだけ果たしてくれればいい」 そしてその日、セシルは婚約を終わらせると決めた。
3

裏切り者たちに、もう何も差し上げません

伯爵令嬢エレノアは、十年間尽くした婚約者を妹に奪われ、両親にも勘当されてしまう。だが、家族は知らなかった。屋敷も商会も財産も、すべて彼女のものだったことを! ついに我慢をやめたエレノアは、家族への援助を打ち切り、新たな人生を歩み始める。すると、傲慢な家族と元婚約者はたちまち転落! 一方、彼女には冷徹と噂される公爵から突然の求婚が舞い込んで……。裏切り者たちへの痛快ざまぁと、一途な溺愛が織りなす大逆転恋愛ファンタジー!
4

【完結】私が死んだ日、家族はようやく真実を知った

父にも母にも、実の兄にも、婚約者にも信じてもらえなかった公爵令嬢エリシュカ。 すべては、愛らしい妹ズザナの嘘と策略によるものだった。 身に覚えのない罪で家族から勘当され、婚約まで破棄されたエリシュカは、絶望の末に国を去る。そして、死んだものとして扱われることになった。だが、彼女を失った家族は、やがて自分たちがどれほど愚かだったかを知ることになる。 一方、エリシュカは北の公爵ラドミールに救われ、初めて自分を信じ、愛してくれる人と出会っていた。 今さら謝られても、もう遅い。 これは、愛を失った令嬢が本当の幸せを手に入れ、彼女を裏切った者たちが後悔する物語。
5

暴漢に襲われた公爵令嬢を庇ったら、その兄令息に溺愛されました

幼馴染の侯爵令息と婚約していたオリアーヌ。 学園の卒業まであと僅かという時、婚約者ジルベールと親友エディットとの浮気が発覚し、婚約の解消を告げられる。 二人と縁を切り前を向くオリアーヌだったが、エディットは今まで通り親友であることを望み、あろうことか自分の侍女になって一緒に侯爵家に来てほしいと言い出す。それは婚約者探しが難航するオリアーヌへの気遣いだといい、ジルベールも賛成しているという。 さすがにそんなことは承服しかねると拒絶するも、世間ではそれが真実のように噂が流れる。 そんな未来は受け入れられないと、主人公は家族と自分自身のために動き出すが―― 2026.10.17 HOTランキング1位になりました。ありがとうございます。 R15は保険です。あらすじやタグは変更になる可能性があります。 ふんわり設定の世界観なので、広いお心でお読みください。
6

〔完結〕婚約者の公爵様が伯爵令嬢を抱きしめていたので、私は身を引くことにしました

侯爵令嬢エレナには、三年間愛し続けてきた婚約者がいる。 ヴァレンティーヌ公爵アレクシス。 口数は少ないけれど、いつも優しく、エレナを大切にしてくれる男性だった。 だから、信じていた。 たとえ彼が幼馴染の伯爵令嬢セシリアと何度も二人きりで会っていても。 夜会で親しげに腕を組んでいても。 自分との約束より、彼女からの相談を優先されても。 「アレクシス様は、私を愛してくださっているのだから……」 そう自分に言い聞かせてきた。 けれど、ある日の午後。 公爵邸を訪れたエレナは、庭園で婚約者がセシリアを抱きしめている姿を目撃してしまう。 「お願い、アレクシス。私を一人にしないで……」 彼の胸に顔を埋めるセシリアと、その肩を抱くアレクシス。 もう、信じることができなかった。 翌日、エレナは婚約解消を申し出る。 「アレクシス様。どうか、私との婚約を解消してください」 「待ってくれ、エレナ。それは誤解だ。私が愛しているのは君だけだ」 しかし、エレナの心はすでに深く傷ついていた。 「では、どうして……いつもあの方を優先なさるのですか?」 実は、アレクシスは一度も心変わりなどしていなかった。 ただ、幼馴染の涙を放っておけず、その執着にも、婚約者の寂しさにも気づいていなかっただけ。 けれど、誤解だったとわかっても、失われた信頼は簡単には戻らない。 愛しているのに、信じられない。 婚約解消を願う令嬢と、初めて彼女の涙の理由を知った公爵。 すれ違ってしまった二人が、もう一度愛を取り戻すまでの、切なく甘い短編恋愛物語。 ※全2話完結予定・ハッピーエンドです。
7

微笑む公爵令嬢は、全てを憎んでいる

妹リーシュに婚約者を奪われ、夜会で婚約者リザルドに冤罪で断罪された公爵令嬢アニスタ。 アニスタは夜会を後しにそのまま修道院へ入る。 彼女が去った公爵家と伯爵家は、これまで隠されていた問題に直面し、崩壊の危機に陥っていく… よくある婚約破棄ものです。
8

花嫁の席も侯爵家の仕事もお返しします。

「君の代わりは彼女がする」 婚約者のロアン侯爵にそう告げられた夜、リゼの席には別の令嬢の名前が置かれていた。 二年間、宴の支度も、布の調達も、支払いの調整も。 「未来の侯爵夫人なのだから」と、報酬もなく引き受けてきた。 けれど、花嫁の席まで譲れというのなら――。 「では、私の仕事もすべて、彼女に」 引継ぎを済ませ、母から受け継いだ小さな白糸工房へ戻ったリゼ。 そこで出会ったオルセン公爵セオは、彼女の仕事に正当な対価を払い、できないことには「できない」と言っていいと教えてくれる。 仕事を離れた食卓。自分で選ぶ服。会いたいから会いに行く約束。 役に立たなければ居場所はないと思っていたリゼの日々に、少しずつ、優しい恋が芽生えていく。 一方、彼女の仕事を「誰にでもできる」と切り捨てた侯爵家では、華やかな暮らしの裏側が綻び始めていた。 今さら戻れと言われても、あの席には座りません。 私が望む居場所は、私が選びます。 尽くすばかりだった令嬢が、仕事も誇りも手放さず、大切にされる幸せを知る恋の物語。
9

「正妃は彼女にする。お前は側妃で我慢しろ」と言われました――お断りしたら、隣国の皇帝陛下に「妃は君ひとりでいい」と求婚されました

「正妃は彼女にする。お前は側妃で我慢しろ」 八年間、王太子の婚約者として尽くしてきたアイリス。 彼女の頭に合わせて作られた冠は、目の前で別の女性へ渡された。 それでも側妃として残り、新しい正妃を支えろという。 王太子が信じているのは、彼女が王家との縁を捨てられないこと。 不名誉な死を遂げた父への恩赦を望む限り、最後には折れるはずだと。 「側妃には、なりません」 婚約を終え、父の過去も自分で確かめると決めた彼女が出会ったのは、隣国の皇帝マティアスだった。 人の声を聞き、その人の名を大切にする皇帝。 父のためでも、仕事のためでもなく、ただ「君と踊りたい」と手を離さない。 次は、自分から会いに行きたい。 この人の手を取りたい。 誰かの役に立つためではなく、わたくしが、この人の妻になりたい。 「妃は君ひとりでいい」 唯一の伴侶として望まれる恋が育つ一方、王太子たちはまだ、彼女の忠誠を当てにしていた。 けれど、最後に差し出された恩情を受け取るつもりは、もうない。 悪縁を自ら断ち、父の名と自分の人生を取り戻す反撃。 求婚から婚礼、結婚後も互いを独り占めしたい二人の幸福まで描く、独立完結の異世界溺愛ロマンス。
10

全てを許した令嬢が許さなかった時

【全文執筆済み 完結保証】 魔力をステータスとするのに他人の魔力を嫌悪する歪な世界 ノルディリア王国の公爵令嬢のクロエ・アイゼンベルクは身体に魔力を流し、他人から嫌悪されながらも愛する人のために治療を続けていた。 だが、彼女の心は崩壊寸前――。 そして治療開始から約五年後――。 全てが終わり、自分を虐げてきた愛していた人や家族の心も戻ってきた。 もう全ていりません。 なぜ、私に構うのですか? ええ、許しますよ。だから放っておいて。 後悔してももう遅い。 そして遅いのは彼や家族だけでなく、まだ大丈夫だと奢っていた彼女の『番』もそうだった――。 全てを許してきた令嬢が全てを捨てて、自分の意思で未来を選ぶハッピーエンドのお話です。 ※序盤はシリアスですが、物語が進むにつれてコメディ要素が強くなります ※元鞘ではありませんが、後悔した男性とのお話になるので、読む方によっては元鞘感を感じるかもしれません ※R15は若干の暴力描写があるためのものです ※創作ゆえのご都合な部分もあります
11

「お姉様なんだから譲ってあげて」と言われたので、婚約者も工房も、あの青の名前もお譲りしました

「イルゼ。お姉様なんだから、譲ってあげて」 伯爵家の長女イルゼは、婚約者も、工房も、自分が染めた「夜明けの青」という名前まで、妹のものにされてきた。 顔合わせの席で、婚約者は言う。「妹君のほうが、才能がおありだ」 イルゼは手袋を外し、爪の際まで藍に染まった指を卓に置いた。 「はい。お譲りします。――ただ、あの青の染め方だけは、私の手の中にしかありませんので」 祖母の残した川上の染め屋で、ふたたび青を建てるイルゼ。 その手を二年前から探していたのは、王妃付きの、無口な仕立て師だった。 ※家族と元婚約者は、あとからしっかり思い知ります/ハッピーエンド ※カクヨム・アルファポリスに、同じ名前で掲載しています
12

「お前には才能があるだろう」父はそう言って、私の婚約者を妹に譲ろうとしました

王立魔法学校を首席で卒業し、稀代の魔法使いと称される伯爵令嬢アルシェナは、その優れた才能を領地のために尽くしてきた。 父はそんな彼女を誇りに思っていたが、魔法の才能に恵まれなかった妹ルミシェナには甘く、幼い頃から何かにつけて姉に譲歩を求めていた。 アルシェナも家族のためだと自分に言い聞かせ、父の期待に応え続けてきたが、ある日、とうとう婚約者まで妹に譲るよう求められてしまう。 「お前には才能があるだろう。ルミシェナには、お前ほど多くの選択肢がないんだ」 父はそれが当然の判断であるかのように告げ、婚約を解消した後もアルシェナには伯爵家を支えてもらうつもりでいた。 これまで家族のために努力し、数え切れないほどの我慢を重ねてきたアルシェナだったが、今回ばかりは父の言葉を受け入れることができなかった。 そして彼女は、父も妹も、婚約者さえも予想していなかった選択をすることになる。
13

【完結】花嫁の代わりはいくらでもいるそうなので、あなたの結婚式には出席しません

「花嫁が替わるだけですもの。式の支度は続けてちょうだい」 婚約披露の席で、私の椅子に座っていたのは別の令嬢でした。 その首には、亡き母の真珠まで。 三年間、侯爵家の宴も婚礼も整えてきたネリシェ。 婚約者に捨てられ、それでも無償で働けと言われた彼女は、引継ぎを終え、今度こそ屋敷を出る。 母の形見と、自分の未来を連れて。 雨の日に出会ったのは、三度も縁談を断ったという冷徹な公爵。 けれど彼が尋ねたのは、家柄でも、持参金でもなかった。 「何を食べたい?」 誰かの望みばかり叶えてきた彼女には、それがいちばん難しい質問だった。 一方、残された侯爵家では、豪華な婚礼の支度が次々と行き詰まる。 安く済んだ買物も、当然だった信用も、奪ったつもりの婚資も――本当に、あなたたちのものだったのでしょうか。 もう、戻る席はいりません。 私が座りたいのは、私の望みを待ってくれる人の隣です。 婚約破棄から始まる、恋と独立、そして何度でも訪れる因果応報の物語。
14

誕生日に「妹を愛している」と婚約破棄されましたので、贈り物係も辞めます ~公爵様が欲しいのは、わたし自身だそうです~

二十歳の誕生日、伯爵令嬢ロゼリアは「妹を愛している」と婚約破棄された。 なのに、貴族への贈り物の手配は続けろという。 「もう婚約者ではありませんので、お引き受けしません」 無償の贈り物係を辞め、自分の仕事を選んだ彼女。 そんなロゼリアに、アーヴィン公爵は「好きな花」を尋ねてくれた。 誰かのために選ぶばかりだった日々が、大切にされる毎日に変わっていく。 一方、彼女の気配りを失った元婚約者たちは、次第に困り始めて――。 不遇な令嬢が仕事と一途な恋を手に入れる、婚約破棄から始まる逆転溺愛物語。
15

婚約破棄しておいて「他の男に嫁ぐな」ですか?――あなたの上官の騎士団長様は、わたくしにだけ甘すぎます

「僕はヴィオレットと結婚することになった。だから、君との婚約は解くよ」 七年待った婚礼の、ひと月前。 セシルは祝宴の席を別の令嬢に奪われ、婚約を破棄された。 それなのに、元婚約者ユーグは言う。 「ただ、他の男との噂は立てないでくれ」 結婚はしない。けれど、彼女だけは自分を好きなままでいてほしい。 そんな身勝手な期待に、もう付き合うつもりはなかった。 指輪を返し、外套を預かる頼みも断ったセシルが、自分のために踊りたいと望んだ夜。 手を差し出したのは、ユーグの上官に当たる騎士団長レオナールだった。 仕事では迷いなく人を導く彼が、二人きりでは、驚くほど甘い。 朝市でパンを半分にし、並んで馬を走らせ、もっと触れたいと願う。 守られるだけではなく、セシルも自分から彼を誘い、恋を進めていく。 だが、合鍵を返しても、ユーグの干渉は終わらない。 かつて助けた恩と「心配している」という言葉で彼女の行く先を塞ぎ、ついには騎士の権威まで持ち出して――。 婚約を捨てたあなたの許可は、もう要りません。 わたくしを選ぶ人と、わたくしの望む明日を生きていきます。 悪縁を断ち切る痛快さと、互いを求める甘い恋を描く、独立完結の異世界恋愛。
16

婚約者が選んだ妹は、私の作品を自作と偽る「天才」でした―今さら新作を頼まれても、もうお断りです―

婚約者が選んだのは、「天才デザイナー」と称賛される妹だった。 けれど、その服を設計していたのは、姉のオディール。 図案を描き、職人と相談し、仮縫いで修正を重ねても、発表されるのは妹の名前ばかりだった。 婚約を解消されたあとも、家族は当然のように言う。 これからも、妹のために描き続ければいいと。 オディールは、その仕事を断った。 引き継ぎを終えて工房を去り、北部で自分の名前による服作りを始める。 新しい仲間と、自分の話を聞いてくれるバスティアン。 仕事も、休日も、彼と過ごす時間が楽しみになっていく。 一方、姉がいなくても困らないはずの実家では、新作の相談が滞り始めていた。 色を選び、華やかに紹介するだけでは、次の一着は生まれない。 妹の才能を褒めていた婚約者も、誰が設計していたのかを説明できなかった。 戻ってくれば、すべて元どおり。 そう考える家族と元婚約者に、オディールが差し出す図案は、もうない。 やがて問われ始めるのは、妹が自分の名前で積み上げた実績と、その才能を見抜いたつもりでいた婚約者の信用だった。
17

十五年も経っています。婚約者だった勇者が後悔しても、もう遅い【11/2番外編・二話更新予定】

十七歳の誕生日、勇者になる夢を追う婚約者に「待っていてほしい」と言われたマルティナ。五年後、彼は魔王を倒せないまま帰還し、婚約を破棄した。 それから十年。三十二歳になったマルティナは、武器屋の店主として幸せな日々を送っていた。 そんな彼女の店に、かつての婚約者が剣を売りにやって来る。 「待っていてくれと……言えばよかった」 今さら後悔しても、もう遅い。
18

悪役令嬢の私が出ていったら、攻略対象全員の人生が詰みました

「では、私が担当していたすべての仕事を、お返しいたします」 婚約破棄された翌朝、王宮は地獄と化した。 公務は滞り、天才魔術師の研究は止まり、騎士団の物資は不足。王太子の外交まで行き詰まり、これまで順調だったはずの王宮は、あっという間に混乱へと陥っていく。 けれど、誰も知らなかった。 彼らが無能だったのではない。 彼らが気づかないうちに、すべての失敗を防いでいた女性がいたのだ。 アステリア・ヴェルグレイス。 透き通る氷青色の髪から「氷の令嬢」と呼ばれた公爵令嬢は、乙女ゲームの世界に転生して以来、王太子をはじめとする攻略対象たちを陰から支え続けてきた。 それなのに、卒業記念舞踏会で待っていたのは、身に覚えのない罪を並べ立てられた末の婚約破棄。 「冷酷な悪役令嬢など、もう結構です」 アステリアは怒りも涙も見せず、すべての仕事を返却し、王都を去った。 向かった先は、荒れ果てた北方の領地。 そこで彼女を待っていたのは、赤字だらけの帳簿と、領民たちの不安。そして、彼女の能力だけでなく、努力も弱さも受け止めてくれる、無口で美しい「冬の大公」オルフェリウスだった。 誰かの役に立たなければ、愛される価値がない。 ずっとそう思っていたアステリアは、彼との出会いを通じて、少しずつ自分自身の幸せを選べるようになっていく。 一方、王都では元婚約者たちが、ようやく彼女の価値に気づき始めていた。 謝罪、後悔、復縁の申し出。 けれど、彼らが失ったものは、もう簡単には戻らない。 これは、悪役令嬢と呼ばれた女性が、自分を犠牲にする人生を終わらせ、本当の居場所と愛を見つける物語。
19

邪魔者は消えますので、どうぞお幸せに 婚約者は私の死をお望みです

旧題:ゼラニウムの花束をあなたに リリネリア・ブライシフィックは八歳のあの日に死んだ。死んだこととされたのだ。リリネリアであった彼女はあの絶望を忘れはしない。 じわじわと壊れていったリリネリアはある日、自身の元婚約者だった王太子レジナルド・リームヴと再会した。 レジナルドは少し前に隣国の王女を娶ったと聞く。だけどもうリリネリアには何も関係の無い話だ。何もかもがどうでもいい。リリネリアは何も期待していない。誰にも、何にも。 二人は知らない。 国王夫妻と公爵夫妻が、良かれと思ってしたことがリリネリアを追い詰めたことに。レジナルドを絶望させたことを、彼らは知らない。 彼らが偶然再会したのは運命のいたずらなのか、ただ単純に偶然なのか。だけどリリネリアは何一つ望んでいなかったし、レジナルドは何一つ知らなかった。ただそれだけなのである。 ※タイトル変更しました
20

【完結】悪役令嬢ですので断罪をお待ちしておりましたが、ヒロインの攻略対象が一人も攻略されておりませんわ

乙女ゲームの悪役令嬢に転生したセレスティアは、婚約破棄と国外追放に備え、荷造りと語学の勉強に励んでいた。 ところが、逆ハーレムを狙うヒロインが現れても、攻略対象の四人は恋より仕事や研究に忙しいご様子。 思いどおりにならないヒロインは、ついにセレスティアへ濡れ衣を着せようと動き出す。 しかし、セレスティアには日々の仕事で残した記録がある。 断罪の祝賀会で明らかになるのは、いったい誰の悪事? ※初日に番外編含め8話投稿! ※全12話短編です。(番外編除く) ※どこかにありそうな内容ですが自作です。 ※コメントは、送る前に見直してください。  自分が送られて喜ぶ内容以外送らないようにお願いします。 ※世界観は作者の頭の中に。
21

婚約者に浮気されたので、肩代わりしてた公務その他をお返しします

婚約者の浮気を知ってしまった侯爵令嬢。 婚約者である王子は男爵令嬢の誘惑にハマり、侯爵令嬢のことを悪役に仕立て上げたい様子で。 どうやら彼らは、数か月後に控えるパーティーで婚約破棄と新婚約を宣言するつもりだとか。 そういうことでしたら、こちらも黙っていませんよ。
22

私を好きだといった婚約者候補が、いつの間にか姉と恋仲になっていた

シャルディネ伯爵家の次女・ルエナは、十五歳でデビュタントを迎え、その年の「ファルセイラの薔薇」に選ばれる。 姉のシエンナは家を取り仕切る強い女性で、社交界の価値観に反発し、ルエナを過保護に守っていた。 ルエナは姉を楽にしたいという思いから、女好きの噂があるゲイル・ディーセル公爵との結婚を望む。 姉に反対されながらもゲイルとの関係を育むルエナだが、結婚を間近に控えた夜会で、シエンナとゲイルが二人きりでいるのを見てしまい──。
23

婚約破棄されたので実家の薬草園に帰ります ~騎士団の皆さま、ポーションの在庫が切れても私は知りません~

「……では、来月からの騎士団のポーションは、どなたが作るのですか?」 王宮の夜会で、王太子から「薬臭い地味な女はいらない」と婚約破棄を告げられた伯爵令嬢エルシア。 彼女が真っ先に口にしたのは、自分のことではなく、騎士たちの薬の心配だった。 三年間、婚約者の務めとして騎士団にポーションを無償で納めてきたエルシア。 後任に「癒しの聖女」を名乗る男爵令嬢が名乗りを上げたため、彼女は実家の薬草園へ帰ることにする。 ところが、聖女の作った薬はまったく効かず、騎士団は大混乱。 やがて薬草園の門の前に、無口で強面と恐れられる騎士団長が現れ――深々と頭を下げた。 彼が三年間、肌身離さず持ち続けていたもの。 それは、エルシアが薬瓶にそっと挟んでいた、「ご無事で」と書かれた小さな紙片だった。 薬師令嬢と不器用な騎士団長の、じれじれ溺愛とざまぁの物語。 毎日更新します。
24

断罪は予定通りですので、引き継ぎ書を置いて参ります 〜読まなかったのは殿下です〜

公爵令嬢セシリアは、ある日突然、前世の記憶を思い出した。ここは乙女ゲームの世界で、自分は半年後に断罪される悪役令嬢。 回避?しません。だって、王太子の公務を全部こなす今の生活、正直もう限界なので。 「断罪されるなら、その前に引き継ぎを終わらせなければ」 全120ページの引き継ぎ書を完成させ、証人の前で受領サインまでもらって、完璧な礼で婚約破棄を受け入れた彼女は、静かに隣国へ旅立つ。 隣国で待っていたのは、あの引き継ぎ書を何度も読み返していた宰相補佐。定時退社と、毎日のお菓子と、少しずつ縮まる距離。 その頃、王国では公務が止まり始めていた。 「引き継ぎ書はどこだ!」と叫ぶ王太子に、セシリアは丁寧に答えるだけ。 「ご質問の件は、第47ページに記載しております」 読まなかったのは、殿下です。
25

婿養子の父には庶子がいた

「お姉様だけ伯爵様なんて、ずるい!」 母を亡くし、十六歳で女伯爵となったナタリエのもとへ、父が結婚前にもうけた異母妹キアラがやってくる。 身寄りを失った彼女を気の毒に思い、父は生活費を負担し、ナタリエも住まいを用意した。 ところが、キアラはそれだけでは満足しなかった。 「あたしも伯爵令嬢にして!」 ……いいえ。あなたは我が伯爵家の娘ではありません。だって父の庶子だもの。 当然の説明にも納得せず、使用人たちを取り込もうとし、ついにはナタリエの婚約者にまで手を伸ばすキアラ。 善意を踏みにじり、他人のものを欲しがり続ける異母妹。 その底なしの強欲が、やがて伯爵家に取り返しのつかない災厄を招いていく。 © Magi Asahi(真義あさひ)/ LinkStoryMaker ※著者IPの著作権・無断利用に関する方針は下記へ。 https://lit.link/linkstorymaker
26

玉の輿婚で誓いの言葉の時、新郎がきっぱりと「愛していない」と言い放った〜それなら結構です。わたくしから婚姻をお断りいたします〜

タイトル通りです。 落ちぶれた伯爵令嬢のもとに名門公爵家からの縁談が舞い込んだのは半年前のこと。 いつか愛し愛される夫婦になることを夢見て祭壇に上がったミルフィーユに新郎が残酷な一言を言い放つ。
27

自称病弱いとこを優先させ続けた婚約者の末路

令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。 しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。 「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」 エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。 ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。 「さようなら、ヴィンセント」 縋りつかれてももう遅いのです。
28

婚約破棄した元婚約者が、私の結婚式に乗り込んできました

「エレノア。君との婚約を破棄する」 三年前、私は大勢の貴族たちが集まる夜会で、婚約者だったアラン・グレイフォード公爵令息からそう告げられた。 理由は、彼の隣に寄り添う一人の女性だった。 「僕はミリアを愛している。彼女こそ、僕が生涯を共にしたい女性なんだ」 ミリア・ローゼン男爵令嬢。
29

婚約破棄されたので、もうあなたのために生きるのはやめました

「エレノア、お前との婚約を破棄する」 王宮の大広間に、冷たい声が響いた。 目の前に立つのは、私の婚約者である第一王子アレクシス殿下。そして、その腕に寄り添うのは、淡い桃色のドレスをまとった令嬢、リリアーナだった。 「理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
30

女はみんな俺に惚れている? そう思っているのはあなただけです

 筆頭公爵家の令嬢コルデリアの婚約者ジークは、容姿端麗で剣の腕にも自信がある王立騎士団の副騎士団長である。次期騎士団長の有力候補でもあり、女性からも人気が高い。  そんな彼は自信過剰で思い込みの強い性格だった。  ――女はみんな、自分に惚れている。  当然、女性騎士のベラも自分に好意を寄せていると信じて疑わない。  ところが実際には、ベラは上官であるジークの馴れ馴れしい態度にうんざりしていた。しかもジークは、彼女の手柄まで平然と横取りする、とんでもない男だったのだ。  一方、コルデリアはジークにまとわりついているのは、ベラだと思い呼び出して注意する。  しかし、ベラと関わりを持つようになり、どうも様子がおかしいことに気づき始めた。  自分はコルデリアとベラから好かれていると信じて疑わないジーク。しかし、その思い上がりが、やがて自分自身の首を絞めることになる。  勘違いだらけのジークが迎える、自業自得の結末とは?  公爵令嬢と女性騎士が織りなす、婚約者自滅型ざまぁ劇! ※主人公はコルデリアとベラの二人。二人の友情とか心の交流と、勘違い男の破滅の物語。 ※他サイトにも投稿しています。
31

甘い笑顔はもういらない

ティエルの婚約者オスクルムは今日も美しい男爵令嬢にだけ甘い笑顔を見せる。愛する彼の裏切りを知ったティエルは彼への愛を捨てた。 一方、オスクルムはたくさんのモノを失いつつも、男爵令嬢の甘くとろける笑顔を求め続ける。 *人が死ぬ描写があります。大人向けなダークな内容です、苦手な方はご注意ください。
32

【完結】死に戻った令嬢は二度と愛を乞わない 〜私を捨てた王太子殿下、今さら後悔しても遅いです〜

愛する王太子に裏切られ、無実の罪を着せられた公爵令嬢ネレイデ。信じていた妹にも陥れられ、誰にも真実を聞いてもらえないまま命を落とした。 けれど、目を覚ますと、そこはすべてが始まる前の過去だった。 「もう二度と、あなたのために生きたりしない」 二度目の人生で、ネレイデは王太子への愛も、妹への献身も捨てることを決意する。 そんな彼女の前に現れたのは、冷静沈着なモンテヴェルデ公爵ダミアーノ。 自分の力で陰謀を暴き、奪われたものを取り戻していくネレイデ。やがて彼女を捨てた王太子は後悔し、妹は自らの罪の報いを受けることに。 もう愛を乞うことはない。 これは、傷ついた令嬢が自分の人生と本当の愛を取り戻す物語。
33

え? 私、悪役令嬢だったんですか? まったく知りませんでした。

貴族院を歩いていると最近、遠くからひそひそ話す声が聞こえる。 ーーー「あの方が、まさか教科書を隠すなんて...」 ーーー「あの方が、ドロシー様のドレスを切り裂いたそうよ。」 ーーー「あの方が、足を引っかけたんですって。」 聞こえてくる声は今日もあの方のお話。 「あの方は今日も暇なのねぇ」そう思いながら今日も勉学、執務をこなすパトリシア・ジェード(16) 自分が噂のネタになっているなんてことは全く気付かず今日もいつも通りの生活をおくる。
34

「お前は必要ない」と婚約破棄された令嬢ですが、翌日から王国が大混乱です

「お前はもう必要ない」 王宮の大広間に、その冷酷な声が響き渡った。 私は静かに顔を上げ、目の前に立つ婚約者を見つめた。 この国の第一王子、アレクシス殿下。 そして、その腕にしがみついているのは、男爵令嬢のリリアーナだった。 「エレノア。お前との婚約を破棄する」 「……理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?」 「理由だと?」
35

【短編】そんなに幼馴染が大事なら、私も好きにしますわ

幼馴染を常に優先する婚約者。いくら祖父同士の約束で婚約者になったとはいえ限度があると婚約解消するのだが……??
36

婚約破棄された私を捨てた王太子は、真実を知って後悔する

王宮の大広間には、華やかな音楽と貴族たちの笑い声が響いていた。 煌びやかなシャンデリアの下、私は一人、静かに立っていた。 目の前には、この国の王太子であり、私の婚約者でもあるレオンハルト殿下。そして、その腕に寄り添う一人の女性がいた。 彼女の名前は、ミリア・フォン・ベルン。 最近、王宮に出入りするようになった男爵令嬢だ。 「エレノア。お前との婚約を破棄する」
37

卒業パーティーに王子が来なかった

男爵令嬢との真実の愛を見つけ、公爵令嬢との婚約破棄を計画していた王子。 それなのに断罪予定の卒業パーティーに彼は姿を現さず、男爵令嬢はオロオロとするばかり。 断罪の場に悪役令嬢が来ない話は増えてきたので、婚約破棄をする王子が来なかった場合を考えてみました。
38

地獄の沙汰も慈愛次第!婚約者は姉を溺愛したので私は真実の愛を貫きます!

社交界で誰もが羨む幸福なシャンデラ伯爵家。 しかしその幸福は犠牲の上で成り立っていたのだった。 とある事情から長女ファティマは婚約を王族との婚約が解消となった。 傷心するファティマを救うべく何かにつけてファティマを優先し次女のディアナを後回しにして来た。 しかし家族の口癖は「家族を大切にしないと」だった。 傷心の姉を大事にしたい気持ちと、家族なのに大事にされないことに苦しんだディアナに婚約者は残酷な言葉を投げつけ婚約破棄宣言をした。 傷ついたディアナに追い打ちをかけるようにお茶会の席で毒を盛られてしまう。 一命を取り留めたディアナは前世の記憶を思い出したのだった。 姉だけを溺愛する家族も婚約者にも見切りをつけたディアナは伯爵家を出ることを決めたのだが、何故か乳母と護衛騎士も伯爵家に辞表を突きつける始末に… 一方、実家ではディアナが抜けた穴が大きく。 これまで陰で支えてくれたことに気づき、後悔をするようになる。 ファティマに至っては社交界で醜聞を流され、妹の婚約者を寝取り邪魔だから妹を見殺しにした悪女説が浮かび上がるのだった。
39

『屋敷のものには触れるな』と言われたので、白い結婚の三年間、何にも触れずに屋敷ごと買い取りました

「この屋敷のものには、一切触れるな」 初夜に、夫はそう言いました。白い結婚。夫の愛人は、幼馴染。 私は、頷きました。 「承知しました。一切、触れません」 扉は侍女に開けてもらい、椅子は持参のスツール、台所の匙にも触れない。三年間、本当に何にも触れなかった私は、その間に、夫の借金の証文を、一枚ずつ買い集めていました。 三周年の夜。夫が離縁を告げた、その日。 私は、静かに言いました。 「この屋敷は、いまから私のものです。……屋敷のものには、触れずにお持ち出しください」
40

百年の恋も一瞬でさめる〜愛していたからこそ、あなたを捨てることに迷いはありません~

ずっと愛してきた婚約者が、その妹のために半年前から予約オーダーメイドしていたネックレスを彼の妹が欲しがっただけで、あっさり譲歩してくれと言い放つ。 しかも代金は、こっち持ち。 今まで何度も繰り返された光景に、ついにキレた。 その場で、婚約解消を申し出た主人公は、颯爽と馬車に乗り込む。
13,620件

アルファポリスの恋愛小説のご紹介

アルファポリスの恋愛小説の一覧ページです。
イケメンとの甘々な恋愛から悪役令嬢などの異世界転移ものまで、胸キュン、切ない、純愛などの多彩な恋愛小説が満載です。
「悪役令嬢」 「婚約破棄」 「溺愛」 「ざまぁ」 「オフィスラブ」 人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。