恋愛 片思い小説一覧
夜中、突然スマホの通知が鳴り響く。
「相談があるんだけどいいかな。」
まさか君から連絡が来るなんて思っていなくて、一瞬固まった。
俺は急いで既読を付けた。
あの頃の俺には何もなくてさ、君とは不釣り合いだと思っていた。
「俺のどこがいいの?」
なんて聞いたことがあったね。
そしたら君は笑って答える。
「秘密だよ。ばーか!」
放課後は二人で帰ることが習慣になった。
俺の壊れた自転車がうるさくて、それは君のツボだった。
雨の日、一本の小さな傘を分け合ったこともあったね。
ビショ濡れになっても君は笑っていた。
君といるとさ、何もかもが楽しくて、そんな幸せが俺を変えてくれた。
それなのにこれがあたりまえだと思っちゃってさ、
君といる大切さに気付けなくなってしまった。
大粒の雨が降っていた。
放課後、君を体育館裏に呼び出して、
そして別れを告げた。
君は何も言わなかった。俺を責めなかった。
ただ、なにも言わずに泣いていた。
進学して学校は離れたけど、それからも連絡は取り続けた。
君は相変わらず優しかった。
でも、急に返事が来なくなった。
SNSで知ったけど、彼氏ができたんだね。
君の勝手だから何とも思わないけど。
思わないけど、なんだろうこの気持ちは。
言葉にならない気持ちのせいでその日の夜は眠れなかった。
近くの学校だったのに、君とは一度も会わなかった。
ああきっとこれは天罰だ。君を苦しめた罰だ。
身勝手な俺にはお似合いな罰さ。
やっぱり君のことが好きだ。
「こんな夜中にごめんね」
なんて君は言うんだ。
むしろ俺からしたら「ありがとう」なんだよ。
頼ってくれてありがとう。
また出会ってくれてありがとう。
文字数 675
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
完全フィクションの物語
できるだけリアルに近づけたつもり
男子が主人公で片思い
女子の方も片思いで、卒業後に海外移住予定
作者の私の友達からの課題でこの物語を作った
卒業式、片思い、この2つの課題で書いた
文字数 4,211
最終更新日 2022.03.12
登録日 2022.03.12
片思い......。
P.S. 詩(し)、物語(ものがたり)、詩物語(しものがたり)
文字数 2,747
最終更新日 2019.10.03
登録日 2019.10.03
共に旅をする勇者に密かに想いを寄せる、女戦士ライカ。
魔王討伐の決戦前夜!
彼女は果たして、自分の気持ちを打ち明ける事が出来るのか……?!
一緒に旅を続ける中で生まれた恋を描きました(^ ^)
素敵な表紙絵は、僕僕様に描いて頂きました!(^^)
※こちらは別サイトのコンテストにて、短編&文字数指定があった為に簡潔な内容になっております。
ご了承下さい。m(_ _)m
ひとまず完結という形を取らせて頂きますが、後々レビュー頂きました事を加えて改訂版として書かせてもらう予定です。
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、
実在のものとは関係ありません。
〈別サイトにて〉
2017年8月10日(木)
投稿・完結
文字数 2,770
最終更新日 2019.02.11
登録日 2019.02.11
小学生から知っている幼馴染に恋をしている主人公は、長年の片思いに決着をつけるべく、とうとう勝負に出るが…?
文字数 1,838
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.05.28
それは、一軒のアパートでの物語。
アパレル販売員
ファッションモデル
地下アイドル
世間知らずのお嬢様
体育会系サラリーマン
ネットオタク
それぞれ普通の日常が、ひょんな事から絡み合う――――。
そこから始まる恋愛事情!!
文字数 35,074
最終更新日 2019.04.18
登録日 2019.04.01
僕はあのころ、なにもわかっていなかった……。
この声を超えた向こうにあるもの。言葉がなくても伝わる想い。これはひとりの青年がある愛の形を見つけるまでの、小さな物語。
文字数 4,938
最終更新日 2021.04.27
登録日 2021.04.27
『中学は違うが、塾が一緒の不健康女子。痩せて小さく同じ歳には見えないその女子が――俺はずっと気になって仕方なかった』
岩並丈夫、空手をたしなむ大柄筋肉質な中学三年生、童貞。目下の悩みは。
「岩並君に似合うもの? 種付〇プレス」
「!?」
何考えてるか判らない貧弱系小柄不健康女子への、止まることない片思い。
これは、健康優良男子が、貧弱で始終ぐんなりしている不健康女子の異質ぶりに触れているうちに好きになっちゃったんだけどどうしよう、というお話です。
性的描写のある話には※マークあり。
ムーンライトノベルズにて投稿中のものの改訂版となります。
文字数 458,643
最終更新日 2020.05.07
登録日 2019.07.09
クラスにいる美少女、月野美羽さんのことが気になっている主人公。
ある日、彼女に言い寄る男が現れるが、まったく動揺しない彼女に違和感を拭えなかった。
そして、とある彼女の秘密を知ることとなり…
文字数 2,257
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.06.25
大学受験が終わり、9年間片思いしていた相手に告白した主人公。
結果はなんとOKだった。
しかし、翌朝起きてみると、彼女の様子がおかしい。
そして、主人公は身に起きた衝撃的な出来事に気づいてしまう…
文字数 1,431
最終更新日 2022.08.17
登録日 2022.08.17
毎年バレンタインデーの日に不思議と思い出してしまう過去の恋愛。
18歳になったタカシは今年も教習所で何気なくその思い出を振り返っていたが、この恋はまだ終わっていなかった。
超短編小説の予定です。
文字数 2,029
最終更新日 2020.04.16
登録日 2020.04.14
大学3年に進級することをきっかけに、私藤田千景は新しいバイトへ身を投じた。
新しいバイト先は、みな親切でフレンドリーである。
そんな中で、仲良くなった一人の男の子。
彼、桐谷航河は、一つ下の大学二年生。
一緒に過ごしていくうちに、あっという間に彼に惹かれるようになっていた。
――しかし、彼には彼女がいた。
それでも、好きな人と仲良くしたい、一緒にいたい。
「どうか、この友達以上恋人未満の何とも言えない関係が、これからも続いて行きますように」
藤田千景が過ごす、大学3年春から、大学卒業までの片思いのお話。
※一人称視点です。
※もどかしさ、焦ったさ多目です。
※彼女のいる男性に恋をします。NTR等の表現はありませんが、人によって考え方、行動、表現において不快となる部分が含まれる可能性がございます。ご注意ください。
※泥沼化はしません故、悪しからず。
※一部、未成年の飲酒喫煙表現等ございますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。物語上の演出です。
▽
この小説には、続編が存在します。
社会人になって数年経った未来を舞台に、【あの時、一番好きだった君に。-夢現編-】として、今後連載を予定しています。
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この小説は、ノベルピア、小説家になろう、カクヨム、pixivでも連載しています。
▽
以前別名義で完結させた話を、過去と現在で分割し、加筆修正して再構築したものです。
文字数 127,252
最終更新日 2024.02.08
登録日 2022.12.24
文字数 50,161
最終更新日 2024.02.24
登録日 2020.10.13
文字数 13,432
最終更新日 2024.02.14
登録日 2024.02.07
高校生の時好きな彼は事故で死んだ。私は彼の恋人でも、友達でもなかった。ふとしたことで亡くなった彼の部屋に入ることになった私はそこで彼が残していったものを見つけた。私はそれを手がかりにして今はいない彼の姿を求めて彷徨う。彼の残したものとはそこにあるはずがないものだった。
文字数 60,084
最終更新日 2019.02.27
登録日 2019.02.22
「俺はお前が好きだ」と、幼馴染が蛙に想い人を重ねて告白していた。それが意地悪な質問だとわかっていたのに、シュールな光景に思わず「本人に直接告白しないの?」と笑ってしまう。私は彼のことが好きだ。しかし、彼には他に好きな人がいる。だから、私は生物室へ来るたびに、イベリスに水をやる。実らなかった私の代わりに、彼が幸せになりますように。
文字数 19,924
最終更新日 2022.12.07
登録日 2022.11.29
文字数 13,389
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.19
社会人一年生の三上雪子は、ある日突然初恋の彼氏に振られてしまう。 そしてお酒に飲まれ、気付けば見知らぬ家で一夜を明かしていた。 酔い潰れたところを拾って帰ったという男性は、学生時代に元カレと仲が悪かった相手で、河村貴也。雪子は急いでお礼を言って逃げ帰る。 けれど河村が同じ勤務先の人間だったと知る事になり、先日のお礼と称して恋人の振りを要求されてしまう。 ……恋人の振りというのは、こんなに距離が近いものなのでしょうか……? 初恋に敗れ恋愛に臆病になった雪子と、今まで保ってきた「同級生」の距離からの一歩が踏み出せない、貴也とのジレ恋なお話。
文字数 71,027
最終更新日 2021.09.01
登録日 2021.07.23
文字数 5,720
最終更新日 2019.01.24
登録日 2019.01.22
ずっと話してみたかった。
少しでも困っている彼女を助けられたなら、
僕はそれだけで嬉しい。
文字数 1,635
最終更新日 2020.06.25
登録日 2020.06.25
私は、車に轢かれそうになっていた猫を助けようとして、一緒に轢かれてしまった。
そしてふと気付くと、私の身体は猫になっていた!
絶望しかけたが、そのおかげで、片想いしていた人に飼ってもらえることになり……。
文字数 8,862
最終更新日 2023.08.26
登録日 2023.08.26
数々の苦難を乗り越えてようやく結婚した二人。
しかし、新婚ホヤホヤな二人に新たな問題が?!
夜の営み、ヴァロンの過去、親友の秘密?!
擦れ違うそれぞれの想い。
果たしてみんなの運命は……??
※一部物語の展開上に最低限必要な性的描写、また同性愛の表現を含みます。苦手な方はご注意下さい。
ベッドシーンは飛ばせるようになっております。
この作品は前作
『夢の言葉は魔法の呪文』『夢の言葉は魔法の呪文+《プラス》』の、続編になります。
この作品だけでも楽しんで頂けるよう書いてありますが、物語を深く理解して頂くためには前作を先に読んで頂く事をオススメします。
また、この作品を読んで前作に興味を持って頂けたら嬉しいです(*^^*)
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、
実在のものとは関係ありません。
〈別サイトにて〉
2016年10月15日(土)
投稿・連載開始
2016年12月1日(木)
完結
アルファポリスでは、それを少し修正+専属絵師様:不器用なヤン様のイラストを追記して載せていきます(^ ^)
文字数 146,742
最終更新日 2019.09.06
登録日 2019.03.17