恋愛 完結済み小説一覧

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恋愛 完結 長編 R18
 花枯らし──それは魔力を封じる忌避される歌。  そんな歌声を持つ歌姫・シュトリカはある日突然、一人の男に身を買われてしまう。  シュトリカを買ったのはベルカスターの王・エンファニオだった。  呪いをかけられ、非道な人格に乗っ取られたエンファニオを救うため、シュトリカは忌まれし歌で彼を救おうとするのだが……。  (R18シーンには※印つき。毎日12時か21時過ぎに投稿)  (ムーンライトノベルズでも掲載予定)  (2021/03/10 完結しました)  (表紙絵・長月京子様作)
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小説 29,375 位 / 184,266件 恋愛 12,443 位 / 56,045件
文字数 126,303 最終更新日 2021.03.10 登録日 2021.02.14
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恋愛 完結 ショートショート R15
アウス殿下に婚約破棄を宣言された。アルマーニ・カレン。 そして、殿下が婚約者として選んだのは妹のアルマーニ・ハルカだった。 婚約破棄をされて、ショックを受けるカレンだったが、それ以上にショックな事実が発覚してしまう。 アウス殿下とハルカが国の掟に背いてしまったのだ。 追記:メインストーリー、只今、完結しました。その後のアフターストーリーも、もしかしたら投稿するかもしれません。その際は、またお会いできましたら光栄です(^^)
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文字数 3,869 最終更新日 2021.04.19 登録日 2021.04.18
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恋愛 完結 短編
彼女の名はミレイ・ミーズアイ。 「溺愛物語」というわけのわからない乙女ゲームの主人公だ。 そのゲームの主人公の容姿は影で表されており主人公の名も自分の好きな名前に設定できた。そのためなのかミレイは元々の自分や容姿までもがそのまま。 しかしミレイがゲームをしていたのは推しの悪役令嬢。マリア・エルトリスを見るためにゲームをしていて転生してからはマリアを国外追放や死刑にならない為に攻略対象者とは関わらない生活を送りたいのに皇太子殿下がしつこく絡んでくる。 しかしこの転生には裏があって…?そんなお話
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文字数 20,705 最終更新日 2022.12.05 登録日 2022.12.05
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恋愛 完結 短編
だって私はヒロインではなく、当て馬の悪役令嬢だから。 私が誰かと結婚しても、その相手が不幸になるだけだと分かっているから。 でも── (もしこのひとと結婚したら) 『運命の女神はあなたのほうですよ』 (このひとだけは絶対に悲しませたくなかった) 『やっぱり僕の目に間違いはなかったです』 (きっと幸せに……) そんな根拠のない確信を抱くほどに美しい横顔に、思わず目を奪われてしまう。 ああ……そんな目で見ないで。 そんな優しい声で囁かないで。 だって── 「……もう、分かった」 「え?」 「わたし……あなたの花嫁になります。なってあげるわ! 仕方がないから!」 思わず大きな声が出てしまう。 そんな私に、彼は一瞬びっくりした顔をして……それからすぐに満足そうに微笑んだ。 ああもう……心臓が痛い。ドキドキしすぎて胸が破裂しそうだ。 「よかった」 そう言って、彼が私の手を取る。 私はその手を握り返すこともできず、ただ呆然と立ち尽くしたまま……真っ赤な顔を隠すように俯いた。 ◇◆◇ 「ぼっちゃま。そろそろお時間です」 そんな執事の声に促されるように、僕は読んでいた本を閉じる。 もうそんな時間か。どうやら彼女といると時間が経つのが早いみたいだ。 (そういえば) 結婚の承諾を得たはいいけど……結婚式まではまだ少し時間がある。 (なにをしよう) 結婚するからと言って、特に何かを変えなければいけないということはないだろう。 ただ、この関係に名前がつくだけ。 僕と彼女は婚約者になったのだ。 「ぼっちゃま」 そんなことを考えていると、再び執事に名前を呼ばれる。 「もう時間ですか?」 そう尋ねると、彼は呆れたようにため息をついた。 「本日は奥様とのデートだと申し上げたでしょう」 「……そうでしたね」 ああそうだ。そういえば今日は彼女とデートに行く約束だった。 (さて……) 準備をしないと。そう思ったが、どうにも身体が重い。 今日のためにいろいろ考えてきたけれど、彼女に受け入れてもらえるのか不安でたまらないのだ。 (結婚は了承してもらったけど) もし断られていたら? 僕と結婚するのはやっぱり嫌だったと言われたら? そんなことばかりが頭の中を巡ってしまって……すごく緊張している。 (どうしよう……) そんなことを考えているうちに時間だけが過ぎていった。
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文字数 1,018 最終更新日 2023.12.26 登録日 2023.12.26
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恋愛 完結 長編
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貴方が私を嫌いでも 私は貴方が大好きだから 手紙に綴ります。 貴方と出会えた幸せをありがとう
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文字数 29,698 最終更新日 2021.10.21 登録日 2021.10.10
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恋愛 完結 短編 R15
学校の帰り道。 道を曲がった先で見た光景で――私、|結城茜《ゆうきあかね》は自分がアニメだか漫画の世界のモブに転生した事を思い出した。 目の前には、ヒーローとキーパーソンになる捨てられた黒猫。 見なかった事にすれば、物語はきちんと始まるのだろうけれど……。 私は、目にした黒い仔猫に一目惚れ。お持ち帰り決定! そして、その仔猫を拾っちゃったのが縁で、何故だかヒーローと仲良くなっちゃって? R15は保険です。 ※ こちらは小説家になろうにも掲載しています。
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文字数 24,896 最終更新日 2020.02.22 登録日 2018.10.19
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恋愛 完結 短編
夕暮れの浜辺で思いがけず出会った『彼』は、俳優としてデビューを控えたイケメン青年。一般人とは住む世界が違う彼に対し、私は叶うはずのない恋心を募らせていく……。
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文字数 7,482 最終更新日 2020.08.30 登録日 2020.08.30
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恋愛 完結 短編
今日はお気に入りの場所に愛する人、律樹とともに来ている。私が育った街の、小さな観光地である灯台。それから灯台の見える展望台。海辺の街ならではの海鮮丼が出てくる居酒屋。 だってこれは誓ったことだから。 最後まで読んで意味が分かるとぞっとする、恋愛短編になっています。
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文字数 10,056 最終更新日 2024.04.15 登録日 2024.04.15
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恋愛 完結 長編
──突然のキスの後、彼は言った。 「裏川、いや、沙英。好きだ、結婚してくれ」 「ヤダよ」 わたしが好きなのは俳優忍野薫であって、高校の同級生だった忍野くんじゃないんだってば!
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文字数 70,804 最終更新日 2018.02.28 登録日 2018.01.28
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恋愛 完結 短編
「……つ、疲れた……」 寮に戻ってきたわたしは、部屋に戻って早々ベッドへと倒れ込んだ。 入学式初日からあんなことがあったせいで、精神的な疲れがどっと出た気がする。 いやまあ入学式の挨拶はわたしがやるって決めたんだし?カイルにも『ヴィーカにやらせろ』と頼まれたけど、わたしがやるって決めたから別にいいけど。 ……でも、明日以降の挨拶は誰かに代わってもらったほうがいいかな……。 「いやでも初日の挨拶もあの有様だし、他の上級生にはわたしが目をつけられてるかもしれないんだよね」 わたしはガブリエラ=フェルラルドで、ヴィーカはアルトゥール=ゲゼルということになっているのだから。 そんな立場にある人間が入学式初日に新入生代表挨拶をすっぽかして、なおかつ生徒会長からの挨拶を断るという暴挙をやらかしたとなれば、そりゃあ嫌でも悪目立ちするよね。 「まあいいけど……寝よう」 考え事しているうちに眠くなってきたので、わたしは制服から着替えることもなくそのまま寝ることにした。 さっさと寝て頭をすっきりさせたほうが良い気がするし! * * (……うーん) 翌朝。 目を覚ましたわたしが最初に感じたのは違和感だった。 (身体が痛い……?) このベッドは最高級の品質を誇る学園の備品なのだが、寝心地には定評のある高級品だ。 なのに……妙に身体の節々が痛む気がする。 これはどういうことかと思いながら身体を起こすと、制服のまま寝ていたことに気付いた。 (……制服のまま寝てたのっていつぶり?) 慣れない学園生活で疲れていたのだろうか。 わたしは普段、寝間着に着替えてからベッドに入るし、学園では生徒会役員としての仕事もあるから、こんな格好で寝ることはほとんどないのだが……まあたまにはこんなこともあるだろう。たぶん。 とりあえず、眠気を覚ますためにも顔を洗うことにした。 (……え、ちょっと待って) 洗面所に向かうわたしの足が止まる。 鏡に映ったわたしの顔は……目の周りが真っ黒だった。 (なにこれ!?なんで真っ黒なの!?) 慌てて手鏡を出して確認すれば、黒いのは目元だけじゃない。ついでに言えば顔色も悪かった。そういえばどことなく唇の血色が悪い気もするし、昨日よりも輪郭がシャープになっている気がする! なんで!? 「……っ!?」 呆然と立ち尽くしていたわたしは、急に襲ってきた眩暈に思わず壁に手をついた。 (なんだこれ、身体が……だるい……!) これはどう考えても発熱している。 保健室に行けば解熱剤がもらえるだろうが、入学式の後は在校生から新入生に向けての説明があるはずだ。体調不良を理由に休むわけにはいかない。 (こんなときのための万能解熱薬じゃないの……!?) いやまあ万能は言いすぎかもしれないけど、それでも大抵の病気や不調には効くはずなのに!なんで今朝に限って効いてないの!?
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文字数 1,273 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.29
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恋愛 完結 短編
でも、悪役令嬢としてヒロインを虐める理由がありません。 どうしてでしょうか? 悪役令嬢が悪役令嬢でなくなる展開は、イレギュラーです! 本来あるべき物語から逸脱するのです! 学園では様々な恋愛模様が繰り広げられています。婚約者や想い人から溺愛されて逆ハーレムが形成されたり……。 他の異性に好かれて愛されたりするなど……。 人それぞれですが、自分の望んだ恋愛をしていると思います。 ゲームでは、悪役令嬢の破滅エンドでもない限りは、幸せな結末を迎えることになります。 例え悪役令嬢がヒロインを虐める原因がなかったとしても……。 「それは困った事態ですわね……」 「はい……。わたくしはどうしたらよろしいのでしょうか?」 攻略対象の王子様や侯爵令息などの取り巻きに囲まれているヒロインに嫌がらせをした記憶はありません。 むしろ、どの攻略対象とも婚約者として仲良くしていた記憶があります。 破滅エンドを迎えていることから考えても、原因はわたくしにあるとしか思えません。 「あなたは、ヒロインと攻略対象が結ばれるように力添えをした方がいいと思うわ」 「え!?悪役令嬢であるわたくしが、ですか?」 「そうよ。あなたが本来あるべき物語に干渉しなければ大丈夫よ」 悪役令嬢が力添えをする展開はイレギュラーなはずです。 そんなことをしても大丈夫なのでしょうか? 不安しかありません……。 「では、ヒロインを虐めたりするのはやめておきますね」 「ええ、そうしなさい!それがいいですわ」 「わかりましたわ!」 でも、悪役令嬢であるわたくしが何もしなければ、ヒロインは何もしてこないはずです。 しばらくは様子を見てみましょう。 ◇ 「エミリィ!今日こそは僕と付き合ってもらうよ!」 「いやですわ!わたくしには心に決めた方がいるのですもの!」 (あら?今日は王宮で舞踏会があるのでは?) (はい。学園のイベントでもありますが……。このゲームでは見れませんでしたね) ゲームとは違いますが、恋愛イベントのようなものが開催される日。 「何を言っているんだい!?僕という婚約者がいながら、他の男と浮気するつもりか!?」 (この展開はゲームのシナリオにもありましたね) 「いいえ!わたくしには心に決めた方がいますの!」 ヒロインは攻略対象の一人と愛を育んでいます。 それはゲームのシナリオにもありましたし、現実でも同じなので知っていることです。 悪役令嬢であるわたくしは、その様子をお城で見ておりました。
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文字数 1,064 最終更新日 2024.01.03 登録日 2024.01.03
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恋愛 完結 長編
鳥籠の姫には決して手を出してはいけない。 それは、本人だけが知らない…暗黙のルール。 ※1週間後非公開予定
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文字数 345 最終更新日 2022.07.24 登録日 2019.05.04
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恋愛 完結 短編
「あ……マリアさんっっ!」 「え、アルシェーヌ様.........…?どうしたんですか?」 午後のお茶の時間にやって来たアルシェーヌ様が、私を見るなり目を見開いて駆け寄ってくる。 今日は週末だからお泊まりの予定で、私の家に泊まることになっているんだけど……一体どうしたんだろう? 「あのっ!新しい聖女様のお披露目式が中止になったって本当ですか!?」 「えっ……?」 アルシェーヌ様の勢いに押されながら答える。 あ、やっぱりそういう話が広まったのかな? 先日、王城で発表された、私が正式に聖女となったお披露目式の中止。 王妃様や王子殿下に反発して……みたいな噂も出回っていたから、アルシェーヌ様も知ってるんだとは思っていたけど……まさか本当だと思われてるなんてびっくりだよ。 「えっと……お披露目式が中止になったのは本当ですけれど……正式な発表はありましたし、延期ですよ?」 “延期”と聞いてアルシェーヌ様が不思議そうに首を傾げる。 そっか、まだ知らないんだ。 「まだ正式ではありませんよ。ただ日取りを延期するだけなんです。それで、今準備を進めているところなんですよ」 「あ、なるほど。じゃあマリアさんが聖女になるのも延期なのですか?」 「それは……どうでしょう?私は正式に決まったわけじゃないので……」 “聖女”だの“神子”だのは『女神様の愛し子』を示す言葉で、どういう基準で選ばれるのか明確になっていない。 ただ聖女ってお仕事が女神様の愛し子を補佐するためにあるから、すでにそのお仕事に就いている人は除外されるんじゃないかっていうのは、なんとなく分かるけど……。 「あれ?でもマリアさんは愛し子様ですよね?」 アルシェーヌ様が不思議そうに首を傾げる。 そう、私……というか神様からの“神託”を受けた私は、『女神様の愛し子』として既にこのお城で働いていることになっている。 だけど正式に就任が決まったわけじゃないから、正式な発表があるまではまだ聖女じゃないわけだよ。
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文字数 1,450 最終更新日 2024.01.04 登録日 2024.01.04
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恋愛 完結 短編
今は訳あって、貧乏男爵家の居候になっている。 悪役令嬢としての知識を使って、貴族社会で成り上がるか? そう思っていたのだが……。 「あなた、どうしてそんな格好でいるの? そんな格好ではご令嬢と呼べないわ」 私は鏡に映る自分を見た。 寝巻きに使っているネグリジェを身につけた姿だ。 ……なるほど。確かにこれは令嬢の姿ではない。 「……一張羅なんだけどなあ」 「ドレスを買いなさい!」 貧乏だから買えないのだ。 「お金は……あるよ。私も一緒に行ってあげるから、ドレスを買いに行きましょう!」 「……お小遣いが欲しいのね」 「ち、違うわよっ! ほら、私達もう友達なんだから、社交界では同伴が基本でしょう? だから……」 なるほど。家計を預かる者としての義務感か。 正直助かるな。お金なんて持ってないからなあ……。 ◇ 私達は街に出た。 お洒落な店が並んでいる。貧乏男爵領とはえらい違いだ。 「わあ~っ!」 「こら! はしゃがないの!」 このドレス可愛いなあ~。 いや、ダメだ! 今は金欠なのだ。我慢しないと……。 「ここは?」 「冒険者ギルドね」 ああ、ゲームでよく見かけたな。懐かしいな……って、違う違う! なんで寄り道してんのよ!? 「さあ、入りましょう」 彼女は私の背中を押した。 お、お金無いんだよ!? ヤバいよ!! 私達は冒険者ギルドに入った。 中は酒場になっている。 冒険者達の視線がこちらに向いた。 「あら、珍しい」 受付嬢が声をかけてくる。 「かわいいこ連れているじゃない」 「……ああ、私ですか」 私は苦笑いする。私は彼女より年下だ。 「ここって仕事ありますか?」 彼女は受付嬢に尋ねる。 「仕事はいっぱいあるわよ。魔物退治や護衛依頼なんてどうかしら?」 ああ、そういえばそんなのあったな。 「魔物退治……」 彼女は呟いた。 「……え、あなた戦うの?」 「当然よ。冒険者なんだから」 ……マジか。無理だと思うがなあ。 彼女は『氷結の魔女』と呼ばれている女だ。実力は折り紙つきだ。 しかし、それでも心配である。私は彼女の手を引っ張った。 「今日は止めときましょう」 「あら、どうして?」
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文字数 1,060 最終更新日 2023.12.30 登録日 2023.12.30
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恋愛 完結 短編
(うぅ……。気持ち悪い……) 窓から差し込む陽光を浴びながら、あたしはテーブルの上でぐでっとしていた。 ……いや、自分で言うのもなんだけど、朝からテーブルでぐでっとする令嬢ってどうなの? 公爵令嬢がそんなことしてていいの? しかも、テーブルにはお気に入りのティーポットやお菓子も並べてある。 そんな、こんなを朝からやっている理由はただひとつ。 「お嬢様! 起きてください! お迎えの馬車が来ちゃいますよ!」 「……もうちょっと……ちょっとだけ……」 「そんなこと言っていつもギリギリまで寝てるじゃないですかー! もう、今日こそはしっかり起きてもらいますからね!」 「あと五分……」 そう。 今日は公爵令嬢としてのお勤めがあるのだ。 しかし、本日はなんと休日! 勉強もしなくていいし、朝食も食べなくていいから眠い。寝たい。何なら一日中寝ていたい。 そんなあたしの願望を知ってか知らずか……いや、当然知らないのだけど、メイドのカレンさんが問答無用であたしをベッドから引きずり出した。 「あああぁぁぁぁぁ……」 「もう、お嬢様っ! そんな情けない声出さないでくださいよ!」 あたしの専属メイドであるカレンさんがそんなことを言ってくるが、眠いものは眠いのだ。 「あたしは今日は休みなのー。だから起きるのはもう少し後でもいいじゃない」 「公爵令嬢がそんなこと言っていいんですか?」 「いいの」 そんな屁理屈をこねるあたしを、カレンさんは容赦なく引っ張り起こしてくる。 「ふわぁ……ほら、着替えますから早く起きてください。じゃないとお嬢様の大好きなお菓子たちが食べられませんよ」 カレンさんの言葉に眠気で閉じていたまぶたをパチっと開くと、テーブルの前に置かれたテーブルにはすでに朝食が並べられていた。 しかも、あたしが大好きなフレンチトーストに、ハムサラダ、フルーツヨーグルトまでついている。 「えぇー! 今日ってフレンチトーストがあるの!? え? なんで!?」 「ふふん♪ 今日は休日ですからね! お城の料理長に頼んで作ってもらったんですよ」 ……やられた。カレンさんが手回ししてたのか。 いや、確かにあたしはこのフレンチトーストが好きだけども! カレンもあたしの好みを知っててここに座ったんだろうけどさ! もう……なんでこんなにあたしのメイドは有能かなぁ。 「……はぁ。仕方ないなぁ」 あたしは渋々とベッドから降り、カレンが差し出してくれた着替えを受け取り……。 「って、これドレスじゃん!」 「はい。公爵令嬢ですからね」 「うぅー! 休日なんだからいつもの格好でいいじゃんかぁ……」 「駄目です」 あたしが抗議するも、カレンさんにピシャリと却下されてしまう。 まぁ、確かにドレスを着るのは面倒だし好きじゃないけどさぁ……。今日はせっかくお休みで、一日中だらだらしようと思ってたのに……。
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文字数 1,237 最終更新日 2023.12.31 登録日 2023.12.31
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恋愛 完結 長編 R18
「欲しい男できたら取り敢えず脚開いとけよ。」 見た目サバサバ系で中身は乙女な一花は、根暗な絶食系男子の海に恋をしている。 駆け引きや可愛いアプローチが出来ない一花は、海との距離を縮めるべく奮闘するが、思うような成果はないまま2年が過ぎた。 そんな時、元カレに言い放たれた「欲しい男できたら取り敢えず脚開いとけよ。」の言葉を思い出す。 万策尽きた一花はその言葉通り、既成事実を作るべく海に近付いて行くが――――。 ファーストフード店のアルバイトで知り合った人達の物語。 登場人物全員が何かしらのコンプレックスから盛大に拗らせている。
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小説 35,805 位 / 184,266件 恋愛 15,417 位 / 56,045件
文字数 61,150 最終更新日 2023.02.28 登録日 2023.02.05
97
恋愛 完結 長編 R15
 将生は、ジャカルタ行きの飛行機で、まみと出会う。  まみは、将生が連れている子供を将生の子供だと思うのだが、実際は将生の甥っ子で、将生は将生でまみには遠恋中の恋人がいると勘違いする。まみは既婚者の将生に恋することを悩み、将生は日本にいるまみの恋人を思うと強気になれなくて・・・。  2014年頃のジャカルタを舞台に、両片思いの二人を描きます。
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小説 35,805 位 / 184,266件 恋愛 15,417 位 / 56,045件
文字数 342,659 最終更新日 2021.12.30 登録日 2021.11.26
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恋愛 完結 短編 R18
髙城奨瑚−タカギショウゴ−は総合病院の内科医師だが、病棟看護師である藍川鈴音−アイカワスズネ−との関係を深めたいと思っている。 仕事終わりに食事に誘ってみると、あっさり了承される。 不器用な医師の恋模様を綴ってます。
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文字数 10,932 最終更新日 2021.09.29 登録日 2021.09.22
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恋愛 完結 長編 R18
大陸中四割を占める領土を持つ国主の娘(エクソシスト)は、従者(年下眼鏡)と頑張って亡霊とその操り主を狩り続ける日々。 勿論家の公務もある訳で、そんな中出会った隣国の国主(万能俺様)と何だか色々進展しそうになってしまい…。 ギャグシリアスごったごた、甘かったり容赦無かったり好き放題恋愛系ファンタジィ。 ――侵食する為に、君を抱く。 他の奴のものになど、させやしないさ。 ※R18作品です。アブノーマル描写もありますのでご注意ください。 ※本編、番外編合わせてひとまず完結致しました。読者の皆様に、心からの感謝を捧げます。ありがとうございます!
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文字数 291,455 最終更新日 2019.02.09 登録日 2018.09.03
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恋愛 完結 ショートショート R15
妹はとても可愛いけれど移り気な性格だ。服も宝石もすぐに飽きて私に無理矢理押しつけ、自分は新しいものを買ってもらう。 「私、ダニエルに飽きちゃったわ。」 でも、まさか婚約者まで飽きるとは思わなかった。 私は彼を慰めているうちに・・・・・・ ※異世界のお話、ゆるふわ設定、ご都合主義。 ※誤字、脱字やりがちな作者です。教えていただけると助かります。 5話前後の短いお話になる予定です。表紙はpixabay(フリー画像素材)からのものです。 この世界では騎士団長になれば爵位がもらえる設定です。文官より騎士団員のほうが華やかでステータスがあると思われている世界です。
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文字数 8,192 最終更新日 2022.04.17 登録日 2022.04.13
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恋愛 完結 長編 R18
異世界転移したOL 森河 香は転移先で【女勇者】の称号を与えられ、魔王を倒し日本に帰るため奮闘した。 魔王討伐後、日本に帰れると思いきや、褒美に王子様と領地を与えられてしまう。 日本への帰り方もわからないまま、王子様がぐいぐい迫ってきて……このままじゃ身体を許しちゃう! ────
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文字数 162,755 最終更新日 2019.11.27 登録日 2019.10.18
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恋愛 完結 短編
私は理解できずに頭が真っ白になってたいた。 「お父様、もうこれ以上は……」 「そんな男の事など放っておけ!」 私の言葉も耳に入らないのか父は怒りを露わにする。 今までに見た事の無い父の姿に私は恐怖してしまっていた。 「我が家の恥さらしめ! 貴様の様な者が次期当主であるはずがない!」 そんな父の言葉にお母様が泣きながら訴える様に口を開く。 「……あなた、これは余りにも酷いですわ」 「お前は黙っておれ!」 怒鳴る父の言葉にお母様は体を震わせる。 (私のせいだ。私がもっとしっかりしていればこんな……) 自分の力の無さに私は唇を噛んだ。 (私が悪役令嬢として振舞えばこんな事にはならなかったのに) 自分の心の弱さに後悔していた。 そんな時、父が私の方を向きながら口を開く。 「お前がこの家の顔に泥を塗ったのだぞ!」 「お父様、そんな言い方は……」 母の助けにも耳を貸さず父の言葉は続く。 「お前はもう公爵家のご子息に嫁ぐ資格は無い」 父の言葉は深く私の心に突き刺さった。 「そんな! どうしてですか!」 私は父に向かって叫ぶが、父は私を睨みつける。 「お前は公爵家のご子息にふさわしくないと分かったからだ」 そんな父の態度に私は涙を流した。 (こんな事になるなんて……) 後悔しても遅かった。 「お前の処遇については追って連絡する」 それだけ言い残して父は部屋を出て行ってしまった。 「待って下さいお父様!」 私の声にも耳を貸さず父は出て行ってしまったのだ。「そんな……私どうすれば……」 私は一人泣き崩れた。 (私が悪いんだ。お父様に認めてもらえる様にもっと頑張るべきだったんだ) 後悔しても遅かった。 (折角、公爵家のご子息と婚約が整って幸せになれるはずだったのに……) 今までの人生を振り返ると涙が止まらなかった。 それから数日間、私は部屋に閉じこもり続けた。 食事も喉を通る事は無く衰弱していくばかりだった。 そんな私を見かねてお母様が優しく私の背中をさすってくれたのだ。 「ごめんね、リリア。こんな酷い目に遭わせてしまって」 「お母様は悪くないです……」 お母様だって辛いはずなのに私を気遣ってくれたのだ。 そんな時に扉がノックされる。 「リリア様、お久しぶりでございます」 扉の先にいたのはマリアだった。 「どうしてここに?」 私の疑問に答える様にマリアは話を続ける。 「公爵様の計らいでリリア様がお食事を取りに来ていないとお聞きしましたので私がお食事をお運びしに来たのです」 (公爵家のご子息が?) 私が考えているとマリアは私に話し続けた。 「公爵様からリリア様のお気持ちを第一に考えろとご命令を受けましたので……それで、どうなさいますか?」
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小説 35,805 位 / 184,266件 恋愛 15,417 位 / 56,045件
文字数 2,008 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.28
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恋愛 完結 長編
 普通の生活を送る高校生の主人公は、あるきっかけで生活が一変してしまう。 しかし、一変した生活の先に 新たな能力に目覚めるのだが 次第にその能力に振り回されていく。 そんなとき彼が最後に見た「夢」とは?
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小説 35,805 位 / 184,266件 恋愛 15,417 位 / 56,045件
文字数 66,906 最終更新日 2021.08.03 登録日 2021.07.29
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恋愛 完結 短編
悪役令嬢もので王子の立ち位置ってワンパターンだよなあ。ひねりを加えられないかな?とショートショートで書こうとしたら、短編に。他の人物目線でも投稿できたらいいかな。ハッピーエンド希望。 断罪の舞台に立った令嬢、王子とともにいる女。そんなよくありそうで、変な方向に行く話。 ※ 【完結済み】
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小説 35,805 位 / 184,266件 恋愛 15,417 位 / 56,045件
文字数 10,121 最終更新日 2019.10.01 登録日 2019.08.19
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恋愛 完結 長編 R15
僕には君が、必要だから。 隣にいるだけでいいと思っていた、男の話。
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文字数 55,510 最終更新日 2024.04.11 登録日 2024.02.21
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恋愛 完結 長編
アルベルティーヌは辺境の雪国の領主、クロヴィスとの婚約のために城へやってきた。 領地も広く鉱山のある大金持ちで、妖精のような男だと噂に聞いていたが、初めて会ったクロヴィスは頬に傷のある、がたいの良い大男だった。 クロヴィスは婚約破棄が続いていたため、姉の婚約者であるフローラン王子に勧められて婚約をすることになったが、どうやらクロヴィスは気が進まない様子。 アルベルティーヌを何とか都に帰らせようとしているが、どうやら様子がおかしい。 クロヴィスが大男だろうが、寒くて住みにくい土地だろうが、ドラゴンがいようが気にしないアルベルティーヌだったが、クロヴィスは秘密を持っていて……。 小説家になろう掲載済みです。
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文字数 28,024 最終更新日 2022.11.26 登録日 2022.11.23
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恋愛 完結 ショートショート
主人公の私ーー日比野花音は女性しか愛する事が出来ないのに、職場のオスに告白されてしまう。 だけどこのオス、そこらのクソオスとはどうやら違う?? 雰囲気に絆されて同性愛者であることを話してしまった翌日、彼が取った驚きの行動とは……。 誰が女性で誰が男性で誰が好きで、私は。 二人の結末はどこへ向かっていくのか。その運命が交わる事はあるのでしょうか。 掴み損ねたあの日の幸せ。 二話完結短編です。
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文字数 8,633 最終更新日 2019.11.16 登録日 2019.11.15
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恋愛 完結 ショートショート R15
よくあるタイプのお話です。 ヒロインはカイリン・ブランストーン男爵令嬢。彼女は姉とは差別されて育てられていた。姉のメーガンは溺愛されて、カイリンはメイドのような仕事までさせられており、同じ姉妹でありながら全く愛されていなかった。 ブランストーン男爵家はメーガンや母モナの散財で借金だらけ。父親のバリントンまで高級ワインを買いあさる趣味があった。その借金の為に売られるように結婚をさせられた相手は、女嫌いで有名な男性だった。 ※ゆるふわ設定のご都合主義です。異世界ですが現代社会的な文明器機が出てくる場合があるかもしれません。 ※ショートショートの予定ですが、変更する場合もあります。
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文字数 12,511 最終更新日 2022.12.10 登録日 2022.11.30
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恋愛 完結 短編
 公爵令嬢アテナ・フォンシュタインは人の恋路のお節介を焼くのが大好き。  そんなアテナは、友人の伯爵令嬢ローラ・リンベルグが宰相の息子であるレオン・レイルシュタット公爵令息に片思いをしていることを聞き出すと、即座に2人をくっつけようと動き出す。  だが、レオンとローラをくっつけるためには、レオンと常に一緒にいるイケメン王子ランド・ヴァリアスが邪魔だった。  一方、ランドは、ローラをレオンの恋人にするために懸命に動くアテナに徐々に惹かれていってしまう。 そして、そんな王子の様子に気づかないアテナは、レオンとローラを2人きりにするために、自分を囮にした王子引き付け作戦を展開するのだった。 そんなアテナもランドのことを・・・。
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文字数 29,146 最終更新日 2020.12.29 登録日 2020.12.11
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恋愛 完結 短編
「ずっとあなたのことが嫌いでした。付き合ってください」 高校二年生になったばかりの春。 僕……神坂忠(かんざかただし)は、春村千流(はるむらちる)という女の子から、そんな変わった告白を受けた。 思い返せば、それは僕らにとっての事件だったのかもしれない……。
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文字数 5,547 最終更新日 2024.04.11 登録日 2024.04.11
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恋愛 連載中 短編 R18
番外編開始(本編完結)です。 息子誕生から始まります。 【婚約破棄破棄から恋をする】のマリオン公爵の若かりし日のはた迷惑な話です。 ※現実の用語を使用しますが、架空世界なので必ずしもすべてが正しい意味ではないこともあります。語呂とかも含めて選択することもあるので、ご指摘は謙虚に拝聴いたしますが、調べていないわけではありません。 ※ものすごく不定期更新です。 ※誤字脱字、脳内修正願います。見つけたら直します♪ ※R18?のなり損ないあり。ご注意下さい。
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文字数 17,502 最終更新日 2019.11.10 登録日 2019.09.19
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恋愛 完結 短編
十二単を身に纏った女性たちが、わらわらと宮中や貴族の邸に仕える今日この頃。 恋多き女として名高い宮仕えの女房(侍女)の中将は、 同僚から賭けを持ちかけられる。 「いいじゃない。あなた、恋は、本気でするものじゃないんでしょ?   あの、朝廷一の真面目な堅物を、落としてみなさいよ。上手く行ったら、これを差し上げるわ」 堅物として名高い源影(みなもとのかげい)と中将の恋の駆け引きの行方は……?
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文字数 14,619 最終更新日 2017.12.19 登録日 2017.12.18
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恋愛 完結 短編
リーリア男爵令嬢。彼女は今日も可愛く笑い頭の良さを生かし男性と仕事についての話をする。彼女は人気者で誰からも愛され知識を求められる。嫌な顔一つせず無理難題を解決する姿は女性の憧れであった。が、彼女は男爵令嬢。 その人気者ぶりが気に入らない連中もいた。それを理解していても彼女はその人たちにも笑顔で話しかけ気の遣えた相槌をする。 男性と話す内容は主に仕事の話で女性とも沢山話しているリーリアはぶりっ子なのではなく本当に人気者なのだ。だからこそ目立っている彼女に嫉妬はしても恨めない。だれだって彼女の笑顔や知性に助けられたことがあるほど。 が、しかし本当の彼女は口の荒い野蛮な言葉を使う。それでも貴族社会で潰されないために完璧に隠し通し完璧を演じる。 なのに知らない男性に付きまとわれ演じているとバレるが…? 自分を偽る1人の少女の恋愛話
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文字数 9,817 最終更新日 2022.12.26 登録日 2022.12.26
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恋愛 完結 短編
伯爵家で生まれ当主になるべく育てられてきたジルク・ファスター。政略結婚など当たり前の世界の中で結婚した二人。ほぼ初対面の状態での結婚だったがジルクは妻のエラを可愛い女性だなと思ったもののクールな性格で笑わなかった。 しかし数時間だけ妻のメイドとなり話すこともできないジルクが見たのはきゃぴきゃぴとした女性だった。 「あぁ。私の妻はこんなに可愛かったのか…」気づかせてくれた出来事に感謝を…。
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文字数 2,483 最終更新日 2022.11.11 登録日 2022.11.11
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恋愛 完結 短編
あなたの笑顔が好きでした。 なのに……どうして今、泣いているのですか。 中学生の長谷川智也には、好きな異性がいる。 それは五つ年上の実兄・博人の恋人、天崎ちゆり。 その叶わぬ恋に悔しき気持ちを蔓延らせながらも智也は二人の行く末を静かに応援していた。 ――彼女が振られるまでは。 そして、別れたショックで公園で泣くちゆりに、たまたま居合わせたかつて恋を抱いた少年は問う。 「ちゆりさん、俺じゃダメですか?」 これは一途な少年×ゆるふわ系お姉さんの恋物語。
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文字数 27,013 最終更新日 2024.03.09 登録日 2024.02.26
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恋愛 完結 短編 R15
お飾りの婚約者だった。 だって、私とあの人が出会う前からあの人には好きな人がいた。 その人は隣国の王女様で、昔から二人はお互いを思い合っているように見えた。 「エディス、今すぐ婚約を破棄してくれ」 そう言ってきた王子様は真剣そのもので、拒否は許さないと目がそう訴えていた。 いつかこの日が来るとは思っていた。 思い合っている二人が両思いになる日が来ればいつの日か、と。 思いが叶った彼に祝いの言葉と、破棄を受け入れるような発言をしたけれど、もう私には用はないと彼は一切私を見ることなどなく、部屋を出て行ってしまった。
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文字数 9,282 最終更新日 2021.12.28 登録日 2021.12.19
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恋愛 完結 ショートショート
”自分が相手を好きなんだから、相手も僕を好きだろう” そう考えていませんか? 吉田進(よしだ すすむ)は恋をしている。相手は大学時代に同期だった山崎ハル(やまざき はる)だ。 片思いをこじらせて、吉田はハルにLINEを送る。 一方のハルは吉田の事は眼中になく、仕事に情熱を注ぎたい……。 人の気持ちはそう簡単には繋がらない。
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文字数 5,136 最終更新日 2022.06.01 登録日 2022.05.28
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恋愛 完結 短編
大好きな人といることで心が安らぐ。そう思い続けていた渡辺まちかは日々それだけを糧に過ごす一般人。少しばかり顔が整っているだけの彼はある日、彼女に振られ、まるで心に穴が空いたように、自分の存在の意味がわからなくなり、全てを投げ出したくなっていた。 そんな彼を救うような、そんなお話。
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文字数 17,550 最終更新日 2022.01.21 登録日 2022.01.16
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恋愛 完結 短編 R15
4年前から付き合っている彼氏の橘 瑠李くん。長い方だが愛情が薄れる訳でも無くむしろもっと好きになっていた。そんな荒川 美沙は最近大好きな彼に不思議な特別な感情を抱いた。それは 彼を食べたい という感情だった。 血液の描写は多少あります。 初作品なので少し生暖かい目でいただけると嬉しいです。
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文字数 6,628 最終更新日 2023.04.30 登録日 2023.04.30
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恋愛 完結 長編
【僕を貰ってくれませんか!?】 大好きなあの子に言った告白はかっこ悪い告白だった。 同級生の男×女の恋愛小説です。
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文字数 18,052 最終更新日 2021.12.07 登録日 2021.09.15
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