恋愛 溺愛/執着小説一覧
訳アリ地味OLの畠中 真理愛は、無表情と冷淡な口調から経理課の鉄仮面と会社で呼ばれている。
ある日、一杯のカレーうどんが宙を舞ったことにより、真理愛はストーカー被害に遭っていることを、偶然、会社の王子こと営業部のエリート営業マン・小鳥遊 結弦に知られてしまう。
結弦には、以前、とある件で助けてもらったことのある真理愛。その件依頼、結弦は心配してか話しかけてくるようになったのだが、真理愛は目立ちたくない一心ですぐに会話を切り上げていた。
だが、今回はやけに強引であれよあれよという間にストーカーから逃げるために同居することになっていた。
訳アリ地味OLとそんな彼女に恋をして、同居中に恋人になると決めたエリート営業マンの同居から始まる溺愛?ラブストーリー。
毎日19時更新予定です!
*この物語はフィクションです。
*流血、暴力、暴言、ストーカーなどの表現があります。
*無断転載は固く禁じます。
文字数 172,364
最終更新日 2022.01.26
登録日 2021.12.22
新設されたシステム開発課で社内のシステムからセキュリティまで全てを担う山色穂(やましき みのる)は、常に数字やアルファベットとにらめっこをしているエンジニア。部署に引きこもってPCと向き合う平穏な日々を送っていたが、そこに現れたのは物腰柔らか仕事はできる見た目麗しの三拍子が揃う企画開発部部長、冬木克己(ふゆき かつみ)。
「ねぇ、ほんとに会いたかったんだよ。会って話して、僕のこと覚えてもらいたかったんだ」
「……っそれで…社内掲示板に…?」
「だって、それ以外に気にかけてもらえる方法なかったからね。僕はずっと、山色くんに『あいたい』って思っていたよ」
合理的主義の穂と、少し愛が重めな克己。二人の間に次々巻き起こる難事件を、仲良く解決…できるのか?
愉快な仲間たちを携えたドタバタラブロード、開幕!
❀R18を含む話にはサブタイトルに「*」をつけます。(後半に出てきます)
❀専門分野に関する内容についてはフィクションということで、どうぞお手柔らかに。
❀他サイトでも掲載中。
文字数 109,025
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.07
天然資源に恵まれた豊かなオビュルタン王国。そんな王国には仲の良い五人の王子がいる。第一王子のアンデルソン公爵ユーハン王太子とその妻であるサラ王太子妃は国民皆が知る仲良し夫婦。そんなサラの心配事は四人の義弟達。端正な容姿故に人嫌いになった第三王子ラーシュや、初恋を拗らせている第四王子ルーカス、サラにヤンデレ気味の第五王子アーチーの花嫁探しに奮闘するもどうにも計画通りに事が運ばない。第二王子のミカエルは既に隣国の皇女と婚約済みだが波乱が起こりそうな予感。愛する夫ユーハン達の協力を得て、サラは義弟達の幸せの為に今日も奮闘する。
文字数 97,028
最終更新日 2022.02.05
登録日 2021.12.28
遥か昔、紅の神子、蒼の神子が世界を創った。神子に従い守る十神衆により、十の国が造られる。それから時は流れ、今生には二千年神子が現れず、十神衆の心も乱れ国も荒れつつあった。
(え?神子?十神衆?何それ?!それより私中学生3年で大事な時期なんですけど!え?やっぱり私は神子じゃないんですか?!)という疑問付ばかりで進みます。
※小説家になろう様でも掲載中です。修正しつつ投稿していきます。
文字数 55,186
最終更新日 2019.06.20
登録日 2018.03.14
他人の印象は顔で決まると言われているが、顔が良い奴には碌なやつがいない。
見た目に騙されて偉い目に合うことだってある。
何でそんな事を思ったかというと…いかにも真面目そうな私の彼氏も、今私の前で絶賛浮気中だから。
文字数 10,130
最終更新日 2021.01.26
登録日 2021.01.18
ひょんなことから異世界で結婚することになった助産師歴五年の私。巨人ばかりの異世界でなんとかたくましく生きていこうと思いますが、夫となる男性は特に巨大でスキンヘッドの髭もじゃです(涙目)。結婚しますが、性行為はちょっと待ってて下さい。そんな簡単に入るもんじゃないですからね! そんな夫を躾つつ、助産師の知識を使って異世界のママと赤ちゃんを助けるべく奮闘するけれどーー。
*は医療行為もしくは分娩の描写あり。(分娩の描写はやや詳しめです)
**は性行為もしくはそれに準ずる描写あり
苦手な方はご注意下さい。
☆ムーンライトノベルズ様にも投稿させていただいております。
文字数 504,488
最終更新日 2019.12.21
登録日 2019.11.20
29歳、アラサー女の倉本紗希のもとへあいつが突然やってきた。
「今日からここに住むから」そう言ってやってきたのは、自称(⁉)小説家で幼馴染の、冴島暁26歳。
暁を可愛い「弟」のような存在としか思っていなかった紗希は、急に男として接してきた暁に戸惑う。
年下イケメン幼馴染に溺愛されるアラサー女の話――――
※ベリーズカフェ、野いちご、カクヨム掲載中
文字数 38,939
最終更新日 2023.01.11
登録日 2023.01.04
新しく親戚になった彼に一目ぼれしたのは小学生の時。長い初恋を実らせた私。でも、それは束の間の幸せ。「待たなくていい」そういい残し去った彼。
大人になっても初恋をこじらせている女の子のお話。
文字数 1,222
最終更新日 2018.01.16
登録日 2018.01.16
周りに気を遣いすぎて疲れてしまう少女、くるり。身近な人、他人に迷惑をかけることが嫌だった。本人は迷惑じゃないと思っていたとしても。いつしか人の顔色を伺いその人の望む言葉を発するだけになった。親友すら心の底から信頼していない。どうしたって人と関わるのが苦痛だったくるりはふと、考えた。「どこか外界と関わることのない所へ行きたい」と。すると…
「やった!じゃあ今すぐ行こう!」
くるりは真っ白な世界に飛ばされ、「どこがいい?」と聞かれた。目を向けると、誰もが魅了されるであろう、神の最高傑作のような、美青年が立っていた----
溺愛&スローライフのお話。 誤字脱字&よみにくいかもしれません。改善点など、どんどんください。
文字数 6,653
最終更新日 2023.11.22
登録日 2023.10.22
国の中でも力を持つティリア侯爵家。その次女が失踪した。家督を継いだ長男と嫁いでいった長女が捜索にあたるものの、その足取りは森の中で消えている。そんな中、騒動の中心である次女・リヴィテシアは森の中で大きな幻獣と男に拾われていた。
文字数 29,731
最終更新日 2021.08.31
登録日 2018.03.06
「お前をハーデス家から追放する」
第二王子との婚約も決まり、幸せの絶頂にあった15才の誕生日。貴族でありながら、神の祝福である魔力を全く持たずして、生まれてしまったことがわかったリリカ。リリカは、生家であるハーデス侯爵家から追放される。追放先は、隣国との国境である魔物の森だった!魔物に襲われそうになったとき、助けてくれたのは、大きなトカゲ。そのトカゲはただのトカゲではなく、隣国の次期王である聖竜であることがわかり……。
※小説家になろう様でも連載しており、そちらが一番早いです。
※隣国で、聖竜の守り手始めました!のリメイクです。
文字数 2,526
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.02.25
ヴァルドレア王国のお姫様は、たいそう、可憐で愛らしいとのこと。
そんな噂が広まる度に、
隣国の大貴族から遠い異国の王子様まで、彼女を手に入れようとした。
蕩けるような愛の言葉、煌めく宝石、どんなモノも駆け引きも、彼女の心に響かない。
────────
※設定はユルユルのガッバガバ。
※見切り発車の上、深夜テンション
文字数 36,327
最終更新日 2019.03.26
登録日 2018.12.15
小竹澪、貴島昇多、和坂倫の三人は中学の時に知り合い高校も一緒。誰もが妬み羨む関係がある出来事がきっかけに壊れてゆく
※誤字脱字はご了承ください
文字数 32,018
最終更新日 2020.11.06
登録日 2020.09.18
舞台はお嬢様学園!男子は一切登場しません。主人公の女の子は自分の整っている容姿でたくさんの女を魅了していき、主人公の幼馴染は主人公に会った時から好きなのになかなかその気持ちを打ち明けられずに普通の友達として接している。この学園に入ったことで彼女たちの歯車が崩れ始めていく
文字数 9,644
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.03.15
人間だった頃は孤独で辛い生活を強いられていた”りんご”は
魔物しかいない堕落した闇の世界へと強制的に転生させられる。
体がすぐに壊れてしまう最弱の魔物”木偶人形”として。
あまりにも弱すぎるりんごを守り世話をしてくれる魔物3兄弟とは
前世の世界で罪深くドロドロとした愛執があるらしい。
実は最強クラスの仲間たちの強い性欲と愛憎にまみれながら
りんごの三巡目が始まる。
最弱の魔物だけど心は打倒魔王(無理ゲ)で生き残ります…?!
※ご都合エロ成分多めファンタジーな異世界転生物語
※女子(中は男)居るので微百合表現あります。
文字数 102,684
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.04
中華風らぶらぶファンタジー開幕中!
全年齢対応小説に変更しましたので全ての話が少しずつ改稿してあります。
幼い頃、特殊な能力により気味悪がれて捨てられた紅雪。
小さな甘味処で親代わりの女将さんとひっそりと暮らしていた。
そんな場所にありえない人物が現れ、連れて来られた場所。
そこで、伝えられた言葉とは…。
生死を別ける選択なら、私は新しい人生を送りたい!
そう決めて、お爺ちゃん皇帝が待つ蒼鳴国に嫁ぎに行った筈なのに、目の前にいる陛下は美青年!!?
だけど、赤色が嫌いな陛下に会った早々、髪の色で追い出されそうになってしまい…。
陛下は私の秘密を知っても許してくれますか?愛してくれますか?
こうして、紅雪の波乱万丈な人生が幕を開けた。
文字数 16,983
最終更新日 2021.02.12
登録日 2021.01.31
短編
ーーー
①両想いの始め方
相川由那(高1)と佐川悠(高1)
奥手女子× イケメン王子様系男子
二人が恋人になるまでの物語。
文字数 1,687
最終更新日 2020.03.21
登録日 2020.03.21
「その時」は意外と突然に訪れる。人生が上手くいかなくて、何かも嫌になって、でも死にたいけど死ぬ勇気もなくて。
そんなある日、唐突に、「飛べる」って瞬間がやって来た。昼休み、誰もいない非常階段から、ふわっと飛べそうな気がして。飛んでみた。
気が付くときらびやかなダンスフロアにいた主人公。
婚約が決まっていると主張する王子と、和平条約の人質としてお前は俺に嫁ぐ事が決まっているのだと言う隣国の王子。
幼少の頃から共に想いを紡いできたと語る執事に、貴女のためならば命さえ捧げて共に逃げてやるという騎士。
ちらちらと現れる謎の影。
誰の言うことが正しくて、誰の言うことが嘘なのか。この世界での記憶がない私にはわからない。
それでも、正しい運命にたどり着いて身体を帰してあげなくちゃ。
謎の影は言う。
運命を見つけたとき、君の願いを叶えてあげるよ。
叶えて欲しいことはなんだろう。
主人公は、彼女を取り巻く人々と、想いを紡ぎながら願いと、運命を探す。
予定……。
文字数 17,652
最終更新日 2022.06.04
登録日 2022.05.20
愛らしい美貌と可憐さから『花の妖精姫』と呼ばれるアルテシア。
夜会に参加すれば、ダンスの相手は引く手あまた。
清楚可憐なうら若き乙女を射止めようと、縁談は毎日のように舞い込む。
そんな妖精姫と呼ばれるアルテシアにもひとつの悩みがあった。それは男が大っ嫌い、ということ。
彼女の心を露知らず、両親は条件の良い縁談を組もうと勧めてくる。
嫌気がさしていた彼女の元にひとつの縁談が舞い込んだ。
それは社交界で『氷の公爵様』と呼ばれ、生粋の女嫌いと噂される謎多き公爵、ジオン・ローグベルトとのものだった。
「私、この方に嫁ぎます!」
女嫌いな方ならば、男嫌いの私と相まって丁度良いのではないか。
そう考えたアルテシアは氷の公爵様の元へ嫁ぐことに決めたのである。
しかしアルテシアが実際に会ったジオンは噂と違うようで……。
文字数 3,065
最終更新日 2024.01.29
登録日 2024.01.29
奴隷商人の元から逃げ出した子犬だったオレが迷い込んだのは『ここって…まさか異世界か?!』
転移した先で出逢ったご令嬢と意図せず主従関係を結んだオレは、それから何度も2つの世界の間を行き来しながら彼女を見守っていたが、もうすぐで大人になるオレが異世界に来れるのはあとほんの少しの間だけ。
幸せになった彼女を見届けてから別れたいが、彼女は継母や腹違いの妹に疎まれており、婚約者ともギクシャクしだしていてーー?!
※この作品は『森で遭難しかけたら獣とおかしな人達に囲まれました〜飼い猫が私を逃してくれません!〜』のスピンオフ作品になります。
※本編で出てくるマヤ&リュウ夫妻の、馴れ初めのお話です。
※一部設定は被りますが、特に本編の知識がなくても問題無くお読みいただけます。ただし本編側のネタバレ満載ですのでご注意ください。
26話で完結しました!
そのうち気が向いたら&ネタができたら番外編も書こうかと思うので、ご希望あれば感想欄にリクエスト入れてください。
4/11 hotに取り上げていただいました!読書の皆さまありがとうございます(*´ー`*)
文字数 47,722
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.03.28
生まれたときから何をしても完璧で、整いすぎた容姿と無機質とも言えるくらいに欠落した感情により、笑わない人物として、『人形王子』と影で言われてきた私は、その名の通り、周囲の言葉に惑わされるどころか心ひとつ動かなかった。
それが例え身内であろうとも。それでも、この国の王太子として国王である父の仕事も子供の頃から手伝い、失敗ひとつなく支えているのも知り渡っているため、舐められるようなことはない。
そんな私にも一人だけ感情を揺らがせるものがあった。唯一私が望み、叶えてもらった将来を約束した婚約者エリーゼ・ファルセ。
人形王子と言われる私を、人間とし動かしてくれる彼女は、嫌われものだった。幼い頃から公爵家の令嬢として生まれた彼女は、私と違い感情豊かで貴族としてはあるまじき姿を見せてきた。
幼い頃からいたずら好きで、不器用で、負けず嫌い。あまりに感情豊かでやりたい放題な彼女に周りは離れていって、残ったのは権力目当ての取り巻き。それでも私は、
ただただそんな彼女に惹かれた。
バカで我が儘で自分に素直な彼女に。
そんな彼女を誰が嫌おうと私は気にしなかった。彼女がそれで楽しくいられるなら私の権力すらもおもちゃにしよう。
だけどここ最近。どうやら彼女を悪く言う噂が流れているみたいだ。
「どうしてやろうかな…………」
エリーゼは我が儘だけど、決して悪い子ではないと教えてやらないとね……?
文字数 11,456
最終更新日 2023.07.06
登録日 2021.12.30
ある雨の夜。ルシェラは路地裏で異形の影に襲われた。
逃げる途中で迷い込んだのは、灯りのない闇の街ダークベル。そこで出会った銀髪の悪魔は、ルシェラの血を舐めてこう言った。
「君は聖女の末裔だ」と。
隙あらば甘い言葉を囁いて迫ってくる銀髪の悪魔レヴィリウスに、ルシェラは困惑しつつも次第に惹かれていく。
そんな中、ルシェラの前に赤毛の不良悪魔と、得体の知れない黒髪の悪魔が現れる。黒髪の悪魔の方はどうやらレヴィリウスと因縁があるようで……?
悪魔と幼馴染みの神官を繋ぐ糸は聖女の「過去」にまで絡まって、ルシェラの運命を激しく翻弄していく。
貪欲にルシェラを求め、溺愛するレヴィリウスの真意とは?
ルシェラを執拗に狙い、憎悪を向ける黒髪の悪魔とは?
神官の幼馴染みセイルに秘められた、過酷な神託とは?
悪魔と聖女が織りなす、切なく甘い禁断の恋愛ファンタジー。
性的、暴力的な表現があるシーンには(*)をつけています。
表紙絵は青造花さまより。
文字数 116,845
最終更新日 2023.01.28
登録日 2023.01.28
――皇帝暗殺
それが由羅に課せられた任務だ。
闇の仕事を請け負う一族の人間である由羅《ユラ》はテフェビア王国の王子サジアナから死の呪いを受けてしまう。
その呪いを解く方法はただ一つ。乾泰国皇帝を暗殺することだった。
由羅は皇帝の寝所に忍び込み殺そうとするのだが、逆に捕らえられてしまう。
もう死ぬしかないと思った由羅に、皇帝である紫釉《シウ》が一つの提案をしてくる。
「俺のお飾り妃になってほしい」
紫釉は義母の紅蘆《コウロ》に命を狙われており、紅蘆の陰謀によって妃候補もまた次々と怪死して妃となる女性が居なくなってしまったとのこと。
なのに妃を娶らない紫釉に男色疑惑まで出てしまい困っているらしい。
さらに紅蘆派を潰すきっかけのため由羅には囮となり、また後宮内での紫釉を護衛するためにお飾りの妃となることを提案されたわけだ。
命の惜しい由羅はこれを引き受けるのだが、お飾り妃なのに何故か紫釉の態度が甘い!?
腹黒皇帝の執着愛に気づかずに外堀を埋められて逃げらなくなった殺し屋少女の物語!
※不定期連載になります
文字数 50,240
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.01.19
私はシェーラ=リサキエル。16歳の男爵令嬢です。
前世持ちですが、平和に平凡に暮らしてきました。
ですが、貴族が入学する学院を見た時、前世でプレイした乙女ゲームの記憶を思い出しました。
私はゲームの世界に転生したみたいです。
なんとか乙女ゲームにかかわることなく学院生活を送っていきたいです。
それなのに、双子王子様達が近づいてくるんです。
ただ地味に暮らしていきたいだけなのに。
ハイテンションな主人公がなんとか乙女ゲームから逃れようと頑張る物語。
文字数 1,447
最終更新日 2019.08.04
登録日 2019.08.04
――聖女の不幸は、国民の幸せ。
この世界にはそんなことわざが存在するほど、人々の生活は聖女の多大な犠牲のもとに成り立っている。
特に聖女が男性と肌と肌を重ねて愛し合うことは、聖女の持つ力を損ねてしまうため禁忌とされていた。
……なのに。
『愛してる! 俺はお前よりも、お前のことが好きだ!!』
……なのに、なのに。
『お前は面倒な女のままでいい。俺に迷惑をかけ続けていい。そんなの、惚れた時から受け入れていることだ』
……なのに、なのに、なのに!
『自覚しろ、お前は俺の女だ。人のものは、丁重に扱え。お前を蔑ろにする奴は、たとえお前自身でも許しはしない。もし俺の言いつけを守れないようなら……とことんわからせてやるよ。俺がお前のこと、どんだけ大切に思っているのかをな』
聖女の頭の中は、別れた王子との思い出でいっぱいになっていた。
二人の関係は良好だったが、王子の将来を考えて聖女が一方的に身を引いた形だ。
しかし別れた今もなお、聖女は王子のことを忘れられず苦しんでいた。
そんな悶々とした日々を送っていた聖女は、ある日、ひょんなことから王子が魔王を倒しにこの国を旅立ったことを知ってしまう。
魔王とは聖女の運命を縛りつける最たる元凶だ。
王子は聖女が幸せになれる世界を実現するために、命懸けで戦っているという。
全てを知った聖女は、王子が無事に帰って来ることを祈った。
そして一年後……
「お前を溺愛する準備ができた。拒否権はない。さらっていくぞ、お前の全てを……」
こうして魔王を倒して英雄となった王子に、聖女はさらわれてしまった。
はたして、障害の無くなった恋の運命やいかに……?
※この小説はカクヨムにも掲載しております。
文字数 13,768
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.03.26
クララは聖女として産まれ、
15歳で命を落とした。
モンスターに襲われた街に最後まで残り、祈り続けた彼女は無惨にもそこで息絶えたが、
前世の記憶を残したまま100年後に生まれ変わった。
文字数 26,726
最終更新日 2024.02.06
登録日 2022.09.19
異世界にて、勇者パーティーと共に無事魔王を倒した聖女の沙織は、役割を終えた後、自身を異世界へ連れてきた女神を脅し、なんとか祝福を受けて元の世界に生還する事が出来た。
魔王軍もなかなかイカれた集団ではあったけれど、それ以上に仲間は狂った奴等の集まりだった。何度旅の途中で生命と貞操の危機にさらされたか。
しかし、無事生還し、日本の自分の家で一息ついていた沙織はまだ気付いていなかった。狂愛集団達が沙織を全く諦めていないことに。
今度は奴等がこっちの世界に転生してくることに。何と言う事だ。何故か魔王も転生に成功しているし、沙織の生活は波乱天満です。
文字数 13,235
最終更新日 2021.01.29
登録日 2021.01.11
ランドール帝国の貴族令嬢、ラスティエル=アル=エルディエクは、隣国であるルイボス王国第二王子の婚約者であったが、秘密裏に暗殺されようとしていた。
それを知った彼女は命からがら逃げおおせてはみたものの、その背後には追っ手が迫ってきていた。
『困ったことが有れば、北の大森林までおいで助けてあげるから…… 』
それは幼い頃に一度だけ出逢った銀を纏った少年の言葉。
藁にもすがる思いで北の大森林までやって来たラスティエルだったが、その森は通称魔の大森林とも呼ばれる、一度入れば二度と出られないと噂される森でもあった。
森の守護者にして、銀の薬師と呼ばれるアイセンレイトと、彼の愛してやまない番、ラスティエルとの愛を育む物語(アイセンレイトがただひたすら番を溺愛するお話とも言う)。
『無実の罪で断罪される私を救ってくれたのは番だと言う異世界の神様でした』のスピンオフの物語。
上記の主人公であった、薬師とその妻ナディアの嫡男、アイセンレイト=セイ=ルリコウと、実は弥勒とナナミ(玄武)の娘、ラスティエルの恋愛物語。
勿論、このお話単独で読めますが、前作を読んでいただければ世界観が広がる事間違い無しですm(__)m
題名、書き直しました
文字数 82,155
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.04.06
ある日右手にアザができたリリー。
そしてその右手は喋り出す。
「俺の名前はルイスだ。訳あってお前の右手に宿っちまった。まぁ、よろしく頼む」
急に喋り出した右手は私に運命の相手がいることを話し、その運命の相手が迎えにくるまでの護衛だと言った。
私これからどうしましょう・・・。
これは増える変態から逃げたいリリーとリリーが好き過ぎるヒーローの話の予定です。
毎日更新目指してます!
文字数 131,271
最終更新日 2019.11.22
登録日 2019.08.30
オルビアはもう4回も婚約者に裏切られている。そして5回目の今世も同じように裏切られる。だが、5回目の彼女はただ裏切られて終わるのは性に合わないらしい。自分の幸せは自分で掴み取ってやろうじゃないかと、強くあろうとする。
未来の愛妾相手に、骨抜きの騎士など構っていられるかと新しい相手を探そうにも、自国でのオルビアの『寝取られた可哀想な皇女』という評判を前に、手を取ってくれる勇ましい殿方はいない。ならば、他国へ!
5回目のオルビアは、真の運命に出会うのか? 今世こそ、愛され幸せになりたいオルビアの人生の伝記である。
文字数 60,764
最終更新日 2020.11.04
登録日 2020.03.25
やわらかな声と、やさしい笑み。ぷにぷにしたそこかしこ。
結構モテるオレと、図書室のマル。こんなはずじゃなかったのに…
この気持ちに名前をつけて、逃げずに向き合ったら、以外とライバルも多くて苛立ちがとまらない。
責任を取ってもらうべく、今日も図書室に足を向ける。
いつか、絶対名前を呼んでもらうために。
他サイトで2010年から公開していたものを加筆修正しています。
完結までこぎつけますように。
文字数 44,791
最終更新日 2018.10.08
登録日 2017.04.29
黒鷲の騎士の許嫁は最強防御の特殊な力を持っていた。結婚に乗り気のない騎士と政略的な婚約をすることになったクリーム色の長い髪を持つ小柄な少女の物語
2話完結予定
文字数 9,553
最終更新日 2020.10.24
登録日 2020.10.20
キングストン帝国には、四神を司る四つの騎士団があった。
青騎士団・黎騎士団・白騎士団・朱騎士団だ。
その一つの朱を司る朱の騎士団長、アリエル・ハワードには秘密があった。
幼い頃、突然触れると人の心が読めるようになった。
その事がキッカケで、いつしか感情を表に出す事が出来なくなった。
そんな彼女に感情だだ漏れの副騎士団長、アルバート・ホークは毎日の様に好意を打ち明ける。
その裏表の無いアルバートに戸惑いながらも次第に心を開いていくアリエルとの恋の行方は?
※後半はR15になります。
※☆は別視点になります。
文字数 2,541
最終更新日 2020.06.11
登録日 2019.09.02
事故で盲目となってしまったローナだったが、その時の衝撃によって自分の前世を思い出した。
思い出してみてわかったのは、自分が転生してしまったここが乙女ゲームの世界だということ。
さらに転生した人物は、"ラスボス令嬢"と呼ばれた性悪な登場人物、ローナ・リーヴェ。
彼女に待ち受けるのは、嫉妬に狂った末に起こる"断罪劇"。
そんなの絶対に嫌!
というかそもそも私は、ローナが性悪になる原因の王太子との婚約破棄なんかどうだっていい!
私が好きなのは、幼馴染の彼なのだから。
ということで、どうやら既にローナの事を悪く思ってない幼馴染と甘酸っぱい青春を始めようと思ったのだけどーー
あ、あれ?なんでまだ王子様との婚約が破棄されてないの?
ゲームじゃ兄との関係って最悪じゃなかったっけ?
この年下男子が出てくるのだいぶ先じゃなかった?
なんかやけにこの人、私に構ってくるような……というか。
なんか……幼馴染、ヤンデる…………?
「カクヨム」様にて同名義で投稿しております。
文字数 219,187
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.01.19