すれ違い小説一覧
歴代最高と歌われる程優れた研究の才を天から授かったルクレツィオ。しかし、天が授けてくれたのはそれだけ。社交能力、生活能力、共感能力等々、その他生きていくのに必要な能力は、全て欠如していた。研究費どころか日々の生活費を稼ぐことすらままならず、今日も兄の臑齧り。どこまでも自分に甘い兄に流石に申し訳なくなり、何とかパトロンを探そうとするがなかなか上手くいかない。それどころか大好きな研究について考えるあまり、また突飛な行動をしてしまった。その時もパトロン探しは失敗かと思われたが、そんなルクレツィオに興味を持った人物が1人だけ居た。
秘密のある世話焼き宰相×研究馬鹿の駄目人間
文字数 157,651
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.10.31
耳が聞こえず、言葉も喋れない女の子「竜崎」に恋していた。けれど、俺は彼女と会話する努力をせずに日々を過ごしていた。そんなある日、幼馴染の「桜井」から体育館裏に呼ばれ歯車が動き出す―――
文字数 2,813
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.15
ミレイナ・エインワースは恥ずかしがり屋な侯爵令嬢だ。婚約者のオースティンに見つめられると顔が真っ赤になり、まともに話せなくなる。だから見てくるのをやめてほしいと頼むと、婚約破棄でもしなければやめないと言われてしまう。冗談のつもりだったが、ミレイナはその婚約破棄を了承してしまう。
しかしオースティンは心の底からミレイナを愛していた。氷の貴公子と呼ばれるオースティンはそういった感情を顔に出さず、ミレイナに誤解を与えてしまっていたのだ。オースティンはそのことをことを深く反省した。
二人の間には誤解が生まれ、すれ違いの日々が続く。ミレイナとオースティン、本来は両想いなのに中々進展しない二人。だが悪役令嬢の登場がきっかけで二人の仲が急速に深まることになる。
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文字数 10,855
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.11.19
幼い頃から自然が好きな男子高校生、宗岡光(ヒカル)は高校入学後に仲間と自然を満喫したいという思いから山岳部へ入部する。
運動音痴なヒカルは思いのほか厳しい活動内容についていけず、ある日ランニング中に倒れてしまう。
気を失ったヒカルが見たのは異世界の記憶。買い物中に出会った親切な男が、異世界ではヒカルことシャルロッテが心から愛した夫、カイルだったのだと思い出す。
失神から目が覚めたヒカルの前には、記憶の中のカイルと同じ男がいた。彼は佐々木賢太郎、ヒカルの同級生で山岳部の部員だと言う。早速ヒカルは記憶が戻った事を賢太郎に話した。
過去に仲睦まじい夫婦であったという記憶を取り戻したからなのか、ヒカルは賢太郎の事を強く意識するようになる。
だが現代での二人はただの同級生で男同士、これから二人の関係をどうするのか、賢太郎の言葉だけでははっきりと分からないままその日は別れた。
溢れた想いを堪えきれずについDMで好きだと伝えたヒカルだったが、賢太郎からの返信は無く、酷く後悔することに。
主人公ヒカルをはじめとした、登場人物たちの勘違いによって巻き起こる、すれ違いストーリーの結末は……?
文字数 122,569
最終更新日 2022.11.18
登録日 2022.10.30
伯爵令嬢のエレノアは辺境伯のフレッドから婚姻の打診があり彼に嫁ぐことに。
嫁いだ先では使用人から歓迎を受け、欲しいものも全て用意される。
けれど肝心の夫、フレッドの態度がよそよそしい。
仕事ばかりでろくに顔を合わせることもないし目も逸らされている気がする。
なぜ?
あなたが望んだ婚姻でしょう?
そんなある日、噂を耳にする。
ーーフレッド様には嫁いで来られた奥様のほかに最愛の恋人がいる。
そんな‥‥。
でもそれなら早めに知りたい。
身の振り方は考えるから。
話してくれる気がないのなら強硬手段よ!!
彼の紅茶に自白剤を垂らして準備はできた!
文字数 3,050
最終更新日 2022.11.18
登録日 2022.11.18
コワモテ消防士はウブな先生を身籠らせたい
レンタル有り
【書籍化しました。書籍版→Web投稿版からストーリー&キャラクターをかなり変更しております。ご了承ください】
「先生、俺もう子供じゃないです」
バスの横転事故に遭い、抜け出せなくなったところを消防士に助け出された紬。彼女を救助した消防士の亮平は、紬が新卒でチューターをしていた予備校の生徒だった。亮平は生徒時代から紬に好意を抱いており、今回の事故で入院中の彼女のもとへ足繁く通う。当時予備校で発生した火災に続けて、数年越しにまたも助けられた紬が「なんでもいいからお礼をさせてほしい」と言ったところ、「ずっと好きでした。半年だけ、お試しで」と押し切られ、亮平との交際が始まった! 歳の差や自身の結婚願望といったしがらみを抱えつつ、溺甘な半同棲生活を送っていたある日、紬は事件に巻き込まれ――!?
※神奈川県内の設定ですが、出てくる地名は架空のものが殆どです。実在の地名、団体とは一切関係がありません。
※「鮫川兄弟シリーズ」三男、亮平のお話です。
文字数 126,769
最終更新日 2022.11.16
登録日 2020.05.16
完璧な婚約者となかなか仲良くなれないパメラ。機嫌が悪い、怒っていると誤解されがちだが、それもすべて慣れない淑女教育のせい。
ストレス解消のために下町に出かけた彼女は、そこでなぜかいないはずの婚約者に出会い、あまつさえナンパされてしまう。まさか、相手が自分の婚約者だと気づいていない?
それならばと、パメラは定期的に婚約者と下町でデートをしてやろうと企む。相手の浮気による有責で婚約を破棄し、がっぽり違約金をもらって独身生活を謳歌するために。
パメラの婚約者はパメラのことを疑うどころか、会うたびに愛をささやいてきて……。
堅苦しいことは苦手な元気いっぱいのヒロインと、ヒロインのことが大好きなちょっと腹黒なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(作品ID261939)をお借りしています。
文字数 8,236
最終更新日 2022.11.11
登録日 2022.11.11
伯爵家で生まれ当主になるべく育てられてきたジルク・ファスター。政略結婚など当たり前の世界の中で結婚した二人。ほぼ初対面の状態での結婚だったがジルクは妻のエラを可愛い女性だなと思ったもののクールな性格で笑わなかった。
しかし数時間だけ妻のメイドとなり話すこともできないジルクが見たのはきゃぴきゃぴとした女性だった。
「あぁ。私の妻はこんなに可愛かったのか…」気づかせてくれた出来事に感謝を…。
文字数 2,483
最終更新日 2022.11.11
登録日 2022.11.11
フレッグ国では、第一王女のアクセリナと第一王子のヴィルフェルムが次期国王となるべく日々切磋琢磨している。アクセリナににはエドヴァルドという婚約者がおり、互いに想い合う仲だった。「あなたに相応しい男になりたい」――彼の口癖である。アクセリナはそんな彼を信じ続けていたが、ある日聖女と彼がただならぬ仲であるとの噂を聞いてしまった。彼を信じ続けたいが、生まれる疑心は彼女の心を傷つける。そしてエドヴァルドから告げられた言葉に、疑心は確信に変わって……。
いつも通りのご都合主義ゆるんゆるん設定。やかましいフランクな喋り方の王子とかが出てきます。受け取り方によってはバッドエンドかもしれません。
後味悪かったら申し訳ないです。
文字数 23,146
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.11.08
アーリィ・アレストフ伯爵令嬢。彼女はある男からの仕打ちで自分でも抑えられないほどの激情に駆られる事になる。
ある男、オリバー・マカロフ公爵令息。彼は如何にしてアーリィにそれほどの思いを抱かせたのか。
感情が表に出ない鉄女の主人公アーリィが、未だかつて体験した事のない激しい怒りに直面するまでの過程を描いた物語である。
文字数 30,635
最終更新日 2022.11.09
登録日 2022.10.19
八戸 那桜(はちのへ なお)はどこにでもいる一般的な大学生だった。試験期間が終わり、友達と食事をして酒を飲んだ。酒はあまり強くないが、楽しくなってついつい飲み過ぎてしまう。友達が心配するも「大丈夫だから」と、フラフラしながら自分の足で自宅へ向かった。しかし、自宅アパートへ着くまえに倒れそのまま意識を手離した。
目を覚ますとそこは人間が滅び、獣人が住む世界だった。
(綺麗な白い虎が喋ってるし、服着てるし、二足歩行だし!)
がんばり屋さんで鈍感な主人公が、騎士団長に大切にされる物語。
獣人×人間の話です。
ハッピーエンド目指します。
背後注意の回には * 付けます。
タイトルちょこっと変えました(2022/2/14)。
文字数 45,516
最終更新日 2022.11.08
登録日 2022.02.12
小さい頃は俺が守ってやっていたのに、いつの間にかアイツに守られるようになってしまった。そんなあいつの様子がこの頃少しおかしかったのだが・・。
これは全てを知った時には手遅れだった俺の後悔の記録。
※寝取られ、リョナ等の胸糞表現があります。ご注意下さい!(>_<)
文字数 117,599
最終更新日 2022.11.07
登録日 2020.03.11
新しく公爵家に雇われたメイドのライラは、超武闘派メイド。大切な坊ちゃまを守るため、今日も剣の技が冴える。 公爵家の次男坊であるジョシュアは凛々しくてかっこいいライラに憧れていて、なんとかいいところを見せたいと日々奮闘していた。
今日も突然襲い掛かってきたアイアンベアを一撃で倒したライラに、ジョシュアはすっかり魅了され、思わず結婚を申し込むもあえなく玉砕。いつだってライラは、相変わらずの塩対応なのだった。
実はそんなライラには、とある秘密があった。敬愛する王妃様のため、時期王配候補として決定したジョシュアを陰ながら守り、育てるという並々ならぬ決意を持っていたのだ。ジョシュアの初恋は実りそうにない。
そんな中、ライラの行動にがっくりと肩を落とすのは、公爵家の嫡男チャールズ。氷の貴公子と名高い彼もまた、ライラに夢中な一人で……。
二人の兄弟からひたすら愛を囁かれるライラの明日は? 激ニブメイドさんとライラが好きでたまらない公爵家の二人の兄弟のほのぼのした日常のお話です。
小説家になろう、他サイトでも掲載しています。
文字数 8,152
最終更新日 2022.11.07
登録日 2022.10.31
この世界には男性、女性の性別の他に、α、β、Ωという人種にも分かれている。
そんな世界に住むのは、
川上智樹(かわかみ ともき)17歳、高校2年生。
そんな智己には密かに気持ちを寄せている人がいるその人は、
川上雅樹(かわかみ まさき)17歳、高校2年生。
同じ苗字に同じ歳。彼らは双子の兄弟。
容姿も性格も正反対の2人だが、唯一同じところがある。
それは2人が『Ω、オメガ』だという事。
とある事件をきっかけに、智樹と雅樹はお互いがヒートの時、家族に内緒で身体を重ねる関係になる。
だか、ある日その現場を実の兄、幸樹(こうき)に目撃され……
そこから狂い始めた、智樹の裏と表。
雅樹と智樹の関係は?
幸樹と智樹の関係は?
そして智樹を取り巻く男たちとの関係は?
すれ違う双子と、その背景に巻き込まれていく人々を読んでいただけたらな(❃´◡`❃)と、思います。
ほのぼの場面もありますが、『闇や切なさ』もあり、今までの私の拙作とは違うところが多いと思います(ll゚艸゚ll)
また主人公、智樹‼︎
本当はいい子なんです:+.゚(*´□`*)゚.+:
いい子なんですが、はじめ『えー(º ロ º๑)』と思われるかと思います(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
が、本当の智樹に出会えるまで読み進めていただけたら、幸いです⑅◡̈*
最後になりましたが、成長していくであろう智樹を、見守ってやってください!
ハピエン目指して頑張りますので、よろしくお願いします(pq*´꒳`*)♥♥*。
表紙に使わせていただいています素敵なイラストは『ハリネズミ』様(https://estar.jp/users/384683362)が、作品の表紙のために『智樹と雅樹』をわざわざ描いてくださりました(❃´◡`❃)
文字数 115,539
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.10.30
皇太子に閨房術を授けよとの陛下の依頼により、マリア・ライトは王宮入りした。
齢18になるという皇太子。将来、妃を迎えるにあたって、床での作法を学びたいと、わざわざマリアを召し上げた。
マリアは30歳。関係の冷え切った旦那もいる。なぜ呼ばれたのか。それは自分が子を孕めない石女だからだと思っていたのだが───
文字数 42,316
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.11.02
魔王討伐後。魔王討伐パーティーの一人にして、弓使い(アーチャー)であるフェリシアは、旅の最中ずっと思いを寄せていた勇者・ユリウスに告白しようとしていた……のだが、呼び出そうと探している最中に彼が結婚するという話と共に、プロポーズ用の指輪を持っているところを目撃してしまう。
「彼女さんの色の指輪でプロポーズだなんて、ロマンチストですね~」
その言葉と共に彼が受け取っていたのは妹・イリスの髪の色とそっくりな翠色の綺麗な石があしらわれた指輪だった――――。
失恋が確定してしまったフェリシアは気持ちを告げることなく、勇者と妹の前から姿を消すことを決意した。
***
・話毎に長さが違ったりするのはご愛嬌で……(;´Д`)
・元々は個人的にAVGゲームを作ろうかと思って書いていたプロットを小説にしているので(時間がなくて諦めましたが)、途中でルート分岐風に話を分ける可能性があります。
・タイプミスがそれなりにある可能性が高いので、途中で改稿することがあります。
文字数 68,819
最終更新日 2022.11.05
登録日 2019.11.11
マリアンヌはサルミアスト王国の第1王女。
しかし、本当の母親であるマリア王妃が亡くなってから、継母のベリナリト第2王妃と、その娘であるベルーナ第2王女に虐められてきました。
父親である王はベリナリト第2王妃に惑わされて、マリアンヌを守ってはくれません。
城の中に、マリアンヌの味方はだれもいませんでした。
ある日、ついに隣国の王子との婚約を破棄させられ、城から放逐されてしまいました。
文字数 2,707
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.11.04
主人公のモニカは、既婚者にばかり声をかけるはしたない女性として有名だ。愛人稼業をしているだとか、天然の毒婦だとか、聞こえてくるのは下品な噂ばかり。社交界での評判も地に落ちている。
ある日モニカは、溺愛のあまり茶会や夜会に妻を一切参加させないことで有名な愛妻家の男性に声をかける。おしどり夫婦の愛の巣に押しかけたモニカは、そこで虐げられている女性を発見する。
彼女が愛妻家として評判の男性の奥方だと気がついたモニカは、彼女を毎日お茶に誘うようになり……。
八方塞がりな状況で抵抗する力を失っていた孤独なヒロインと、彼女に手を差し伸べ広い世界に連れ出したしたたかな年下ヒーローのお話。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID24694748)をお借りしています。
文字数 8,244
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.11.04
【毎日6時、11時、18時で完結まで予約投稿済みです】
背中に羽のある鳥人が住む西浮国。
美しく大きな羽、太く強い脚、羽と脚が全ての価値を決める国で
地味で小さな羽、細く弱い脚を持って生まれたパン職人のレイル。
地味な人間は、ただただ家と仕事場の往復をする毎日。唯一の趣味は本を読むこと。
国においてはほとんど無価値だけど、いつか心底大切と思える相手に出会いたいと思っている。
そんなレイルが、ある事がきっかけで、強い脚を持つエリート、カジュリエスという男と知り合う。
お互いに番が欲しいのに、正式にお付き合いを始める前に、まるでセフレのようになってしまったレイルとカジュリエスの拗れてしまったお話し。
文字数 133,923
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.10.23
ロゼリエッタは三歳年上の婚約者クロードに恋をしている。
だけど、その恋は決して叶わないものだと知っていた。
異性に対する愛情じゃないのだとしても、妹のような存在に対する感情なのだとしても、いつかは結婚して幸せな家庭を築ける。それだけを心の支えにしていたある日、クロードから一方的に婚約の解消を告げられてしまう。
失意に沈むロゼリエッタに、クロードが隣国で行方知れずになったと兄が告げる。
けれど賓客として訪れた隣国の王太子に付き従う仮面の騎士は過去も姿形も捨てて、別人として振る舞うクロードだった。
愛していると言えなかった騎士と、愛してくれているのか聞けなかった令嬢の、すれ違う初恋の物語。
他サイト様でも公開しております。
イラスト 灰梅 由雪(https://twitter.com/haiumeyoshiyuki)様
文字数 148,320
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.10.29
見た目と才能を隠していた第二王子と第一王子の婚約者候補のラブコメ?王家ざまあ。番確定なのに未成熟で分かってない主人公(受)とすれ違いの攻。あげく第一王子は変装した弟に恋をするし、たいへんです。
※前半あらすじ?
「なんでウチは公爵なのぉ!?」ハイリ5歳は絶望した。ちょっと顔が綺麗なだけで傲慢な第一王子。外面が良いだけの悪魔の婚約者候補に選ばれてしまう。ハイリは男の子だけどΩでお嫁に行く。だから女の子に混じって、実家の爵位と年齢から選ばれてしまった。死にそうになったところを助けてしまったり、あまりのアホさにやらかす男を助けてしまい、なんとか自分だとバレないように裏工作するハイリ。見た目と才能をひた隠しにして、どうにかこうにか誰かに第一王子を押し付けようとするのだった。
☆短編になりました。
文字数 22,625
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.10.28
女心の分からないポンコツ皇帝 × 幼馴染の後宮妃による中華後宮ラブコメ?
十二歳で後宮入りした翠蘭(すいらん)は、初恋の相手である皇帝・令賢(れいけん)の妃 兼 幼馴染。毎晩のように色んな妃の元を訪れる皇帝だったが、なぜだか翠蘭のことは愛してくれない。それどころか皇帝は、翠蘭に他の妃との恋愛相談をしてくる始末。
惨めになった翠蘭は、後宮を出て皇帝から離れようと考える。しかしそれを知らない皇帝は……!
※初々しい二人のすれ違い初恋のお話です
※10,000字程度の短編
※他サイトにも掲載予定です
※HOTランキング入りありがとうございます!(37位 2022.11.3)
文字数 11,239
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.11.01
労咳を病み、廃城の一角に佇む塔に幽閉された幼き王女。彼女の母である女王に頼まれて、彼女を慰めるべく塔をを訪れた吟遊詩人。彼は竪琴を爪弾き語り始める。若き日の女王の剣士としての誇り高き生き様を。故郷を戦火で失い、憎しみに剣を取った彼女が、吟遊詩人との出会いにより、真に大陸の平和を願い剣を振るうようになった生まれ変わった姿を。王女は知った。これは死にゆく自分に手向けられた母からの弔辞なのだと……。
文字数 20,203
最終更新日 2022.11.02
登録日 2022.10.24
文字数 11,351
最終更新日 2022.11.01
登録日 2021.01.09
頭を打った私は、自分がかつてプレイした乙女ゲームの悪役令嬢であるアルティリアと攻略対象の一人で私の推しだったファルクスの子供に転生したことを理解した。
少し驚いたが、私は自分の境遇を受け入れた。例え前世の記憶が蘇っても、お父様とお母様のことが大好きだったからだ。
二人は、娘である私のことを愛してくれている。それを改めて理解しながらも、私はとある問題を考えることになった。
お父様とお母様の関係は、良好とは言い難い。政略結婚だった二人は、どこかぎこちない関係を築いていたのである。
仕方ない部分もあるとは思ったが、それでも私は二人に笑い合って欲しいと思った。
それは私のわがままだ。でも、私になら許されると思っている。だって、私は二人の娘なのだから。
こうして、私は二人になんとか仲良くなってもらうことを決意した。
幸いにも私には前世の記憶がある。乙女ゲームで描かれた二人の知識はきっと私を助けてくれるはずだ。
※2022/10/18 改題しました。(旧題:乙女ゲームの推しと悪役令嬢の娘に転生しました。)
※2022/10/20 改題しました。(旧題:悪役令嬢と推しの娘に転生しました。)
文字数 50,298
最終更新日 2022.11.01
登録日 2022.10.17
今年33歳になる、おっさんの俺は、特に不満なく、ごく普通の幸せな人生を歩んでいた。
ある日。駅のホームで飛び降り自殺をしようとした女子高校生を助けた。
助けたことで、この幸せな人生の歩みを踏み外す事になるなんて思ってもいなかった。
文字数 40,243
最終更新日 2022.11.01
登録日 2022.03.22
裕福な商家の奉公人・春虎(チュンフー)は、生来気弱で優しい性格故に仲間たちにいじめられ、ある月夜の晩に一人で肝試しに行かされる。
そこで彼が出会ったのは異形の醜さを忌み嫌われ、廟に封じられていた不可思議な鬼神だった。
春虎と彼によって鬼風(クイフェイ)と名付けられた鬼神は主従の契約を交わし、新しい日々が始まるのだが……。
絶対に素顔を見せないミステリアスな鬼神と健気な奉公人の主従BL。
(中華ファンタジー/人外/鬼神×奉公人/不細工攻め×健気受け)
イラスト:ごまだれはまち(@gomadarehamachi)様
文字数 30,935
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.30
宮殿の敷地内にある倉庫。
そこは有名な逢い引きスポットで、王宮に勤めるメイドと騎士がこっそり会っては性欲を発散させる場となっている。
今日もメイドが騎士二人と身体を弄りあっているのを、私は窓の隙間から見ていた。
私、マグダレナはお世話になっているメイドのエリーゼに頼まれて、使用中に邪魔が入らぬように見張るという雑用をしている。そのついでに彼らがまぐわう様子を見ながら私も昂った身体を慰める日々。
ところがそこにバルドゥイン王子がやってきてしまい――
*****
潜入調査中の訳アリメイドと野望に満ちた元婚約者の第二王子のすれ違いラブ
※『影の王女の成婚』のタイトルでムーンライトノベルズでも同時公開中
文字数 14,986
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.10.27
拙作、「私は仕事がしたいのです!」のセレナ視点です。時々トーマスも入ります。やらかしたトーマスが頑張る話です。
初見の方も何となくは分かるかなあと思いますが、お時間が許されるなら、是非本編もご一読いただけたらと思います。
こちらも、念のためR15指定。
文字数 43,688
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.04.24
四宮晴臣 × 石崎千秋
多くの美しいオメガを生み出す石崎家の中で、特に美しい容姿もしておらず、その上、フェロモン異常で発情の兆しもなく、そのフェロモンはアルファを引きつけることのない体質らしい千秋は落ちこぼれだった。もはやベータだと言ったほうが妥当な体だったけれど、血液検査ではオメガだと診断された。
石崎家のオメガと縁談を望む名門のアルファ家系は多い。けれど、その中の誰も当然の事のように千秋を選ぶことはなく、20歳になった今日、ついに家を追い出されてしまった千秋は、寒い中、街を目指して歩いていた。
かつてベータに恋をしていたらしいアルファの四宮に拾われ、その屋敷で働くことになる
※話のつながりは特にありませんが、「俺を好きになってよ!」にてこちらのお話に出てくる泉先生の話を書き始めました。
文字数 70,538
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.09
「私が留学している間に、他の男の子を産んだのか?」
レティシアの妹ミランダは未婚で子供を産み、姿を消してしまう。レティシアは残された赤子を育てる決意をするが、その為には最愛の婚約者の手を離さなくてはならなかった。
登場人物
レティシア・サンチェス 伯爵家長女
ミランダ・サンチェス 伯爵家次女
エミリー・サンチェス ミランダの娘
ユリウス・ド・フランドル 侯爵家嫡男、レティシアの婚約者。王太子の側近
アラン・シュヴァリエ・ベフトォン 王太子
イヴ・モンフォール 子爵家嫡男。文官、王太子の側近、ユリウスの友人
アンリ・ブンサン 王弟、エミリーの父親
モリス・シュルツ 男爵家三男。レティシアの友人
文字数 56,456
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.14