恋愛小説一覧
ロナンシュ伯爵夫人ネルが夫に離婚を言い渡されたのは、結婚して半年後のことだった。
リーゼバイン公爵令嬢に心を奪われ、彼女と結婚することを決めたのだという。しかも公爵令嬢のお腹の中には、既に子供がいるらしい。
突然のことに唖然とするネルに、公爵令嬢はこんな提案をする。
「あなたには弟をあげるわ」
リーゼバイン公爵家には、落ちこぼれの三男がいる。その男と再婚しろと言うのだ。
両親にも命じられ、ネルは三男と無理矢理結婚させられてしまう。
失意の中、新らしい夫が隠居している辺境へと向かうネル。
何も知らされていなかった三男は、戸惑いながらもネルを優しく受け入れる。
ネルはそんな彼に尽くそうと決意する。
一方、ロナンシュ伯爵家では様々な問題が起こり始め、やがてそれはリーゼバイン公爵家をも窮地に陥れることになる。
※ツギクル様にも投稿中です。
文字数 27,487
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.27
聖女ルナリーが旅から戻ると、王都は魔女の瘴気で蔓延していた。
国を魔女から取り戻そうと奮闘するも、護衛騎士の二人が死んでしまう。
ルナリーは聖女の力を使って命を削り、時間を巻き戻す。
大事な護衛騎士たちの命を助けるために、何度も、何度も。
「もう、時間を巻き戻さないでください」
「俺たちが死ぬたび、ルナリーの寿命が減っちまう……!」
気持ちを言葉をありがたく思いつつも、ルナリーは二人のために時間を巻き戻し続け、どんどん命は削られていく。
その中でルナリーは、一人の騎士への恋心に気がついて──
最後に訪れるのは最高の幸せか、それとも……?!
*他サイトでも掲載しています。
*小説家になろうにて、先行完結しています。
文字数 116,493
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.07
仕事大好きアラサーOLの中島奈々子(30)は映画会社の宣伝部エースだった。しかし、ある日突然、上司から花形部署の宣伝部からの異動を言い渡され、ショックのあまり映画館で一人泣いていた。偶然居合わせた同じ会社の総務部の雨宮課長(37)が奈々子にハンカチを貸してくれて、その日から雨宮課長は奈々子にとって特別な存在になっていき……。
簡単には行かない奈々子と雨宮課長の恋の行方は――?
そして奈々子は再び宣伝部に戻れるのか?
※表紙イラストはミカスケ様のフリーイラストをお借りしました。
http://misoko.net/
文字数 48,957
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.09
伯爵子息であるダニエルと結婚して二年。
彼は私への愛情をすっかり無くしていた。
同じ家にいるのに無視は当たり前だし、どうやら愛人まで作っている。
そんな夫に愛想を尽かした私が離婚を切り出すと、彼は演技っぽく叫ぶ。
「ロレーナ酷いよ!君のことを愛していたのに!」
文字数 2,686
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
婚約者のいない私はもうすぐ終わる――。
私の人生が終わるという意味じゃなくて、婚約者ができそうという意味だからね!
文字数 1,528
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
2年前に婚約し、婚姻式を終えた夜。
フィファナはドキドキと逸る鼓動を落ち着かせるため、夫婦の寝室で夫を待っていた。
湯上りで温まった体が夜の冷たい空気に冷えて来た頃やってきた夫、ヨードはベッドにぽつりと所在なさげに座り、待っていたフィファナを嫌悪感の籠った瞳で一瞥し呆れたように「まだ起きていたのか」と吐き捨てた。
夫婦になるつもりはないと冷たく告げて寝室を去っていくヨードの後ろ姿を見ながら、フィファナは悲しげに唇を噛み締めたのだった。
文字数 106,253
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.06
幼い頃、特別な薬を作れる聖女の魔力に目覚めた私――エリンは、無理やり城に連れていかれて、聖女にしか作れない特別な薬を作らされていた。
国王からは、病気で苦しむ民のために、薬を使ってほしいと言われた。
ほぼ軟禁状態で、様々な薬の勉強を寝ないでやらされた。家に帰りたい、お母さんに会いたいと言っても、当然聞き入れられなかった。
それから長い時が経ち、十九歳になった私は、聖女の力を持つ人間として、毎日山のような数の薬を作らされている。
休みなんて当然無い。大変でつらい仕事だけど、私の薬でたくさんの人が救われると思うと頑張れたし、誇りに思えた。
それに、国王の一人息子である王子様が私と婚約をしてくれて、一人だけど友人もできた。見守ってくれる人もできたわ。
でも、私はずっと前から既に裏切られていた――婚約者は友人と浮気をし、私が作った薬は民の元にはいかず、彼らの私服を肥やす、都合のいい商品にされていたことを、私は知ってしまう。
ずっと国と民のために尽くしてきたのに、私は利用されていただけだった……こんなことが許されるはずがない。私は急いで多くの人がいる社交場で、彼らの罪を告発した。
しかし、私はまだ知らなかった。そこにいた貴族は、全員が私の薬を購入していたことを。だから、全員が婚約者の味方をした。
それどころか、国家を陥れようとした罪人扱いをされてしまい、婚約破棄を言い渡された。
部屋に戻ってきた私は思った。こんなところにいても、私は利用され続けるだけだろう。そんなの嫌だ。私はこの薬を作る力で、多くの人を助けたい。そして、お母さんのいる故郷に帰りたい――そう思った私は、外に出る決意をする。
唯一の味方であった男性の人の助けもあり、なんとか国を出てることができたが、サバイバル能力なんて皆無なせいで、日に日に弱っていく中、私は野生動物に襲われてしまう。
そこに、薬草を探していた一人の騎士様が通りかかって……?
これは一人の聖女が薬師となり、新しい土地で出会った騎士と多くの問題を解決し、仲を紡ぎながら幸せになるまでの物語。
⭐︎完結まで執筆済み。ファンタジー色やや強めです。小説家になろう様にも投稿しております⭐︎
文字数 124,690
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.01
自分の欲望をかなえるための婚約破棄、そこに答えは何もなかった。
「アリシア…妹なら僕を愛してくれて当然だろう…なぜほかの男の元へ…」
妹アリシアのためにすべてを捨ててしまったルインが、後悔から解放されることは二度とない。
「私などいらないという事ですね?それならもう消えてあげましょう」
その言葉を本気にしなかった婚約者。彼は後悔の後に知ることとなる…この時この言葉を受け入れていれば、この後の悲劇は何も起こらずに済んだという事を…
文字数 730
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
身分違の恋に落ちた王子様は「真実の愛」を貫き幸せになりました。
物語では「幸せになりました」と終わりましたが、現実はそうはいかないもの。果たして王子様と本当に幸せだったのでしょうか?
王子様には婚約者の公爵令嬢がいました。彼女は本当に王子様の恋を応援したのでしょうか?
これは、めでたしめでたしのその後のお話です。
文字数 29,663
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.06
別タイトル『逆ハー生徒会執行部とその婚約者たち』
ある日仲良しの公爵令嬢がここは小説の世界で、自分たちの婚約者はその物語の主人公と恋仲になるのだと言い出した。そして自分たち一人ひとりが主人公を虐める悪役令嬢なのだと……。
このままでは自分たちは断罪エンドまっしぐら…らしい令嬢たちはその結末を回避するためにまったりと頑張ることにした。
自身も悪役令嬢の一人だという事を知ったプリムローズは近頃婚約者と交流が減ったのはそのためかと理解する。
そして来るべき婚約破棄に備えるために一手二手先を読んで華麗に行動に移した。
※ヒロインはポンコツ脳筋令嬢です。
完全ご都合主義、ノーリアリティなお話です。
誤字脱字が各所に点在すると思われますが決して罠ではございません。
脳内変換にてスルーをお願いいたします。
小説家になろうさんにも時差投稿します。
文字数 58,587
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.13
「そうだったの。まさか私と婚約することになったレロン様が、お姉様との婚約を切り捨てたお人だったなんて。ええ、私は本当に知らなかったのよ?」
そう言ってとぼけるのは、私の妹であるセシーラ。彼女は私への嫌がらせの一環として、あろうことか私の婚約者を寝取ったのだ。そしてそれについて聞かれれば、このようにしてあくまでこれは偶然なのだと言いはった。
「偶然にはとても思えないけれど。私との婚約を破棄した彼が、まさかあなたと結ばれることを選んだだなんて。あれから日も浅いし、まさかあなたが全て仕組んでいたんじゃないかしら?」
「まさか。私はお姉様のように陰湿ではありませんから、そんなことは考えもしません。…そんな考えが出てくるのは、お姉様が陰湿な何よりの証拠なんじゃ…??」
「…」
この女の辞書には反省するという言葉は書かれていないらしい。どこまでも私を煽るよう徹する様子だ。
文字数 715
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
自分勝手に病弱を演じる妹は、周囲から孤立していることに気づいてはいなかった。
「こ、こんなはずがない…演じるのがもっと足りない…」
そもそもそこに問題があるというのに、彼女がそれに気づける日が来るのは果たしていつになるのだろうか…?
「さようなら、元婚約者様」
「ま、まってくれ…そもそも君さえいいと言ってくれれば…」
自分の犯した罪を理解しない彼。そこに気づかない事には、この先何をしようとも、どんな言葉を駆けられようとも、終わりへの道を避けることはないだろう。
ただそれだけだった。何の感情もない婚約などよりも、周囲からもてはやされる妹との未来を選ぼうとしただけだった…しかしその選択は…
文字数 711
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「ねえお姉様、あの人を私にちょうだい?」
あの人、...ええ、私の婚約者のことでしょう。
今まで妹には何でも譲ってきた。
けれど 私だって彼のことが好きよ、本当は譲りたくなんかはない。
...でも、最近の二人を見ていると、すごく親密でそういう関係だと王宮内でも噂になっている。
私は恋心に蓋をして、妹に満面の笑みで笑いかけた。
文字数 157
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
私、葵遥です。
「あおいはるか」と呼びます。
名前は普通ですが、漢字のみで書くとよく中国人みたいだねと言われます。
現在、芸能科もある都立小鳥遊学園「普通科」に通う高校1年生です。
顔面偏差値だけが取り柄の平凡な私だったのですが、この度めでたく青い春がやってきました!!
私の意中の人は今をときめくスーパースター東陽太……の双子の弟、東静夜くん!!
東くんの何処がいいかと言うととても言葉では語り尽くせないんだけど……。
強いて言うなら、まず笑った顔が可愛くて軽く人が死ぬレベルで本が好きで本読む姿が様になっててもう彼のために読書という行為があるのかと実感するし身長が低い事気にしてて牛乳頑張って飲んでる努力が微笑ましくて尊いしときおり見える八重歯がちょっとエロティシズムを感じてそれだけでご飯3杯余裕でいけるし彼が生きてくれているという事実だけで普段宗教とか興味のない私にも人類を生み出してくれた神様に感謝せざるを得ないし彼を生み出した全ての軌跡に感激し……「ストップ、遥」
「え? ユウちゃん何で止めるの?
まだ東くんの事100万分の1も語れてないのに……?」
友達のユウちゃんこと河合優希は普段の美形を歪める様に眉間に皺を寄せ、頭を押さえながら答えた。
「真顔で答えるのやめて。怖いから。
遥が東の事好きなのはよぉーく分かったから、もういい」
「ごめんね、私が理由を聞いたばかりにルカちゃんを暴走させちゃって……」
ユウちゃんの横でしゅんとなっているのがもう1人の友達のハル、もとい天江春香だ。
漢字は違うけど私と同じく名前は「ハルカ」なので私は「ハル」と呼び、ハルは私のこと「ルカちゃん」と呼んでいる。
「え? 私何か悪い事しちゃった?」
「いや、遥は悪くないよ。いつも通り中身が残念なだけで--」
……これは、そんな残念な美少女、葵遥の前途多難な恋物語である。
※この様に主人公が時々バグります。
何でもオッケーな方のみご覧下さい。
※他サイト様にも掲載しています。
文字数 115,396
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.18
『貴方の想いなど知りません』完結後のお話。
シャルマイノス王国ゾルダーク公爵家、三兄妹の物語。
文字数 339,667
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.06.23
公爵令嬢のルルカは命を落としたはずなのに、10年前の婚約破棄まで時間が戻っていた。
目の前にはルルカを殺した元婚約者トライム王子がいて、1度目の人生を思い返す。
そんなルルカの元に、氷の侯爵と呼ばれるアイクがやって来る。
アイクは人の心を読むことができて、未来を知りトライム王子が許せないようだ。
文字数 4,292
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
後になって考えを改めたところでなにも元には戻らない。彼はそんなことくらい、重々承知だった。しかしそれでも考えずにはいられない。
「もしかしたら、違う未来もあったのだろうか…」
文字数 693
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
パーティーを追放されたけど、このお話は異世界恋愛ですよ?
私が魔法で令嬢を美人に見せていたのに、
私を追放したら、美人はいなくなりますよ?
いまさら戻ってきてと言われても、もう遅いです!
文字数 2,842
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
――――
「お兄様、なぜ私の言うことを聞いてくれないの?」
「お兄様、あいつも邪魔だから追い出してよ」
「お兄様、次はこのお屋敷を手に入れてほしいわ。その次はこっちね」
――――
あれからしばらくの時が立った。彼はきっとその心の中で思ったことだろう。あの婚約を破棄などすることなくそのまま成就させることができていたなら、きっと今頃は穏やかで満たされたスローライフを送ることができたのだろうと。
しかしそれはもうかなわない。ほかでもない彼の妹が、その未来を打ち消してしまったのだから。そしてその兄妹はともども、その身を追放されてしまったのだから。
文字数 1,027
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
蛮族ダニアの女王ブリジットに拾われて彼女の情夫となったボルド。
彼の1日はブリジットを癒し、愛することに終始します。
そんなボルドをかわいがり、溺愛するブリジットとの愛の日々をお楽しみ下さい。
『蛮族女王の情夫《ジゴロ》』の番外編であり、
本編では多くを描かれることのなかった情夫の日常を描きます。
短編集であり、各話独立をしているので、どこから読んでもお楽しみいただけます。
本編は戦記物でもありが苛烈な作品でありましたが
こちらは甘々に仕上げており、1話1話も短くなっておりますので
緩やかなお気持ちでお気軽にお読みいただけましたら幸いです。
*物語上の時系列はバラバラであり、更新も不定期となります。
*イラストACより作者「せいじん」様のイラストを使わせていただいております。
文字数 22,841
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.15
ホワイトデー、30歳の誕生日の夜に再会をしたのは3年前に終わったはずの身体の関係“だけ”の相手。
2人で何度も通った店で再会をし、3年前と同じように私のことを“純ちゃん”と呼び、私のことを“女の子”として扱ってくれる。
ちゃんと鍵を掛けて仕舞ったはずの“愛”がまた動き出してしまう。
関連物語
『お嬢様は“いけないコト”がしたい』連載中
『朝1番に福と富と寿を起こして』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高21位
『約束したでしょ?忘れちゃった?』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高30位
『好き好き大好きの嘘』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高36位
『雪の上に犬と猿。たまに男と女。』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高11位
文字数 98,755
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.19
体が弱い振りをすれば、周囲の人々は勝手に振り回されてくれた。今まではそれですべてのものを手に入れられた。それは姉を追いとしてでも。
文字数 643
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
そもそもは、政略的な関係であったが故の、関係のねじれ。
「あとはご自由にどうぞ。私はこれにて失礼させていただきますので」
「ふん。お前に言われるまでもないわ。好きにすればいい。あとから泣きついて来ても知らんからな」
二人の間にそんな会話が交わされたのが、今から一年ほど前。
今まさに、二人の勢力図を正反対にしたような会話が行われているのであった。
「た、たのむ…み、みのがしては」
「はあ?何を言っているんですか?自分のために私を追放したのはあなたの方ではありませんか?私との婚約を終わりとして、自分の好きな人との未来を歩むのでありましょう?」
「そ、それは…」
文字数 490
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
※本作品は、同作者によるBL小説の登場人物の百合小説です。そちらを読まなくても支障はありませんが、BL表現が若干含まれます。(よろしければ『悪女と呼ばれた悪役令息〜身代わりの花嫁〜』もご確認ください!)
幼少期から殺人兵器として育てられた少女、エルシード。彼女は暗殺組織の命により、世界を救った神子の1人であるアイリスの暗殺に向かう。シソーラスの王子、シードとして神子アイリスに接近するが、なぜか形勢逆転されてしまい………?
イケメン大人美人×僕っ娘美少女の百合ファンタジー!
※流血表現や死ネタを含みます
※R18❇︎を含みます(男装受け)
文字数 28,451
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.18
パーティの夜、アリス=ブーランジェ伯爵令嬢は、若き男爵ジュールと運命的な出会いをした。
お互いに運命を感じ、瞬く間に婚約の運びとなった。
ジュールとの甘い結婚生活を夢見て過ごすアリスの元に、ある日、一人の男が訪ねて来た。
彼、セヴラン=デュランド伯爵は、「ジュールには裏の顔がある」と言う。
信じられないアリスは、自分の目で確かめようと、セブランの助けを借り、館にメイドとして潜入する事に…
異世界恋愛:短編(全12話) ※魔法要素ありません。
文字数 29,318
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.27
二千二十三年十月十日。
彼氏と別れて傷心中の田中美桜は、自らを「帝」だと名乗る"嵯峨"という男に出会う。嵯峨を不審者扱いしていた美桜だが、なんと彼は西暦八百十一年、十月十日の平安時代からやって来たと言う。
半信半疑の美桜だったがスマホで調べていくと、彼は本当に平安時代に存在した本物の天皇だった。暗殺者に狙われ、逃げていたという嵯峨をとある条件付きで自宅に住ます事になった美桜。生まれた時代が違う二人の奇妙な共同生活が始まる。
現代にタイムリープしてきた帝と、傷心中OL美桜の時空を超えたタイムリープラブコメディ!
※本作は小説家になろう様、ノベルアップ+様、カクヨム様、ステキブンゲイ様でも掲載させていただいております。
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
文字数 7,995
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.02
伯爵家の庭園は、美しいバラが咲き乱れ、白い石灰岩の建物が太陽光を反射していた。ヴィクトリア朝様式の邸宅は、豪華で荘厳な雰囲気を漂わせており、貴族たちが優雅に振る舞う様子が窓の外から見えた。
文字数 1,043
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
フローラは、とんでもない勘違いに巻き込まれてしまい、その勘違いの発端となった子息に散々なことを言われるはめになったのだが……。
※全5話。
文字数 693
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
「本日この時をもってアリシア・レンホルムとの婚約を解消する」
公爵令嬢アリシアは反論する気力もなくその場を立ち去ろうとするが…見事にすっ転び、記憶喪失になってしまう。
本当に思い出せないのよね。貴方たち、誰ですか? 元婚約者の王子? 私、婚約してたんですか?
義理の妹に取られた? 別にいいです。知ったこっちゃないので。
不遇な立場も過去も忘れてしまったので、心機一転新しい人生を歩みます!
この作品は小説家になろうでも掲載しています
文字数 36,679
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.09.21
第一王子シルヴェストルは、父王からある事件の概要が記された書類を渡される。当該事件の加害者の姉の処遇について誰もが納得できる落としどころを見つけよと命じられ、灯台守がいなくなって灯りが消えたままの、海に浮かぶ孤島の灯台へ送るのはどうかと考えた。シルヴェストルはさらに事件について調べていく中、加害者の姉リュディーヌに会う。
初めての恋におちた第一王子と、少年として孤島の灯台に送られた元伯爵令嬢の恋の話。
*荒唐無稽の世界観の中、ふんわりと書いていますのでふんわりとお読みください
*約54,000字で完結しています
*毎日7時と19時に更新します
*他のサイトでも公開します(加筆修正が入る場合もあります)
*誤字、脱字、衍字、誤用、誤変換、素早く脳内変換してお読みいただけるとありがたいです
*事件の『被害者』側の心情はほぼありません
文字数 12,417
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.03
「君が偽物だろう!」
あなたの隣にいるその令嬢は聖女じゃありませんよ、と心で毒づく。
彼に愛情は残っていなかったので、城を出て好きにさせていただきます。
一人で抱えるには辛いお務めもせずにすむと考えるとほっとした。
「私が本物です♪」
そう言って偽物の聖女が残った国は、今や破滅に近いというーー。
文字数 143
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04
竜王の運命。……それは、アドルリア王国の王である竜王の唯一の妃を指す。
けれど、ラファリアは、運命に選ばれなかった。選ばれたのはラファリアの友人のマーガレットだった。
愛し合う竜王レガレスとマーガレットをこれ以上見ていられなくなったラファリアは、城を出ることにする。
すると、なぜか、王国に繁栄をもたらす聖花の一部が枯れてしまい、竜王レガレスにも不調が出始めーー。
一方、城をでて開放感でいっぱいよラファリアは、初めて酒場でお酒を飲み、そこで謎の青年と出会う。
運命を間違えてしまった竜王レガレスと、腕のいい花奏師のラファリアと、謎の青年(魔王)との、運命をめぐる恋の話。
※カクヨム様でも連載しています。
そちらが一番早いです。
文字数 4,598
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.02
伯爵令嬢ジュゼットは、兄から父が背負った借金の金額を聞いて絶望した。
しかも返済期日が迫っており、家族全員が危険な仕事や売られることを覚悟しなければならない。
そんな時、借金を払う代わりに仕事を依頼したいと声をかけられた。
ジュゼットは自分と家族の将来のためにその依頼を受けたが、当然口外できないようなことだった。
その仕事を終えて実家に帰るジュゼットは、もう幸せな結婚は望めないために一人で生きていく決心をしていたけれど求婚してくれる人がいたというお話です。
文字数 39,508
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.11.22
旧題:地味薬師令嬢はもう契約更新致しません。先に破ったのはそちらです、ざまぁ?没落?私には関係ない事です。
家族の中で一人だけはしばみ色の髪と緑の瞳の冴えない色合いで地味なマーガレッタは婚約者であったはずの王子に婚約破棄されてしまう。
「お前は地味な上に姉で聖女のロゼラインに嫌がらせばかりして、もう我慢ならん」
「もうこの国から出て行って!」
姉や兄、そして実の両親にまで冷たくあしらわれ、マーガレッタは泣く泣く国を離れることになる。しかし、マーガレッタと結んでいた契約が切れ、彼女を冷遇していた者達は思い出すのだった。
そしてマーガレッタは隣国で暮らし始める。
★隣国ヘーラクレール編
アーサーの兄であるイグリス王太子が体調を崩した。
「私が母上の大好物のシュー・ア・ラ・クレームを食べてしまったから……シューの呪いを受けている」
そんな訳の分からない妄言まで出るようになってしまい心配するマーガレッタとアーサー。しかしどうやらその理由は「みなさま」が知っているらしいーー。
ちょっぴり強くなったマーガレッタを見ていただけると嬉しいです!
文字数 180,935
最終更新日 2023.12.04
登録日 2022.01.22
「カナリア、きみは僕の愛しい人を傷つけた。婚約破棄を命ずる!」
婚約者の隣の令嬢がキッと私を睨む。
こわいこわい。
傷つけるといっても、私には一つも身に覚えがないのですが、今は好都合です。
「ええ。ありがとう。」
あなたたちが大変な思いをすることをお祈り申し上げます。
文字数 129
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.12.04