純文学 小説一覧
721
諦念
孤独な彼女の哀しい諦めはやがてひとつの結論へと向かっていく...。これは「ウチ」が自らの心情を綴る独白の記録。
10年以上前に書き上げ、己の恥部だと思いお蔵入りにしていた小品(短編小説)の数々を、思うところあって投稿しようシリーズ(自分で勝手にやっているだけ...)第二弾。
これは、当時、同じテーマでいくつか書いた内の一篇です。短編というより「断片」のようなものです。ですので、正直これだけだと「誰が読むねん」という感じなのですが、そこはご愛敬という事でご勘弁ください。
ハッキリ言ってウェブ小説にも合わないと思いますが、よろしければご覧になっていただければ幸いです。
というわけで、長々と失礼しました。
読んでいただいた方に、ほんの少しでも何かが伝われば、作者として幸甚の極みです。
感想数 0
文字数 5,323
最終更新日 2022.08.22
登録日 2022.08.16
722
夜明け前の線香花火
夏の終わりの眠れない夜。「私」は部屋の片隅に、使いかけの線香花火が置いてあることに気づく。夜明け前の誰もいない海辺で一人線香花火に火を点ける。やがて太陽が昇り始め、線香花火は散るーー。
「夏の終わり」「晩夏」の切なさ、そして日本語の美しさを表現したくて、あえて抽象的に書いてみました。作中に「君」という人物が出て来ますが、ぜひ大切な人を思い浮かべて読んでみてください。
文字数 3,017
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.08.31
723
慈子観音
俺がその風変わりな観音像を初めて見たのは京都にある某寺だった。推定築三百年はするだろう古刹のなかで獅子を左右に従えたそれは悠然と鎮座していた。
「子を慈しむ、と書いて、慈子観音です」
格好の暇潰しの対象を見つけたと言わんばかりに住職は慈子観音の物語を語り始めた。
初出 「幻影66号線」 2011年11月3日 発行
感想数 0
文字数 3,167
最終更新日 2020.02.20
登録日 2020.02.20
724
着地点
2000年、6年ほど海外を放浪していた和彦が実家のある京都へ帰って来る。社会復帰を目指すが、長い旅によって、回りとの感覚がずれていることを思い知らされる日々が続く。やがて世界は21世紀を迎える。
感想数 1
文字数 28,685
最終更新日 2023.07.14
登録日 2023.06.02
725
遅れてきた先生
中学校の卒業が義務教育を終えるということにはどんな意味があるのだろう。
大学を卒業したが教員採用試験に合格できないまま、何年もの間臨時採用教師として中学校に勤務する北田道生。「正規」の先生たち以上にいろんな学校のいろんな先生達や、いろんな生徒達に接することで見えてきた「中学校のあるべき姿」に思いを深めていく主人公の生き方を描いています。
感想数 0
文字数 102,854
最終更新日 2025.02.25
登録日 2024.12.14
726
受け取りました。
中学時代、彼女はいじめられていた。僕は、ただ傍観していた。
ある日、届いた一通の手紙。差出人は、あの、彼女だった。
「いじめのこと、覚えていますか?」
彼女と繰り返される手紙のやり取り。その中で、僕は気づいてしまった。――謝罪とは、何のため、誰のためのものなのか。
傍観してしまった少年と、深く傷ついた少女。
赦しのない往復書簡が、お互いの心に変化をもたらしていく。
"生きていてくれて、よかった”
その言葉を、彼女は受け取ってくれるのだろうか――。
感想数 0
文字数 3,727
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.11
727
白い裸体を可視化する被写体XX
レンズに犯される生贄、黒い被写体……それはXXの証。
「あなたは、曼殊沙華の華の心に棘はあると思う?」
美しい魂をも可視化することのできる写真家、行方不明になった幼馴染の一嗣を追い、いつしか彼の理想の被写体となる事を夢見ていた瀬奈。やがて時が経ち再会する二人。だがその二人の現実はお互いの理想から、はるかにかけ離れた今があった……。二人の夢が再び交差する時、瀬奈の中で被写体XXとしての覚醒を果たし、真の姿を開花させる。
感想数 2
文字数 20,463
最終更新日 2021.06.06
登録日 2021.06.06
728
悔いなき人生を
妻が離婚届を持ってきた
定年退職した元常務が家に帰ると妻が怖い顔で待っていた。
何事かとテーブルに座って見ると、そこに紙切れが置かれていた。
なんと離婚届、既に妻は名前と捺印を押してあった。
妻の性格からして、待ってくれと言っても無駄だろう。
俺は何も言えなかった。自分は過去に浮気して相手の女性は病死したが
中学生になる子供が居る。その子は浮気相手の実家預けられ来た。
それでも親としての責任があり養育費と数ヶ月に一度くらい会っていた。
俺の家族は妻と長男(28才)と長女(26才)が居る。二人共独身だが独立して
離れて暮らしいる。離婚して数ヶ月、俺は家を売り払い、スカいツリー(建設中)が見える近くのアパートに引っ越した。ここから新たな人生が始まる。
感想数 0
文字数 21,070
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.04.08
729
紫蜉蝣
感想数 0
文字数 4,983
最終更新日 2026.02.23
登録日 2026.02.23
730
血塗れのステンドグラスと鉄パイプの鎮魂歌
これは、錆びついた鉄パイプが奏でる、愛と暴力の葬送行進曲である。
硝子細工のように壊れやすい主と、血に飢えた狂犬の従者が繰り広げる、出口のない地獄の共依存。剥き出しの狂気と、聖域なき排他的な執着が、灰色の街のネオンを赤く塗りつぶす。
文明の裏側で密やかに幕を開ける、二人だけの終わりのない舞踏会。愛が呪いと完全に同義であることに気づいてしまった者たちへ贈る、血塗れの耽美派・バッドエンド小説。
感想数 0
文字数 20,410
最終更新日 2026.06.06
登録日 2026.06.06
731
『幻燈花』
大正十二年の帝都。
純文学の権威として君臨する名門・初葉家の次期当主である初葉桜子は、外界から隔絶された屋敷の奥深くで、ただ一人孤独に活字を紡ぎ続けていた。彼女には、他者の『選ばれなかった人生』を夢に視て、それを極上の物語として克明に活字へ写し取るという数奇な感受の業が宿っていた。
臆病さゆえに愛する女性を見捨てた書生、保身から助けを求める手紙を見殺しにした配達夫、身勝手な細工で父の足を奪った若き設計士、権力者の慰み者として心を殺された女中。桜子が夢に視て執筆した純文学『幻燈花』に描かれていたのは、彼らが現実の絶望や誘惑に屈せず、勇気と尊厳を持って困難に立ち向かった『もう一つの美しい人生』であった。
己の紡ぐ物語が、現実で惨めに生きる見知らぬ誰かの『選べなかった光』であることを知った桜子。彼女は、虚構の物語を現実の弱者たちの魂を蘇生させるための『希望』へと昇華させる決意を固める。一方、家の瑕疵として発声を禁じられ、暗室に放置されていた桜子の兄・清もまた、妹の存在を唯一の光として息を潜めていた。
やがて、虚飾に満ちた帝都の大地を、人智を超えた未曾有の大災厄が引き裂く。
日常が崩壊し、すべてが瓦礫と紅蓮の猛火に呑み込まれる極限の地獄の底。かつて現実から逃げ出した罪人や弱者たちは、『幻燈花』に描かれた己の姿に魂を震わせ、今度こそ後悔のない『真実の人生』を生き抜くため、業火の中へと飛び込んでいく。
一人の少女が紡いだ活字が人々の血肉となり、大災害の闇を照らす光の網となって連鎖する。圧倒的な絶望の前に立ち向かう人間の尊厳と、魂の蘇生を描き切った、美しくも哀しき大正純文学群像劇。
感想数 0
文字数 147,368
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.08.09
732
拾った女
感想数 0
文字数 9,986
最終更新日 2020.06.16
登録日 2020.06.10
733
天空橋が降りる夜
村一番の登り名人デイビー。彼にはライバルのオーティスがいた。どんなに頑張ってもかなわない、けれど自分には『木登り名人』というものしか取り柄がない……。みんな認めてもらおう。そう頑張り、悩み、泣いたデイビーは、成人の儀を迎える十六歳、少年達が話していた【天空橋】を見付けて――。
※「小説家になろう」「カクヨム」などにも掲載しています。
感想数 0
文字数 35,639
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
734
28年間嘘の背中を見て
これは自分が見てきた全てを書いたものです
感想数 0
文字数 355
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.02.11
735
首のない花
「これからお葬式を始めます」
先生の言葉に、クラスメイトは教室の隅へと机を片付け始めた。
感想数 0
文字数 606
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.30
736
詩「青い夜」
※2022年8月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもありがとう。
感想数 0
文字数 633
最終更新日 2023.05.15
登録日 2023.05.15
737
三昧鏡
感想数 1
文字数 4,614
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.16
738
ブルーダート
1990年前後、僕はフリーランスでさまざまなシゴトを引き受けた。アダルトビデオのタイトル付けから、いまでいうデリバリーヘルスのチラシづくり、大麻栽培の手伝い、それに極左としての…。そうしたなか、僕は電車のなかでひとりの男の子を見かけた。そこから運命が急展開して…
感想数 0
文字数 45,988
最終更新日 2025.09.27
登録日 2025.09.27
739
イベリスは実らない
「俺はお前が好きだ」と、幼馴染が蛙に想い人を重ねて告白していた。それが意地悪な質問だとわかっていたのに、シュールな光景に思わず「本人に直接告白しないの?」と笑ってしまう。私は彼のことが好きだ。しかし、彼には他に好きな人がいる。だから、私は生物室へ来るたびに、イベリスに水をやる。実らなかった私の代わりに、彼が幸せになりますように。
感想数 0
文字数 19,924
最終更新日 2022.12.07
登録日 2022.11.29
740
ショートショート「それぞれのガイアたち」
※2023年1月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもありがとう。
感想数 0
文字数 2,637
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.05.23
741
若と忠犬と黒瀬組 ─ 進路の決まらない僕と一緒にいる幼馴染 ─
黒瀬組の家で育った律と蓮は、血は繋がらなくても互いの生活の一部だった。 学校でも家でも、律が行けば蓮がついてくる。それが当然で、疑う余地もなかった。 しかし夏の事件で、蓮が見せた激しすぎる感情に律は初めて足を止める。 あれは“家族”の怒りなのか、それとも――。 境界線を知らないまま育った二人が、自分でも気づかなかった想いに触れた時、日常は静かに形を変えていく。
感想数 0
文字数 136,367
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.07.28
742
道徳学院開校 ◆自由の中のルール◆
寺毛 亘は小3の時の担任の大杉先生に心を惹かれ 教員を目指す。4,5年生で挫折を目の前にするのだが、大杉先生に手紙を送り その返事を「ゆめへの栄養補給」として、支えにした。
中学も勉強に、部活に懸命になり、志望高校合格。高校時代に ルールやマナー秩序、規則、尊敬、敬い、感謝について 個人的に 問題を少しずつ感じていく。
各学校 専門学校、大学は、"小さな社会であり団体生活において学ぶ場"と位置付けている考えの持ち主。
大学受験では浪人を経て大学生となる。そして・・・・・
感想数 0
文字数 5,615
最終更新日 2023.09.03
登録日 2022.07.08
743
ショートショート「再会」
感想数 0
文字数 1,090
最終更新日 2022.02.07
登録日 2022.02.07
744
ガラスの箱庭と血の蜜蜂
善悪の概念が一切ない無知な美少年が、メルヘンな箱庭の世界をエゴのままに喰らい尽くす狂気の人形劇(ダークファンタジー)
「ねぇ、どうして僕以外のものは、すべて壊れてしまうの?」
道徳も法律も存在しない、パステルカラーの美しすぎる異世界「アマルティアの庭」。
そこに暮らすのは、真珠の肌と黄金の長髪を持つ、 不老の少年・ルチア。
彼は絶対的な無垢と、底知れぬ無知のなかに生きていた。
花を愛でるように小鳥の首を折り、自分の快楽のために周囲の命を慈しみ、そして容赦なく踏みにじる。
彼にとって世界は、自分ひとりのために用意された「使い捨てのおもちゃ箱」にすぎない。
しかし、彼の前に「自分を傷つける異形の獣」が現れたときから、物語の歯車は狂い始める。
傷つけられることへの激昂、そしてすべてを自分の内部にねじ伏せようとする、究極の自己中心性(エゴイズム)。
法も倫理もブレーキもない世界で、すべての命を喰らい尽くし、美しき廃墟の王となった少年がたどり着くのは、救いのない「完全なる孤独の王座」だった――。
感想数 1
文字数 23,105
最終更新日 2026.08.06
登録日 2026.07.23
745
クリスマス撤廃運動
ある日突然,新聞をゆったりと読んでいた「僕」の元へやって来た男は,世界サンタクロース協会の回し者だった。
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文字数 2,937
最終更新日 2022.01.17
登録日 2022.01.17
746
夫婦の離婚 夫の新しい人生 妻は売ったのです
ある夫婦が可愛がっていたペットが亡くなった、それが発端だった。
その日、夫は妻が自宅に友人を呼んでいた事に驚いた。
妻は普段の姿とは別人で、だが、それは友人達もだ。
夫婦は離婚を互いに視野に入れていたが、それは普通の離婚ではなかった、妻は夫を売ったのだ。
感想数 0
文字数 3,964
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
747
事故予告
感想数 0
文字数 1,567
最終更新日 2023.01.21
登録日 2023.01.21
748
位置について
初めて見たとき、天使だと思った。
だが、その“美しさ”は、彼自身を壊す理由でもあった。
山梨の田舎町で暮らす美大生、神谷真人(かみや・まひと)は、ある日突然、家を出ると宣言し、東京へと旅立った。
やがて、故郷を離れる原因となった場所を訪れた真人は、帰りの地下鉄で倒れてしまう。
その場に偶然居合わせ、彼に手を差し伸べた青年・晃(あきら)。
彼と過ごす日々の中で、遠ざけたはずの過去が、静かにその輪郭を取り戻し始めるのだった。
「貝の火、割っちゃったの」
晃が真人と出会ったのは、大切なものがすべて奪われた後だった。
──もし、あなたの大切な人が、消えることのない傷を背負っていたとしても。
あなたは、その人へ変わらぬ愛を向けることができますか?
これは、世界を五感で受け取りすぎる、少し変わった青年が、自分を壊した「見る/触れる」という行為を、もう一度、最初から取り戻していく物語。
【作者より】
ジブリとジャンプ、児童文学で育ったオタクが、大好きな短編映画を“あえて曲解”し、勝手に解釈を膨らませて書いたオリジナル小説です。
これは一体、ジャンルとしては何なのか?
サスペンス、青春もの、現代ドラマ、ファンタジー? それともBL?
「BLじゃねえっつってんだろ!」と作中キャラから怒鳴られてしまいましたので、ジャンルは「屈折ブロマンス」ということにでもさせてください。
全52話で完結予定です。グラッチェ!
感想数 0
文字数 299,604
最終更新日 2026.07.29
登録日 2026.04.23
749
じいじの魔法
山あいの町に暮らす62歳の茂は、定年後の時間を使って「地域の歴史を残す」活動を続けている。古い祭りの写真、廃校になった小学校、かつて賑わった商店街――。町の宝物のような記憶を集めてきたものの、膨大なデータを整理し、誰かが見られる形にすることができず、途方に暮れていた。
そんな茂が出会ったのは、AIという“若い頃の自分のような部下”。
恐る恐る指示を出すと、AIは散らかった写真を瞬く間に整理し、美しい「町の記憶ダッシュボード」を作り上げてしまう。
やがて都会から遊びに来た孫のあかりも巻き込み、三人でサイトを育てていくうちに、町の人々から次々と温かなメッセージが届き始める。
消えかけていた記憶が、再び息を吹き返す瞬間だった。
AIは魔法ではない。
けれど、誰かの想いを形にする“聞き分けのいい部下”にはなれる。
これは、
定年後のじいじが、AIと孫とともに「二度目の現役生活」を始める物語。
そして、ひとつの町の記憶が未来へつながる、静かで力強い再生の物語でもある。
感想数 0
文字数 6,335
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.07.09
750
酔いどれ日記
キャッチコピー
「泥酔するとどうなるか実験」
泥酔した状態で何か文章を書いたら、どうなるか実験するために書いています。
本当に意味のない出来事ばかり、小説というには程遠いものです。
それでもよろしければ、読んで見てください。
感想数 0
文字数 1,993
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.14
751
詩「古い雪」
・詩人会議2024年7月号に掲載された作品です。
※2024年2月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
感想数 0
文字数 229
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.09.04
752
君が花に溺れるまで
感触も温度も、匂いも声も横顔も。ずっと傍にいたから全部知っていたのに。 そんな、文目のいたプロローグを追想する晴は、今日も画面の前で見えない過去に縋る
感想数 0
文字数 18,492
最終更新日 2025.03.17
登録日 2025.03.17
753
和敏と母の命の絆
NTTのお支払いに関するドタバタ劇を描きました。
そんな中でも感謝を感じられる一日に感謝。
消えてしまったものをドキュメントに保存した内容から復元しました。
読んで頂けると嬉しいです。
1.毎月のお支払いが、大変なのはどうしてなんだろうか?
2.電化製品を購入しにいって驚いたこと
3.母の民謡
4.秋刀魚を一匹食べれる時がくるとは思わなかった
5.和利の働いている場所へ母が見学に来る
6.要介護1級に母がなってから、和敏は馬になる
7.母に喜んで欲しくて
8.初給料から家へ入金する和敏
9.新聞配達と掛け持ちで居酒屋で働く和利
10.しじみ汁の「ありがたみ」
11.母の背中を流す和敏
12.母のトイレのたびに、がんばる和敏
13.和敏だけに苦労はさせられないと、母が起死回生を諮る
14.この命尽きるまで……
15.和敏のために鬼になる母
16.退院後、フルキャスト「派遣会社」の仕事に勤しむ和敏
17.結婚の話が出る和敏
18.周りからは、いい親子ですねの陰口の変わりに、息子さんがかわいそうといわれる
19.和敏が産まれてきてくれてよかった。
感想数 0
文字数 21,629
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.16
754
某人間、鈍色と化す
感想数 0
文字数 7,233
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.08.15
755
異世界もざまぁもなかった頃、わたしは彼女に恋をした~リラの精を愛したマンガ三昧の日々~
「いいな、そういうしっとりした話。繊細で美しい」
生きててよかった。マンガを描いてて、よかった。
そう思って涙した少女の暢子は、綾乃とふたりだけの繭の中にいる。リラの香る繭の中に。
繭の中だけが世界だった。
ふたりの共同作業が始まった。部活を切り上げ寮の部屋へこっそり移動する。カギをかけた寮の一室で、ふたりは黙って原稿用紙に向かった。
まだ何ものにもならない、性別すら同定されない無性の生きものがひしめいていた。生意気ざかりの、背伸びしたがりの、愛らしい少女たち。
1990年、高校生だった暢子は、リラの林を越えてやってきた綾乃の共犯者となる道を選ぶ。
それから20年後の2010年、ふたりは「ノブさん」と「センセイ」になって――。
今回は女性の話です。
まだアナログだった時代のマンガ制作の様子もお楽しみください。
感想数 0
文字数 79,759
最終更新日 2022.07.24
登録日 2022.06.14
756
一室の記録及び手記
・孤独癖
・哲学
・無関心
感想数 0
文字数 1,648
最終更新日 2022.11.02
登録日 2022.10.30
757
詩「昭和のカラス」
※2022年9月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもありがとう。
感想数 0
文字数 506
最終更新日 2023.03.13
登録日 2023.03.13
758
無償の背骨
中学生の三好渚は、自分を犠牲にしながらアルコール中毒の母親と小学生の弟の世話をしている。
父親は蒸発して連絡がつかない。どこにいるのか、生きているのかさえわからない。
母親の世話のため、たまにしか学校に行くことが出来ず、渚には友達と呼べる人は1人もいない。
授業内容もわからずついていけない。
ーーこの世界に自分の居場所はどこにもない。
これは本当にあったヤングケアラーの話。
感想数 0
文字数 5,503
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.06.13
759
いつも、ひとり。いつまで、ひとり?
〈わたし〉には、外の世界を知らない時間があった。
狭い空間、限られた声、繰り返される言葉。
それが、世界の全てだった。
けれど今の〈わたし〉はその時間を、自分の言葉にしようとしている。
私は、彼女を殺さなければいけなかった。
正しい殺し方をしなければいけなかった。
――これは、生きるために、ひとつの存在を終わらせようとする、心の中の物語。
感想数 2
文字数 15,298
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.03.07
760
読書家でも愛書家でもない男
読書家でも愛書家でもないという男がそれでも本を読むことをやめられない理由とは――。※※※読書好きの方であれば共感できること必至のお話です。※※※
感想数 0
文字数 946
最終更新日 2022.08.28
登録日 2022.08.28