純文学 小説一覧
721
終わりのない詩編 詩集
詩集
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文字数 1,134
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.04.04
722
本当の涙を愛しています
17歳でデビューし、10年目になった女優の青川優子は、鏡の前で一人で涙を流すことによって、女優としてまだ生きていられると安心感を得ていた。
ある日、映画の撮影。
30秒にも満たないキスシーンで、涙を流した無名俳優に出会い、優子は心奪われる。
そのシーンはそもそも、誰も涙を求めていないシーンだった。
カットがかかり、涙を拭いてすぐに立ち去ってしまったその俳優を追いかけると、彼はまた泣いていた。
優子まで泣きそうになる。
「これは愛とかじゃなくて、大切な人を慰める時みたいなハグです」
優子は自然にそう言い、思わず彼を抱きしめてしまう。
驚きながらも、その抱擁を受け入れた彼は
「青川さんに伝えたいことがあった気がします。今度、思い出したら伝えに来ます」
と言い、再び立ち去った。
無名俳優との再会を望み続ける優子。
そんな優子には悩みがあり、それは死んだ恋人の文孝が幽霊となって現れ続けることだった。幽霊の文孝は家には現れず、外だけに現れる。
俳優を目指していた文孝は、出会ったばかりの頃
「どうか、待っていてほしい。有名な俳優になってみせます」
と誓ったものの、夢との距離は近づかず、自暴自棄になっていった。
そんな文孝を優子はもう愛していなおらず、結局、台詞だと思えば簡単に言えたであろう
「別れよう」
を言わなかったせいで、恋人を亡くすという経験をすることになった。
そして今でも未練があるのか、文孝は幽霊になり姿を現し続けるのだった。
しかし、家に現れないのが唯一の救いだった文孝がついに家にまで現れ、本音で打ち明けたことで優子はようやく文孝と別れて新たな恋をできると思ったのだが……。
もう愛していなかった死んだ恋人の幽霊に、忘れられない涙を流した無名の俳優、相変わらず鏡の前で一人泣く優子。
涙の真実を知った時、本当の涙を流すことになる。
カクヨム、エブリスタでも公開中です。
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文字数 31,125
最終更新日 2023.11.10
登録日 2023.11.08
723
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文字数 11,948
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.07.22
724
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文字数 14,781
最終更新日 2022.12.31
登録日 2021.06.21
725
雛牡丹を摘む
「はよう、摘み」襦袢のすそから差しだされた素脚には梅が咲きこぼれていた……
それは、病というには美しすぎた。
幼くして日本舞踊の華と称えられた娘・雛牡丹は病に倒れ、日舞の道を閉ざされる。
それは、才能があるものだけが罹患する《才咲き》という奇病であった。この病に侵されると、身体の一部に植物が根づき、花を咲かせる。それは桜や梅であったり、芭蕉であったりする。だが花が咲けば咲くほどに患者は衰えていき、やがては命を落とすのだ。
故に患者は、その花が咲かぬうちに莟を摘まねばならない。
雛牡丹の邸の下働きだった《僕》は、彼女の花を摘むことになる。
脚から梅のこぼれるその病を「美しい」といったことから、《僕》は雛牡丹に気にいられ、側務めに択ばれるが――――
これは驕慢に華であり続けた娘と、華に惚れた《僕》の物語である。
谷崎潤一郎さまの《春琴抄》のオマージュです。著作権保護期間が2016年に終了しているため、二次創作のタグはつけておりません。
素晴らしい小説に敬意を捧げて。
《春琴抄》をご存知ではない御方にもお楽しみいただけるように書かせていただきました。なにとぞ、広い御心にてお読みいただけますよう、よろしくお願いいたします。
* こちらはカクヨムさまにも投稿しています
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文字数 8,848
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.10
726
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文字数 1,556
最終更新日 2023.03.17
登録日 2023.03.17
727
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文字数 316
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.28
728
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文字数 6,549
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.04.04
729
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文字数 4,365
最終更新日 2023.03.14
登録日 2023.03.13
730
白亜の鉱物
美青年が男に無理矢理、強姦されるお話です。
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文字数 2,404
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.05.11
731
自己内省散歩日記。
自己内省対話。
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文字数 3,049
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.02.23
732
揺るぎなく、揺れて、まだ曇り硝子を見ている
私の産みの母は、育ての母を1番傷つけた人だった。
育ての母が抑え込んだ感情を私にぶつけたのは異母姉妹の妹だった。
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文字数 3,155
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.12
733
ドッペルゲンガーを飼い慣らす夜
夏の夕暮れのなかで思い出すのは決まって、一枚の水彩画だ。青い色で繋がれたはずの縁を、わたしはずっと待っている。
感想数 2
文字数 14,607
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.31
734
『秋の灯り 』
静岡に暮らす隆介は、妻を亡くして五年。孤独に慣れたつもりで参加した京都旅行のツアーで、偶然出会った女性・奈緒子とささやかな会話を交わす。やがて何度も行く先で顔を合わせ、互いの趣味や人柄に触れるうちに、彼の心に柔らかな温もりが芽生えていく。別れを惜しみつつ旅を終えた隆介だったが、後日、市民美術展で再び奈緒子と再会する。そこには、彼女が描いた天龍寺の庭園の絵が展示されていた。絵をきっかけに二人は言葉を交わし、紅葉の季節に再び京都を訪れる約束を交わす。十一月、嵐山や三十三間堂、そして東寺のライトアップを共に歩き、秋の景色とともに互いの心を近づけていく。数日後、奈緒子から届いた小包にはペペロミアの鉢植えとメッセージ。窓辺で揺れる緑は、彼にとって人生の晩年に差し込む小さな灯りとなった。老いは終わりではなく、新たな出会いと希望を運んでくれるのだと、隆介は深く感謝しながら生きる喜びを見いだしていく。
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文字数 5,648
最終更新日 2025.09.11
登録日 2025.09.11
735
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文字数 1,234
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.06
736
喉につかえる紫
奉祀を世襲してきた家の後継ぎとして育てられた少女の話。『蛭蛾』で登場したキャラクターが少しだけ出ます。
感想数 1
文字数 9,784
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.19
737
感想数 1
文字数 11,397
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.03
738
眠らない夜
眠れない夜、眠らない夜
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文字数 2,999
最終更新日 2023.10.18
登録日 2023.10.18
739
終雪
縦読みでお楽しみください。
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文字数 798
最終更新日 2021.04.13
登録日 2021.04.13
740
ラテアート
仕事や恋愛がうまくいかなくて、心も体もズタズタな実果。
ラテアートに出逢うことで、気持ちに変化が現れる。
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文字数 923
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.04.16
741
★未完成交響曲
自叙伝。人生は未完成のシンフォニーです。
我が子たちに自分の生きざまを伝えたいと思いました。いい悪いは別として。
ゆえに他人が読んでも面白くありません。
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文字数 1,085
最終更新日 2023.10.20
登録日 2023.10.20
742
【完結】★泥の華(作品250729)
芦名玄斎は宗教団体『蓮の会』の教祖であった。宗教団体と言っても、100名ほどの信者がいるだけの小さな団体であり、様々な不安や苦しみから逃れたい人々の因縁を法力により探し出し、それを祓う拝み屋のような存在であった。
川村静江は定年退職をした夫との結婚生活に疲れ、『蓮の会』に入信した。
そこで静江は信者から「先生」と呼ばれている『蓮の会』の陰陽師である飯島樹旺を慕うようになる。
精神世界と人間の強欲について考えてみました。人間の生きる本質とは?
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文字数 4,268
最終更新日 2025.06.26
登録日 2025.02.20
743
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文字数 1,209
最終更新日 2023.05.24
登録日 2023.05.24
744
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文字数 1,717
最終更新日 2022.01.28
登録日 2022.01.28
745
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文字数 52,849
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.04.27
746
私の世界の景色
それぞれが「人とは違う自分」に悩みながらも、自己の個性を受け入れ、社会や世界と向き合いながら前進していく連作短編形式の物語です。各章は独立した物語でありながら、「個性」と「自己肯定」をテーマに緩やかにつながっています。
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文字数 8,750
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.28
747
笑顔が見たくて
最近、冷たい態度をとる妻。
礼二はその態度が気になっていた。
ある休日の日、バスに乗ろうとすると、ある女性に出逢った。
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文字数 1,722
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.11.20
748
夜と花
自殺がしたい。主人公の花はその事ばかりを考えて生きている。
別に人生に絶望したわけではない。自由になりたい。ただ、それだけ。
そんな花の元を訪ねて来る訪問者達との交流を描いた、作者自身も今一掴めない話。
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文字数 1,169
最終更新日 2024.06.20
登録日 2024.06.20
749
殉死
死にたくなったので書き殴りました
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文字数 3,571
最終更新日 2021.01.21
登録日 2021.01.21
750
オセロ
僕には裏と表がある。
表の僕と裏の僕は同時には存在し得ないし、どっちが表でどっちが裏なのか僕も皆も分からない。
ただ、そうしないと生きていけなかった。そんなうちにどっちが本当の自分か分からなくなった。
自分は何が好きで何を嫌い、どう生きていきたいのか分からない。
自分とはいったい何者だろうか。
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文字数 1,093
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.23
751
もしもし? わたし……
ある日友人から受け取った黒電話が鳴り、女の人の声が聞こえる。それはとても素敵な声だった。
感想数 0
文字数 1,413
最終更新日 2026.02.01
登録日 2026.02.01
752
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文字数 6,209
最終更新日 2021.10.15
登録日 2020.08.24
753
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文字数 478
最終更新日 2024.02.18
登録日 2024.02.18
754
ノイズは雨音に似ている
もし、世界から「たった一つの事実」が消え去り、同じ一日が永遠に繰り返されるとしたら――?
俺は、退屈な大学の講義室で、終わらない火曜日を繰り返していた。
世界は毎回、午前10時52分にほんの数秒だけ静止する。教授はそれを「ひどいデジャヴュだ」と呟き、学生たちは一瞬の気持ち悪さを感じるだけ。だが、俺だけが知っている。そのたびに世界が少しずつ「劣化」していくことを。
前の火曜日の俺が残したメモだけを頼りに、このループの謎を追う俺の前に現れる、奇妙なノイズの数々。
原因不明で必ず止まる電車。
弦が一本足りないのに完璧な和音を奏でているように見えるストリートミュージシャン。
そして、すれ違う人々の顔から、あるべきはずのパーツが消えていく……。
この歪んだ世界で、俺は二人の人物と出会う。
一人は、いつも中庭で空を見上げ、「雨、降りそうですか?」と問いかけてくる黒髪の少女。ある日、彼女は乾いているはずの俺にこう告げる。「うそつき。もう濡れてるくせに」と。彼女の足元には、雨など降っていないのに、そこだけ丸くアスファルトが濡れていた。
もう一人は――
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文字数 3,992
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.10.19
755
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文字数 2,784
最終更新日 2023.02.11
登録日 2023.02.11
756
感想数 0
文字数 1,937
最終更新日 2020.06.30
登録日 2020.06.30
757
写真
時に、私は心に留めておきたいその瞬間を
カメラに入れたくなる。
暗闇の街灯が包み込む金色の銀杏が
趣深く料亭の皿に華を与える。
街をゆく或る人の感情や寒さや
また道端の蜘蛛の巣までも
写真の一切れによって
若しくはカメラを持つ手によって
切り取られるのである。
そこになんと言えばいいか、暫し私の感情を抉り取るものが映るのである。
一体これは冷たい銀杏の悪戯であろうか。
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文字数 175
最終更新日 2023.11.24
登録日 2023.11.24
758
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文字数 1,560
最終更新日 2021.12.14
登録日 2021.12.14
759
感想数 0
文字数 8,224
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.06.30
760
感想数 0
文字数 3,409
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.07.18