オカルト 小説一覧
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夕暮れの公園で襲われた朝美 楪(あさみ ゆずりは)。彼女を救ったのは、赤い髪と奇妙な眼を持つ與 代籠(あたえ よる)という男だった。
奔放で口が悪く、どこか危険な雰囲気をまとう與との出会いをきっかけに、楪は怪異事件へと巻き込まれていく。
捜査官としての才能を見出された楪は、警察から勧誘を受けるが……。
「バケモノ殺し——それが、俺の仕事」
鬼の青年、年寄りぶる吸血鬼、未熟な狼少年。
ヒロインが人あらざる者たちと共に怪異事件を捜査していく、ライトホラーミステリー。
……あるいは、鬼に恋する物語。
※ホラミス小説大賞にて2位および激励賞を頂きました。応援ありがとうございました。
文字数 198,186
最終更新日 2025.04.20
登録日 2025.02.28
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明治は文明開化の頃より代を重ねている、由緒正しき古道具屋『伯天堂』
でも店を切り盛りしているのは、女子高生!?
九坂家の末っ子・千花であった。
なにせ家族がちっとも頼りにならない!
祖父、父、母、姉、兄、みんながみんな放浪癖の持ち主にて。
あっちをフラフラ、こっちをフラフラ、風の向くまま気の向くまま。
ようやく帰ってきたとおもったら、じきにまたいなくなっている。
そんな家族を見て育った千花は「こいつらダメだ。私がしっかりしなくちゃ」と
店と家を守る決意をした。
けれどもこの店が……、というか扱っている商材の中に、ときおり珍妙な品が混じっているのが困り物。
類が友を呼ぶのか、はたまた千花の運が悪いのか。
ちょいちょちトラブルに見舞われる伯天堂。
そのたびに奔走する千花だが、じつは彼女と九坂の家にも秘密があって……
祖先の因果が子孫に祟る? あるいは天恵か?
千花の細腕繁盛記。
いらっしゃいませ、珍品奇品、逸品から掘り出し物まで選り取りみどり。
伯天堂へようこそ。
文字数 222,859
最終更新日 2025.04.20
登録日 2024.12.31
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※注意!
この作品は、『ゴーストバスター幽野怜』の続編です!!
『ゴーストバスター幽野怜』⤵︎ ︎
https://www.alphapolis.co.jp/novel/376506010/134920398
『ゴーストバスター幽野怜〜霊王討伐編〜』⤵︎ ︎
https://www.alphapolis.co.jp/novel/376506010/871924221
上記URLもしくは、上記タグ『ゴーストバスター幽野怜シリーズ』をクリックし、順番通り読んでいただくことをオススメします。
――以下、今作あらすじ――
歴史的偉業を成し遂げた、その一ヶ月後。
穏やかな日時を過ごしていた幽野怜達、ゴーストバスターの面々に一報が入る。
新たな霊王の出現だ。
討伐に向かうゴーストバスター達だったが。
人類の切り札ともいえる、怜とその弟子の一人、美永姫美が音信不通に陥ってしまう。
切り札なしの状況で、霊王討伐に挑むこととなってしまったゴーストバスター達。
更に、その霊王は、国獄天地と因縁があるようで……。
最悪の展開は連鎖する。
霊王の目覚めは、更なる霊王の目覚めを誘発。
二体目の霊王まで目覚めてしまう。
そしてその二体目の霊王とは、小葉焚剣一郎に因縁がある様子。
天地と剣一郎は、それぞれの想いを抱えつつ、二体の霊王撃破へ、命を懸けて挑む。
そんな二人の背中を、末代彩乃が見届けた時、彼女が受け継いだものとは…………?
そして一方――激戦の裏では……。
『最強の悪霊』――――『霊王丿一』が動き始めていた。
この物語は、ゴーストバスター幽野怜の物語ではない。
まだ何者でもない末代彩乃が、ゴーストバスターとして産声をあげる物語である。
夢と復讐と受け継がれるモノ。
ゴーストバスターVS霊王――現代ホラーバトルストーリー第三章。いざ、開幕!!
文字数 131,530
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.03.20
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行方不明の姉を探すため、主人公は親友と共に竹藪島へと渡る。一見平和で住民たちは皆笑顔だが、その島には恐ろしい秘密が隠されていた。
島は雲の神宮と呼ばれる神によって支配され、狂気に染まった異様な儀式が繰り返されていた。
主人公は、謎めいた島の住民たち。そして神の存在に翻弄されながらも、姉の痕跡を追い求める。
果たして主人公は姉を見つけ出し、この狂気の島から脱出できるのか?
文字数 2,810
最終更新日 2025.04.12
登録日 2025.03.28
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この世には、科学では説明できない不可思議な出来事がある。
幽霊の目撃談、呪われた人形、突然消える人影、"見てはいけない"と言われる映像……。
それらはただの作り話なのか、それとも本当に存在するのか。
世間一般の中学生が、そんなことを真剣に考えることはないだろう。
だが、このクラスにはいる。
オカルトを愛し、恐怖を楽しみ、怪異を解明せずにはいられない少女——篠崎彩華。
「え、怖がってんの? そんなの実際に確かめればいいじゃん!」
そんなことを平然と言ってのける、とんでもないオカルトマニアである。
もちろん、普通の人間ならそんな危険なものに近づきたくない。
当然、俺も例外ではない。いや、むしろ絶対に関わりたくない。
俺の名前は相沢拓海。
ごく普通の中学生で、オカルトとは一切無縁な生活を送りたい。
怖い話? 無理。肝試し? ありえない。
平和に学校生活を送り、普通に卒業する、それが俺の人生設計だった。
——だったのに。
「よし決まり! 今日は旧校舎の"映してはいけない鏡"を調べに行くよ!」
「いやいやいやいや! それ絶対ダメなやつだろ!!」
「え、なんで? だってロマンじゃん?」
「ロマンの意味、辞書で引いてこい!!」
なぜか毎回、俺はこの女に巻き込まれる。
そして、毎回のように、この世の理から外れた怪異に遭遇するのだ。
——科学じゃ説明できない"何か"に。
「オカルトは、俺を殺しにきている……!!」
これは、怖いもの知らずな少女と、ビビりな俺が、オカルト事件に巻き込まれ続ける物語。
文字数 90,974
最終更新日 2025.04.11
登録日 2025.02.24
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それは、誰が見る「悪夢」か?
見知らぬ村に迷い込んだ五人の若者。
歓迎する笑顔の裏に「何か」を隠した村人たち。
若者たちを陰から見つめる視線。
山頂にある気味の悪い社。
村に伝わる十年に一度の秘祭。
黄昏時、一人の若者が消え、奇妙な行列が山頂の社を目指す。
捕らわれた仲間を追い、若者達が社に辿り着いた時。
悪夢の幕は上がった―
文字数 22,614
最終更新日 2025.04.09
登録日 2024.02.25
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第8回ホラー・ミステリー小説大賞【奨励賞】作品です。
◇◇◇◇
少女の幽霊が視えるようになった朝霧灼(あさぎりあらた)は、神戸・南京町にある「御影探偵事務所」を訪れる。
所長である御影夜一(みかげよるいち)は、なんと幽霊と対話できるというのだ。
胡散臭いと思っていたが、夜一から「助手にならへん?」と持ち掛けられ……。
いわくありげな骨董品が並ぶ事務所には、今日も相談者が訪れる。
対話できるが視えない探偵(美形)と、憑かれやすくて視える助手(粗暴)による家系ホラー。
怪奇×ブロマンスです。
文字数 91,102
最終更新日 2025.04.06
登録日 2025.02.26
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オカルト好きのこのは、ミア、楓の三人は部活動でオカルト倶楽部を結成。学校に伝わる怪談を解き明かしていく。が、後に恐ろしい事件に巻き込まれることになる……。
文字数 34,090
最終更新日 2025.04.03
登録日 2025.03.25
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体験談形式の一話完結の怪談短編集です。
一話一話は独立した話なので基本的にはどこからどこを読んでも大丈夫です。
気になったサブタイトルのやつだけご自由につまみ食いしてください。
朗読はご自由にどうぞ。
動画やアーカイブが残る場合には、私へのリンクを添えてくれると嬉しいです。
!注意!
エッチな話はありませんが、残酷な描写が含まれているため、R-15指定となっています。
表紙や挿絵はAIに描いてもらいました。
AI絵が苦手な方は、目をそらしたまま見えなくなるまでスクロールしてください。
挿絵は冒頭の1枚しか差し込んでいませんので、それだけ避ければ大丈夫です。
文字数 262,107
最終更新日 2025.04.02
登録日 2023.02.02
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1人で山奥の秘境観光をしていたら、いつの間にか迷子になってしまった。
最悪なことに天気予報が伝えていたよりも早く、大嵐がこの辺りを襲ってしまったようだ。
しかもどうやら記録的な大嵐のようで、しばらくこの辺りに留まるとか……。
無我夢中で歩き続けた私の目の前に、大きな洋館が現れた。
この洋館に1人で住むという女性は私のことを快く迎え入れ、もてなしてくれた。
ここは元旅館らしい……。
長い夜のお供に、と彼女は唐突に怪談を話し始めた。
テレビもラジオも無いようだし、彼女の怪談を楽しむより他なさそうだ。
不思議な女性がストーリーテラーを務める短編ホラー集。
第2話以降は、毎週、月・水・金の20:00~24:00頃更新予定です。
文字数 25,827
最終更新日 2025.04.02
登録日 2025.03.17
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★★★5話で完結するショート・ストーリーです。軽く読んでいただけます(^^)★★★
描いたら死ぬ。描かれたら、もう戻れない。
――その赤は、ただの絵の具ではなかった。
美術部に所属する高校2年生の小坂梨央は、放課後の美術室で**誰も使っていないはずの「赤い絵の具」**がパレットに広がっているのを見つける。
奇妙な違和感は、スケッチブックに勝手に描かれていく絵、そして絵の通りに起きていく**不可解な「事故」**へと繋がっていく――。
やがて明らかになる、36年前に消えた女子生徒たちの謎、
美術教師・黒野誠司が遺した“血の絵の具”の呪い、
そして「描かなければ自分が死ぬ」という恐怖の儀式。
生き延びるために他人を描くか、描かれる運命を受け入れるか。
梨央が最後に選んだのは――**自分の血で描く「自画像」**だった。
文字数 7,942
最終更新日 2025.04.02
登録日 2025.04.02
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「国に災害が起きる時、必ず異世界の住人が現れ、危機を救ってくれる」
そんな国があった。実際に聖人・聖女と呼ばれた彼らは、いろいろな知識で国を救ってくれた。
だが、300百年ほど経った頃、ある貴族の令嬢がこんなことを言いだした。
『国に危機が起こると聖女が現れる、というのなら、聖女がいなければ危機も起こらないのではないか?』
まじめに国政を行っていても、ひとたび聖女が現れれば手柄を持っていかれてしまうと感じていた、第2王子や、同じように不満を持つ一部の貴族令息たちがその考えを密かに支持し、聖人聖女排除思考が高まっている折、運悪くも現れてしまった聖女は、地下牢に閉じ込められ、悲劇的な運命をたどる事となる。
文字数 42,935
最終更新日 2025.04.01
登録日 2025.02.28
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文字数 45,586
最終更新日 2025.04.01
登録日 2025.02.23
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小学三年生の夏休み、ナムちゃんが死んだ。ナムちゃんはこの町に引っ越してきたばかりの私に初めてできた友達だった。ナムちゃんが死んだとき、私たちは彼女を生き返らせようとした。
意地悪なヤグチさん、頼りになるピコちゃん、物知りなセリちゃん、泣き虫なササちゃんと、私の五人で。
死んだ人間は生き返らない、そうわかっていたけれど、私たちは現実を受けいることができなかった。
それなのにある日、ナムちゃんは生き返った。けれどその生き返ったナムちゃんはいつも死んでしまう。それでも次の日になると、なにごともなかったように彼女はいた。彼女が死んだことを覚えているのは私たちだけだった。
彼女がいつも死んでしまうのは、彼女にかけられた呪いなのか。それとも彼女の死をなかったことにしようとした私たちへの罰なのか。
文字数 56,527
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.02.28
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28歳のOL、田島唯の突然の自殺。チームリーダーを務めていた主人公は、特に深い感情もないまま彼女の葬式に参列する。そこで遺族から渡されたのは、唯が最後まで取り組んでいた未完成の企画書データだった。
「使えるかもしれない」
そう考えた主人公は、ファイルを自分のパソコンに保存する。しかし、それから奇妙な現象が始まった。保存したはずのファイルが勝手に変化し、書き換えても元に戻る不可解な状況。
次第に恐怖を感じる主人公。デジタルデータを介して明らかになる、意外な真実と取り返しのつかない過去。現代のオフィスを舞台に繰り広げられる、冷たく残酷な心理ホラー。
文字数 5,010
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.03.31
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雪降る洋館に閉じ込められた!!
幼い日にしたことがわたしを追いかけてくる。そんな夢を見る未央。
ある日、古本屋で買った本を捲っていると
『退屈しているあなたへ』『人生の息抜きを』一人一泊五千円で雪降る洋館に宿泊できますと書かれたチラシが挟まっていた。
そのチラシを見た未央と偶然再会した中学時代の同級生京香は雪降る洋館へ行くことにした。
大雪が降り帰れなくなる。雪降る洋館に閉じ込められるなんて思っていなかった未央は果たして……。
ホラー&ミステリになります。悪意、妬み、嫉妬などをホラーという形で書いてみました。最後まで読んで頂くとそうだったんだと思って頂けるかもしれません。
2018年エブリスタ優秀作品です。
文字数 67,741
最終更新日 2025.03.31
登録日 2023.02.28
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やる気のない大学生寺衛英人は、顔も知らない親戚のあからさまに怪しげな誘いに乗って島へと渡った。
港で彼を迎えてくれたのは、自称親戚の可憐な美少女鈴藤明日香と肉感的な美女鈴藤百合佳の二人。
どことなく怪しいが、ちやほやとした待遇にまんざらでもない英人。
しかし、闇に蠢く小さく怪しげな影。
黒ずくめの幼女(?)茶文蛍の目的と正体は?
この島に隠された謎とは?
(ヒント:サブタイトル)
ラブ(クラフト神話風ダークファンタジーアクション)
コメ(ディ)
文字数 80,164
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.02.01
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八雲ユニは一緒に来ていた女友達とともに非日常感を味わえるナイトプールを楽しんでいた。
そんな最中、ユニは言葉巧みに白髪の男に騙されて強引に肉体関係を。気持ち悪くも下半身の快感を嫌というほど覚えさせられた頃、彼女は頭痛とともに時間が巻き戻っていることに気づいた。
なんとか白髪の男との肉体関係を回避することに成功するも今度はナイフでユニは身体をばらばらにされてしまう。
また不都合な現実を回避させられるもユニの顔色は悪く、頭痛も激しくなっていく。死んでも逃げられない状況に次第に絶望をしていき。
こちらの作品は「ノクターンノベルズ」でも
公開しております。
https://novel18.syosetu.com/n9634js/
文字数 89,015
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.02.23
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――恐ろしきは怨霊か、それとも。
土蔵珠子はある日突然、婚約者と勤め先、住んでいた家を同時に失った。
六年前、母に先立たれた珠子にとって、二度目の大きな裏切りだった。
けれど、悲嘆にくれてばかりもいられない。珠子には頼れる親戚もいないのだ。
住む場所だけはどうにかしなければと思うが、職も保証人もないので物件探しは難航し、なんとか借りることのできたのは、鎌倉にあるおんぼろアパートだ。
いわくつき物件のご多分に漏れず、入居初日の晩、稲光が差し込む窓越しに、珠子は恐ろしいものを見てしまう。
それは、古風な小袖を纏い焼けただれた女性の姿であった。
時を同じくして、呪具師一族の末裔である大江間諭が珠子の部屋の隣に越して来る。
呪具とは、鎌倉時代から続く大江間という一族が神秘の力を織り合わせて作り出した、超常現象を引き起こす道具のことである。
諭は日本中に散らばってしまった危険な呪具を回収するため、怨霊の気配が漂うおんぼろアパートにやってきたのだった。
ひょんなことから、霊を成仏させるために協力することになった珠子と諭。やがて、珠子には、残留思念を読む異能があることがわかる。けれどそれは生まれつきのものではなく、どうやら珠子は後天的に、生身の「呪具」になってしまったようなのだ。
さらに、諭が追っている呪具には珠子の母親の死と関連があることがわかってきて……。
※毎日17:40更新
最終章は3月29日に4エピソード同時更新です
文字数 106,942
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.02.24
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閉鎖的な山村の当主となった貢生は、花嫁を迎える準備のために三年ぶりに帰省した。許嫁の少女連子は当初は従順に思えたが、それは先に嫁いだ姉の死因を探るためだった。
真実を知ろうと奮闘する蓮子のひたむきな姿に、かたくなだった貢生も彼女を愛するようになる。
だが、因習にとらわれた村はおぞましい過去を隠していた。
文字数 122,819
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.02.22
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青年医師・加納飛鳥(かのう・あすか)は吸血鬼の亜種である。特殊な吸血鬼であるがゆえに、自分の存在に懐疑的なまま過ごしてきた。
飛鳥は研究と称して、人体に自分の血を与え不老不死を獲得する実験をしていた。その検体である美少女たちが次々に殺され始める。
患者として出会った少女、御船香梨奈(みふね・かりな)はアルビノの精神遅滞でありながらESP能力を持っていた。タロットカードで人の深層心理に降りることができる香梨奈は、飛鳥の苦悩と特殊な宿命に向き合おうとするのだが……。飛鳥の血の力をめぐって、生き物たちが狂い始めていく。
殺人・遺体シーン、人体損壊描写・性描写(ソフト)があるのでR15にしています。
文字数 149,515
最終更新日 2025.03.28
登録日 2025.02.24
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明治時代に怨霊や悪霊を祓い除霊を行い人々を救っていた選ばれし巫女が時を越えて『邪眼の巫女』として平成に蘇る。
ある者は仕事、ある者は好奇心、ある者は使命や宿命。
様々な理由で様々な人間達が禁忌の領域に足を踏み入れる。
それが恐怖の幕開けだった······。
最強の八部衆、念力を使う学生、コンビニの前の三人の高校生とその背後にいる恐ろしく強大な存在。
全ての運命が交差する時『清流眼の一族』の力を受け継ぐ者が覚醒する。
そして『ソレ』が現れる。
文字数 43,879
最終更新日 2025.03.28
登録日 2025.02.05
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これは私が昔に実際に体験した話です。
1話完結となっておりますので、
どの話から読んでいただいても大丈夫です。
少しでもヒヤッとしますように…。
ただ1話目はホラーというよりミステリーに近いかもしれません。
文字数 7,715
最終更新日 2025.03.27
登録日 2025.03.27
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どうかお願いします。もう私にはわからないのです。
誰か助けてください。
悲痛な叫びと共に並べられたのは、筆者である高宮雪乃の手記と、いくつかの資料。
彼女の生まれ故郷である二鹿村と、彼女の同窓たちについて。
『同級生が投稿した画像』
『赤の他人のつぶやき』
『雑誌のインタビュー』
様々に残された資料の数々は全て、筆者の曖昧な中学生時代の記憶へと繋がっていく。
眩しい春の光に包まれた世界に立つ、思い出せない『誰か』。
すべてが絡み合い、高宮を故郷へと導いていく。
春が訪れ散りゆく桜の下、辿り着いた先は――。
「またね」
春は麗らかに訪れ、この恐怖は大きく花咲く。
文字数 34,092
最終更新日 2025.03.27
登録日 2025.02.25
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―― その島は、影を喰らう。
地震調査のため、日本のとある離島を訪れた三人の大学院生。
彼らが向かう先は、潮影島(しおかげじま)。
かつては漁業で栄えたが、今では人口わずか二十名ほどの限界集落と化した島。
しかし、そこでは 「50年に一度の祭り」 が近づいていた。
島民が決して語ろうとしない、禁忌の儀式──潮影の祭(しおかげのまつり)。
やがて、彼らは異様な現象に巻き込まれていく。
朽ち果てた古寺で出会った謎めいた女性が語る警告。
海に広がる黒い波の中で蠢く影。
かつての調査団が残した行方不明者の記録。
そして、廃井戸の奥に封じられた 「何か」。
「──島が、呼んでやがる」
これは、科学の理屈を超えた恐怖と謎の物語。
潮影の祭が始まるとき、彼らの運命は決まる。
“生きて帰れる保証は、ない”。
こんな人におすすめ!
✔ 和製ホラーや民俗学が絡む怪異譚が好きな人
✔ 科学では説明できない怪奇現象を描いた作品が好きな人
✔ 「ひぐらしのなく頃に」「哭声/コクソン」「残穢」などの作品に魅了された人
✔ 閉鎖された集落、限界集落、離島の伝承をテーマにした作品に惹かれる人
潮影島の秘密に、あなたも足を踏み入れる覚悟はあるか?
文字数 48,053
最終更新日 2025.03.26
登録日 2025.02.20
356
安良城らら(あらき らら)は死のうとしていた。
そこに青い髪にピアス。タトゥーも入った着物姿の怪しい美貌の男性が現れた。
その男性は青蓮寺霞(せいれんじ かすみ)と、名乗り。流暢な関西弁を操りながら、しかも呪術師だと言う。
そこで、ららはある事を知り。自殺を思い留め、呪って欲しい相手が居ると青蓮寺に持ち掛ける。
青蓮寺は呪うかわりに金は要らないから、ららの魂を寄越せと言う。
ららはそれを了承する。
そうして二人は互いの目的の為に、手を組むのだった。
果たして、ららの呪いは達成出来るのか。
それとも──?
不幸ヒロイン『らら』と、割とクズ?優しい?呪術師『霞』(見た目は極上)の二人が巻き起こす。呪いありのファンタジー物語です。
文字数 104,299
最終更新日 2025.03.25
登録日 2025.02.28
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高校一年、春の校外学習は親睦を深めるための林間合宿だった。
中田翔哉の幼なじみである麻耶はいわゆる『見える人』だ。クラスで孤立している麻耶は遠足に行きたくないと言う。前日、彼女は死んだ祖母の夢を見たと言うのだ。
――「ここから先は死者の行く道だよ」
「それって予知夢かな」
「つまり、あたしが死ぬ目に遭うってことじゃないの」
その麻耶の言葉通り、一年A組を乗せたバスは道を外れ……
クラスの王子様『ショウ』
ショウの幼なじみ『麻耶』
副担任の『のぞみ先生』
女王様気取りの『トワ』
いじめっこの『すがっち』
虐められっ子の『山ブー』
クラス委員の『メグ』
天然系美少女『美優』
スポーツマンの『千葉』
サバサバ系イケメン少女『桃香』
・・・彼らは生き残って、元の世界に戻って来れるのか。
文字数 127,229
最終更新日 2025.03.22
登録日 2025.02.24
第8回ホラー•ミステリー大賞で優秀賞を受賞しました。ありがとうございました!
●あらすじ
『階段をのぼるだけで一万円』
大学二年生の間宮は、同じ学部にも関わらず一度も話したことすらない三ツ橋に怪しげなアルバイトを紹介される。
三ツ橋に連れて行かれたテナントビルの事務所で出迎えたのは、イスルギと名乗る男だった。
男は言った。
ーー君の「階段をのぼるという体験」を買いたいんだ。
ーーもちろん、ただの階段じゃない。
イスルギは怪異の体験を売り買いする奇妙な男だった。
《目次》
第一話「十三階段」
第二話「忌み地」
第三話「凶宅」
第四話「呪詛箱」
第五話「肉人さん」
第六話「悪夢」
最終話「触穢」
※他サイトでも公開しています。
文字数 129,914
最終更新日 2025.03.22
登録日 2025.02.01