妹に奪われる小説一覧
侯爵令嬢のシェリラは王子の婚約者として常に厳しい教育を受けていた。
五歳の頃から厳しい淑女教育を受け、少しでもできなければ罵倒を浴びせられていたが、すぐ下の妹は母親に甘やかされ少しでも妹の機嫌をそこなわせれば母親から責められ使用人にも冷たくされていた。
優秀でなくては。
完璧ではなくてはと自分に厳しくするあまり完璧すぎて氷の令嬢と言われ。
望まれた通りに振舞えば婚約者に距離を置かれ、不名誉な噂の為婚約者から外され王都から追放の後に修道女に向かう途中事故で亡くなるはず…だったが。
気がつくと婚約する前に逆行していた。
愛してくれない婚約者、罵倒を浴びせる母に期待をするのを辞めたシェリアは本当に愛してくれた人の為に戦う事を誓うのだった。
文字数 57,074
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.05.11
私はルクリュ公爵家のロズリーヌ。お母様はこの国の王女で、お父様はファビオ・ルクリュ公爵だ。両親は愛し合っておりとても仲がいい。私はとても幸せだった。
ところが10歳になるとお母様が亡くなり、私と同じ歳の女の子を伴って女性がやって来た。この女性達は屋敷に住み着き、私はお父様がお母様をずっと裏切っていたことを知る。
腹違いの女の子の名前はアラベル。私はその時、将来アラベルが私の旦那様の子供を身籠もることになるとは思いもしなかった。
旦那様は私を愛していると言うけれど・・・・・・
※この世界では通常爵位と土地はセットになっており、女性でも継げます。一つの家族で複数の爵位を持つことも可能で希なことではありません。現代的言葉遣いがあります。※因果応報的ざまぁあり。
文字数 23,339
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.14
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
※7月後半まで自転車旅行中なので更新は途切れ途切れになります。
文字数 127,735
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.05.20
婚約発表の翌日に、幼馴染の婚約者は妹に愛を囁いていた。
それを聞いた瞬間、オフィーリアは二人に復讐することを誓う。
オフィーリアは前世の記憶を元に、悪女として振る舞うことを決意する。
そして同時に高い魔法適性を利用して、妹の病気の根治を目標に回復魔法の勉強をはじめた。
悪女になりきり、身体を使って幼馴染を籠絡し、夢中にさせた後でセシリアの病気を治し、二人を婚姻させようと考えたのだ。
散々自分を抱いた後、清廉な妹で果たして彼は満足出来るか見ものだわ、とオフィーリアはほくそ笑む。
※ヒロインが性悪でビッチなので18禁です。ご了承頂けた方のみどうぞお読みください。よろしくお願いします。
文字数 39,669
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.01
「お姉様、可愛い妹のお願いです。」
そう妹のユーリに乗せられ、私はまんまと悪役令嬢として世に名前を覚えられ、終いには屋敷を追放されてしまった。
しかし、自由の身になった私に怖いものなんて何もない!
もともと好きでもない男と結婚なんてしたくなかったし堅苦しい屋敷も好きでなかった私にとってそれは幸運なことだった!?
※小説家になろうとカクヨムでも掲載しています。
3月20日
HOTランキング8位!?
何だか沢山の人に見て頂いたみたいでありがとうございます!!
感想あんまり返せてないですがちゃんと読んでます!
ありがとうございます!
3月21日
HOTランキング5位人気ランキング4位……
イッタイ ナニガ オコッテンダ……
ありがとうございます!!
文字数 40,213
最終更新日 2021.03.19
登録日 2021.03.11
王家の命により、戦場の悪魔と呼ばれる辺境伯へと嫁ぐのは妹サマンサのはずだった。けれど、家族に愛されるサマンサは、結局家族に守られ、姉であるミラが辺境伯へと嫁ぐことになる。
婚約者に裏切られ、家族に裏切られた令嬢が、戦場の悪魔の元へ嫁ぐ話。
(戦場悪魔という二つ名が他の作品と被っていますが、無関係です。ww)
妹に婚約者を奪われた的な話に少しはまりました。少しでも読んでいただけたら嬉しいです。本編二十話完結、本日より毎日朝7時に公開します。おまけ+続編があります。
文字数 67,258
最終更新日 2021.04.16
登録日 2020.09.11
妹は何でもわたくしの物を欲しがりますわ。両親、使用人、ドレス、アクセサリー、部屋、食事まで。
最後に取ったのは婚約者でした。
ありがとう妹。初めて貴方に取られてうれしいと思ったわ。
文字数 24,928
最終更新日 2021.11.08
登録日 2021.03.12
ガラルテッド侯爵家の長女ハリアが、15歳になった。
美しい愛娘のために、父親は婚約者候補を厳選し、屋敷に招待する。
ある時、『この人ならば』と思う人が現れるだが、声を上げたのは妹のサリー。
「この人とは、私が結婚する! ねぇ、いいでしょ?」
一度言い出したら聞かない妹の性格を知っているため、姉は早々に身を引いた。
その後、父親は今度こそ長女のためにと候補者を連れてくるのだが、なかなか良い相手は見つからない。
そんな中、ハリアが好意を寄せたのは、意外な人物だった……
文字数 1,698
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
「お前なんてもういらないから。別れてくれ。
代わりに俺は、レピアさんと婚約する」
妹のレピアに婚約者を奪われたレフィー侯爵令嬢は、「ああ、またか」と思った。
これまでにも、何度も妹に婚約者を奪われてきた。
しかしレフィー侯爵令嬢が、そのことを深く思い悩む様子はない。
彼女は胸のうちに、ある秘密を抱えていた。
文字数 8,057
最終更新日 2022.05.10
登録日 2022.05.10
古い歴史を持つ百貨店を経営をする家に生まれた絹山莉世(きぬやまりせ)は大学を卒業後、父の秘書となった。
30歳になり、嫁き遅れと母と妹に馬鹿にされるが、父だけでは経営が不安なため仕事を続けてきた。
しかし、突然の父の死によって、莉世の環境は一変する。
「若い方がいいんですって」
妹はそう言って、婚約者を奪い、評判が悪い自分の婚約者を押し付けてきた。
父の借金を肩代わりしてくれた妹の婚約者の条件は結婚すること―――
莉世は婚約者も仕事も奪われ、時任朗久(ときとうあきひさ)に嫁ぐが、その朗久は莉世が思うよりぶっ飛んだ人物だった。
※R-18にはマークをつけます。
※とばして読むことも可能です。
★時任シリーズ第1弾
★2021.3 改稿
文字数 54,221
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.01
アナスタシアは18歳の若さで聖女として顕現した。
聖女・アナスタシアとなる前はアナスタシア・リュークス侯爵令嬢。婚約者は第三王子のヴィル・ド・ノルネイア。
王子と結婚するのだからと厳しい教育と度を超えた躾の中で育ってきた。
アナスタシアはヴィルとの婚約を「聖女になったのだから」という理由で破棄されるが、元々ヴィルはアナスタシアの妹であるヴェロニカと浮気しており、両親もそれを歓迎していた事を知る。
聖女となっても、静謐なはずの神殿で嫌がらせを受ける日々。
どこにいても嫌われる、と思いながら、聖女の責務は重い。逃げ出そうとしても王侯貴族にほとんど監禁される形で、祈りの塔に閉じ込められて神に祈りを捧げ続け……そしたら神が顕現してきた?!
虐げられた聖女の、神様の溺愛とえこひいきによる、国をも傾かせるざまぁからの溺愛物語。
※HOT1位ありがとうございます!(12/4)
※恋愛1位ありがとうございます!(12/5)
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも別名義にて連載開始しました。改稿版として内容に加筆修正しています。
文字数 38,726
最終更新日 2020.12.08
登録日 2020.12.02
「やっと来たか、リリア。お前との婚約は破棄する。エリーゼがいれば、お前などいらない」
セシル・ベイリー侯爵令息は、リリアの家に居候しているエリーゼを片手に抱きながらそう告げた。
え? その子、うちの子じゃないけど大丈夫?
いや。私が心配する事じゃないけど。
多分、ご愁傷様なことになるけど、頑張ってね。
伯爵令嬢のリリアはそんな風には思わなかったが、オーガス家に利はないとして婚約を破棄する事にした。
リリアに新しい恋は訪れるのか?!
※内容とテイストが違います
文字数 19,279
最終更新日 2021.10.04
登録日 2021.06.19
婚約者の伯爵ダニエルは、私と婚約破棄し、下心の見え透いた愛嬌を振り撒く私の妹と添い遂げたいそうです。
どうぞ、お好きに。
――その結果は……?
文字数 1,764
最終更新日 2021.03.19
登録日 2021.03.18
「お前の顔、飽きた。悪いが婚約は破棄させてもらう。もっと愛嬌のある顔は出来なかったのか? お前を見てるとイライラする。」
突然呼び出され、婚約者であるダンカンに婚約破棄されてしまった侯爵令嬢のセシディ。
ダンカンは、ただ婚約破棄しただけでなく、セシディの妹のシリルと婚約すると言い出した。
その場に現れたシリルは、婚約破棄されたセシディが泣くかどうか、賭けをしていたと…。
それだけでは飽き足らず、シリルとダンカンの婚約発表パーティーで、セシディを皆の前で辱めようとするが…
「そこのボンクラー! よぉーく聞きなさい!」
そう叫んだ小さな王女様によって、セシディは皆から愛される事になる。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全17話で完結になります。
文字数 19,860
最終更新日 2021.09.06
登録日 2021.09.01
婚約者の第三王子から婚約破棄を告げられた。
王太子殿下の誕生日を祝う華やかなパーティーの場で。
しかも胸の谷間を強調したドレスを着た私の妹が、婚約者の第三王子に腕を絡ませている。
周りの視線が痛い……。
その件は後で話しましょうと言ったのに、この場で婚約破棄を認めろと言うのでとりあえず理由を聞いてみた。
「お前なんかよりも魅力的なオッパ……女性に出会ったからだ!」
……いま何か言いかけませんでしたか?
※ざまぁされた方も、ある意味ハッピーエンド。
※R18指定は念のため。初夜の話がありますが、そんなにきわどい表現はありません。
※短めで軽~いお話になります。
※設定ゆるめ、ご都合主義です。
文字数 16,931
最終更新日 2021.09.11
登録日 2021.09.01
「お姉様、ごめんなさい!私とロバート様は、真実の愛を見付けてしまったの…私とロバート様は結ばれる運命なのよ。だから許してくれるわよね?」
またですか?
ミアの真実の愛は、いくつ有るの?
私の婚約解消も、貴女の真実の愛の数だけ増えていくのよ!
文字数 25,714
最終更新日 2022.04.04
登録日 2022.03.17
粗末に扱われる姉と蝶よ花よと大切に愛される妹。同じ親から産まれたのにまるで真逆の姉妹。見捨てられた姉はひとり静かに家を出た。妹が不治の病?私がドナーに適応?喜んでお断り致します!
妹嫌悪
ゆるゆる設定
※初期に書いた物を手直し再投稿
文字数 2,173
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.08.31
妹とベタベタする殿下。
貴族の政略結婚を理解していますか?
夫婦支え合うのは一人の努力で出来ませんよ?
婚約破棄ですか……
では、私は国外に買い付けに行きますね!
貴族生活は窮屈です!
文字数 8,161
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.04.10
「お姉様ぁ、これ私も欲しいな♡」これが妹アリシアの口癖。そして今回彼女が奪っていったのは私の婚約者だった…
文字数 1,646
最終更新日 2021.09.23
登録日 2021.09.23
【頑張る聖女シリーズ第一弾!】
サンマレコ大聖堂に聖女見習いとして通うリリア。彼女は聖女でありながら、動物と意思疎通するという役に立たない力しか持っていなかった。そのことを周囲から馬鹿にされ、婚約者は妹に奪われてしまう。
そんな彼女が森で出会ったのは、騎士の養成所に通う青年だった。彼もリリアと似た境遇で、剣の才能はないが、テイマーとしての才能はあるという。通じ合う二人は互いに惹かれあい、新しい恋が始まろうとしていた。
一方、リリアから婚約者を奪った妹のアイスには秘密があった。秘密を隠しながら聖女として振舞いチヤホヤされる日々。
しかし彼女は知らない。リリアが持つ聖女としての可能性を。
同一世界観の作品が今後も投稿されます。
よければそちらもご一緒に見て頂けると嬉しいです。
文字数 5,556
最終更新日 2021.07.10
登録日 2021.07.08
「くそっ……妹の方にすればよかった……」という呟きが聞こえた。
彼に体を求められて服を脱いだ後のことだった。
私は自分の耳を疑った。
しかし聞き間違いなどではなかった。
「悪いけど、帰るわ」
裸の私を置き去りにして、彼は部屋を出て行った。
次の日の夜、私の部屋に妹がやって来た。
そして私に、正気の沙汰とは思えない提案をしてきて……
文字数 1,687
最終更新日 2022.05.11
登録日 2022.05.11
「ねぇ。君のことしかもう見えないよ……」
私の夫、マゴルガ伯爵が甘い言葉を妹に囁いている。
でも、何の問題もありません。
だってこれ、すべて私の脚本通りですから。
(一話完結の短編作品です)
文字数 856
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.27
「お姉様。今日からこの人は私のものですから!!」
妹のグランディアが、声高らかにそう宣言した。
はいはい、と私は思った。
私の婚約者は、妹の隣で私を睨んでいる。
そして彼は私に言った。
「お前がいけないんだぞ、他の男の所に行きやがって……
この尻軽女!」
「分かりました、では、婚約は解消いたしましょう」
さて。
うまくいきますかね、この二人……
文字数 635
最終更新日 2022.05.10
登録日 2022.05.10
「ちょっと、どういうことですか!」
妹から見せられた婚約証明書を手に、私は婚約者であるバダフ侯爵の部屋を訪れた。
問いただすと、彼は平然と「確かに君の妹のお腹にいるのは、僕の子だよ」と答えた。
「浮気ってことですか……?」
「えっ! 違うよ。そうじゃなくて、これは……」
婚約者の口から出てきたのは、思いもよらなかった話で……
文字数 1,564
最終更新日 2022.05.04
登録日 2022.05.04
「リシェンヌとの婚約は破棄だ!」
その言葉が響いた瞬間、公爵令嬢リシェンヌと第三王子ヴィクトルとの十年続いた婚約が終わりを告げた。
「新たな婚約者は貴様の妹のロレッタだ!良いな!」
リシェンヌがめまいを覚える中、第三王子はさらに宣言する。
宣言する彼の横には、リシェンヌの二歳下の妹であるロレッタの嬉しそうな姿があった。
「お姉さま。私、ヴィクトル様のことが好きになってしまったの。ごめんなさいね」
まったく悪びれもしないロレッタの声がリシェンヌには呪いのように聞こえた。実の姉の婚約者を奪ったにもかかわらず、歪んだ喜びの表情を隠そうとしない。
その醜い笑みを、リシェンヌは呆然と見つめていた。
まただ……。
リシェンヌは絶望の中で思う。
彼女は妹が生まれた瞬間から、妹に奪われ続けてきたのだった……。
※全八話 一週間ほどで完結します。
文字数 23,148
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.03.08
1話で完結します。
文字数 1,614
最終更新日 2022.04.29
登録日 2022.04.29
1話で完結します。
文字数 1,813
最終更新日 2022.04.18
登録日 2022.04.18
大切なものはいつも妹に奪われる。
だけど、この愛だけは、絶対に奪わせない!
第三王子との婚約が決まった姉のエリア。
いつも妹に大切なものを奪われてきた彼女の、最後の戦い⁉
シリアスではなく、さくっと読める話です。
ドロドロ系のざまぁ、ではありません。
文字数 7,744
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.04.02
ミレーナ・クレイは、ある日婚約者のアンドレイが妹と関係を持っているところを目撃してしまう。悪びれもせず婚約破棄を切り出すアンドレイと、私のものを全部奪っていってしまう妹にはもううんざりです。特に妹は、私から両親の愛さえも――。この時は、そう思っていました。しかし、事態は思わぬ方向に?
文字数 2,123
最終更新日 2020.12.22
登録日 2020.12.22
妹のシルダに、婚約者のガウド子爵をとられた。
妹は「お姉さんの魅力が足りないからいけないんじゃない? 女としての魅力が」と言うし、婚約者には、「薄気味悪いんだよ、お前」と言われた。
私は、自分がいけないと思っている。
なぜならば、私の部屋には……
文字数 1,734
最終更新日 2022.05.07
登録日 2022.05.07
妹のフィラーレが、私の婚約者、リアバム子爵令息を狙っている……
非力アピールやボディータッチがあまりにも多いから、私は彼女に「やめなさい」と伝えました。
すると彼女は自信満々にこんなことを言ってきて……
一話完結ざまぁです!
(NO.24)
文字数 1,316
最終更新日 2022.04.29
登録日 2022.04.29
1話で完結します。
文字数 2,464
最終更新日 2022.04.26
登録日 2022.04.26
可愛い靴に、お気に入りの色だった口紅、紅が綺麗なイヤリングに銀の髪飾り。
望むものは全てその我儘で手に入れてきた令嬢アザレア。
そして今度望んだものは――姉の婚約者。
その強欲で今度も望むものを手にしたアザレアだったが、奪い取った婚約者フロスト伯爵には、予想もしていなかった秘匿の事情があった。
アザレアはその婚約を機に、これまでの人生から一転、奈落のような不幸へ滑落していく――。
文字数 4,782
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.03.31
1話で完結します。
文字数 2,292
最終更新日 2022.04.25
登録日 2022.04.25
1話で完結します。
文字数 2,289
最終更新日 2022.04.19
登録日 2022.04.19
伯爵令嬢の私を、婚約者であるマロイエ侯爵令息は裏切りました。
あろうことか、私の妹と恋仲になったのです。
私は家を出ることにしました。
逃げ出すところ偶然父に見られ罵声を浴びせられましたが、もう限界なんです。
短編作品です。
(No.9)
文字数 495
最終更新日 2022.04.14
登録日 2022.04.14
「バートン家に本物の未来予知ができる娘が生まれるぞい」
預言者のミランダの予言通り、未来予知ができる私ミーシャが生まれた。けれど、私と一緒に双子の妹ヴィーダが生まれた。私は「未来予知ができることを喋ると不幸になる未来」が見えたので黙って暮らしていたら、フーリン王子と婚約することになった。それを面白くないと思った妹は自分こそ未来予知できる娘だと嘘を言い出し、かわいそうになった私はちょっとだけ本当になるように手伝ってあげたらフーリン王子がヴィーダを選ぶと言いだしてきた。どうやら、ヴィーダが自分を選ぶと幸せになれるけど、このまま私と結婚していたら不幸になると言い出したらしい。ちらっと、未来を見てみるとフーリン王子は私を選んでもヴィーダを選んでも不幸になる運命だった。ならば、私の答えはもちろん・・・
「はいっ、喜んで」
文字数 14,104
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.19
カラ=ブライトは料理人の兄の雇用と引き換えに、醜悪なレストランオーナーのローワンと婚約した。しかし、いよいよ結婚という段階になって、彼は婚約破棄を宣言し、約束も破ると言い出した。どうやら妹のミーシャが、兄への嫌がらせのためにこんな事態を引き起こしたらしい。二人とも、絶対に許しません!
※反響あれば連載化を検討します。よろしくお願い致します。
文字数 1,806
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.13