短編小説一覧
こちらは、悪戯に人をだますことで知られる詐欺師、田中正一の途方もなくも愉快な物語です。「懲りない詐欺師」というタイトルからもうかがえるように、正一さんはどうやら詐欺から足を洗う気が全くなさそうです。長い間、彼の詐欺技術は彼を裕福にもしたけれど、最終的には狭い精神病院の病室に彼を閉じ込めてしまいました。しかし、彼の物語はそこで終わりません。病院での退屈を紛らわすために、書道コンテストに参加し、その後小説家としてのキャリアをスタートさせるのですから、彼の生き様はなんとも劇的です。
この物語は、その後の展開でさらに興味深いものになります。小説が大ヒットし、豪華な生活を手に入れたかと思えば、またしても詐欺で逮捕されるという、まさに「懲りない」エンディングが用意されています。ただ、この話の最も面白い部分は、正一が全てを賭けて詐欺師を演じ続けたということではなく、彼が自分の過去と向き合いながらも、最後には自分の限界を認めるところにあります。
この小説を読むときは、笑いながらもどこかしら哀愁を感じるかもしれません。しかし、それが「懲りない詐欺師」の魅力です。この作品は、私たちにとって、どんな境遇の中でも創造力を失わないことの大切さを教えてくれます。そして、もしかすると、人は誰しもが心のどこかで「懲りない何か」を持っているのかもしれませんね。
文字数 1,250
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
行き倒れになった女を部屋に住まわせてやった。
ところがこいつはとんでもない女で、僕は何かと悩ませられる。
だがこの女との関係は急転直下で切れることになった。
文字数 3,839
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
アパートの一室にある黒葛探偵事務所。
そこには、他では受けてもらえないような依頼が日々、舞い込んでくる。
探偵である黒葛は、依頼者の話を聞き、事務所から出ずに解決する。
「ウミガメのスープ」をミステリー仕立てのホラーで描く。
1話完結の短編ストーリー。
文字数 15,679
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.21
僕の幼少期は地獄だった。
学校に行けば壮絶ないじめを受け、先生に相談しても笑われるだけ。
家に帰れば親から虐待されていた。
世界のどこにも僕の居場所なんてなかった。
世界のどこにも僕の味方なんていなかった。
だけど、君はあのとき、人のぬくもりを教えてくれた。
君との約束があるから、僕はこうして今も生きることが出来る。
秘密の純白の場所で、君と交わした約束があるから。
文字数 4,292
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
【これは、幸せなふたりの甘くてえっちで笑える日常】
ひきこもり大学生の有夏(アリカ)と、料理人見習いの幾ヶ瀬(イクセ)は小さなアパートのお隣り同士。
エッチをしたり、ケンカしたり、ご飯を食べたり、オタクを語ったり、ゴミ屋敷を掃除したり、時にはちょっと拗らせた毎日を送っています。
短編ショートショート。
基本的にどのお話から読んでも『エッチ多めの日常系甘々BL小説(コメディ寄り)』です。
毎週末(金曜か土曜)に更新予定。祭日もがんばれたら更新するよ?
※性的描写多めなので、苦手な方はお気をつけください。
※個人ブログ『【BL】隣りの2人がイチャついている!』にも同内容の作品を掲載しています。
https://jin-rin.blogspot.com
文字数 147,590
最終更新日 2024.04.26
登録日 2020.08.07
文字数 27,922
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.03.28
「──ごめん。ぼくと、別れてほしいんだ」
オーブリーは、頭を下げながらそう告げた。
街で一、二を争うほど大きな商会、ビアンコ商会の跡継ぎであるオーブリーの元に嫁いで二年。貴族令嬢だったナタリアにとって、いわゆる平民の暮らしに、最初は戸惑うこともあったが、それでも優しいオーブリーたちに支えられ、この生活が当たり前になろうとしていたときのことだった。
いわく、その理由は。
初恋のリリアンに再会し、元夫に背負わさせた借金を肩代わりすると申し出たら、告白された。ずっと好きだった彼女と付き合いたいから、離縁したいというものだった。
他の男にとられる前に早く別れてくれ。
急かすオーブリーが、ナタリアに告白したのもプロポーズしたのも自分だが、それは父の命令で、家のためだったと明かす。
とどめのように、オーブリーは小さな巾着袋をテーブルに置いた。
「少しだけど、お金が入ってる。ぼくは不倫したわけじゃないから、本来は慰謝料なんて払う必要はないけど……身勝手だという自覚はあるから」
「…………」
手のひらにすっぽりと収まりそうな、小さな巾着袋。リリアンの借金額からすると、天と地ほどの差があるのは明らか。
「…………はっ」
情けなくて、悔しくて。
ナタリアは、涙が出そうになった。
文字数 26,866
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.03.28
学生時代の付き合いのあるBarのマスターに寝取られる話になります。
今現在も続く寝取らせ、貸し出し、凌辱など、妻の日々重ねていく性の経験で堕ちていく様子を綴っていきたいと思います。
人妻、寝取られ、凌辱などお好きな方はぜひご覧ください。
感想などもらえますと励みになります。
文字数 40,338
最終更新日 2024.04.26
登録日 2023.11.10
文字数 3,418
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.01.16
“嫌われ者”の伯爵ディーは、ある日捨て子の獣人レスターを拾い育てることとなる。
孤独な彼の唯一の癒しであった可愛いレスターだったが、成長するごとに美しく逞しい青年へと育っていき、ディーに愛を囁くようになって・・・・・・。
※1万字程度予定
文字数 22,931
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.17
文字数 10,583
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
文字数 16,895
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.03.05
元商人であった父が、お金で貴族の身分を手に入れた。
私というコマを、貴族と結婚させることによって。
でもそれは酷い結婚生活の始まりでしかなかった。
悪態をつく姑。
私を妻と扱わない夫。
夫には離れに囲った愛人がおり、その愛人を溺愛していたため、私たちは白い結婚だった。
それでも私は三年我慢した。
この復讐のため、だけに。
私をコマとしか見ない父も、私を愛さない夫も、ただ嫌がらせするだけの姑も全部いりません。
姑の介護?
そんなの愛人さんにやってもらって、下さい?
あなたの魂胆など、初めから知ってましたからーー
文字数 31,216
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.20
文字数 3,672
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
1話10分読み切りで、どれから読んでもOK。各10分の話の中にカルチャーショックと平均2回のどんでん返しを盛り込みました。アニメの脚本として書いたものを、多くの人に読んでいただきたいので、小説形式にしました。アニメ化を目指していますので、応援よろしくお願いします!
あらすじ:地球に住む父、母、長男ジュン、長女ミサ、次男タク、次女リコの一家6人を『地球一家』と呼ぶことにする。6人は、地球とよく似た星を巡るツアーに参加し、ホームステイしながらいろいろな星の生活を見て回る。ホストファミリーと共に過ごし、地球では考えられないような文化や習慣を体験し、驚きの毎日を過ごしながら家族が成長していく。
アルファポリス、エブリスタ、カクヨム、小説家になろうで連載中です。
以下の情報提供サイトで、縦書きやふりがな付きの文章を用意します。
https://twitter.com/gentonami1225
文字数 262,700
最終更新日 2024.04.26
登録日 2023.12.30
恋愛短編集です。
作品のうち、男性主人公のものになります。R15作品のものになります。
そのため、ざまあの対象も男だったり女だったりします。いままでの作品のうち5000文字いかのものを統合していくほか、新作もアップしていきます。
文字数 10,001
最終更新日 2024.04.25
登録日 2023.09.07
高校の同級生、山神と付き合うことになった羊佑(ようすけ)
大きな仕事を終え、久しぶりに会った山神はなんだか機嫌が悪くて……
全10話 4/21 22時公開開始 ~ 4/25 23時完結
完結まで毎日22時と23時に公開します。
⚠注意タグ⚠
ハード系のSM、フィギィング、食べ物を使ったプレイが苦手な方はご遠慮ください。
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いろあすさん(@iroas3828)と、エロトークをしていた悪ノリで書いた合同企画作品です。地雷等ある方はご遠慮ください。
『山芋生姜BL』というテーマで、二人共同時公開スタート、同時完結します。
いろあすさんのホームはこちら↓↓↓
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/71241215
『しょうがあるけとしょうがない』
文字数 18,196
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.21
世界の愛とぬくもりと、願いと星々、恋をして夢に生きて、今を生きるすべての命に向ける、ささやかに、ドラマチックに綴った短編集。様々なジャンルの小説を書いていきます。恋愛から冒険とかいろいろ。
文字数 21,982
最終更新日 2024.04.25
登録日 2023.06.26
それでも、
やっぱり綺麗だと思うのです――
宝物をひろった人魚の子どもと、海が好きだったニンゲンの子どもの話。
童話っぽい雰囲気ですが、「苦しんできた大人にこそ沁みる」がコンセプトです。
※カクヨムにも掲載しています。(ひよこもち)
文字数 2,211
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
――涸れた心いっぱいに、
冷たい水が満ちていきました。
大人になってすっかり心が干からびてしまったように感じます。
そんな心すら揺さぶってくれる話に出会うと、少しだけ、子どもの頃の感覚を思い出します。
童話っぽい雰囲気ですが、「苦しんできた大人にこそ沁みる」がコンセプトです。
※カクヨムにも掲載しています。(ひよこもち)
文字数 929
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
子供の頃、兄がいたずらでカエルを地面に叩きつけた。
それを見た僕の方が、なぜかしら夜中にお化けを見てしまう。
文字数 1,422
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
文字数 111,505
最終更新日 2024.04.25
登録日 2021.08.31
舞台は地方都市四名。とある一軒の楽器店がこの度リニューアルオープンする運びとなりました。
—この作品は架空の地方都市四名市を舞台にした、シチュエーションドラマ形式の短編連作です。
※不定期に連載中
文字数 104,011
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.02
24.4.25
作品[自然の間]を追加。
24.4.9
作品[未完の間]を追加。
snsの人間関係に疲れた僕は、古い友人を訪ねた……。
文字数 17,145
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.01.22
物語の舞台は、蜜蜂の世界。
小さな王国 シャンパーニの貴族、ヤプセレ家で雄の女王蜂が生まれた。名は リシャール 。
成人を迎えた春、隣国 ペリシエの第一王子 アンドレ と出会い、二人は運命の如く恋に落ちた。
しかし、結婚を約束した二人の間に次々と壁が立ちはだかり、二人は徐々にすれ違っていく…。
【第11章 不穏な再会】______
フレデリックとリシャールの間に、待望の第一子として生まれたのは、雄蜂の〝セドリック〟。それには、今まで反抗期だったアルバンも初めて出来た弟に大喜び。レステンクール王室にようやく平和が訪れたかと思いきや、
「今度な、三国同盟の記念式典で、ここにウジェーヌとアンドレが来るんやで!」
と、フレデリックが嬉しそうに報告した。
アンドレがリシャールの嫁いだレステンクールに来る。彼は勿論、リシャールが親友のフレデリックの妻である事を知らない。
「……リシャール…?本当にリシャールなのか?」
「……!」
🐝✩̣̣̣̣̣ͯ┄•͙✩ͯ 主より ✩͙͙ͯ┄✩̣̣̣̣̣ͯ 🍯✩̣̣̣̣̣ͯ┄•͙✧⃝•͙┄ͯ🐝⋆゜
僕の自己満足です!!!(白目)
読んでくれたちみが、幸せならOKです🫶
‼️誤字脱字は見逃して下さい🤲後で直すので( )
⚠️蜜蜂の生態等について、主も調査済みではありますが物語の内容に沿い、現実とは異なる部分が多くあります。その辺はどうかご了承くださいませ。
あと、細かいとこは気にするなください。
⇒ゆっくり不定期更新です、ごめんぬ🐝
文字数 188,083
最終更新日 2024.04.25
登録日 2023.01.09
資産家である東竹家のお嬢様、志摩子。実は彼女は中学の時に両親を亡くし、親戚であったこの家に迎え入れられたのだ。それまでの質素な生活とは異なる何不自由ない暮らしだったが、彼女の心が昔のように温まることは無かった。
東竹家の女の役割は、事業のため家のために政略結婚をすること。志摩子の相手は、ライバルの西竹家の17歳も年上男性。だが全てを諦めている志摩子にとってはどうでもよいことだった。形ばかりの見合いの日に志摩子は、「自分の人生を生きて」という母の遺言を思い出す。
そんな志摩子には、誰にも言えない気になる男性がいた。しかし時折り会うその男性のことを志摩子はほとんど何も知らないのだ。名前も、声も、顔すらも……。
文字数 7,685
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
『雨穴「変な家」読書感想文』
「作者の雨穴(うけつ)さんの作品に関して」
『まずはじめに:本をとって「ぎょっとする」不可解な家の間取り図。ありえない、間取り図は、殺人事件のあらましだった。』
「用途不明な空間演出と間取り図。そして、監禁部屋のような子供部屋。」
『登場人物:栗原(探偵の役目)と柳丘さん(相談相手)そして、変な家の持ち主。宮江柚希(みやえゆずき)本名:片淵家の人々の真実とは。』
「呪いの左手首切りと小説の醍醐味とは?」
『家の間取り図と奇妙奇天烈なハードカバー、カラーリングと表紙の出来栄え。』
「表紙の扉部分と間取りの不可解さ。そして、ユーモアさ。」
『中身を読むに連れて引き込まれるオカルトの世界とホラーの醍醐味である。』
「隠された呪いと雨穴が最後まで出てこない登場人物には無い怖さとオカルトの世界。」
『登場人物には雨穴は最後まで登場しません。最後まで栗原が探偵という役割を担うことにより豪快なサスペンスと奇妙奇天烈な不愉快さを示しています。』
「何度みても雨穴が描いた間取りには、論考が見て取れる。」
『数度となく読み返すに連れて、不気味な世界が展開される。批判を許さない、雨穴の物語。体験消費:モノ消費からコト消費へ。』
「文化と古典文学とも読み取れる文化研究の基礎テキストのような論文と会話文が紡ぐのは、もののけの物語へと進む。圧倒的なスケールと部屋の面白さが伝えるポピュラーさと悪趣味なルームガイドの豪快さ。」
『実用性はないが、大塚英志【評論家】が批評するように、研究し尽くした高級マンションポエムのようなミッドサザンスタイル。港区を呼ぶならば、其処にはきっと物語があるのだろう。マンションの売り手には東京という街は、ファミコンの攻略文化といえるだろう。ストーリー性は、物語と論調へ。変な家とは雨穴が描いた作品の読解である。』
「呪いとい名の虚構である。」
『親の因果が子に報いる。罪と罰とは、子供を通じて欺騙となる。』
文字数 5,255
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
遊園地の帰り、車の中でおしっこが限界になってしまった成人男性の話
文字数 10,399
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.01.05
R18短編です。
とある夜に目を覚ましたら、寝込みを襲われていた。
2022.10.2 追記
完結の予定でしたが、続きができたので公開しました。たくさん読んでいただいてありがとうございます。
更新頻度は遅めですが、もう少し続けられそうなので連載中のままにさせていただきます。
※pixiv、ムーンライトノベルズ(1話のみ)でも公開中。
文字数 50,135
最終更新日 2024.04.24
登録日 2022.08.16