「いけなかった」の検索結果
全体で106件見つかりました。
四大公爵家の一つレナード公爵家の令嬢エミリア・レナードは日本人だった前世の記憶持ち。
記憶が戻ったのは五歳の時で、
翌日には王太子の誕生日祝いのお茶会開催が控えており
その場は王太子の婚約者や側近を見定める事が目的な集まりである事(暗黙の了解であり周知の事実)、
自分が公爵家の令嬢である事、
王子やその周りの未来の重要人物らしき人達が皆イケメン揃いである事、
何故か縦ロールの髪型を好んでいる自分の姿、
そして転生モノではよくあるなんちゃってヨーロッパ風な世界である事などを考えると……
どうやら自分は悪役令嬢として転生してしまった様な気がする。
これはマズイ!と慌てて今まで読んで来た転生モノよろしく
悪役令嬢にならない様にまずは王太子との婚約を逃れる為に対策を取って
翌日のお茶会へと挑むけれど、よりにもよってとある失態をやらかした上に
避けなければいけなかった王太子の婚約者にも決定してしまった。
そうなれば今度は婚約破棄を目指す為に悪戦苦闘を繰り広げるエミリアだが
腹黒王太子がそれを許す訳がなかった。
そしてそんな勘違い妹を心配性のお兄ちゃんも見守っていて……。
悪役令嬢になりたくないと奮闘するエミリアと
最初から逃す気のない腹黒王太子の恋のラブコメです☆
世界設定は少し緩めなので気にしない人推奨。
文字数 76,106
最終更新日 2024.05.30
登録日 2023.10.03
――『偽聖女を処刑しろっ!』
民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。
何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。
人々の歓声に包まれながら私は処刑された。
そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。
――持たなければ、失うこともない。
だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。
『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』
基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
文字数 165,887
最終更新日 2023.07.29
登録日 2023.05.19
僕は、ある日、妻に焼き殺された。
思えば、ずいぶん前から妻は少しずつ精神を追い詰められていたのだ。
そして、ある日、妻の心はダムが決壊するように壊れてしまった。
僕は、妻の異変に気づけなかった。
そして、あの日、子供たちの平穏な日々は終わってしまった。
これは、妻の異変に気づけなかった僕の罪なのだろうか?
もし、神様がいるならーー、
何がいけなかったのか教えてください。
そして、どうか僕に、妻と人生をやり直すチャンスをください。
七年前にタイムリープした綿谷シュンは、妻リナが歩んだ七年間を知り、リナの知られざる苦労を知っていく。
リナの周りは、様々な事情を抱えた人間であふれていたーー。
妻と人生をやり直したい。
そう願う男が、様々な精神疾患を抱えた人と出会い、人間の精神というものの奥深さに触れていく話。
※妄想が症状として出現する病気には、認知症や妄想性パーソナリティ障害、うつ病、躁うつ病、統合失調症など、様々な病気があります。
どれも、内服にて症状のコントロールが可能です。
病気をもちながらも、治療を適切に行い、社会生活を営んでいる人はたくさんいます。
病気に対する偏見を助長するために書いた作品ではありません。
文字数 23,342
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.12
───私はあと何回“悪役令嬢”と呼ばれ“婚約破棄”されて“ざまぁ”されるのかしら?
自分には、様々な乙女ゲームに転生して生きて来たたくさんの記憶がある。
その過去は、全て“ヒロイン”が現れると、
必ず婚約者に心変わりされて最後は“悪役令嬢”と罵られて婚約破棄と断罪(ざまぁ)されて捨てられていた。
そんな転生人生を何度も繰り返しすぎて、いつしかベテラン悪役令嬢になってやさぐれていた自分。
「悪役令嬢? 婚約破棄? ざまぁ? もう、どれもうんざりよ!」
鬱憤晴らしの愚痴のつもりでそう叫んだ前回の人生の最期。
それがいけなかったのか……再び転生して新たな“悪役令嬢キャサリン”として始まった人生は、
これまでとどこか違っていた。
───悪役令嬢の私を捨てるはずの婚約者様が私……キャサリンを愛しているですって?
(あ……これ、きっとバグだわ)
ベテラン化した悪役令嬢、キャサリンの新たな人生はどうなる……?
文字数 86,130
最終更新日 2022.10.16
登録日 2022.10.02
愛する人に、毒を盛られ殺された……と思ったら、なぜか四年前に時が戻っていた。それに、前世の記憶まで戻っている。
私には光の精霊の加護があり、必ず王妃にならなければいけなかった。二人の王子のうち一人を指名し、その相手と結婚する。
選んだ相手が間違いだったのだから、もう一人の王子を選べばいいと思ったら、また殺されてしまった。
何度も死に戻り、生きる為の方法を探す。そんな中、ようやく一緒に戦ってくれる相手を見つけた。彼は、『冷酷な英雄』と呼ばれる王弟殿下だった。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
文字数 22,699
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.02.26
なぜ、白い結婚にする優しさが無かったのでしょう
なぜ、私があなた達の子供を産まなければいけなかったのでしょう
なぜ、屋敷の薄暗い部屋に、閉じ込められなければいけなかったのでしょう
やり直せるなら、やり直したい
愛されていると思い、結婚し、幸せな初夜を過ごしたあの時よりも前に
※タグの確認をお願いします
※30話までが、当初から考えていたお話で、短編部分になります。
その後は蛇足的なお話になります。
文字数 76,180
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.02.17
元々魔力が少ない体質の弟──ルークは、誰かに魔力を補給してもらわなければ生きていけなかった。だから今日も、他の男と魔力供給という名の気持ちいいセックスをしていたその時──。
「何をしてる?お前は俺のものだ」
2023.11.20. 内容が一部抜けており、11.09更新分の文章を修正しました。
文字数 10,100
最終更新日 2024.02.04
登録日 2023.09.28
ルナリア・クリーチェは、没落に片足突っ込んだ伯爵家の長女である。
伯爵家の弟妹たちのために最後のチャンスで参加した、皇帝陛下の花嫁選びに失敗するも、
皇帝陛下直々に、結婚相手を選んで貰えることになった。
ルナリアの結婚相手はレーヴェ・フィオレイス神官長。
レーヴェを一目見て恋に落ちたルナリアだけれど、フィオレイス家にはある秘密があった。
優しくて麗しくて非の打ち所のない美丈夫だけれど、レーヴェは性欲が強く、立場上押さえ込まなければいけなかったそれを、ルナリアに全てぶつける必要があるのだという。
それから、興奮すると、血に混じっている九つの尻尾のある獣の神の力があふれだして、耳と尻尾がはえるのだという。
耳と尻尾がはえてくる変態にひたすら色んな意味で可愛がられるルナリアの話です。
文字数 155,620
最終更新日 2023.04.07
登録日 2022.08.27
王国を敵に回し、悪役と罵られ、恥を知れと煽られても気にしなかった。死に際は貴族らしく散ってやるつもりだった。――それなのに、最後に義弟の泣き顔を見たのがいけなかったんだろう。まだ、生きてみたいと思ってしまった。
一度、死んだはずだった。
それなのに、四年前に戻っていた。
どうやら、やり直しの機会を与えられたらしい。しかも、二度目の人生を与えられたのは俺だけではないようだ。
※悪役令息(主人公)が受けになります。
※ヤンデレ執着義弟×元悪役義兄(主人公)です。
※主人公に好意を抱く登場人物は複数いますが、固定CPです。それ以外のCPは本編完結後のIFストーリーとして書くかもしれませんが、約束はできません。
文字数 29,197
最終更新日 2023.09.03
登録日 2022.10.30
俺の家族は至って普通だと思う。ただ普通じゃないのは弟というべきか。正しくは普通じゃなくなっていったというべきか。小さい頃はそれはそれは可愛くて俺も可愛がった。実際俺は自覚あるブラコンなわけだが、それがいけなかったのだろう。弟までブラコンになってしまった。
これでは弟の将来が暗く閉ざされてしまう!と危機を感じた俺は覚悟を持って……
「龍、そろそろ兄離れの時だ」
「………は?」
その日初めて弟が怖いと思いました。
文字数 32,248
最終更新日 2020.04.18
登録日 2020.03.03
【あらすじ】※番外編も完結済み
バイトの連勤が終わった玲喜を家で待っていたのは、自らをゼリゼ・アルクローズ、マーレゼレゴス帝国の第三皇子だと名乗る男だった。
迷子のコスプレ男だと思った玲喜は、ゼリゼを交番に届ける事にするが、ゼリゼがついた嘘のせいで警官に「早く仲直りしてね」と家に帰されてしまう。
またゼリゼを家にあげる事になったが、ついていた筈の電気が消えていたり、鍵の掛かっていたはずの家の扉が開いていたりと不思議な現象が起こる。
「魔法だ」とゼリゼに目の前で言葉を変えられ、玄関の鍵を開けられると信じるしかなかった。
外国人だと思っていたセレナが異世界人の王族だと知り、庶民だと信じて疑わなかった玲喜自身もまた異世界の王族の血を引いていた。
異世界を転移する事によって、次々と明るみに出てくる祖母のセレナの事と玲喜自身の持って生まれた運命が絡む。
勘違いやすれ違いから始まり、ゼリゼから向けられていた執着。
誤解が解けてからは恥ずかしくて耐えられないくらいに溺愛されるようになるが……。
※恋愛初心者同士が不器用に愛を紡ぐ。
※コメディーから始まりシリアスからのラブコメ。
※カップリングはゼリゼ×玲喜の1組のみ(マーレゼレゴス帝国内では、主人公総愛され傾向)
※生い立ちのせいで情緒も倫理観も死んでる元遊び人の異世界年下皇子と織り成す執着溺愛系ストーリー。
(本編の総文字数10万文字程度)
文字数 110,845
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.06.01
「お姉様も馬鹿ねえ。私のほうが〝格上〟だってまだ理解できないの?」
と、出戻りの妹が私を鼻で笑う日々。
確かに2才下の妹アドリアナはいちばん先に婚約し、結婚した。
でもそれは両親と兄が、問題児である次女アドリアナをサクッと片付けてしまいたかったから。
当時、それが厄介払いに見えた私は「そんなに急がなくても」と言ってしまった。
もちろん妹は「自分の妹を僻むなんて、恥ずかしい人」と私を嘲笑った。
そんな妹は嫁ぎ先であるゲルブラード伯爵家から離縁されて戻って来たわけだけど……
「彼は私のおかげで真実の愛に気づいたのよ? わかる? 私は愛の女神なの」
と、すべてを自分のいいように解釈して、いい気になっている。
「やはり、あれを野に放ってはいけなかった……!」
父は後悔している。
「あなたの結婚が決まっていてよかった……!」
母は私を抱きしめて泣いた。
「アドリアナは我がカールフェルト伯爵家にとって門外不出の秘宝だな」
兄は皮肉たっぷりに言いつつも、妹の再教育プランを模索中。
そして私はというと、婚約者であるクロンヘイム伯爵と熱愛中。
「シャルロッタ。結婚式を待ち侘びるじれったさすら、愛おしい」
「ヨハンネス様……」
どんなに愛しあっていても、式を待つのには理由があった。
私たちの婚約発表とほぼ同じタイミングで王女ラケル様が婚約されたのだ。
ここは異国に嫁がれる王女のご結婚を待つのが筋というもの。
ところがその王女主催の晩餐会で、なんと妹が失態を演じてしまい──!?
文字数 11,740
最終更新日 2022.02.13
登録日 2022.02.12
エミリア・フィナリーは子爵家の二人姉妹の姉で、妹のために我慢していた。両親は真面目でおとなしいエミリアよりも、明るくて可愛い双子の妹である次女のミアを溺愛していた。そんな中でもエミリアは長女のために子爵家の婿取りをしなくてはいけなかったために、同じく子爵家の次男との婚約が決まっていた。その子爵家の次男はルイと言い、エミリアにはとても優しくしていた。顔も良くて、エミリアは少し自慢に思っていた。エミリアが十七になり、結婚も近くなってきた冬の日に事件が起き、大きな傷を負う事になる。
(ここまで読んでいただきありがとうございます。妹ざまあ、展開です。本編も読んでいただけると嬉しいです)
文字数 22,596
最終更新日 2023.03.18
登録日 2023.02.08
なんで!? 聖女として誠心誠意、命をかけて尽くして来たのに……!
婚約者のフィリップ王子は二股かけられて私を棄てた。
勇者のアバンは新米聖女イルヴァに恋して私をパーティーから追い出した。
途方に暮れる私を、他の聖女たちはここぞとばかりに噂を流して陥れた。
あんなに守ってあげた人々は今、私を魔女と呼ぶ。
だったら魔王の手先になってやろうと会いに行ったら、スルーされた。
もう嫌だ!
私は精一杯みんなのために戦ってきたのに!
酷い仕打ちだ!!
この世界には嫌気がさした。
もう知らない。私はひとり静かに、自分のためだけに生きてやる!
森の奥に引っ込んで気晴らしに悪戯して暮らす私の元に、今更泣いて縋ってきても許してあげない。
……ああ、でも。なにがいけなかったんだろう。
みんなが仲良く暮らせる平和な世界を守りたかっただけなのに。
「愛されたいなぁ」
茶飲み友達は木こりのお爺さん1人だけ。
気が済むまで復讐したら、お爺さんとのんびりスローライフを送るのが、私の夢──………
♡傷ついた聖女が本当の愛を手に入れるファンタジーラブストーリー♡
==================================
(2021.3.1~「ベリーズカフェ」様及び「野いちご」様に投稿)
文字数 17,672
最終更新日 2020.08.08
登録日 2020.07.28
持って生まれた異能のせいで聖女と呼ばれ、王太子殿下の婚約者となっていましたが、
真の聖女は妹だったとか、その妹を虐めていたとか、
不特定多数の男性といかがわしい関係だったとか・・・事実無根な叱責を受け、
婚約破棄の末に国外追放されたのも昔のことです。
今はもう、私は愛しのマイダーリンを見つけて幸せになっていますから!
今更ではありますが・・・きちんと自らの罪を受け入れて、
あの時どうするべきだったのか、これからどうするべきなのかを分かっているのであれば、
皆さんをお助けするのは吝かではありませんよ?
文字数 14,023
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.11.08
[悠久を生きる魔女②]
“ステラ”と、優しく私の名前を呼んでくれたお母さまの声が、まだ耳に残っています。
タリスライト王国で生まれた私が、父に連れられて海の向こうのグリース王国へと渡ったのは、母の死がきっかけでした。
そこで、初めて異母姉に会い、仲良くできるのだと思っていました。
自分がどんな立場で生まれたのか知らなかったのです。
私は生まれてきてはいけなかったのだと、すぐに知る事になったのです。
*****
“あんた達親子のせいで、私のお母様は孤独に死んでいかなければならなかった。あんた達親子がいたから!あんた達親子さえいなければ!”
それは、雷に打たれたかのような衝撃を私にもたらしていた。
異母妹の存在。
ステラ。
彼女が私の人生を一変させた。
文字数 188,942
最終更新日 2023.03.05
登録日 2022.09.25
都築渉には付き合って三ヶ月の恋人、佑月がいた。
ほぼ同棲状態、毎日好きだと言い合って、付き合いは順調だと思われたが、一つだけ気がかりなことがあった。
ある日、佑月の忘れ物を届けようと外へ出た渉は、階段から足を滑られせて落ちてしまう。
気がついた時、渉は五年前にバイトをしていたカフェにいた。
佑月とはそこで出会ったが、その頃、佑月には婚約している女性がいた。
過去と同じことをして、佑月と付き合う未来を再び目指そうとするが、それにはこれから起こる悲劇から、目を逸らさなければいけなかった。
佑月の幸せを願う渉の決断は……
全三話
全二万字程度
文字数 24,612
最終更新日 2023.11.26
登録日 2023.11.26
本編:全年齢向き。 番外編の10,11,13:残酷R18 ※拷問刑が読みたい方だけお読みください。※読んでからの残酷すぎるの抗議の感想はお止めくださいませ。
私が産まれたからお母様が死んだ。皆がそう言うの。お父様はずっと王都に行きっぱなしで会ったこともない。
侍女長のアンナは私がお父様にも国王陛下にも嫌われていると言った。
お父様の再婚相手だというミランダと腹違いの妹ウィローが来てから、もっと私は生きていたくなくなった。
「お母様、助けて! お母様!」
すると、亡くなったはずのお母様が・・・・・・
文字数 31,801
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.07.13