ハッピーエンド 小説一覧
41
「貴女様が次の女王です」「は?」~父親違いの三王女の中で、何もしなかった私が選ばれました~
ホルルベイン王国には、三人の王女がいる。
頭はいいが表に出たくない第一王女カドミア。
社交的だが、結婚や出産を王家に管理されたくない第二王女コーラル。
そして、自分は姉たちより平凡だと思っている第三王女セルリア。
そろそろ次の女王を決めなくてはならない。王女たちの婿選びも、本格的に始まった。
第一王配は娘を女王にしようと政治的に動き、第二王配は「娘なら子供をたくさん産む」と張り切る。
一方、第三王配だけは、娘に苦労させたくないので何もしない。
セルリア本人も幼なじみのシモンと、普通に結婚するつもりだった。
王位争いなど、自分には関係ない。
……そのはずだった。
「という訳で、セルリア王女殿下。貴女様が次の女王ということで」
「は?」
なぜなら彼女とその周囲だけが、王位を欲しがって何もしなかったからである。
王になりたくない三姉妹と、余計なことをする父親たち。
平和な島国で繰り広げられる、婿選び兼王位継承コメディ。
※初日以外は6時・17時の更新となります。
感想数 27
文字数 44,129
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.12
42
「喜んで婚約破棄をお受けします」過労死寸前の伯爵令嬢は辺境で代筆屋をはじめました。
「お前との婚約を解消する」──華やかな夜会での冷酷な宣告。しかし、リディアの心を支配したのは絶望ではなく、重圧からの圧倒的な解放感だった!
王太子妃教育という名の「無給の徹夜ワーク」から解き放たれた彼女は、王都を捨てて辺境の港町ルナールへ旅立つ。そこで「言えない想いを言葉にする」代筆屋『月灯り郵便店』を開業したリディアのもとに現れたのは、「鉄壁の冷血漢」と恐れられる孤独を抱えるヴィクトル公爵……
自己犠牲を強いてきた過去と決別し、本当の愛と自分の居場所を見つけ出す、心温まる辺境お仕事×溺愛ファンタジー開幕!
感想数 2
文字数 67,087
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.09.12
43
真実を知った皇帝は、愛する妻を救いたい
若き皇帝ヴィンセントは悔いていた。
ヴィンセントは確かに妻を愛していたのだ。美しく可憐な妻。一目惚れだった。
だが、彼は妻を疎み、冷遇し、側妃を寵愛した。
まるで、彼女への当てつけのようにーーー。
そして、妻は死んだ。
※ヒロインが酷い扱いを受けている表現があります。
文字数 12,463
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.09.13
44
【R18】幼馴染のセフレ騎士からポイ捨てされたので子どもを極秘で産むことにしました〜あなたが、消えてくれない〜
お互いに愛し合っていた幼馴染同士の貴族騎士ルドルフと使用人セリーナ。
だが、戦争が二人の仲を引き裂く。戦地で武勲を立てて英雄として帰って来たルドルフだったが、セリーナと過ごした記憶を失っており、さらに彼の隣には身籠った王女殿下の姿があった。
彼の幸せのために身を引き、密かに彼の子を育てることにしたセリーナ。二年経ったある日、セリーナが働く酒場にルドルフが姿を現す。
彼の記憶は、果たして……?
※R18には※
※途中のRはやや無理矢理?
※幼馴染のケンカップル。記憶喪失。ヒロインは没落令嬢のメイド。
※思いつきのふんわり設定なので、何でも許せる人向け。
※ムーンライトノベルズの完結作品。
※テーマ「裏切りと許し」「消えない絆」「自分の居場所」「大切なものの喪失」、テーマ花「勿忘草」
※9/13〜毎日投稿6時・22時。
感想数 1
文字数 49,260
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.11
45
この無能!仕事が遅いぞ!と罵られた公爵令嬢は、婚約破棄されて自由を手に入れる。今まであなたの仕事もしていたのは私ですよ~どうなっても知りませ
未来の王太子妃として、幼い頃から厳しい教育を受けてきた公爵令嬢アリーゼ。
礼儀作法、外交、経済、法律――国の未来を背負う覚悟で、毎日努力を重ねていた。
ところが婚約者である王太子ランスロットは、そんな彼女に自分の仕事まで押しつけるようになる。
「これくらいできないようでは、王太子妃など務まらないぞ」
睡眠を削り、学院にも通えなくなっていくアリーゼ。
一方、ランスロットは学院で愛らしい男爵令嬢シャルミナと親しくなり、彼女を「優しい」と褒め続ける。
「シャルミナは、私の気持ちを分かってくれる」
誰もが、王太子に愛されるシャルミナと、仕事もできないアリーゼを比べるようになっていった。
しかし――すべては仕組まれていた。
アリーゼが無能に見えるよう、王太子の側近レオポルドが密かに仕事を押しつけていたのだ。
そしてついに、アリーゼは王太子妃の座を失うことになる。
けれど彼らはまだ知らない。
必死に努力してきたアリーゼが、本当は誰よりも優秀な令嬢だったことを。
婚約破棄のその日から、アリーゼの人生は大きく動き始める――。
そして、彼女を見下していた王太子たちは、自分たちが何を失ったのかを思い知ることになる。
感想数 29
文字数 86,180
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.06
46
「妻は飾りでよい」と三年間放置されました。夫が愛人の子を跡継ぎにすると言うので、結婚契約書の第七条を読み上げます
伯爵夫人セレスティアは、結婚初夜から三年間、夫アーヴィンに「飾りの妻」として放置されてきた。
父を亡くし、母から継いだルクレール商会を守るために結んだ婚姻。大恋愛ではなかった。それでもセレスティアは、いつか穏やかな夫婦になれるかもしれないと、ほんの少しだけ期待していた。
しかし半年ぶりに屋敷へ戻ったアーヴィンは、婚姻前から隠していた愛人リディアと五歳の息子ノエルを連れていた。
「この子を、オルブライト伯爵家の跡継ぎにする。君は今まで通り、飾りの妻でいればいい」
そう告げられたセレスティアは、静かに婚姻契約書を取り出す。
第七条。
夫が妻の書面同意なく婚外の子を跡継ぎとし、妻の持参財や商会権利をその子の相続財産に含めようとした場合、妻は即時離縁、持参財返還、違約金、資産回収を請求できる。
一か月前、王立契約院の立会人ユリウスに問われて、セレスティアはようやく自分の望みを言葉にした。
愛ではなく、自分の名を取り戻したい。
夫の契約違反が公の場で明らかになる時、飾りと呼ばれた妻は、自分の人生を取り戻す。
文字数 14,065
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.12
47
妹が後継者に選ばれました。――私の人生はここからでした
侯爵家の長女リディアは、幼い頃から次期当主として育てられてきた。
しかし十七歳のある夜、父が後継者に選んだのは妹のエレナだった。
領民との距離が近く、人と人をつなぐことに長けた妹。父の判断は正しい。リディア自身も、そう納得している。
だから妹を恨んではいない。
ただ、一つだけわからなかった。
六歳からずっと「次期当主」として生きてきた自分は、その役目を失ったら何になるのだろう。
ところが数日後。
後継者ではなくなったリディアの前に、それまで考えたこともなかった未来が次々と現れ始める。
感想数 0
文字数 9,098
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.17
48
亡き妻以外愛する気はないと言われまたので、私も好きにします
「私は、亡くなった妻以外を愛する気はない」
婚約者だった第一王子は、想い人の侍女と駆け落ちした。
残された侯爵令嬢リリーに新たな縁談として与えられたのは、亡き妻を今なお愛し続ける英雄・辺境伯ヴィンセント。
「君を愛することはない」
そう言い切る夫に、リリーは静かに微笑んで頷いた。
彼女にもまた、胸の奥にしまい続ける”忘れられない人”がいたから。
互いに愛する人を忘れられないまま始まった、冷え切った政略結婚。
しかし、使用人や領民から慕われるリリーの優しさに触れるうち、ヴィンセントの凍てついた心は少しずつ変わり始める。
だが、その矢先。
ヴィンセントは衝撃の事実を知ることになる。
____
以前投稿した作品のリメイク版です。
文字数 14,289
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.17
49
誰からも愛されなかった正妃が、幸せになるまで
「君のその態度は、本当に私を苛つかせるな」
国王エドモンドの正妃となったセレナは、夫から愛されることを諦めていた。
明るく華やかな側妃エミリアが寵愛される一方、セレナは王宮の誰からも軽んじられている。
それでも、誰かの役に立てることだけを喜びとして、ひっそりと日々を過ごしていた。
――あの日までは。
身に覚えのない盗難の罪を着せられ、地下牢へ送られたセレナ。
誰にも信じてもらえなかった彼女を救ったのは、隣国の皇帝ルーファス・ヴァレンシュタインだった。
彼もまた、気まぐれに彼女を救っただけであったが───。
すべてを諦めていた正妃の運命が、ここから大きく変わり始める。
そして彼女を失った国王は、ようやく気づくことになる。
自分が手放したものが、どれほど大切だったのかを――。
これは、誰からも愛されず、疎まれてきた正妃が幸せになる物語。
文字数 142,187
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.05
50
うちの親父、ただの農家じゃなかったの!? ~辺境で芋を掘っていた12歳の村娘、いきなり公爵令嬢として王都の学園に放り込まれる~
「今年の芋虫(※SSランク魔獣)はデカいね! 良い堆肥になりそう!」
辺境の村で、筋肉ダルマの父親と二人、毎日泥だらけになって畑を耕してきた12歳の少女・ラスティア。
クワの素振りで飛竜を落とし、水やり魔法で湖を作る彼女の夢は「最高の野菜を育てること」。しかしある日、豪華な馬車が村にやってきて事態は急変する。
「お迎えに上がりました、ギデオン公爵閣下。そしてラスティアお嬢様」
なんと、ただの農家のおっさんだと思っていた父親は、王国最強の武力を持つ『筆頭公爵』だったのだ!
泣く泣く愛用のクワだけを握りしめ、王都の魔法学園に入学することになったラスティア。
「魔力測定器? 土に空気を入れる感じで……えいっ!(※国宝の水晶を粉砕)」
「罰ゲームで枯れた温室の管理? わーい! 私専用の畑だ!(※絶滅危惧種の魔法植物が乱れ咲き)」
「なんだ、王都にもタチの悪い猿猪(※凄腕の暗殺者)が出るんだな。草刈り一閃!」
本人は「ただの農作業」をしているだけなのに、その規格外の魔力とサバイバル能力で、生意気な侯爵令嬢をデレさせ、第一王子から熱烈なアプローチを受け、学園の裏ボスとして君臨していくことに。
さらには、公爵家を陥れようとする敵対派閥の陰謀すらも、「畑の害虫」として物理でまとめて引っこ抜いてしまい――!?
「現代知識? なにそれ。とりあえず、明日の降水確率と土の硬さの方が大事だよ!」
これは、純度100%の農家マインドを持つ最強の公爵令嬢が、親バカな父親たちに溺愛されながら、王都の常識をドタバタと耕していくハートフル・コメディ!
文字数 268,635
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.02
51
実姉の「劣化版」な私のストーリー
公爵家の次女、ガブリエルは、幼い頃から実姉の「劣化版」と評されていた。
事あるごとに才女の姉と比較されていた彼女は現在、姉の母校でもある超難関校、王立魔法・科学アカデミーに在籍している。
姉が王国不在ということもあって、ガブリエルの寮生活は概ね順調だった。
そんな学生ライフの最中、長らく外国の戦地に赴任していた「第五王子」が帰国し、アカデミーへとやって来た。
彼はガブリエルのフィアンセなのだが、ガブリエルは初見の社交界デビュー時以来、第五王子に良い印象を持っていなかった。
再会したフィアンセ同士が、交流を重ねていく内に――――。
※過小評価ヒロインと、不器用ヒーロー
!!不定期更新につき留意!!
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
感想数 41
文字数 99,408
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.16
52
貴女はもう必要ありません〜王女を最優先にしてきた候爵夫人が一人になるまで〜
マリアンヌ・フォン・ヴァルディアは、侯爵令嬢である。侯爵家の一人娘として生まれ、何不自由なく育てられた――そう、誰もが思っていた。
けれど、実際のマリアンヌの幼少期は、ひどく寂しいものだった。
「お母様は?」
幼いマリアンヌがそう尋ねるたび、侍女たちは困ったように笑った。
「奥様は、第二王女殿下のお世話をなさっています」
それが答えだった。
マリアンヌの母、侯爵夫人エレオノーラは、第二王女の乳母を務めていた。
自分を見てくれることもなく、誰よりも王女を優先させる母親のことを、マリアンヌは静かに切り捨てていく。
感想数 17
文字数 11,014
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.08.18
53
俺を殺したのお前だろうが
前世で裏切られて殺された暗殺者が名門一家の嫌われ者に転生する話
冷酷無慈悲のマフィアのボス×嫌われ者に転生した美人受け
自由を求めて幼少期から闇組織の掃除屋として生きてきたノクスは、28歳の年、主君であるディーデリクに口封じで殺される。
だが次に目を覚ますと、10年も過去に戻り、体は伯爵家の嫌われ者の庶子『ノア・フォン・ナハト』18歳になっていた。
最底辺の立場のノアは兄妹たちにいたぶられ、使用人からも見下されている。
蘇った朝も、使用人から毒を飲まされる間際だった。
だがノアはもう大人しく毒を飲んでいたノアではない。
『——毒味だ。お前が飲め。』
ノクスは、『ノア』として生き、ディーデリクとノアを迫害した奴らへの復讐することを誓う。
そのためにノアは、帝国を牛耳るマフィアのボス・ネロへの接触を開始する。
冷酷無慈悲で残忍な男だが、有用な取引を持ち掛ければ応えてくれるネロ。
彼はディーデリクと敵対している。ディーデリクへの復讐には不可欠だ。
そしてネロは前世でノアが唯一信頼していた男であり、洗脳されて感情を制御されていたはずの自分が恋心を抱く相手でもあった。
非情な君主であるネロもまたノアには甘く、十年もの間交流をしていたけれど——……
『利用はする。けれどもう信じない。』
前世の死は、ネロの裏切りによって起きたことだとノアは知っていた。
ノアはもう誰も信じない。復讐を終わらせるまでは。
後悔する攻め×逃げる受け
※♡や拍手ありがとうございます。励みになります。
※一言でもコメントは嬉しいです。
感想数 3
文字数 40,397
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.10
54
破滅を覆すため辺境伯と政略結婚した転生悪役令息は白い結婚のつもりがスキルのせいで執着される
朝、父親が置き忘れた新聞の見出しを見て、俺は全てを思い出した。
ここは前世で熱中した陣取り合戦系戦略シミュレーションRPG『クロス・クロニクル』の世界。そして俺は、主人公たちが最初に滅ぼす悪徳伯爵の馬鹿息子、悪役令息ベルカに転生していた。
モブ顔の低能馬鹿貴族。戦闘スキル皆無。物語が進めば追放され、破滅するだけのザコキャラ。 仲間になる隠しキャラではあるが、入手難易度は鬼、ステータスはゴミ。このままでは確実に死ぬ。
だが、ベルカにはたった一つだけ、ゲームで使い道があった。
未加入仲間キャラを自動で仲間にできる『政略結婚システム』。仲間にしたベルカは全ての仲間キャラと政略結婚ができ、結婚相手のステータスを倍加させた。
前世の知識が戻り、それが俺に宿るスキル『房中術』せいだと分かる。
メインストーリーに巻き込まれれば終わりだ。 だから俺は、主人公と出会う前に動いた。ゲームのメインストーリーで自動的に仲間になるため、主人公陣営が政略結婚できない例外キャラの中で、唯一手の届く男——辺境伯アルフレート。 しかも、ゲーム内で想い人がいると匂わせる彼なら、形だけの「白い結婚」で済むはず。
伯爵家の権力を総動員し、強引に婚姻を成立させる。 式すら挙げず、黒い石造りの居城で交わしたのは書面だけの契約。 美丈夫の辺境伯は俺を一瞥もせず渋面のまま署名し、即座に魔族討伐へ出撃した。
「白い結婚で確実だ」 そうほくそ笑み、形だけ整えられた初夜の寝室で、透けた夜着一枚の俺は眠りかけていた。
——扉が開く。
黒い軍服のまま帰還したアルフレート。 黒狼の異名を持つ黒髪と黄金の瞳が、俺を捕らえる。
空気が変わった。
「待たせた」
次の瞬間、細い顎を掴まれ、容赦なく口を塞がれる。 熱く湿った舌が、形だけの初夜を、一気に本物へ変えようとしていた。
・
・
・
短編連作。
一話完結。
9/17次話『破滅を覆すため辺境伯と政略結婚した転生悪役令息は白い結婚のつもりがスキル関係無く執着される』更新
感想数 0
文字数 41,640
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.12
55
嫁ぎ先で虐げられていた元侯爵令息は助けた美形騎士に溺愛される
侯爵家の箱入り令息であるレヴィエラは、幼馴染みであり二つ年上の伯爵令息、ローディスに密かな想いを寄せていた。
同じ気持ちになれなくても傍にいられればいい。
そう思っていたある日、まさかのローディスからプロポーズされ、レヴィエラは一も二もなく頷いた。
晴れて迎えた結婚式。これからは正式にローディスと一緒にいられると幸せな気持ちで伯爵家に赴いたレヴィエラは、ローディスの恋人と名乗る者に追い出され、敷地の隅にある小屋に押し込まれる。
悲しみを抱きながらも、持ち前の明るさと前向きさでどうにか生活していくことにしたレヴィエラだったが、ある日小屋の裏で怪我をした騎士を見つけ介抱することに。
手探りではありつつも、自分に出来る精一杯で手当てをし、ただただ元気になって欲しいと寝る間も惜しんで看病をした。
それが自分の運命を大きく変えることになるとも知らず―――。
怪我を負った美形騎士(攻)×頑張り屋の箱入り令息(受)
※印は性的描写あり
感想数 65
文字数 181,719
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.07.06
56
【10月中旬、2巻発売予定】悪役令息の役どころからはサクッと離脱することにする。
鏡に映る自分の顔を見ていきなり頭の中に前世の記憶が蘇った。
「あ。俺、悪役令息だ!」
この顔、腐女子だった姉に頼まれて無理やりクリアさせられたBLゲーム「ボクの王子さま」の悪役令息ことスノーデン公爵家長男、ミルリースだ。
確か、プライドが高く、主役である人気者の次男レオリースを妬み虐げまくるザ・悪役。
ということになっている。
そう。俺は何もしていない。なのに一方的に「人気者の次男を妬んで虐める性格の悪い長男」という役所にされてきたのだ。
いかんせん俺はクールな美少年すぎた。
伶俐な美貌と目の下のクマのせいで、黙っているだけで近寄りがたく見えてしまう。疲れてため息を吐けば「気だるい怠惰な空気を滲ませ」ているように見え「何を思うのか、その瞳を忌々しげに燻らせていた」となるわけだ。
何をしても妬まれる。
成績が上がった弟に「お前も頑張ったな」と微笑みかけただけで「首席だからと弟を見下し、蔑むような笑みを口元に浮かべた」と言われた。さすがにその日は夜ベッドでこっそり泣いた。
成績だって学年トップを維持してる。なのに「公爵家の権力を利用して裏から手を回し成績を操作している」と思われている。
なんでなんだ!なんなら寝る間も惜しんで頑張っているのに!
こんな感じで全てが「悪役ムーブ」に変換されてしまう。
弟が可愛らしいタイプで人懐こい愛されキャラなのもまた俺を悪役に見せるのに一役かっていた。
このままいったら主人公を虐げた冷酷な兄として断罪され、僻地で無念の死を遂げることになる。
おかしいだろうが!
そのどれもこれも俺が「悪役令息」だから。
そういう役回りだから。
俺の心は折れた。
これまでは皆に誤解され遠巻きにされてきた。
親には「可愛げがない」と言われ、弟は何をしても褒めて可愛がるくせに、俺は主席になろうが「長男なのだから当たり前」。
それでも「頑張っていたらいつか分かってくれる」と不平不満もいわずに我慢してきた。
だが、何をしたって「悪役令息」なら意味なんてない。
どうせ悪役にされるのなら、いっそ好き勝手に生きてやろう。
悪役上等!これからは我慢なんてしない。
家の為だとか長男だとか知ったことか!
こんな家、レオリースにくれてやる!
俺は俺で独立して裕福な平民として生きる。
幸い前世の知識も思い出したから、生活能力はあると思う。平民暮らしもなんの問題もない。
前世の知識を活かし、自分の道は自分で切り開くのだ。
※※※※※※※※
お陰様で、アルファポリス様よりアンダルシュノベルズbにて書籍化されました♡
ありがとうございますううう!!
2巻は書下ろしがかなりありますので、お楽しみに!
イイネやコメントおまちしております♡
感想数 367
文字数 458,030
最終更新日 2026.09.17
登録日 2025.01.06
57
今度の人生では、我慢しません
公爵夫人セレナの一日は、朝起きて、誰とも話さず、本を読んで、眠るだけ。
夫は愛人と暮らし、妻には二年間触れもしない。それでも彼女は何も言わなかった。
馬車の事故で三日眠り、目を覚ましたとき、前世の記憶が戻っていた。
四十三年、我慢し続けて、何も言えないまま死んだ人生の記憶が。
「離婚していただけますか」
鞄ふたつで屋敷を出て、たどり着いたのは平民街。
火の熾し方も知らない元公爵夫人が、魔道具職人を目指す。
「これ、売れてへんやろ」
そう言い当てた商人と組んで、彼女は自分の手で稼ぎ始めた。
やがて国中の魔石が枯れたとき、誰も思いつかなかった発想にたどり着く――
足りないなら、減らせばいい。
※小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
※本文はAI(Claude)が生成した文章を、作者が加筆・修正したものです。
感想数 2
文字数 61,380
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.08.27
58
ハズレ嫁は最強の天才公爵様と再婚しました。
ーーー両親の愛情は、全て、可愛い妹の物だった。
昔から、私のモノは、妹が欲しがれば、全て妹のモノになった。お菓子も、玩具も、友人も、恋人も、何もかも。
逆らえば、頬を叩かれ、食事を取り上げられ、何日も部屋に閉じ込められる。
でも、私は不幸じゃなかった。
私には、幼馴染である、カインがいたから。同じ伯爵爵位を持つ、私の大好きな幼馴染、《カイン=マルクス》。彼だけは、いつも私の傍にいてくれた。
彼からのプロポーズを受けた時は、本当に嬉しかった。私を、あの家から救い出してくれたと思った。
私は貴方と結婚出来て、本当に幸せだったーーー
例え、私に子供が出来ず、義母からハズレ嫁と罵られようとも、義父から、マルクス伯爵家の事業全般を丸投げされようとも、私は、貴方さえいてくれれば、それで幸せだったのにーーー。
「《ルエル》お姉様、ごめんなさぁい。私、カイン様との子供を授かったんです」
「すまない、ルエル。君の事は愛しているんだ……でも、僕はマルクス伯爵家の跡取りとして、どうしても世継ぎが必要なんだ!だから、君と離婚し、僕の子供を宿してくれた《エレノア》と、再婚する!」
夫と妹から告げられたのは、地獄に叩き落とされるような、残酷な言葉だった。
カインも結局、私を裏切るのね。
エレノアは、結局、私から全てを奪うのね。
それなら、もういいわ。全部、要らない。
絶対に許さないわ。
私が味わった苦しみを、悲しみを、怒りを、全部返さないと気がすまないーー!
覚悟していてね?
私は、絶対に貴方達を許さないから。
「私、貴方と離婚出来て、幸せよ。
私、あんな男の子供を産まなくて、幸せよ。
ざまぁみろ」
不定期更新。
この世界は私の考えた世界の話です。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
文字数 230,764
最終更新日 2024.12.23
登録日 2024.06.01
59
【完結】あなたの愛した令嬢の身代わりは、もう辞めます
「アメリアなら、そんな事はしない」
伯爵令嬢エレノアには、幼い頃から瓜二つだと言われ続けてきた女性がいる。
公爵レオンハルトが、誰よりも愛した婚約者――アメリア。
彼女は数年前、突然この世を去った。
最愛の女性を失ったレオンハルトは、今も彼女を忘れられずにいる。
そんな彼の前に現れたのが、アメリアと驚くほどよく似たエレノアだった。
莫大な報酬と引き換えに、エレノアはレオンハルトとの婚姻を受け入れた。
周りからはアメリアの代わりとして求められるエレノア。
アメリアが好きだったドレスを着る。
アメリアが愛した香水を纏う。
彼女の好きだった料理を覚え、彼女の話し方や仕草まで真似る。
…それでも、いつか彼が、自分を見てくれるかもしれない。
――そんな淡い期待を抱いて。
けれど。
「違う。アメリアはそんな笑い方をしない」
「アメリアなら、こんなことは言わない」
「……どうして君は、アメリアじゃないんだ」
どれだけ頑張っても、レオンハルトが見ているのはエレノアではない。
彼の目に映っているのは、いつだって死んだアメリアだけだった。
そして二年後。
契約期間の終わりを迎えたエレノアは、彼に告げる。
「もう、終わりにしましょう」
「……待て。もう少しだけ、私のそばに居てくれ。君はますます、アメリアに似てきた」
その言葉を聞いた瞬間、エレノアは笑った。
――私は、いつまでアメリア様の代わりでいればいいのでしょう?
彼女が生き返るまで?
それとも、あなたが私を彼女だと思い込めるようになるまで?
「私はアメリア様ではありません」
「あなたが愛した女性の代わりでもありません」
「私は――私です」
そう言って、彼女は公爵家を去った。
そして初めて、レオンハルトは気づく。
失ったのは、愛する女性の身代わりではない。
自分を誰よりも理解し、支えてくれていた――一人の女性だったのだと。
「エレノア。戻ってきてくれ」
「……どうしてですか?」
「アメリアの代わりなんかじゃない。君を愛している」
「その言葉は、私が公爵夫人であった頃に聞きたかったです」
遅すぎた愛と、傷ついた令嬢。
一度壊れてしまった二人の関係は、再び動き始めるのか? それとも───?
文字数 134,674
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.18
60
完結 さようならと言った少女と、家族を失った父
私の本当のお母様は、もうこの世界にはいない。
6歳で母を亡くした少女。父親が連れてきた「新しい家族」の輪に入ることも許されず、食事さえ拒むようになった彼女に突きつけられたのは、父からの容赦ない暴言と手酷い一打だった。
「お母様のところへいきます」
一通の遺書を残して冷たい池に消えた少女の、切なくも温かな再スタートの物語。
文字数 49,486
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.09.01
61
やりなおしの僕、溺愛される?
王太子の伴侶を暗殺しようとした罪(してない)で処刑されたのに、気づいたら10歳でした。
やり直させてくれるなら、今度は王太子にも取り巻きにも絶対に関わらない!
……あれ? 僕、逃げてる、よね……? 追いかけてくる? まさかね!
感想数 83
文字数 50,046
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.30
62
【完結】『幼馴染のことが心配なんだ』なら彼女のこと考えなさい
グランフェン伯爵家長女ナタリーシャは1人残された。『幼馴染のコレットが寂しがってる』と言う理由ですぐ帰っていくローダー子爵家三男パトリックに。
何回目ですか?5回ですよ。
もうお終いです。
※全11話完結、予約投稿済。
※ご都合主義。
感想数 0
文字数 17,432
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.06
63
死にたくないので婚約ご遠慮します
「お願いします。死にたくないんです。私との婚約は、嫌だと言ってお断りください。この通りです。お願いします」
伯爵家長女アイリーン・ドレイク十二歳は、婚約者となる相手との顔合わせの日。
その相手が前世の推しだったことに気づき、破滅する己が未来を変えるため、九十度お辞儀で嘆願するも受け入れられず。
どうして婚約を回避したいのか、洗いざらい吐かされ『僕の成長を、すぐ近く。特等席で見守るといいよ』という、魅力的な誘い文句に成す術もなく陥落した。
ゲームのヒロインが登場するまで、あと三年。
その間は、特等席で推しを見守るご褒美を堪能しようと決めたアイリーンと、そんなアイリーンを最初から気に入って、離す気などさらさら無い推し・・ブラッドフォード・アーサーズ公爵子息の恋物語。
感想数 2
文字数 236,464
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.03.28
64
二十七日休まない夫を、いったい誰が働かせているのでしょう
王城勤めの夫ユリウスは、二十七日間休んでいない。
帰宅は日に日に遅くなり、ついには王城に泊まり込むようになった。それでも本人は「殿下が僕を必要としてくださっている」と嬉しそうに笑う。
ある夜、「今日こそ夕食には間に合う」と約束した夫は、また帰ってこなかった。
いったい誰が、夫をここまで働かせているのか。
王太子か、上司か、それとも仕事を押しつける同僚か。
夫と温かい夕食を食べる。ただそれだけの日常を取り戻すため、私は王城へ向かうことにした。
感想数 1
文字数 4,958
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.12
65
もしも私が死んだなら、あなたは後悔してくれますか?
「……残念ながら、もう手の施しようがありません」
何度目かになる入念な診察の後、医師は哀れみのこもった声で、そう告げた──。
♢♢♢
貴族学園で出会った公爵令息のセルディオと、身分の差を乗り越え、幸せな恋愛結婚をした子爵令嬢のニーナ。
順風満帆な人生を送っていた彼女の身に異変が起きたのは──結婚後、一年と少し経ってからのことだった。
ほんの少しのすれ違いから、運命はニーナを残酷な世界へと叩き落とし、お互いを唯一として愛し合っていたセルディオも、他の女へと目移りするようになる。
「一生私を愛してくれると言っていたのに……あなたの一生涯の愛は、たった一年だけのものだったの?」
身体は病に侵され、心は愛する夫に引き裂かれ……ニーナは自分にとって、最も辛い決断をする──。
※表紙画像はAIが頑張ってくれました。
初めて使ったので勝手が分からず……時間かかりました(ノω・、`)
感想数 267
文字数 164,265
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.05.19
66
家出したとある辺境夫人の話
『突然ではございますが、私はあなたと離縁し、このお屋敷を去ることにいたしました』
これは、一通の置き手紙からはじまった一組の心通わぬ夫婦のお語。
※ちゃんとハッピーエンドです。ただし、主人公にとっては。
※他サイトでも掲載します。
感想数 9
文字数 11,611
最終更新日 2024.11.16
登録日 2024.11.16
67
46歳のおじさん、左遷後に人生最大のモテ期到来
46歳、左遷。
沢村健介が飛ばされた先は、若く優秀な女性ばかりが集まる大手飲料メーカーの花形部署――営業第三課だった。
社内の派閥争いに背を向けた男に、居場所はない。
冷ややかな視線を浴びながら、健介は『冴えないおじさん』を演じ続ける。
だが、誰も彼の本当の顔を知らない。
圧倒的な営業力、卓越した交渉術、そして誰にも真似できないPCスキル。
社内に並ぶ者のいない凄腕営業マン――それが、沢村健介という男の本当の姿だった。
失敗続きの新人。プライドの高い若手エース。結果だけを見るクールな美人課長。
壁にぶつかる彼女たちを、健介はさりげなく救っていく。
それが自分の実力だとは悟らせないまま。
やがて彼の本当の実力と、優しさ、大人の余裕に気づいたとき――彼女たちの視線が、変わり始める。
能あるおじさんは、爪を隠す。
見下していた者たちがその意味を知るのは、もう少し先の話。
痛快お仕事ドラマ×大人のオフィスラブ。
────────────
【主な登場人物】
沢村健介(46歳)
営業第三課へ左遷された『冴えないおじさん』。実は営業・交渉・PCすべてが規格外の凄腕。
星野佳奈(23歳)
失敗ばかりの新人社員。追い詰められたところを健介に救われ、誰より早く彼の正体に気づき始める。
佐々木澪(25歳)
営業第三課の若手エース。実力に見合ったプライドを持ち、健介を戦力として一切数えていない。
霧島玲奈(38歳)
若くして抜擢されたクールな美人課長。徹底した結果至上主義で、健介の配属を歓迎していない。
感想数 0
文字数 136,801
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.15
68
《完結》では、一番条件の悪い方を婿にします ~侯爵令嬢が選んだのは、伯爵家の眼鏡三男でした~
アストリッド・リーベン侯爵令嬢は困っていた。
二十三歳にして両親を事故で亡くし、葬儀に領地の仕事に屋敷のことにと、悲しむ暇もない。
そのうえ、この国では女性が侯爵位を継ぐことはできない。リーベン侯爵家を残すためには、早急に婿を迎えなければならなかった。
候補は三人。
話術も容姿も申し分なく、自信たっぷりに侯爵家の未来を語る同格侯爵家の次男、パーシバル。
公爵家との縁をありがたく思うべきだという態度が、丁寧な言葉の端々から透けて見える公爵家三男、トラヴィス。
そして、三人の中でもっとも家格が低く、実家の事情まであまり格好よくない伯爵家三男、ウィルフレッド。
ところがウィルフレッドだけは、侯爵家の将来を語る前に、亡くなったアストリッドの両親を悼んだ。
「この縁談が、うちにとって都合がいいことは事実です」
自分に不利なことまで、少し不器用な丁寧さで話す眼鏡の青年に、アストリッドはようやく肩の力を抜いた。
「では、この方にします」
家格も条件も一番ではない。
けれど、一緒に家を回していく相手なら、この人がいい。
そうして迎えた婿は、分からないことを分からないと言い、家令に教わり、妻を働かせすぎず、いつの間にか侯爵家になくてはならない夫になっていく。
一方、選ばれなかった二人もまた、それぞれ自分が口にした言葉どおりの道を進んでいくことになり……
※初日以外は12時・22時の更新となります。
感想数 48
文字数 68,064
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.09.05
69
ごっこ遊び 〜殿下が望んだ婚約者ごっこ。全力で全ういたします!〜
「無表情で可愛げの欠片もなく、つまらない女だ。私が愛するのはシエナ、お前だけだ」
──そんな事、言われなくても分かっている。
「あの女とは婚約者ごっこをしているだけ。私の心はシエナ、お前にだけ向けられている。私を信じてくれ、愛するシエナ」
スタシータ公爵家のラシェルには、婚約者がいる。
婚約者は、この国の王太子・アンドリュー。
ある日の魔法訓練の授業中、学園生が放った攻撃魔法が暴走し、怪我を負ったアンドリューを「聖魔法」で救ったのが聖魔法の使い手、そしてのちに「聖女」と呼ばれるシエナ・ハーパル。
この婚約は、公爵家と王家が深く結び付くための政略的な婚約。
それだと言うのに。
婚約者を蔑ろにし、婚約者を軽んじるアンドリュー。
そんな彼の態度に、ラシェルは深く傷つく──事もなく。
「殿下が婚約者ごっこを望んでいらっしゃるなら。その役目、全力で全ういたします」
無表情、とは真逆の美しく晴れ晴れとした笑顔でラシェルは拳を強く握ったのだった。
感想数 7
文字数 75,697
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.28
70
【完結】妹が旦那様とキスしていたのを見たのが十日前
私、アリシア・ブルームは順風満帆な人生を送っていた。
あの日、私の婚約者であるライア様と私の妹が濃厚なキスを交わすあの場面をみるまでは……。
私の気持ちを裏切り、弄んだ二人を、私は許さない。
アリシア・ブルームの復讐が始まる。
感想数 0
文字数 10,125
最終更新日 2021.10.23
登録日 2021.10.19
71
「婚約破棄の挨拶にしては芝居がかっていますわ」そう言い放った私は今更何を言われても聞き入れません!〜冷酷皇帝の契約妻になって見返します!?〜
帝国を訪れた外交使節団に紛れ込んでいたのは、まさかの元婚約者グレアムと、彼を陥れたマーガレット!? 反省したふりで財政援助をねだる二人に、皇后イザベラは容赦なく毒舌で切り返します。さらにヴィクター陛下が皇帝権限でダメ押しし、二人はすごすごと退場。しかし平穏も束の間、宮廷に間者潜伏の報せが届き――。
感想数 2
文字数 9,544
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.16
72
離縁されましたので、王妃の紋章はただの飾りになります
「十七年、お前は子を成さなかった」
朝の食卓で、パンを切りながら、王はわたくしを離宮へ移すと仰いました。侍女のロゼッタが身籠ったから、と。
わかりました。いつ発てばよろしいでしょう。
——ただ、皆さまおひとつだけご存じありませんの。
この国の王妃紋章は、装飾品ではございません。国庫と神殿と各領主の署名権を束ねる、血の魔術認証。わたくしの血に紐づいたそれは、他人が持てば、ただの銀の飾り。
引き継ぎの手引きは、九十六頁、書いて置いてまいりましたわ。読まれるかどうかは、存じませんけれど。
翌週から、国庫の支払いが、一件も通らなくなりました。
感想数 22
文字数 16,281
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.08.16
73
知られちゃいけない貴重な空間魔法持ちは、ソロで冒険したいと願う
川辺で倒れていたジュエルにはそれまでの記憶がない。孤児院へ預けられ、そこで『没落組』と呼ばれている二組の元貴族のきょうだいたちと仲良くなる。ある日孤児同士の争いに巻き込まれ、川に溺れ前世を思い出した。そこからはよくある話? 前世特典なのか? みんなとは違う貴重な無魔法を五歳の誕生月に女神様から授けてもらう。
無魔法で有名なのは空間魔法。マジックバックを製作するのに必要な特性で、知られたら孤児では大変な目にあいそうだ。それを避けるため風と水の魔法を女神様から授かったと嘘をつき、みんなに内緒でひとり無魔法の勉強をすることに。でもなぜか『没落組』に巻き込まれ、ぜんぜんひとりになれない……
前世の記憶があって無魔法持ち。早く十二歳になって無事孤児院を卒院して気楽なソロの冒険者になりたいなぁ〜
感想数 6
文字数 76,606
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.18
74
【R-18・連載版】部長と私の秘め事
彼氏にフラれた上村朱里(うえむらあかり)は、酔い潰れていた所を上司の速見尊(はやみみこと)に拾われ、家まで送られる。タクシーの中で元彼との気が進まないセックスの話などをしていると、部長が自分としてみるか?と尋ねワンナイトラブの関係になってしまう。
かと思えば出社後も部長は求めてきて、二人はただの上司と部下から本当の恋人になっていく。
だが二人の前には障害が立ちはだかり……。
※ 過去に投稿した短編の、連載版です
感想数 3,276
文字数 1,663,619
最終更新日 2026.09.17
登録日 2023.10.21
75
王子様への置き手紙
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
小説家になろうにも掲載しています。
文字数 10,332
最終更新日 2026.01.19
登録日 2026.01.19
76
嵐と凪│こじらせ幸薄Ωは、不器用スパダリαに愛される
「一晩だけでいいので……おれを買ってくれませんか」
「安くていいです。寝る場所と、ご飯だけあれば……」
街をさまよっていたオメガの少年・凪は、身体を売って生きていた。
そんな彼を拾った黒川嵐。
最低限の生活を与え、関わらないはずだった。
それでも、怯えながら生きる凪から目を逸らせなかった。
やがて明らかになる過去と、選ばなければならない現実。
――それでも手を取ると決めたとき、関係は変わり始める。
選び続けることで繋がる、ふたりの物語。
感想数 3
文字数 217,634
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.05.21
77
買いかぶらないでください氷狼殿下、僕はただの胃弱引きこもり公爵令息です!!
「まったく、お前は危なっかしくて目を離せないな」
アルヴェス公爵家の次男であるシリル・アルヴェスは、胃が弱い引きこもりだが魔法の天才。
人と関わるのが極端に苦手なシリルは、魔法事業で儲けたお金で建てた温室でぬくぬくハッピー引きこもりライフを送っていた。
そんなある日、シリルは双子の姉が学園で何者かに突き落とされたことを父から知らされる。
その直後、王太子の婚約者候補として名が挙がっている姉の世間体を気にした父に、姉のフリをして学園に潜入し、犯人を突き止めるよう言われ家を追い出されてしまう。
潜入一日目の放課後、校内で迷子になったシリルは、姉と同じように階段から誰かが突き落とされた瞬間を目撃し、咄嗟に助けに入る。
しかし、助けたのは氷狼殿下と恐れられているディオン・オラージュ第二王子殿下だった。
しかも、ディオンは変装していたシリルを一発で見破って……?
「この事件、俺たちで解決するぞ。それまで、貴様は俺と相部屋だ」
「きょ、拒否権は……?」
不愛想で冷たく、黒いうわさが絶えないディオンはなぜか次第に過保護になっていき……?
人を寄せ付けない氷狼王子×胃弱引きこもり公爵令息の胃薬必須の学園ファンタジー!!
※ライトBLです。
※毎日0:00更新です。
※カクヨムのほうにも掲載しております。
感想数 0
文字数 100,020
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.08.07
78
人生2回目の俺、生き延びる所存
「……あれ?」
断罪され国外追放となり、野盗に襲われて死んだはずが、何故か目が覚めたら14歳。
断罪まであと3年、生き残る道はただ1つ……
「野盗にも負けない強さを手に入れる」
1回目と同じことは繰り返さない。
2回目は絶対に生きてやる!!
★1回目の人生はシリアス
★2回目の人生はコメディ
シリアス苦手な方は、2回目の人生が始まってから読むのがおすすめです。
珍しく魔法なし世界のファンタジー。
エロは……入る余地があれば入れます!
あるのか無いのかはお楽しみに!
そして中編という設定が欲しい……。
王子様×元悪役令息
感想数 1
文字数 33,393
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.07
79
地味な三女は、図書館で伯爵家の跡取りに見初められる
「地味な三女に社交界なんて必要ない」――そう言われ、夜会にも連れて行かれず、家の仕事だけを押しつけられてきたリリアナ。帳簿管理、領地経営、商人との交渉、使用人の管理まで一人でこなしていた彼女を、家族は便利な働き手としか見ていなかった。そんなリリアナが図書館で出会った青年ルシアンは、実は名門アルグレイ伯爵家の嫡男。やがて二人は婚約し、リリアナは男爵家を離れることに。すると――「帳簿は?」「商人への連絡は?」「領地の書類は!?」今までリリアナに任せきりだった男爵家は大混乱! 初めて知る妹の有能さと、自分たちがどれほど彼女に支えられていたか。評価されなかった三女が幸せを掴み、家族がその価値を思い知る、痛快ざまぁ系シンデレラストーリー!
感想数 0
文字数 8,168
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.17
80
旦那様、おかわりは3杯までですよ?~追放雑用令嬢の辺境ごはん無双~
王国最大の冒険者ギルドに勤めるアイカ。ある日、彼女はギルドの資金を横領していたマスターのガルドから濡れ衣を着せられ、そのまま冤罪により国外へ追放されてしまう。
「クク、お前みたいなグズ女の代わりはいくらでもいる。どこへなりと心置きなく消えるがいい」
しかしガルドは知らなかった。彼のギルドが現在の評価を得られるまで成長できたのは、実はすべてアイカが酒場で出していた《とある料理》のおかげだったことを。
一方で当のアイカは、追放先の隣国にて危ないところを辺境伯のリスティンに救われていた。そして空腹だという彼のため、お礼として料理を振る舞うのだが――。
※小説家になろうでも連載中です(タイトルのみ別で中身は同じ)
感想数 3
文字数 239,770
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.30