ライト文芸 じんわり小説一覧
ちょっとだけ切ないショートストーリー。
少しだけ、ホラーテイストが入った小説が多くなると思います。夜に読んでも怖さはないと思います。
現在をベースにしています。地域的なことは、職業的なこともありますので、業界が違う人にはわからないところがあると思いますが、あえて説明はしておりません。
そういうものだと思って楽しんでいただけると嬉しいです。
注)
1話完結(5000~10,000文字程度)になっています。
投稿していた物が、わかりにくいと指摘を受けて短編にした再投稿を行います。
分割した後でこちらでもという話しがあったので続き物として書いていきます。
文字数 232,939
最終更新日 2021.01.17
登録日 2018.07.26
みさきは親に捨てられたトラウマで大人に甘えることが出来ない子供だった。しかし、立派な親になるため奮闘する龍誠と共に生活することで、心の傷は、温かい感情に塗り替えられていった。
第一回ツギクル小説大賞優秀賞受賞作品「日刊幼女みさきちゃん!」をもとに、みさきちゃん視点で描いた物語。
文字数 9,882
最終更新日 2020.06.24
登録日 2020.06.24
勝ち組エリート商社マンの一之瀬廉太郎は、三十歳を前に完ぺきすぎる彼女、朱音に振られた。
自暴自棄になって結婚した乙葉は引きこもりに毛がはえたような負けきった女だった。
今日こそは離婚を言い渡そうと思う廉太郎だったが、いつしか乙葉のペースに流されて……。
ゆる~くほっこりするお話です。
文字数 23,453
最終更新日 2019.07.30
登録日 2019.07.24
『砂状病(さじょうびょう)』もしくは『失踪病』。
致死率100パーセント、病に気付くのは死んだ後。
罹患した人間に自覚症状はなく、ある日突然、体が砂のように崩れて消える。
検体が残らず自覚症状のある患者も発見されないため、感染ルートの特定も、特効薬の開発もされていない。
全世界で症例が報告されているが、何分死体が残らないため、正確な症例数は特定されていない。
世界はこの病にじわじわと確実に侵食されつつあったが、現実味のない話を受け止めきれない人々は、知識はあるがどこか遠い話としてこの病気を受け入れつつあった。
この病には、罹患した人間とその周囲だけが知っている、ある大きな特徴があった。
『発症して体が崩れたのち、24時間だけ、生前と同じ姿で、己が望んだ場所で行動することができる』
あなたは、人生が終わってしまった後に残された24時間で、誰と、どこで、何を成しますか?
砂になって消えた人々が、余命『マイナス』24時間で紡ぐ、最期の最後の物語。
文字数 75,600
最終更新日 2020.08.16
登録日 2020.04.02
親兄弟とはぐれ、捕らえられた施設で処分されそうになった子猫と、それを保護した一人の男。
そして、彼らに関わる人物達の『殺処分』をテーマにしたモノローグ(独白)。
目線が変わるごとに、章で区切っています。
このお話は、ほんの少しだけ『BL要素』が入っています。友情としても読める程度です。
また、元々は二次創作で書いたものをオリジナル化し、別のサイトにもアップしています。
ご了承ください。
文字数 27,110
最終更新日 2020.05.17
登録日 2020.04.14
物語はある病院の待合ロビーから始まる。言葉遊び的な話題でおしゃべりをしていた不知火と源に、後ろの席にいた子が話し掛けてきて……。
文字数 30,806
最終更新日 2020.05.25
登録日 2020.04.30
バリバリの営業で生きて来た、主人公の泉は、酷い腰痛で病院で診察を受けた。
腰痛だが、「念のため内科に掛かった方が良い」と言われ、内科に掛かった所数値に以上があり、大病院へ。
検査の結果は、希少ガンGASTであった。
手術は成功する物の、余命宣告を受け、進行が進んでいた為に辛い闘病生活が始まった。
しかも、この希少ガンGASTによる余命は「1年後」など具体的な余命ではなく、「5年後の生存率が5割以下」という変わった物。
病気により生活が変わってしまった、泉の生活。
そんなある日、ペットショップで売れのこりのワンコを見つけた。
他のワンコが皆、10万円以上というなか、そのワンコだけが1万2千円。
そのワンコを気に入った泉は飼う事を決意する。
そこからワンコと仕事と、闘病生活の日々が始まった。
GASTはGISTから考えた、架空の病気です。
ハーフフィクションです。
文字数 10,120
最終更新日 2020.08.04
登録日 2020.07.23
世界を救い帰還したヒーロー。
一週間働き通しでヘトヘトだった。
眠りたい、ああ兎に角眠りたい。
しかして帰路につくところで、迷子の子供が泣いている。
無視できるはずもなく、さっさと終わらせて眠ろうと子供の手を引く。
さっさと終わらせてなんて、そうは問屋が卸さないのであった。
■この他にも、長編や多くのショートショートを掲載しておりますのでお気に召しましたら併せて是非にお読みください。よろしくお願いします!
文字数 10,640
最終更新日 2020.07.04
登録日 2020.07.02
文字数 10,181
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.04.30
楸と愛梨は幼稚園からの幼なじみだ。両親の都合で二人は一緒に協力して暮らしてきた。楸の母親がバイオリストだったこともあり、楸はバイオリンが弾けた。幼い愛梨も楸の母にピアノを教わっていた。二人で合わせると綺麗な曲が生まれることを幼い頃から気付いていた。二人の遊びは歌を歌いながら演奏することだった。高校に入った頃に、愛梨がバンドを作ろうと言い出して、ギターとドラムを演奏できる男子を探し始めた。初めは愛梨を守るようにいつも側にいる楸に友達を作って欲しくて始めた活動だったが、一緒に活動するうちに、愛梨も仲間になっていた。愛梨は楸の声を欲し、楸は愛梨の声を欲する。バンド結成からプロになるまでを描いた青春ラブストーリーです。
文字数 32,920
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.04.01
生まれた時から犬好きだという彼、最上颯太と、犬嫌いを自認する彼女、鳴上楓の過去から現在に至るまでの物語。
のんびり書いていくので、気まぐれ更新の予定です。
文字数 8,045
最終更新日 2018.08.29
登録日 2018.07.26
何でもない毎日に投げ込まれた、折り畳まれた誰かの想い。それはイタズラか間違いか。
・・・私に向けられた、それは何と呼べば良いのだろう。
文字数 4,649
最終更新日 2021.01.12
登録日 2020.12.31
80年代風アイドルの栗宮まみ。デビュー曲が月の降る夜に。いまいち売れてない。
事務所の先輩春野やよいさんの曲、スプリングバケーションは大ヒット、とは行かないまでもそこそこヒットしてるのに。
そんな時水害に被災した街に慰問に行くことを提案する事務所社長。
公民館での炊き出し屋台。
お掃除の手伝いボランティア。
そして夜の慰問ライブ。
「あんな田舎の街、テレビだって取り上げてくれないわ。あたしはパス」
先輩やよいが断る中、お仕事があまりないまみに白羽の矢がたち、そして……
※別サイトからの転載に加筆したものです。
※歌、歌詞は全てオリジナルです。
文字数 8,126
最終更新日 2020.07.23
登録日 2020.07.19
記憶を失くし鎌倉の街を彷徨っていたエイトは、夜の闇に浮かび上がる奇妙な店に辿り着いた。
古道具や小物を扱う雑貨店『おもひで堂』の店主・南雲は美貌の持ち主で、さらには行くあてもないエイトを雇ってくれるという。思いがけず、おいしいごはんとゆったりとした時間に癒やされる共同生活がはじまることに。
ところが、エイトが店番をする雑貨店には、「恋人からもらうはずだった指輪と同じものが欲しい」など、困った客ばかりがやってくる。そして南雲は、そんな客たちの欲しいモノを次々と見つけ出してしまうから驚きだ。
そんななかエイトは、『おもひで堂』に訪れる客たちのある秘密に気付いてしまった。それらは、失った記憶ともどうやら関係があるようで……?
夏の匂いがする鎌倉での、ささやかな謎と切なくも優しい奇蹟の物語。
文字数 82,203
最終更新日 2020.08.30
登録日 2020.07.29
周囲の環境変化についていけず、虚無感に襲われることが多くなった女性、井無 千影(いなし ちかげ)。
そんな彼女の楽しみは、夕時商店街にある時計屋「刻堂(きざみどう)」に訪れ、いつも気になっている綺麗な懐中時計を見ることだった。
ある日、店主に声をかけられ思わず虚無感の話を勢いでしてしまった千影。
「この店で働いてみないか、なんてね?」
「あの、働かせてください!」
千影はこの刻堂の店員となって、新たな一歩を踏み出すことに。
果たして彼女は、心の虚無感を取り払うことができるのか――?
時計屋を舞台にした、日常物語。
表紙・各話イラスト:空鳥ひよの
文字数 50,429
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.05.03
朝比奈 美琴(あさひな みこと)現在18歳看護大学の一回生。
今まで生まれた年齢=彼氏なし。
そんな彼女には幼い頃より心に秘めた想い人がいる。
朝比奈 柾(あさひな まさき)現在32歳アメリカの大学病院で勤務医として働いている美琴の従兄であり、彼女の初恋の相手。
何時も一緒だった。
美琴の傍には必ず柾が傍にいた。
彼女にとってそれは永遠に続くものだと信じていたのにっ、何故か突如柾が25歳の時突然の決別が訪れたのだ。
美琴へ何も告げずに柾はひっそりと渡米してしまった。
そうして一度も好きと告白も出来ないまま、美琴の初恋の時間は時を刻むのを止めた。
それから五年後の春――――桜舞い散る中に柾は突然美琴の前へと帰ってきた。
美琴の知らない柾を知る、彼の婚約者だと名乗る女性を伴って……。
然もあり得ない事に片岡 龍太郎と言うイケメンを美琴の伴侶として連れ帰ってきたのである。
初恋は実らないと言われていますが美琴と柾の関係はどうなるのでしょう。
突如現れた婚約者に恋愛経験がないばかりに振り回されるままの美琴。
18年間初恋を引き摺ったまま終止符を打つのか、それとも美琴には柾とは違う新たな恋の相手が見つかるのでしょうか。
初恋をあらゆる意味で拗らせた切ないお話です。
色々な視点を織り交ぜて進めていきます。
追伸、このあまびえは妹が手作りしたものです。
無事完結出来るのと、皆様の幸せ🍀を願って……みたいな感じです。
文字数 144,998
最終更新日 2020.06.16
登録日 2020.04.30
あゆみは四年前に一目惚れした子持ちの聡一郎の後妻となった。入籍と結婚式をおえた後の披露宴の席で、亡くなった先妻に対して申し訳ない気持ちで一杯になる。
(400字詰め原稿用紙換算28枚)
文字数 10,049
最終更新日 2020.04.01
登録日 2020.04.01
都会に出るのが夢だった。学校帰りにファーストフード店に寄ったり、カフェでお茶したりする映像を見るにつけて、ド田舎に住む僕は、自分だけが世界から取り残されているような気がしていた。羨ましくて、妬ましくて、都会の人間を呪った。だから僕は誓ったんだ。田舎を脱出してやると! そして東京の大学に行く為に猛勉強をしている僕に、ある日魔の手が迫った。こともあろうか近所でも有名なヤンキー美少女が迫って来たのだ。何故、こんな冴えない僕に? 月日は経ち、ついに僕は東京へやって来た。いい大学を出て、いい仕事も得た。そして可愛くてオシャレで控えめで気が利く理想の彼女が出来た。彼女と結婚し、僕の人生、順風満帆だーっ! っと思っていたのは束の間で、可愛い妻は鬼嫁と化した。鬼嫁との生活に疲弊していた僕の前に、高校時代、僕に迫ってきたヤンキー美少女が現れた。思ってもみなかった姿で…。
本作は、前作「すみません、妻です」のスピンオフです。前作の主人公、長谷川瑞貴の司法書士友達の津田雅彦が今回の主役です。前作で二人が居酒屋で飲んでいるところに麗子と鉢合わせたシーンも出てきます。そして瑞貴と麗子の結婚式シーンも!
文字数 47,215
最終更新日 2020.04.22
登録日 2020.03.26
君の小説が読みたい
レンタル有り旧題:明日を見る桜と今日に降る雪。~きみ、まわる。ぼく、とまる。~
「六日後の十二月八日、日曜日。君は死ぬ」
十二月八日からタイムリープしてきたという一ノ瀬茉莉花。
彼女曰く、僕は今週末の日曜日、身近な誰かに殺されて死ぬらしい。
候補となるのは悪友である三木谷才人、そして会社の先輩である宇尾溜カロン。
どちらが僕を殺すのか? なぜ、僕は殺されるのか?
これは世界の片隅で起こった、ほんの些細な奇跡を書き留めた――僕が死ぬまでの、数日間の備忘録だ。
文字数 130,892
最終更新日 2020.06.17
登録日 2019.07.31
野良犬上がりの成犬、マルル。彼はひょんなことから小学生のナナミに拾われ、ゴトウ家の家族になる。出会った頃の小学生から、中学生になろうとしている飼い主ナナミの様子を見守りつつ、彼はそれまでの印象的な思い出を回想する・・・。第二回ほっこり・じんわり大賞にエントリーさせて頂きました。
文字数 26,590
最終更新日 2019.07.28
登録日 2019.06.30
愛する妻と娘を幸せにすると誓ったのに、何もできないまま、俺の意識は遠ざかっていった。
気づくと、俺はダンボールの中にいて,手は茶色い動物の手に。
思わず発した俺の声は,「ミャウ」という鳴き声になって耳に届く。
もしかして俺は・・・
その時,俺の耳にずっと一緒にいたかった二人の声が届く。
こうして,俺の第二の人生がスタートした。
ペットとして生まれ変わり,愛する家族とともに生活する話です。
文字数 73,471
最終更新日 2019.08.10
登録日 2019.07.01
【最終話。今ここに!】
この夜、会いたい人がいる。たったそれだけの事…。カジュアルファッション店のアルバイト店員のカズヤは「その夜」が近づくにもかかわらず、彼女であるルイコへのプレゼントを用意できていなかった。それは、その「モノ」との出会いが訪れていないだけではなく、相手に対しての「自信」の揺らぎに気づきだしていたからでもあった。その弱い変化に反発しようとすればするほど、感じたことのない深みに引き寄せられそうになる自分を救えるのはルイコ以外にない。一方、アパレルの製造部門で働くルイコは、大きなファッション・ショーに向けての仕事が佳境にあり、現場の指揮を執る上司の下、同僚とともに戦っていた。ただ一方で、彼氏であるカズヤに対する誠実な気持ちが彼女を追い詰めてもいた。そして、カズヤの下には美しい謎の女性ナナが現れ、ある目的を持って急接近する。「この夜」に翻弄される二人の試練とは?ナナの目的とは?予測困難なラストに向かい、想いはひた走る…。
※プロローグは読み飛ばし可能です。 ついに最終話。
【完結】
序章1.フット・ステップス
↓ページの下のほうに目次があります。
文字数 49,869
最終更新日 2019.08.28
登録日 2018.12.24
幽霊アパート、満室御礼!
レンタル有り就職活動に連敗中の一ノ瀬小海は、商店街で偶然出会った茶トラの猫に導かれて小さな不動産屋に辿りつく。怪しげな店構えを見ていると、不動産屋の店長がひょっこりと現れ、小海にぜひとも働いて欲しいと言う。しかも仕事内容は、管理するアパートに住みつく猫のお世話のみ。胡散臭いと思いつつも好待遇に目が眩み、働くことを決意したものの……アパートの住人が、この世に未練を残した幽霊と発覚して!? 幽霊たちの最後の想いを届けるため、小海、東奔西走!
文字数 120,891
最終更新日 2019.02.15
登録日 2018.07.31
神さまのレストラン
レンタル有り【お知らせ】改題・改稿・加筆(というかほとんど加筆…)の上書籍化して頂くことになりました!つきましては今月28日に削除しますので、よろしくお願いします。
「ここは……どこなの?」
孤独な女ヒナが目覚めたところは、乳白色の霞のかかる見知らぬ場所だった。そして、不安に駆られひたすら歩いて行った先には、どこか懐かしい雰囲気のするレストランがあった。
思わず足を踏み入れたヒナにオーナーはこう告げる。
「ようこそ、あの世とこの世の間の死に神のレストランへ。今日あなたは死にました……。ちなみに、この店にメニューはありません。お客様のお召し上がりになりたいものをご注文ください」
あなたの心の思い出の一皿はなんですか?
死に神たちの運営するレストランと、死者の織りなすオムニバス・ハートフル・ストーリー。
ほっこり・じんわり大賞にエントリー中
※8/19ちょっとお話の順番を入れ替えたく、一旦第二話「パンケーキの好きな彼女」を非公開とさせていただきます。明日より新しい第二話を始めますのでよろしくお願いします。
文字数 157,275
最終更新日 2019.12.02
登録日 2018.07.28
いつからだろうか。
いつも遊んでもらっていたと友達がいたのに、急に遊んでくれなくなってしまった。
だから、今日も僕は待っているんだ。
文字数 1,311
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.11.18