ファンタジー 恋愛小説一覧
ムチムチプリンプリン姫は勇者の末裔である。騎士でありメイドでもある青薔薇百合百合と共に大魔王ルシファーを打倒し、世界を救った英雄であった。
熾烈な戦いの中で得た物は大きかったのだが、その代償はあまりにも大きく、父であるムチムチギトギト王と母であるムチムチボインボイン王妃の死は彼女の心に深い傷を与えたのだった。
だが、彼女は大切なものを失っただけではなく、多くの者と紡いだ絆は彼女自身を大きく成長させることとなったのだ。
彼女の笑顔の裏には多くの涙もあったのだが、その中には嬉しくて流す涙も少なからずあり、その一つ一つはかけがえのないものとして彼女の成長の糧ともなっていた。
最愛の両親の死や奥の友人たちのと別れを乗り越えて、今ムチムチプリンプリン姫は騎士でありメイドでもある青薔薇百合百合と共に新天地で新たな生活を始めるのであった。
この作品は「小説家になろう」「ノベルアッププラス」「カクヨム」にも投稿しています
文字数 36,197
最終更新日 2021.06.13
登録日 2021.06.04
[一目惚れシリーズファースト]
女性に興味のない王弟殿下(27歳)が王命により結婚することになった。
その相手は国内、他国と求婚の殺到しているハイスペックな少女(17歳)
王命だったのに運命だった。
能力もチートな夫婦は普通の新婚生活が送れるんでしょうか?
[シリーズセカンド]
新しいお仕事は期間限定妻になりました
ゆっくり更新になります。
[シリーズサード]
妻なんですか?違います。無理です。(仮)
(準備待機中)30%
文字数 64,648
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.05.07
天使でもあった、堕落した闇の神々ーー。
神話の時代から、地上を支配していたのは魔王達だった。
闇の魔王たちは、眷属達を従え
地上に国を打ち立て、争いあうーー。
伝説の皇帝カイザルの下に、集った白銀の騎士達。
全ての魔道師達の頂点に立ち
神と戦う伝説の魔道師アーク・ギリアムは
つき従う精霊の巫女達とともに
闇の神々を封印し、世界の全てを変えたはずだった。
闇を封印してから1000年ーー。
カイザルとアーク・ギリアムが
去った地上は、封印した神々が呪ったように
新たな地上の支配者となった人同士で
果てしない争いを繰り広げていた。
古代に栄華を極め、滅び去ったエリサニア帝国を守護し
皇帝カイザルからウィザードの称号を只一人だけ名乗る事が許された伝説の魔道師。
帝国が過去のものとなり、調和を失った戦乱の世で
1000年の封印された時を超え物語が動き出す。
精霊の巫女と呼ばれる4人の魔道師達と
蘇りし、最強のウィザード伝説が、再び始まろうとしている。
(キャラ紹介記述予定)
━━WIZARD━╋━━ ⟣⟣ Revived Demon ⟢⟢
(ウィザード ~蘇りし魔神~)
文字数 145,917
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.03.14
婚約者が男爵家の庶子に篭絡されていることには、前々から気付いていた伯爵令嬢マリアーナ。
しかもなぜか、やってもいない「マリアーナが嫉妬で男爵令嬢をイジメている」との噂が学園中に広まっている。
なんとかしなければならない、婚約者との関係も見直すべきかも、とマリアーナは思っていた。
そしたら婚約者がタイミングよく”あること”をやらかしてくれた。
この機会を逃す手はない!
ということで、マリアーナが友人たちの力を借りて婚約者と男爵令嬢にやり返し、幸せを手に入れるお話。
よくある断罪劇からの反撃です。
文字数 14,370
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.06.07
「ボク、……ユウトの事が大好きです」
高校生の俺には真琴と言うボクっ娘の幼馴染みがいて、その真琴は目の前で俯き加減でモジモジしている。
これって夢? 頬っぺたをつねってみた。痛い、夢じゃない!
そうして真琴から愛の告白を受けて付き合い始める事になったのだけど、運悪くトラックと言う名の転移装置で異世界に飛ばされ茫然自失に。
しかしすんごい力を隠し持ち助けてくれた真琴曰く、時間はかかるけど戻る手立てがあると言う。
そこで前向きに考えて異世界探索をしながら真琴と親密な関係になれれば良いなと思ってたんですけどーー
俺の困ってる人がいたら、出来ることなら手を差し伸べたいという考えが災いしたのか、どう見ても見た目JCの美少女魔女さんや待ち受けるダンジョンの裏に潜む人外たちと、気が付けば生死をかけたバトルをしちゃってる気がするんですけど、これって気のせいですよね?
※日常ではイチャイチャしていますが、ひとたびダンジョンに潜るとそれまでが嘘のような怒涛のバトルが始まります。R18の場面のタイトルには◆マークが付いています。
エロは順を追っていくため後半大盛り上がりです。
ハーレム要素は2章あたりからです。
文字数 422,436
最終更新日 2021.06.12
登録日 2020.07.03
第一王子であるスタンは森で女神のように美しい女に心酔していく。仲の良かった婚約者との関係もだんだんと上手くいかなくなっていき…。 1話目から性描写強めです。完結しました。
文字数 15,093
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.06.06
ある地方に、勇者伝説の英傑が建立(こんりゅう)したという大聖堂があった。
英傑の末裔(まつえい)に養女として引き取られたアリスは、子供の頃から大聖堂の司教となり、聖女と呼ばれるほどに成長した。
18歳となったある日、恒例の『奉納祭』が始まる。
彼女は大司教から預かった『王冠』をかぶって、ちょっとした独り遊びをした。
それが原因だったのか、翌日、彼女は子供の姿になってしまう。
解呪で元に戻ったアリスは、安堵(あんど)しながらも『あること』を思いついた。
子供の姿で町に出れば、奉納祭の孤独な思い出を楽しい思い出にできるかもしれない……
彼女は後ろめたさを感じつつ、失った思い出を取り戻そうと、夜な夜な王冠をかぶる。
一方、とある事後処理で派遣された二人組がいた。
彼らは祭りを楽しむつもりでいたが、誰かに追われ、隠れていたという『子供』を保護する。
王冠の呪いがもたらす『おそるべき事件』に、迷える聖女が翻弄(ほんろう)される成長物語。
※本作には以下の描写があります。ご注意ください。
・後半に「気持ちの悪い描写」
・「暴力的な描写」
※本作は以下の小説投稿サイトにも満載しております。
・小説家になろう
文字数 121,808
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.06.01
文字数 5,565
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.05.31
だって僕は、彼女さえいてくれればそれで良いのだから。
――例え異世界へ行っても僕は頑張らない。
世界を救ったりしないし、
微塵も活躍なんてしない。
間違っても魔王の脅威へ立ち向かったりなんかしない。
だって僕は、彼女さえいてくれればそれで良いのだから。――
平凡な高校生〝想次郎〟は今日もまたゲーム世界に登場する憧れの女性、アンデッドモンスターのバンシーに会いに行く。
しかし、突如として想次郎はゲームのファンタジー世界に入り込んでしまった。
願い通り、憧れの女性がいる世界に入り込んだ想次郎だが、
人一倍弱虫な想次郎にとって異世界は恐怖の連続でしかなかった。
「僕には何もない。
平凡な人間が異世界へ行ったら活躍するって話をよく聞くけれど、
僕には本当に何もないんだ。悲しいくらいに、何もないんだ。
ただ、彼女と一緒にいられればそれでいい。
この世界で活躍するつもりなんて毛頭ない。
そもそも頑張ったところで、僕なんかにできる筈もないけどね……」
面白いと感じて頂けましたら評価、フォロー等
よろしくお願いします。
続きを執筆する活力に繋がります。
※同作カクヨム、なろうでも投稿しております。
文字数 29,423
最終更新日 2021.06.10
登録日 2021.04.20
可憐な美少女リーナの前世はばばあだった。
そう、わんぱく男児を2人育てたただのばばあだったのだ。
よっしゃぁぁぁあああああ!!!!!
文字数 22,685
最終更新日 2021.06.09
登録日 2021.06.05
ショコラは見習い魔女。
亡くなったお祖母ちゃんに会いたくて召喚したら失敗して、異世界のオネエを呼び出してしまった。
彼は自身を「美の伝道師」といい、乗りかかった舟とばかりに、ショコラのピンチを救い、彼女が幸せな結婚をできるまで手を貸すことに。
異世界からきた女装した美形(オネエ言葉)との珍道中の始まりです。
別サイトで書いた序章をこちらで連載しようと思いました。更新は遅いですがよろしくお願いします。一人でも楽しんでもらえる人がいますように。
文字数 5,501
最終更新日 2021.06.08
登録日 2021.06.08
婚約破棄を突きつけられたその場で、元婚約者と二人で異世界に転移してしまった。
「俺、勇者かも。巻き込んで悪いがハーレムにお前は邪魔だから別行動。助けてやらない」
と、元婚約者とは完全に別行動することに。
知らない世界、知らない街で、寝泊まりと仕事を求めてポーション屋で働くことに。しかし見事なまでなブラック企業。それにもめげずに前向きに働いていたが、辞表を叩きつけようと決意する。が、街を追放されてしまう。その効果の高いポーションの制作者は誰なのか、店も本人も気が付かなまま。
最終目標は日本に帰ること。それが無理なら、ずっとやりたかったお茶屋さんをはじめたいと思います!
だって、そのポーションの材料の薬葉、どう見てもお茶の葉っぱですよね?
前半はずいぶんと重苦しいです。さらに元婚約者が腹立ちます。
R15は保険。
文字数 128,962
最終更新日 2021.06.08
登録日 2021.03.06
人魚の王女マリルは、海の魔女ベルデュラン(男)との契約によって〈完成した魔法薬の半分〉と引き換えに自身の〈体液〉を提供することに。自身の王国のためにみずから奉仕を申し出たはいいが、マリルを待っていたのはあまりに甘やかな責めの連続だった……。
【登場人物】
マリル・・・・・・・・人魚の王女。両親はすでに亡く、近いうちに女王として即位する予定。ベルデュランと契約し、母乳や涙といった〈体液〉を彼女に提供することに。
ベルデュラン・・・・・〈海の魔女〉。下半身はタコ。身体的な性別は〈男性〉だが、長い年月を生きるうちに性別を超越した存在になりつつある。魔法薬の原料として貴重な人魚の体液を安定的に得たいと思っており、マリルに取引を持ちかける。
ラスティアン・・・・・ベルデュランの弟子。穏やかで優美な黒髪の青年。下半身はタコとカニを混ぜたようなやや異形の姿をしている。マリルの体液を採取する作業を補助する。
カイゼル・・・・・・・マリルの許嫁。隣国の第二王子。許嫁であることは公表されておらず、マリルにその気はない。〈体液提供〉に協力するマリルを嫉妬に駆られて罵倒し、暴行する。
文字数 28,114
最終更新日 2021.06.08
登録日 2021.06.04
「聖女アリシア、おまえは用済みだ」
聖女としての適性がEだったため、どれだけ国に尽くしても無能の烙印を押されていた聖女アリシア。
彼女は適正Aランクの新聖女が見つかったことで用済みとなり、婚約破棄されて隣国に売られてしまう。
しかしその堅実で努力家な性格にくわえ、ブラック国家に酷使されつづけていたことで、実はアリシアは適正Aの聖女を軽々とこえるほどの超有能聖女へと成長を遂げていたのだった。
アリシアはホワイトな隣国で自身の実力に無自覚に奇跡を次々と起こし……!?
文字数 11,079
最終更新日 2021.06.05
登録日 2021.06.01
「起きてください魔王様!」の続編になります
一章を読まなくてもわかるダイジェストを初めに書いてあるので、一章を読んでない方はそちらからお読みいただけると、より二章が楽しめます(でも一章を読めばもっと世界観がわかるはず)
<あらすじ>
人間界と魔界が隔絶されて、魔王が眠りに付いてから500年、魔界はすっかり平和な世の中に。
第一章
魔王を起こしたい宰相と、それを取り巻く獣魔族たちの勘違いや妄想からなるショートコメディ風の群像劇。
〇今回ここ→第二章
魔王が目覚め平和な魔界を満喫する魔王と、獣魔族たちと仲良くなろうと努力をしだす宰相、そして魔王城で働く獣魔族たちのすれ違いと勘違いの恋愛模様。
※カクヨムでは三章に入りました
文字数 58,991
最終更新日 2021.06.03
登録日 2021.05.13
――私たちは、また廻り逢う。
世界の理によって、辿り着く死んだ後の世界。 そのうちの一つ、『水霊図書館』に一人の男がやってきた。 彼は案内人の葉月蓮から、十五人の名前が書かれた契約書を差し出され……。
※ライト執筆企画 五月テーマ「幻想的な図書館」
文字数 5,012
最終更新日 2021.06.03
登録日 2021.06.03
ミタとダイとキナとアキとコタとアミーが人間のように暮らしている猫の街に傷だらけの人間と悪い人間が現れ暮らしが変わった。
そしてミタとダイとキナとアキとコタとアミーは傷だらけの人間と猫の街を守るため悪い人間と戦います。
文字数 26,210
最終更新日 2021.06.02
登録日 2021.06.01
地球によく似たもうひとつの世界
その世界は突如出現した物理兵器の全く通じない竜の侵略によって滅亡の危機に瀕していた。
竜に対抗する術は科学ではなくオカルトの力のみ。
そんな世界に、幕末期、苦戦すらしたことのない最強の剣士仏生寺弥助が転生した。
神刀、備前長船兼光を手に新たなドラゴンスレイヤーの物語が幕を開ける!
文字数 105,496
最終更新日 2021.06.02
登録日 2020.08.30
前世はアニメショップの店員で、働き過ぎで若くして死を迎えてしまった、ラパン・モンド。
転生して手に入れたチート能力で世界に五人、王国に一人しかいいないS級冒険者上り詰めて、ゆったりと自堕落な生活を送りたかった……が。
辺境の冒険者ギルドでも随一の美女である担当受付嬢のエラーブルから依頼を押し付けられては働かされる毎日。
転生した見た目も性格もウサギのようなラパンの異世界転生ファンジー!!
※この小説は『カクヨム』『小説家になろう』『Pixiv』『ノベルアップ+』『アルファポリス』にて公開しております※
文字数 34,780
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.25
謎の少女エレンは、湖水地方の静かな町のはずれに、ある日突然やってきた。不思議な猫と、枯れない薔薇と、優しくひろがるあまい珈琲の香りとともに。
断罪されるまえにと、ある日脱走した不遇の悪役令嬢と、心が凍っているという噂の侍従が繰り広げる、まあよくある令嬢もののお話。
2021.5再開いたしました。
文字数 22,996
最終更新日 2021.05.31
登録日 2020.07.24
広いラベンダー畑に囲まれた北海道にある1軒のロッジ風のカフェ兼宿を細々と経営する元OLの橙子(とうこ)32歳、独身
彼女は大阪で商社に勤める管理職を目指すOLだったが、周りが結婚退職する中で昇進に疑問を感じる日々に疲れていた。
ある日、祖母から生前贈与で北海道に建つ1件の別荘を譲り受ける事に、、、
そこで起きる出来事と様々な者との出会いの物語。
文字数 42,831
最終更新日 2021.05.30
登録日 2020.11.06
臆病さを火力バカな脳筋戦法で補う戦神セレナディアは、ある日とうとう避け続けていた結婚と従者契約を上官に命令され、消極的であった仲間(と伴侶)探しに滅びゆく世界へと降り立つことになった。しかしそこで出会った竜人翠雨とその弟を助けるために弱体化してしまう。仲間集めが急務となり、熱い思いを抱きながらも冷たい翠雨を筆頭に契約の旅をする中で、仲間たちは様々な経験を通して己の在り方を学び、神すら知らぬ『戦神の敵』の真実に触れていく。時々破天荒な神様と振り回される仲間たちによる恋愛ファンタジー。
戦闘流血描写あり、恋愛描写ありのR-15。シリアスだったり微妙にコメディだったり。
以前書いた作品の大幅リメイク作品です。
文字数 132,952
最終更新日 2021.05.29
登録日 2021.05.19
この世界で、ただ平凡に、自由に、人生を謳歌したい!
政略結婚から三年──。夫に見向きもされず、屋敷の中で虐げられてきたマリアーナは夫の子を身籠ったという女性に水を掛けられて前世を思い出す。そうだ、前世は慎ましくも充実した人生を送った。それなら現世も平凡で幸せな人生を送ろう、と強く決意するのだった。
文字数 33,357
最終更新日 2021.05.28
登録日 2020.07.12
「『面倒』ですが、仕方が無いのでせめて効率的に片づける事にしましょう」
望まなかった第二王子と侯爵子息からの接触に、伯爵令嬢・セシリアは思慮深い光を瞳に宿して静かにそう呟いた。
***
社交界デビューの当日、伯爵令嬢・セシリアは立て続けのトラブルに遭遇する。
とある侯爵家子息からのちょっかい。
第二王子からの王権行使。
これは、勝手にやってくるそれらの『面倒』に、10歳の少女が類稀なる頭脳と度胸で対処していくお話。
◇ ◆ ◇
最低限の『貴族の義務』は果たしたい。
でもそれ以外は「自分がやりたい事をする」生活を送りたい。
これはそんな願望を抱く令嬢が、何故か自分の周りで次々に巻き起こる『面倒』を次々へと蹴散らせていく物語・『効率主義な令嬢』シリーズの第2部作品の【簡略編集版】です。
※完全版を読みたいという方は目次下に設置したリンクへお進みください。
※一応続きものですが、こちらの作品(第2部)からでもお読みいただけます。
文字数 87,165
最終更新日 2021.05.21
登録日 2020.12.30
その日、すべての国民が同じ夢を見た。今から三年後に魔王が復活し、国に絶望の時代が訪れるという夢を。そして、長い戦いの中で生まれ、魔王を倒し英雄となった少年は夢を見る人々に訴えた。「自分がもっと早く生まれていれば、犠牲は少なくて済んだはず。だからーーーもっと早く産んでくれ」と。
しかし、英雄の父母となる運命の二人は、幼い頃から顔をあわせるたびに「勝負」を繰り返してきた犬猿の仲だった!
文字数 96,388
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.02.11
戸善(とぜん)は忍びとして活躍している。
かれは一年かかった任務を大成功で終えて帰国するが、休む暇もなく大家の三女千草(ちぐさ)の支援を命じられる。
彼女は新人の忍びとして隣国での情報収集にあたるのだが、やる気だけの『ぽんこつ』だったからである。
表向きは彼女の単独任務。しかし縁の下でしっかり補助せよという頭を抱えたくなるような任務を与えられ、戸善(とぜん)は行動開始する。
しかし、その隣国にて、かれの人生、そして国家の行方をも変えていくような経験をする。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
文字数 109,846
最終更新日 2021.05.17
登録日 2021.04.19
『事象改変の魔眼』それは過去に起こった事、またはこれから起こる事を自由に書き換える能力である。あらゆる出来事を自由に書き換える最強の能力に目覚めたのは、最弱の種族である俺ことルーチェだった。
ルーチェはヒューマンである母親と、生まれてすぐに蒸発したエルフの父親との間に生まれた、いわゆるハーフエルフである。普通の農民として平凡で面白味のない人生を謳歌していたルーチェだったが、平和な日常はエルフの父親が帰ってきた事で消滅した。
魔眼に気づいた父親は俺を手に入れるため、畑を全焼させたり幼馴染を襲わせたりと悪行の限りを尽くした。そして痺れを切らした父親は、遂に村を火の海に変えてしまう。狂気に歪んだ笑顔を浮かべる父親の前で、覚悟を決めたその時、俺はついに最強の魔眼を目覚めさせる。
幼馴染との甘酸っぱい恋愛模様あり、可愛がってくれるエルフのお姉さんあり、最弱が最強の力を使うアンバランスで熱いバトルあり。そして最後はお姉さんと世界へ旅立つ……。
童心に返り純粋な心を取り戻すことができる、超王道ファンタジーがここに始まる!
文字数 64,982
最終更新日 2021.05.16
登録日 2021.05.04
特別に何かあるわけでは無い世界。
そこには特に特別な物も無い田舎町があった。
そんな特別でも何でも無い所にいる冒険者もまた特別ではなかった。
冒険者ニルトもその一人だった。
日常的に冒険者ギルドに通いクエストで生計を立てている少年。
受付のお姉さんに淡い恋心、片想いを純粋に楽しんでいるような何処にでもいる子であった。
だが、とある日。
いつものように冒険者ギルドに顔を出すとそこには、都会から来た冒険者一行が受付のお姉さんに絡んでいる光景を目にしてしまったのだった。
文字数 5,700
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.05.14
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
文字数 125,259
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.04.15
隣国の革命に大きく関与した、立憲君主制の国があった。
そのままの姿で突然、転生した十八歳のエリカは、王家に伝わる宝物『魔導具』を操ることができる、国内では特別な人間だった。
そのため、王女の侍女(じじょ)として働くことが許されている。
前世では碌(ろく)なことが無かったため、侍女の立場で悠々自適に暮らしていた。
ところが転生して二年後、始めての失恋を経験して、侍女を辞めることにした。
旅立つ直前、王女と再会すると、彼女がなぜか婚約破棄の危機に瀕(ひん)している。
少なからず恩義を感じていたエリカは、旅を延期し、彼女を助ける決意をした。
実は、婚約者には以前から秘密があった。
それを知っていたエリカは、秘密を暴き立てようと動き出す。
苦い初恋のあと、秘密をめぐる娯楽サスペンスアクション劇が始まる。
文字数 129,213
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.05.03
宮廷死霊術師アーチャーが王国を守護する女神の神託を受け、勇者ライルのパーティーに参加してはや数年。
仲間のレベルは低く、魔王討伐には向かうにはまだ早すぎた。
魔導士の最高位である青の位階の死霊術師であることを隠したまま、アーチャーは戦闘の補助道具として魔道具を彼らに与えて支援する。
しかし、それを知らない仲間たちからは馬鹿にされて、うとまれていた。
死体を扱う以外に能がないからいつも役立たずとさげすまれる毎日。
これでは戦闘には使えないと勇者ライルはメンバーの再編成を王に依頼する。
そして、勇者パーティーに新たにやってきた聖女はこの国の第二王女だった。
彼女はアーチャーに植民地の領主という爵位を与えて勇者パーティーから追い出しまう。
そこは、数千年前から王国の地下に存在する魔界の植民地だった。
最悪で最低な左遷人事だと、心で叫び植民地の領主となったアーチャーだが、魔界は意外にも別天地だった。
地下には数千年前からのダンジョンがあり、そこには膨大な鉱物や資源がわんさとあるのだ。
これを地上世界に輸出してやれば、大儲けになる。
アーチャーは地下の魔族たちと共謀して、魔界の復興をはかり徐々に信頼を勝ち取っていく。
そんなある日、地上の王国を十数年前に襲撃した魔王がどこにいるのかが判明する。
魔王が王都を襲撃したあの日、アーチャーは恩師でもあり義父でもあった人物を失い、いまは王国騎士となった幼馴染の少女に親を殺したと恨まれていた。
王国は魔王討伐を勇者に命じるとアーチャーにも参加を要請するが彼はそれを蹴り飛ばす。
「魔王を滅ぼすのは俺だ! 無能な勇者様たちはそこで見物してろよ? 俺が助けてやるからさ?」
仇打ちのために魔王城に乗り込んだアーチャーが見たものは、力不足のくせに挑んで敗北した勇者たちの姿だった。
無能を装って生きてきた、最強の死霊術師はその能力を解放し、魔王と一騎打ちを開始する。
これは不遇に打ちのめされながらも己の器量と才覚で周囲の人望を勝ち取り、義父の復讐を果たすために生きた一人の死霊術師の物語。
他の投稿サイトにも掲載しています。
文字数 177,836
最終更新日 2021.05.13
登録日 2021.04.12