ファンタジー ざまぁ小説一覧

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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ミリアナ、お前に婚約破棄を告げる」  聖女の私が婚約破棄を告げられました。  「真実の愛に目覚めたんだ」  私の妹の自称病弱で私の物をなんでも欲しがるフェリアと結婚するそうです。  「お姉様、エル君の事頂戴」  私の者を欲しがる妹は物だけではなく私の婚約者まで欲しがりました。  「正統性もない婚約破棄なのだから、慰謝料は貰うわよ」  「正統性ならある。お前はフェリアの聖女としての素質を妬み、聖女にならないように 甘やかし堕落させてきただろう」  はい、本当の事です。  妹は自称病弱で怠けてばかりで私の物をなんでも欲しがるので、 無理しなくていいのよと好きなだけ遊ばせ怠けさせ欲しがる物はなんでも与えて 物欲の奴隷に仕立て上げました。  「でもそれだけでは婚約破棄の正統な理由にはならないわね」  「はぁ、クズといえども一応は婚約者。情けもある。それぐらい言わなくても分かるだろうと言わなかったが、 言ってやろうか、本当にいいんだな」  「言ってみなさいよ。正統な理由が、私に非があるならね」  「お前は実家でもラーニョ家でも使用人を虐めていただろう」  はい、虐めてました。  「お前のようなクズに払う慰謝料なぞ1カッパーもないどころか、僕が慰謝料を貰えるべきなんだぞ」  はぁ?男の癖に慰謝料ってwwwだっさwwwクズじゃん。  「慰謝料どころかお前のやっている事は罪に問える。人を傷つけておいてのうのうと生きていけると思うなよクズ」  なんだか難癖つけられたので、ざまぁ断罪してやりますか。  「僕が悪かった」  「お姉様、私が悪かったわ」  「戻ってきてくれ」  「お願いお姉様、戻ってきて」  今更言われてももう遅い。
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小説 35,886 位 / 185,566件 ファンタジー 5,402 位 / 42,625件
文字数 1,905 最終更新日 2021.07.25 登録日 2020.11.15
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ファンタジー 完結 短編 R18
本編:全年齢向き。 番外編の10,11,13:残酷R18 ※拷問刑が読みたい方だけお読みください。※読んでからの残酷すぎるの抗議の感想はお止めくださいませ。 私が産まれたからお母様が死んだ。皆がそう言うの。お父様はずっと王都に行きっぱなしで会ったこともない。 侍女長のアンナは私がお父様にも国王陛下にも嫌われていると言った。 お父様の再婚相手だというミランダと腹違いの妹ウィローが来てから、もっと私は生きていたくなくなった。 「お母様、助けて! お母様!」  すると、亡くなったはずのお母様が・・・・・・
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小説 11,424 位 / 185,566件 ファンタジー 1,615 位 / 42,625件
文字数 31,801 最終更新日 2021.07.25 登録日 2021.07.13
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「アウロラ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「恐喝カツアゲするチンピラだな。こんなのがポポヨス王国の聖女だとは嘆かわしい」  「はぁー。貴方がクズなのを直してあげる義務は私にはないわ。私は貴方の婚約者だけど貴方の教育係じゃないわ」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」  「俺様はお前の妹のメルランを愛しているんだ」  「お姉様ー。お姉様の婚約者貰っちゃたー」  「お姉様なんていなくても本物の聖女の私がいれば国は大丈夫なので安心してゴブリン相手に娼婦しててくださいね。 お姉様にはお似合いよ」  「聖女を婚約破棄など気は確かか」  王太子が正統な理由なく婚約者の聖女を婚約破棄なぞ許されるわけがない。 いくら国王陛下が馬鹿息子を可愛がっていたとしても今回ばかりは見過ごせないでしょう。  「アウロラ。金なら幾らでも払うし土地でもなんでも差し出す。 だから馬鹿息子を斬首で許してもらえないだろうか」  「いいですよー。こんなクズが拷問されても1カッパーにもなりませんし」  「50億カッパー。それで馬鹿王太子は斬首にすることを認めてあげるわ」  馬鹿王太子は斬首され私は50億カッパー貰えて私もハッピー。  私の婚約者を奪おうとした妹はゴブリン専門の娼婦で感度千倍逝きにしてあげましょう。 ゴブリン相手の娼婦がお似合いなのは貴女の方でしたね」  「お前の事がずっと好きだったんだ」  第2王子の英明イケメンで筋肉質なフィリゴは私の事を好きだったようです。  付き合ってみたら私達の相性はばっちりふぃってぃんぐでしたので結婚することにしました。  私達は愛し合って幸せです。  婚約破棄してくれてありがとうボン。。。ボンポル?ボンゴレ?ボンなんとかさんありがとう。  元婚約者だった人の名前忘れちゃった。  私、腹を刺されてまいましたわ。  「フェディオ、なんでこんな事を」  「はぁーーーー?叔母様ばっかじゃねぇぇぇの」
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 2,078 最終更新日 2021.07.24 登録日 2020.12.30
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「メエナ・ドラーギ、君に婚約破棄を告げてやる。感謝しろ」  「はぁ?」  「君は実の妹のマリアナをいじめただろう」  「ワサイン、私はお姉様にいじめられたのよ」  「いじめてません」  「君はなんて酷い人間なんだ。こんな聖女は追放だ」  「ドラーギ男爵家領とルベルティ伯爵家領を護っているのは誰だと思ってるんですかね」  「君のような素質レベル7の5流聖女より、君の妹のマリアナの方が聖女の素質も高いんだ。 マリアナの聖女の素質レベルは74だぞ」 マリアナが聖女として今までより堅牢に護ってくれるから問題ない」  「事実、今までも結界が破られ騎士や兵士に死者が出てるんだぞ」  「民には怪我人1人出ていませんよね」  「そうよお姉様ぁ。聖女としての素質は私の方が高いのだから、私が聖女をやれば1人の被害もでないわ。 私の聖女素質レベルは74よ74。お姉様は7よね7(笑)桁一つ足りてないわよざーこ」  やれやれ、今まで何の努力もしてこなかったひきこもりデブの妹は、素質が高いだけで聖女が務まると思っているようです。  「そうですか。追放は構いませんが、何があっても私は助けませんからね」  「はんはっハハハハハハハ!誰が君のような素質レベル7の5流聖女に助けなど求めるか」   →「助けて!僕が悪かった。金ならいくらでも払う。ルベルティ男爵領を全て譲る。だから助けてくれ」  「お姉様、助けて。努力を続けていたお姉様は素晴らしく私なんかではお姉様の変わりにならないと分かったわ。 ごめんなさい。だから助けてお姉様」  「あらあらー。『誰が君のような素質レベル7の5流聖女に助けなど求めるか』 『私が聖女をやれば1人の被害もでないわ』 そう言ったのは誰だったかしらー」 「助けるわけないじゃない。苦しんで死になさいクズども」  「私は見た通り美男子イケメンに愛されて幸せなので、どうでもいいです。 これからは幸せに生きます。さようなら」
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 1,743 最終更新日 2021.07.23 登録日 2021.02.23
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様って、ヘルトル男爵家に必要ないんじゃないかしら」  「お前のように結界もまともに張れない長女はヘルトル男爵家に必要ない」  「結界もまともに張れずヘルトル男爵家を追放されたお前に価値はない。婚約破棄だリザンナ」  「助けてお姉様」  「あら、私は必要ないんでしょう」  「助けてリザンナ。私は貴女の母親よ」  「え、『貴女なんて私の娘じゃないわ』って言ったの誰でしたっけ」  「助けてくれリザンナ。俺が悪かった」  「本当に貴方が悪いわね。貴方が悪いのだから、私が助ける必要はないわね。自業自得ね」  「私はもうヘルトリッヒに愛されているから貴方達がどうなろうとどうでもいいわ」  「行こうリザンナ。お前が助ける必要なんてない」  「ええ、私は何も悪くなく悪いのはあの馬鹿どもなんですから」
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小説 35,886 位 / 185,566件 ファンタジー 5,402 位 / 42,625件
文字数 2,496 最終更新日 2021.07.23 登録日 2021.02.15
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「マリアニタ、お前のような貧相な体の女とは婚約破棄だ」  両親にいじめられ満足に食事もとらせてもらえずオズボーン男爵家の仕事は全ておしつけられてきた私は 確かに貧相な体です。  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「僕はお前の妹のキャサドラのように肉付きのいい女が好きなんだ」  両親と妹に殺されそうになったので、夜行バスに乗り東京に逃げ出しました。 逃げてきたのはいいけれどお金がなく困っていたのですが、 見るからに金持ってます感あるイケメンが襲われていてました。 なんで弱いのに馬鹿みたいに趣味の悪い高級時計や高い服を着たがるのでしょうか。 襲ってくれと言ってるようなものじゃないですか、馬鹿なんでしょうね。 なんて笑っていたら「助けてくれたら20万円やるから助けろ」と言われ、 100万ぐらいくれよなんて思いながらもとにかくお金に困っていたので助けました。  「君細いし可愛いな」  「俺の好みだ。女はお前ぐらい細くないと俺はたたない」  「貴方は見るからに馬鹿だけど容姿はいいわね」 私は馬鹿な金持ちイケメンに愛されて六本木セレブ妻になりました。  両親と妹は私がいなくなった事で収入が激減し借金して困っているそうです。 それ私に何か関係ありますか?  「借金で殺されそうなんだ。助けてくれ。今までお前をいじめてきた事は謝る」  「はぁ?なんで私が貴方達を助けないといけないのかしら」  「今まで私をいじめてきて、それで助けてくれですか」  「謝れば許されるとでも思ってるのかしら」  今更謝ってももう遅い。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 6,967 最終更新日 2021.07.22 登録日 2021.02.11
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ミリアデラ、お前に婚約破棄を告げてやる」 聖女の私が突然馬鹿婚者フェビルに婚約破棄を告げられました。 嬉しくて笑顔を隠せません。  「なんだその気色の悪い顔は」  「気色悪いのは貴方の顔よ」  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「驚かないで聞けよ。俺がガチで愛してるのはお前の妹のエミリスタだ」  「お前のような無能聖女とは婚約破棄国外追放だ」  「本当にいいんですね。その言葉もう取り消しませんね」  「ああ、取り消すわけがない」  「そうか、お前ももう成人しているんだ。自分の犯した罪の報いは受けてもらうぞ」  国王陛下は馬鹿を勘当追放しました。  元婚約者は地下労働者になりました。ざまぁ(笑)  家柄しか取り柄のなかった馬鹿が家柄失ったら何も残りませんもんね。 地下労働者の中でも最底辺の手元として満足に眠る事も食べる事もできないまま 苦しみなさい。自業自得ですよばーか。  貴方の能力では焼き鳥一本食べられません。  ついでに私の物をなんでも欲しがり私の婚約者まで奪おうとした妹も地下娼婦にしました。 一回10カッパーで2億カッパー慰謝料払えたら許して出してあげますわ。 まぁ無理でしょうけど(笑) 陰毛と雑魚精子食ってればいいんじゃないかしらー。 地下で死んでろばーか(笑)  第2王子はまぁ悪くはないんですが平凡なのでこれも夫としてはお断りなんですよね。  「ミリアデラは優秀な上に美しい。お兄様のような気持ちの悪い顔が釣り合うわけなかったんだ」  一番優秀で美男子な第3王子に溺愛されて幸せに暮らしています。 しかしフェビルは気持ちの悪い顔でした。 あれって本当に国王陛下と王妃の子供だったんでしょうか。 容姿を点数で言うと国王陛下63点 王妃 57点 第一王子 2点 第二王子 55点 第三王子 96点 ですからね。 まぁフェビルは地下から一生出てこれないでしょうから、仮にフェビルが国王陛下と王妃の子供でなかったとしても もうこのまま地下に隠されたのでしょう。 あー、なんかはっきりしなくて何か都合よく地下に隠されたみたいで気に食わない。 フェビルの血筋を確かめてみます。 私を止められる者がいるなら止めてみろ。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 1,648 最終更新日 2021.07.11 登録日 2020.12.29
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「結界魔法を弱めて張れ」  「お前が結界を張りモンスターが侵入してこないと俺様の活躍がなくなる」  モンスター討伐しか取り柄のない馬鹿婚約者で馬鹿王太子パトリカルは 国の事より自分の功績が重要なようです。 やれやれ、こんな自分の事しか考えられないクズが婚約者で王太子だとは情けないですわ。 まぁ、そこまで言うのなら仕方ありませんんね。 どうなっても私は助けませんよ。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 4,527 最終更新日 2021.07.04 登録日 2021.01.09
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ファンタジー 連載中 長編 R18
ティムとレティシアは学園の同級生。それぞれに婚約者がいる。 学園の卒業パーティー時、二人は揃って婚約を破棄される。 理不尽に泣き寝入りすることはないと二人は行動を開始した。 これは、婚約破棄という屈辱を受けた二人が前向きに幸せを掴みとっていく物語です。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 26,100 最終更新日 2021.07.03 登録日 2020.11.01
異世界に転生した俺の名はエド、隠れるのが得意な荷物持ちだ。 ある日ダンジョンの深い所で『隠れるしか能の無い荷物持ちは要らねぇ』とパーティを追放された。 だけど一人は嫌だし、せっかくなので手持ちのチートスキルで仕返ししつつ勝手に同行したいと思います。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 16,835 最終更新日 2021.06.27 登録日 2021.06.13
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ファンタジー 完結 ショートショート R18
とある場所に、終末を超え、未だこの世界に現存する一国があった。 終末を迎えた世界の多くは滅んだが、神は今一度、人に手を差し伸べた。 理の絶叫が全てを飲み込まんと空から暗幕の帳を降ろそうとしたそのとき、女神より承った聖なる力を宿す者が現れたのだ。 赤の聖女と呼ばれる、女神の化身である。 まるでそれまでの自然の在り方を否定するような、投げやりな塗装を思わせる原色の赤色が広がる死の大地において、その一国の大地だけが、自然色の土色であった。 滅びの中に浮かぶ、唯一の平穏が約束された地。 だが、母から子――とある少女に聖女の力が託されたそのときから、異変の兆候が表れ始める。国土が徐々に、死の赤に呑まれ始めたのだ。 政《まつりごと》を取り仕切る者たちは、辛辣を聖女に向けて――それが努めであると強要させた“行為”を指差し、穢れたものであったと宣った。 最後の平穏の鍵である、唯一の聖女を。 少女は国を去った。 そして――。
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小説 29,525 位 / 185,566件 ファンタジー 4,124 位 / 42,625件
文字数 5,330 最終更新日 2021.06.07 登録日 2021.06.01
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ファンタジー 連載中 長編 R18
冴えない社会人、日高宋真(ひだかそうま)は、三十歳になっても社畜であり、童貞だった。 そんな自分に絶望し、ビルの上から飛び降りる。 すると、死ぬ間際に「シトラス」と名乗る、天使のような悪魔が現れた。 彼女に誘われるがまま【契約】し、なんとか生き永らえる。 そして宋真は、【魅了魔法】を使える本物の魔法使いとなった。 魔法の力は強大で、例えばその一つ、【媚薬錬成(ポーション・メイカー)】を使えば、どんな女の子でも自分とエッチがしたくなるというものだった。 ネチネチと嫌味ばかりの女先輩、想うだけで手を出せなかった想い人。 今なら、好き放題ヤれる。 「本当に人生を好き放題出来るなら! ゴミのような目で見てきたアイツらに復讐できるなら! 僕は、悪魔にだって魂を売る!」 三十歳まで童貞を貫いたからこそ手に入れた【魅了魔法】の力で、宋真は第二の社会人「性」活を始めていく。 ※Hシーンを含む話は、サブタイトル末尾に『★』マークが付いてます。
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小説 16,772 位 / 185,566件 ファンタジー 2,332 位 / 42,625件
文字数 140,013 最終更新日 2021.05.30 登録日 2021.03.29
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ファンタジー 連載中 長編 R18
「貴様のような雑用係が我らと同じ魔王軍四天王の名を名乗るのはおこがましい!」 先代魔王より『ダンジョン・クリエイト』の能力を引き継ぐ魔族の青年カイトシェイド。 しかし、すでに先代の手で完成しきっている最強ダンジョン「魔王城」の維持管理から、全ての雑用までをほとんど一人で担っているせいで、他の魔族達からは雑用しかできない雑用係と馬鹿にされていた。 ある時、討伐先で味方にした強力な魔族を気に入った魔王は、彼を新たな四天王に据えるべく、カイトシェイドには用無しの烙印を押し追放することに。 「カイトシェイドよ、先代魔王様の顔を立て四天王の肩書を与えてきたが、雑用しか出来ぬ貴様など無用!」 さらには、カイトシェイドを庇おうとした彼の部下を切り捨ててしまう。 その態度に、流石のカイトシェイドも愛想を尽かす。 「この魔王城を管理するための『コア・ルーム』はフルオープンにしておいてあげますから、管理はご自身でどうぞ、魔王様」 魔王城から飛び出したカイトシェイドは、どうにか命を取り留めた部下であるヴァンパイアの美少女を連れ、新たに自分の『ダンジョン』を創ることにした。 だが、カイトシェイドを追放した魔王達は知らなかった。 ブラックな環境でのダンジョン維持を極めたカイトシェイドは、実は世界最高の『ダンジョン・クリエイター』になっていたことを。 そして、カイトシェイドを追い出したせいで、魔王城はどんどんと崩壊することに。 一方、カイトシェイドは辺境で新しい迷宮都市を作り上げ、彼こそが新たな魔王と呼ばれるようになって行く。 ※「小説家になろう」様にも投稿したものの微改稿版です(^^)
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小説 35,886 位 / 185,566件 ファンタジー 5,402 位 / 42,625件
文字数 214,369 最終更新日 2021.05.20 登録日 2021.04.21
「クリュライムネストラ、私に心から愛する人が出来た」 ハーネット王国の現国王の王妹であるクリュライムネストラは、強大で巨大な霊力を有するが故に幼い頃から教会で修行を積んで来た。 そのおかげで、浄化に四肢の欠損だけではなく、どんな病をも完全治癒する事が出来るようになったクリュライムネストラは王国の聖女にして神子姫と称され、世界初の女教皇になるのではないか?とも言われている。 何時ものように国の為に祈りを捧げていたある日、甥にして婚約者である第四王子のパリスから婚約破棄と、愛する人に苦労をさせたくないから愛妾となって自分達を支えて欲しいと言われてしまう。 そんなパリスの隣には他国の王妃であるヘレーネがいた──・・・。 「愛妾の子である貴方が王子という立場でいられるのは、私が婚約者であったからなのですけどね」 生国を出奔したクリュライムネストラは治癒師として各地を放浪しつつ生計を立てていたのだが、そんな彼女をサクリフィス大陸・・・別名暗黒大陸とも呼ばれている場所を治めているというイケオジな吸血鬼の真祖にして魔王と呼ばれている存在が見初める。 最初の方だけ、そっち系のシーンがあるのでR-18にしています。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 43,939 最終更新日 2021.04.17 登録日 2021.03.14
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ファンタジー 連載中 短編 R18
仲良し3兄弟が、悪役令嬢シャルロットのパーティーメンバーに参加し 何故かエロが繰り広げられ、前後不覚に茫然自失、満身創痍で半死半生 絶体絶命のピンチに起死回生の策を講じる なんのこっちゃ
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小説 35,886 位 / 185,566件 ファンタジー 5,402 位 / 42,625件
文字数 20,493 最終更新日 2021.04.16 登録日 2021.03.29
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ファンタジー 連載中 長編 R18
夢見た異世界転生したけど いきなりピンチ? 生前プレイしていたゲームの世界の悪役令嬢 に転生した元アラフォー未亡人。 銀髪、紫の瞳に容姿端麗 幼馴染は王子に魔法使いに騎士とハイスペック! 健気で優しい公爵令嬢なのに悪役令嬢? お気に入りのキャラだったけど 死亡エンドしかない? 前世の記憶を生かして生還ルートへ なのにまさかのいきなりピンチ! どうする?どうなる?私の異世界転生!
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 9,986 最終更新日 2021.04.02 登録日 2021.04.01
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ミスル。何時まで経っても結婚しない貴女に婚約者を用意してあげたわ。喜びなさい」  「宜しく頼むでござるよ。ふぅむ。貴女が拙者の婚約者ミスル氏でござるか」  「ミスル氏、婚約破棄を告げてやるでござる」  「拙者は真実の愛に目覚めたでござる」  「姉者、ツアロット氏は頂いたのですー」  「あらそう。そんなのでよければあげるけれど、姉の婚約者と不倫なんて、その罪の重さは分かっているのかしら」  「分かっていないのですー」  「分かっていなくても、罪の重さは変わりませんよ」  「ツアロット、貴方もロメリアも罪は償ってもらいますよ」  「今更謝ってももう遅いっ!」  「私を今までずっとよくも虐めてくれましたねお母様お父様」  「虐めてなんて、そんな悪意ある言い方をしないで頂戴」  「あら、今更命乞いですか。もっと早くにしておくべきでしたわねお母様。 もうお母様もお父様も犯した罪が重すぎます。 今更謝られてももう遅いんです」  「馬鹿ですねぇ。なんで私を虐めてきたんですか」  「こうなる事ぐらい考えられなかったのですか。馬鹿ですねぇ」  「自業自得ですよ」
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 3,761 最終更新日 2021.03.17 登録日 2021.03.07
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 毎週食事をたかりに来て私の婚約者に物をねだる婚約者の弟一家にもう我慢の限界です。  「毎週食事をたかりに来るのも私の婚約者に物をねだるのも辞めて下さい」  「貴方達は強盗乞食無銭飲食犯罪者よ、処刑が相応しいわ」  「僕の弟一家を犯罪者呼ばわりか。許せん。サエナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「あら、婚約破棄してくれるんですか。ありがとうございます」  「イルウッド伯爵領を護っていた聖女の私に婚約破棄追放ですか。 どうなるんでしょうねぇ」  「助けて欲しいんだぜ。助けてくれなんだぜ!」  「婚約破棄もされましたし、元婚約者の弟一家なんて他人ですよ。 元から他人ですが。 それが、なんで私に助けを求めるんですか。 厚かましいですね。常識ないんですか。 世界中の人が全て貴方のお父様お母様お兄様だとでも思っているのですか。 私は貴方達を助けも許しもしませんよ。 どうぞ処刑されて下さい。 自業自得でしょう」  「僕を許せとは言わん。チッザ達だけでも助けてやってくれ。チッザ達を許してやってくれ。 せめてリシアとリシンだけでも許してやれないか」  「え。元婚約者の貴方が何で私に指図してるんですか。 舐めてるんですか」  「子供のやった事だから許せ?はぁ? なんで子供だからと許さなきゃいけないんですか。 許せませんよ」
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 783 最終更新日 2021.03.07 登録日 2021.03.07
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「女は話をまとめられないんだよな」  はぁ?婚約者のノルヘルトが女性蔑視発言をしました。  「これは再教育が必要ですね」  はぁ。やれやれ、クズ婚約者は被害者面で逆ぎれしています。 貴方は加害者で被害者は私ですよ。 最低ですね。 こんな被害者気取りするカスが私の婚約者だなんて。 いくら親に無理矢理決められた婚約者とはいえ、なんでこんなクズが私の婚約者なのでしょうか。 もう我慢の限界です。 私の中の何かがぷつりときれたのでざまぁしてあげます。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 1,689 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.13
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お父様、またお姉様に虐められました」  「なんだとっ!またエルミーユを虐めたのかっ!」  「ナイフでお姉様に切られました」  「今までいくら注意してもお前はエルミーユをいじめていたが、親子の情もあり許していた。 しかし、今度ばかりは許せる事ではないぞ」  「そんな事言っている場合ではないでしょう」  「逃げるつもりか」  「エルミーユが死んでしまったではないか。お前が殺したんだぞ」  「だから、早く治療しないと大変なことになりますよと言ったじゃないですか」  「お前は妹のエルミーユをいじめて殺したなっ!お前なんかとは婚約破棄で処刑だ」  「婚約破棄されたのだから、もう俺の妻にしても問題ないだろう」 突然現れたイケメンが私をいじめてきたお父様お母様冤罪で私を処刑しようとする元婚約者も殺してくれました。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 1,659 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.15
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ベロニアさん、貴方ってブスよねぇ」 「あら、そんなに驚くような事かしら。今まで鏡も見た事ないのかしら」 「あら~それなのにブスって自覚がないなんて、相当なナルシストね」 姑に虐められてきましたが、流石に我慢の限界です。  「あの~お義母様。お義母様は鏡見た事ありますか~」  「テオファノ、この女が私を虐めるのよ」  はぁ?  「ベロニア、俺様のママに何てことをするんだ」  夫はいつも大好きなママの味方をします。 きもっ。 親子揃ってゴミですね。  婚約破棄ですか、むしろ歓迎です。 ありがとうございます。 ざまぁ断罪行っておきましょうか。  今更謝ってももう遅い。  助けません。許しません。自業自得ですよ。
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小説 185,566 位 / 185,566件 ファンタジー 42,625 位 / 42,625件
文字数 1,499 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.01.09
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様のシュシュ頂戴」  両親は妹に甘くいつも  『お姉様なのだからそれぐらいシャロナにあげなさい』と言うのです。  私は仕方がなく妹が欲しがる物をなんでも差し出してきました。  私の物はもう全て妹が欲しがり妹に差し出してきました。  「そんな。じゃあ私はこれ以上何を貰えばいいのよ」  「貰うのではなくて、貴方の実力で手に入れていけばいいのよ」  「嫌よ。私はなんでも誰かから貰いたいのよ」  妹は外に出て人の物をなんでも欲しがりました。  「そこのお兄様チョコ買ってチョコ」  妹は美少女なのでわりと殿方にねだれば買ってもらえました。  フィールディング男爵家の恥晒しなので辞めてください。  「シャロナ。フィールディング男爵家令嬢が人に物をねだるなんてやめろ」  「辞めないのなら、もう貴女を家に置いておけないわ」  妹に甘く甘やかして妹の性格が甘ったれの甘々漬けになるまで妹を甘やかしていた両親ですが、 流石に妹に最終警告をしました。  普通、ここで辞めますよね。 それで辞めないのが妹なのです。  「嫌よ、私は人から物を貰って生きていきたいの」  やれやれ、そこまで言うなら仕方ありませんね。 どうぞ願い通り人から物を貰って生きて行って下さい。  「そうか、そこまで言うなら仕方ないな。その変わり、二度とフィールディング家の敷居を跨がせんぞ」  「そう、そこまで言うなら仕方ないわね。辞めて欲しかったけれど、さようならシャロナ」  「そこまで言うなら仕方ないわね。貴女が今後どうなろうと助けを求めようと絶対に助けませんからね」  「今日から私がお姉様の妹よ」 27歳186cm筋肉ましまし女装イケメンテルハミットが私の妹になりました。 私16歳ですし、こんな大きい妹にお姉様と言われても困ります。  「お前なんかとは婚約破棄だロジーナ」  親に無理矢理決められた婚約者ロジーナに婚約破棄を告げられました。  「お前は妹のシャロナを勘当追放したな」  「俺様はお前の妹のシャロナを愛しているんだ」  「そうですか。婚約破棄は構いませんが、後で泣きつかれても知りませんからね」  「はんっ!お前なんかに泣きつくものか」  そうですか。そこまで言うなら仕方ありませんね。 聖女の私が結界を張らなければどうなっても知りませんよ。 →聖女の私が結界を張るのを辞めてみた結果 →私って馬鹿だなぁって思いましたまる。 「今更謝られてももう遅いっ!」  「歴代聖女が造ってきた結界全部消してしまったから、私1人じゃどうにもならないのよ」  「馬鹿かお前。馬鹿だな。ばーか。俺様達どうなるんだよこの馬鹿」  「後で泣きつかれても知りませんからねって言ったでしょう」  「お前が泣いてんじゃねぇかばーか」
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文字数 1,581 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.14
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 授業中にデレポタやってシャーシャー煩いディスク派婚約者にもう我慢の限界です。 でもデレポタって全部のソフトがダウンロード版出ているわけではありませんし、それは仕方ないんですが。  「なんだ、別に授業中にデレステやってもお前に迷惑かけてないだろうが」  馬鹿婚約者は逆切れしてきました。 やれやれ、逆切れですか。許せませんね。  「お前のように読み込み音ぐらいで煩い婚約者とは婚約破棄だ」  「そうよ、お姉様は読み込みぐらいで煩いのよ」  「僕は真実の愛に目覚めた」  「驚かないで聞いて欲しいんだが、お前の妹のチェリシスを愛しているんだ」  「授業中も近距離通信でお前の妹とチャットしながら冒険してたんだ」  「そうよ、私達ゲーム内でもう愛し合っているのよ」  「そうですか。浮気で一方的な婚約破棄。これは拷問処刑が確実ですね」  「勿論、婚約者がいる殿方と浮気をしていたチェリシス、貴女もよ」  「待ってお姉様。浮気してたと言ってもゲームの中だけよ。私達まだ何もしていないわ」  今更謝ってももう遅い。  私はデレゴーで全部DL版派のイケメン中学生伯爵様トムソンに愛され幸せに暮らすことになりました。 トムソンは平民ながら実力で中学生にして伯爵になった実力派伯爵です。 親の七光り先祖一族の七光りの馬鹿王太子で実力がまったくなくゲームをやってもへったくそな 元婚約者とは違うのです。 もうシャーシャー煩い読み込み音に悩まされる事はありません。  「助けてシャロディ。バッテリーが切れたまま放置していたら膨らんで蓋が閉まらないの」 私の事をいじめていた毒両親が私に助けを求めていますが、知ったことではありません。  散々、バッテリーが切れた状態で放置しないように言っていましたよね。 ここまで言っても改めなかった毒両親が悪いのです。
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文字数 2,829 最終更新日 2021.02.16 登録日 2021.02.11
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 両親が無理矢理決めた婚約者スコットニー子爵家嫡男トラバスはどうしようもないクズ殿方で 27歳にもなって年収400万円実家暮らし子供部屋童貞おじさんなうえ、いつも録画したアニメのダビングに時間を費やしているカス殿方なんです。  「ゆるマンは再放送じゃないっ!」  トラバスのゆるマンを再放送だと思って削除してあげたのですが、再放送ではなかったようです。 違いがわかりませんよ。  貞操観念もも頭も口も色々ゆるい女子達の中身のないアニメでしょう。 あれ、話数が変わってもまったく同じじゃないですか。  「お前のように人のBDレコーダーのアニメをかってに削除する聖女とは婚約破棄だ」  やれやれ。逆ぎれ逆恨みですね。 全部貴方が悪いのに、よくそこまで人のせいにして自分の行いから目を逸らし逃げ続けられますね。  「驚かないで聞いてくれ。僕は9年前に真実の愛に目覚めてるんだ」  「お前の妹のマリリアを9年前から愛しているんだ」  「お姉様のような人のBDレコーダーのアニメをかってに削除するような聖女より私の方がトラバスの妻にも聖女にもふさわしいわ」  えっ。録画したアニメのダビングに時間を費やして聖女としての訓練を怠けていた貴女に聖女が務まりますかね。  「国王陛下である俺に黙って聖女と婚約破棄だと」  アニメのダビングがいかに無駄な時間か分かりましたかね。 アニメのダビングなんかに時間を浪費せずにその時間を勉強や訓練に使っていれば、 貴方はその身に着いた知識経験技術を持っていけたのですよ。  私はアニメのダビングはせずに見たいアニメがあれば動画購入するので場所も時間も無駄に使わない 有能イケメンルシリオに愛を告げられました。  「俺様の年収は4000万円だ」  「じゃあ俺の年収5000万」  褐色肌と無駄な肉がなく程よく鍛えられた肉体美がえろい医者で筋肉破壊拳の使い手イケメンレゴリストにも愛を告げられました。 彼の年収は5000万円だそうです。  「筋肉破壊拳の前に年収4000万の君なんて一瞬で筋肉破壊してあげられるよ」  「えっ、私年収6000万なんだけど(笑)」  がっちりした体に荒々しい筋肉が雌を屈服させる弁護士のフィロッコは年収6000万円だそうです。  年収オークションが始まりました。  「ソース出しなさい」  静かになった殿方達はラーメン食べて帰りました。  「これが俺の年収証明だ」  年収1億を証明してきた23歳ジム通いで体がちゃんと鍛えられている優れた容姿のイケメンサルデストが 私に愛を告げてきました。  私は年収1億イケメンサルデストに愛され幸せに暮らしています。  「お姉様、助けて。このままではヤクザに殺されるわ」  「それって、私に何か関係あるのかしら」
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文字数 769 最終更新日 2021.02.14 登録日 2021.02.14
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ねぇ、穀潰し。いつまで結婚もしないで遊んでいるつもりなのかしら」  「穀潰しは貴方でしょう、お母様。お父様も妹も同じく穀潰しですよ」  「私が穀潰しですって!私は可愛いのが仕事なのよ」  私の耳がおかしくなったと思いたいのですが、そうではないようです。 32歳のお母様はいつまでも己が可愛い美少女だとおもっているようです。  「貴女は私に似ないでブスねぇ」  「本当、お姉様って私とお母様に似ないでブスなんだから」  妹は美少女だった頃のお母様に似て美少女で、お母様に似ていない私をお母様と一緒にいじめてきます。  「お前のようなブスとは婚約破棄だブス」  「お前のようなブスより俺様はお前の妹のエリミアを妻にしたかったんだ」  「そうですか。後で泣きつかれても知りませんよ」  「ふん、お前のようなブスに助けを求めるなどありえん」  婚約破棄はかまいませんが、国王陛下が黙ってないでしょうね。  親が無理矢理決めた婚約者に婚約破棄されました。  「この馬鹿息子がっ。もう親子の情けも尽きた」  「お母様をミュリス男爵家から追放します」  お父様は亡くなり妹は生死不明なのでエルズバーグ男爵家の爵位は私が継ぎました。 お母様は当然不要なので追放します。  「可愛いのがお母様の仕事なのでしょう。ならその仕事で生きていけばいいんじゃないですか」
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文字数 897 最終更新日 2021.02.14 登録日 2021.02.14
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様、私の方がお姉様の婚約者のペンヤン様に相応しいと思わない」  「リリアンの方がペンヤン君に相応しいわ」  「ペンヤン君もリリアンが妻になってくれた方が嬉しいだろう」  「サンドラ、悪いが私はお前の妹の方が3万倍可愛いからお前と婚約破棄して お前の妹を妃にする」  「やれやれ、聖女の私を正当な理由なく婚約破棄ですか」  「え、なんですかこれ」  「慰謝料だよ。4億円だ。すまないが、これで許してくれないか」  「あざーっす」  妹は可愛いだけで何もかも思い通りに行くと思っているようです。  「私って可愛いじゃない。王太子妃なんかに収まる程度の可愛さじゃないと思うの」  「分かるわ。貴女の可愛さなら王太子妃なんかではないわ」  「てっぺんがとれるわよ」  たかが男爵令嬢といえども貴族は貴族。 てっぺんをとろうとするのは貴族の本能です。 妹は男爵令嬢として目覚めたようです。  「そんなわけで婚約破棄よ、ペンヤン様」  「4億円返せ」  「私が悪いわけではないのでもう返せませーん」  今更4億円返せと言われてももう遅い。  「サンドラ、タスキシタ王国には聖女のお前の結界が必要だ。私の妻になってくれ」 今更戻ってきてくれと言われてももう遅いっ! 妹がてっぺん取る道の補助をしようと思うので私も忙しいのです。 4億円も貰えましたし、親に無理矢理きめられた婚約者の貴方程度の妻になる必要などもうないのです。
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文字数 915 最終更新日 2021.02.11 登録日 2021.02.11
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ファンタジー 連載中 長編 R18
 世界を支配しようと目論む魔王を討伐するために生み出された『能力者』と呼ばれる者たち。彼らはスキルと呼ばれる異能力を駆使して魔族・魔物と戦っている。  その一方で弱いスキル、使えない者は無能者の烙印を捺されて森に『廃棄』されている。  そんな中無能者の烙印を捺されて廃棄された男が使えないスキルと断ぜられたスキルを駆使し、自分を生み出し廃棄した者たちと自分たちを生み出さざるを得ない原因となった魔王に復讐する為立ち上がった。 MAGNET MACROLINK エブリスタ カクヨム 小説家になろう pixiv ツギクル ノベルアップ+ note (敬称略) において同時投稿中です
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文字数 60,951 最終更新日 2021.02.11 登録日 2021.01.07
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「カミラ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「ぷっつんきたらどうするのかしらー」  「処刑に決まってる。俺様自ら殺してやるよぉ」  「誰がこの国を護ってると思ってるんだ」  辺境伯ヒエロルフがやってきて馬鹿王太子のものを切り落としました。  「俺様の自慢の一品がぁぁぁ」  貴方の称号知ってますかぁ?  "短小王太子"なんですよぉ。  切り落とされたものを見てみたら本当に短小でした(笑)ざまぁ(笑)  これ、ついてても役に立たなかったでしょうし、別にいいんじゃないでしょうか。  もし馬鹿王太子と結婚してたらこれがですかぁ。 無理。小さすぎて使い物になりませんわ。  馬鹿王太子は平民落ちし玉も潰され玉無し竿無し嬢として働くことになりました。  竿無しは人気が出ないと言いますが、アントマは竿の方はゴミクズ短小でしたが 菊の方は名器だったようです。 殿方達を大変満足させ、クリサという源氏名を貰いガイエンダ王国1の男娼になりました。  竿無しがここまで名をあげる事は歴史上ありませんでした。 私はアントマがどこまで行けるのか楽しみになってしまいました。  「てっぺん」  「とりたい」  アントマに化粧を施し、協力できる事は協力しました。  いつからか私は男爵令嬢としての本能から目を逸らし聖女として国を護る事だけに 打ち込み逃げていました。 その事に気づいているのに気づいていないように逃げていました。 もう、逃げません。 貴族とはてっぺん目指すのが本能です。 私は元婚約者とてっぺんを目指します。  私の婚約者を奪おうとした妹はサンドバッグの中にいれられ殴られ続けるようです。ざまぁ(笑)  辺境伯と愛し合い私は幸せです。ハッピーエンド。 ------  「俺の妻って馬鹿なのかなぁ」  どうも俺の妻は馬鹿なようだ。 ------ 
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文字数 1,520 最終更新日 2021.02.11 登録日 2020.12.30
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「職安行くからさ、電車賃に1000円頂戴お母様」  「あら、本当よお姉様。なんで嘘だなんてきめつけるのよ」  「そうよジャステラ。本当かもしれないじゃない」  お母様はやはりクズですね。  エリアニスが職安に行くなぞ嘘だと分かっていつつももしかしたら、かもしれないという 言葉を言い訳にして逃げているのです。 もしニートの妹が1000円で働くのなら、自身も楽になれるという甘えと逃げ。 都合のいい願望なのです。  クズ妹と毒両親ににざまぁ断罪。  「ジャステラ、お前とは婚約破棄だ。許すわけにはいかない」  親の決めた婚約者に理不尽な理由で一方的に婚約破棄を告げられました。  「そうですか。貴方みたいなクズで馬鹿で不細工と婚約破棄できるなんて嬉しいわ」  「婚約破棄は認めてあげるけど、後で泣きつかれても私は知りませんからね」  「お前が自由になるのを待っていたんだ」  強く賢く美しいイケメン国王マルコフスが私に求愛してきました。  やっと婚約者からも毒家族からも解放されたので暫く自由を堪能しようと思っていたのですが マルコフスは私を激しく愛してくるし私の心は揺るいでいます。
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文字数 2,195 最終更新日 2021.02.11 登録日 2021.02.07
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「レスティ、この方が貴女の婚約者よ」  デブでハゲで不細工な殿方が私の婚約者なんて言われても困ります。無理です。 更に知能も能力も人格も全て最低ランクなのですから。  デブハゲ不細工無能クズと無理矢理婚約させられました。  「お前のように鼻が折れていて傷だらけの女とは婚約破棄だ」  家族に鼻を殴られ続け傷だらけにされていましたからね。  「お前は人を不愉快にさせる発言しかできないのか」  え?本当に婚約破棄してくれるんですか。ありがとうございます。  「僕は真実の愛に目覚めたんだ。お前のキャサラは僕の好みでな、僕はキャサラを愛しているんだ」  どうぞどうぞ。あんなのでよければ貰ってやって下さい。 確かに妹は容姿はいいですし、殿方に媚びるのも立てるのも上手いですから。 どんな無能殿方も妹にかかれば立てまくりの立てつくしです。 "立てて立たせて立たせんぼうのハインドマン男爵家令嬢キャサラ" "私に立てられない殿方はいません"の称号を持つ妹の事ですから、 こんなどこを褒めればいいか分からない殿方をよいしょしまくったんでしょう。  妹は私の物を欲しがりなんでも奪ってきましたし、私は装飾品もドレスもろくに持っていませんから 本当に欲しいのではなく私から何かを奪う事が楽しいだけでしょうとは分かっていましたが。 それでもこんなの欲しがりますか。貴女病気ですよ。  処刑されそうになった私は遠国のムキムキガチガチイケメン王太子に助けられました。  「お前のチートスキル魔法半減と俺様のチートスキル物理攻撃半減があれば最強無双でてっぺんとれるぜ」  てっぺん。眠らせていた男爵家の遺伝子が目を覚ましました。  「取りたいわてっぺん」  私は今まで生きていたのでしょうか。  初めて生きている実感を持ちました。 いえ、私は今から生きるのでしょう。
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文字数 891 最終更新日 2021.02.07 登録日 2021.02.07
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「あら~チマローザ男爵家令嬢は満足に昼食を食べる事もできない程にチマローザ家に収入がないのかしら」  「あら、適量だと思いますわ。貴方を見ていると、食べ過ぎると無駄な肉が付くと分かりますもの」  「え(笑)自覚してないのかしら、クソデブさん(笑)」   肉塊が嫌味を言ってきたので逆ぎれされないように控えめに指摘あげたのですが、 逆ぎれしてきました。 やれやれ。肉塊は本当に自分に甘いですわね。 ざまぁ断罪してさしあげますわ。 貴方が悪いんですからね。 覚悟はできていますか。
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文字数 2,012 最終更新日 2021.01.29 登録日 2021.01.11
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ファンタジー 連載中 ショートショート R18
 「なんだとっ。国宝保管庫に置いてあるのは全て国宝だ」 ゴミ婚約者の出来損ない王太子は玩具を集めては国宝保管庫に置きます。 あのー、そこは国宝保管庫であってガラクタ置き場ではないんですよ。  国宝だというので売った結果失敗婚約者が逆ぎれして剣を抜きました。  やれやれ、どうやらお灸をすえてあげた方がいいようですね。
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文字数 407 最終更新日 2021.01.08 登録日 2021.01.08
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「シスレット、貴方は本当にブスね」 これが6歳の一人娘に言う言葉でしょうか。 お父様もお母様もクズで私を虐めます。 これ、本当に私の実の両親というか、人間なんですかこれ。 お父様とお母様に遂に殺されそうになった時 ステフロウ叔父様が私を助けに来てくれました。  「お兄様、お兄様は馬鹿だから自分の力では生きていけないだろうからと 爵位も財産も全て譲ってあげたのに」  「6歳の娘を殺そうとするなんてもう私も兄弟の情けをなくしてしまった」  お父様は少しずつ体を切り刻まれて苦痛を味わった末に死ぬようです。ざまぁ(笑) 今更助けてくれと言ってももう遅い。 お母様はゴブリンに回される罰を受けてざまぁ(笑)なはずが 流石のゴブリン達も勃たないようです。  「これ、むり。おでたちなんでもいけるとおもってたけどこれはむり」  「これにたねづけしただんなってすごくね」  「凄いでしょう。それ、私のお父様よ」  「まじかよ、そんけーするわ。そのにんげんにあわせてくれ」  私は叔父様の家庭で従弟のガストマと幸せに暮らし勉学訓練に励み立派な淑女に育ちました。  「シスレット、俺はお前の事を愛しているんだ」  12歳の誕生日にガストマに告白されました。  私もガストマの事を愛しています。  私達は結婚し愛し合いいつまでも幸せに暮らしました。  ハッピーエンド。
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文字数 507 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.12.31
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「フィアナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「お前は実の妹のエリアリナを虐めていただろう」 虐めてません。  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」  「お前の妹のエリアリナを愛しているんだ」  「お兄様、この国を護ってる聖女フィアナになんて無礼で恩知らずな事を言ってるんだ」  馬鹿王太子はゴブリンに気に入られゴブリン汁を飲ませてもらう毎日が待っていました。  ゴブリンって趣味が悪いわね。いえ、ゴブリンのかってなのだけれど。  感度1万倍の快楽にノルベルトは耐えられるんでしょうか。  「かんどぉ、2まんばいっっぃぃぃ」  よっぽどノルベルトが気に入ったのかゴブリンが出すゴブリン汁はノルベルトの感度を 2万倍にまで押し上げました。  ノルベルトがどうなろうとどうでもいいと思っていた私ですが ここまでされては健全な女子として興味がないわけがありません。  私もノルベルトを観戦に行きました。  「らめっもうらめぇなのぉ。いきすぎてもう出ないはずなのにまだでりゅのぉぉ」  ノルベルトはすっかり雌になっていました。  もう私はノルベルトを侮辱する気にはなりません。  最後までノルベルトの戦いを見届けようと思います。  戦えノルベルト。負けるなノルベルト。   私から婚約者を奪おうとした妹は蛇に丸のみにされて蛇の中から 「助けてお姉様。ごめんなさい。もうお姉様のものを欲しがらないから許して助けて」的な声が聴こえて来るけど 助けません。知りません。 今更謝ってももう遅い。 ------- 「俺の愛する妻フィアナが戻ってこない」 俺の愛する妻フィアナが戻ってこないけどきっと戻ってくると信じている。  俺は愛する聖女で妻のフィアナを愛しているし きっとフィアナも俺の事を愛している。 -------  私は明敏王子の称号を持つ第二王子ライモンドと愛し合い幸せです。  「俺の元に戻って来てくれると信じていた」  「当然でしょう。私は貴方を愛しているんだもの」  私とライモンドはハッピーエンド。  私から婚約者を奪おうとした妹はバッドエンド。 私に婚約破棄を告げたノルベルト? ノルベルトはなんだかもう人間の限界突破を目指してるので見守ります。
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文字数 1,124 最終更新日 2020.12.30 登録日 2020.12.30
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「リリア、お前に婚約破棄を告げてやる」  「あの、私がいなくなればイシリゲ王国は滅びますよ。それでもいいんですか」  「お前のような怠け者の聖女がいなくとも問題ない」  底辺程、私は怠け者で働かないと見えるようです。  馬鹿婚約者との無駄なやり取りをしている時間が惜しいぐらい私は聖女としての仕事をしているし 努力しているんですがね。  「俺は真実の愛に目覚めた」  「驚かないで聞けよ。俺が愛しているのはお前の妹のジュリアだ」  「怠け者の聖女なぞ不要だ。お前は婚約破棄聖女の資格を剥奪追放だ」  「辞めた方がいいと忠告はしておくわ。この事を陛下が知ったら、貴方も良くて死刑か追放よ」  「怠け者のお姉様は負けたのだから、とっとと逃げるといいわよ」  「お前のような怠け者と喋るのは時間の無駄だ。早くイシリゲ王国から出て行け」  はぁー。何度も忠告しましたからね。ここまで忠告して従わないのだから、これでどうなろうと 私が罪悪感を感じる事はないでしょう。  私の物をなんでも奪ってきて虐げてきた妹とはいえ私のたった1人の妹。  死ぬ事も拷問にかけられる事もないようにと忠告していたのに。  もう妹がどうなろうと私が心を痛める事もありません。  あ、元婚約者ですか。それはどうぞ思う存分苦しんで、もう殺してくれと願っても 苦しみ続けて下さい。  私の両親もイシリゲ王国の民も大変な事になるでしょう。  生きたままモンスターに少しずつ食われるのは辛いでしょうね。  モンスターはただの遊びで人間を苦しめますよ。  人間同士だと、拷問も残虐な処刑も結局誰かが気分を悪くして早く殺してやろうとなるんですがね。  モンスターと人間はまったく別の生き物ですから。 そこに情けや同情なんてありません。  モンスター舐めてませんか。あれは本当に恐ろしいんですよ。  でも聖女の資格も剥奪され国外追放されたので、私にはどうしようもないんです。  精々生き地獄を味わえ馬鹿ども。  「俺ならお前に正当な評価をしてやれる」  「聖女としても優秀だが、お前は本当にいい女だ。俺の妻に相応しい」  隣国の王太子に溺愛されて幸せな日々を送っています。  どれだけ助けを求められてももう助けませんよ。ざまぁぁぁぁ(笑)
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文字数 2,148 最終更新日 2020.12.20 登録日 2020.12.07
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ファンタジー 連載中 長編 R18
「私は不気味なアンデッドが嫌いなの。あなたはクビよ。ジル・ロードニクス」  宮廷ネクロマンサーとしてアンデッドを使役していたジルは王国の聖女にクビを言い渡されてしまう。アンデッドは人間を裏切る事もなく、王国の役に立っていると主張するが聞き入れられない。その上に国王暗殺の濡れ衣を着せられ国外逃亡をせざるを得なくなってしまう。 途方に暮れていたジルは人間に襲われている吸血鬼の姫を助ける。 「是非我々の王となり、アンデッドを導いてください!」 彼女はアンデッドの国の姫だと語り、ジルを王として自分達を導いて欲しいと言い出すのだ。 悩んでいたジルは彼女の手を取り、アンデッド達の楽園を創る事を決意する。 一方その頃、聖女が率いる王国ではアンデッドの代わりに雇った人間による暴動や内乱が起き、王国は衰退の一途を辿っていく事となる。
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文字数 32,418 最終更新日 2020.12.12 登録日 2020.11.15
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様のブローチ頂戴」  「お姉様なのだからそれぐらいミュリリンにあげなさい」  「そうよ、貴方はお姉様なのだから、ミュリリンに優しくしなさい」  妹が私の物を欲しがると両親は必ず妹に味方しました。  「お姉様の婚約者のフェビル君頂戴」  「ミュリリンもフェビル君の婚約者にしてやれないか」  「そうよ、それがいいわ。ミュリリンがフェビル君の婚約者になれないなんて可哀想よ」  そんな事で元々婚約者のフェビルの婚約者に妹も加わりました。  そんな事あります?  「お姉様ってホークスビー家に必要ないわよね」  必要ないのは貴方なんですが。  妹は両親に可愛がられているので、自身がとても重要な存在だと思い込んでるようです。 学もない能力もない貴方がなんで必要とされてると思えるんでしょうか(笑)  「ねぇ、お姉様。伯爵令息フェビルとの妻には私が相応しいんだから自覚して婚約を辞退したら」  「必要ない方がホークスビー家を追放・フェビルに婚約破棄される事にしましょう」  確かに妹は両親に可愛がられています。愛されています。 両親はミュリリンだけを可愛がり、愛し、私の事はまったく愛しませんでした。  でも、貴方は可愛がられて愛されているだけです。  必要とされてるのが私で貴方は必要とはされていない事ぐらい分からないのかしら。 まぁ、お姉様として忠告はしましたよ。 それでも追放されたいというのなら仕方ないわね。 学もない体力もない貴方が平民になって苦しんで下さい。 ははは、くっそざまぁぁ(笑)
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文字数 765 最終更新日 2020.12.06 登録日 2020.12.06
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ファンタジー 連載中 短編 R18
「エミリナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「ふん。正体を現したな。お前はそうやって妹のマリエットを虐めていたんだろう」  私の物をなんでも欲しがり奪って行く妹に婚約者まで奪われました。  「オーガス、お前に勘当と国外追放を告げる」  ははは、勘当されてやーんの(笑)  まぁそうですよね。聖女の私が国を守らなくなれば、国が亡びるなんて誰でも知っています。  国王陛下は私を追放する程馬鹿ではなかったようです。  「ユバラギ王国を守っていた聖女に偽りの罪を着せ、正統なき理由の婚約破棄に正当性を持たせようとした。 愛する妻と処刑されるか、愛する妻と国外追放されるから好きな方を選ばせてやろう」  「次期国王は第二王子のアンディにする。お前のような馬鹿は必要ない」  必要ないんですってぇ(笑)まぁ貴方本当に馬鹿ですしね。  オーガストと妹は結婚を認められ、国外追放されました。ざっまぁぁぁ(笑)  「ずっとお前を妻にしたかったんだ。お前を妻にして良かった」  賢王子の称号を持つ第二王子は私の事をずっと狙っていました。  賢王子に溺愛され幸せに暮らしています。 婚約破棄してくれてありがとうございます、元婚約者(笑) あ、その元婚約者と妹には辛い毎日が待っているそうですよ。 ま、精々苦しんで下さい。
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文字数 867 最終更新日 2020.12.05 登録日 2020.12.05
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お前のような地味な女とは婚約破棄国外追放だ」  婚約者の王太子に婚約破棄国外追放を告げられました。  地味なのは本当ですが、本当にいいんですね。 聖女の私を追放すれば国は滅びますが、まぁ私にはどうでもいいですね。  「お前は実の妹のロイジーナを殺したのだろう」  はぁー?私が妹を殺すわけないでしょう。  妹を殺した等という無実の罪で婚約破棄されました。  「俺の愛するイザベルを婚約破棄か」  「お前は死んだはずだ」  私は信じていました。叔父様が殺されるはずはないと。 叔父様は生還してずっと虐げられてきた私を助けてくれました。  叔父様はまず王太子を殺しました。当然ですね。  「死んでいればよかったものを」  叔父様は私をずっと虐げてきたお父様お母様を殺してくれました。  「俺には愛するイザベルさえいれば他には何もいらない」  「私もよ叔父様。愛する叔父様がいれば他に何もいらない」  「お前を孕ませたい」  「私も叔父様の子を孕みたいわ」  「今まで真の家族に出会えなかったけど、私達は真の家族になるのね」  「だが、今はまだだめだ」  「なんでかしら」  「お前の妹のロイジーナを殺した者を殺さなければならない」  「あら、叔父様はロイジーナなんかを愛していたとでも?」  「いや、あんな奴の事はどうでもいいが、それでもエルツベルガー家の1人。 それを殺したと言う事はエルツベルガー家を舐めていると言う事だ。 俺を舐めていると言う事だ」  困りましたわ。ロイジーナを殺したのはもしかしたら私かもしれないのに。  これでは叔父様の子を孕めません。
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文字数 1,110 最終更新日 2020.11.30 登録日 2020.11.30
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「クラリッチェ、お前のような馬鹿とは婚約破棄だ。絶対に許さない」 伯爵令息で家柄が良くて御両親がお金持ちという事以外何1つ良いところのない 婚約者カッリスト・パンカーロに婚約破棄を告げられました。  出来損ない婚約者は伯爵令息としての仕事をまったくせず部屋に引きこもって乙女ゲームをしています。 殿方が何故そこまで乙女ゲームに夢中になっているのかと、出来損ないの部屋で"集めてフォンスフォンズ"を やってみたのですが、それがポンコツの気に障ったようです。  「お前、なんでセーブデータ消してるんだよ」  「セーブデータ1つしか作れないんですものこのゲーム」  「ゲームなんて10時間もあれば終わるでしょ、また1からやりなさいよ。 毎日20時間ゲームしてる貴方なら1日2回クリアできるでしょ」  「いつの時代の話してるんだよ。フォンスフォンズは何万時間とかかるんだよ。 期間限定アイテムもあるし、もう今更戻しても遅いんだよ、この馬鹿」  「はぁ、そんなに乙女ゲームが好きなら乙女ゲームの世界に入れてあげましょう」  「えっ、そんな事ができるのか。頼む、フォンスフォンズの世界に入れてくれ」  婚約者の顔をディスプレイに叩きつけます。ディスプレイが割れ、婚約者の額の肉が裂けます。  ざまぁ(笑)顔中ディスプレイの破片が刺さり、ディスプレイに叩きつける度に顔中の肉が裂けています。 なんだか楽しくなってきました。  「これがゲームの世界に入る儀式魔法"ディスプレイにタタキツケール"よ」  「痛いけど、フォンスフォンズの世界に入れるならこれぐらい耐えてみせる」  その根性を仕事や鍛錬に使えば、このぽんこつ中々やってくれるんじゃないでしょうか。  ディスプレイは粉々になったので、破片の散らばった地面に叩きつけます。  これを婚約者の魂が乙女ゲームの中に入り、体が動かなくなるまで続けます。  簡単な儀式魔法です。  婚約者は動かなくなりましたが、きっと魂は乙女ゲームの中に入ったのでしょう。  あ、彼がなんで乙女ゲームに夢中になっているのかは分かりませんでした。 まぁどうでもいいですね。 これからは好きなだけ乙女ゲームをやれるのよ、よかったわね。 貴方の婚約破棄受け入れるわ。さようなら、カッリスト。  貴方に1つだけ、嘘をついてたの。 私、儀式魔法なんて使えない。
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文字数 779 最終更新日 2020.11.29 登録日 2020.11.29
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