恋愛 異世界小説一覧

子爵家の娘マグダレーナは、婚約者レオンに浮気されて婚約を破棄された。侮辱にも等しいその仕打ちに打ちのめされかけるも、社交界でふと披露した剣舞が「優雅かつ強靭な子爵令嬢」として評判を呼び、一躍話題の中心に。意外なほど多くの縁談が舞い込み始めた頃、より高位の公爵家当主ルドルフからも熱い視線を向けられる。さらに、あの浮気相手との関係が破綻しかけたレオンまでが「もう一度考え直してくれ」と泣きついてきて――。
文字数 20,526
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.11
これまで家族と婚約者に従い、ひたすら尽くしてきた私。だが、どんなに努力しても誰一人として感謝などしない。とうとう決定的な裏切りを知ったとき、私は全てを捨てることにした。貴方たちに返り討ちされるより先に、私が先に見切りをつけましょう――さようなら。
文字数 38,880
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.25
貴族社会で育った私の婚約は、突然の婚約破棄宣言によって崩れ去った。
しかし、相手に払うべき償いを求めると意外な波紋を広げ――。
文字数 23,703
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.09
伯爵令嬢アリシアは婚約者エリックに愛人を作られ、あろうことか浮気の責任を押しつけられて婚約破棄されてしまう。激しい屈辱と絶望の淵に立たされた彼女の前に現れたのは、王家の血筋を引く公爵家跡取り・クリストファー。華やかな宮廷に渦巻く陰謀と、エリックの醜い企みが重なり合う中、アリシアは反撃を決意する。
文字数 34,162
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.07
子爵令嬢アリエッタは「魔力がない」という理由で王太子から見下され、婚約を破棄される。彼が選んだのは、奇跡の癒やしの力を持つという少女だった。実家からも厄介者扱いされ、追い詰められたアリエッタ。だが本当は、その力を隠していただけだった。高笑いとともに実家を出るアリエッタの行く手を、やがては国を揺るがす運命の出会いが待ち受ける。
文字数 42,544
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.23
私が婚約者の嘘を見抜いたのは、結婚式直前の夜でした。
裏切りを知り、私はその場で縁を切りました。
ところが――。
文字数 16,753
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.10
公爵家令嬢セシリアは、第二王子リオンに求婚され婚約まで済ませたが、なぜかいつも傍にいる女性従者が不気味だった。「これは王族の信頼の証」と言うリオンだが、実際はふたりが愛人関係なのでは? と噂が広まっている。ある宴でリオンは公衆の面前でセシリアを貶め、女性従者を擁護。もう我慢しません。王子妃なんてこちらから願い下げです。あとはご勝手に。
文字数 39,538
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.25
「伯爵令嬢との政略結婚が決まったからお前は用無しだ」
そう言って男爵の夫・リリックスは離縁を宣言し、平民の私・レイラを荒れ果てた領地へ追放した。
正直、貴族社会に振り回される毎日は疲れていたから、ひっそりここで生きていくのも悪くない。
そこで辺境の村を立て直すと、噂を聞きつけた公爵令息・ボリスが「我が領でその手腕を発揮してくれ」とスカウトに来た。
私は求めに応じ、公爵領の改善に協力する。
一方、リリックスと伯爵令嬢・ナディアは上手くいかないようで――。
文字数 45,852
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.02
一度は伯爵令嬢として、同じ国内の侯爵家に嫁いだラナ。だが夫とその愛人の策略により「不妊のせいで用済み」と離縁されてしまう。泣く泣く国外へ渡り、文通で知り合った隣国の騎士と再婚したところ、心優しい彼と共に幸せな日々を送れるように。ところがある日、国境まで前の夫が「戻ってくれ」とやってきた。もう、遅いにもほどがありますよ。
文字数 36,245
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.25
公爵令息との華々しい婚約は、聖女騒動によってあっけなく打ち切られた。
選ばれたのは平民出身の“聖女”で、私は「偽りの婚約者」として笑いものにされ、王都から追放される。
しかし辺境にある私の生家には、まだ誰にも知られていない豊かな鉱山資源が眠っていた。
捨てられたと嘆くより、私は私の手で新しい楽園を築いてみせる。
文字数 8,315
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.10
伯爵令嬢ライラは、 婚約者ヘンリーの無関心と傲慢に耐えかねて離縁を突きつける。
守ってくれない男なんて要らない——そう宣言した瞬間、公爵家嫡男クリストファーが大胆な求婚をしてきた。
復讐と誇りを賭けた戦いは、二人の想いを巻き込んで一気に加速する。
果たしてライラは、自らの尊厳を取り戻し、真の愛を掴むことができるのか。
文字数 37,197
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.04
婚約者から唐突に「つまらない女だ」と切り捨てられ、離縁されてしまった伯爵令嬢エリス。
周囲の嘲笑を浴びながらも気丈に振る舞う彼女に、公爵家当主リシャールが興味を示す。
裏切りや陰謀が渦巻く貴族社会で、エリスは新たな縁を得てかつての恋人たちを追い詰めていく。
文字数 25,890
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.08
子爵令嬢のマリエは、ある社交界にて、婚約相手である伯爵令息・ニックスの不貞現場を目撃してしまう。
しかも、相手はマリエが友人だと思っていた男爵令嬢のリリーである。
必死に弁明をするニックスとリリーに対し、マリエは「見なかったことにするから縁を切るように」と大人な対応を見せる。
しかし翌日、状況は一変。
なぜかマリエが不貞行為を働いていたという偽情報が広まっていたのだ。
もちろん情報の発信源はニックスとリリー。
二人はマリエを悪者に仕立てることで、自分たちの不貞行為を隠蔽しようとしたのだ。
マリエは釈明するが、悲しいことに証拠がなくて受け入れてもらえず。
ニックスに「不貞行為をする女などいらぬ」と婚約破棄を宣言されて名誉もズタボロ。
だが、マリエは「分かりました」と納得する女ではなかった。
子爵領に戻ったマリエは、父に事情を説明し、復讐したいと訴える。
彼女の言い分を信じた父は、「自由に暴れなさい」と家督を彼女に譲る。
こうして子爵となったマリエは、子爵としての権力をいかんなく発揮して復讐を始める。
文字数 54,189
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.26
子爵令嬢のメリーンは、男爵家の令息ジョンソンと政略結婚をするはずだった。
結婚式を直前に控えたある日、世界中の国々を旅していた公爵令嬢のセレナが帰国。
セレナの帰国を祝うパーティーが開かれたのだが、そこでセレナはジョンソンに一目惚れ。
衆目の中で「私、ジョンソンと結婚するわ!」と宣言してしまう。
メリーンとの結婚が決まっている以上、通常であればジョンソンが断れば済む話だ。
しかし、ジョンソンは「分かりました!」とその場で承諾してしまう。
そして、メリーンに「子爵家より公爵家と繋がるほうがいいので、すまん!」と婚約破棄を宣言。
誰もが衝撃を受けるが、絶大な権力を誇る公爵家には逆らえず、その場は終わってしまう。
メリーンの両親も「不運だったな」とメリーンを慰めるが、彼女の気は済まなかった。
「たとえ政略結婚でも、顔に泥を塗られて『はい、そうですか』とはなりませんよ」
報復に動き出したメリーンは、手始めに王家まで味方につけると、伯爵家や侯爵家とも連携。
王国史に残る一大政争を引き起こし、公爵家と男爵家を破滅に追い込む。
文字数 58,807
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.30
突然、伯爵家嫡男アルベールに婚約を破棄された子爵令嬢リディア。
理由も分からぬまま破談となった彼女を、周囲の貴族たちに笑い者にする。
しかしある日、屈辱に耐え生き抜いていたリディアのもとに、一通の書状が届く。
これがきっかけとなり、彼女は裏切った者たちに立ち向かってゆくことになる。
文字数 35,427
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.05
侯爵令息ヘリオットに長年“お飾り”扱いされた子爵令嬢セレナ。彼は公の場ではセレナを連れ回し、私生活では別の令嬢と恋に落ちている。セレナは黙って耐えてきたが、あるパーティーで二人が堂々と愛を誓う姿を目撃し、とうとう堪忍袋の緒が切れた。「そんなに一緒にいたいのなら、どうぞご自由に」そう言い捨て、わずか数日のうちに婚約解消を済ませて姿を消す。残されたヘリオットは、セレナ抜きで成り立たない事業や人脈に気づくのだった。
文字数 50,152
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.24
公爵家に嫁いだミレイユは、激務の夫が“仕事”という口実で愛人のもとへ通う姿に気づかないふりをしてきた。けれどある日、開き直った夫は「家名のために耐えろ」と言い放つ。もはや我慢の限界に達したミレイユは離縁を宣言。すると何故か、あれだけ放置していた夫が必死にミレイユを引き止めようと動き出す。もう遅いのに――。
文字数 44,497
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.02
子爵令嬢レイラは北の領主グレアムと政略結婚をするも、彼が愛しているのは幼い頃から世話してきた従姉妹らしい。夫婦生活らしい交流すらなく、仕事と家事を押し付けられるばかり。ある日、従姉妹とグレアムの微妙な関係を目撃し、全てを諦める。
文字数 55,115
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.26
世界を守るため、母と兄を殺し自分も殺そうとする実父と婚約者の王太子と戦います、恋など後回しです。
文字数 34,992
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.31
田舎貴族の令嬢エミリーは名門伯爵家に嫁ぎ、必死に家を切り盛りしてきた。だが夫は領外の華やかな令嬢に夢中で「お前は暗くて重荷だ」と追い出し同然に離縁。辛さに耐えかね故郷へ帰ると、なぜかしばらくしてから「助けてくれ」「戻ってくれ」と必死の嘆願が届く。すみませんが、そちらの都合に付き合うつもりはもうありません。
文字数 63,982
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.29
子爵令嬢のメリッサは第二王子のジャッカスから身勝手な理由で離縁を宣言される。
メリッサは心の傷を癒やすため、隣国に旅を出る。
そこでメリッサは一人の青年と出会う。
この出会いが、彼女に本当の幸せをもたらすことになる。
一方、ジャッカスは身勝手な行為が祟って破滅の道を辿っていた。
文字数 35,947
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.06
ラッセル公国の伯爵令嬢マルコットは、公爵令息エイブラハムと恋愛結婚。
愛し合っていた二人だが、ある時、とんでもない問題が起きる。
それは同盟国であるナスダック王国との間で開かれた祝宴のこと。
エイブラハムが、ナスダック王国の王女シャリアと不貞行為に及んだのだ。
不貞の現場を目撃したマルコットは深いショックを受ける。
そして翌日、彼女はエイブラハムに離縁を切り出す。
しかし、エイブラハムは「一度きりの過ち」「やり直せる」と言って受け入れず。
また、マルコットやエイブラハムの両親も、両家の関係を重視して離縁を望まず。
マルコットは四面楚歌の中、離縁を成立させるため立ち向かっていく。
文字数 47,716
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.01
名ばかりの“聖女候補”として妃教育を受けてきたエメリー。しかし、王子は新しく現れた“奇跡を起こすヒロイン”に傾倒し、エメリーをまるで道具扱い。さらに「お前の役目は終わりだ」と告げられ、彼女は領地での活動すら封じられそうになる。怒りを堪え、最後に王宮を去る決意をしたエメリーだったが、王子の周囲には不穏な影が差し始める。
文字数 50,389
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.26
王妃付き女官として宮廷に上がったアデルは、王の弟であるリヒト殿下から一方的に求婚され、愛人との結婚を隠すための偽りの妻役を押しつけられる。
冷淡な態度と理不尽な侮辱に耐え続けるアデルだったが、ある日リヒトの愛人・エリザベスの裏工作によって罪を着せられそうになる。
だが、アデルは既に抜け道を用意しており、その決意のもと一気に反撃を開始する。
王太子アルトの助力や仲間たちとの連携により、次第にリヒトとエリザベスは窮地へ追い詰められていく。
文字数 19,958
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.10
戦地に赴いていた侯爵令息の夫・ロウエルが、討伐成功の凱旋と共に“恩人の娘”を実質的な愛人として連れて帰ってきた。彼女の手当てが大事だからと、わたしの存在など空気同然。だが、見て見ぬふりをするのももう終わり。愛していたからこそ尽くしたけれど、報われないのなら仕方ない。では早速、離縁手続きをお願いしましょうか。
文字数 54,884
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.22
家の事業の関係で、有能な伴侶を探していた、エインズワース侯爵家の長女、マーシア。
自らも、様々な分野で才を発揮するマーシアであるが、エインズワース侯爵家を継ぐのは弟のジュリアンであり、マーシア本人としては、そのことに不満も不平もない。
この先も、エインズワース家の事業に関わりつつ、後継者とはならない。
その立場を理解し、婚姻後も仕事をさせてくれる相手を探したマーシアは、究極ともいえる理想の相手と出会い、婚約を交わした。
しかし、その相手には、やっかいな兄がいた。
現実主義だが、夢見る部分もある主人公が、理想とする相手と婚約し、順調に事業と想いを育んで行く一方で、思い込みの激しい男に言い寄られる話。
しかも、その思い込みの激しい男がマーシアに言い寄る理由が、なんとも屑なので、ご注意を。
小説家になろうでも、掲載しています。
文字数 46,496
最終更新日 2025.02.11
登録日 2024.12.07
侯爵令嬢ヴァネッサは、王太子から「外聞のためだけに隣にいろ」と言われ続け、婚約者でありながらただの体面担当にされる。周囲は別の令嬢との密会を知りつつ口を噤むばかり。そんな扱いに愛想を尽かしたヴァネッサは「それなら私も好きにさせていただきます」と王宮を去る。意外にも国王は彼女の価値を知っていて……?
文字数 33,848
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.22
平民出身で奇跡的に伯爵家に嫁いだセリア。
優しいと信じていた夫が、実は「苦労人の妻ならば扱いやすい」」と裏で馬鹿にしていたと知り愕然とする。
しかも金遣いの荒い愛人まで囲っていたのだ。
我慢できなくなったセリアは、独学で学んだ金融の知識を駆使し、夫の財源をじわじわ断っていく。
「助けてくれ」と嘆かれても、もう遅い。
文字数 25,654
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.10
公爵令息ラウルの婚約者だったエリンは、なぜかいつも“愛らしい妹”に優先順位を奪われていた。正当な抗議も「ただの嫉妬だろう」と取り合われず、遂に婚約破棄へ。放り出されても涙は出ない。ならば持ち前の治癒魔法を活かして自由に生きよう――そう決めたエリンの旅立ち先で、運命は大きく動き出す。
文字数 30,503
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.22
帝国の第二皇子アシュレイに嫁いだ侯爵令嬢クリスティナ。だがアシュレイは他国の姫と密会を繰り返し、クリスティナを悪女と糾弾して冷遇する。ある日、「彼女を皇妃にするため離縁してくれ」と言われたクリスティナは、あっさりと離宮へ引きこもる道を選ぶ。ところが皇都では不可解な問題が多発し、次第に名ばかり呼ばれるのはクリスティナ。彼女を手放したアシュレイや周囲は、ようやくその存在の大きさに気づくが、今さら彼女は戻ってくれそうもなく……。
文字数 52,838
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.24
伯爵令嬢ユリアは、幼い頃から第二王子アレクサンドルの婚約者。だが、留学から戻ってきたアレクサンドルは「聖女が僕の真実の花嫁だ」と堂々宣言。周囲は“奇跡の力を持つ聖女”と王子の恋を応援し、ユリアを貶める噂まで広まった。婚約者の座を奪われるより先に、ユリアは自分から破棄を申し出る。「お好きにどうぞ。もう私には関係ありません」そう言った途端、王宮では聖女の力が何かとおかしな騒ぎを起こし始めるのだった。
文字数 48,139
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.24
【一日5秒を私にください】続々編です。
婚姻式を終え、ユフィーラは最愛のテオルドと共に賑やかで穏やかな生活を送っていた。
そんなある時、とある離島の国で不穏な動きが起こる。
曰く付きの魔石との関連が浮上し、同時期にある使用人と色合いの
似ている人物との遭遇、そしてその使用人の凄惨な過去が明らかになる。
ハウザーの元婚約者との出逢い
二匹のぬいぐるみの進化
潜在能力の暴走
尊い命との別れ
失うものと新たに得るもの
時に立ち止まったとしても、下を向いて落ち込んでも
最後には前を向き歩むこと。
それが最終的に最大最強の幸福に繋がることもある。
ユフィーラ節第三弾。最終章となります。
文字数 49,847
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.26
王太子に仕え、裏方で支えてきた私は「ただの飾り」と言われ婚約破棄される。痛みを知ってほしくて離れることを決意した途端、国に不穏な影が差し込む。私を捨てた代償は大きいですよ?
文字数 32,509
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.22
事故に巻き込まれて亡くなった高校生。
目が覚めると、好きだった物語の世界に転生していた!私に用意された結末は死か監禁の2択?!
文字数 225,960
最終更新日 2025.02.10
登録日 2021.09.05
目の前で最愛の兄が処刑された。
冤罪で……。
精神を蝕む薬品の製造と売買、王太子妃への横恋慕からの殺害。
何もかもが信じられず、ただ亡き母との思い出が積もる実家の温室を守るため、馬車を走らす。
そして、兄を失った私が見たものは、炎に包まれる実家と父、兄の研究に出資していたはずの第二王子の護衛兵たち。
すべては……仕組まれていた?
振るえる足を叱咤して、家族と守った温室の薬草を悪用されないよう魔道具で破壊し、一人で山へと逃亡する。
雨が酷く振る中、私を追い駆けてくるのは、愛したはずの旦那様。
第二王子の親友、公爵子息。
必死に逃げる私だったが、ぬかるんだ坂道に足が滑り、崖の上から放り出された私の体は細い枝に引っ掛かる。
そこへ、追いついた貴方が私へと手を伸ばすのが見えた。
「嘘つき」
貴方たちの手で殺されるなら、私は死を選ぶ。
崖下へと堕ちていく体、溢れる涙が天へと昇っていく。
ああ……。
お兄様は、私を、妹を人質に取られ逆らえなかったのだわ。
なんて、愚かな私。
お母様、どうかあの日に帰してください。
貧しくても家族で笑い合っていたあの日々に。
更新は不定期です。
文字数 122,520
最終更新日 2025.02.10
登録日 2024.11.18
※当初から若干気にはなってはいたのですが、王子の名前をウィリアム→ヴェリアムに変更いたします。。。急に申し訳ありません🙇♀️💦💦
「お前のようなふしだらな女、願い下げだ」
貴族の集まる華やかなホールには場違いな冷たい碧い瞳。
「王族と婚約しておきながら、男遊びに耽るとは」
「可愛らしい顔をしてとんだ俗物ですのね」
「ヴェリアム王子もおかわいそうに」
「16歳でしょう? とんだ好きものだわ」
そんな蔑みの言葉を全身に受けながら、ミア・ウォーレン侯爵令嬢は、身に覚えのない理由でヴェリアム第一王子に婚約破棄をされ、果ては国外追放まで言い渡されてしまう。
恋情を胸に抱えたまま新たな生活を送ろうと旅立つも、暴漢にその身を追われて命からがら逃げ延びた先で、ミアは老婆に拾われた。
そこで5年の月日を送り、生活が様変わりする中でミアは1匹の黒猫と出会う。
慎ましくもどこか寂しく、穏やかな生活が続くと思っていた矢先、突然に現れたヴェリアムに唇を奪われたミアは動揺した。
すれ違って、拗らせて、一度分かれた2人の道が再び重なったその先で、ミアはヴェリアムの愛をもう素直に受け入れることはできなくて。
そんな中で、ミアは到底知り得ることのなかった真実を知っていくーー。
気持ちを取り戻したい王子✖️逃げる主人公。
ジレジレ、溺愛、たまに狂気? な予定のお話しです。
メイン2人の時はわりかしシリアスなのに、3人になるとギャグっぽくなります。。平伏
お気に入り、いいね、コメントなど頂けますと喜びます!
そこまで長くなる予定ではありませんがどうなるか。。。
そしてヴェリアムさんがだんだん暴走してきている今日この頃……笑
まぁきっと猫を被っていたのでしょう。猫だけに。謎
文字数 30,741
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.01.31
*第18回恋愛小説大賞エントリー中*
大魔導士アリエスに、隣国の騎士団長の暗殺を命じられた未熟な魔導士のエリス。
人選ミスとしか思えない密命に異議をとなえるも、師匠であるアリエスにはとりあってもらえない。これは行くしかないのか……そう腹をくくったエリスは、転移魔法により送り出される。
たどりついた浜辺の王宮(離宮)で出会ったのは、即位を控えて休暇中の王太子ジークハルト。宮廷魔導士のファリス。騎士団副団長のエンデ。そして噂の騎士団長。暗殺対象……と身構えたエリスであるが、何も知らない青年たちは非常に親切に接してくれて、日に日に暗殺どころではなくなっていって……!?
※BLを意図してはいませんが、男性キャラの距離が近いです。苦手な方はご注意下さい(タグでの注意喚起は「ブロマンス」です)。
※他サイトに公開中のものを改稿して転載中です。内容は大幅に変わりませんが、文章は全編改稿が入ります。
文字数 56,447
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.01.31
「よし、ダイヤモンドになろう」
ある日自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生していることに気付いたディアリアは、生き延びるために決意した。
ゲームの世界でのディアリアは、魔王復活の生贄となって命を落とす役割なのだ。「ふざけんなそんなのお断りだ!」と彼女はダイヤモンド(みたいな防御力)を手に入れて生き延びようと決める。
どうにか死亡フラグを回避しようと通っている学園でディアリアが藻掻いているうちに、何故かアレクサンドリート公爵と協力者になったり、ゲームの主人公クリスタルに懐かれたり、悪役令嬢ジルニアの矛先が向けられたり―――
上手くいかないことだらけな中、諦めずにディアリアが頑張る話。
※人の生死について触れる場面があるので、年齢制限は念のため入れています。
※小説家になろうにも掲載しています
文字数 44,542
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.01.25
ジョアンナには婚約者のレオハルトがいるが、妹のクリスティーンから二人が愛し合っていることを告白される。婚約破棄を父親に説得するように言えば、クリスティーンが突然ジョアンナを崖下に突き落とそうとした。しかし、足を滑らしたクリスティーンが崖下に落ちてしまう。
クリスティーンは意識不明の重体。母親には罵られ、父親にはひどく叱咤され、レオハルトからは婚約破棄を言い渡された。
何も悪いことなどしていないのに。嘆いていても、誰も助けてなどくれない。話すら聞いてもらえない。
すべてジョアンナのせいされ、妹を殺そうとしたと噂された。失意の中、嘆いていても報われることはないと知り、ジョアンナは家出を決意する。
住み込みで働く中、知り合った高位貴族のアルヴェールに会う機会が増え、惹かれていくが……。
文字数 68,656
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.01.31
「君との婚約を破棄する!」と六人目の婚約者に言われた瞬間、クリスティーナは婚約破棄の成就に思わず笑みが零れそうになった。
ヴィクトール帝国の皇女クリスティーナは、皇太子派の大きな秘密である自身の記憶喪失を隠すために、これまで国外の王族と婚約してきたが、六回婚約して六回婚約破棄をしてきた。
悪女の評判が立っていたが、戦空艇団の第三師団師団長の肩書のある彼女は生涯結婚する気はない。
それなのに兄であり皇太子のレオンハルトによって、七回目の婚約を帝国の公爵令息と結ばされてしまう。
公爵令息は世界で初めて戦空艇を開発した天才機械士シキ・ザートツェントル。けれど彼は腹黒で厄介で、さらには第三師団の副官に着任してきた。
結婚する気がないクリスティーナは七回目の婚約破棄を目指すのだが、なぜか甘い態度で接してくる上、どうやら過去の記憶にも関わっているようで……。
毎日更新、ハッピーエンドです。完結まで執筆済み。
恋愛小説大賞にエントリーしました。
文字数 87,716
最終更新日 2025.02.10
登録日 2025.01.30