現代文学 シリアス小説一覧
文字数 7,994
最終更新日 2021.11.04
登録日 2021.11.01
准看護師が正看護師を苛め支配する病院は確かに存在する。
そして人はそんな心算はないと言いつつ自覚があるのかそれとも無自覚なのだろうか。
悪意や苛めと言う行為を実に面白可笑しく愉しむ人種が存在する。
これは実際に京都の西にある病院の中で起こった現実。
人は一体どの様にして追い詰められれば自我が崩壊されていくのか。
壊れた心、眠れなくなってしまった日々の中で食事も出来ずにただただ泣いて『死にたい、ごめんなさい』と言葉として発する裏では『助かりたい!!』『助けて欲しい!!』と出口のない白い闇の中を、長い時間を掛けて彷徨う。
何もわからない状況下で初めて自分が鬱だと診断された時の安堵感。
そうしてこれからどう生きていけばいいのかわからない不安な日々。
家族と、自分自身とどう向き合えばわからない。
鬱はある日突然私の前へとその姿を現しました。
そしてこれは今より約八年前実際姫ゐな 雪乃である私の身の上に起こったリアルなお話です。
今でこそですが当時は現実と向き合えるようになるまで、とても長い年月がかかりました。
またこれは誰しも起こる得る可能性がある病なのです。
職場鬱は私の心だけでなく社会からも私個人と言う存在がある意味抹消されてしまったのです。
加害者となる者達や監督不行き届きであった病院の冷酷なまでの対応。
これが人の命を救う――――なんて信じられない現実なのです。
全ての病院がこうだとは言いませんし思いたくはありません。
でも実際に私の場合はそうだったのですから……。
当時鬱となった私には家族……実の母が誰よりもこんな私へ寄り添ってくれました。
とても大切な存在でしたが今年……1月20日の明け方に、三人の子供の見守る中安らかに旅立っていきました。
このお話を亡くなりし母へと捧げます。
そしてかなり内容は白衣の天使がいる職場にしてはかなりえぐいです。
胸糞警報発令です。
最後はじんわりです。
少し加筆修正しますね。
文字数 179,284
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.04.30
文字数 10,438
最終更新日 2021.10.15
登録日 2021.10.08
文字数 8,014
最終更新日 2021.08.08
登録日 2021.08.01
国内最大手の製薬会社「日本リーベル」が、開発した新薬「ホライゾン」
そして、この世界初の人格障害に適応した「ホライゾン」によって主人公の人格障害者である三木博也の人生は、大きく変化していく事になる。
文字数 7,718
最終更新日 2019.01.01
登録日 2018.11.17
あの日、あの海、生きる意味を教えてくれたのは彼女だった──
多くの死者がでる重大なバス事故を起こした青年、逢坂部賢悟(おおさかべけんご)
彼は静養のため全てのものを捨て、静養のため岩手県宮古市にある景勝地、浄土ヶ浜(じょうどがはま)を訪れる。
その地で彼は、白木沢帆夏(しらきさわほのか)と名乗る女子大生と出会った。彼女の母方の実家が営んでいるという民宿で滞在期間を過ごしているうちに、次第に彼女に惹かれていく自分に気がつく。
やがて恋に落ちる二人。だが、重大な事故を起こしたという重苦しい過去が、罪の十字架となって彼の肩にのしかかる。
「二年だけ、待って欲しい」
悩み抜いた末に結論をだした翌日。彼は、白木沢帆夏の驚愕の真実に触れる──。
※表紙絵はいぬちよ様からの頂きものです。
※「景勝地 浄土ヶ浜」の挿絵はファル様。「告白」の挿絵は騰成から頂いたファンアートです。ありがとうございました。
文字数 113,100
最終更新日 2019.08.22
登録日 2019.02.26
様々な問題を抱える少年少女たち。自分たちに欠けているものは何なのか、失ったものは何なのか。そして、幸せとは何なのか。その答えを探すため、破壊を続けていく。憎しみ、悲しみ、絶望を背負った彼らが、破壊の果てに導き出した答えとはー
文字数 17,999
最終更新日 2024.01.26
登録日 2023.09.16
漫画家さんが年を重ねると作品内の登場人物の表情や動きが少なくなる現象って何故なんだろう。
という疑問からできた短編です。
※全てフィクションです。特定の人物、特に特定の漫画家さんをイメージした作品ではありません。
※表現作品の価値や評価は単純に表情や動きの多い少ないだけでは決める事は出来ない物だと考えております。特定の漫画作品・作者を貶める意図はありません。
※誹謗中傷、誰かを傷付ける意図をもった文脈でこの作品を引き合いに出す行為は固くお断りします。
※念のためR15付けてます。
文字数 734
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.03.16
小学五年生の主人公村上陽一は母の年の離れた妹の叔母さんと本の話をしたり一緒にいろんな所に出かけたりする日々を送っていた。
そんな陽一にはすごく気になる場所があった。それは近所にある古いアパートとそれを見下ろすかのように立っている高台の家だ。
ある日アパートから出てきた中年男と女が封筒を受け渡しするのを見た日から全てが始まる。
陽一は近所の商店街の駄菓子屋で店番をする女の子小川悠子と高台に住む良家の娘香山仁美の二人の少女と知り合いになる。
やがて陽一は小川悠子が義父から虐待を受けていることを知るがどうすることもできないでいた。物語は進み、陽一は二人の少女に隠された秘密を知ることになる。
陽一を温かく見守り支えてくれる叔母さんとの会話や出来事を通して陽一自身が次第に成長し、二人の少女の秘密と叔母さんとの関係がリンクする。
町の人々の今まで見えていなかった部分が見えはじめ、全てが繋がり奇跡が訪れる時、陽一は誰が本当に好きなのかに気づく。
【シリーズ小説の時系列】
春 「遠野静子の憂鬱」
↓ ↓
夏「水を守る」
↓
秋「水の行方」
↓ ↓
冬「水をすくう」 「長田多香子の憂鬱」
文字数 105,124
最終更新日 2019.05.16
登録日 2019.04.17
とある会社に勤める二人の女性。
地味で弱気な田中さん。
派手で強気な剣持さん。
彼女たちが着る「勝負下着」とは、どんなものなのか。どうして着るのか。
その本音を、少しだけのぞいて見ませんか。
文字数 10,089
最終更新日 2023.01.02
登録日 2023.01.02
生きているのが辛い。 けれど死ぬのは怖い。
そんな僕は、いつの間にか無人のホームに立っていた。 謎の黒服案内人と巡る、不思議な列車での優しい短編物語。
文字数 11,545
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.11.14
繰り返さないと印象には残らない。繰り返すと意味が薄れてしまう。それでも日々は繰り返される。
文字数 1,750
最終更新日 2021.01.12
登録日 2021.01.12
孤独な彼女の哀しい諦めはやがてひとつの結論へと向かっていく...。これは「ウチ」が自らの心情を綴る独白の記録。
10年以上前に書き上げ、己の恥部だと思いお蔵入りにしていた小品(短編小説)の数々を、思うところあって投稿しようシリーズ(自分で勝手にやっているだけ...)第二弾。
これは、当時、同じテーマでいくつか書いた内の一篇です。短編というより「断片」のようなものです。ですので、正直これだけだと「誰が読むねん」という感じなのですが、そこはご愛敬という事でご勘弁ください。
ハッキリ言ってウェブ小説にも合わないと思いますが、よろしければご覧になっていただければ幸いです。
というわけで、長々と失礼しました。
読んでいただいた方に、ほんの少しでも何かが伝われば、作者として幸甚の極みです。
文字数 5,323
最終更新日 2022.08.22
登録日 2022.08.16
骨折はもう治ってるはずなのに、茜はまだ退院できずにいる。そして自分の周りで起こるおかしな出来事。
あなたにこの結末が予想できましたか?
文字数 2,213
最終更新日 2021.01.15
登録日 2021.01.15
渡良瀬一歩は死が見える。
すべての人の頭の上には数字があって、それは余命を表すものだった。
多くの人は六桁。年数と、日数。
そして、渡良瀬の父の余命は、すでに10年を切っていた。
父を救うため、少年は余命が目前に迫ったクラスメイトに接触する。
余命の改変のために――
死を見える少年は、余命という運命にあらがうためにもがき続ける。
文字数 20,273
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.02.11
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