ライト文芸 現代 小説一覧
1
地元に戻った元プロ野球選手・九十九晴臣は、もう野球に関わるつもりはなかった。
だが、妹に連れて行かれたグラウンドで出会ったのは、三人だけの女子ジュニア野球チーム。そこにいたのは、遅い球しか投げられない投手、打席が怖い捕手、ただ思いきり振りたいだけの少女たちだった。
やがて集まった九人は、誰もが弱点を抱えている。
けれど大会には、全員を試合に出さなければならないルールがある。
一番下手な子にも、必ず打席は回ってくる。
ならば弱さを切り捨てるのではなく、勝つための形に変えればいい。
小さなチームと、最後の一打席へ向かう女子野球青春群像劇。
文字数 37,841
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.17
2
五匹の猫とひとつの家族が紡ぐ、静かであたたかな物語です。
語り手は猫たち。そして、彼らと過ごす家族。
それぞれの視点から語られる日々は、時に切なく、時に可笑しく、そしてどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。
家に満ちる気配。
玄関を開けた瞬間のあかり。
猫たちが見てきた家族の姿。
そのすべてが、そっと読者の胸に灯るように描かれています。
猫と暮らすということは、ただ一緒にいるだけではなく、
“その家に流れる時間を分け合うこと”なのだと、気づかせてくれる物語です。
読み終えたあと、あなたの家にも、きっと小さな“あかり”が灯るはずです。
文字数 19,651
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.24
3
「さり気ない日常の風景と私のプチ幸せポイントを雑多ですが、集めてみました。くつろぎのひとときになれば幸いです」by 桜子。
この日記風投稿小説の読者Xは、桜子の正体に気付く。
一方、読者Xの存在すら知らない作者。
作品をきっかけにして 作者実名:葵と 読者X実名:優 のリアルの 付き合いも すすんでゆく。
また 葵の姉:咲子の存在が 葵の日常を 惑わせてゆく。
葵の姉 咲子 は 何者なのか?
姉弟は 同じ家庭環境 同じ両親のもと 普通に育てられた。中流上の家計、高校までは公立に通った。常識的凡人の弟、非常識偉そうな姉、両親は同じように育てたつもりなのに。
*ばらばらピースを集めたら、どんな絵になるのか 筆者自身も迷走中のため、公開済み分も 随時加筆訂正がありまので、若干ストレスを感じることもあるかと思いますが、ご容赦願います。
*お読みいただいていますこと、心より感謝申し上げます。
*ストーリー展開紆余曲折で すみません。内容紹介文も 修正追記をご容赦ください。
文字数 24,284
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.03.27
4
幼馴染の少女・吉田葉月(よしだはづき)に密かに恋をしていた高校生、当馬響司(とうまきょうじ)。
ある日、葉月から告げられたのは
「私、沢くんのこと好きになっちゃったんだ。協力してくれない?」
という言葉だった。
告白する機会がないまま、響司の初恋は終わりを迎える。
友情を壊したくない。
考えた末、響司は親友・沢須直(さわすなお)と葉月の恋を後押しする。
響司、葉月、沢、そして沢の幼馴染・安倍華音(あべかのん)の四人でダブルデートすることになり、響司は気づく。
華音もまた、沢に恋をしていた。
そして、すべてを察していた。
本当の気持ちを隠すため、沢と葉月の恋路の邪魔者になってしまわぬように
響司と華音は『嘘の恋人』になる。
恋人を演じる中で、ふたりはしだいに惹かれ合っていく。
失恋した響司と失恋した華音が『嘘の恋人』になる。
これは、湘南を舞台に当て馬同士が紡ぐ、嘘から始まる物語。
4月中は毎週木曜更新
5月は毎日1〜3回更新、本編は5月22日完結予定、後日談は5月25日に完結します。
小説家になろう、pixivでも連載しています。
*なろう版タイトル
当て馬の矜持 ー嘘吐きな僕らの協奏曲(コンチェルト)ー
サブタイトルが違うだけで中身は同じです。
文字数 79,221
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.03.27
5
41歳。
私は、結婚を“数字”で決めようとしている。
年収、安定、将来性。
条件は揃っている。だから、間違いないはずだった。
そんなある日。
婚活の帰り道で、ひとりの少年と出会う。
小学五年生のその子は、なぜか私を見て――泣いた。
「やっと会えた」
そう言われた瞬間、胸の奥がざわついた。
理由はわからない。けれど、どこか懐かしい。
その子の父親とも出会う。
数字では選ばないはずの人なのに、なぜか一緒にいると落ち着いてしまう。
正しい選択をしたいだけなのに。
どうして、こんなにも揺れるのだろう。
――これは、数字では測れなかった感情の話。
文字数 60,667
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.04.29
6
7
8
【全4話完結】
毎日を無気力に過ごしていた、とある女子中学生。彼女が4か月に渡って書いた日記の内容を、そのまま載せるだけのお話です。
4か月といっても、多感で変化の多いお年頃。日記を書き続けたことで、彼女にどんな変化が起こったのでしょうか?ぜひ覗いてみてください。
文字数 728
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.05.23
9
文字数 124,681
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.05.23
10
文字数 101,200
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.04.01
11
魔法司書とは本をエーテルと呼ばれる物質に分解し、再び本の形に再構成する技術を持った図書館司書のことである。
若き魔法司書トワは、相棒である本のイツカと猫のデューイと共に、北欧ノルウェーのオルラトル町立図書館へ魔法司書の研修にやってきた。
その真の目的は、九年前の事故で本の姿になってしまったイツカを、元の人間の姿に戻す手掛かりとなる「神の目録」を探すためであった。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。
※「小説家になろう」「カクヨム」でも連載中。
文字数 92,279
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.04.27
12
【挫折しかけた夢追い人たちの、選択と決意のファンタジー】
大学を卒業して就職したばかりの僕は、仕事が合わず入社半年で心を壊しかけてしまう。
やがて会社を休職し、親戚の住む南の離島で療養することになった僕。
せっかく人生に前向きになるきっかけを手に入れたはずなのに、島へと向かう途中、連絡船の上で突然聞こえた謎の声に誘われるようにして、海へと落ちてしまう。
漂着した先で目覚めると、僕は、仏さまみたいに優しいオバアが営む民宿まるはなにいた。
そこは、個性豊かなお客さんたちが宿泊する、優しく温かな場所。
けれど宿泊客は皆、何やら訳ありで……。
才能が花として顕現する不思議な南国で。
一度は挫折しかけた夢追い人たちの、選択と決意の物語。
文字数 98,445
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.04.19
13
16
――「私を抱いて」 ―― そうしたら……もう少しだけ、生きられるから。
一石宏人は平凡であることを憂いていた。周囲の人間は成功しているのに、同様に努力しているはずの自分は報われない。その気持ちを吐き出すこともできず、ただ逃げたいと思う日々を過ごしていた。
ある夜、ネオンが花畑のように輝く街中で、蝶のように色気を放って周囲を魅了する、混沌とした黒い瞳の女性に目を奪われた。
再会は早かった。蛾のように邪険にされ、いじめられている同級生こそがその彼女だったのだ。
文字数 117,749
最終更新日 2026.05.21
登録日 2026.04.30
17
18
文字数 1,022,469
最終更新日 2026.05.21
登録日 2025.01.26
19
20
彼氏と別れ、「自分は面倒くさい人間だ」と泣いた皐月。
そんな皐月に向けて、10年間ずっと一緒にいた私は、皐月の好きなところをひとつずつ手紙に書いていく。
強くて、面倒くさくて、まっすぐで、不器用な皐月へ。
これは、誰よりも近くで皐月を見てきた私から贈る、ラブレター。
文字数 2,918
最終更新日 2026.05.20
登録日 2026.05.20
21
1000文字固定で作品を公開しています。
思いつくまま書いておりますので、ジャンルに決まりはございません。
原則「毎週火曜日 21:00」に更新します。
ぜひお楽しみください!
※本サイトの他に「小説家になろう」「カクヨム」でも公開しております。
Vol.1はこちらから
https://www.alphapolis.co.jp/novel/305608041/57865084
文字数 17,000
最終更新日 2026.05.19
登録日 2026.01.27
22
文字数 1,616
最終更新日 2026.05.19
登録日 2026.05.19
23
道徳ねぇ。それを言うなら……まず息子に教えればよかったのに。
専業主婦から離婚を経てワーキングマザーとなった涼江の帰宅を置き配の段ボール箱が迎える。送り主は元姑。中には、過去に囚われ続ける人たちからの道徳を説く『贈り物』――涼江は子どもたちとそれを「イヤゲモノ」と呼ぶ。
届いたものは仕方ない。けれど手元に残すのは、受け手が本当にいいと思ったものだけでいい。新しい街で、子どもたちは少しずつ自分の世界を選び始める。学童で出会った若き研究者、教えること、教わること。そして、母と子と――もうひとり。
かつて『妻』だった女が『母』として、息子と娘とともに、幸せな未来を選び取っていく物語。
------
作中の技術的なことはゆるふわファンタジー。
作り話です。
他サイトにも投稿します。
以前投稿した小説を改題・改稿して投稿しています。
文字数 22,234
最終更新日 2026.05.19
登録日 2025.06.28
24
もし、未来のあなたから、未来の成功への道筋が書かれた一冊の本が送られてきたら?
40代になった男は、過去の自分に人生のノウハウをまとめた本を送った。順風満帆な未来を歩んでほしいと願って。
一方、20年前の彼は、その本を手に取り、書かれている通りに人生を歩み始める。
未来の自分が記した“正解”の通りに進むことで、彼は驚くほどのスピードで成長を遂げていく。
しかし、やがて彼は気づく。
この本は、本当に自分が望む未来なのか?
そして、成功の裏に隠された、もう一つの真実とは……。
「きらびやかな成功」と「自分らしい人生」。
二つの未来が交差するとき、彼は何を選び、何を手にするのか。
この物語は、誰かの模範となる成功体験ではなく、あなた自身の人生を見つけ出すための、もう一つの「エール」となる。
文字数 74,935
最終更新日 2026.05.19
登録日 2025.09.08
25
26
「……なんでこうなった??」
チェスがしたかっただけなのに、いつの間にか反社会勢力のボスに祀りあげられ、暴力団やテロ組織と対決することになる男子高校生の話。
戦犯は上手く動かない表情筋と口である。
****
2023/07/17本編完結しました。
ちまちま番外編あげる予定です。
【注意】勘違いの関係で視点がよく変わります。
見直していますが誤字脱字やりがちです。
第8回ライト文芸大賞にて最高順位が22位、最終順位33位でした。投票して下さった読者の皆様本当にありがとうございます!
(2025年6月5日)
文字数 267,755
最終更新日 2026.05.18
登録日 2020.01.02
27
次の生存戦略は沈みゆく豪華客船!
浅野陽歌は養父母の死後、姉夫婦に引き取られたが虐待を受ける日々だった。
自らの命を守るため、ついに姉夫婦を殺害した陽歌。その後に出会った『まともな大人たち』に嘘を吐き続ける罪悪感も一旦ケジメをつけたのだが、彼の生存戦略は終わらない。
ひょんなことから豪華客船『ピースメイン号』に搭乗した陽歌は、様々な出会いを通じて世界の広さを知る。しかしピースメイン号には一つの脅威が迫っていた…。
文字数 170,248
最終更新日 2026.05.18
登録日 2021.04.30
28
29
番外編は時系列順ではありません。
次回更新予定日 5/24 21:00頃
5/16『過渡(かと)の風 4』(全5話予定)
惣領貴之が刑務所を出所後の話です。
4/8『神話の国の白い猫 4』(全4話)
みふゆと京司朗が出会う前の、京司朗の話です。
R8 1/13 『ネコおどり大賞』
R7 12/30 『プレゼント5,6』(結局全6話になりました)
11/13『日常のひとこま』再公開
08/22 『大きな栗の木の下で』全3話
-本編大まかなあらすじ-
*青木みふゆは23歳。両親も妹も失ってしまったみふゆは一人暮らしで、花屋の堀内花壇の支店と本店に勤めている。花の仕事は好きで楽しいが、本店勤務時は事務を任されている二つ年上の林香苗に妬まれ嫌がらせを受けている。嫌がらせは徐々に増え、辟易しているみふゆは転職も思案中。
林香苗は堀内花壇社長の愛人でありながら、店のお得意様の、裏社会組織も持つといわれる惣領家の当主・惣領貴之がみふゆを気に入ってかわいがっているのを妬んでいるのだ。
そして、惣領貴之の懐刀とされる若頭・仙道京司朗も海外から帰国。みふゆが貴之に取り入ろうとしているのではないかと、京司朗から疑いをかけられる。
みふゆは自分の微妙な立場に悩みつつも、惣領貴之との親交を深め養女となるが、ある日予知をきっかけに高熱を出し年齢を退行させてゆくことになる。みふゆの心は子供に戻っていってしまう。
令和5年11/11更新内容(最終回)
*199. (2)
*200. ロンド~踊る命~ -17- (1)~(6)
*エピローグ ロンド~廻る命~
本編最終回です。200話の一部を199.(2)にしたため、199.(2)から最終話シリーズになりました。
※この物語はフィクションです。実在する団体・企業・人物とはなんら関係ありません。架空の町が舞台です。
現在の関連作品
『邪眼の娘』更新 令和7年1/25
『月光に咲く花』(ショートショート)
以上2作品はみふゆの母親・水無瀬礼夏(青木礼夏)の物語。
『恋人はメリーさん』(主人公は京司朗の後輩・東雲結)
『繚乱ロンド』の元になった2作品
『花物語』に入っている『カサブランカ・ダディ(全五話)』『花冠はタンポポで(ショートショート)』
文字数 595,704
最終更新日 2026.05.16
登録日 2021.07.04
30
文字数 36,693
最終更新日 2026.05.15
登録日 2026.04.01
31
世界を熱狂させる正体不明の天才作曲家。その正体は、俺の服の裾を掴んで離さない、重度の引きこもりな実の妹だった。
ネットの深淵から現れ、既存の音楽シーンを破壊し尽くしたユニット「リリカル・ノイズ」。
楽曲制作の全てを担う妹の玲音は、俺が隣にいないと音の一片さえ生み出せない。
俺の体温、俺の匂い、俺が耳元で囁く肯定の言葉。
それら全てを燃料にして、彼女は世界を塗り替える音を吐き出していく。
「……兄さんがいないと。私、息も、できないから」
そんな繊細すぎる彼女に届いた、国内最大級の音楽フェスへのメインステージ出演オファー。
数万人の観衆、降り注ぐ視線、ステージという名の魔物。
硝子細工の心を持つ天才を守れるのは、元バンドマンの兄である俺だけだ。
才能は神の領域。けれど、心は俺への依存で形を保っている。
これは、一歩も外に出られなかった少女が、兄という唯一の停泊地に縋りつきながら、世界をその足元に跪かせる物語。
二人の音が重なる時、世界は初めて、彼女の孤独という名の「猛毒」を知ることになる。
文字数 84,883
最終更新日 2026.05.14
登録日 2026.03.25
32
文字数 13,333
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.30
33
作者の蔵屋日唱です。
この物語をライトに楽しんで頂く為に登場人物をご紹介致します。
登場人物ご紹介:
主人公
目黒文也 28歳 万年ヒラ社員 社長令嬢の美波と結婚。
佐野蓮 20歳 双子。優斗と双子である。
責任感は人一倍強い。頭は良く神戸大学経済学部の学生である。
佐野優斗 20歳 双子
兄の蓮と性格はまったく違う。頭は悪く、甲南大学経済学部の学生である。不良の友人が多く、いつも喧嘩をして、警察の厄介になっている。
佐野美波 25歳。神戸女学院大学家政学部を優秀な成績で卒業した才女でくある、
佐野遥 17歳 神戸女学院高校に通う。
根っからの|クリスチャン《Christian》である。
佐野蒼太 父 レジーナ不動産社長。
佐野すず 母 蒼太の妻である。
島倉隆史 常務 関西学院大学商学部卒業。
生粋の日本神道信仰者である。
森理恵 社長秘書 文也と愛人関係にある。
進藤匠海 大学医学部教授 文也の親友である。
永野愛 教授秘書 進藤教授の秘書である。
平野大志 文也の友人 ミナミの反社会的組織の幹部である。
(あらすじ)
大阪北摂地区の高級住宅街にある会社の所有するマンションがあった。建物の構造は、鉄筋コンクリート造り、7階建、1 階は商業施設、2階は貸事務所、3階はスポーツクラブ、4階から6階は社宅、7階は社長、常務など経営陣の所有物件。
この会社は不動産業を営むレジーナ不動産である。非上場のため、発表している決算内容は信頼できない。
資本金 8000万円
売上高 1000億円
経常利益 55億円
純利益 10億円
従業員数 1200名(うち正社員数 1100名)
この物語はフィクションです。
この物語に登場する人物、団体等実在していても、一切関係ありません。
文字数 31,871
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.24
34
35
36
37
夜の商店街。明かりが灯れば、そこは「幸福(シンフー)」への入り口。
限界を越えた残業帰り、あやめが出会ったのは中華服を纏った長身の美青年・シェン。
彼の出す料理はどれも絶品。なのに、お会計は一律「330円」。
「ワタシは適当で身勝手な男ヨ」と笑うシェンだが、彼がこの場所で安すぎる料理を出し続けるのには、ある切ない過去があった……。
彼の優しさに触れ、少しずつ前を向き始めるあやめ。
しかし、再び職場での理不尽な要求が彼女を襲う。
330円の定食と、お節介な店主との「相談の練習」。
お腹も心もいっぱいになる、最高の中華料理店、本日も21時過ぎに営業中!
文字数 81,798
最終更新日 2026.05.08
登録日 2026.04.18
38
四十歳。病院で栄養士として働く私は、ずっと「普通」に合わせて生きてきた。
ある日、聞こえるはずのない声が、はっきりと私を呼んだ。
――「行かなければならない場所がある」
示されたのは、地図にも理由にも載っていない、小さな町の名前。
半ば衝動のまま旅に出た私は、各地で生きづらさを抱えた人々と出会っていく。誰にも言えない痛み、居場所のなさ、それでも続いていく日々。旅を重ねるうちに、私は少しずつ気づいていく。
「見えてはいけないもの」を見ているこの感覚が、ただの間違いではないのかもしれない、と。
これは、壊れかけた心を抱えたひとりの女性が、幻とともに歩きながら、自分の見ている世界を受け取っていく、静かな再生のロードノベルである。
***
表紙画像のみAIを使用しました。
文字数 13,960
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.04.25
39
「俺たちは、ずっと最高の親友だよな?」
あの日、俺が無邪気に笑って言ったその一言が、すべてを終わらせる合図だった。
幼馴染の美少女4人。
清純で、優しくて、俺のことを誰より理解してくれている自慢の友人たち。
だが、俺が「親友」という言葉を口にした瞬間、彼女たちの瞳から光が消えた。
壊れたのは、俺か。それとも、彼女たちか。
「……うん、そうだね。ずっと、ずっと、一生離れない親友だよ」
微笑む彼女たちの背後で、俺を飼い殺すための檻が完成していく。
友情という名の甘い仮面の下で煮えくり返る、逃げ場のない執着包囲網。
一度足を踏み入れれば、もう二度と外の世界には戻れない。
これは、無自覚に彼女たちを絶望させた俺と、
愛という名の呪縛で俺を閉じ込めようとする、手遅れな4人の美少女たちの物語。
文字数 110,806
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.03.11
40
退職代行「岐路」
退職も転職も、人生の分岐点です。
私たち「岐路」は、依頼者さま一人ひとりに寄り添う退職支援サービスです。
退職のご連絡代行はもちろん、休職・異動・人事面談に向けた準備、申入れ文面の整理、必要事項の確認など、「辞める」だけでは終わらない選択のサポートも行っています。
新入社員の雨宮ひなが入社したのは、そんな少し変わった退職代行会社でした。
「もう無理です」と相談に来る人たちの言葉は、必ずしもそのまま“退職”を意味しているわけではありません。
会社を辞めたいのか。今の働き方を変えたいのか。人間関係から離れたいのか。
それとも、ただ少し休まなければ壊れてしまうのか。
これは、退職を代行する会社の物語であり、
人生の分岐点で立ち止まった人たちが、自分の選択を取り戻していく物語です。
文字数 51,981
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.10