ライト文芸 純愛小説一覧
失恋した時に読んで欲しい物語です。
高等専門学校が舞台の王道純愛青春ラブストーリーです。
第一章(主人公の水樹が入学するまで)と第二章(水樹が1年生から3年生まで)と第三章と第四章(4年生、5年生とその後)とで構成されています。主人公の女の子は同じですが、主に登場する男性が異なります。
主人公は水樹なのですが、それ以外の登場人物もよく登場します。
失恋して涙が止まらない時に、一緒に泣いてあげたいです。
文字数 246,203
最終更新日 2022.02.27
登録日 2021.05.25
「やあ、初めまして。君のためのサンタです」
空から降ってきた、奇跡みたいにきれいな男の人は、そんな夢みたいなことを、言った。
◆自称サンタの不審者と過ごす、一夜の話。
文字数 5,116
最終更新日 2021.12.24
登録日 2021.12.24
“少しずつ視野が狭くなってゆく”という病を
高校生の時に発症した純一は、多少の生きづらさ
を感じながらも、普通の人と同じように日々を
過ごしていた。
ある日の仕事帰り、自転車でのんびりと住宅街
を走っていた時に、ふとした油断から通行人の女性
にぶつかってしまう。慌てて自転車から降り、転ば
せてしまった女性の顔を覗き込めば、乱れた髪の
隙間から“補聴器”が見えた。幸い、彼女は軽く膝を
擦りむいただけだったが、責任を感じた純一は名刺
を渡し、彼女を自宅まで送り届ける。
----もう、会うこともないだろう。
別れ際にそう思った純一の胸は、チクリと痛みを
覚えていたのだけれど……。
見えていた世界を少しずつ失ってゆく苦しみと、
生まれつき音のない世界を生きている苦しみ。
異なる障がいを持つ二人が恋を見つけてゆく、
ハートフルラブストーリー。
※第4回ほっこり、じんわり大賞
~涙じんわり賞受賞作品~
☆温かなご感想や応援、ありがとうございました!
心から感謝いたします。
※この物語はフィクションです。作中に登場する
人物や団体は実在しません。
※表紙の画像は友人M.H様から頂いたものを、
本人の許可を得て使用しています。
※作中の画像は、フリー画像のフォトACから選んだ
ものを使用しています。
《参考文献・資料》
・こころの耳---伝えたい。だからあきらめない。
=早瀬 久美:講談社
・与えられたこの道で---聴覚障害者として私が
生きた日々=若林静子:吉備人出版
・難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/196
・https://koikeganka.com/news/oshirase/sick/4425
文字数 114,937
最終更新日 2021.08.29
登録日 2021.07.22
いつも、『ダメ』な『アナタ』…。
『空気を読まない』し、『卑怯』だし、『嫌味』だし、
もう、ホント、言葉が全然追い付かないくらいに『ダメ』な『アナタ』…。
ホントに『最低』で『大嫌い』…。
そんな『アナタ』に伝える……『本当』の『想い』…。
この『想い』が…『アナタ』との『世界』を『彩る』から…。
文字数 4,282
最終更新日 2021.04.20
登録日 2021.04.20
日本人の男性は、昔から、みんな、
女性は、『大和撫子』とかの、
『態度や表情が穏やかで、容姿端麗、清楚で言葉使いが美しく、男性を立てるような女性が一番』
とか言うし、
「『大和撫子』な女性だったら、モテるんだろうなぁ…。」
とか、みんなが言うけど、
『大和撫子』な娘にだって、悩みはあるんだよ?
『穏やか』で、『清楚』で、『柔らかい』、
まさに…『大和撫子』な主人公の……『一大決心』…ッ!
ガンバれ! ファイトだ!
『大和撫子』っ娘…ッ!
この『努力』が……『恋』の実を結ぶと信じて…ッ!
文字数 1,039
最終更新日 2021.04.20
登録日 2021.04.20
中学校の頃に気になっていた男の子が、成人式に来なかった。
まだ窮屈なカーストの残る、居心地の悪い同窓会。
そこに現れた『王子様』は、昔とは違う匂いをさせた大人になっていた。
「20歳っていうのは、権利と義務と、ほんの少しの自由を得ただけの子供なんだよ」
「もうわたしたちは中学生じゃない。大人。ワガママになっていいってこと」
今夜のシンデレラは誰だったのだろう。
文字数 16,200
最終更新日 2021.04.12
登録日 2021.04.12
ーー女王が最初から最後まで愛したのは、たった2度会っただけの騎士だったーー
遥か遥か、遥か遠い昔のとある時代。
シェバ国の女王『セイル』は、敵国のスパイだった側近に刃を向けられる。
愛する国が崩壊していく時、
幼かった頃ひと時だけ言葉を交わした、そしてその後手紙を交わし続けた少年『ナジュム』が、青年騎士となって彼女の前に現れる。
崩壊していく景色達と変化していく民の心。
絶望と希望を同時に与えられながら死に向かっていく時、女王は何を想ったのか。
ーー女王の息子が逃げた先、エレム国でしか詳細な記録が残されていないシェバの女王。
栄華を極めたのち悲劇と謎に包まれた女王の葛藤と真実の記録。
そして、一人の女性が変わらない愛を知るまでの物語。
※数年前に見た鮮明な夢を元に書いています。
(紀元前5~10世紀頃モデル)
文字数 116,214
最終更新日 2021.04.02
登録日 2021.02.23
それは、きっと、運命の歯車が狂っただけ。
純粋な子供の頃から惹かれ合っていた二人は、残酷な運命の波にのまれて、離れ離れになってしまう。
それもまた運命の悪戯…
二十五歳の春、 平凡な日々を一生懸命過ごしている私の目の前に、彼は現れた。
私の勤める区役所の大きな古時計の前で、彼は私を見つけた…
文字数 118,462
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.04.21
特別なことなんて何もいらないし、望まない。
みんなみたいに「普通」に生きていきたいだけなのに、私は、小さな頃からみんなみたいに上手に生きられないダメな人間だった。
どうしたら、みんなみたいに上手に生きられますか……?
一言でいい、嘘でもいい。
「がんばったね」
「大丈夫、そのままの君でいいんだよ」
誰かにそう言ってもらいたい、認めてもらいたいだけなのに。
私も、彼も、彼女も、それから君も、
みんなみたいに上手に生きられない。
「普通に生きる」って、簡単なようで、実はすごく難しいね。
2020.04.30〜2020.05.15 完結
どこにでもいる普通の高校生、であろうとする女の子と男の子の物語です。
絵:子兎。さま
文字数 92,901
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.04.30
学校を辞めた。
なんだか海が見たくなって、
10月の海へとやってきた。
——押し寄せる罪悪感を必死に拭おうとしても
なかなか消えてくれなくて……。
わたしは絶望の淵にいた。
そんな時、キミに出会ったの。
強引で
お調子者で
チャラ男くんなキミだけど。
その底抜けの明るさに、
わたしは救われたんだ——。
✳︎
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「逃げるなよ」
「俺……歌奈が好きすぎてヤバい」
「泣くとか卑怯……。どれだけ俺をドキドキさせれば気が済むんだよ」
✳︎
わたしの全てを受け入れてくれたキミ。
楠 恵次、19歳。
Keiji Kusunoki
×
「ナンパなチャラ男くんには興味ありません」
「なんで⁇ わたしっ最低なことしたんだよ——‼︎」
「恵次……。好きだよぉ」
✳︎
不器用で甘えベタなキミ。
響 歌奈、17歳。
Utana Hibiki
✳︎
✳︎
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甘く切ない、
純愛ストーリー……。
文字数 2,038
最終更新日 2020.04.25
登録日 2020.04.25
山奥のその小さなアトリエには、毎日、多くの人が訪れる。そこに展示されているものは、絵とは思えないほどに美しく輝いていて……でも何処か、哀しくって。それが観る人々の心を突き動かす。
中でも目を惹くのは金髪で青い瞳の女性の絵。青々とした森の中、白い歯を見せる彼女、木苺のカゴを抱える彼女、裸体でベッドに腰掛ける彼女……。それはまるで、生命を燃やしているかのように輝いていて、誰もの目を吸い寄せた。
特に、椅子の前に立てかけられたままのそのキャンバス……碧い月の下で手を繋いで微笑み合う男女の絵。『永遠』を手にしたその二人は非常に安らかで優しく、温かで……それを観る人は皆、涙した。
名もなき沢山の絵が展示された持ち主のない……だけれども、まるで月の輝きのように『永遠』を感じさせるそのアトリエは、『碧い月』と名付けられたのだった。
文字数 10,521
最終更新日 2020.04.21
登録日 2020.01.10
文字数 11,274
最終更新日 2020.03.22
登録日 2020.03.22
妹と兄は小さい頃から一緒でした。
妹と兄は小さい頃から仲良しでした。
妹と兄は小さい頃から愛し合っていました。
妹と兄は小さい頃から将来を誓い合っていました。
年頃になった子供達に両親が言います。
「二人とも中学生なんだから、一緒にお風呂に入ったり、一緒にベッドで寝たりするのは、そろそろ止めなさい」
年頃になった兄が妹に言います。
「僕達が結婚できないのは、僕達の血が繋がっているからだよ」
でも妹は諦めませんでした。
「じゃあ、血の繋がりを無くしてしまえばいいんだね」
これは妹が兄と結婚するために頑張る純愛の物語です。
文字数 60,106
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.06.01
予想外の恋。
それは、twitterで見付けた一枚のイラスト。
顔も知らない君に、僕は恋をした。
生まれつき身体の弱かった僕は入退院の繰り返しで、学校もまともに通えず友達と呼べる存在も少なかった。
だから、当然恋人と呼べる人もいない。
恋というものは、自分には無縁だと思っていた。
だって僕は、いつまで生きられるか分からないのだから……。
暫くそのイラストを眺めて、”いいね!”ボタンを押すと、その人のページにいって、さっと覗いて……。気付いたら、フォローしてた。
相互フォローとかも、期待してなかったし。この時は、コメントとか書いたりメッセージする気もなかった。
ただ、またそのイラストを見たいと思ったんだ。
それだけ。
それだけだったのに……。
君がフォローを返してくれた瞬間。閉ざしていた窓が開いて、風が駆け抜けて、光が射して、真っ暗闇に閉じ込もって居た僕を照らしてくれたような気がしたんだ。
毎日朝を迎えられる喜び、Twitterを通じて会える幸せ、当たり前の日々を愛おしいと思わせてくれたのは、君でした。
2019年3月30日(土)
投稿・連載開始
丁寧に書き上げたい作品なので亀更新かも知れませんが、よろしくお願いしますm(__)m
文字数 6,872
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.03.30
~以後不定期更新となります~
両親が他界して引き取られた先で受けた神海恭子の絶望的な半年間。
「……おじさん」
主人公、独身男の会社員(32歳)渡辺純一は、血の繋がりこそはないものの、家族同然に接してきた恭子の惨状をみて、無意識に言葉を発する。
「俺の所に来ないか?」
会社の同僚や学校の先生、親友とか友達などをみんな巻き込んで物語が大きく動く2人のハートフル・コメディ。
2人に訪れる結末は如何に!?
文字数 286,031
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.03.01
その夏、俺は初めて本気の恋をした。だぶん、一生で一度の本気の恋を――。平凡なサラリーマン生活を送る俺の生き方を変えたのは、初恋の人との再会だった。
初恋の女性との再会から始まる、ひと夏の切ない恋と友情と別れの物語。
★基本的に主人公・佐々木浩二(25)視点ですが、三池陽花(25)視点のエピソード『陽花の回想録』が交互に入ります。
★ライト文芸コンテスト応募用の完全新作です。
書下ろしのため亀更新ですが、完結目指して頑張りますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。^^
感想等ありましたら、お気軽に書き込みいただけると大変励みになります。
文字数 27,763
最終更新日 2019.04.20
登録日 2019.03.31
どうしても忘れられない光景がある。社会人になっても恋人が出来ても、忘れられないもの。心の奥に残る微かな痛みを抱えたまま、今年も又、忘れられない夏が訪れる――。25歳のOL・亜弓には、忘れられない光景があった。それは高三の夏祭りの夜の出来事――。年上の恋人と初恋の人。気の置けない従弟と親友。恋と友情。様々な想いの狭間で揺れ動く、OL視点の恋と友情の物語。
★2019/04/4 連載開始
★2019/04/17 完結
★2022/4 ライト文芸大賞にエントリーしました。
★6万文字ほどの中編です。短い連載になるかと思いますが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
★今作の主人公・亜弓のいとこの浩二視点の物語『ひまわり~この夏、君がくれたもの~』も同時連載中です。そちらは、浩二と陽花のラブストーリーになっていますので、よろしければ覗いてみてください。
文字数 62,891
最終更新日 2019.04.17
登録日 2019.04.04
文字数 5,275
最終更新日 2019.02.22
登録日 2019.02.22
※冒頭に残酷描写があります。タグをご確認ください。
女性ばかりを狙った連続猟奇殺人事件。その犯人の自宅に踏み込んだ樋口刑事は、行方不明の少女、朝比奈菜緒の姿を探すが、そこに彼女の姿はなかった。部屋に残された大量の血痕は誰のものなのか。
大学2年の夏の終わり、佐伯ナオユキは凄惨な交通事故を目撃し、一人の少女を救助した。彼女の命を救う為に大量の血を提供した彼は、やがて彼女に惹かれていく。
これは、あるひとりの連続猟奇殺人犯が、その犯行に至るまでの物語。
文字数 42,827
最終更新日 2018.04.11
登録日 2018.03.31
町に伝わる伝承と現象に翻弄される市井の人々の、優しくも悲しい物語。
死者がプシュケとなって戻ってくる――そんな言い伝えが残る海辺の町での物語。
記憶をなくして倒れていた少女はキースという商人の青年に拾われる。
少女は彼にサンドラという名を与えられ、
記憶が戻るまで部屋を借り、彼の店を手伝うことにする。
ところが、ドジでおっちょこちょいな性格が災いして失敗続き。
しかしそれを叱ることなく優しく接してくれるキースに
サンドラは次第に彼への想いを募らせていく。
そんな彼女の想いを察するキースであったが、
受け入れることのできない理由が彼にはあって……。
※pixivにも掲載中
文字数 73,323
最終更新日 2017.06.12
登録日 2017.05.17