和風ファンタジー 小説一覧

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怪異祓いの晴々堂 〜売られかけた娘と、美しすぎる術師の明治奇譚〜

明治十三年、東京。 吉原に売られかけた没落士族の娘・菊子には、人に言えない秘密があった。 幼い頃から、妖怪や怪異が「視えて」しまうのだ。 逃げ出した夜の石畳で出会ったのは、怪異か人か判じかねる美しい男。 晴々堂・士御門晴之助。怪異祓い、承りますと看板を掲げる術師だった。 「手伝うなら飯くらい食わせてやりますよ」 心を殺して生きてきた。感じなければ、傷つかない。 けれど怪異と向き合うたびに、誰かの痛みが、誰かの想いが、凍えた胸に触れてくる。 怪異と美味しい飯と、少しの涙。 文明開化の光が届かぬ夜の路地で、今日も依頼が舞い込む。
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観世音寺に龍は昇る

【完結短編】 季節は秋。 主人公である中学3年の【前田龍之介(まえだりゅうのすけ)】は、京都から福岡の太宰府天満宮の地に修学旅行に来ていた。 自由時間に彼女の【清岡亜子(きよおか あこ)】と共に、観世音寺にある太宰府政庁跡をブラリとデートをかねて探索する龍之介達。   がしかし、喜ぶのもつかの間、亜子は足を滑らせ田の中に転落し、軽い脳震盪を起こし気絶してしまう。 そんな中、観世音寺の住人が偶然通りがかり龍之介達はその家でお世話になることに。 布団で安眠する亜子の姿にホッとし、龍之介も思わず寝てしまうが……。 気が付くと、何故か京都の地に? しかも、車やビルなど現代を感じさせる者が一切ない。 驚いたことに龍之介は何故か幽体離脱状態で、平安時代の過去にタイムスリップしていたのだった! しかも、目の前にはなんと、驚いた事に、『あの学問の神として有名な菅原道真公』が⁈ ……これは主人公達が体験する、不思議な不思議なタイムスリップストーリー! ※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。一部実在の人物や土地名などを使用していますが、パラレルワールド的な空想物語なので、ご理解の上お楽しみください! 絵はイラスト企画にて【てぃえむ】さんから了解を得て、有難くお借りしています!
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面影~夢現奇譚シリーズ短編~

「……帰れ」 「――――帰らない!」  南の水の魔妖の国から彼に会うために脱走し、麗国を訪れた趙飛燕は、とある人の前で足止めされていた。  だが話をしているうちに、その人の中に彼を面影を見つけてしまう。  一度見つけてしまった面影は途切れることはなくて……。 ※R-15要素あり。
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シビトの案内人 恋華 (3人用声劇台本)(男2:女1)or(男1:不問1:女1)

シビトの案内人 恋華ーーーーーーーー 〖 比率〗 (男2:女1)or(男1:不問1:女1) 〖 時間〗30〜40分 〖 配役〗 •シノ:(女)死んだ人間の魂を案内する妖。 •屍人:(男.不問)記憶を消された少年。死んでいる。 •思人:(男)16才ぐらいの人の子。若くして亡くなっている。生前はシノと縁があった。 ※ •0:ト書きみたいなものですが、思人役のセリフが少ないので、ナレーションとして思人役の人が読んでもオッケーです! ーーーーーーーーーーーー ⭐︎性別変換○ ⭐︎屍人、思人兼ね役の2人台本にしても大丈夫です! 楽しんで演じてくださったら嬉しいです〜。
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贄の神子と月明かりの神様

人の中には遥か昔に先祖が神々から授かった異能を、脈々と受け継いでいる血筋がいくつか存在している。贄の力もその一つだ。 贄とは様々な災厄を人々の身代わりとなって引き受ける、そういう特殊な力を持った人のことである。 己の血肉を犠牲に人々の災いを贖うことを生業とした生贄の一族。すばるはその贄の血を引く最後の子供だった。 神様に拾われたすばるは「贄の神子」となり、いつか来る災厄を恐れる人間の希望のひとつとなった。 そしてその傍らには寄り添うように立つ銀鼠の毛並みを持つ狐の神様が一人。 誰かのために己の身を削る役目を負った少年と、少年を守るために遣わされた月光の神。 二人が紡ぐ喪失と幸福の物語。 ・雰囲気和風ファンタジー ・R指定回は*表記あり ・常に距離が近いがRまでは遠いです 2024.9.2より全体的に修正を加えて上げ直しています。
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「冥府へ続く井戸」冥府庁事件簿ーfile.0

——この世とあの世の境を、踏み越えたのは“まだ死んでいない”青年だった。 京都・六道の辻。 地獄の釜の蓋が開くと言われる八月朔日、民俗学に興味のある彼は友人達と京都・六道の辻にある「冥界の井戸」を訪れていた。 ところが、気づけばいつの間にか“死者しか入れない”冥府庁へと迷い込んでしまう——。 確かに生きているのに、死んだ記録も生きた記録も冥府庁のデータにない。 前代未聞の存在として騒動の中心となった神崎イサナ。 直々に閻魔に呼び出された彼は、現世と冥府を行き来できる可能性に賭けて「調査課」への配属を希望する。 だが、そんな彼を待っていたのは、生者にも死者にも厳しい過酷な研修だった。 冷酷なルール至上主義者の先輩・黒野アイリ 掴みどころのない上司・初江課長 素行に問題ありな門番・春日押人 ……他にも個性派だらけの冥府庁で、神崎は“なぜここに来たのか”と“自分は何者だったのか”を探しながら、生と死のはざまを生きる術を学んでいく——。
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夢幻海楼-ムゲンカイロウ-

とある事情で、田舎へ引っ越してきた主人公。 そこで出会ったのは、女性の姿をした神様だった。 それは、長い長い夢の始まり。 めぐる季節。 重なる記憶。 終わることのない夢。 神と人。 二人の出会いを乗せて、 運命の回廊が、静かに回り始める――。
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祝福の淡雪~結ばれない「運命」をあなたとなら壊したい~

私は、幼い頃に命を救ってくれた『守護王』天城零様に恋をしたけど、その人の隣にはすでに「運命」の相手がいた。 その「運命」とは、千年前に国を救った『守護王』の生まれ変わりは、同じく共に国を救った『桜華姫』の生まれ変わりと結ばれるというもの。 届くことのない想いを閉じ込めて、それでも彼の役に立ちたくて、零様が長である妖魔専門護衛隊に入隊する。 国の安全を脅かす妖魔退治に勤しみ、日々鍛錬を積むが、私はどんどん事件に巻き込まれていき……。 そんな中で零様と接するうちにどんどん想いは膨らんでしまい……。 決して願ってはいけないのに。 「運命」を壊して、あなたと共にありたいなどと──。 ※カクヨムで公開しておりました作品を一部改稿してお届けしております。 全13話の予定です。
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ウチの『ぱぁてぃい』が徐々に病んでいく件について

ウチは蒼、片田舎からやってきた冒険家。 仲間にも恵まれて楽しい冒険の日々が始まったと思いきやー 「蒼ちゃん……蒼ちゃん、私が……私が必要なんだよね……? うん、分かってるよ……私が守るね……私が完璧に蒼ちゃんを守り切るから……! 絶対に、誰にも渡さないから……っ」 「許さないでください……! 私を許してなんて、口が裂けても言えません……ッ! 私にどんな酷い罰を下さっても構わない、一生泥を舐めさせられても構いません……! だから……だから私を側に置いてください……っ! 捨てるのだけは……一生あなたの奴隷として側に置くことで、私を罰してください……っ!」 「ふふ、あおちゃん……ウチの命も心も、救ってくれたあの時から全部あおちゃんにあげたんだよ? だからね、ウチのすべてはあおちゃんで、あおちゃんのすべてはウチなの……。ねぇ、ウチだけを見て……?」 「蒼……どうしてそんなに怯えた顔をするの? 怖がらなくていいんだよ……あなたを傷つける言葉も、恐ろしい景色も、私がお世話して全部その目と耳を塞いで、永遠に私だけの腕の中で守り抜いてあげるから……」 「あお。祀はどこにも行かないよ。祀の心も、命も、全部あおにあげる……だから、祀の役目が終わったら……最後は、あおの一番綺麗なその手で、祀を殺してね……?」 「……蒼くん、私以外の奴に触られてたよね?蒼くんの笑った顔、優しい声……全部、私だけのものなのに。私以外の者に笑って、私以外の腕に抱かれて……そんなの、絶対に許さない……許せるわけないじゃない。私が全部上書きしてあげる」 あれ……っ? 何か『くえすと』が進むに連れて皆の様子が…… ? 彼女たちは『くえすと』で心を摩耗し、次第にそれは歪む狂った愛へと昇華する。 和装×ダンジョン×ヤンデレ 異色の冒険譚が今始まる。
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終焉の御子と、鉄の影

贅沢と暴虐の限りを尽くし、民から「悪逆皇帝」と恐れられる若き君主・劉黎明(リュウ レイメイ)。 彼は自身の破滅へと向かう退廃的な日々のなかで、唯一傍らに仕える従者・趙秀英(チョウ シュウエイ)に狂おしいほどの執着を抱き、毎夜のように甘い言葉で口説き続けていた。 しかし、秀英は鉄の忠誠心と冷徹な意志をもってその誘いをすべて跳ね返し、主の暴政の後始末に奔走する。二人の関係は、主従でありながら歪んだ共依存の均衡の上に成り立っていた。 やがて、積もり積もった民の怨嗟と貴族たちの裏切りにより、反乱の炎が皇宮を包み込む。 逃げ場を失い、炎に焼かれていく崩壊の城の中――裏切り者たちが次々と逃げ去るなか、最後まで黎明の盾となったのは、彼を拒絶し続けたはずの秀英だった。 死の淵に立ったとき、二人は初めて偽りのない互いへの想いを知る。 言葉では決して結ばれなかった主従が、すべてを燃え尽くす破滅の果てで永遠に一つになる、美しくも切ないメリーバットエンド。
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華ノ道標-華罪捜査官-

この世界では人間の体の一部に【華墨】<かぼく>という花の形の印が生まれつき入っている。 一人につき華墨は2種まで入ることがあり、華墨の位置は人により異なる。 その花が示すものとは、その人間の属性、性格、特徴であるが、それが全てでは無い。 一般的には、血縁関係による遺伝・環境・大きな病気や怪我 によって花の種類が決まり、歳をとる過程で種類が変化することもある。 ただし変化しても体に元々あった最初の華墨が消える訳ではなく、そのまま薄く残り新しい華墨が同じ場所に表れる。 日本では華墨として体に表れる花は約100種類あり、その組み合わせも多種多様である。 例として、親の華墨が梅と桜であれば子も生まれつきは同じ色の梅か桜、又は両方になる。 このような生まれつきの華墨を【源華】<げんか>と呼ぶ。 故に、同じ源華が入っている者のルーツを辿ればどこかで交わっている可能性がある。 特殊遺伝では親子で花の色が異なったり、全く関連のしない花が入ることもある。 特殊遺伝の原因については明らかになっていない。 19XX年3月3日の日本。 生まれた梅乃の首には梅の華墨があった。 その4歳の誕生日に両親が姿を消した。 同じ年、世界中で特定の華墨が入った人間が消える事件が相次いだ。 そのような事件を【華罪】<かざい>という。 それから10年、14歳になる梅乃は両親の捜すため、新たな華罪を防ぐため、華罪専門の警察官である【華罪捜査官】になり、悪と闘う。
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千年廻りー短編集ー

和風恋愛ファンタジー『千年廻り』の一話完結型の短編集です。 サブキャラの恋愛小話多めです。 和風でオリジナルの世界設定がありますが、人物描写メインのため、本編を読んでいなくても難なく読める仕様になっております。
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リメイク版で推しカプルートが閉鎖されましたが、それでも諦めたくはありません

和風ファンタジー乙女ゲーム『黄昏の刻』の十年間ファンだった乙女ゲームユーザーだった「私」は、リメイク版で推しカプのルートが削除されてしまったことを知り、ショックのあまりに階段から落ちて死亡。気付けば『黄昏の刻』の世界に、ヒロインの友人、紅葉に転生してしまったことを知る。 和風世界の皿科《さらしな》は危機を迎え、魑魅魍魎を滅さなければ滅びの道を辿ってしまう。 紅葉になった私は、どうにかヒロインに世界の危機を伝えつつ、閉鎖されてしまった紅葉と攻略対象のカップリングを成立させたいが、リメイク版は私の知っているプレイ記録と勝手が違う……。 プレイしていないリメイクされてしまった乙女ゲームで、推しカプ見るために世界平和を目指しつつ、世界観設定と戦わないといけない私の萌えと煩悩の日々。 サイトより転載になります。
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棘薔薇呪骨鬼譚《イバラジュコツキタン》

★平安時代 × 明治大正ロマン × 古代から中世の中華文化 × ファンタジー★  主人公は先祖代々皇帝家に仕えてきた〈影〉の存在、杏守《あんずのもり》家の娘、翼禮《よくれい》。  一族は全員仙術師という特殊な存在で、京《みやこ》には他に仙術師は存在しない。  翼禮の血にはかつて最強と謳われた魔女にかけられた呪《のろい》が大隔世遺伝によって受け継がれており、産まれた時から意志に反して身体に出現する〈棘薔薇《いばら》〉に苦しんできた。  暗殺をもいとわない仄暗い仕事を請け負いながらも、表向きは平穏な普通の家族として生きていたある日、皇帝家が簒奪され、新たなる王朝が誕生した。  国としての変革の時。それは翼禮も無関係ではなかった。  なんと、杏守家が新皇帝によって〈影〉の任務から解雇されてしまったのだ。  しかし、翌日、翼禮だけが再雇用されることとなり、それには理由があることを悟った。  杏守家にはある秘密があり、それが新皇帝にとって脅威とみなされたのだ。  この雇用はある意味監視。人質も同然であった。  両親が意を決して断ろうとした瞬間、翼禮は言った。  「喜んでお引き受けいたします。両親が賜ってきた恩を、わたくしがお仕えすることで少しでもお返しできましたら幸いでございます」と。  見極めてやろうと、そう、翼禮は思ったのだ。  先祖代々仕えてきたにもかかわらずばっさりと一家を切り捨てた新皇帝とやらを。  彼はまだ気づいていない。  〈影〉の中でも、一番厄介なものを懐に入れてしまったことに。  翼禮が請け負った仕事は京《みやこ》の安全を保つこと。  京の周囲にはいくつかこの世とあの世を繋ぐ太門《たいもん》という門がある。  その門周辺には妖魔《もののけ》や凶鬼《きょうき》が巣食っており、人間を食料として襲うという事件が多発していた。  魔物を倒せるのはそれ相応の力を持った者だけ。  翼禮は市井の人々を助けるため、山へ入り、太門に向かった。  すると、そこには普段とは違う、大きな力の痕跡が……。  これは間違いなく、魔物たちの王族、〈禍ツ鬼《マガツキ》〉に違いない、と、翼禮はたった一人、山の奥へと入っていった。
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【完結済】蛇神譚 犬首村六道繪巻 ― 誰そ彼の契り ―

※あらすじの注意書きをご一読ください 霊媒師の家系に生まれた少女・城島 秤(じょうじま はかり)は、その才能ゆえに人生の選択肢を奪われかけていた。 実家を飛び出し、山を越えて逃げていたところ、秤は朽ち果てた廃村にたどり着く。帰り道を失った秤は、土地神である蛇神(へびがみ)の社に招かれ、匿われることとなる。 蛇神の目的も正体もわからないまま、秤は社に住まう者たちの業を目の当たりにし、翻弄されていく…… 飢えに取り憑かれた骸が堕ちた「餓鬼道」 呪いに蝕まれた鬼が堕ちた「修羅道」 欲望に身を焦がした僧が堕ちた「地獄道」 そして、失意に打ちひしがれた神が体現する「畜生道」―― 四つの悪道を目にした先で、秤が選ぶ道とは……? これは、黄昏に交わされた契りの物語。 彼女たちを結びつける契りは、果たして愛か、呪いか――? ※百合、BLなど同性愛表現が含まれています。R15程度ではありますが、性描写も含まれる予定です ※欠損や流血など過激な描写が多分に含まれますが、現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません ※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません ※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています ※表紙はあニキさんに描いていただきました! あニキさん、いつもありがとうございます!
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蛇に祈りを捧げたら。

願いを一つ叶える代わりに人間の寿命をいただきながら生きている神と呼ばれる存在たち。その一人の蛇神、蛇珀(じゃはく)は大の人間嫌いで毎度必要以上に寿命を取り立てていた。今日も標的を決め人間界に降り立つ蛇珀だったが、今回の相手はいつもと少し違っていて…? 神と人との理に抗いながら求め合う二人の行く末は? 人間嫌いであった蛇神が一人の少女に恋をし、上流神(じょうりゅうしん)となるまでの物語。
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倶利伽羅峠に咲いた花 〜戦乙女、巴御前の転生奇譚〜

九百年の時を超えて戦場に咲いた愛は、やがて神話となる―― 平安末期の戦乱の世。 戦場に名を馳せた一輪の花、巴御前(ともえごぜん)。 現代から転生した彼女は、美しくも強く、誇り高き戦乙女。 そんな彼女が、ふたりだけの秘密の契約で嫁いだ相手は、乱暴者で知られる源氏最強の将、木曾義仲(きそよしなか)。 「これは『契約』だ。余計な感情は持ち込むな」 義仲の冷たい言葉に縛られながらも、ともえは戦場で、彼の隣で、力と心を磨いていく。 家族のため、乱世を生き抜くために―― やがてともえと義仲の前に立ちはだかるのは、平家率いる十万の大軍。 絶望的な戦いに、ともえは武芸の才覚と現代の知恵で立ち向かうが…… 『契約』から始まったふたりの関係が、激動の歴史を動かしてゆく。 これは神と人の運命を賭けた、永遠の愛の物語。 ※本作は史実をベースにしたフィクションであり、史実とは異なります。また意図的に史実を改変している箇所があります。 ※本作は他サイトでも公開しています。
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けうけう!

「むすび」ちゃんは、甘海老神社に仕える巫女。 ある日、神様が消えちゃって、そこからお化け妖怪幽霊てんこもりの物の怪騒ぎ。 むすびちゃんはしぶしぶ立ち上がることになるのでした。 「この世に蔓延る悪しきもの、私が祓ってしんぜよう!」 「むすびちゃんにおまかせよ!」
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錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術

訳あって港街・錦濤で育った十歳の姫宮が新東宮として京の都に上る。護衛の女武人・翠令も同行するが、途中で盗賊の白狼に襲われる。そこに近衛大将・佳卓が助けに来た…のだが…。 才色兼備で身分も高いがアクも強い上官・佳卓のもと、傲岸不遜な白狼とともに宮仕えに馴染んでいく翠令。しかし、佳卓と双璧と称される文官随一の能力者・円偉の影がちらつくようになる。 京の都を追われた元野盗の白狼が、やんごとない悲劇の姫君につきつけた要求とは? 円偉が愛しているのは、男か女か、それともそれを問うても無駄なのか? そして、追い詰められた皆を救うため佳卓が講じた奇策とは? 平安時代を舞台に、恋と友情と主従愛、そして政争とがダイナミックにからむファンタジー。人間ドラマをお楽しみください! カテゴリーを「歴史」にしていいのかかなり悩みましたが、転生するなど物理的にあり得ない要素は拙作には無く、実在しないキャラとはいえ、地に足のついた戦いをするので「架空戦記」に近いのかな……と今のところ解しております。運営様が異なる判断をなさいましたらもちろんそちらに従います。
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春宵 ~夢現奇譚 銀鬼と黒翼シリーズ~

 麗国国主、銀糸の髪を持つ鬼族である者。  麗国唯一、漆黒の髪色をした、はにわりである者。  夜中に目が覚めた。  心地よい夜風に思い出すのは、靡かれる髪を気にしながら微笑む、その姿を叶は思い浮かべる。 「……叶?」  不意にかけられる声に、叶は……?     ※こちらは『双竜は藤瑠璃の夢を見るか』に出てくる、叶と咲蘭のお話になります。 ※設定上、NLでもあり、BLでもある作品となっております。
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今宵、あの藤の下にて君を待つ。

唐棣(はねず)家の庭に植えられた一本の藤が「鬼憑き」と呼ばれているわけは、枯れることなく年中花を咲かせることと、藤の下に緋色の目をした鬼がいると噂されているからだ。 けれども一人娘の薄紅(うすべに)が藤に癒やされ病を克服した為、当主の蘇芳(すおう)も藤を無下に扱うことは出来ないでいた。 薄紅の前にだけ現れる鬼。藤の香に誘われてよみがえる、薄紅の知らない記憶の断片。薄紅に持ち上がった縁談話と、鬼に対する確かな恋慕。 やがて記憶は藤の香に引き戻され、薄紅は鬼が誰なのかを知る。 1ページ1300~1500文字で綴った短編です。 少しだけ暴力的な表現があるエピソードには(*)マークを付けています。 表紙絵は青造花様より。
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神託ノ恋 ─神ノ巫女と禁忌ノ半神─

山奥の神社に仕える巫女、霞 万桜。彼女は「神ノ巫女」として、夢の中で神託を受ける異能を持っていた。ある夜、夢の中で青い紋様を持つ青年と出会い、神から警告を受ける。やがて現実にその青年・椿が現れ、万桜の運命が大きく動き出す。禁じられた感情に揺れながら、神と人との狭間で宿命に抗う――恋と祈り、そして〈夢〉が交わる和風幻想譚。
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姫様、大海にて怪異と出会うの巻

時は江戸──とある地方の藩主の娘・千姫は大海で人魚に出会った。 人魚姫をモチーフにした和風恋愛ファンタジー。
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読み切り台本集

​【ご利用規約】 ​使用報告:不要(あると喜んで聴きに行きます!) ​商用利用:YouTube等の収益化配信・動画での使用OK ​クレジット:概要欄等に作者名、台本URLの記載をお願いします ​アレンジ:世界観を壊さない程度の語尾の微調整などはOK
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龍神様の神使

顔にある花の痣のせいで、忌み子として疎まれて育った雪花は、ある日父から龍神の生贄となるように命じられる。 しかし当の龍神は雪花を喰らおうとせず「うちで働け」と連れ帰ってくれる事となった。 そこで雪花は彼の神使である蛇の妖・立待と出会う。彼から優しく接される内に雪花の心の傷は癒えて行き、お互いにだんだんと惹かれ合うのだが――。 ※少々際どいかな、という内容・描写のある話につきましては、タイトルに「*」をつけております。
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花仕舞師

舞え!儚く、美しく、残酷なまでの和の叙事詩。魂を仕舞う舞、試される真実。死の運命、その先を求める者たちの終幕を見届けよ
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死にたい不老不死の俺が、妖怪を救うたび生きたくなるまで~訳あり仲間と日本を巡る神殺しの旅~

「死にたい」――それだけが、何百年も老いず、首を斬られても焼かれても死ねない藤原悠人の願いだった。 幼い日に青森の森で出会った「常世の神」は、泣いていた彼の「ひとりは嫌だ」という言葉を聞き、永遠の命を授けた。だが善意から与えられた力は、愛した人々を何度も看取り、自分だけが時代に取り残される最悪の呪いとなった。 最後の友人を失った悠人は、不老不死を終わらせ、神に文句を言うため、壊れかけの中古バンで日本を巡る旅に出る。ところが岩手の寂れた温泉旅館で、百年以上家族を守り続けた座敷童子と、祖母の遺志を背負い一人で旅館を守る巫女・橘栞に出会ったことで、死ぬための旅は思わぬ方向へ走り始める。 霊が見えるのに誰より怖がりな豪腕男、誹謗中傷から生まれた電子霊を追う天才ハッカー、捨てられた機械の声を聞く寡黙な整備士、魂を医学で救おうとする女医、人の嘘を見抜く夜の街の美女、神さえ法で裁こうとする弁護士――座敷童子、付喪神、雪女、犬神、牛鬼。各地の怪異を救うたび、訳ありの仲間が増え、狭い車内は騒がしくなっていく。 平将門の首塚、青木ヶ原樹海、出雲の黄泉比良坂、犬鳴村、軍艦島、沖縄のニライカナイ。伝承と都市伝説が息づく土地を進む一行を待つのは、倒せば終わる悪ではない。守りたい願いが歪み、救いを求めながら人を傷つける、悠人自身とよく似た存在たちだった。 しかし、妖怪たちの悲劇には、すべて常世の神の力が残されていた。三年前から日本中で怪異が活性化した理由。魂の苦しみに引き寄せられる神の力。そして、世界の理を歪ませる「善意」の正体。 悠人の個人的な神殺しは、やがて日本そのものを救う戦いへ変わる。 これは、終わることだけを望んだ男が、傷ついた人と妖怪を救い、仲間と泣き、笑い、何度も別れながら、「生きてもいい」と思える場所を見つける物語。 終われない命は呪いか。それとも、誰かを救い続けるための祝福か。 笑えて泣ける怪異旅譚。
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天史拾遺長歌集

夏休み、地元で話題の未確認生物を探しに赴いた先で、私たちは彼女に出会った。 天野穂葉(あまのほのは)。 神と鬼の間に生まれた訳あり娘。 これは、どこか懐かしい町を舞台に、彼女と私たちが繰り広げた、どこか懐かしい冒険譚である。
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翡翠色の人魚

和風人魚(♂)と女学生と軍人が織りなす狂愛物語です。 サクサク読めるように文章は軽くしております。 甘い恋愛ものでは物足りない方、ヤンデレがお好きな方向けです。 ※大正時代の生活などを参照にしていますが、実際のものとは異なる部分もありますのでご了承ください。
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異界育ちの幻使い

「鬼に育てられて、狐に幻を教わった──って言ったら、信じるか?」 人間でありながら、異界で育った男──アヤト。 赤子の頃、彼は異界に“託され”、鬼の力と幻の教えを受けて育った。 異界の住人として、ただ生き延びることもできた。 だが彼は、“終わった世界”に、自らの意思で歩み出る。 敵は、かつて人間だったものたち。 味方は、ほとんどいない。 幻×異界×終末アクション。 異界育ちの男が、絶望の中に希望を探す物語が、今始まる。
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月に導かれるが如く。

ここは日の本、大和の世界。 この世界には『刀』と呼ばれる魔剣が百本ある。 その『刀』と呼ばれる魔剣はすべからず人智を超える、恐ろしく大きな力を持っていると伝わっていた。 曰く、一振りすれば山が割れ。 曰く、一振りすれば海が割れ。 曰く、持っているだけで「生まれてから今までいなかったのに直ぐに彼女ができました!」 などである。 この世界では『刀』を持つ者だけを畏敬の念をもって『侍』と呼ぶ。 その『侍』の中で最強と呼ばれる存在。 その名を『朧月 幻九郎(おぼろづき げんくろう)』という。 しかし彼は『刀』を捨て『侍』をやめた。 そして何処かへと去って行った。 しょうもないコメディーです。ツッコミを入れずに読んで頂けたら幸いです。和風ですが、横文字をバンバン入れていってます、拒否反応がある方はご注意下さい。 注意ーーーこれは作者の以前の作品『霞の如く、生きて逝く』のリメイクです。      『小説家になろう』でも公開しています。意見を幅広くお待ちしております。
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最強の鬼と不幸で平凡な娘

この世界には鬼が存在する。しかし、その数は非常に少なかった。 父親に捨てられ一人で生きてきた人のミホは、父が作った借金のため極道一家に連れてこられていた。 医師として最高の能力を与えられたゆえに苦悩する鬼の青年。 不幸にめげずたくましく生きていこうとする人の娘。 そんな二人が出会った。 明治三十年代を舞台にお送りするハートフルほのぼのファンタジー。 表紙のイラストはめん様に描いていただきました。 小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿しています。
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私の世界

時は仮想江戸時代。 物心ついたときから囚われの身としての生活を送ってきた少女、月夜見。 ある日、その壁が壊され、一人の男に連れ出される。 顔を隠した彼の名は、鈴風。 二人は、彼の主の元を目指して、長い旅に出ることとなった。 それぞれの思惑を胸に、互いに心を寄せあうようになる、皮肉屋な少女と、とある青年の主従物語。
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【完結】サトリ様と花謡いの巫女の手習い〜奪われ虐げられた私は伝説の巫女様でした〜

歌で花を咲かせる『花謡いの巫女』がいる里に暮らす茜は、生まれつき声が出せず、里の巫女から笑うことすら禁じられ、執拗に虐げられていた。 しかしある日、心が読めるサトリと鬼の半妖である紫生に出会う。 話せない茜のために紫生はなぜかあまく接し文字も教えてくれる。 次第に2人は心通わせていくが、巫女の策略により茜が雨乞いの生贄に選ばれてしまう⸺ 声の出ない不遇な少女がサトリ様とともに、奪われた大切なものを取り戻し、幸せを掴む和風シンデレラ物語   ぜひポチッとお気に入り登録、いいね、等していただけると励みになります! ★表紙絵はAIで画像生成しました
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異界アジアンゴシック奇譚「浅き眠りの夢見鬼」②~同床異夢~

蝉の声が降りしきる夏の盛り。 薬師として歩み始めて一年と少し、根夢とあさきは熱海の宿へと向かう。 だが、そこは策略と不幸に見舞われ、いまにも灯が消えようとしていた。 宿の主を苛むのは、夜毎に繰り返される不穏な夢―― その夢の奥底に潜んでいたのは、母となれなかった女郎蜘蛛の慟哭。 哀しみを断ち切るのではなく、そっと寄り添うことでしか癒せぬものがある。 根夢たちは、妖と人の境で揺れる想いと向き合いながら、再生の道を模索していく。 やがて訪れる再会と、告げられぬ別れの兆し。 過去が静かに爪を立てる時、心の奥深くに眠っていた力が、静かに目を覚ます―― 薬師と鬼が歩む、交わりの奇譚。 その第二章が、いま紡がれ始める。 原作:croe(黒絵屋) croe氏は創作仲間で、世界観の原作者となります。 今作のキャラクターや設定、物語は狐花真凪による一次創作です。 ◆本作は他媒体(書籍・Pixiv)でも公開しています。 本掲載分ではキスなどの身体的接触や暗転表現を含みますが、直接的な成人向け描写は含まれていません。 Pixivでは一部シーンをサンプルとして掲載しています。 書籍版には、加筆した成人向け描写を含みます。
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【一章完結】魂屋 奇譚蒐集録

帝国歴1887年。神仏の力が衰え、異国の技術と文化が混じり合う帝都。 自らの進路に迷う女学生・日登千鶴(ひのぼり ちづる)は、ある日、学校の掲示板で一枚の奇妙な求人を目にする。 《噂蒐集家『魂屋』人員募集》 なぜか目が離せず、千鶴はその門を叩いた。そこにいたのは、どこか陰気な「魂屋の店主」を名乗る青年。 彼との出会いをきっかけに、千鶴は"もう一つの帝都"と向き合うことになる――。 陰と陽が交わる幻想奇譚、ここに開幕。
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新婚バカップルの新婚旅行に着いていくくらいなら、修行の方がマシ!

北塵藩の救国の英雄二人を姉とその夫に持つ次期藩主の少年、北風(ほくか)の悩みは、姉と義兄が所構わずいちゃつく新婚夫婦であること。ある日、二人から「新婚旅行に着いて来い」と言われた北風が、とっさに「俺はこれに行くから!」と手にしてしまった招待状は、なんと地獄の武者修行への案内状だった。 それでも、いちゃこら新婚夫婦の新婚旅行に着いていくよりずっとマシだ!北風の修行が始まる。 この小説は、「小説家になろう」にも投稿しています。 追記 R2.12.26、R2.12.27に更新して完結となります。 年末はR2.12.28から新連載を連日更新する予定なのでよかったらそちらも よろしくお願いいたします。 あとがき 追記 R2.12.27完結しました。 お気に入りにしてくれた方、読んでいただいた皆様、ありがとうございました。 読んでくださる方がいることを励みに完結させることができました! 明日R2,12.28より新作『龍の軛』を毎日更新予定です。 よかったらそちらもおつきあいいただけたら嬉しいです!!
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四季の祓姫

四季を司る四つの寮と、選ばれし「四神」たち。 この学園は、怪異と呼ばれる存在から人々を守るための力を磨く場所だ。 春宮朱音――朱雀の名を継ぎ、炎を纏う前衛の戦士。 だが彼女の心には、行方不明となったかつての相棒への想いが影を落としていた。 新たに組むことになったのは、冷静沈着な後衛の白虎・秋月隼人。 過去と未来の狭間で揺れる朱音にとって、彼との出会いは試練であり、また希望でもあった。 学園を覆う不穏な気配、次々と現れる異形の怪異。 四神たちが挑む戦いは、やがて世界の均衡を揺るがすものへと繋がっていく――。 友情と絆、そして失われた想いが交錯する和風学園ファンタジー。
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色色奇譚

 この世界は緩やかに滅びの一途を辿っている。  真白ノ国の姫にして当代最強の再生の力を有して生まれた天音は、その力の特性と複雑な出生から周囲からは疎まれ、冷遇されている。それでも彼女は笑顔を失わず、いつか贄となり消えるという自身の宿命を真っ直ぐに受け入れていた。  姫と守り人という主従でありながら、友人でもあり、幼なじみでもある黎夜と共に支え合いながら狭い世界で穏やかな日々を過ごしていたが、ついにその日が訪れる。  黎夜との出会いにより、錆びて歪んだ運命の歯車が軋んだ音を立てて回り出していたとも知らずに……。  この出会いは運命であり必然だった。色が織り成す和風恋愛ファンタジー。
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人柱の杭と、黒き神殺し

「動くなよ、ひと斬りで逝くほうが楽だからな」 出会ったばかりの美しき同級生が向けてきたのは、闇を凝縮したような漆黒の刀だった。 ごく普通の女子高生・如月唯衣は、ある雨の夜に怪異に襲われ、その身に「核」を宿してしまう。 それは、暗闇の底から這いずるおぞましき怪異「喰核(くいざね)」を無限に呼び寄せる、呪われた灯火だった。 唯衣を守ろうとする、悲壮な封陣師・日向蓮。 神殺しの名のもと冷酷に刀を構える・烏丸律。 守るための生血と、殺すための刃。 相反する宿命を背負った二人の少年に囲まれ、唯衣の平穏な日常は美しくも残酷に狂い始める。 雨音と無機質な歯車の音が響く「隠れ宮の絡繰堂」で紡がれる、狂気と純愛の和風耽美ダークファンタジー。 【第19回ファンタジー小説大賞のために書き下ろしてみました】
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