じれじれ 小説一覧
761
恋焦がれている学校の人気者が俺にも優しくて翻弄される話
とある高校。
桜舞い散る春の風に吹かれて、ふと、落としてしまった紙。
ひらりひらりと踊って、ある男子生徒の足元に落ちた。
同じ、入学生だろうか。
無言で取ってしまえばいいだろうとしゃがみこんだとき、視界に焼けた肌の角張った手が映る。己の貧弱な手とは比べ物にならないほど、凛々しくて、美しい造形だった。
紙を拾っていった彼の腕から肩、肩から顔へと視線を移すと
ぱちり
目が、合う。
荒々しくも丁寧に後ろに撫で付けられた前髪。オールバックまでとはいかない、過度なオシャレというわけでもないが、彼にはよく似合っていた。鋭い目つきで、思わず怯んでしまう俺をよそに彼は______……
「落としたろ?これ」
何事もないように笑顔という名の爆弾を落として、快活に笑った。
その日から、ずっと、ずっと。
俺はあの笑顔に焦がれていた。
廊下ですれ違う度、仲間と談笑しながら帰る様子を見る度、柔道部として励む後ろ姿を眺める度、学校行事でふと肩をぶつける度。
募り募っていた。
抱いてはいけないはずの感情が。
そうして迎える2年の春。
「…………あ?」
呆然とクラス表の前で立ちすくむ。
他に生徒のいない時間帯、いくらでも衝撃に身を任せることができた。
己の苗字である"白川 小海(しらかわ こうみ)"。
6つほど出席番号がズレているからこそ隣に来た、"田崎 仁人(たざき じんと)"の文字。
まさか、まさかそんな奇跡があるものか。
ガラリ。
扉が開く。
「た、…ざき、くん……」
「ん?ああ、おはよ、クラス表それ?」
俺の葛藤なんて知らないから、そうやって屈託もなく笑顔を振りまいてすぐ隣に並ぶ。覗き込むことで俺のすぐ横に、あれほど見た顔が近付いた。
「お、隣じゃね?白川……だよな?」
名札を見てそう言う田崎くんに、たしかまともな自己紹介もしていないままだったなと気がつく。
相槌を返すことすらもできない俺に、田崎くんが笑う。
ああ、笑う。
「1年、よろしくな」
これは、そんな彼との1年間の話
762
残り物には毒がある
ブラック企業に勤める羽多野雅(29歳)は、入社二年目の中堅社員。
辞めていく仲間を見送るたびに、「次こそは私の番」と退職を決意していた。
そんなある日。
雅は本社勤務の上司・熊谷吾郎(35歳/通称クマゴロー)と面談する機会を得る。
絶好のチャンスとばかりに退職の意向を熊谷に伝える雅。
しかし、熊谷は産休に入ったばかりのパワハラ上司の変わりにS市の拠点を雅に任せたいと思っていた。
「私ももうすぐ三十歳ですし、行き遅れる前に、結婚退職を考えています。相手はこれから探す予定です」と雅が退職理由を口にした瞬間――
「なら、俺と結婚しないか?」
熊谷からまさかのプロポーズを受けてしまう。しかし、そんな熊谷が提示してきたのは、お互い仕事を優先とするまさかの“ビジネス婚”で……。
一度狙った相手は逃さない、契約率No.1上司に狙われた雅は果たして彼から逃げ切ることが出来るのか!?
恋愛数値皆無な社畜同士のすれ違い・じれじれ結婚物語。
どうぞ最後までお楽しみください!
❀・*:.。. .。.:*・❀・*:.。. .。.:*・❀
★全40話完結です。
★R描写はソフトめですが、描写のある回にはサブタイトルに→※マークつけておきます。
苦手な方はご注意ください。
★この作品は他誌にも掲載しております。
★表紙はGrokでAI生成しております。
763
同期の姫は、あなどれない
社会人4年目を迎えたゆきのは、忙しいながらも充実した日々を送っていたが、遠距離恋愛中の彼氏とはすれ違いが続いていた。
ある日、電話での大喧嘩を機に一方的に連絡を拒否され、音信不通となってしまう。
落ち込むゆきのにアプローチしてきたのは『同期の姫』だった。
「…姫って、付き合ったら意彼女に尽くすタイプ?」
「さぁ、、試してみる?」
クールで他人に興味がないと思っていた同期からの、思いがけないアプローチ。動揺を隠せないゆきのは、今まで知らなかった一面に翻弄されていくことにーーー
【登場人物】
早瀬ゆきの(はやせゆきの)・・・R&Sソリューションズ開発部第三課 所属 25歳
姫元樹(ひめもといつき)・・・R&Sソリューションズ開発部第一課 所属 25歳
◆表紙画像は簡単表紙メーカー様で作成しています。
◆他にエブリスタ様にも掲載してます。
764
ざまぁされた幼馴染が俺に甘えてくるので、ただひたすらに愛でたいと思います。~酷いことした相手は無視します~
※小説家になろうさんで先行投稿しています。
橋本和真には、二人の幼馴染がいる。
口下手で勘違いされやすい女の子、このは。そして勘違いしやすく、思い込みの激しい男子の龍馬。
ある日のこと、このはが和真の部屋にやってくる。
彼女曰く、同じ高校に通う龍馬に今後一切かかわるなと言われ、落ち込んでいるとのこと。学校にも居辛くなり、どうしたら良いのか分からなくなって和真を頼ってきたのだ。
和真は彼女のことを思い、ひたすらに愛でることに決める。
これは、主人公にだけ甘える女の子を、ひたすらに愛でる。
そんな二人だけの、甘々なお話。
765
「月明かりの医務室で」 ― 過去に縋る彼女と、未来を求める彼 ―
学園医務室の先生・エリスは、かつての恋を胸に秘め、もう二度と恋はしないと決めていた。
けれど、退屈を抱えた侯爵家の御曹司・アレクシスが足を運ぶようになった日から、静かな時間は少しずつ変わりはじめる。
過去の恋を守ろうとする彼女と、今を選ばせたいと願う彼――。
月明かりに照らされた医務室で、二人の心は揺れ、やがて新しい恋が芽吹いていく。
766
この坂のむこうで
幼稚園の頃から、毎朝一緒に坂を登ってきた。
それが当たり前だった晃次と小夜子。
高校三年の春、文化祭の準備が始まり、二人の距離にわずかな変化が生まれる。
実行委員として走り回る小夜子。
裏方に回る晃次。
帰り道がずれる日。
歩幅が合わない階段。
視線だけが交わる瞬間。
言葉にしないまま、関係は少しずつ形を変えていく。
「兄貴みたいな顔で隣にいるの、やめる」
「じゃあどうするの?」
告白はしない。
それでも位置は変わる。
坂のむこうで、二人は並ぶ。
幼馴染が“ただの幼馴染”でいられなくなるまでを描く、
静かな高校生恋愛小説。
767
『君にだけ、“おいしい”をあげたい』 ─ 初恋はキッチンの隣から
料理が上手になりたい高校生・愛野ひな。
父子家庭で育ち、はじめて作った料理に「おいしい」と笑ってくれた父の顔が嬉しくて――料理は彼女にとって、夢への第一歩になった。
そんなひなが出会ったのは、黒髪のイケメン料理人・鷹野ヒロト。
明るくて人懐っこいけれど、どこか寂しさを隠した19歳。
彼に料理を教わるようになり、ひなの毎日は少しずつ彩られていく。
笑うと花のように輝くひな。
「俺だけを見てほしい」と心の奥で願うヒロト。
――すれ違って、じれじれして、でも想いは止められない。
料理を通じて紡がれる、可愛くてちょっと切ない両片思いの物語。
768
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
※後日談を更新中です。
769
この想いが、恋だと気付くまで
高校2年生の春
中庭の大きな桜の木が見下ろせる3階の渡り廊下
「瀬名」
花は散り、新緑が陽の光でキラキラと輝いている
目の前には同級生の男の子
「好きだ」
でも、それは、
「…うん。付き合おうか」
罰ゲーム、なのでしょう?
________________
一人ひとりの視点で書いていく予定です。
だいたい30pぐらいです。
5/10 朝陽side.少し文章変えました!
770
優しさは迷宮のなかに
心に“迷宮”を抱えたヒロインたちと、誰にでも優しいちょっと不思議な男子高校生。
心がちょっとだけ息苦しいこの世界で、
「分かりたい」と思う気持ちが、誰かを救うかもしれない。
ちょっと切ない、でも最後には優しくなれる物語――はじまります。
771
断捨離できない私を、彼は笑わなかった
三十四歳ハルカ、独身。
仕事はちゃんとしている。でも、部屋も人生も、ずっと片づかないままだった。
深夜の勢いで始めた断捨離。けれど、元彼との思い出のマグカップだけは、どうしても捨てられない。そんな情けない現場を救ってくれたのは、五歳年下の後輩・タクヤだった。
「一人だと、また途中で手が止まるでしょ?」
散らかった部屋、押し込めた過去、見て見ぬふりをしてきた本音。
彼と一緒に片づけていくうちに、ハルカは少しずつ「今の自分」を受け入れていく。
断捨離したかったのは、部屋だけじゃなかった。
余白のなかった毎日に、年下の彼が静かに入り込んでくる、大人のやさしいラブコメ。
772
2人の秘密はにがくてあまい
地味で普通の高校生活を送っていた碧乃は、とある偶然から学校一のモテ男である小坂と2人だけの秘密を共有することになる。1人が好きでクールな碧乃と、社交的で明るい小坂。2人で過ごす時間が増えると同時に、2人の距離も近づいていく。ゆっくりと、確実に。しかしながら、恋愛経験のない碧乃は気付くはずもなく……。
鈍感過ぎると大変な目に遭うのでご注意を。
くれぐれも、無自覚でワガママなイケメンを遠ざけ過ぎないように。そして仕返しはほどほどに。
(小説家になろう様でも投稿させていただいております)
773
「恋愛がしたい」と言い出した婚約者と協力して全力で恋愛ごっこをする!
ミリセント(ミリー)とダニエル(ダン)は同じ学園に通う幼馴染で昔からの許婚同士。親が決めた婚約だけれど、ふたりの関係は良好。だけどあるときダニエルから「恋愛がしたい」と相談されて?! ミリセントはダニエルの願いを叶えたいと考えたが、あいにくうすらぼんやりとしか恋愛を知らない。それはダニエルも同じで――。かくしてふたりなりの全力の「恋愛ごっこ」が幕を開ける。
※他投稿サイトにも掲載。
774
国を奪われた少女は、遠い海の向こうでエリート役人に捕まって溺愛される
イルハはある夜、美しい音色に誘われて、旅の少女シーラと出会った。
彼女は一人で船に乗り海を渡り、このタークォン王国にやって来たという。
耳に心地好い声でよく話し、人々から恐れられているイルハを面白いと語るシーラに、イルハは知らず恋をした。
だが彼女は一時この国に立ち寄った旅人で、また海へと返っていく。
一度、二度と去り行く彼女を送り出したイルハだったが──。
長く会えない時を挟み、念願の再会を果たしたイルハは、今度こそシーラを篭絡しようと動き出す。
※R15は保険です。
※一話が短いです。完結しますが先も長い。
※「カクヨム」にも掲載中です。
※『海の神々へ捧ぐ音』の「小説家になろう」版とは内容が異なります。
※2022.4.28プロローグ追加しました。読まなくても支障はありませんが良かったらどうぞ。
※2022.4.29~最終章開始しました。ようやく終わりが……まだ先は長いですけれども。
※2022.7.1改題しました。旧題『国を奪われた少女は、遠い海の向こうでエリート役人に捕まって溺愛される』→『海が魅入られたお姫さまに恋をしたら』→2022.8.6元に戻してみました。
775
笑いの裏側、君だけは知っている
芸歴5年の人気急上昇中コンビ「ランナウェイズ」――吉岡と桐生。
笑いで人を幸せにする仕事の裏で、二人は誰にも言えない感情を抱えていた。
笑いと涙、夢と現実、そして友情と愛情の狭間で揺れる二人の物語。
776
肉食どうしは上手くいかない
彼氏にグイグイ尽くしすぎた結果「君のペースにはついていけない」と呆れられ、振られてしまった女。
時を同じくして、持ち前の熱量と欲望の強さを彼女に疎まれ「毎回ホテルばかりで嫌」と別れを告げられた男。
やり場のないフラストレーションを抱えた肉食系男女が偶然隣り合わせたのは、大衆焼肉店。貪るように肉を喰らう互いの姿に強烈な色気と同族の匂いを感じ取った二人は、あっという間に惹かれ合う。
しかし、直近の失恋によるトラウマから「またがっついて嫌われたくない」と、本来の自分を必死に抑え込む二人。
我慢比べの末に訪れるのは――。
777
【完結】許さないってどういうことですか?それは私の台詞です。
ナナリー・メリエラ伯爵令嬢にはタケリード・ザンバト伯爵令息という同い年の婚約者がいる。タケリードは親が決めたナナリーに不満で、仲のよい婚約者同士とは言えない関係だった。そんなとき子爵令嬢として学院に編入してきたティミリとタケリードが親しくなり・・・。
※2万文字弱で完結です。微少ながら暴力シーンがあるためR15にしてあります。強烈スカッとざまあは私にはまたまだ難しいようで、ゆるざまでございます。
※本編完結のその後、辺境のタケリード編開始します。タケリードの下剋上とその結末。ゆるゆるなので刺激を求めている方には物足りないかもしれませんが、楽しんで頂けたらうれしいです。
778
俺だけ裏切り者だが、金と命のために死ぬ気で戦う!
割りのいい仕事を求めて、砂漠に囲まれた街へとやってきた俺。だけど、失敗とついてないことばかりで、ちっともうまくいかない。砂まみれになるわ、上司には怒鳴られるわ、魔物には襲われるわ、最悪だ。
しかもある日、砂の力なんていう、とんでもなく面倒なものを取り込んでしまう。この力、全く使えない上に、魔物を捕らえる公的機関からは目をつけられるわ、拷問されるわ、力を狙う指名手配犯には襲われるわ、力に飢えた野獣まで俺に飛びかかってくる。
どこまでも俺はついてない。
だが、こんなところで負けたくない。
こうなったら何がなんでも稼いでやる!
*ムーンライトノベルズにも掲載してます。
779
大魔女アナスタシアの悪戯 ~運命の矢が刺さったらしいのですが、これ、間違いなんです!~
大魔女アナスタシアは考えた。このつまらない日常に何か楽しい余興はないものか。
そして犠牲となったのは三十路OLの日下舞花。口車に乗せられて連れてこられた異世界で渡された恋に効く弓矢が誤発射し、刺さった相手はやたら怖そうな強面の軍人だった。
待ってください。これ、間違いなんです!
780
ドレス愛が止まりませんっ!〜ドレス大好き令嬢のデザイナー生活〜
妹の方がなにかと優遇されている侯爵家の長女リリアナ。溢れんばかりの宝石、ドレス、ましてや母親からの愛でさえ全て妹のものであった。
そんなリリアナの趣味は『ドレス』。様々なドレスを研究、デザインを考える日々。
ある仮面舞踏会の夜、運命的な出会いを果たす━━
※妹(ローズマリー)へのざまぁはないです
同名義で小説家になろうにも投稿中。
更新は週1〜2回を目安にゆるゆると長く続けていく予定です。(12時を目安に投稿)
ドレスや服事情は素人のため至らない点があるかもしれません。
何かあれば感想などで教えて下さると嬉しいです!
781
Forgiving
The past. That's what ever captured our future.
あなたが、わたしを許すこと。わたしが、あなたを許すこと。それができたとき、この愛は本物になる……。
父が遺した会社が経営破綻の危機に瀕している、元社長令嬢あかね。そんな彼女のもとに突然、魅惑的な英国人実業家が現れる。彼は昔あかねに一目惚れをしたといい、会社の危機を救う融資を申し出るが、そこには条件があった……。
英国人男性と日本人女性の間で繰り広げられる、愛憎の物語。
782
大正浪漫奇譚 -世界は二人の外で、静かに遠ざかる-(完結済)
あなたがいま、大切にしたい人は誰ですか?
「先生。僕は、雄二郎さんにはなれません」
亡き友の影を追い、怪談を綴ることで時を止めた作家・荻窪。
その亡き友と同じ顔を持ち、担当編集として現れた青年・高梨。
二人の間に流れるのは、救いか、それとも残酷な執着か。
障子の隙間から漏れる光、白檀の香りに混じる雪の匂い。
孤独を愛したはずの男の指先が、高梨の肌に触れるとき、止まっていた時間は静かに狂い出す。
怪談が現実を侵食し、二人の世界が閉じていく──。
※本作には、一部怪談特有の残酷な描写や、不穏な表現が含まれます。
(全21エピソード完結済み)
*他投稿サイト様にも投稿させていただいております。
783
風の行く先
母方の祖父母の元で育てられた冴島たまき。
新たな土地で友人や後輩に囲まれて幸せに暮らしていたものの、心の奥には、無意識の寂しさを抱えていた。
そんなたまきの日常を変えたのは、中学最後の文化祭で出会った十二歳年上の男性、海風梧だった。
初対面のはずなのに、梧はたまきを見つけると、こう言った。
「ここにいたのか、ハル」
聞いたことのない名前。
けれど、「誰?」と問いかけた途端、寂しそうな表情を浮かべた梧を見たたまきの胸は、理由もなく苦しくなった。
やがて、部活の後輩・霜槻紫露から、ハルとはたまきの前世であり、梧にとってかつて大切な人だったことを知らされる。
前世の記憶などない。
自分が本当にその「ハル」なのかもわからない。
それでも、たまきは不思議な縁に導かれるように、かつてのハルを知る人々と出会っていく。
自分には覚えていない「再会」を重ねるたび、たまきの中にあった寂しさが、少しずつ形を変えていく。
そして、前世では結ばれなかった二人は、今度こそ同じ時間を生きることができるのか。
これは、過去の記憶を取り戻す物語ではない。
失ったものを抱えながら、たまきが自分自身の人生を選び直していく物語。
そして――
「ハル」ではなく、「たまき」として。
もう一度、あなたを好きになる物語。
※ほとんど年齢制限をするほどの描写はない予定ですが、今後、一部でR15程度の表現が出て来るであろうと想定したため、指定しています。
784
効率厨の冒険者、ギルド受付嬢への恋だけ最適化できません
王都ギルドの受付嬢ミレナは、誰にでも丁寧で優しいと評判。
そんな彼女に恋をしたのは、無駄を嫌い、何事も最短・最適・高効率で片づける冒険者カイ・ルーヴェンだった。
だが彼のアピールは、なぜか徹底的に実用重視。
差し入れは花ではなく干し肉。
気遣いは甘い言葉ではなく栄養補給。
送ってくれる理由すら“安全性と導線効率”で説明される始末。
本人はスマートに距離を縮めているつもり。
けれど周囲には、好きすぎて努力の方向を間違えているようにしか見えない。
最初は困惑していたミレナも、
不器用なくせにやたら誠実で、時々びっくりするほど分かりやすく感情が漏れる彼を、少しずつ放っておけなくなっていき――。
恋愛以外は最適化できる男が、恋だけ盛大に非効率。
ほのぼのギルドを舞台にした、コミカルでやさしいラブコメです。
(完結済ー全12話)
785
Ωの花嫁に指名されたけど、αのアイツは俺にだけ発情するらしい
この世界では、生まれつき【α】【β】【Ω】という性の区分が存在する。
俺――緋月 透真(ひづき とうま)は、どれにも属さない“未分化体(ノンラベル)”。存在すら認められていないイレギュラーだった。
ひっそりと生きていたはずのある日、学園一のαで次期統領候補・天瀬 陽翔(あませ はると)に突然「俺の番になれ」と迫られ、なぜか正式なΩ候補に指名されてしまう。
「俺にだけ、お前の匂いがする」──それは、αにとって最大の禁忌だった。
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ふたつ名の令嬢と龍の託宣【全年齢版】
先行しているムーンライトノベルズに追いついてしまったので、今後は月一度程度で更新していきます
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「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われる一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
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●ふたつ名の令嬢と龍の託宣【R15版】●
第一部令嬢編:第1章~第5章まで【完結】
第二部公爵夫人編:第6章~
※【R18版】ふたつ名の令嬢と龍の託宣
ムーンライトノベルズにて先行して第7章投稿中٩( 'ω' )و
787
ホワイトデーに告白するのは難しい
憧れの上司にバレンタインデーにチョコをもらった。部署のみんなに配るような明らかな義理チョコだったけど、俺の覚悟を固めるには充分だった。
ホワイトデー当日。チョコのお返しをきっかけに告白するつもりだったのだが……そう上手くはいかないらしい(泣)
年下部下(♂)×年上上司(♀)の恋愛ものです。
788
命令できません、隊長どの
第一騎士団長アルノルド・フェルゼン。
“近づくな”“目を合わせるな”と恐れられる、寡黙で最強の隊長。
そんな彼を、なぜか「査察官代理」として評価・指導する立場になってしまった新人団員リーナ・ハルト。
命令する側のはずなのに、どうしても隊長相手だと調子が狂う。
けれど当のアルノルドは、査察にも同行し、書類を届けに来て、なぜかやたらと協力的で——。
周囲が震え上がる中、本人たちだけが少しずつ距離を縮めていく。
これは、“命令できない”査察官代理と、無表情な隊長どのの、不器用な騎士団ラブコメ。
789
「リディアの魔法学講座」呪われたヒロインは、団長から逃げてツンデレ生徒を育成している
エリート魔法師団の世界唯一の蘇生魔法の使い手だったリディアは、任務中に呪いを受けて、魔法を失ってしまう。
魔法師団を追放されたリディアが選んだのは、魔法大学の先生。担当したのは、魔法が使えない問題児の男子生徒達。
放置されていた彼らに魔法が使えるようにすると約束したのに、ツンデレ男子たちはちょっかいばかり。自分の呪いを解いて、日々の平穏を求めながら、無事に生徒達を卒業させます!
ちょいちょい干渉してくる元上司の俺様団長を身も蓋もなく焦らせ、元同僚のお兄ちゃん(役)に構いたおされ、魔法の講義をしたり、バトルしたり、たまにお色気アリのヒロインの奮闘記。
(序章の過去編は重厚な雰囲気、1章の大学編からはライトな文章です)
790
夜が足りない
大学三年生の荻浦 璃緒(はぎうら りお)は数年前から、男子高生『レオ』として援交をしていた。
親友、羽月 玲也(はつき れいや)への叶わぬ恋心の発散のために。
不特定多数の男たちに体を売り続ける璃緒。
そんな日々は、不意な事件から変わり出してしまう……。
性的描写あり。
完結しました!ありがとうございました!
791
【完結】生意気な黒猫と異世界観察がてら便利屋はじめました。大好きなラノベを読むため必ず帰ってみせます!
魔術の盛んな国ルクナ。その国には日本からの転移した『流れ者』が多くいた。
だからか、日本と雰囲気の似た街並みなのは……、ってそんなことはどうでも良いのよ!大好きなラノベの続きが気になるのよ!ラスト間近だったのよ!何で私が異世界に!?こうなりゃ絶対帰ってやるんだから!
帰る方法を探すためにまずはこの異世界を観察して知ることからよね!情報収集のために便利屋はじめます!
異世界で謎の黒猫を相棒に、もふもふしながら便利屋をしつつ、自分は恋よりラノベ命!と帰る方法を模索している間に何故かラノベ世界のような王子に気に入られたり、王女の恋模様に巻き込まれたりなんかする、そんな普通女子の奮闘記!いや、ちょっと!そんなこと言われても!イケメンに迫られても私は帰るのよーー!!!!
はたして無事に元の世界に帰ってラノベの続きが読めるのか!?
毎日6時台、12時台、19時台の3回更新。
※こちらの作品は小説家になろうでも掲載
792
猫かぶり戦乙女は癒し系女子を目指す
【アーレスと呼ばれる世界のお話】
「だって、君は強いから。守ってくれる男なんて必要ないだろう?」
最初の初恋も、2度目の初恋も、3度目の初恋も、すべて同じセリフで振られた。ついでに言えば、4度目も5度目もだ。
「そう思うなら、しかたないわね」
引き攣った笑みを浮かべる私は、そのままひとりその場に取り残される。
取り残されたまま、ヘタレ男など滅んでしまえと呪うまでが様式美となっていて……。
このまま何度も振られ続けるのはごめんだ。
私は生まれ変わって癒し系ゆるふわ女子となり、将来有望な彼氏を見つけて幸せになってやるのだちくしょう!
※ムーンライトからの転載です
※4章31話以降は不定期の更新になりますー
793
街中で偶然出会えたら、それは運命だと思います!
羽柴つくし。まだまだ入社したての新人です。
それでも一人配属のコールセンターで、優しい先輩に見守られて順調に仕事を覚えて成長中。
上司にあたる金子さん。
会社でもイケメンランキングなんと6位!でもすでに美人の奥さんがいるのです。
正直、金子さんはどうでもいいです・・・・。
そのお友達が素敵なんです。
その人は友田さん。
詳しくは・・・・・知りません。
金子さんと仲良し、どうやら研究室所属らしい。
ああ、情報はほとんど誰からも入ってきません。
どうしたらいいのか、どうにもならない現実は、もう妄想レベルでしか進みません。
いつかどこかでアクシデントがあって、友田さんと私が、もうちょっと接近出来て・・・・・。
そんな夢のような現実が目の前にあったら、ぜったい飛びつきます。
そう飛びついたんです。
結果は言葉にもできないほどの惨状でした・・・・・。
アクシデントは本当にアクシデントだったのです。
妄想のようにうまくは行かないのです。
反省点はいろいろあるかもしれませんが、思い返しても悲しいばかりで、しばらく落ち込みます。
そんな反省が先輩達の手によってコロコロと転がって。
なんと・・・・・・。
つくしと友田先輩が友達になるところから始まる話です。
友田 章アキラ 金子 知宏 羽柴つくし
露木弥生
794
隣の景色
大学三年生の蒼真と漣は、幼馴染で親友。隣にいるのが当たり前だった。
繊細で不器用な漣は、明るく世話焼きな蒼真に長年言えない想いを抱えている。
ほんの小さなきっかけで「当たり前」は少しずつ形を変えていく。
近いのに届かない距離で、ふたりは静かにすれ違う。
心情描写を中心にした、静かな関係性のお話です。
※本作は複数視点で進行します。(各話タイトルに視点キャラ名あり)
※作中に女性キャラクターが登場します。NL要素も少しあります。苦手な方はご注意ください。
※暴力描写が少しあります。念のためR15に設定しています。
795
「隣に立つと誓ったから」 ─ 年下王子と年上姫の令嬢ロマンス ─
一目惚れしたのは、ふんわり優しい年上の姫・イリス。
けれど彼女は、年下のぼく──ジュリアン王子のことを知らなかった。
それでもいい。
舞踏会の夜に誓ったんだ。
**「いつか、あなたの隣に立てる男になる」**と。
必死に剣を振り、本を開き、作法を学び、何度も空回り。
「可愛い」と笑われ、子ども扱いに悔し涙を流す夜もある。
それでも努力を重ねて──「頼もしい」と微笑まれた瞬間、すべてが報われた。
じれじれで、可愛くて、でも真っすぐ。
年下王子の一途な恋と、ほんわか姫の心が少しずつほどけていく。
やがて訪れる婚約、そして甘い日常へ。
恋に一生懸命なジュリアン王子と、ふんわり姫イリスの令嬢ロマンス。
796
オタクな俺がポンコツ美少女JKを助けたら、お互いの家を行き来するような仲になりました
ぼっちで陰キャな高校生作家の島崎治は、一人ファミレスで食事をしていた。その帰り、困り果てた様子の美少女に出会った。心配した島崎が声をかけると、彼女は財布を忘れてしまったようでその場で泣き出しそうな顔になる。奢るつもりで彼女の分まで支払うとその後、家に帰ればお金はあるからと言って、美少女の家まで連れていかれる。部屋まで案内された島崎は、彼女と話をするうちに、気づけばデートすることになり――優れた才能を持ちながらも、恋愛に関してポンコツな二人は周囲をやきもちさせながら少しずつ距離を縮めていく。
797
【完結】Life
ニュージーランドに留学した少年は困っていた。
あと一週間で今住んでいるホームステイ先から出て行かなければいけない。
友人たちの助けもあり、どうにか見つけたフラットはゲイが二人住んでいるところだった。
話が違うと思ったが住むところもないからそこに住んだ。
そこでニュージーランド人のゲイに手を出されて……。
ゲイのニュージーランダー(イケメン)×日本から留学してきたノンケ少年。
周りに翻弄されながら少年の心が少しずつ成長していきます。
※20年ぐらい前のニュージーランドが舞台です。エロは私の作品にしては薄め。ストーリー重視です。
以前「奇麗」というサイトに載せたものの転載です。
なんとなくのハッピーエンドです。
表紙の写真は写真ACからお借りしました。
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へタレ御曹司とこじれアラサー腐女子の物語
木原海斗はクオーターの眉目秀麗で非の打ち所がないないような男だった。
そんな完璧男子がいきなり「婚約者になってくれ」と頼んでくる。
那月は、これが幼馴染で、自分の上司でなかったら、恋に落ちていたかもしれないとその男を見つめた。
呆れ顔で「それはセクハラです」と偽装工作に手を貸すつもりはないと宣言した。
はずなのに…。
彼の攻撃はやまないのだ。
なぜ?
だって、私御曹司の秘密を知っている!彼が女に恋するはずがないのだ。
王道パターン?だけど、好きなんです。作者が!
へタレ御曹司とこじれアラサーの恋の物語
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青の向こうへ君と2人で
「それ、いらないなら俺にちょうだい」
殆ど話した事もない顔面最強クラスメイトが指差したのは、今まさに蒼良が断腸の思いで手放そうとしているアルトサックスだった。
「俺にサックス教えてよ。」
姉の結婚式で披露したいと言うイケメン、玲音の頼みを断りきれず、蒼良は秘密の放課後レッスンを始める。
学校でも目立つ存在の玲音と、地味な蒼良。
共通点のなかった二人の関係は、音楽を通じて変化していく。
もっと知りたい、もっと一緒にいたいーー。
恋心を自覚した蒼良は、やがて玲音が心に抱えるものに気付く。
そして蒼良自身もまた、過去の出来事に囚われていてーー?
クールイケメン(だけど不器用)攻め×鈍感平凡(とみせかけて才能あり)受け。
大人ほど割り切れない、だけど子供みたいに曝け出す事もできない…そんな「高校生」二人が、小さな傷を癒していく恋と青春の物語。
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従者は永遠(とわ)の誓いを立てる
グレイス=アフレイドは男爵家の一人娘で、もうすぐ十六歳。
傍にはいつも、小さい頃から仕えてくれていた、フレン=グリーティアという従者がいた。
グレイスは数年前から彼にほんのり恋心を覚えていた。
ある日グレイスは父から、伯爵家の次男・ダージル=オーランジュという人物と婚約を結ぶのだと告げられる。
突然の結婚の話にグレイスは戸惑い悩むが、フレンが「ひとつだけ変わらないことがある」「わたくしはいつでもお嬢様のお傍に」と誓ってくれる。
グレイスの心は恋心と婚約の間で揺れ動いて……。
【第三回 ビーズログ小説大賞】一次選考通過作品
エブリスタにて特集掲載