異世界恋愛 小説一覧

690件
81

婚約者を奪った妹が、私の加護刺繍まで自作として王妃様に献上しました。では御前で続きを縫っていただきましょう

リネット・ベルフォードは、加護刺繍を扱う令嬢である。 王妃様の巡幸礼装に縫い込む守護紋。騎士団の護符。誰かを守るための刺繍を、彼女は長く縫ってきた。 しかしリネットは、妹コレットに婚約者セドリックを奪われる。さらに家族から沈黙を強いられたまま、王妃様の御前へ連れて行かれた。 そこでコレットが差し出したのは、リネットが半年かけて縫った加護刺繍だった。 「王妃様のお身を守るものですから、一針ごとに祈りを込めました」 妹はそう微笑み、セドリックも彼女を王妃付き刺繍師に推薦する。 けれど、加護刺繍は模様を真似るだけでは発動しない。糸の染め、下絵、針順、縫い手の魔力の癖。その全てが合って、初めて守護紋になる。 リネットは王妃様の御前で、妹に告げる。 「あなたの作品だと言うのなら、どうぞ、御前で続きを縫っていただきましょう」 妹の手元で加護糸が死んだ時、王妃様も、近衛騎士団長ノアも、真の縫い手に気づき始める。 婚約者を取り戻すためではない。 自分の技術と名誉、そして王妃様の安全を守るために、リネットは針を取る。
82

(完結)可愛いだけの妹がすべてを奪っていく時、最期の雨が降る(全5話)

可愛いだけの妹が、全てを奪っていく時、私はその全てを余すところなく奪わせた。 妹よ・・・貴女は知らない・・・最期の雨が貴女に降ることを・・・ 暗い、シリアスなお話です。ざまぁありですが、ヒロインがするわけではありません。残酷と感じるかどうかは人によるので、わかりませんが、残酷描写シーンはありません。最期はハッピーエンドで、ほのぼのと終わります。 全5話
83

私を捨てた婚約者が、今さら戻ってきました【完結】

兄妹のように育った婚約者のカシアンに「お前と結婚させられるくらいなら家を出る!」と捨てられたマリエッタ。 彼女をずっと愛していた婚約者の弟クラウスは、ここぞとばかりに求婚するが、マリエッタは感動のあまり彼を「可愛い弟」として甘やかし始めてしまう。 そんな二人のもとに、カシアンが今さら戻ってきた。しかも、別の女性を愛人にしたままマリエッタと結婚すると言い出して……?
84

《完結》「側妃を迎える。準備は王妃府で」そう告げた王は、二ヶ月後、王座を失いました

王妃フレイアは、五年間、王宮の見えない仕事を支えてきた。 儀礼、寄付、夫人同士の調整、外交の細かな配慮。誰かが困る前に整える仕事は、いつも王妃府へ流れてきた。 ある朝、王は告げる。 「側妃を迎える。準備は王妃府で」 相手はすでに懐妊しているという。 入内は十日後。南の離宮を望み、王宮医の診断もまだ。 そのすべてを、王は正妃であるフレイアに任せようとした。 「そなたならうまくやってくれる」 その言葉を聞いたフレイアは、父へ手紙を書く。 ――疲れました。 公爵家は娘を迎えに来た。 王は、少し休めば戻ると思っていた。側妃が来れば、王宮は明るくなるとも。 だが、王妃がいなくなった王宮は、二ヶ月ももたなかった。 茶会、寄付、外交、国境。正妃ひとりに押しつけられていた仕事が、次々と崩れていく。 そして王は知ることになる。 王妃は、王宮の欠けたところを埋めるための備品ではない。 もう、戻らない。 ※全67話。  初日以外は6時・17時更新となります。 ※本作は生成AIによる文章案をもとに、作者が取捨選択・加筆修正して制作した作品です。  賞・出版申請を目的とした作品ではありません。
85

離縁された私は、辺境の食堂で第二の人生を始めます

王都の飲食店で、夫の店の看板料理を作り続けてきたエルナ。けれど、名前を呼ばれることは一度もなかった。ある日、夫から離縁状を突きつけられる。 「……わかりました」 手元に残ったのは、母のレシピ帳と包丁だけ。持参金を返してもらい、地図で指さした辺境の町リンデンへ。馬車で十日かけてたどり着いた町で、エルナは自分の名前で小さな食堂を開くことを決める。 腹を空かせた騎士団、温かいスープを待つ人々。そして、毎日同じ席に座る無口な騎士団長ルーク。 やがて王都では、エルナの料理がなくなった店が傾き始め、元夫が後悔とともにやって来る。けれど、エルナはもう戻らない。 自分の料理で人を幸せにする、第二の人生が始まる。
86

婚約破棄の慰謝料は、あなたのお祖母様でお願いします【連載版】

宝石より、お祖母様と暮らしたい。 そう伝えたら、七十三歳の大奥様が誰より喜んで荷造りを始めました。 「クレア。君との婚約は、今夜をもって破棄する」 侯爵家の嫡男に捨てられた伯爵令嬢クレアは、慰謝料に好きなものを選べと言われる。 けれど彼女が誘ったのは、五十年も屋敷を支えてきた彼のお祖母様だった。 「私の町家で、一緒に暮らしませんか?」 「喜んで!」 小さな家に、使用人はいない。 けれど、自分で焼くパン、黄色いカーテン、好きな花を植えられる庭がある。 大奥様を連れ戻そうとする孫にも、ご本人はもう遠慮しない。 そして家の修繕を頼んだ建築監督レオンは、元婚約者の従兄なのに、クレアを急かさず、仕事も暮らしも大切にしてくれる人だった。 図面を持たずに訪ねてきた彼が、伝えたいこととは――。 七十三歳の人生も、二十三歳の恋も、ここから。 家族愛と新しい恋、軽いざまぁを楽しむ異世界恋愛。全32話・完結まで執筆済み。ハッピーエンド。 ※公開済み短編『婚約破棄の慰謝料は、あなたのお祖母様でお願いします』を、新しい場面とその後の展開を加えて再執筆・長編化した連載版です。第1〜7話は短編を加筆・再構成し、第8話から短編にはない新展開に入ります。短編未読でも第1話からお読みいただけます。 ※小説家になろうにも掲載予定です。
87

不死鳥の令嬢と5人の騎士〜婚約破棄された私に、北方の将が求婚してきました〜

十二年間、王太子の婚約者として努力を重ねてきた公爵令嬢アルヴェイン・ロゼリア。 いつか王太子妃となる日のため、礼儀作法も、教養も、何もかも必死に身につけてきた。 ――けれど、その十二年間はたった一言で終わった。 「アルヴェイン。君との婚約を破棄する」 突然の婚約破棄。 失意の中、会場を後にしたアルヴェインを待っていたのは――北方の国バハードからやってきた将、カイ・ヴァルグレンだった。 「お嬢さん、俺の嫁にならないか?」 あまりにも突然の求婚から始まった、北の国での新しい人生。 そこでアルを待っていたのは、真っ直ぐで少し過保護なカイと、彼と共に戦う四人の騎士たち。 冷静沈着な軍師レイ。 人懐っこく観察眼に優れたレン。 毒舌ながら誰より努力家のソラ。 豪快で頼れる特攻隊長ユウト。 個性豊かな五人に囲まれながら、アルは少しずつ、本当の自分を取り戻していく。 しかし、長い冬と厚い雲に閉ざされたバハードには、誰も知らない秘密が眠っていた。 そしてアル自身にもまた、まだ誰も知らない力が――。 婚約破棄から始まる恋と再生。 五人の騎士たちとの賑やかな日々の先で、やがて彼女の運命は国を、そして世界を揺るがす物語へと繋がっていく。 これは、すべてを失った令嬢が愛する人と仲間に出会い、自らの足で新しい未来を選び取る物語。
88

星空の下で、君を好きになる ~いつもそこに君がいた~

一年間の交換留学で、北方の山岳国オルティギアへやって来たアイリ。 慣れない言葉、雪、山岳実習。 失敗ばかりの毎日の中で出会ったのは、真面目で少し不器用なマティアスと、最初から優しく寄り添ってくれるロイドだった。 二人と過ごすうち、アイリは少しずつ自分の気持ちに気づいていく。 限られた一年。 それでも、好きになることまで諦めたくない。 雪と星空の下で育つ、甘酸っぱい青春恋愛。 ※本作は前作を未読でもお楽しみいただけます。全20話+番外編2話。予約投稿済。
89

路地裏のハーブ茶房で、雲の上の殿方たちに甘やかされております

理不尽な過労と孤独の果てに命を落とした元社畜OLのリリアナ。 異世界へ転生した彼女は、王都の静かな路地裏で念願だった小さなハーブカフェ『緑の天幕亭』を開き、誰にも縛られない穏やかな第二の人生を歩み始めた。 ​前世の薬草知識を活かした滋味深いお茶や素朴な料理、そして彼女の飾らない温もりは、激務と策謀に疲弊していた国家最高峰の男たちの心を深く癒やしていく。 冷徹無比な筆頭宰相レオナルド、戦場を統べる近衛騎士団長ジークハルト、そして気まぐれな天才魔導士の王弟カミル。 国の頂点に立つ三人は、リリアナの前でだけ相好を崩し、競い合うように彼女を過保護に甘やかし始める。 ​酷暑の夏に街を襲った流行り病の危機では、リリアナの薬膳スープが下町を救う一方、過労で倒れた彼女を三人が店に泊まり込みで献身的に看病し、その絆は決定的なものとなった。 夕涼み市の賑わいや秋の観月会など、季節の移ろいとともに深まる彼らの溺愛ぶりは、やがて宮廷貴族の知るところとなり、下町の娘を権力争いに巻き込もうとする謀略の影が忍び寄る。 しかし三人は、自らの権力・武力・魔力を惜しみなく振るって外敵を叩き潰し、リリアナに指一本触れさせない。 さらに店を訪れた国王自らが彼女の価値を認め、『緑の天幕亭』を不可侵の聖域とする勅許を下したことで、彼女の自由と店は完全に守護されることとなった。 ​大雪の日の甘い籠城や冬至祭に捧げられた誓いを経て、かつて前世で孤独に凍えていたリリアナの心は、三人が注ぐ無条件の愛によって完全に融解していく。 鳥籠に閉じ込められることなく、愛する店で彼らを笑顔で迎え続けるリリアナ。 巡り来る春風の中、三者三様の熱い体温に抱かれ、世界で最も気高い殿方たちから生涯甘やかされ尽くす至福の日常は、永遠に続いていく。
90

冷たい夫から離婚を申し込まれたので喜んで承諾したら、夫が泣きました

「離婚して欲しい」 冷たい夫から突然そう告げられた私は、満面の笑みで承諾しました。 ずっと離婚したいと思っていたのは私も同じ。 これでお互い幸せになれる――そう思ったのに、なぜか夫が泣き始めて……?
91

「昔の君の方が好きだった」と言われたので婚約を解消しました 〜昔には戻りません。今の私を見てくれる人と幸せになります〜

「俺は、昔の君の方が好きだった」  婚約者にそう告げられた伯爵令嬢シャルロットは、今の自分を否定する相手との婚約を解消する。    新しい人生を歩き始めた彼女が出会ったのは、好きなものを覚え、「これからあなたのことを知りたい」と言ってくれるアルベールだった。  昔の私には戻らない。  今の私を見てくれる人と幸せになる、婚約解消から始まる異世界恋愛。 ※全八話・完結済
92

王太子殿下の解毒薬を作る薬草園を、妹の婚約披露のため潰せと父に命じられましたが、私はもう従いません

「お姉様も、もう泥遊びは終わりにできるわね」 妹の婚約披露のため、明朝から薬草園を掘り返す。父はそう正式に命じた。 そこは、王太子殿下の解毒薬を作れる、たった一つの薬草園だ。 伯爵令嬢リディアは、亡き母から受け継いだ銀星草を育てる薬用区画主任。完成薬は十二本。今ある危険には備えられても、園を失えば、次の一本は作れない。 「必要になれば、お前が別の場所でまた育てればよい」 「だって、それがお姉様の仕事ですもの」 壊すのは自分たち。直すのは姉。父と妹は、当然のようにそう考えていた。 けれど、もう埋め合わせるつもりはない。 リディアは完成薬十二本を施療院へ移し、種と挿し穂を避難させ、夜明け前に始まった掘り返しを、薬用区画主任の権限で正面から止める。 「ここは母が作った園です。そして今は、未来の患者の園です。どちらも、あなたの披露の飾りにはしない」 黒く変色した根を前に、王太子殿下が現場へ立った。妹の言葉は、書記官の手でそのまま記録される。 父は総監の職を失い、妹は望んだ舞台のすべてを失った。 そして殿下が問う。「園を残せば、それでよいか」 「いいえ」 リディアが求めたのは、園の存続だけではない。母と自分の名を功績として記録に刻むこと。そして、誰か一人の一存では二度と潰せない仕組みを、自分の手で作ること。 危機対応を一人で抱えてきた王太子付き侍医テオドールと、働き方も、その先の関係も、自分たちで選び直していく。 全7話・完結。ざまぁと職業的名誉回復、そして相互尊重のハッピーエンドです。
93

追放された侯爵令嬢の幸せと、彼女を捨てた者たちの末路

王太子の婚約者として王政を支えてきた侯爵令嬢であるセレスティア。 誇りと責任を胸に国政に尽くしてきた彼女だったが、愛人に溺れた王太子により婚約を破棄され、反逆の濡れ衣を着せられて国外追放されてしまう。 全てを失い、辺境の地で命を狙われたセレスティアは、一人の男――平民出身の将軍・カイに救われる。 彼は彼女の過去を知らず、ただ人としての強さと優しさを尊重し、愛し始める。 一方、セレスティアを追い出した王太子と王妃、貴族たちは、彼女のいない国を操ることに失敗し、ゆっくりと、だが確実に滅びへの道を歩んでいく。 これは、復讐しない令嬢が手に入れる、 真の愛と幸せな居場所の物語。 そして彼女を捨てた者たちが辿る、因果応報の末路の話である。
94

一年間、何もしなくていいと言われました

長年、家族のために尽くしてきたルイザ・ハーグレーヴ、三十八歳。 母を亡くし、ようやく役目から解放された彼女に遺されたのは、亡き知人ヴィオラの屋敷と、ひとつの条件だった。 「一年間、何もしないで暮らしてください」 掃除も、手伝いも、家族の問題を解決することも禁止。 最初は何もしないことさえ落ち着かなかったルイザだが、猫たちと過ごし、好きなものを選び、季節の移ろいを眺めるうちに、少しずつ自分の気持ちを思い出していく。 そして、ヴィオラの古い知人である旅人アルジャノンとも、静かに距離が近づいて――。 これは、ずっと誰かのために生きてきた女性が、 自分の人生を取り戻していく一年間の物語。
95

【完結】『運命の一瞬に裏切られて』 ~婚約者を親友に奪われた私、冷酷公爵様に拾われました~

「ごめんなさい、セレスティア。私、彼にひと目で恋をしてしまったの」 ​伯爵令嬢セレスティアは、一途に支えてきた婚約者と、大切な親友を引き合わせた。 しかしその瞬間、二人は吸い寄せられるように見つめ合い、セレスティアの存在など最初からなかったかのように惹かれ合ってしまう。 ​長年の絆も、積み重ねてきた努力も、たった一瞬の「運命」という言葉で踏みにじられ、すべてを奪われたセレスティア。 絶望のなか雨の夜会を逃げ出した彼女に差し伸べられたのは、誰もが恐れる「冷酷公爵」クロードの手だった。 ​「――美しい人だ。泥の中に放っておくには勿体なさすぎる」 ​すべてを失ったはずの令嬢が、真実の愛を知り輝きを取り戻していく影で、 彼女を切り捨てた二人は、ある重大な「誤算」に気づき始め――。 ​一途な裏切られ令嬢と冷酷公爵の逆転溺愛シンデレラストーリー!
96

夫の幼馴染に家も財産も奪われたので、彼女が捨てた兄妹を連れて出ていきます〜辺境伯家の住み込み家政婦になった今、戻れと言われてももう遅い~

夫の幼馴染に家も財産も奪われ、身一つで追い出されたアリシア。 しかし雨の宿場町で、その幼馴染が実子の幼い兄妹を置き去りにした現場を目撃する。 「私が守る」――血の繋がらないエミルとリリィを連れ、彼女は辺境伯家で住み込み家政婦として生き抜くことを選んだ。 帳簿と観察力、揺るぎない実務能力を武器に屋敷を立て直し、偏屈だが真っ直ぐな辺境伯ヴィルヘルムの信頼を得るアリシア。 子どもたちに「先生」と呼ばれ、家族のような温かさに包まれながら、彼との心の距離も静かに縮まっていく。 やがて王都から元夫と幼馴染が「戻ってきてほしい」と懇願してくるが――。 アリシアは静かに微笑み、こう告げた。 「もう、遅いわ」 追放された有能妻が、子どもたちとの家族愛と辺境伯との恋で本当の幸せを掴む、ざまぁと甘さの両方を味わえる完全復讐再生ラブストーリー。全40話。
97

私の声で王子に求婚した妹へ、返事は私の手で伝えます

七日前、熱で声を失った妹に、リディアは自分の声を貸した。期限は、王宮の冬の音楽会が開かれる今夜の十二時。 ところが妹のセラフィナは、喉が治っても琥珀の首飾りを返さない。継母は母の遺した手話教室の土地を盾に、声の貸与を一年延ばせと迫る。 「あの方が愛したのはセラフィナの姿と、あなたの声。二つを合わせて、ようやく価値があるのよ」 声を奪われたまま王宮へ連れていかれたリディアは、指で伝えた言葉に、指で答えてくれる青年と出会う。宮廷通訳官のエドガー。かつて母の教室に通っていた、あの少年だった。 『では、必要な時は僕を呼んでください。あなたの言葉を、誰にも消させません』 偽の指印で出された更新申請、持ち去られた原本、閉じ込められた資料室。妹がリディアの声で王子に求婚するその場で、リディアは声ではなく自分の手で、真実を告げる。 奪われた声と母の教室を、自分の言葉で取り戻すまでの物語。
98

孤児院育ちと冷遇されてきた洗濯婦ですが、黒虎の王様が十八年探し続けた「死んだはずの番」だったようです

赤子のころ川辺に捨てられ、孤児院で育ったアンナ。 孤児院育ちというだけで冷遇され、洗濯場で酷使されても、ほかに雇ってくれる場所はない。誰かが迎えに来るなんて夢は、とうに捨てていた。 十八歳の誕生日、手首に謎の痣が浮かんだ翌日――雨の洗濯場に、黒虎の獣人が現れる。 ぬかるみに膝をついた彼は、震える声で告げた。 「十八年、遅くなった。……迎えに来た、エリシア」 彼は獣人国の王イグナーツ。十八年前に攫われ、死んだとされた番を、ただひとり諦めずに探し続けていたという。 人違いだと首を振るアンナ。けれど、二つの銀の鈴が鳴った瞬間、すべてが動き出して――。 ※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
99

『魔力ゼロの欠陥品』と蔑まれた伯爵令嬢、卒業パーティーで婚約破棄された瞬間に古代魔法が覚醒する ~虐げられ続けた三年間、倍返しでは足りない~

「貴様のような無能、我が国の王妃には相応しくない。婚約を破棄し、学園から追放する!」 王立魔道学園の卒業パーティー。きらびやかなシャンデリアの下、王太子エドワードの声が冷酷に響いた。彼の隣には、愛くるしい表情で私を嵌めた男爵令嬢、ミナが勝ち誇ったように寄り添っている。 伯爵令嬢のリリアーヌは、入学以来三年間、「魔力ゼロの欠陥品」として学園中の嘲笑を浴び続けてきた。 婚約者であるエドワードからは一度も顧みられず、同級生からはゴミのように扱われ、ミナの自作自演による「いじめ」の濡れ衣まで着せられ……。 それでも、父との「力を隠せ」という約束を守るため、泥を啜るような屈辱に耐え抜いてきた。 ――だが、国からも学園からも捨てられた今、もうその約束を守る必要はない。 「さようなら、皆様。……私が消えた後、この国がどうなろうと知ったことではありませんわ」 リリアーヌが身につけていた「魔力封印の首飾り」を自ら引き千切った瞬間、会場は漆黒の魔力に包まれた。 彼女は無能などではない。失われた「古代魔法」をその身に宿す、真の魔道の主だったのだ。 絶望する王太子たちを余目に、隣国の伝説の魔術師アルベルトに拾われたリリアーヌ。 彼女の、残酷で、甘美な復讐劇が今、幕を開ける――。
100

「偽聖女だ」と追放された私ですが、国境の枯れ地を蘇らせました。神殿が選んだ「本物の聖女」では、白い花が一輪も咲かなかったそうです

聖女選定の日、子爵令嬢リディアの水晶は光らなかった。 まばゆい光を放った公爵令嬢クラリッサが「本物の聖女」に選ばれ、リディアは偽聖女として王都から追放されてしまう。 誰もがリディアを偽物と決めつける中、北の国境を治めるアルノー辺境伯だけは、彼女が断罪の最中にも枯れかけた祭壇花へ水を与え、その葉をわずかに蘇らせたことを見ていた。 「私の領地に必要なのは、立派な光ではない。枯れたものへ手を伸ばせる者だ」 アルノーから国境へ来ないかと誘われたリディアは、自分の力を確かめるため、その手を取る。 国境に広がっていたのは、長年の瘴気で灰色に枯れた土地だった。 リディアは大きな奇跡に頼らず、住民たちと石を拾い、水路を直し、一畝の土から再生を始める。やがてその畝に一輪の白い花が咲き、花は丘を満たし、濁った水と土にも少しずつ命が戻っていく。 だが神殿は、白い花を冒涜の証拠として処分するよう命じてくる。 一方、王都では神殿が選んだ「本物の聖女」が、予定されていた豊穣祈願に臨んでいた。 強い光を放つクラリッサ。しかし、目の前の種は一つも芽吹かない。 国境を白い花で満たした偽聖女と、一輪も咲かせられない「本物」。誰にでも分かる結果によって、神殿の誤った認定は覆っていく。 これは、偽物と呼ばれた令嬢が、自分を結果が出る前から信じてくれた辺境伯と土地を蘇らせ、名前と自分で選ぶ未来を取り戻す物語。
101

獣化できない出来損ないと捨てられた私を、銀豹の将軍が番として迎えに来ました

金狼の名門ゴルトハイム侯爵家の長女ルチアは、十八になっても獣化できない「出来損ない」。 離れに追いやられ、下働き同然の日々を送っていた。 ある日、凱旋した英雄・銀豹の将軍カシウスが、褒賞として「ゴルトハイム家の娘をひとり」と望む。 誰もが着飾った妹ヘレナだと思う中、彼が膝をついたのは、裏庭で洗濯籠を抱えたルチアの前だった。 「ようやく、迎えに来られた。俺の番」 八年前の森で交わした、ささやかな出会い。 そして、ルチアが獣化できない本当の理由とは――。 ※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
102

婚約解消!代わりは元婚約者の兄君で、女狂いと評判です

海辺のロッカマーレ子爵領で、魔物狩りにも参加する子爵令嬢リヴィア。 婚約者から届く誠実な手紙に心をときめかせ、婿入りしてくる日を楽しみにしていたのに、突然の婚約解消! 代わりに婚約者になったのは、元婚約者の兄ティツィアーノ。 ところが、彼は『女狂い』と評判。 それでもリヴィアは受け入れることを決め、『女狂い』とはどんな感じなのかしら?と密かにワクワクしていたのだけれど……!?
103

婚約者になった公爵令嬢は、我儘をつき通す

「公爵令嬢は我儘」シリーズ 第三部、開幕!! 第二部の「家庭教師になった公爵令嬢は我儘をつき通す」の、続編になります。冒頭の0話・1話は、第二部完結後の翌日のお話。翌日の二人を見たい!!という方は是非是非お読みください。 ※2話以降はヒューイ&アデレイン『離縁した侯爵令嬢は、三つ年下の青年に求婚される』が完結し、準備が整い次第、再開という形になります。 第二部でようやく心を通わせた(?)二人の、本人たちはおそらく無自覚であろう、いちゃいちゃ甘々な日々を書く予定です。 ※他サイトにも投稿しています。
104

忘れたい記憶の中に、忘れたくない人がいた ―転生したので前世の記憶を消したいです―

田舎のパン屋の一人娘フレーゼは、義弟が国王の庶子だと判明したことをきっかけに、王城へ移ることになる。 第二王子ロアやリージ、王宮付き魔法使いフレムと過ごすうち、夢を見るたびに前世の記憶が蘇っていく。 けれどフレーゼが望むのは前世を思い出すことではなく、忘れて「今の自分」として生きることだった。 前世の記憶と現在の人間関係が交錯する中で、彼女は自分が本当に手放したいものと、どうしても手放したくないものに向き合っていく。 ※表紙イラストはwaka様に描いて頂きました。
105

断罪される悪役令嬢ですが、殿下。それ、私の婚約者じゃありません。

卒業パーティーの真っ最中、侯爵令嬢エルシアは突然、王太子から身に覚えのない罪を並べられ、悪役令嬢として断罪されてしまう。 ところが、証拠を調べれば調べるほど、エルシアには犯行が不可能だったことが判明。そもそも彼女は極度の人見知りで、猫すら怖い。 さらに混乱するエルシアの前で、王太子が最後に告げた一言が決定打になる。 「君との婚約は、今日をもって破棄する!」 「……殿下、それ、私の婚約者じゃありませんよ?」 どうやら王太子は、婚約者を盛大に取り違えていたらしい。 断罪するはずだった王太子と、断罪された悪役令嬢。二人の勘違いから始まる、ちょっと騒がしくて、ときどき甘い恋愛コメディ。
106

幼なじみの魔導師様にもらったお守りが、全部「居場所探知」の魔道具でした

子爵家の次女ミレイユは、五歳の誕生日から毎年、幼なじみの魔導師ルシアンから「お守り」を贈られてきた。数えて十五個。無口な彼にとって自分は手のかかる妹なのだと思いこみ、ミレイユは縁談を機に恋心へ区切りをつけようと決める。 最後の思い出にと鑑定してもらったお守りには、物理防御、毒物無効、悪意感知――そしてそのすべてに「居場所探知」の魔法がかかっていた。 試しに全部外して縁談の席へ向かうと、一刻もしないうちに扉が吹き飛び――。 「妹だと思ったことは、一度もない」 不器用すぎる過保護魔導師と、鈍感な司書令嬢の、十五年越しの両片思い。 ※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
107

いつまでも夢見る少女ではいられない

幼い頃からずっと、バーナードに恋をしていたクレア。 いつか想いが届くと信じていたけれど、彼の隣に自分が立つ未来はないのだと知り、長い初恋に別れを告げる。 そんなクレアのそばにいたのは、ありのままの彼女を見つめ続けてくれたフランシスだった。 初恋を手放し、新しい恋を選んだクレアは、やがて王都の意匠学校へ通うことに。 初めての街、新しい友人たち、そして大好きなものづくり。 失敗しながら学び、自分の好きなものや進みたい道を少しずつ見つけていく。 恋をすることだけが、少女の未来ではない。 誰かを好きだった日々も、新しい恋も、自分で選んだ夢も抱えて――。 クレアが自分の人生を歩き始める物語。
108

【完結】『最強令嬢は平穏に暮らしたい』~強さ至上主義の騎士団長様、私を愛するなら強さを求めないでください~

最強の英雄の娘でSランク冒険者のエリーラは、普通の令嬢として平穏に暮らしたいだけ。なのに、強さ至上主義の騎士団長に目をつけられて!? 強さを隠したい最強令嬢と不器用な騎士団長が、「強さ」ではなく「その人自身」を好きになっていく溺愛ラブコメ。
109

氷の騎士の溺愛は、私の自由を奪わない

公爵令嬢エリシアは、家族にも婚約者にも深く愛されて育った けれど、その愛情はいつも彼女の意思より優先され、好きなことも、 望む未来も、周囲によって決められていた そんな彼女の運命が変わったのは、婚約者の裏切りが発覚した日 婚約破棄を機に自由を手にしたエリシアに寄り添ったのは、元婚約者の双子の弟であり、 「氷の騎士」と恐れられるレオンハルトだった 誰よりも深い愛情と独占欲を抱きながら、決して彼女の意思を奪おうとしない彼 「あなたが望むことを、俺は大切にしたい」 初めて自分の人生を選び始めた令嬢と、彼女の自由ごと愛する氷の騎士 これは、愛という名の束縛から抜け出した令嬢が、本当の幸せを見つけるまでの物語
110

『「君は役立たずだ」と捨てられた令嬢、辺境で自分の価値を知りました』

「君との婚約を破棄する」 侯爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子から突然そう告げられた。 理由は、妹のほうが令嬢として魅力的だから。 家族からも以前から「何の役にも立たない」と言われ続けていたリリアーナは、婚約破棄を受け入れ、誰にも引き止められることなく家を出ることになった。 向かった先は、王都から遠く離れた辺境領。 そこで出会ったのは、「冷徹辺境伯」と呼ばれるアレクシスだった。 「ここでは、身分など関係ない。役に立つ者が必要だ」 そう告げられたリリアーナだったが、彼女には誰にも知られていない秘密があった。 幼い頃から祖母に教え込まれた薬草の知識。 それは、王都では「令嬢らしくない」と笑われ、誰にも認められなかったものだった。 けれど――辺境では違った。 「この薬を作ったのは、君なのか?」 「はい……」 「素晴らしい。君は、この領地に必要な人間だ」 初めて自分の存在を認めてもらったリリアーナ。 やがて彼女は知ることになる。 自分を「役立たず」と捨てた人々よりも、自分を必要としてくれる人たちのほうが、ずっと大切だったことを。 そして、彼女を捨てた元婚約者が後悔したときには――もう、すべてが遅かった。 捨てられた令嬢が、自分の居場所と本当の愛を見つける、逆転溺愛ラブストーリー。
111

Sランク冒険者の縁談を知って逃げましたが、「嫌いでないなら逃がさない」と追いかけてきました

リネット・ロンバーは、地方男爵家の次女でありながら、家名を伏せて冒険者として生きていた。 ある日、王都ギルドで辺境遠征隊の臨時斥候に選ばれた彼女は、Sランク冒険者ランディールと出会う。身分も実力も違う相手。けれど、ともに依頼をこなすうち、二人は固定パーティーを組むほど信頼を深めていく。 だが、ランディールに侯爵家絡みの縁談があると知ったリネットは、自分が彼の未来を狭めているのではないかと思い込み、真実を確かめる前に王都を去ってしまう。 「捕まえた……もう逃がさない」 逃げたリネットを追いかけてきたランディールは、彼女の誤解も不安も逃がすつもりはなかった。 これは、誰にも頼らず一人で立とうとしていた少女が、強引で一途な冒険者に追いかけられ、隣にいる未来を選ぶまでの物語。
112

実家も国も私を捨てたが、私を愛さないと国が滅びる。絶望する人々を特等席で眺め、冷徹な王子の腕の中で思考停止する。

持参金がないという理由で家族と祖国から追放された私は、実はこの国を支える“加護”そのものだった。 私が去った瞬間、王都の結界は崩れ、国は崩壊へ向かい始める。 そんな私を拾ったのは、冷徹と噂される隣国の王子。 「やっと見つけた。お前は俺のものだ」 捨てられたはずの私は、気づけば滅びゆく祖国を背に、彼の腕の中で溺愛されていた。
113

「地味で能無し」と追放された調薬士ですが、隣国の冷徹な竜騎士様に囲い込まれて毎日めちゃくちゃ愛されています

「お前などいなくても、何ひとつ困らん」 八年間、王国のために薬を作り続けてきた宮廷調薬士エルザ。 眠る時間も、自分のためのお金も削り、 流行病に苦しむ民や傷ついた騎士たちのため、毎日百本を超える薬を調合してきた。 けれど、その功績はすべて別の令嬢に奪われ――。 「地味で能無し」 「薬草を刻むことしかできない女」 そう嘲笑された末、王太子から婚約を破棄され、宮廷調薬士の地位まで剥奪。 外套ひとつ与えられず、嵐の夜の王都へ追放されてしまう。 すべてを失い、泥の中で力尽きかけたエルザ。 そんな彼女の前に降り立ったのは―― 一頭で城壁すら焼くと恐れられる、巨大な真紅の竜だった。 そして、その背から現れた男を見て、人々は震え上がる。 隣国最強の竜騎士。 若くして公爵家を率い、幾つもの戦場を制した“戦場の死神”――ライオネル・グラディウス。 ところが。 誰もが恐れる冷徹な竜騎士は、傷だらけのエルザを見るなり、泥の中へ片膝をついた。 「恥じるような手ではありません」 「でも、汚れています」 「働いた跡です」 誰にも認めてもらえなかった薬を、 誰にも褒めてもらえなかった仕事を、 ライオネルだけは知っていた。 そして彼は告げる。 「グラディウスには、あなたを必要としている者がいます」 「薬が必要なのですか?」 「あなたが必要です」 望むだけの薬草。 自分の名前で認められる研究。 温かい食事と、安心して眠れる部屋。 そして何より―― 触れる前には必ず許可を求め、 傷ついた心まで大切に扱い、 「もう二度と追い出さない」と誓ってくれる最強の竜騎士。 必要とされるためには、自分を削らなければならない。 そう信じていたエルザの日常は、隣国へ渡ったその日から一変する。 一方、 「エルザなどいなくても困らない」 そう言い切って彼女を追放した王国は、まだ知らない。 本当に“能無し”だったのは、誰なのかを――。 婚約破棄×追放ざまぁ×調薬士×最強竜騎士×一途な溺愛。 すべてを奪われた少女が、 自分の価値を認めてくれる人と出会い、 仕事も居場所も恋も取り戻していく、甘く優しい逆転の異世界恋愛。
114

契約結婚した旦那様は、私の作品の熱烈なファンでした~貴方が毎日褒めるその覆面作家、正体は私です~

平凡な男爵令嬢のクララには、もうひとつの裏の顔がある――。 平民の間で絶大な人気を誇る覆面作家、クラヴィス・クライン。 その正体こそ、クララだった。 貴族令嬢が平民向けの娯楽小説を書くなど、家名を傷つけかねない行為。 それでも――書くことはやめられなかった。 ある日クララの元に、面識のない公爵令息オスカー・リューベルトからの求婚の話が飛び込んでくる。 「私には誰にも言えない趣味がある。――それを守るために、貴方と契約結婚をしたい」 互いの生活に干渉せず、愛情も求めない契約結婚。 実家のため、そして誰にも邪魔されず執筆を続けるため、クララにとっては願ってもない条件だった。 しかし、公爵家に嫁いだ以上、これまで以上に作家としての正体を知られるわけにはいかない。 だから結婚後も、作家としての正体を隠し通すつもりだった。 ――ところが、夫となったオスカーはクラヴィスの熱烈なファンだった。 「クラヴィス先生の作品は、どれも宝石のように素晴らしい」 普段は『氷の貴公子』と呼ばれる彼が、クラヴィスの話になると少年のように目を輝かせる。 ――その作品を書いたのは、目の前にいる私です。 正体を明かすわけにはいかない。 けれど、好きな本について語り合ううちに、距離が近づいていく二人。 契約から始まった二人の結婚は、やがて本物の愛へと変わっていく――。 ※こちらの作品は小説家になろうにも掲載しております
115

悪役令嬢を演じ続けた私ですが、実は王子を守るためでした 〜あなたに憎まれることが、私の愛でした〜

「悪役令嬢」と呼ばれ、誰からも嫌われ続けた公爵令嬢リリアーナ。 婚約者である王太子から婚約破棄を告げられても、彼女はただ静かに微笑み、王城を去った。 誰も知らない。 彼女の冷たい言葉も、非情な振る舞いも、すべては王子の命を守るための演技だったことを。 そして最後に明かされる、涙なしでは読めない真実とは。
116

婚約者が競りに出した母の馬を、私は自分の手で連れ帰る

母が遺した牝馬・春星が、婚約者の名前で競りに出されていた。 出品書の同意欄には、マティルダが書いた覚えのない署名。婚約者のヴィクトル侯爵令息は悪びれもせずに笑い、家の借金を抱える父も彼の側に立つ。 「結婚すれば君のものは僕のものになる。今のうちに家計を整理して何が悪い?」 春星を取り戻すために駆けつけた王立競売場で、マティルダは顔なじみの馬医ノエルと再会する。春星を診た彼が告げたのは、軍馬として売ってはならない理由だった。春星は、仔を宿しているかもしれない。 「あなたの代わりに決めるつもりはないが、春星のことをあなたに隠すつもりもない」 夜明けには、春星は軍の買い手へ引き渡される。偽造された署名、母の遺言、家を追い出されても手放せないもの。マティルダは王立軍馬審査の場に、自分の足で立つ。 奪われた母の馬を、誰にも代わりに決めさせず、自分の手で連れ帰るまでの物語。
117

浮気された変身令嬢が、裏組織のボスと恋人契約したら

浮気現場に遭遇した令嬢エリール。浮気相手もいる学園寮から出たくて裏組織のボスに頼ったのはいいけれど、ひょんなことからボスのパートナーになることに。──そんな時、事件が起こった。陰謀やラブポーション、さらにはまさかの誘拐まで!?元婚約者の未練、浮気相手の挑発、学園のウワサも巻き込んで、偽りの関係はいつしか本物に変わっていく……のか!? 裏切りから始まった恋と変身の物語は、やがて“ちょっと騒がしくて、すごく幸せな平穏”へとたどり着く──。メインストーリーに加え、サブキャラたちの恋と過去を描いた番外編も収録!
118

婚約者の母に「平民の娘は裏口から」と追い返されました。翌朝、その屋敷を正門ごと買い取ります

裕福な商家の娘クララは、財政難の侯爵家嫡男アルバートと婚約している。 侯爵家の王都屋敷は借金のため売却されることになっていた。クララは結婚後も一家がそこで暮らせるよう、翌朝、自分の資金で屋敷を買う予定だった。 ところが購入前日、屋敷を訪れたクララは、未来の義母から正門で止められる。 「平民の娘は、裏口から入りなさい」 アルバートも母を止めない。 「今日だけは母の顔を立ててくれ。君なら分かるだろう」 そう言ってクララへ我慢を求めたうえ、翌日の屋敷代だけは予定どおり支払うよう念を押した。 クララは、ようやく理解する。 彼らが家族として迎えたいのは、自分ではない。自分の資金だけなのだと。 翌朝、クララは予定どおり屋敷を購入する。 ただし、侯爵家のためではない。 新しい所有者として昨日と同じ正門へ戻り、再び裏口へ回るよう命じる侯爵夫人へ告げる。 「いいえ。本日から、この屋敷は私のものです」 正門が開き、クララは自分の足で屋敷へ入る。 それでもアルバートは、結婚すればクララの屋敷も侯爵家のものと同じだと考えていた。 しかしクララが見直したのは、屋敷の使い道だけではなかった。
119

幼馴染と私、どうして差がついた。いや、差がつき過ぎた。

私、コレットと幼馴染のアリアナは、同じ伯爵令嬢として小さな頃からずっと一緒だった。 ただ一つ違うのは、アリアナは誰もが振り返る美人で、私は地味な令嬢だということ。 だから私は、私なりの幸せを見つけて生きていくつもりだった。 ――なのに。 ある夜、アリアナが婚約破棄された直後、その元婚約者が私に求婚してきた。 「私はアリアナじゃないのに!」 しかも、それだけでは終わらなかった。 アリアナに振られた男性たちが、次々と私に求婚してくる。 どうしてこうなったの? 私とアリアナ、どうしてこんなに差がついた。 いや、差がつき過ぎた。
120

「理想の聖女」を辞めた私は、ありのままの私を愛してくれる元護衛騎士と幸せになります

「理想の聖女」と呼ばれ続け、本当の気持ちを隠してきたオリビア。 婚約解消を機に聖女を辞めた彼女は、湖の街で元護衛騎士アスランと再会する。 世間知らずなオリビアに、買い物も料理も優しく教えてくれるアスラン。けれど、彼が向ける想いは、ただの親切ではなく――。 自分の「好き」を取り戻していく元聖女と、彼女をずっと一途に想い続けてきた元護衛騎士の、じれじれ溺愛恋物語。 本編13話完結済み。 アスランが騎士を辞め、オリビアと再会するまでを描いた番外編を更新しました。
690件