契約結婚 小説一覧
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アルキメデス商会の会長の娘レジィナは、恩ある青年貴族ウィスベルが婚約破棄される現場に居合わせた。
ウィスベルは、親が借金をつくり自殺して、後を継いだばかり。薄幸の貴公子だ。
「私がお助けしましょう!」
レジィナは颯爽と助けに入り、結果、彼と契約結婚することになった。
別サイトにも投稿してます(https://ncode.syosetu.com/n0596ip/)
文字数 12,605
最終更新日 2024.01.12
登録日 2024.01.12
162
名門伯爵家の次女であるコーデリアは、魔力に恵まれなかったせいで双子の姉であるビクトリアと比較されて育った。
家族から疎まれ虐げられる日々に、コーデリアの心は疲弊し限界を迎えていた。
そんな時、どういうわけか縁談を持ちかけてきた貴族がいた。彼の名はジェイド。社交界では、「猛獣公爵」と呼ばれ恐れられている存在だ。
というのも、ある日を境に文字通り猛獣の姿へと変わってしまったらしいのだ。
けれど、いざ顔を合わせてみると全く怖くないどころか寧ろ優しく紳士で、その姿も動物が好きなコーデリアからすれば思わず触りたくなるほど毛並みの良い愛らしい白熊であった。
そんな彼は月に数回、人の姿に戻る。しかも、本来の姿は類まれな美青年なものだから、コーデリアはその度にたじたじになってしまう。
ジェイド曰くここ数年、公爵領では鉱山から流れてくる瘴気が原因で獣の姿になってしまう奇病が流行っているらしい。
それを知ったコーデリアは、瘴気の影響で不便な生活を強いられている領民たちのために鉱石を使って次々と便利な魔導具を発明していく。
そして、ジェイドからその才能を評価され知らず知らずのうちに溺愛されていくのであった。
一方、コーデリアを厄介払いした家族は悪事が白日のもとに晒された挙句、王家からも見放され窮地に追い込まれていくが……。
これは、虐げられていた才女が嫁ぎ先でその才能を発揮し、周囲の人々に無自覚に愛され幸せになるまでを描いた物語。
他サイトでも掲載中。
文字数 183,819
最終更新日 2024.01.08
登録日 2023.12.19
163
※愛犬家おすすめ! こちらは以前書いたもののリメイク版です。「続きを書いて」と、希望する声があったので、いっそのこと最初から書き直すことにしました。アルファポリスの規約により旧作は非公開にします。
私はエルナン男爵家の長女のアイビーです。両親は人が良いだけで友人の保証人になって大借金を背負うお人好しです。今回もお父様は親友の保証人になってしまい大借金をつくりました。どうしたら良いもにかと悩んでいると、格上貴族が訪ねてきて私に契約を持ちかけるのでした。いわゆる契約妻というお仕事のお話でした。お金の為ですもの。私、頑張りますね!
これはお金が大好きで、綺麗な男性が苦手なヒロインが契約妻の仕事を引き受ける物語です。
ありがちなストーリーのコメディーです。
※作者独自の異世界恋愛物語。
※コメディです。
※途中でタグの変更・追加の可能性あり。
※最終話に子犬が登場します。
文字数 36,104
最終更新日 2024.01.08
登録日 2023.12.22
164
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『私と契約結婚しませんか?』
『期限は三年』
『三年後、君は自由になる』
※77話で第一部[完]
※二部はリュカの兄弟メインで話が進みます
苦手な方はご注意ください→135話で兄弟編[完]
※136話から第三部温泉旅行珍道中編(ホラー風味ですので苦手な方はご注意ください)
※153話から温泉旅行内運命の番編→165話タイトル回収しました→168話で温泉編[完]
※170話から脇カプ番編苦手な方はご注意ください→187話で本編[完]
※n番煎じになるかわからない話です
※オメガバースです(世界観は割愛)
※ゆる設定ですので苦手な方はご注意ください
文字数 379,013
最終更新日 2023.12.27
登録日 2022.08.22
166
侯爵令嬢のヴァネッサはある日、従兄弟であるリュシアンにプロポーズされるが、彼女には他に好きな人がいた。
だが、リュシアンはそれを知りながらプロポーズしてきたのだ。
リュシアンにも他に好きな人がいると聞かされたヴァネッサはリュシアンが持ち掛けてきた契約結婚を了承する。
だが、ヴァネッサはリュシアンが契約結婚を持ち掛けてきた本当の理由に気づかなかった…。
文字数 22,396
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.14
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幼くして家を追い出された元男爵令嬢アルティーティは弓騎士を志し、騎士団の遊撃部隊に入隊する──女ということを隠して。
絶対に正体がバレてはいけないのに、配属初日、隊長のジークフリートにバレてしまう。
あわや除隊か、と思われたが、彼から思わぬ提案が出される。
「このことを黙っている代わりに、俺と結婚しろ」と。
ある時は騎士、ある時は貴族、秘密の二重生活の中ふたりは次第にお互いを意識していき──。
※体調不良のため、しばらく不定期更新
文字数 260,434
最終更新日 2023.11.29
登録日 2022.01.31
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ラウラはニセモノ聖女だ。
……正確には、聖女のなり損ないで、聖女選抜の最終試験に選ばれず、聖女のスペア役をしている。
そんなある日、聖女のアメリから無理難題を突きつけられる。アメリの代わりに冷徹公爵ロドルフと結婚しろというのだ。
いつもの嫌がらせにしては規模が大きすぎるし、どうせ無理だろうとたかを括っていたら、ロドルフは了承の返事を寄越してきた。そして、ロドルフは、ラウラに契約結婚を持ちかけーー。
「これは契約結婚。契約結婚なんだから……」
契約結婚のはずなのに、めちゃくちゃ大事に溺愛されるうちに、ラウラは段々とロドルフに好意を抱くようになり……。
自分に自信がない(本当はすごい)ニセモノ(?)聖女×そんな彼女が愛しくて彼女の前では全然冷徹じゃない公爵のラブコメです。
文字数 1,080
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
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不治の病にかかり、医師から余命二年と宣告された伯爵令嬢シャルロッテ。
暫し鬱々と悩んだシャルロッテだが、残る時間を目一杯楽しもうと気持ちを切り替える。
そして、死ぬと決まっているならば、初恋の人オスカーに気持ちを打ち明けようと思い至る。
シャルロッテの家族がそれを全面的に後押しし、いつの間にかシャルロッテとオスカーは、半年という期間限定の結婚をする事に。
これでもう思い残すことはない。
うきうき(?)と、結婚式の準備を進めていたシャルロッテだったがーーー
結婚式当日、式を無事に終えたシャルロッテの前に、ずっと行方が分からなかった次兄イグナートが現れた。
「シャル! 病の特効薬を見つけたよ!」
文字数 99,942
最終更新日 2023.11.24
登録日 2023.08.05
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28歳の誕生日。
折よく週末と誕生日が重なったその日。
付き合って5年の彼氏・横野 博視(よこの ひろし)から高級ホテルへ呼び出された玉木 天莉(たまき あまり)は、「もしかしてプロポーズ?」と期待したのだけれど。
告げられた言葉は「好きな子が出来た。悪いけど別れて欲しい」と言うものだった――。
翌週、傷心の天莉は、フラフラになりながらも何とか仕事をこなしたのだけれど倒れてしまい。
そんな天莉を介抱してくれたのは、常務の高嶺 尽(たかみね じん)だった。
「キミをないがしろにした奴らなんて、俺と一緒になって見返してやればいい」
利害の一致による交際を申し込まれた崖っぷちアラサー女子の、形勢逆転ラブストーリー♥
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○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。今回はピーナッツ姫(うちの娘)の抽象画を背景に使用して頂きました。
(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
(Twitter)https://twitter.com/yukiyukisnow7?s=21
(pixiv)https://www.pixiv.net/users/2362274
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執筆期間:2023/02/02-
文字数 299,899
最終更新日 2023.11.10
登録日 2023.04.29
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女子高生の大石杏奈は、上田健斗にストーカーのように付き纏われている。
「私あなたみたいな男性好みじゃないの」
「僕から逃げられると思っているの?」
そのまま階段から健斗に突き落とされて命を落としてしまう。
すると女神が現れて『このままでは何度人生をやり直しても、その世界のケントに殺される』と聞いた私は最強の騎士であり魔法使いでもある男に命を守ってもらうため異世界転生をした。
これで生き残れる…!なんて喜んでいたら最強の騎士は女嫌いの冷徹騎士ジルヴェスターだった!イケメンだが好みじゃないし、意地悪で口が悪い彼とは仲良くなれそうにない!
「アンナ、やはり君は私の妻に一番向いている女だ」
嫌いだと言っているのに、彼は『自分を好きにならない女』を妻にしたいと契約結婚を持ちかけて来た。
私は命を守るため。
彼は偽物の妻を得るため。
お互いの利益のための婚約生活。喧嘩ばかりしていた二人だが…少しずつ距離が近付いていく。そこに健斗ことケントが現れアンナに興味を持ってしまう。
「この命に代えても絶対にアンナを守ると誓おう」
アンナは無事生き残り、幸せになれるのか。
転生した恋を知らない女子高生×女嫌いのイケメン冷徹騎士のラブストーリー!?
ハッピーエンド保証します。
文字数 104,975
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.10.23
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断罪→偽装結婚(離婚)→契約結婚
不遇の人生を繰り返してきた令嬢の物語。
私はきっとまた、二十歳を越えられないーー
一周目、王立学園にて、第二王子ヴィヴィアン殿下の婚約者である公爵令嬢マイナに罪を被せたという、身に覚えのない罪で断罪され、修道院へ。
二周目、学園卒業後、夜会で助けてくれた公爵令息レイと結婚するも「あなたを愛することはない」と初夜を拒否された偽装結婚だった。後に離婚。
三周目、学園への入学は回避。しかし評判の悪い王太子の妾にされる。その後、下賜されることになったが、手渡された契約書を見て、契約結婚だと理解する。そうして、怖いと評判の宰相との結婚生活が始まったのだが――?
*ムーンライトノベルズにも掲載
文字数 70,479
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.10.27
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※第15回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました!ありがとうございます!
※※2023/10/16書籍化しますーー!!!!!応援してくださったみなさま、ありがとうございます!!
契約結婚三年目の若き伯爵夫人であるフェリシアはある日記憶喪失となってしまう。失った記憶はちょうどこの三年分。記憶は失ったものの、性格は逆に明るく快活ーーぶっちゃけ大雑把になり、軽率に契約結婚相手の伯爵の心を抉りつつ、流石に申し訳ないとお詫びの品を探し出せばそれがとんだ騒ぎとなり、結果的に契約が取れて仲睦まじい夫婦となるまでの、そんな二人のドタバタ劇。
※本編完結しました。コネタを随時更新していきます。
※R要素の話には「※」マークを付けています。
※勢いとテンション高めのコメディーなのでふわっとした感じで読んでいただけたら嬉しいです。
※他サイト様でも公開しています
文字数 270,785
最終更新日 2023.10.25
登録日 2022.01.02
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「あなた達の絶望を侯爵様に捧げる契約なの。だから……悪く思わないでね?」
貧乏な子爵家に生まれたカレン・リドリーは、家族から虐げられ、使用人のように働かされていた。
カレンはリドリー家から脱出して平民として生きるため、就職先を探し始めるが、令嬢である彼女の就職活動は難航してしまう。
ある時、不思議な少年ティルからモルザン侯爵家で働くようにスカウトされ、モルザン家に連れていかれるが……
「変わった人間だな。悪魔を前にして驚きもしないとは」
クラウス・モルザンは「悪魔の侯爵」と呼ばれていたが、本当に悪魔だったのだ。
負の感情を糧として生きているクラウスは、社交界での負の感情を摂取するために優秀な侯爵を演じていた。
カレンと契約結婚することになったクラウスは、彼女の家族に目をつける。
そしてクラウスはカレンの家族を絶望させて糧とするため、動き出すのだった。
「お前を虐げていた者たちに絶望を」
※念のためのR-15です
※他サイトでも掲載中
文字数 104,897
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.19
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公爵令嬢ビアンカ・ディ・モンテベッロは、古き良き名家の生まれ。モンテベッロ家は公爵家としての見栄を張るために多額の出費を繰り返しており、家計は火の車だった。ビアンカに舞い込んでくる数多くの結婚話もまた、モンテベッロ家の見栄に消費されていた。そんな家庭に育ったビアンカはとにかく結婚話から逃げまくるものの、逃げ切れはしないだろうという現実も理解していた。いつものように父親との会話を切り上げたある日、丘の上で一人の男性と出会う。彼もまたビアンカと同様、あらゆる結婚話をはねのけてきた人物だった。そしてその正体は、王国の第三王子であった。
文字数 31,201
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.02
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アリックス・リードは二十三歳になる子爵令嬢。若い頃、婚約に失敗して行き遅れになった彼女は、王妃付きの女官をしていた。結婚願望ゼロの彼女にとある人物との結婚話が舞い込む。そのお相手とは、社交界きっての貴公子であるオエル・ブリトニー伯爵。両親を早くに亡くし、爵位を若くして継いだ彼は、超有望物件。ただし遊び人として有名だった。だからと言う訳ではないが伯爵は未だに独身。結婚する気配すらなかった。それもそのはず、伯爵本人が結婚する気が全くないのだから。
そんな伯爵との結婚に疑問を感じるアリックス。実はこの結婚は彼女の兄が持ってきたもの。実は、兄と伯爵は学友。色々な思惑アリの結婚話。一見、アリックスには全くメリットのない結婚と思われた。だが、彼女はこの結婚を承諾する。契約結婚として・・・。
何故、彼女は契約結婚を承諾したのか?
文字数 28,913
最終更新日 2023.09.28
登録日 2023.09.07
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仲の良い両親が恋愛結婚ではなく契約結婚であったことを知ったルチェリアは、驚いて兄レンフォードに言いに行った。兄の部屋には友人エドガーがおり、ルチェリアの話を聞いた2人は両親のような幸せな契約結婚をするためにはどういう条件がいいかを考えるルチェリアに協力する。
しかし、ルチェリアが思いつくのは誰もが結婚に望むようなことばかり。
なのに、契約を破棄した時の条件が厳しいことによって同意してくれる相手が見つからない。
ちゃんと結婚相手を探そうとしたが見つからなかったルチェリアが結局は思い人と恋愛結婚するというお話です。
文字数 24,799
最終更新日 2023.09.20
登録日 2023.09.13
180
「離婚しましょう! ミュラン様!」
夫の寝室で、私は叫んだ。
私の意志は固い。絶対に離婚してやる!
*
昏睡状態から目覚めたら、チャラ男から一転してステキな旦那様になっちゃった公爵ミュラン。今まで冷遇していた妻リコリスに対していきなり優しくなり、『3年だけ一緒にいてくれたら慰謝料をいくらでも支払うよ』と離婚前提の白い結婚を持ちかけてきた。果たしてミュランの真意は?
6歳歳下の妻リコリスは、3年限定の公爵夫人生活を満喫できるのか……?
※ざまぁあり、ハッピーエンド。R15性描写あり
文字数 101,248
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.09.09
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演劇に命を懸けている人気役者でもある伯爵令嬢クレアと、容姿は良いのに仕事人間すぎる次期侯爵で朴念仁のルーカス。
お互いの家族に外堀を固められるように結婚が決まった2人。
「出かけるのも自由で好きな事して自由に過ごしていいなんて、素晴らしい旦那様だわ!演劇やり放題!」
「彼女は見る度に別人のような雰囲気になる。なぜこんなにも気になるんだろうか」
結婚よりもお仕事優先、ある意味似たもの同士の微妙にすれ違っていく2人の話。
(*´ω`*)<エールありがとうございます♡
※自己満全開の作品で個人の趣味を詰め込んで殴り書きしているため、地雷多めです。苦手な方はそっとお戻りください。
批判・中傷等、作者の執筆意欲削られそうなものは遠慮なく削除させていただきます…
文字数 68,719
最終更新日 2023.08.31
登録日 2022.10.07
182
「君とは一年後に離婚するつもりだ」
結婚して早々、私は夫であるマグナスからそんなことを告げられた。
彼曰く、これは親に言われて仕方なくした結婚であり、義理を果たした後は自由な独り身に戻りたいらしい。
身勝手な要求ではあったが、その気持ちが理解できない訳ではなかった。私もまた、親に言われて結婚したからだ。
こうして私は、一年間の期限付きで夫婦生活を送ることになった。
マグナスは紳士的な人物であり、最初に言ってきた要求以外は良き夫であった。故に私は、それなりに楽しい生活を送ることができた。
「もう少し様子を見たいと思っている。流石に一年では両親も納得しそうにない」
一年が経った後、マグナスはそんなことを言ってきた。
それに関しては、私も納得した。彼の言う通り、流石に離婚までが早すぎると思ったからだ。
それから一年後も、マグナスは離婚の話をしなかった。まだ様子を見たいということなのだろう。
夫がいつ離婚を切り出してくるのか、そんなことを思いながら私は日々を過ごしている。今の所、その気配はまったくないのだが。
文字数 48,232
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.08
183
子爵令嬢であるアノテラには、婚約者がいた。
しかしある日、彼女は婚約破棄を告げられた。婚約者には他に好きな女性がいたのだ。
その女性の婚約者である伯爵令息のラルードもその場にいた。そして彼も、アノテラと同じように婚約破棄を告げられたのである。
婚約者を失った二人は、途方に暮れていた。
これからどうしていくべきか、それを必死に考えていたのである。
「どこかに誰かいい人がいればいいんですけどね……」
「……もしもよろしかったら」
「はい?」
「もしもよろしかったら、私なんてどうですか?」
アノテラが何気なく発したその一言によって、二人は婚約することになった。
しかしアノテラは念のため、ラルードとの結婚には契約書を作っておくことにした。先の失敗を活かして、できるだけ不利益を出さないようにしたのである。
しかし結果として、その契約書はそれ程必要ではなかった。
ラルードは極めて紳士的であり、アノテラとも気が合ったのだ。
そんな二人が幸せな生活を送っていると、とある知らせが届いた。
かつての二人の婚約者達が、破局したのである。どうやら、元婚約者達の間には大きな溝ができてしまったらしい。
文字数 36,536
最終更新日 2023.08.26
登録日 2023.08.21
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戦争で英雄となった公爵ウェズブラネイことウェズは伯爵令嬢ウツィアと契約結婚をすることになった。彼女の両親とウェズの間で交わされたものだ。ウツィアに結婚の申し出をした幼馴染みの子爵令息が別の令嬢と結婚したら、離縁し彼女を自由にするというもの。
ウェズは結婚前からウツィアに心寄せていたが、釣り合わないとウェズが自ら契約を持ち出した。ウツィアはこの契約を知らない。仲を深めて良い家庭を築こうとするも、結婚してからウェズはウツィアと一線を引く。
ウツィアは落ち込む間もなく、夫から離縁されても自立できるように領地内で秘かに店を開いた。
正体がバレないように男装していると、それを知った夫のウェズが同じく正体がバレないように女装してやってきた。女装したウェズは男装したウツィアの店の常連になり仲を深める。その後、変装していない状態、ただの夫婦としても徐々に仲を深め始めた。
女装男装したまま剣の稽古をしたり、変装をしていない夫婦として乗馬の訓練をしたり、外野から見たらちぐはぐなことをしつつ夫婦仲を改善していく。
しかし女装したウェズの正体がウツィアにバレる日がきてしまう。同時に契約を満たす日も訪れた。夫婦は選択をしなければならない局面に立たされ向き合うこととなる。
これは女装夫と男装妻の距離を縮めるだけのラブコメ。
珍しく三人称視点で書いています。
好きをカンストしている夫が妻の一挙一動に嬉しいだの好きだの心の中で叫んでいる話。
夫→→→→→→妻を念頭に入れていれば、出会い編をすっ飛ばして本編から読んでも問題はありません。当然、出会い編を読んだ上で本編入るとにやにや度があがります。
読んでなくても全く問題ありませんが、今作は過去作「辺境伯に嫁いだけど、自宅裸族なのを隠したい」及び「旦那様を救えるのは私だけ!」を踏襲しています。ノリとか雰囲気とか細かいとことか。私の作品を過去から読み続けてくださっている方は上記二作品を念頭にいれて読むと楽しいかと思います。
全66話、出会い編(7話まで)は一話あたり概ね2000~3500字程度、本編は概ね1500~3000字程度で公開。
※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。
文字数 135,888
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.07.15
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軽い気持ちで交わした友との約束――
それから約千年の時が経ち、ルドヴィカは公爵令嬢として生まれ変わった。
だが、皇城に脚を踏み入れたルドヴィカに雷が落ちてしまう。それが原因で前世の記憶を取り戻した彼女は、前世の記憶と力を取り戻す。
そして我が身の境遇を知った皇帝が、魔力を引き継ぐ子が欲しいと契約を持ちかけてきた。非常識なことを提案してくる皇帝に呆れはするが、甘美な条件につられ、ついつい応じてしまったルドヴィカは気がついた頃には彼の側を心地良く思うようになっていて――
(『鬼畜皇子と建国の魔女』のリメイク作品です。過去作品を知らなくても読めます)
表紙絵/樹史桜様
文字数 19,047
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.08.09
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生まれたときから聖女の印を持つシルビアは、神殿の最下層でこき使われていた。
それは、世界に一つしかないはずの聖女の印が、公爵家の姫君に現れたからだ。
偽の聖女と呼ばれながらも、なぜか殺されることなく神殿の最下層で暮らすシルビアの前に、ある日、狼姿の男性が現れる。
「とりあえず、今から一年間、俺の嫁になれ」
「……あの、あなたのお嫁さんになるのですか? ……私なんかが?」
「王女からの求婚を断る理由には、聖女様くらいしかないだろう?」
狼閣下と呼ばれる王弟殿下から、シルビアは契約妻を拝命する。
なぜか、溺愛されるとも知らずに……。
小説家になろうにも投稿しています。
1月2、3、4日HOT ランキング1位。ご覧いただきありがとうございます。
1月6日から一日1話更新になります。
文字数 108,464
最終更新日 2023.06.25
登録日 2022.12.29
188
「どうして別れてくれないのよっ!」
代々令嬢へのマナー教育をする”春の家系”の公爵令嬢リーチェリア。王子に婚約破棄されたことをキッカケに、自分が乙女ゲーム『花魔法と騎士の国』の悪役令嬢だったと気づいた。
しかも転生は2回目!!!
1度目はゲームと気づかず、シナリオ通りに背中から刺され殺された。死ぬ間際に見た顔は、”冬の家系”の天才魔道騎士 シエル。
《私を殺した犯人はシエルなの? 》
幼馴染で同い年のシエルとは、犬猿の仲。
よりにもよって、気を失っている間に、またもやシエルと結婚させられていた••••!!
未だに誰が犯人か分からないっ•••!!!
もうシエルとは関わりたくないのに、どうしても別れてくれない••••!!
前々世、日本でパティシエ見習いだった私は、平穏にスイーツを作りたいだけなのに••••。
しかも、ゲームにはなかった大型スクリーンが街に現れ、なぜか異世界と呼ばれる私の前々世、日本のニュース流し始めた•••。
『誰が、日本の映像を、この異世界に流してるの?』
さらにそこに絡んできた、自分を『悪魔』と名乗る謎のイケメン。この『悪魔』は何か事情をしっているようで。
私の悩みを知るのは、スイーツに釣られて寄ってきたルアナだけ•••。
別れたいのに、別れられないッ!!
(※すでに完結済み。更新は順次)
ツンデレ天才魔道騎士 × 残念令嬢の契約結婚ドタバタラブコメ⭐︎ 溺愛痛快ざまあ×ファンタジー
文字数 113,573
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.04.16
189
「絶対に後悔させない。今夜だけは俺に全てを委ねて」
燃えるような一夜に、私は、身も心も蕩けてしまった。
だけど、大学を卒業した記念に『最後の思い出』を作ろうなんて、あなたにとって、相手は誰でも良かったんだよね?
私には、大好きな人との最初で最後の一夜だったのに…
そして、あなたは海の向こうへと旅立った。
それから3年の時が過ぎ、私は再びあなたに出会う。
忘れたくても忘れられなかった人と。
持ちかけられた契約結婚に戸惑いながらも、私はあなたにどんどん甘やかされてゆく…
姉や友人とぶつかりながらも、本当の愛がどこにあるのかを見つけたいと願う。
自分に全く自信の無いこんな私にも、幸せは待っていてくれますか?
ホテル リベルテ 鳳条グループ 御曹司
鳳条 龍聖 25歳
×
外車販売「AYAI」受付
桜木 琴音 25歳
文字数 112,913
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.03.20
190
長く続いた戦争で婚約者を喪ったイヴェッタのもとに、婚約者の戦友だったという男、アベラルドが現れた。彼は友の最期の願いを叶えるため、そして自身の複雑な事情のために、イヴェッタに契約結婚を申し込む。
こうして二人の、偽りの結婚生活が始まったのだが――。
文字数 14,307
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.05.03
191
賞に応募しようと思ったのだけど結局私事で時間が取れずお蔵入りになってしまったものを完成したところまで載せます。
好評なら連載したいかもしれません。
文字数 5,357
最終更新日 2023.05.01
登録日 2023.05.01
192
男爵令嬢アイリスは15歳の若さで冷徹公爵と噂される男のお飾りの妻になり公爵家の領地に軟禁同然の生活を強いられる事になった。
だがその3年後、冷徹公爵ラファエルに突然王都に呼び出されたアイリスは「女性として愛するつもりは無いと」言っていた冷徹公爵に、「君とはこれから愛し合う夫婦になりたいと」宣言されて。
いやでも、貴方……美人な平民の恋人いませんでしたっけ……?
と、お飾りの妻生活を謳歌していた 引きこもり はとても嫌そうな顔をした。
文字数 109,213
最終更新日 2023.04.14
登録日 2023.02.14
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ミリオン=フィッシュ(旧姓:バード)はフィッシュ伯爵家のお飾り嫁で、オメガだけど冴えない男の子。と、いうことになっている。だが実家の義母さえ知らない。夫も知らない。彼が陛下から信頼も厚い美貌の勇者であることを。
幼い頃に死別した両親。乗っ取られた家。幼馴染の王子様と彼を狙う従妹。
白い結婚で離縁を狙いながら、実は転生者の主人公は今日も勇者稼業で自分のお財布を豊かにしています。
文字数 62,451
最終更新日 2023.04.09
登録日 2023.03.29
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ー彼女には、いつまで経っても色褪せない記憶があった。
その男に初めて会った瞬間に「ああ多分私はこの人とずっと一緒に居るんだろうな」なんて、運命論めいた思いを浮かべてしまう人が居た。ー
古の魔王が倒されて何十年も経とうとも、未だに亜人差別が根強い世界。
エルフの少女【ウゥ】は世間の厳しさを知らぬまま、ただ「逃げたい」それだけの為に魔法学園へ入学し、自分の立った道の狭さを痛感する事になった。
持て余すばかりの癒しの力。
唯一の友とは違い、先の見えない自分の未来。
怯えながら辿り着いた個人ギルド「空ノ眼」。
そこで彼女は自分と同じエルフの青年、【カルティス】と出会い、やがてとある契約を交わす事になる。
ー「お兄さん、お兄さん⋯⋯愛してる」ー
これは彼女が見て来た世界の話。
文字数 7,994
最終更新日 2023.04.02
登録日 2023.03.31
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見知らぬ屋敷で目覚めたソフィアは、ユハルと名乗る美貌の侯爵に──三年前から契約結婚していると告げられる。さらに……
「結婚後まもなく、風邪を拗らせた君は、記憶を一部喪失し、少々珍しい体質になったんだ。毎日記憶がリセットされる──というね。びっくりだろう?」
自分のことや家族のことはぼんやり覚えているが、ユハルのことは何ひとつ思い出せない。彼は、「義理で世話をしてるだけで、僕は君を愛していない」と言う。
また、ソフィアの担当医師で、腹違いの義姉のステファニーも、ユハルに恋心を寄せており……?
★小説家になろう様でも更新中
★タイトルは模索中
文字数 43,635
最終更新日 2023.03.29
登録日 2023.03.10
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「貴女の残りの命を私に下さい。貴女の命を有益に使います」
度重なる上司からのパワーハラスメントに耐え切れなくなった日向小春(ひなたこはる)が橋の上から身投げしようとした時、止めてくれたのは弁護士の若佐楓(わかさかえで)だった。
事情を知った楓に会社を訴えるように勧められるが、裁判費用が無い事を理由に小春は裁判を断り、再び身を投げようとする。
しかし追いかけてきた楓に再度止められると、裁判を無償で引き受ける条件として、契約結婚を提案されたのだった。
楓は所属している事務所の所長から、孫娘との結婚を勧められて困っており、 それを断る為にも、一時的に結婚してくれる相手が必要であった。
その代わり、もし小春が相手役を引き受けてくれるなら、裁判に必要な費用を貰わずに、無償で引き受けるとも。
ただ死ぬくらいなら、最後くらい、誰かの役に立ってから死のうと考えた小春は、楓と契約結婚をする事になったのだった。
その後、楓の結婚は回避するが、小春が会社を訴えた裁判は敗訴し、退職を余儀なくされた。
敗訴した事をきっかけに、裁判を引き受けてくれた楓との仲がすれ違うようになり、やがて国際弁護士になる為、楓は一人でニューヨークに旅立ったのだった。
それから、3年が経ったある日。
日本にいた小春の元に、突然楓から離婚届が送られてくる。
「私は若佐先生の事を何も知らない」
このまま離婚していいのか悩んだ小春は、荷物をまとめると、ニューヨーク行きの飛行機に乗る。
目的を果たした後も、契約結婚を解消しなかった楓の真意を知る為にもーー。
❄︎
※他サイトにも掲載しています。
文字数 116,037
最終更新日 2023.02.17
登録日 2023.01.02
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優しい子と書いて優子。
優子は優しい子なので嫌がるお姉さまの代わりに、あの獣に嫁ぐ。
結局、優子の優しさはみんなを苛立たせ、傷付け、あげく残酷なんだよ。
注意
今作品は鬱展開。ヤンデレ要素が強いです。ヒロインは闇落ちします。
苦手な方はお避けください。
所謂、優子のオルタナティブから改題
エブリスタで完結済。
しお鮭むすびとしおかかむすびは同一
文字数 149,355
最終更新日 2023.02.15
登録日 2023.02.03
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結婚して日が浅いのに夫の浮気で離婚した幸薄女性の二度目の結婚。
一度目の結婚に失敗したジゼル。ファビアンという男と契約結婚することに決める。…が、なにやらめんどくさい条件を突きつけられた。どうする、ジゼル!?
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,446
最終更新日 2023.02.12
登録日 2023.02.12