じんわり小説一覧
土の世界に住む土竜は、神秘の洞窟に四年に一度咲く花の実を食べると地上の世界が見えるようになるという言い伝えをきき、探しにいきます。食べると土の世界には戻れない…でも地上に出てみたい!土竜の決断は?
文字数 1,942
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
「生きていて欲しい、なんて傲慢だよ。君が先に死んだくせに」
ループする世界で、その謎が徐々に明らかになっていく話。死んだり死ななかったりする話です。
文字数 9,049
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
今日も明日も明後日も、温かな光の注ぐ縁側で、素敵な庭を眺めながら眠りにつくの。
あぁ、なんて幸せなんでしょう。
老猫が見る、素敵な夢のお話。
けもの書房さんの2019年発行チャリティー冊子「猫たちのエトセトラ」に寄稿した短編を修正したものです。
主催者様より許可が下りましたので、カクヨム、ツギクル、小説家になろう、ノベルアップ+、バスカディアで同時掲載します
文字数 5,668
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
文字数 5,077
最終更新日 2020.05.27
登録日 2020.05.27
日常には苛々することや、もやもやすることがいっぱいある。
けれど、そんな話を会社の同僚や彼氏にしても、「で、オチは?」とか「いっつも文句ばっかりだよね」と言われるのが目に見えている。
でも愚痴が言いたいわけじゃない。
様々な物事を見て聞いて、様々に思考したいだけ。
だから今日も二人で居酒屋に行き、言いたいことを言いまくる。
相手は何でもさばさば物を言うメイコ。
様々に物事を思考したいアンコにとっては、時に同意し、時に指摘してくれる唯一の友人だった。
だけどメイコが突然目の前に現れたのには理由があった。
しばらく姿を現さなかった、理由も。
そしてメイコとアンコの秘密が少しずつ明かされていく。
※無断転載・複写はお断りいたします。
文字数 70,137
最終更新日 2020.05.27
登録日 2020.04.29
宮野大祐、十七歳。職業・死神。特徴・特攻服を着た赤毛のリーゼント。特技・キセキを呼ぶ事。
飛び出して来た小さな子供を庇い、バイクに撥ねられ、この世を僅か十七歳で去ることになった不良・暴走族のリーダー、宮野大祐。(みやのだいすけ)
そこに、死神と名乗る男が現れた。
『他の人間の魂を
7個集めれば、
お前はもう一度
生き返る事ができる。
なあ、
死神の仕事をやらないか?』
冗談じゃない!
こんな所で
死ねるかチキショー!!
3ヵ月後に控えた
大ファンのアイドル、
今井江里のコンサートに行く為に、
生き返ることを決意する大祐。
不良、暴走グループ
『神風』のリーダー・宮野大祐。
時代遅れの長い特攻服をなびかせた、
赤毛のリーゼント死神・・・・いや、ヒーローが、
今、誕生する――
ライト文芸に投稿しようと思い、別サイトで連載、優秀賞を頂いた作品をリメイク、連載していきます。
こちらも是非、応援して下さい。
文字数 25,969
最終更新日 2020.05.26
登録日 2020.04.19
初めての彼氏に振られた湊は、あてもなく駅前を歩いていた。
するとどこからともなくピアノの音が。
すっかり落ち込んでいた湊を、その音が優しく包んで行く。
とうとう堪え切れなくなった湊は、泣き崩れてしまった・・・
文字数 46,330
最終更新日 2020.05.24
登録日 2019.08.08
そこそこ広い河川敷で今日も、女子高校生、相川にいなはペットボトルを投げる。
注ぎ口に何重にもテグスを巻いて、投げて、ある場所まで行ったらまた引き戻して投げる。
その繰り返し。
誰もが真夏の炎天下の両岸で行われる奇行を目にしては笑っていた。
たった一人、彼だけを除いては‥‥‥
他の投稿サイトでも別名義で掲載しております。
文字数 5,808
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.04.19
星の見える間しか一緒にいられない彼女、光。
ある日彼女は、俺の前から姿を消してしまった。
私を見つけて。そう言って。
必ず見つけてみせる。例えどんなに時間がかかったとしても。
もう一度、君に伝えたいことがあるんだ。
だから、どうか変わらぬまま待っていて──
あなたに大切な人はいますか?
あなたはその人を、ずっと想い続けることはできますか?
この物語が、それを考えさせるものになることを願っています。
※小説家になろう、ノベルアップ+にも同じものを掲載しています。
文字数 7,982
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.05.24
10年前にダンジョンが出現した。ダンジョンのせいで嫌なこともあった。だけど、旦那と私と子供3人。普通に幸せに暮らしていた。あの日までは。2ヶ月前のあの日、旦那がダンジョンから戻ってこなかった。来月までにダンジョンで3万円を稼がなければ家を追い出されてしまう。この話はチートなんて持っていない一般主婦の私が子供のためにダンジョン探索者になる。そんな日常の話。小説家になろう様にも掲載しております。
文字数 16,418
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.05.24
「わたしが死にたくないと思うのは、きっとわがままだからなの」
JK二人が生きることから逃げるために逃避行する話です。お互いのこととか、幸せとか、生きることとか、「普通の生活」とか、いろいろ考えながら逃げます。
二人の距離感と空気感をお楽しみください。
文字数 35,167
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.14
「ペット、何を飼ってる?」
友達からそう聞かれたら、ぼくは『太郎』って答える。
本当は『トン太郎』って名前なんだけど……そう答えた方が、みんなはぼくの家に来てからびっくりするんだ。
文字数 14,538
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.23
俺、西田順。
ある日、恋人が自殺をしていた。
自殺に追いやったのは、俺の親友だった。
それから、俺は人と関わるのが嫌いになった。
もう、誰も失いたくない、傷つけたくないから。
大学に、入学し、出会った東條宏人。
明るく振る舞う彼と、なぜか一緒にいるうちに俺は、彼に心を開いていった。
彼が、持つ秘密を知らずに・・・・・
文字数 46,124
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.01.19
「僕は、男だから。」
君はそう言うけど、頭の天辺から足の爪先まで歴とした女の子だ。悲しい程に、女の子なんだ。
文字数 1,516
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.18
文字数 8,671
最終更新日 2020.05.14
登録日 2020.05.14
夏のしらべ::
家を飛び出した藩主の庶子にして次男坊の研之介。
三年前に契りを交わした遊女の文でやってきてみれば数人の男たち。
遊女はすでに死んでいてこの中の誰かが残された子供の父親だと言う。
ヤクザもの、大店の若旦那、研之介、小間物屋の主人―――
果たして子供の父親は?
てっぺんの花::
研之介がひきとった女の子・夏鈴は元は廓のかむろ。
ありんす言葉を使い、同じ年の男の子をばかにする。
「あの夏椿のてっぺんの花をとっておくんなまし」
挑発された同じ年の太一は……。
鬼灯の月::
子供たちを通わせている寺子屋の師匠が辻斬り?
研之介は真相を探ろうと後をつけるが。
文字数 63,768
最終更新日 2020.05.13
登録日 2020.05.04
私は、座敷童子。
かっちゃんにずっと幸せを運んであげるし、かっちゃんの幸せを、ずっと見守ってる。
かっちゃんには見えなくなったとしても……ずっとそばにいる。
だから、ずっと、忘れないでね。
文字数 4,946
最終更新日 2020.05.12
登録日 2020.05.12
「アンタがママの再婚相手だなんて、絶対に認めないから!」
ミュージシャンである主人公宅のドアを蹴り上げて叫ぶのは、今は亡きバンド仲間の娘だった。
来年中学卒業を控えた少女は、主人公が母親の再婚相手だと勘違いし、家出してこの家に舞い込んだのだ。
「彼女はただの元バンド仲間だ」と誤解を解き、話を聞く。
友人とその恋人は、主人公の元バンド仲間だった。解散後結婚し、この少女を産む。
娘の母親から「娘を預かってくれ」と連絡が。
新しい父親を受け入れられない少女は、夏休みの間だけ同居を始めた。
共に暮らしているうちに、主人公は友人が抱えていたコンプレックスに気づくことになる。
少女の抱える亡き友の幻影を、主人公は取り払うことができるのか。
カクヨム、ノベルアッププラスでも公開中
文字数 29,034
最終更新日 2020.05.11
登録日 2020.04.26
『闇夜の海には、明かりが灯るよ。愛しい人を捜す、明かりが灯る』
淘汰の住む町にはそんな昔話があった。
淘汰は向かう。
闇夜の海に、あかりを灯すために。
幼い日に交わした、何気ない約束を果たすために。
それは大切な友達を救う、ただ一筋の希望。
淘汰は闇夜に沈んだ海を見つめた。何も見えない暗闇がどこまでも続く。
脳裏にあの時のことが鮮明に思い出された。
親友は、この波音と共に、この暗闇の向こうに消えてしまった。
この暗闇の向こうに巽はいる。
淘汰は見えないその闇の向こうを見つめる。
「絶対に灯してみせる!」
そう叫んだ、幼かった自分のあの日の誓い。
それを、果たすために。
文字数 33,957
最終更新日 2020.05.10
登録日 2020.04.28
秋島奈央(あきしまなお)、29歳。
女性。独身。
東京都内のソフトウェアハウス勤務。
職業、システムエンジニア。
趣味、ゲームをすることと、お酒を飲むことと、コーヒーを飲むこと。
私の日課は、コーヒーをホットで、ブラックで飲むこと。
一切の甘味を排した苦味と渋味、酸味は、私の脳をクリアにしてくれる。
アラサーのサラリーマンが、仕事も趣味も適度に頑張りながら、毎日のコーヒーに意義を見出していく、そんなお話。
※表紙画像はあさぎ かな様にいただきました。ありがとうございます。
※気が向いた時に不定期に書いていきます。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887561697
文字数 31,947
最終更新日 2020.05.10
登録日 2019.06.18
ある夏の日、14歳の菫は幼なじみの海里と行ったキャンプ場で崖から転落してしまう。そして目覚めると大正時代の小豆島へとタイムスリップしてしまっていた。
父親を自分のせいで亡くしてしまっていた菫は家族と上手くいってなく、このままこの時代から帰れなければいいのにと思いながら日々を過ごす。けれどそこで出会った伊織という青年の優しさに、菫のかたく閉ざされた心は少しずつ解きほぐされていった。父親への想い、残してきた母と妹への想いを抱えながらも、菫は伊織に轢かれていく。
次第にお互いを想い合い、そして気持ちを伝えた二人に待ち受けていたのは――。
これは時空を越えた、切ない青春ラブストーリー。
GW中は
7時30分・12時30分・16時30分・20時30分の1日4回更新です。
5月6日完結予定です。
どうぞよろしくお願いします。
文字数 98,903
最終更新日 2020.05.06
登録日 2020.04.23
スカヴェンジャーと呼ばれる強盗宇佐木光矢(うさきこうや)は仕事中に『鬼』と遭遇した。
いつもならば簡単に逃げおおせていたのだが悪い癖のせいで宇佐木は警察に捕まってしまう。
留置場で拘束されていた彼は、その場にとても不釣り合いな神父と出会った。
酒好きで太陽の様な笑顔の美しい神父ソーリス。彼に能力を認められた宇佐木は行動を共にすることとなり、その邂逅によって宇佐木の世界は新しい色へと塗り替えられていく。
陰鬱とした腐肉を漁る獣はやがて光に導かれ、その在り方を自身に問うだろう。
長編伝奇ノベル。
第三弾『レインバラッド』公開!
作:パンデモニウムのシン
絵師笹原たると様
https://www.pixiv.net/member.php?id=16888124
文字数 423,419
最終更新日 2020.05.03
登録日 2018.07.09