天狗小説一覧
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人間嫌いで悪行の限りを尽してきた天狗、フェノエレーゼ。
主君サルタヒコの怒りを買って、翼を封じられ人里に落ちてしまう。
「心から人間に寄り添い助けろ。これ以上悪さをすると天狗に戻れなくなるぞ」
「なぜ私が人間なんか助けなきゃならんのだ!」
とべなくなったフェノエレーゼの事情を知って、その場にいた人間の子どもヒナが、旅についてくると言い出した。
「へのえさん、わたしがんばってお手伝いするわ! やくにたちたい!」
「人間の手助けなど要らん」
人間嫌いの偏屈天狗と、天真爛漫な幼女。
あんまり大丈夫じゃなさそうな組み合わせのふたりの、翼を取り戻すため善行を積む旅、はじまりはじまり。
絵・文 ちはやれいめい
https://mypage.syosetu.com/487329/
フェノエレーゼデザイン トトさん
https://mypage.syosetu.com/432625/
小説家になろう版完結済。
ノベルアップでも連載中。
文字数 248,365
最終更新日 2021.02.26
登録日 2020.07.03
長野県の諏訪湖と蓼科湖、白樺湖、女神湖、松原湖に老舗旅館を構える両親をもつ結愛は、本家の跡取り娘として生まれた。分家の親戚達は冴えない容貌の気弱な結愛を、総女将に相応しくないと陰口をたたいていた。親戚の集まりでは必ずその子供達にも虐められた。
「ねぇ、結愛ちゃん。あんたが総女将になるなんて無理だと思わない?辞退しなよ」
「そうよ、あんたなんて、どもり癖もあるし地味だし、いっそのこと、その湖にでも落ちたら少しはマシになるかもよ」
そして、結愛は湖に突き飛ばされて、人ではない声を聞くのだった。龍と天狗に愛されるようになった結愛が、黒い感情をもつ人間たちと関わっていく様子と、妖怪向けのお宿として繁盛していく異質な物語。
文字数 5,405
最終更新日 2021.01.07
登録日 2020.11.28
千冬は従兄の聡と母の三人暮らし。聡から求婚され、彼に実の父親に会いに行こうと連れて行かれたのは、妖怪が暮らしてる世界。その世界は妖怪族のなかでも最も力を持つ三大妖怪の天狗族、妖孤族、大蛇族の長が覇権を競っている世界。
そこの天狗族の長は千冬の父で、聡も妖孤だった。驚きつつも父の吉法師に会いに行った事で聡と引き離され、彼女は父の館に留め置かれる。将来を誓い合った聡には騙されていた。それを知った千冬は---------。
だからといって悲恋ものではありません。やられたらやり返す。これがこの世界では必定です!黙って泣き寝入りはしないヒロイン。実は鬼でした。
※※※全34話でさらりと読めます。※※※
文字数 38,675
最終更新日 2018.09.03
登録日 2018.08.28
僧正天狗を親に持つ天狗である総司郎とありすは幼馴染。
ある時合コンに誘われたありすはその場で告白されはじめての彼氏を作ってしまう。
それに動揺した総司郎の取った行動は、ありすも驚くもので。
天狗と恋のドタバタ騒ぎ!?
ピロ子さんと和風ファンタジー×異形×幼馴染で共作しています。
内容もすこしクロスオーバーしています。
「私は鬼に食べられたいの」https://www.alphapolis.co.jp/novel/379769557/795380359
素敵な表紙は氷川こちさま。
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
文字数 17,224
最終更新日 2020.06.08
登録日 2020.06.01
>気に入らないのは王太子側も同じ。
王太子は、常に自分より下の者が好きなのだ。自分を「凄い!」と言ってくれる者が好きなのだ。
なので、何をやっても自分より上手どころか「凄い」になるセッティスカヤは気に入らなかった。とても目障りだった。しかも王太子に甲斐甲斐しくするので、彼には「バカにしている」としか思えなかった。セッテイスカヤが何をしても悪意に受け取るだけだった。
>移動は人気のある場所、村や町を避けた。人との接触は、今回は無用なものだった。
「帰還」が第一目標だが、「訓練」も重要なので、さほど重要ではない「時間」を消費し、訓練に充てることにしていた。
>「聞け!!小物の盗人モブ共!!お前らはもう終わりだ。この私、
セッティスカヤ・タバカールダ・ゴーロ・アクヤクノーが、始祖ゴーロに代わり、お前らを成敗する。
投降も許さん。潔く死ね!」
文字数 12,284
最終更新日 2020.07.30
登録日 2020.07.30
天舞坂町(あまさかちょう)。
その町には、人々から『天狗ツキ』と呼ばれる奇病がある。
発症するのは中高生のみ。夢遊のような症状が続いたのち、やがて眠ったまま目覚めなくなる。
プレッシャーから教室に行けなくなり、保健室での日々を過ごしていた高校生の勇一は、天狗ツキになった子達を密かにうらやましく思っていた。
ある夜中、勇一はやりきれなさからあてもなく家を飛び出して、深夜の学校に向かう。
校庭にあったのは、ミステリアスな黒髪の幼なじみ、羽黒 澪(はぐろ みお)の幻想的な姿だった。
そして、澪の兄で変わり者の男、及介(きゅうすけ)。
まるで呪術のような奇病を治す鍵は、天狗ツキにかかった者がさまよい歩く時の「動作」から、幼少期の「プレゼント」を正確に推理すること。
勇一は澪と及介と共に、夜な夜なさ迷い歩く中高生を救う『お役目』に協力するようになる。
何かが変わるだろうか、そんな淡い期待を抱いて。
眠りにつく中高生を救うため、夜を駆ける少年少女。幼き頃の秘密基地の記憶と兄妹の謎。月夜に捧げる青春伝奇ファンタジー
文字数 63,478
最終更新日 2020.02.19
登録日 2020.01.11
民話風なBL話。Twitterで「天狗の陰間」というワードを見て萌えたので。
ほぼ、やまなし・落ちなし・いみなし。
おそまつm(__)m
文字数 5,409
最終更新日 2019.05.04
登録日 2019.05.04
文字数 20,591
最終更新日 2018.04.16
登録日 2018.02.16
妖怪、それは日本で伝承される空想上の現代で言うところのお化けだ。
科学の発達した今でこそ存在が否定されるモノだが、一昔前は非常に身近な存在として、恐怖の対象として存在していた。
そして現代でも妖怪の餌食になる者がいた。その者の名は普通の高校生、賀茂 忠敬(かも ただゆき)と言う青年だった。
文字数 93,992
最終更新日 2019.11.17
登録日 2017.12.08
日本全国に伝わる伝統芸能…【獅子舞】
その演出は各地方によって様々で、その起源は諸説有り真実は謎。この物語は、作者が子供の頃から大好きだった地元の獅子舞を元に作った創作ストーリーです。
古の時代、日の本には人々を喰らい天下を荒らし、疫病と恐怖を撒き散らす獅子と言う妖の類がおったそうな。
各地の殿様はその獅子を退治しようと兵を挙げましたが…たった一匹の獅子に百を超える兵士も歯が立たなかったのです。
しかしある時、一人の若者が獅子退治の旅に出ます。天狗と鬼を仲間にし、退治する術を得て、見事獅子を討ち果たす事が出来ますでしょうか……
文字数 27,522
最終更新日 2017.10.21
登録日 2017.10.17
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