微ざまぁ小説一覧
公爵令嬢メイリアには愛する婚約者が居た。しかし彼はメイリアが「無能者」と分かると態度を一変させ婚約破棄を宣言するのだった。
文字数 3,562
最終更新日 2022.10.22
登録日 2022.10.22
「ミリオン、君との婚約を白紙に戻したいんだ」
伯爵令嬢ミレリオンの元に、1年ぶりに訪れた婚約者――公爵家子息のセラヒム・プロトコルスは、義姉ビアンカを傍らに侍らせてそう告げた。
勝ち誇った笑みを浮かべるビアンカは、後妻の子でありながら長女であり、ミリオンを虐げ続けて来た性悪。なのに、誰よりも「天使」に近い資質があると言われている少女だ。この国にまれに生まれて来る使徒の一つ「天使」は、強い魔法を持って家門を発展させると言われている。だから貴族なら誰でも欲しがる存在で、ミリオンの婚約者も例外ではなかったらしい。
けど、解消や破棄ではなく「白紙」とは?と首を捻れば、ミリオンとの婚約を無かったことにするため、身勝手にもほどがあるとんでもない手段が画策されていた―――!
窮地に追いやられたミリオンが自分のために生きようと決意した時、脳裏に浮かんだのは、たった一度出逢った緑髪のキラキラと美しい少年の姿。彼に再び会うために、ミリオンは萌える思いを糧に真の姿へと覚醒して行く!
これは、『なりそこない』として虐げられて来たミリオンが、前向きに自分の未来をつかみ取るため奮闘し、ついには幸せになるまでの物語。
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
文字数 45,780
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.05.01
婚約者が、好きな人が出来たと、真実の愛に出会ったと言いに来た。
学校では腫れ物扱いだけど、私は別に気にしていなかった
だって、私、彼を愛していなかったもの
私も誰かを愛し、愛されたい
キャラに名前の無い話です。
三話で終わります。
文字数 3,894
最終更新日 2021.03.27
登録日 2021.03.27
外交官である父を持つ伯爵令嬢、ライラ・フィーダーはとある事情により遠い異国の地に努める父を尋ねる旅に出ることを決意した。案内役として雇ったのはやる気のなさそうな男、ルーア。ライラの抱える事情に関連する婚約者からの追っ手を振り切って、逞しいお嬢様とつかみどころのない案内人は無事父の元へたどり着けるのか。ほとんど書き終えたものをのんびり手直しして投稿しています。※小説家になろう様でも公開しています。こちらが先行中
文字数 22,616
最終更新日 2020.09.19
登録日 2020.09.18
「キザリス・ハーデンターク伯爵令嬢! 俺はお前との婚約を破棄するっ!」
「――承知しました。では歯を食いしばっていただけますか?」
婚約者である第三王子から、突然の婚約破棄を告げられたキザリス。
しかし彼女は黙って引き下がるような令嬢ではなかった。焦る王子を相手にキザリスは前へと踏み出した。
なぜなら、彼女にはやるべきことがあったから。
※ざまぁは香り付け程度です。「小説家になろう」でも公開しております。
文字数 8,620
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.09.04
エールズ家の長女アリシアは、十五歳の誕生日を迎えた。しかしその先を歩くことはできない。両親に、妹に、使用人に裏切られ殺される。死んでも蘇り、また同じ運命を繰り返す。
アリシアは何とか死の運命とループを回避しようと奮闘するが敵わず、次第に心が傷ついていく。そんな彼女が最後に思いついたのは、エールズ家から逃げることだった。
ループに苦しむ令嬢の命をかけた逃避行が始まる。
長編にするかもしれない短編です。
文字数 15,616
最終更新日 2021.03.23
登録日 2021.03.21
とある銀行員が営業のため走り回っていると……異世界に転生してしまっていた!
その世界で授かった天職はやはり銀行員、天職は最も活躍できる職業であり、この世界の人々は大抵天職通りの職に就く。
紆余曲折を経て自分の店を構えた主人公のギンジは能力を駆使して人々にいろいろと貸し与え、その利息と手数料で生活している。
貸すことができるのはお金だけではなく、価値のあるものはすべて貸します!
文字数 4,065
最終更新日 2021.03.02
登録日 2021.03.02
豊かな自然に囲まれたシュテイン王国ーー。
現在、大陸内で有数の大国として栄えていた。
それは遥か昔に精霊と王家の盟約により与えられた精霊の加護があるため。
その盟約は精霊に取っては恒久的な約束事、しかし短命な人間は次第にお伽噺となり真実では失くなっていった。
盟約を忘れ、蔑ろにするこの国の人間たちに精霊たちは怒り、盟約を破棄し、加護を消滅させ、精霊界に戻ってしまった。
そんなことさえも知らず、精霊に自分勝手な望だけを願い、精霊への感謝さえも忘れ、人々は日々を過ごす。
いつしか王国は次第に滅亡へと傾いていくーーその理由さえ気付くこと無く……
滅び去ろうとする王国と精霊が視える公爵令嬢と夜の王と呼ばれる精霊のお話ーー。
文字数 6,784
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.08.16
寝食を忘れるほど研究にのめり込む婚約者に惹かれてかいがいしく食事の準備や仕事の手伝いをしていたのに、ある日帰ったら「母親みたいに世話を焼いてくるお前にはうんざりだ!荷物をまとめておいてやったから明日の朝一番で出て行け!」ですって?
まあ、癇癪を起こすのはいいですけれど(よくはない)あなたがまとめてうちの実家に郵送したっていうその荷物の中、送っちゃいけないもの入ってましたよ?
※またも小説の練習で書いてみました。よろしくお願いします。
※すみません、婚約破棄タグを使っていましたが、書いてるうちに内容にそぐわないことに気づいたのでちょっと変えました。果たして婚約破棄するのかしないのか?を楽しんでいただく話になりそうです。正当派の婚約破棄ものにはならないと思います。期待して読んでくださった方申し訳ございません。
文字数 40,834
最終更新日 2021.10.02
登録日 2021.05.30
「えぇーーー!うっ嘘でしょーーーー!!!」
叫び声を上げながら私『リリア・マイヤーズ』は前世を思い出した!
前世の私はありとあらゆる乙女ゲームをプレイしまくった逆ハーレムオタクだ。
あれ?ちょっと待って!
今の私、乙女ゲームのヒロインだわ!
私、凄い可愛いじゃない!
「うふふ、この可愛さなら何やっても許されるわよね。たしか攻略対象は第一王子、宰相の息子、騎士団長の息子、隣国の留学生だったかしら。
いいわぁーー。燃える。逆ハーを極めたオタクを舐めんな。やってやるわぁーー。」
オタク心をメラメラと燃え上がらせ、リリア・マイヤーズの逆ハーレムへの挑戦が始まった!!
、、、なのに、どうして上手くいかないの??
恋愛イベントは尽く失敗。
攻略対象者には会えない日々が続く。
何故かライバル令嬢に感謝されお友達に。
いやいや、何でなの?
え、困ってる?
んもぅ、私に出来ることがあればお手伝いしますけど……。
これは脳内お花畑ヒロインになりきれない少女が、様々な人と関わりながら『ゲームのヒロイン』ではなく『リリア』として成長していくお話です。
*よくある話andゆるゆる設定です。
*ざまぁは微量になります。
文字数 34,120
最終更新日 2020.06.12
登録日 2020.05.19
ある日のコンビニ帰りに、中須玲奈(22)は、小さな人間を拾った。この奇妙な出会いが、玲奈の人生を大きく変える事になるとも知らず――――
玲奈が拾ったのは、和服に似た服を着た謎の男。なんと、彼には未来を視る力が有るらしい。
小さな男を助けたお礼に、未来を視る力を使って、玲奈は人助けに奔走する。そして初恋の相手との再会や悲しい過去と向き合い、玲奈は大きな決断を下す事になる。
※かなりふんわりした設定のお話です。舞台は現代ですが、ほぼファンタジーです。
R18回には☆マークを表記します。エロは終盤の予定。
更新不定期です。ご了承ください。
文字数 15,656
最終更新日 2022.10.12
登録日 2022.10.11
三百年前にこの国を襲った魔物の群勢。
それを指揮した魔女が黒髪に血の瞳、そして稀少な闇魔法使いだったと言われ、それ以来この国ではそのいずれかの要素を備えて産まれた子は忌み子として恐れ迫害されてきた。
十数年前、そんな国に全ての条件を持った子が生まれ落ちた。
フィーネ・オラシオン。
オラシオン公爵家の次女にして生まれながらの嫌われ者。
対する姉のセレナ・オラシオンは聖女として国の人気者であり、その物腰の柔らかさと闇をも包む優しさに誰もが敬服した。
罵倒と嫌がらせの中、フィーネは姉のお陰で辛うじて健やかに日々を送っている。初恋の人さえ冷たい眼差しを向けてくるけれど、それでも姉がいれば耐えられると思っていたのに……。
私のささやかな幸せさえ奪うというの?
それならいっそーー。
これは姉妹の愛とその二人を愛する者の「アイ」の物語。
※思いつきなので気まぐれ更新のゆるふわ設定です。カテゴリをファンタジーと恋愛で迷い中。
文字数 11,674
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.15
魔族殺しの力を持つ、パンデリオ王国の王女セレステア。
国中から聖女と崇められるセレステアには、とある秘密があった。
それは、魔族の王リダールと恋人同士であること。
しかし国王である父は、セレステアに魔王討伐を命令する。
共に旅に出るのは、選抜試合で選ばれた勇者ルシオン。
「魔王を倒した暁には、王女セレステアとの結婚を約束しよう!」
そんな宣伝文句につられてきたルシオンは、セレステアと結婚することを夢見ている。
それを聞いたリダールは言った。
「セレア、俺と一緒に世界征服しよう」
幸せな結婚をするために、二人は世界征服をめざす。
5/12完結しました。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時掲載しています。
前タイトル「私は聖女、魔王と一緒に世界征服めざします!」
文字数 132,799
最終更新日 2021.05.12
登録日 2021.04.29
私は筆頭公爵の嫡男で、まだ婚約者はいなかった。
学園の裏庭で子犬に優しく話しかけるマリーアン候爵令嬢が好きになって婚約した。ところが・・・・・・
もふもふ子犬と麗しい公爵子息と氷のような美貌の候爵令嬢の恋物語。
文字数 6,338
最終更新日 2021.02.14
登録日 2021.02.11
【完結!】
伯爵令嬢マリアはゴシップ大好きな転生者。前世知識を活用して、商売や領地運営を忙しくこなしながら、前世で読んだラノベ(悪役令嬢もの)みたいな展開を生で見たいと、日々リサーチしている。
そんなある日、婚約者との公園デート中に、とある貴族令息の浮気を目撃。そこで結婚に関する悪どい企みまで聞いてしまった。
「彼の思惑通りになるのは腹が立つわね……」
意気込んだマリアは、ゴシップ好きの性格に背を押されるように、渦中の人物に向き合うことになる。
ゴシップの外野にいるようで、実は中心にいるかもしれない、マリアのゴシップ娯楽譚。
文字数 26,814
最終更新日 2023.02.24
登録日 2023.02.18
⚠️実在する曲や歌手、ボカロPが出てきます。(⚪︎で伏せ字&歌詞は載せないので著作権的には大丈夫だと思いますが、ダメそうならどうにかして編集します)
シンガーソングライターを目指して路上ライブや配信サイトで様々な曲のカバーを歌っていた茉利(まり)。実力はあるのだが、不運体質のせいで中々世間の目に留まることは無かった。
ある日いつもの通り路上ライブを行った後、疲れて家に帰った瞬間に寝落ちしてしまう。そして次の日目が覚めると………そこは全く知らない世界⁉︎
ラノベやアニメも好きだった茉利は「異世界キター!!!」と、魔法などを試してみるもその世界の人々の平均以下。唯一の救いは言語が通じることくらいだ。
ならば知識チートで無双してやる!と奮起したものの、茉利は頭が良くなかった。
「そんなぁ、こういうのってチートあるもんでしょ、、、?」
落胆しかけた茉利だったが、ふとアイテムボックスを見てみるとそこには…………
「今まで不運だったのはこのためだったの……?」
魔法チートでも知識チートでも無く歌チート!?
果たして茉利の運命は、、、?
※※※完全ご都合主義です。
※こういうの読みてぇなーと思いつきで書いているのでガバガバです。
※今のところ、小物はざまぁされますが明確な悪役が登場する予定はありません。
※息抜きのための作品なので超不定期更新&遅筆です。
※内容に影響が無ければサイレント編集しています。
文字数 834
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.11.13
かつて、その塔は恐れの塔と呼ばれた。
かの塔がこの地の国を滅ぼしたことは幾百もあり、歴史書にそれを読み解くことができた。
塔を破壊しようとした国は未知の病により滅んだ。
塔を敬うだけの集団となった国は腐敗し朽ちていった。
塔と適切に距離を取りし国は長らく反映したが、戦争に負け崩壊した。
塔には魔女が住む、悪魔が住む、聖女が住む。
その時々で様々な言い伝えがあり、そして物語の幕が閉じるとともに国も終わりを告げていた。
しかし、いつしか”文明”が発展し、”科学”が世界の理であることに人類が気が付くと、塔はその役目を終えたとばかりに、人々から忘れされていった。
「というわけで暇なんですよね」
これは、”恐れの塔”に住まう主人と、そのメイドが一人の少女を拾うことから始まる物語
ちょいと、拾われ少女に胸糞案件がありますのでR-15にしております。
本編はほのぼのさせてますが、主人公の少女の境遇を語る部分がだいぶシリアスなので、背反するタグ付けをしています。
文字数 31,950
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.08.02
ある長期任務から帰ってきた、1人の武人。その帰国の挨拶に訪れ前に、話にだけ聞いた出来事が気になっていた。なんでも、我が国の王子が、その婚約者に公衆の面前で婚約破棄を宣言したと言うもの。
(全く何をやっておるのんだ。)剣の教師でもあったため、面識もある王子だが剣の腕はイマイチ。それでも自衛くらいは鍛え上げた。その方法から恐れられたが、それも役柄上仕方がない。
そんな記憶に残る幼さが抜けない王子も、今回の帰還の挨拶に赴いいていたが…。なぜ元婚約者の話に?
文字数 901
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.29
ディモル伯爵令嬢・フォセカは、とある舞踏会の日に、婚約者で第一王子のスターチスから、婚約破棄を告げられる。
婚約破棄?それなら、喜んで!!
文字数 11,550
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.09.22
わたくしセリア・フォン・ローゼンシュタインは花も恥じらう17歳。現在は聖女の職についております。
聖女は公職。
元来皇女や公女、聖なる血筋に連なる息女が婚姻までの期間勤める名誉職なのですが、皇太子妃の選定となると少し事情が変わっていて。
昔から皇太子妃に選ばれるためには聖女の職にあったものでないと、という不文律があったのです。
まあ今は、そういう事情もあってアルベルト皇太子の婚約者であるわたくしが現在の聖女を努めているわけなのですが……。
「今日を限りに貴女との婚約を破棄させて頂きたい!」
はい?
今、なんと?
「ローゼンシュタイン大公には先ほど早馬を送った。貴女に落ち度は無い。全てはこの帝国の行く末を勘案し、思慮思案した結果の事。セリア、君には本当に申し訳なく思っている」
真剣な眼差しで、そう語る彼。
元々は政治的な思惑が深く関わった婚約ではありました。
未来の帝国を担う皇太子と、帝国を構成する国家の中でも今一番力があると言われているローゼンシュタイン大公国公女の結びつきは、世界の安定にも寄与するはずでした。
ですから、他にもっと利点がある妃候補が見つかったのであれば。
こういう選択肢を彼や彼の周辺が選ぶということはあり得たこと。
もちろんわたくしの父上は激怒するでしょう、しかしその見返りをもどうやら用意をしているご様子。
それでも。
幼い頃より貴方に恋をしていたわたくしのこの気持ちはどうすればいいというのです!?
ああ。もう何も信じることができません。
わたくし、もう恋なんかしません! こんな悲しい思いをするのはもう嫌です!
ええ、わかりました上等です婚約破棄でもなんでも受け入れましょう。
わたくしは国にこもって猫を愛でて暮らしますから!!
はい?
真の聖女?
なんですかそれ?
はうう。ちょっと様子が違ってきたのですが……。
※一昨日アップした「お飾り聖女は恋したい」とタイトルは対になっていますが、中身は全く別のお話です。
文字数 5,627
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.04.15
皇太子の未来の王妃だったカナリアは突如として、父親の罪によって婚約破棄をされてしまった。
己の命が助かる方法は、友好国の悪評のある第二王子と婚約すること。
カナリアはその提案をのんだが、最初の夜会で毒を盛られてしまった。
誰も味方がいない状況で心がすり減っていくが、婚約者のシリウスだけは他の者たちとは違った。
ある時、シリウスの悪評の原因に気付いたカナリアの手でシリウスは穏やかな性格を取り戻したのだった。
シリウスはカナリアへ愛を囁き、カナリアもまた少しずつ彼の愛を受け入れていく。
そんな時に、義姉のヒルダがカナリアへ多くの嫌がらせを行い、女の戦いが始まる。
嫁いできただけの女と甘く見ている者たちに分からせよう。
カナリア・ノートメアシュトラーセがどんな女かを──。
小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス、カクヨムで投稿しています。
文字数 128,110
最終更新日 2021.10.12
登録日 2021.08.19
私はリリーナ・アインシュタインは、皇太子の婚約者ですが、皇太子アイザック様は他にもお好きな方がいるようです。
人前でキスするくらいお好きな様ですし、婚約破棄して頂けますか?
え?勘違い?私の事を愛してる?そんなの今更、結構です。
文字数 5,617
最終更新日 2021.04.20
登録日 2021.04.18
「セリーナ・マクギリウス。貴女の魔法省への入省を許可します」
婚約破棄され修道院に入れられかけたあたしがなんとか採用されたのは国家の魔法を一手に司る魔法省。
そこであたしの前に現れたのは冷徹公爵と噂のオルファリド・グラキエスト様でした。
「君はバカか?」
あたしの話を聞いてくれた彼は開口一番そうのたまって。
ってちょっと待って。
いくらなんでもそれは言い過ぎじゃないですか!!?
⭐︎⭐︎⭐︎
「セリーナ嬢、君のこれまでの悪行、これ以上は見過ごすことはできない!」
貴族院の卒業記念パーティの会場で、茶番は起きました。
あたしの婚約者であったコーネリアス殿下。会場の真ん中をスタスタと進みあたしの前に立つと、彼はそう言い放ったのです。
「レミリア・マーベル男爵令嬢に対する数々の陰湿ないじめ。とても君は国母となるに相応しいとは思えない!」
「私、コーネリアス・ライネックの名においてここに宣言する! セリーナ・マクギリウス侯爵令嬢との婚約を破棄することを!!」
と、声を張り上げたのです。
「殿下! 待ってください! わたくしには何がなんだか。身に覚えがありません!」
周囲を見渡してみると、今まで仲良くしてくれていたはずのお友達たちも、良くしてくれていたコーネリアス殿下のお付きの人たちも、仲が良かった従兄弟のマクリアンまでもが殿下の横に立ち、あたしに非難めいた視線を送ってきているのに気がついて。
「言い逃れなど見苦しい! 証拠があるのだ。そして、ここにいる皆がそう証言をしているのだぞ!」
え?
どういうこと?
二人っきりの時に嫌味を言っただの、お茶会の場で彼女のドレスに飲み物をわざとかけただの。
彼女の私物を隠しただの、人を使って階段の踊り場から彼女を突き落とそうとしただの。
とそんな濡れ衣を着せられたあたし。
漂う黒い陰湿な気配。
そんな黒いもやが見え。
ふんわり歩いてきて殿下の横に縋り付くようにくっついて、そしてこちらを見て笑うレミリア。
「私は真実の愛を見つけた。これからはこのレミリア嬢と添い遂げてゆこうと思う」
あたしのことなんかもう忘れたかのようにレミリアに微笑むコーネリアス殿下。
背中にじっとりとつめたいものが走り、尋常でない様子に気分が悪くなったあたし。
ほんと、この先どうなっちゃうの?
文字数 6,798
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.26
婚約者が男爵家の庶子に篭絡されていることには、前々から気付いていた伯爵令嬢マリアーナ。
しかもなぜか、やってもいない「マリアーナが嫉妬で男爵令嬢をイジメている」との噂が学園中に広まっている。
なんとかしなければならない、婚約者との関係も見直すべきかも、とマリアーナは思っていた。
そしたら婚約者がタイミングよく”あること”をやらかしてくれた。
この機会を逃す手はない!
ということで、マリアーナが友人たちの力を借りて婚約者と男爵令嬢にやり返し、幸せを手に入れるお話。
よくある断罪劇からの反撃です。
文字数 14,370
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.06.07
「ネイリ―・ケラ・ナトソン。今この場を持って、私レグラス・ノラ・アドソンはお前との婚約を破棄することをここに宣言する!!」
「喜んで!!」
(え!?)
見慣れない煌びやかな王宮で高校三年生の華南崎寧々と三風萌歌の幼馴染の二人は気づいたら断罪シーンの真っ最中!
乙女ゲームの中の悪役令嬢と正ヒロインにそれぞれなり替わった二人は、お互いに手を組み異世界攻略を目指すことに!!
しっかり者のネイリ―とゲームの世界を知るリリアナが繰り広げる異世界ラブストーリー!
何度も攻略しているゲームだからクリアも、余裕‼︎そう意気込む二人だったが・・・・・・?
どうやらそんなに甘くはないようです。
魅力的な攻略対象たちが現れる中、最後に二人が選ぶ道とは!?
※攻略キャラたちとイベントや規格外のことを起こして、イチャイチャするお話になる予定です
※気分転換のための小説ですのでまったり更新で行きたいと思います。
文字数 21,457
最終更新日 2020.04.09
登録日 2020.03.18
稀な光属性持ち転生ヒロインのエアリスは、学園で出会ったイケメン達と青春を謳歌し、最終的に王太子を恋人に選んで、乙女ゲームの季節は終わりを告げた。
今、王城にてひっそりと、王太子と婚約者マグノリアの婚約破棄が行われようとして居る。
悪役令嬢と見做され、誤解と偏見に晒された学園生活にも、誇りを失わずに耐え抜いたマグノリア。
理不尽な婚約破棄に、彼女は何を思うのか……。
誤解されやすい悪役令嬢にも、少なくとも3人の理解者が居るようです。
※主人公は悪役令嬢です。
【続編】
『悪役令嬢の怪物と夢見鳥』※夢見鳥:蝶または胡蝶の異名。
一作目の前日譚と後日譚の前後編。
悪役令嬢をめぐる二人の男の、よみがえる愛と失われる恋。
※おもたい蛇足。
※主人公は悪役令嬢ではありません。
なろう様に同名義で掲載した作品です。
文字数 24,379
最終更新日 2021.04.22
登録日 2021.03.22
私は転生した世界で勇者に選ばれた。剣聖や賢者と共に世界を救済した後、剣聖である友と共に、彼の故郷に落ち着く事になった。
これは世界救済の後の物語。
勇者は女。勇者と聖女、2つの顔をもつ異色の才女。
淡々と素朴な田舎スローライフを目指す元勇者に、生涯彼女の剣たると誓った剣聖。
転生ものの物語。
ラブ度合いは低め。但し純愛。
番外編の紹介。
こちらはバッドエンド版。
文字数 44,590
最終更新日 2022.11.26
登録日 2022.10.12
アリゼには親が決めた婚約者がいた。名前はカイラス=ハウフィールド。彼は巷で”彫像”と呼ばれている。何故ならとても美しいから……それと、全く喋らないから!
お互いの親同士が決めた婚約。交流しようにもひたすら無言。まあいいか、とアリゼは婚約を気楽に考えていたものの、呪いをかけられ猫になってしまう。
猫のまま途方に暮れていたアリゼは、カイラスと出会う。すると……⁉ えっ、キャラ違いすぎませんか⁉
猫は好きでも人が嫌いなカイラスと、猫になったり少しだけ人に戻ったりするアリゼがハッピーエンドになるまでの話。
文字数 48,814
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.12
【簡単な章の説明】
第一章:不遇→覚醒→修行
第二章:信頼出来る仲間との出会い
第三章:怪に殺された女の子との出会い
第四章︰クラン設立と合同パーティ
第五章:ダンジョン『嚥獄』ダイブ
【あらすじ】
初めて日国に魔獣が目撃されてから30年が経過した。
その当時を知る人は「あの時は本当に地獄だった」と言っているが、今の日国にはそんな悲壮感は漂っていていない。
それは25年前に設立された『ハンター協会』により、魔獣を狩るハンターという職業が出来たからだ。
ハンターという職業は、15年連続で男女問わず『大人になったらやりたい職業』のトップを飾るくらい人気で、多くの人たちがハンターに憧れている。
それはこの物語の主人公、神楽詩庵にとっても例外ではなかった。
高校生になった詩庵は、同じ高校に進んだ幼馴染との楽しい学園生活や、トップランクのハンターになって活躍できると信じていた。
しかし、現実は――
中学まで仲良かった幼馴染からは無視され、パーティを組んだ元メンバーからは無能と呼ばれてしまうように。
更には理不尽な力を持つナニカに殺されて何も達成できないまま詩庵は死んでしまった。
これは、神楽詩庵が死んでからトップランクのハンターになり、日国を救うまでの物語だ。
※タグの性描写有りは保険です
※8話目から主人公が覚醒していきます
【注意】
この小説には、死の描写があります。
苦手な方は避けた方が良いかもです……。
苦手な描写が唐突に来るとキツイですもんね……。
文字数 338,870
最終更新日 2022.07.10
登録日 2022.05.10
フィッツジェラルド家のご令嬢ミシェルは非の打ち所がない完璧美人に見えて実は重度の人見知り。いつも泣きながら学園から帰ってくる。大好きな婚約者にも緊張してそっけない態度をとってしまい、嫌われる寸前に。そしてついに突然出てきたご令嬢に婚約者を掻っ攫われそうになる!
このままでは大好きな姉が不幸になると思った妹のマグリナちゃんは、家に居候している口の悪い青年クロとともに姉を助けるべく奮闘するのだ。
文字数 16,151
最終更新日 2022.07.15
登録日 2022.07.15
歴史ある男爵家の令嬢であるマリアは一〇歳まで市井で生きてきた元庶民で魔力持ち。貴族の子女が通う学園では毛色の違う令嬢として遠巻きにされることもあったが、異色の彼女に惹かれる令息も一部存在した。だがあるときマリアと似たような境遇の転入生・リリアが現れて、マリアの立場をそっくりそのまま奪ってしまう。突然の出来事に静かに動揺する学園生たち。だが勉強に忙しいマリアは意に介さない。というか、異常に気づきもしない。そんなマリアのそばには公爵の後見を得て学園に籍を置いている幼馴染のエマニュエルだけが残り――。
※マリアは鈍感&天然&素が男口調です。エマニュエルは腹黒いです。魅了・自滅・もう遅い系テンプレであっさりさくっと終わります。
文字数 6,048
最終更新日 2023.01.11
登録日 2023.01.07
ある日、代筆屋をする曰く付きの孤児コルドが住む街で猟奇的な殺人事件が起こった。
心臓に白木の杭を打たれて殺されたのは、悪徳高利貸しの男。その傍らには「吸血鬼に死を」というメッセージが添えられて・・・
そして次に、狼男だと噂された人が殺された。やはり傍らには、「人狼に死を」・・・
ざわつく街。殺されるのは、人間じゃないモノ?
殺されたのは、人間か否か?
コルドに付きまとう曰くとは?
なにが異端なのか・・・
グロ、狂愛耐性がある方はどうぞ。
ジャンルをホラーへ変えました。
※本編は終了。前日譚を不定期で更新。
※不快に思うような表現が多々あります。
※32、47話、前日譚は特に閲覧注意。表現がエグめです。虐待などが苦手な方は飛ばしてください。飛ばして次の話を読んでも繋がるようにしてます。
※一応GL・BLのタグは付けていますが、恋愛要素はほぼありません。
文字数 149,072
最終更新日 2020.05.02
登録日 2019.02.07
学園では髪をまとめていて、眼鏡もかけているものですから、はい、あの、すみません。
文字数 2,074
最終更新日 2023.01.20
登録日 2023.01.20
聖女の奇跡に憧れた少女ルルは、聖女のお世話係になることに成功した。けれども聖女を取り巻く現実はヒドイもので。
現実をみたルルは信じられるのはお金しかないと、聖女から授かった力で金持ちを目指そうとするが、ひょんなことから家出した令嬢と間違われて保護されてしまう。
文字数 98,243
最終更新日 2023.10.08
登録日 2023.08.31
笑う事をしない女性、リリア・プロ―ジェット。
彼女は感情を表情で表す事が出来ず、常に無表情なため、『氷の令嬢』と呼ばれていた。
そんな彼女には幼馴染の青年と婚約をしていたのだが、ある日その婚約は青年のディアスの言葉により破棄される。
真実の愛に目覚めたなどほざき、リリアは悲しむ事なくその婚約を承知し――それを、妹のアンジェ、これから義弟になる王位継承者の第二王子、クリストファー、そして王位を放棄した第一王子、ウィンセントに話をすると、ウィンセントが彼女に手を取る。
「俺の妻にならないか?」
これは、氷の令嬢の心を少しずつ溶かしていく、二人の物語。
文字数 7,834
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.03.21
十歳の時に『着飾っても不細工は不細工なんだよ。こんなものつけるな』と暴言を吐かれ、髪飾りを壊された主人公。しかし、主人公はトラウマになるのでなく、それをきっかけにドMに覚醒していた…!だけど周りには勘違いされていてーーー?頭のゆるいアホなお話です。
(外部でも投稿しております。何でも許せる方のみどうぞ)
文字数 4,784
最終更新日 2023.02.05
登録日 2023.02.05
ネット小説の世界に転生していた私、ありがちな悪役令嬢ってやつでした。
これからネット小説の舞台の学校が始まるって時に呼び出された私がお願いしたことは・・・
・・・おばちゃん、まさかこんなことになるだなんて思わなかったよorz
設定ゆるゆる頭を空っぽにして読みましょう
ちょいゲスいかなってセリフがあるのでR15、まあ保険です
4話完結
文字数 11,878
最終更新日 2020.10.07
登録日 2020.10.04
公爵令嬢であり聖女でもあるアンナが、考えの足りない婚約者である王子から一方的に婚約破棄をされた挙句、その命までも狙われてしまう。
どうすればいいかと悩むアンナに父親である公爵が腕利きの護衛を新たに付けるのだが、その護衛は少々変わった容姿をしていたのだった。
誤字や脱字が多いかも知れませんが楽しんで頂ければ幸いです。
文字数 8,266
最終更新日 2021.04.22
登録日 2021.04.22