第9回ホラー・ミステリー小説大賞開催中
※大賞ランキングの集計・更新は1日1回(0時)です。また、最初のランキング更新は2日0時になるため、開催直後の24時間については前日の閲覧ポイント順で固定表示となります。

第9回ホラー・ミステリー小説大賞 参加作品

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ホラー 連載中 ショートショート
『友人』にまつわるホラー短編集です。
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文字数 726 最終更新日 2025.10.07 登録日 2021.10.25
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ミステリー 連載中 短編
くるみあるくが書いた手紙群、宛先はX教団所属のKさんと、Y教団Y教会の牧師夫妻。くるみあるくが巻き込まれた事件について問わず語りをしています。YouTube関連動画もありますのでチェックしてみてください。 なお、当作品の性質上、個人や団体名を特定されるようなコメントならびにレビューは削除対象となります。よろしくお願いします。
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文字数 17,907 最終更新日 2023.03.23 登録日 2023.02.26
1083 down
ホラー 連載中 短編
ノベルアッププラス作品の転載し一部加筆しました。 当作品の性質上、個人や団体名を特定されるようなコメントならびにレビューは削除対象となります。よろしくお願いします。
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文字数 7,431 最終更新日 2025.12.27 登録日 2025.12.27
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ホラー 連載中 ショートショート
とある神様の加護がある土地で、玉依姫に選ばれている少女の話。
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文字数 1,477 最終更新日 2026.02.08 登録日 2021.04.07
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ホラー 完結 短編
赤い月夜に悪は悪を狩る
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文字数 2,275 最終更新日 2024.11.05 登録日 2024.11.05
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ホラー 完結 ショートショート
目が覚めると、私は電車に乗っていた…
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文字数 1,220 最終更新日 2023.12.08 登録日 2023.12.08
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ミステリー 連載中 長編 R15
東京都町田警察署に勤務する刑事を夢みる新米婦警である水口楓(みなぐちかえで)はある時超能力者を名乗る男、鯉渕(こいぶち)と出会う。彼は「自分は一目見ただけで事件の犯人が誰かわかる」と豪語するが、本人の推理はいつも的外れ。足並みの揃わない二人が怪事件とその裏に潜む知能犯に挑む。
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文字数 7,885 最終更新日 2026.02.07 登録日 2026.02.07
1088 down
ミステリー 完結 短編
隣の隣人?奇人?変人?宇宙人?  東京に出てきて、最初に覚えた言葉は「家賃」だった。  山村花子、十八歳。  田舎から逃げるように上京し、手に持っていたのはスーツケース一つと、ほとんど中身のない通帳だけ。 「とにかく安いところでいいです。  どこでもいいので」  不動産屋でそう言った瞬間、若い社員の顔がピタリと固まった。  パソコン画面を見つめ、キーボードに指を置いたまま、数秒。  数十秒。  やがて小さく咳払いをする。 「……安い、ですか」  花子はうなずいた。 「多少古くても、狭くても大丈夫です。  寝られればいいので」  社員は困ったように眉を下げ、首をかしげた。  そのときだった。 「――一軒だけ、あるぞい」  背後から、しわがれた声がした。  振り返ると、いつの間に立っていたのか、小柄な爺さんが一人。  不動産屋の制服でもなく、客にも見えない。  まるで、そこに最初からいたかのような顔をしていた。 「家賃五千円じゃ」 「……は?」  思わず声が漏れる。  社員も同時に振り返り、驚いた顔をした。 「い、いや、その物件は……」 「空いとる。  住めるかどうかは、本人次第じゃがな」  爺さんは、にやりとも笑わず、ただそう言った。  数十分後。  花子は、爺さんの案内で、都心から少し外れた場所に立っていた。  すんげー木造。  壁は歪み、廊下は軋み、今にも倒れそうな二階建てのアパート。  正直、見た瞬間、帰りたくなった。  ――でも。 「家賃、月五千円」  その一言で、すべてがどうでもよくなった。  こうして、花子はそのアパートに住むことになった。  後になって、気づく。  このアパートには、奇妙なことが一つだけある。  隣人は変わらない。  隣の隣人が、毎回変わる。  昨日までいたはずの人が、翌日にはいない。  知らない顔が、何事もなかったように住んでいる。  なのに、誰に聞いても言うのだ。 「え?  隣の隣人?  最初から、そんな人いましたっけ?」  花子はまだ知らなかった。  ――この距離が、一番おかしいということ
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文字数 1,164 最終更新日 2026.02.07 登録日 2026.02.07
1089 down
ミステリー 完結 短編
【登場人物】 • 中田 景子(なかた けいこ・25歳) 都内のIT企業で営業職をしていたが、激務とハラスメントで心を病み退職。逃げるように祖母の生家がある田舎町を目指す。真面目で責任感が強いが、今は「何も考えたくない」と思っている。 • 柳田(やなぎだ・70代) 町の時計店「柳田時計店」の店主。頑固だが寂しがり屋。 • 少年(10歳前後) 町を走り回る少年。名前は「カケル」。 【舞台】 • 常凪町(とこなぎちょう) ※架空の町 山間にある寂れた元宿場町。夕日が最も美しく見える瞬間のまま、物理的に時間が止まっている。 【全体構成案(全10章・想定)】 1. 逃避行:景子が車で山奥へ向かい、奇妙な霧を抜けて町に到着する。 2. 永遠の夕暮れ:到着して数時間経っても日が沈まないことに気づく。住民たちの奇妙な「繰り返し」を目撃する。 3. 時計のない時計店:柳田との出会い。「この町に時計は必要ない」と告げられる。 4. 安らぎの正体:ハローワークも上司からの電話もない世界。景子はこの温かい停滞に浸り始める。 5. カケルの秘密:歳を取らない少年カケルとの交流。彼が「明日」を恐れていることを知る。 6. 綻び:景子のスマホのバッテリーが減らない違和感。記憶の風化。自分の名前すら曖昧になり始める恐怖。 7. 選択:柳田が明かす町の真実。ある悲劇を回避するために町全体が時間を止めることを願った過去。 8. 再始動の鍵:時間を動かすことができるのは「外から来た、まだ時間に縛られている人間」だけ。 9. 時計塔:住民たちの反対、あるいは葛藤を押し切り、景子は時計塔へ向かう。 10. 夜明け:時間が動き出し、夜が来る。景子は町を去り、自分の人生(時間)を再び歩き始める。
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文字数 13,980 最終更新日 2026.02.08 登録日 2026.02.08
1090 down
ミステリー 完結 短編
―――それは、いつもの日にポストへ滑り込んだ一通の手紙から始まった。 差出人不明。 封を切った瞬間、胸の奥がざわつく。 「あなたを“ゲーム”に招待します。」 水野はるは、その言葉を冗談だと思った。 ただの悪ふざけ、もしくは新作ゲームのモニター募集。 そう信じたまま、彼女は手紙に書かれた場所に向かった。目隠しをされて向かった場所は場所は、見知らぬ巨大な施設。 集められたのは、年齢も性格もバラバラな9人。 空気に響く感情豊かな声のゲームマスターが、全員に告げる。 「このゲームは人狼ゲーム、つまりデスゲームです!」 そう、これはデスゲームだった。 ⚠人が死にます
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文字数 10,500 最終更新日 2026.02.11 登録日 2025.12.30
1091 down
ホラー 連載中 ショートショート
 県外のイベントに一般参加した社会人オタク女子の夜空。  繁忙期を終えた後だったのと久しぶりのオタ活で強烈な眠気を催し、ネットカフェの一室で仮眠をとる事に。数時間後、外はゾンビと化した死者で溢れ返っていた。  ひとまず家族に再会するため故郷に帰ろうとするが、彼女のゆく手を阻むのはゾンビだけでなかった……。 注意:基本男×女ですが、百合描写もあります。
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文字数 10,099 最終更新日 2021.03.24 登録日 2020.10.20
1092 down
ホラー 完結 短編
廃墟や心霊スポットなどに興味本位で入った者たちに様々な恐ろしい出来事が襲いかかる……
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文字数 3,373 最終更新日 2023.12.05 登録日 2023.12.01
1093 down
ミステリー 連載中 ショートショート
一話完結のミステリー小説です
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文字数 12,036 最終更新日 2024.01.07 登録日 2023.12.18
1094 down
ミステリー 完結 短編
ある日、洋介のスマホに非通知の電話が鳴った。 留守電の内容を確認するがなんと言っているのかわからない。 洋介は親友の直哉に相談し、電話の謎を探る……
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文字数 2,667 最終更新日 2025.07.23 登録日 2025.07.23
1095 down
ホラー 連載中 ショートショート
転生した世界でオカルト現象に遭う話。
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文字数 674 最終更新日 2025.07.26 登録日 2020.11.29
1096 down
ミステリー 連載中 短編
間を震撼させている連続変死事件。被害者は皆、生前「完璧に幸福な人生」をSNSに投稿していた若者たちだった。しかし、彼らの遺体は決まって、口の中に「本物の泥と雑草(名もなき花)」を詰め込まれた状態で発見される。 主人公は、かつてラッパーとして活動していたが、ある事件で声を失った元音楽プロデューサーの「カイ(32)」。彼は現在、音響解析を専門とする私立探偵として働いている。 ある日、カイのもとに「死んだはずの親友」から一通の音声データが届く。それは、重厚なピアノと心音のようなドラムが刻まれた、この世に存在しないはずの楽曲だった。 「この曲の『サビ』が聞こえるか? カイ。……これは、俺たちの魂のバイブスだ」 カイは、歌詞に隠された「コード(暗号)」を解読しながら、美しすぎる都市の裏側にある「悪の華」の正体に迫っていく。
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文字数 4,560 最終更新日 2026.01.15 登録日 2026.01.08
1097 down
ホラー 完結 短編
文学少女と溌剌とした少女を取り巻くイジメという人の悪意。そこに本の呪いが加わり、二人の関係が徐々に変化していく。  儚い青春の1コマで少女二人が手を取り合い悪意の中で花を咲かせる
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文字数 23,937 最終更新日 2025.07.09 登録日 2025.07.07
1098 down
ホラー 完結 長編
 二人姉妹の依因 泉仍(よすが みよ)と妹の夢愛(めい)。  二人はほぼ無職ニートで収入無しの父、真(まこと)を養うため、生まれながらにして身につけていた“不思議な力”で人助けをしてお金を稼いでいた。  医者や人生相談では解決困難な特殊な悩みを抱えた依頼人たちのため、今日も二人は駆け回る。 ※この話はフィクションです。作中に登場する人物・地名・団体名等は全て架空のものとなります。
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文字数 126,329 最終更新日 2024.12.29 登録日 2024.12.02
1099 down
ホラー 完結 長編
その日はただの結婚式になるはずだった。しかし、若者たちの肉体は変化そして異形の怪物が人を食い殺し。
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登録日 2013.04.09
1100 down
ホラー 完結 短編
兄の不可解な死を追ううちに、私は誰も正体を知らない女の存在にたどり着く。遺品のオルゴールを壊した瞬間、中から現れたのは生々しい黒髪だった。
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文字数 3,217 最終更新日 2025.08.11 登録日 2025.08.11
1101 down
ホラー 連載中 ショートショート
 みーつけた。 『私』が色々な状況で『遺体』を発見する短編集です。
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文字数 830 最終更新日 2025.07.29 登録日 2023.06.01
1102 down
ホラー 完結 長編
【第一回ステキブンゲイ大賞 五次選考通過作品】 家族の薦めでジョギングを始めた“私”は町で赤いワンピースの女に出会い、「ヘビとクモ。どちらがお好きですか?」と問われる。怯えながら「クモ」と答えた私は足早にそこを去り、その夜、「この町で頭部のないバラバラ死体が発見される」というニュースを知る。そしてその翌日、娘が失踪する。  一方、小学六年生の宮瀬慎吾は、転校生の山下奈緒子に心を奪われる。  ひょんなことをきっかけにして奈緒子と親しくなった慎吾は、夏休みに入り、林直人、高島早智子とともに四人で都市伝説めぐりをすることに。  それぞれに孤独感をかかえた少年少女四人の、あるひと夏がはじまる。
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文字数 143,475 最終更新日 2022.02.27 登録日 2022.02.15
1103 down
ホラー 連載中 ショートショート
『妖怪』が登場するホラー短編集です。
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文字数 1,069 最終更新日 2026.02.26 登録日 2020.03.25
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ミステリー 連載中 短編 R18
天涯孤独の主人公が時々見てしまう不思議な夢に隠された、衝撃の真実とは…。
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文字数 10,288 最終更新日 2024.03.20 登録日 2024.02.29
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ホラー 完結 ショートショート
言葉には、魂が宿る… その人間が発した言葉は、近いうちに現実になってしまう。 それを、言霊(ことだま)という。 そのことを子供の頃から信じている彼女は、常に自身の発言に責任を持つ反面… 他人を思いやるあまり、その発言さえも無理矢理に規制してしまうほど… そんな彼女の周りに、起きてしまったこととは…? 周りにこんな人、いませんか…?  いたら怖い、いたらウザイ、の恐怖の短編ホラー 
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文字数 4,853 最終更新日 2023.01.12 登録日 2023.01.12
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ホラー 連載中 長編 R15
 幼馴染の「レオ」、レオの彼女であり、学園のアイドル「ハル」。 誰にも言えない秘密を抱えている「私」 奇妙な違和感から、学園の真実を知った時 愛も友情も姿を変え、崩壊へ向かって行く。 歪な人間関係を描くダーク・ファンタジー。
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文字数 7,592 最終更新日 2026.02.25 登録日 2026.02.07
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ホラー 完結 短編
駅のプラットホームで列車を待つ私は、無理心中を図ろうとする母娘を見かける。母は轢死し、娘が一人取り残される。娘の手からこぼれた小さなボールを拾い上げた私に、想像を絶する悪夢が襲いかかる。 何気ない日常に潜む不条理な恐怖をご体験ください!
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文字数 2,440 最終更新日 2023.02.06 登録日 2023.02.06
1108 down
ホラー 完結 短編
通学のため駅のホームで列車を待つ「俺」は身の毛もよだつ恐怖体験を味わう事になる。
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文字数 4,792 最終更新日 2021.02.27 登録日 2021.02.27
1109 down
ホラー 完結 短編
女子高生のヒロイン栃野柚香(とちのゆずか)は幼少期『怪異』が見える少女だった。 そんな彼女の初恋相手は、小さい時に一緒に遊んでいた『土地神様』。 当時自分より少し年上のお姉さんだった『土地神様』をユズカは慕っていたが、 成長するにつれ会えなくなってしまう。 そしてユズカは高校入学後、学校で周囲となじめず孤立するようになる。 消極的なユズカは毎日退屈に過ごしながらも、 「自分は『元霊能力者』という特別な存在で、周りの連中とは違う」 「いつか、自分には『特別な出会い』があるに違いない」 という思いを拠り所にするようになる。 そしてある日の夕方、謎のお爺さんから「霊能力を取り戻せる薬」を譲ってもらう。 最初は半信半疑だったが、実際にそれを飲んで『土地神様』に再会できたユズカ。 彼女はそれによって、その高価な薬にはまっていくようになる……。 エログロ表現を一切排した、正統派の百合ホラー。
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文字数 20,025 最終更新日 2025.07.24 登録日 2025.07.15
1110 down
ミステリー 完結 長編
政治的な話です。今回、のせる気になったのでのせてみました。 かなりスリリングな話です
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登録日 2026.02.09
1111 down
ホラー 連載中 ショートショート
『植物』がテーマのホラー短編集です。
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文字数 425 最終更新日 2025.10.21 登録日 2022.07.01
1112 down
ホラー 完結 短編
呪いがテーマのホラー短編です。
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文字数 7,769 最終更新日 2026.01.05 登録日 2026.01.05
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ホラー 完結 長編
『Echidna ProjectⅠ ― ラミアの眼』 声は、祈りを模した記録だった。 都市の再開発の中で生まれた〈白いペット〉エキドナは、母と子の静かな生活に入り込み、やがて“視線でつながる”新しい生命系をつくり出す。空手道場の師範代・神原美沙は、息子・蓮を救うため、集合意識〈ラミア〉と対峙する。拳が剣に変わり、祈りが支配を断つとき、母は「護るとは誰のためか」という問いに立たされる。 『ラミアの眼』は、ResonantVerse(RV)シリーズ第Ⅰ部。 祈り・記録・母性をめぐる黙示録的サスペンスであり、声が人間を、祈りが都市を変えていく最初の章である。 (全文掲載) ―――― 『Echidna ProjectⅡ ― 八咫鏡プロトコル』 夜のスタジオ。新加入のボーカル・祈音(キオン)がマイクの前で息を吸う。最初の一音が出た瞬間、空気の密度が変わった。無音の一拍、〈祈音の拍〉。その沈黙が世界を整える。 Luminariaという光の名をもつ少女たち。 鏡の向こうでは、もう一人の“祈音”が目覚めようとしていた。 『八咫鏡プロトコル』は、AIと人間、音と記憶、祈りと赦しの境界を描く第Ⅱ部。 ▶ 第1章「声のはじまり」を掲載。 ▶ 続く章(第2~10章)は公式サイトへ: https://luminaria.love/ukon/ ―――― ResonantVerse(RV)シリーズについて ResonantVerseは「音楽と物語が共鳴する世界」を描く連作。 声=祈りをテーマに、AIボーカル〈祈音〉を中心とした“聴く小説”の実験です。 I『ラミアの眼』――母性と集合意識の黙示録。 II『八咫鏡プロトコル』――声が祈りに変わる鏡の章。 III『黄泉の座標(YOMI Protocol)』へと続く。 祈りは消えない。 声が残る限り、物語は続く。
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文字数 87,375 最終更新日 2025.12.24 登録日 2025.10.22
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ホラー 完結 短編
季節外れの朝顔が咲く庭。そこに現れた“名を呼んではならぬ女”と青年が出会う、祈りと記憶の幻想譚。 山深い旧家に派遣された若い庭師・湊。依頼書には依頼主の名もなく、ただ「庭の整備をせよ」とだけ記されていた。たどり着いた屋敷の庭には、秋にもかかわらず青紫の朝顔が五輪、音のない空気の中に咲いていた。風も鳥の声もない。不意に背を抜けた冷たい気配の先に、湊は青紫のワンピースを纏う女の姿を見る。月光の中、彼女は花を見つめ、囁くように言った。「……摘まないで」。それだけを残して、闇に溶けた。 翌朝も花は変わらず咲き続けていた。幻ではない。湊は屋敷を探り、埃をかぶった帳面の束の中から奇妙な一冊を見つける。そこには「朝顔咲ク夜、名ヲ呼ブコト勿レ」と墨で書かれていた。夜、再び女が現れ、湊はその言葉の意味を問う。彼女は微笑み、「咲いてはならぬ庭に、咲いてしまった人」と名乗る。名を呼べば花は散るという。湊は彼女の名を探す決意を固める。 納戸の奥で見つけたのは、祖父・榊原清三の日記だった。そこには同じ庭で“咲いてはならぬ朝顔”を見た記録があり、「咲けば忘れ、咲かねば憶え」と綴られていた。日記の筆跡は震え、「少女、名記せず。忘れ草なれば」と記されている。湊は悟る。祖父もまた、彼女に出会っていたのだ。 夜ごと現れる女は、次第に言葉を増やしていく。「咲くことは、忘れられること。わたしは、忘れたくないのに」と。湊は封印を解くように庭を掘り、朝顔の根元から一枚の木札を見つけた。そこにはかすれた墨で「澪」と書かれている。名を呼ぶことはできなかったが、彼女は微笑み、「忘れないでね」と囁き、月光の中に消えた。 やがて湊は知る。澪は愛されることに疲れ、誰の記憶にも残らぬよう咒となった存在だった。だが、湊の想いがその咒を変えた。彼女は再び現れ、涙をこぼしながら湊に触れ、「あなたに会えて嬉しかった」と告げる。ふたりの指が触れた瞬間、境界は消え、夜が光に包まれる。澪は穏やかな笑みを残して昇華し、朝顔は静かに散った。 一年後、湊は再び庭を訪れる。蔓は生きているが、花は咲かない。だがそれでいい。咲けば忘れ、咲かねば憶える。彼は風に向かい、「来年も来るよ」とつぶやく。花のない庭に、確かに“誰か”の気配があった。 咲くことは忘却、咲かぬことは祈り。澪が残したのは、咒いではなく、記憶を守る静かな美しさだった。
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文字数 18,645 最終更新日 2025.10.18 登録日 2025.10.17
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ホラー 完結 短編
――時を越え、祈りが還る。静寂の紅に託された、ひとつの魂の物語。 科学と呪術が交差する現代ホラー。 老生物学者が「返命符」と呼ばれる古代の呪符を手にしたとき、 彼女の肉体は若返り、愛と死が再び巡りはじめる。 若さとは祝福か、それとも呪いか――。 命を喰らい合う二人の、静かな恐怖と贖いの物語。
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文字数 63,701 最終更新日 2025.10.17 登録日 2025.10.17
1116 down
ホラー 完結 長編
『桜の名のもとにⅡ ― 春を忘れない』 別れから二年。 結衣と尚吾は、もう戻らない春の道に再び立つ。 光を試すつもりで結衣が切った一枚の写真―― そこに映っていたのは、かつての恋人・尚吾の笑顔だった。 偶然の再会ではない。 止まっていた時間の続きを、ふたりは静かに歩き始める。 春を忘れないとは、何を守り、何を手放すことなのか。 やわらかな痛みと再生の光を描く物語。 ResonantVerse(RV)シリーズは、 “音楽と物語が共鳴する世界”を紡ぐ連作プロジェクト。 主題曲《春を忘れない》を中心に、 《Afterlight》《Daylight Brunch》へと連なる “再生の三部作”の第一章。 ――夜を抜けて、朝が訪れる。 ふたりの春が、もう一度咲く。 特設サイト:https://luminaria.love/ukon/
大賞ポイント 0pt
文字数 61,051 最終更新日 2025.11.18 登録日 2025.10.17
1117 down
ホラー 連載中 ショートショート
 一夫二妻の神様が登場する短編集です。  全体的に不穏なのでご注意ください。
大賞ポイント 0pt
文字数 1,358 最終更新日 2024.10.24 登録日 2020.08.26
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ミステリー 連載中 長編 R15
「僕は、近いうちに死ぬかもしれない」 幼い頃からの悪友であり親友である久川洋壱(くがわよういち)から突如告げられた不穏な言葉に、私立探偵を営む進藤識(しんどうしき)は困惑し嫌な予感を覚えつつもつい流してしまう。 だが……しばらく経った頃、仕事終わりの識のもとへ連絡が入る。 それは洋壱の死の報せであった。 朝倉康平(あさくらこうへい)刑事から事情を訊かれた識はそこで洋壱の死が不可解である事、そして自分宛の手紙が発見された事を伝えられる。 悲しみの最中、朝倉から提案をされる。 ──それは、捜査協力の要請。 ただの民間人である自分に何ができるのか?悩みながらも承諾した識は、朝倉とともに洋壱の死の真相を探る事になる。 ──果たして、洋壱の死の真相とは一体……?
大賞ポイント 0pt
文字数 50,769 最終更新日 2026.01.26 登録日 2024.01.25
1119 down
ホラー 完結 短編
いきなり現れた、小指に包帯を巻いた女性。 彼女が手を伸ばしてきた時、彼もまた手を伸ばす。 そして―――自分の指が1本足りない事に気付く。 幸い、指はすぐに“復活”するが…… それから彼は、周辺に“指が1本無い” 人間を見かけるようになってしまう。 そして、その度に小指に包帯を巻いた 女性が現れる。 「いた」 「見た」 「誰」 質問とも命令とも取れない問い。 彼は逆らえず、それに答えてしまう。 そして……名前を答えた“指が1本無い” 人間は姿を消してしまう。 彼のその独白を、私は聞いていた。
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文字数 6,025 最終更新日 2026.02.10 登録日 2026.02.10
1120 down
ホラー 完結 短編
エレベーターで出会った女、突然体に浮き上がる傷、水辺に浮く少女…… 市内で心療内科を営む栗原の元には、様々な怪奇に見舞われ病んでしまった人たちが集まっていた。 そして、いくつもの怪談はやがて交じり合い、一つの結末へと導かれていく。
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登録日 2026.02.11
1,227 2627282930