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les quatre saisons
フランス語で 『四季』 と言う意味の紅茶専門のカフェを舞台としたお話です。
【プロローグ】
茉莉香がles quatre saisonsで働くきっかけと、
そこに集まる人々を描きます。
このお話は短いですが、彼女の人生に大きな影響を与えます。
【第一章】
茉莉香は、ある青年と出会います。
彼にはいろいろと秘密があるようですが、
様々な出来事が、二人を次第に結び付けていきます。
【第二章】
茉莉香は、将来について真剣に考えるようになります。
彼女は、悩みながらも、自分の道を模索し続けます。
果たして、どんな人生を選択するのか?
お話は、第三章、四章と続きながら、茉莉香の成長を描きます。
主人公は、決してあきらめません。
悩みながらも自分の道を歩んで行き、日々を楽しむことを忘れません。
全編を通して、美味しい紅茶と甘いお菓子が登場し、
読者の方も、ほっと一息ついていただけると思います。
ぜひ、お立ち寄りください。
※小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にても連載中です。
文字数 365,591
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.03.31
(うぅ……。気持ち悪い……)
窓から差し込む陽光を浴びながら、あたしはテーブルの上でぐでっとしていた。
……いや、自分で言うのもなんだけど、朝からテーブルでぐでっとする令嬢ってどうなの? 公爵令嬢がそんなことしてていいの? しかも、テーブルにはお気に入りのティーポットやお菓子も並べてある。
そんな、こんなを朝からやっている理由はただひとつ。
「お嬢様! 起きてください! お迎えの馬車が来ちゃいますよ!」
「……もうちょっと……ちょっとだけ……」
「そんなこと言っていつもギリギリまで寝てるじゃないですかー! もう、今日こそはしっかり起きてもらいますからね!」
「あと五分……」
そう。
今日は公爵令嬢としてのお勤めがあるのだ。
しかし、本日はなんと休日! 勉強もしなくていいし、朝食も食べなくていいから眠い。寝たい。何なら一日中寝ていたい。
そんなあたしの願望を知ってか知らずか……いや、当然知らないのだけど、メイドのカレンさんが問答無用であたしをベッドから引きずり出した。
「あああぁぁぁぁぁ……」
「もう、お嬢様っ! そんな情けない声出さないでくださいよ!」
あたしの専属メイドであるカレンさんがそんなことを言ってくるが、眠いものは眠いのだ。
「あたしは今日は休みなのー。だから起きるのはもう少し後でもいいじゃない」
「公爵令嬢がそんなこと言っていいんですか?」
「いいの」
そんな屁理屈をこねるあたしを、カレンさんは容赦なく引っ張り起こしてくる。
「ふわぁ……ほら、着替えますから早く起きてください。じゃないとお嬢様の大好きなお菓子たちが食べられませんよ」
カレンさんの言葉に眠気で閉じていたまぶたをパチっと開くと、テーブルの前に置かれたテーブルにはすでに朝食が並べられていた。
しかも、あたしが大好きなフレンチトーストに、ハムサラダ、フルーツヨーグルトまでついている。
「えぇー! 今日ってフレンチトーストがあるの!? え? なんで!?」
「ふふん♪ 今日は休日ですからね! お城の料理長に頼んで作ってもらったんですよ」
……やられた。カレンさんが手回ししてたのか。
いや、確かにあたしはこのフレンチトーストが好きだけども! カレンもあたしの好みを知っててここに座ったんだろうけどさ! もう……なんでこんなにあたしのメイドは有能かなぁ。
「……はぁ。仕方ないなぁ」
あたしは渋々とベッドから降り、カレンが差し出してくれた着替えを受け取り……。
「って、これドレスじゃん!」
「はい。公爵令嬢ですからね」
「うぅー! 休日なんだからいつもの格好でいいじゃんかぁ……」
「駄目です」
あたしが抗議するも、カレンさんにピシャリと却下されてしまう。
まぁ、確かにドレスを着るのは面倒だし好きじゃないけどさぁ……。今日はせっかくお休みで、一日中だらだらしようと思ってたのに……。
文字数 1,237
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.31
私は小さい頃から夢を見る。
小さな教室で白いおひげのおじいちゃん先生に不思議な言葉を習う夢。
目が覚めると日常に流されて遠くにいってしまう記憶。
父方の親族はいないと思っていた私に、いきなり知らされる父の一族の話。
父方の一族には、16歳になったら一族の集まりに参加しなければならないという決まり事があるらしい。
先月16歳になった私は次に開催されるその集まりに参加しなければならない。
奇妙な因習の残る父の一族。
父の一族の邸宅の奥深くで出会う不思議な存在。
一族にまつわる秘密が私の不思議な夢と交差していく。
私の人生を変える一日。
その日は明日。
どうなっていく?私の人生。
文字数 18,779
最終更新日 2026.01.09
登録日 2025.12.28
独り暮らしの中村は、毎朝「Have A Wonderful Time」と刻まれた真空マグカップでカフェオーレを飲む日課を持っている。このマグカップは、3年前に会社の上司である佐伯麻衣子から、誕生日プレゼントのお返しとしてもらった大切な品だ。
既婚者で二児の母である佐伯への秘めた想いを抱える中村。彼が彼女の誕生日に贈ったルビーのペンダントへのお返しとして、彼女は中村が毎朝コーヒーを飲む習慣を覚えていて、この真空マグカップを選んでくれた。
昨年、佐伯は本社への異動が決まり、送別会の日に中村のデスクを訪れ、マグカップの使用を確認する。その後も中村は社内報で彼女の活躍を追い続けている。
マグカップは中村にとって、叶わない恋心の象徴であり、同時に前を向いて生きていく勇気を与えてくれる存在となっている。毎朝の儀式のように、このマグカップでカフェオーレを飲みながら、佐伯の幸せを願い、自分の想いを静かに受け入れている。
届かない愛を知りながらも、その想いを大切に持ち続けることで、人生の豊かさを見出していく―それが、この物語の本質である。
文字数 2,347
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.02.24
【第2回Solispia文学賞で佳作を受賞しました。ありがとうございました!】
病気で父親を亡くした少年、高橋都(たかはしいち)は、四年ぶりに故郷である神無し島に戻ってきた。
島根県の沖にあるこの島は、守り神がいるという言い伝えがある反面、神の姿を見た者は誰もいない。そんな状況を揶揄してついた名が、「神無し島」なのであった。
花咲神社の巫女である、花咲夏南(はなさきかな)と向かった川で、仲良しグループの面々と川遊びをしていた都。そんなおり、人数が一人増えているのに気が付いた。
しかし、全員が知っている顔で?
誰が、何の目的で紛れ込んだのか、まったくわからないのだった。
――増えたのは誰か?
真相を知りたければ、御神木がある時超山(ときごえやま)に向かうといいよ、と夏南に聞かされた鮫島真人(さめじままさと)は、新條光莉(しんじょうひかり)、南涼子(みなみりょうこ)、に都を加えた四人で山の中腹を目指すことに。
その道中。『同じ道筋を誰かがたどっていた』痕跡をいくつか見つけていくことで、増えた人物の『正体』が、段々と浮き彫りになっていくのであった。
増えたのは誰だ?
増えた者はいずれ消えるのか?
恋愛×青春ミステリー、ここに開幕。
※この作品は、小説家になろう、カクヨム、ノベルアッププラス、Solispiaでも連載しています。
※表紙画像は、SKIMAを通じて知様に描いて頂きました。
※【これは、僕が贈る無償の愛だ】に、幽八花あかね様から頂いたFAを。【十年後。舞台は再び神無し島】に、知様から頂いたFAを追加しました。
ありがとうございました。
文字数 127,269
最終更新日 2022.06.12
登録日 2022.05.15
【完結】公爵家に生まれ、宰相の父を持つアリシアは獣人差別をなくすため、人間との確執が深い獣人の王と婚約することになる。
公爵家の子女として政治的な理由での婚約に異論はないものの、当の獣人王は「お互い恋愛感情を持つことは難しいだろうが融和のため共に頑張ろう」と戦友程度の扱い。
おまけに獣人王との婚約についてお馬鹿な妹がマウントを取ろうとしたり馬鹿すぎる第三王子が暗躍しようとしたり……
いくら私が見た目も美しく心清らかで知性溢れるパーフェクトな令嬢だからって我慢の限界ですわ。
嫌味にマウント? 即座に反撃します!
私をないがしろにした言動? 無視も放置もできなくします!
婚約したのに恋愛は難しい? 乙女の純情をなんだと思ってるんですか!
あなたたち全員、全力で後悔させてさしあげますからね!
ああもう、ストレスが……日がな一日、大衆小説を読みながらだらだらすごしたい! 旅行に温泉、アニマルテラピーもいいですわね。誰か、私に癒しを!
これは、あらゆる理不尽を全力で殴り返す強気で負けず嫌いの令嬢が本当の幸せをつかむまでの物語。
文字数 28,519
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.03.19
ファンタジー世界を舞台にしたオメガバースです。
アルファ騎士×美人ベータ(?)
【人物紹介】
受け:セオ(24歳)この話の主人公。砂漠地帯からの移民で、音楽の才がある。強気無自覚美人。
攻め:エイダン(28歳)王室付き近衛騎士・分隊長。伯爵家の三男でアルファ。料理好き。過労気味。
【あらすじ】
「──とりあえず同居してごらんなさい」
国王陛下から適当な神託を聞かされたセオとエイダン。
この国にはパートナー制度がある。地母神の神託にしたがって、アルファとオメガは番うことを勧められるのだ。
けれどセオはベータで、おまけに移民。本来なら、地位も身分もあるエイダンと番うことはできない。
自分は彼の隣にふさわしくないのになぜ? 神様の勘違いでは?
悩みながらも、セオはエイダンと同居を始めるのだが……。
全11話。初出はpixiv(別名義での投稿)。他サイト様にも投稿しております。
表紙イラストは、よきなが様(Twitter @4k7g2)にお願いしました。
追記:2024/3/10開催 J. Garden55にて、『神託にしたがって同居します』の同人誌を頒布します。詳しい内容は、近況ボードにまとめます。ご覧頂ければ幸いです!
文字数 45,949
最終更新日 2024.02.14
登録日 2023.08.14
目が覚めると記憶がなくなっていた。四津上湊(よつがみみなと)は、自分がいる場所がどこなのか分からず混乱していると、謎の巨大生物『ノイズ』に遭遇。
突然、湊に襲い掛かってくる。しかし、一体のロボットに窮地を助けてもらう。その真っ赤な機体から着物姿の女の子、緋鳥明日香(ひどりあすか)が姿を現す。
文字数 20,038
最終更新日 2016.08.20
登録日 2016.08.14
──人殺しのみなさんへ。時間です。罪を告白し、そして償いましょう。
時田晴斗の元に届いたのは、高校の同級生だった須王大我からと思われる犯行声明文だった。
明かされるのは、時田と関わりがあった人物たちのそれぞれの秘密で──。
文字数 100,974
最終更新日 2024.02.20
登録日 2024.02.19
ネット上で「馬鹿を殺しても良い法律を作れ!」と主張するブログを見かけて思いついたブラックジョークです。
文字数 538
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.22
何処にでもいる階段パンチラ専門の健全な変態・佐藤はVR階段パンチラを楽しんでいたら、最新ゲームのテストプレイヤーをやってみないか?というメールを受け取った。
まあ、やりましょうという事で佐藤は快諾したが、その結果、ログインだけ可能のフルダイブRPGの世界に閉じ込められてしまった。
畑で目を覚ました佐藤は近くにあったクワと本を持って、近くに建っていた作業小屋に向かった。
その作業小屋にはゲーム開発者の社長が土下座で待っていて、ログアウト出来るまで待って欲しいと頼んできた。
ログアウト出来るまではテストプレイヤーとしての報酬も貰えるという事で、佐藤はこちらも快諾した。
しかも、ログアウト方法を見つけるのに忙しくて、誰も監視しないときた。
これはもうやるしかない!と佐藤はゲーム世界をたっぷりと遊ぶ事を決意した。
文字数 47,350
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.06.01
南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりまさ)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸っ子たちはいう。
このままの評判が続くようであれば、大岡越前や遠山の金さんの裁断と並ぶ名裁断として後世後々まで語り継がれるかも知れない。
あるいは、そうでないかも知れない。
快楽の聖地である吉原の大門で男が死んでいた。農村などから娘を買って、遊郭に売る事を商売としている市松だ。市松を殺したと思われるのは老舗呉服問屋「大磯屋」の仕立て職人である住吉だ。
奉行所が市松と住吉の接点を探ると、市松に吉原へ売られて来た遊女が浮かんできた。事故で頭を打ったらしく記憶を無くした女だ。
この女は、住吉とはどういう関係なのか。市松が殺された事とどう関わっているのか。そして、この殺しの裁きを、播磨守はどうするのか。
文字数 19,682
最終更新日 2026.05.04
登録日 2026.03.29
~風魔術を極めた魔女と、そのペットの無双物語~
前世の記憶を持ったまま異世界に転生した主人公は、星獣(せいじゅう)と呼ばれる神の使いとなって目を覚ます。
しかし、飼い主となった王女アセリアが持つ『風』属性の魔法は、この世界では『無能』扱いされていた。
大事な家族を守るため、主人公は前世の知識を活かして『風』魔法の真の力を伝授し、自らの魔力をアセリアに分け与える道を選択する。
すると、アセリアの魔術が見事に開花!
やがては「魔女」と呼ばれる大魔法使いへと成長していくのだった。
彼女の兄である王太子エリオンとも友情を育みながら、テトは第二の人生をのんびり過ごすことにする。
星獣となった元人間の主人公と、風属性の王女アセリア、その兄エリオンが織りなす、異世界ファンタジー。
文字数 52,378
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.02
美容専門学校に通う柏木大河は、SNSを通して募ったモデルに、ある条件でメイクやヘアカットを無償で提供していた。
その条件とは、生まれの性別が「男性」であること。女性になりたいという「彼女」たちの希望をメイクで叶えている大河だったが、大河もまた男性の身体で生まれながら、女性の心を持っていた。だが、大河は生まれつき大柄で筋肉質な体格のせいで、自分がメイクをしても「化け物」になるだけだと、巧みなメイクの腕がありながらも自分には決して使えずにいた。そんなある日、大河にメイクの依頼をしたのは、大河が最も会いたくなかった人物だった。
文字数 2,320
最終更新日 2025.05.06
登録日 2025.05.06
笹野海空(ささのみく)は、数え年で39歳の看護師。
旦那と共に二人の子供を育てながら、仕事と育児のストレスでヘロヘロになりながらも、日々幸せに過ごしていた。
真夏の暑い日曜日。
アロマセラピスト看護師認定資格更新の為に東京に行くも、運悪く命を落としてしまう。
うっかり死後の世界で興味本位でやらかした為に、記憶がそのままで異世界転生。
「…やっちまったぜ…orz」
後悔しても後の祭り。
割りきって過去世を懐かしみながら、今世も頑張って生きていこうと決意する。
体は6歳(心は95歳/50年目に転生した)の無自覚チートな女の子、ハイドに転生した。
父親の実家は辺境伯爵家だけれど、健康オタクの父親は、領地に病院を建てて趣味の温泉病院で医院長先生をやっている。
普段はその病院の手伝いをしているが、病院が休みの日には長い鉈(なた)を両手に持ってブン回しながら魔の森で無双したり、前前世の知識をいかしてフリーズドライ製法で粉ミルクや離乳食、介護食や青汁や漢方薬、果てはダンジョン食とかを作って大儲けしたりしたりしてます。
そして今、私の一番の目標は。
明るく楽しく元気良く、
…弟を男の娘…、
…ーいいえ。
美麗で秀麗で華麗なー…、誰にも文句の付けようがない立派な公爵令嬢に育て上げてみせる事です…!!。
初投稿でーす☆。
育児と仕事の合間の息抜きに、書いてまーす。
文字数 66,697
最終更新日 2018.02.03
登録日 2017.05.28
Jet Black Witches シリーズの 4番目、萠動 編
主人公マコトの小学校に入学、様々なものを巻き込みながら時代が動き出す。
文字数 120,336
最終更新日 2025.06.15
登録日 2024.08.31
―日常を守る言葉と秩序をめぐる、静かな戦いの物語―
わたしたちのまわりには、普通の日常があふれている。
学校、駅、カフェ、花屋、テーマパーク。
でも──その日常は、言葉の力によって守られているとしたら?
駅のアナウンス、神社の祝詞(のりと)、花のならびかた、カフェで交わされる何気ないひとこと……。
それらすべてが、実は世界を守るための結界だったとしたら?
神社の娘・こころ、電車好きの蒼(あおい)、カフェの娘・みなみ、花屋の息子・春(はる)、テーマパークに通う叶多(かなた)。
それぞれの場所で起こる、小さな違和感。
目に見えないさけめの影が、少しずつ日常を食いはじめる──。
やがて彼らは、大人たちが「見えない世界」を相手に、言葉の祈りで静かに戦っていることを知る。
「まもられる側」から、「まもる側」へ。
ことばを学び、結界を張り、異界のさけめへと足をふみいれる決意をする。
これは、当たり前の日々を守るために立ちあがった子どもたちの物語。
そして、未来へとつないでいく、ことばの継承者(つなぎて)たちの記録である。
文字数 119,816
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.07.01
