「魂」の検索結果

全体で2,170件見つかりました。
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ライト文芸 完結 ショートショート
ある日、俺の前に死神が現れた。 だから慌てることなく言ってやったんだ。 「ああ、いいよ。俺の魂なら好きに持っていきな」 ってな。 なのに、いつまで経っても俺の魂を取っていこうとはしないどころか、 「泣いて喚いて絶望に打ちひしがれた人を連れて行きたいのでぇ」 って、お前、性格悪すぎだろ!
大賞ポイント 9,186pt
文字数 5,971 最終更新日 2024.03.19 登録日 2024.03.19
大学生の俺は、中古でカメラを買った。 そのカメラには元の持ち主の魂が宿っていたらしく、ファインダーを覗くと女子高生の幽霊が見えた。 どうやら念願のカメラを手に入れたものの、撮りたい写真を収める前に事故死してしまったらしい。 大学2年生の夏休み、俺は幽霊憑きのカメラを持って旅をすることになる。 目標や夢を持てずに時間が流れるままに過ごす灰色だった日々が鮮やかに色づいていく――
大賞ポイント 3,135pt
文字数 40,731 最終更新日 2024.05.22 登録日 2024.04.30
 ある日の真夜中過ぎ。  フリーターの青年・三枝悠馬は、どこからともなく聞こえてくる猫の鳴き声によって眠りを妨げられる。  声が聞こえてくるのは、自室の二軒隣の202号室の中からだった。  てっきり、その部屋に住む独居老人・初鹿野伝蔵が飼っている猫の声だと思い、ドアをノックして老人を呼び出そうとする悠馬だったが、中から老人の返事は帰ってこなかった。  その代わり、ますます強まる猫の声に業を煮やした悠馬は、思わず声を荒げかけるが、老人の苗字を読み間違ってしまう。  ……と、  次の瞬間、ドアの向こうから怒声が上がった。 「たわけ! ハジカニョ……ハジカニ……あ~、あ~、……ハジ、カ、ノじゃ! 馬鹿もニョ!」  ――それが、タダの平凡な青年だった三枝悠馬が巻き込まれる事になる、奇妙な経験の始まりだった……!  何の取り柄もない青年と、突然死した老人の魂が宿ったノラ猫のコンビが織りなす少し不思議なコメディです。  どうぞご一読下さい!
大賞ポイント 2,570pt
文字数 181,982 最終更新日 2024.05.19 登録日 2023.04.22
ただ…… 生まれてくる時代が遅すぎただけ――…… ただ…… 信じたものを守りたかっただけ――…… ただ…… 夢みた世界を生きたかっただけ――…… 彼らは “時代遅れの人斬り” なんかじゃない 命の重さを 使命の重さを 生きる意味を 死にゆく意味を 魂に 刻んでいた―――…… 『誠』を貫き 『新撰組』の名の許に命を懸けた若者たちがいた事を あたしは 決して忘れない――――……
大賞ポイント 1,524pt
文字数 619,476 最終更新日 2021.08.15 登録日 2019.08.01
七瀬晴海。高校三年生になったばかりの春、M美術館の芝生広場で眼下に広がるS灘と果てしなく大きな青空を見つめながら、「魂が青い海を渡って、空へと溶けてくみたいだ」と呟いた。ふっと気がつくとすぐ近くで、全く同じ言葉を発している一つ年下の星野蒼子がいた。自分と同じ思いを持つ二人。人間は天にいる時には男女一対で背中にくっついているが、地上に降りる時に切り離される。背中についていた「魂の片割れ(ツインレイ)」を探し求めて人は愛するのだと蒼子に教えられた。蒼子はがんに侵されていていた。積極的治療を受けず、緩和ケアを選んでいた。晴海はがん患者の壮絶な戦いの様子を聞きながらも、蒼子の「魂の片割れ」として最期まで蒼子に寄り添うことを決心した。
大賞ポイント 1,043pt
文字数 33,156 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.04.06
 ――人は生きる限り、生き続ける限り、過去の幻を背負い歩いていく ※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。 イントロダクション 西暦2059年 生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。 それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。 凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。 EP2~震災のピアニスト~ ~あらすじ~ 凛翔学園(りんしょうがくえん)では各クラス毎に一つの部活動を行う。 樋坂浩二や稗田知枝のクラスの仲間入りをしたクラス委員長の八重塚羽月(やえづかはづき)はほとんどのクラスメイトが前年度、演劇クラスとして活動していることを知っていた。 クラスメイトの総意により、今年も演劇クラスとして部活申請を行った羽月のクラスであったが、同じ演劇クラスを希望したのが他に二クラスあることから、合同演劇発表会で一クラスを選ぶ三つ巴の発表会に発展する。 かつて樋坂浩二と恋仲であったクラス委員長の羽月は演劇のための脚本を仕上げるため、再び浩二と同じ時を過ごすことになる。 新たな転校生、複数の顔を持つ黒沢研二(くろさわけんじ)を加えて 演劇の舞台の準備が進んでいく中、語られる浩二と羽月の恋愛の思い出 羽月が脚本化した演劇“震災のピアニスト” 主役に任命された転校生の”稗田知枝”と”黒沢研二” 演劇クラスを巡って立ち塞がる他クラスの存在 交錯するそれぞれの想いが、一つの演劇の中でかつてない最高の舞台を作り上げる。 ※エピソード2開始です!近未来の世界観で巻き起こる、エピソード1よりさらに濃密になった青春ドラマをお楽しみください! 表紙イラスト:麻mia様 タイトルロゴ:ささきと様
大賞ポイント 40pt
文字数 155,659 最終更新日 2024.05.23 登録日 2024.04.29
天が沢物語現代編 心が震える。魂が求める。そんな相手に出逢ってしまった。古代から続いていた縁とも気づかずに。 挫折に打ちのめされた天文オタクなボンボンと代々引き継がれてきた自分の使命につき従う乙女の恋の物語。 携帯電話もスマートフォンもない時代のお話です。ケータイがあればこんなんならないよなぁ(笑 pixivに置いてあるお話の改訂版です。お話の展開が現在と過去を行ったり来たりします。過去には(追憶)と書き添えます。
大賞ポイント 28pt
文字数 17,868 最終更新日 2022.05.31 登録日 2022.04.01
根暗で化粧っけのない私は〝干物女〟と揶揄されていた。気にしない様で結構気にしてる。エゴサーチに余念はない。 そんなある晩、風呂場で倒れ臨死体験をしてしまう。肉体を眺めながら、このまま死んじゃおっかと躊躇してたら、知らない女性の霊魂が自分の肉体に入り込んでしまった。勿論、私も戻ったけど気がつけば自分とは真逆の彼女と共存することに。 全てはここから始まる。私の逆転劇が──
大賞ポイント 22pt
文字数 55,736 最終更新日 2021.09.02 登録日 2021.06.30
妻が亡くなった。 その年、初めて雪が降った日の夜に。 しかし、ある雪の夜、彼女は俺の前に現れた。 生前と変わらない笑顔を浮かべて。
大賞ポイント 16pt
文字数 22,553 最終更新日 2023.01.10 登録日 2021.09.15
雪深い深山にて、魂までも削られていくような老苦と孤独に支配されていた”熊”が、夫に離縁され、その姑に雪山に放り出された女と出会い、2つの命は冬を共に越える事になった。娯楽も何もない洞窟で、女は暇つぶしにと、自身のこれまでを話し始める。苦難も別離も朗々と話す女に、熊は……。
大賞ポイント 13pt
文字数 6,104 最終更新日 2024.05.03 登録日 2024.04.30
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。 イントロダクション 西暦2059年 生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。 それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。 凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。 エピソード①~三つ子の魂編~ <あらすじ> 新年度、小学生に進学する妹の真奈(まな)の入学式に出席するため、兄の樋坂浩二と隣近所で幼馴染の永弥音唯花(えみねゆいか)は真奈の入学式を見守る。 その日の夕方、入学パーティーのための買い出しに出掛けた樋坂浩二は下り坂で逃げ出した旅行用カバンを追いかける魔法使いのような容姿をした少女を見かける。 少女の名は稗田知枝、知枝はアメリカからやってきた帰国子女で、生き別れになった三つ子の姉弟との再会、祖母との約束を果たすため、凛翔学園に転校してきた。 新年度が始まり、クラスメイトとなった浩二と知枝、三つ子の存在を明かされ驚きつつも、その日の夕方、浩二と唯花は知枝が雨の降りしきる公園で座り込んでいるのを見つける。 西暦2059年、未だ原因不明とされる未曾有の厄災から30年、復興を遂げた街に再び魔法使いが訪れるとき、新たな物語が紡がれようとしていた。 表紙イラスト:ミント様(@mint_9_9) タイトルロゴ:ささきと様(@sskt_s)
大賞ポイント 11pt
文字数 122,190 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.06
T
母と2人で東京で生きてきた14歳の上村 糸は、母の死をきっかけに母の祖母が住む田舎の村、神坂村に引っ越す事になる。 糸の曽祖母は、巫女であり死んだ人の魂を降ろせる"カミサマ"と呼ばれる神事が出来る不思議な人だった。 そこで、糸はあるきっかけで荒木 光と言う1つ年上の村の男の子と出会う。 2人は昔から村に伝わる、願いを叶えてくれる祠を探す事になるが、そのうちに自分の本来の定めを知る事になる。
大賞ポイント 7pt
文字数 81,190 最終更新日 2024.04.17 登録日 2024.04.14
青春 連載中 長編
 中学三年生になったばかりの久保田奈緒は、塾帰りのある夜、古びた歩道橋の上で登校拒否児童で十一歳の白木星志に出会う。歩道橋の上から星空を眺めるのが好きだという実年齢より少し大人びた彼に惹かれた奈緒は、毎晩彼に会うために塾の帰りに歩道橋に立ち寄るようになった。  奈緒は誰にも言えなかった悩みを星志に打ち明け、更に彼と過す時間を大事にするようになったが、星志には奈緒にも打ち明けられない秘密があった。  お互いの孤独はお互いでしか埋められない二人。  大人には分かってもらえない、二人の心が辿り着ける場所は果たしてあるのか。  誰もが通る思春期の屈折の道に迷いながら進む彼らの透き通った魂をご覧ください。
大賞ポイント 4pt
文字数 77,917 最終更新日 2024.04.24 登録日 2024.04.15
――月が、綺麗ですね。 ―――いつかあの世で返事を聞かせてほしい。 臨終の床にある彼女の言葉に、私は何も返事をすることができなかった。 だって、私は、彼女の思いに答える資格もない器械(おもちゃ)だから。 魂なんてなくて、 死んだ後は、無になるのだから―― そして、彼女を失い、自棄になった私を救った大切な親友。 その命すらも、消えようとする時、 脳裏に浮かんだのはかつての彼の言葉。 ――願いを確実に叶えてもらう。神様への願いの伝え方が存在しているんだって。 ごめんなさい。私は、あなたたちから受けた愛を、仇で返します――。 *********************** 「約束しましょう、柾。私は、何があっても必ず、彼女の傍にいます」 親友と交わしたその約束は、 ロボットである私には、簡単に果たせるはずのものだったのに――。 人間の女の子とロボットのウサギ。 結ばれるはずのない、切ない恋。 そして、神主の彼との大切な友情。 みんなを奪っていこうとする残酷なこの世界に、神様なんていないのか。
大賞ポイント 3pt
文字数 106,387 最終更新日 2024.03.27 登録日 2024.03.11
風の中に歌が聴こえる。 いつも聴こえる美しい旋律の歌。 どこにいても聴こえるのに、どこを捜しても歌っている人間を見つけることが出来ない。 しかし、あるとき、霧生柊矢(きりゅうとうや)は歌っている少女霞乃小夜(かすみのさよ)と出会った。 柊矢は、内気そうな少女に話しかけることも出来ず、ただ歌を聴いているだけの日々が続いていた。 ある日、二人の前に白く半透明な巨木の森が出現した。 二人が見ている前で森はまた消えていった。 その夜、柊矢の所有しているアパートの近所で火事が起きたという知らせに現場へ行ってみると小夜がいた。 燃えていたのは小夜の家だった。 たった一人の肉親である祖父を亡くした小夜を、成り行きで柊矢が引き取った。 その後、柊矢と小夜はやはり、普通の人には聴こえない歌を歌う青年と知り合った。 その青年、椿矢(しゅんや)から普通の人に聴こえない歌が聴こえるのはムーシコスという人種だと教えられる。 そして、柊矢の前に、昔、白い森へ入っていって消えた元恋人霍田沙陽(つるたさよ)が現れた。沙陽もまたムーシコスだった。 柊矢は沙陽に、ムーシコスは大昔、あの白い森から来たから帰るのに協力してほしいと言われる。 しかし、沙陽は小夜の家の火事に関わっていた。 柊矢と小夜、柊矢の弟楸矢(しゅうや)は森への帰還を目指す帰還派との争いに巻き込まれる。 「歌のふる里」の最終話の次話から続編の「魂の還る惑星」が始まります。 小説家になろうとカクヨム、noteにも同じものを投稿しています。
大賞ポイント 2pt
文字数 358,116 最終更新日 2023.08.23 登録日 2023.04.02
これは、私が浪人始めの時期、図書館で勉強をしていると、突然私の腹に強烈な便意が!すかさず私ばトイレに駆け込むと、隣の個室には、おじさんらしき男が、これぞ、王道青春バトル小説!!
大賞ポイント 2pt
文字数 890 最終更新日 2024.04.04 登録日 2024.04.04
イケメンで優しくて女にだらしない、最低で最高の男、冬哉。 十四歳で彼に出会った瞬間から、あたしの魂はあなたのものだった。 それが永遠に叶わないと知っていても。
大賞ポイント 1pt
文字数 7,983 最終更新日 2024.03.31 登録日 2024.03.29
こんな小説、だれも読んだことがないし書いたことがない。 これは便秘に苦しむひとりの中年男が朝の日課を果たすまでを克明に描いた魂の記録だ。 こんなの小説じゃない? いや、これこそ小説だ。 名付けて脱糞小説。 刮目せよ!
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文字数 10,598 最終更新日 2022.09.20 登録日 2022.08.26
瘋癲の末に夭逝した闇尾超。その闇尾超が書き残した何冊かの大学Noteが私に届く。私はそれに読み耽る内に闇尾超の魂魄と対話するかのように引き込まれて行く。
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文字数 43,410 最終更新日 2024.03.18 登録日 2023.12.27
これは当アルファポリス誌に既掲載中の「阿漕の浦奇談」の時代を超えた続きです。待賢門璋子が現代に生まれ変わってからのストーリーとなります。みなさんは転生輪廻をご存知ですか?同じ人間(魂)が何回も何回も名と身体を変えて生まれ死に生まれ死にすることを云うのです。でも人はいったい何のためにそのような生まれ死にを繰り返すのでしょうか?おそらくそこには一回の人生ではカバーしきれない、その人なりの、時代を超えた命題があるからではないでしょうか。にもかかわらず一度死んで生まれ変わってしまうと、およそすべての人がその命題の「め」の字も忘れ果ててしまいます。それどころか前生とまったく同じような人生を、同じ過ちを何度でも仕出かしてしまうのかも知れません。この有り様と、しかしそこから少しでも脱しよう、進歩しようとする、時代を超えて人に内在されたもの(それは果してなんでしょうか?)を描きたくペンを起こしました。また彼の西行法師の、今に残る数々の名歌に啓発されて書き出したというのも、前作「阿漕の浦奇談」ともどもに、その抑々の所以でもあります。換言すれば六道輪廻からの脱出、真の出家の心とは?…が小説の命題となりましょうか。凡夫の私には過ぎたる命題ですが、しかしそれゆえにカオスへ肉迫しようとする姿が、ひょっとしたらそこに見受けられるやも知れません。その苦闘する姿こそが皆様にとって読み応えになるやも知れない…そのことを信じてひたすらタイピングをしてまいります。どうぞ笑いながらでも、ご教示がてらにお読みくだされば幸甚です。多谷昇太。
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文字数 52,689 最終更新日 2024.05.16 登録日 2021.05.21
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