恋愛 純愛小説一覧
姉には幼い頃から婚約者がいた。両家が決めた相手だった。お互いの家の繁栄のための結婚だという。
私はその彼に、幼い頃からずっと恋心を抱いていた。叶わぬ恋に辟易し、秘めた想いは誰に言わず、二人の結婚式にのぞんだ。
だが当日、姉は結婚式に来なかった。 パニックに陥る両親たち、悲しげな愛しい人。そこで自分の口から声が出た。
「私が……蒼一さんと結婚します」
姉の身代わりに結婚した咲良。好きな人と夫婦になれるも、心も体も通じ合えない片想い。
文字数 176,010
最終更新日 2022.02.19
登録日 2021.11.22
閲覧ありがとうございます。
天羽(ソラハネ)です。宜しくお願い致します。
【本編20話完結】
獣騎士団団長(狼獣人)×赤い瞳を持つ娘(人間)
「おおかみさんはあたしをたべるの?」
赤い瞳は魔女の瞳。
その噂のせいで、物心つく前から孤児院で生活する少女……レイラはいつも1人ぼっちだった。
そんなレイラに手を差し伸べてくれたたった1人の存在は……狼獣人で王国獣騎士団のグラン・ジークスだった。
ーー年月が経ち成長したレイラはいつの間にかグランに特別な感情を抱いていた。
「いつになったら私を食べてくれるの?」
直球に思いを伝えてもはぐらかされる毎日……それなのに変わらずグランは優しくレイラを甘やかし、恋心は大きく募っていくばかりーーー。
そんなある日、グランに関する噂を耳にしてーーー。
レイラ(18歳)
・ルビー色の瞳、白い肌
・胸まである長いブラウンの髪
・身長は小さく華奢だが、大きめな胸
・グランが大好きで(性的に)食べて欲しいと思っている
グラン・ジークス(35歳)
・狼獣人(獣耳と尻尾が特徴)
・ダークグレーの髪と瞳、屈強な体躯
・獣騎士団団長 剣術と体術で右に出る者はいない
・強面で冷たい口調だがレイラには優しい
・レイラを溺愛し、自覚は無いがかなりの過保護
※R18作品です
※2月22日22:00 更新20話で完結致しました。
※その後のお話を不定期で更新致します。是非お気に入り登録お願い致します!
▷▶▷誤字脱字ありましたら教えて頂けますと幸いです。
▷▶▷話の流れや登場人物の行動に対しての批判的なコメントはお控え下さい。(かなり落ち込むので……)
文字数 77,748
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.01.29
自然豊かな平和な島国のナースカス国の王女レイチェルと大国アティリア国の第一王子ダニエレは、本来出会うことなど無いはずだった…
大昔、“運命の番”…見つける事が出来れば、死ぬまで離さず、離れず一生をその人に捧げるほどの強い愛。そんな愛で結ばれる者は多かった。
時は流れ、“運命の番”という言葉もなくなってしまった世界。しかし、わずかに残る“運命の番”の絆は、切れそうなほど細いが二人には残っていた…
2024/01/31 タグ追加しました。
文字数 81,352
最終更新日 2024.02.03
登録日 2023.10.25
田舎町から上京したこの春、3歳年上の近所の幼馴染「さわ兄」と再会した新社会人の伊織。同じく昔一緒に遊んだ友達の家に遊びに行くため東京から千葉へ2人で移動する事になるが、その道中で今まで意識した事の無かったさわ兄の言動に初めて違和感を覚える。そしてその夜、ハプニングが起きて………。
春にぴったりの、さらっと読める短編ラブストーリー。※Rシーンは無いに等しいです※スマホがまだない時代設定です。
文字数 13,387
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.04.07
15歳のフローラは、ドミスティナ王国で平和に暮らしていた。そんなフローラは元公爵令嬢。
約9年半前、フェザー公爵に嵌められ国家反逆罪で家族ともども捕まったフローラ。
必死に無実を訴えるフローラの父親だったが、国王はフローラの父親の言葉を一切聞き入れず、両親と兄を処刑。フローラと2歳年上の姉は、国外追放になった。身一つで放り出された幼い姉妹。特に体の弱かった姉は、寒さと飢えに耐えられず命を落とす。
そんな中1人生き残ったフローラは、運よく近くに住む女性の助けを受け、何とか平民として生活していた。
そんなある日、大けがを負った青年を森の中で見つけたフローラ。家に連れて帰りすぐに医者に診せたおかげで、青年は一命を取り留めたのだが…
「どうして俺を助けた!俺はあの場で死にたかったのに!」
そうフローラを怒鳴りつける青年。そんな青年にフローラは
「あなた様がどんな辛い目に合ったのかは分かりません。でも、せっかく助かったこの命、無駄にしてはいけません!」
そう伝え、大けがをしている青年を献身的に看護するのだった。一緒に生活する中で、いつしか2人の間に、恋心が芽生え始めるのだが…
甘く切ない異世界ラブストーリーです。
文字数 60,797
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.11.25
【エッチシーンは「※」印がついています】
30代の市川良治と平井ゆりえ。1月のある日、ゆりえの誘いで良治はドライブデートに誘われる。
全く接点のなかった二人が出会ったのは結婚相談所。順調にデートを重ねていく二人だが、いま一歩踏み出せないでいた。それぞれの想いと傷を負い、二人は雲が浦という湖に車を走らせる。そこはゆりえの特別な場所で……。
大人と青年の間の30代を描く、エロと恋愛の物語。
登場人物
・ 市川良治(いちかわりょうじ)(34) 主人公。アルテミスソフトウェア勤務のエンジニア
・ 平井(ひらい)ゆりえ(32) 本作ヒロイン。涼風物流の総務課勤務
文字数 51,148
最終更新日 2024.01.27
登録日 2023.07.17
ハイメイン王国の若き王、ジクムントを想いつつも、
離れた場所で生活をしている貴族の令嬢・マリア。
マリアはかつてジクムントの王子時代に仕えていたのだった。
そこへ王都から使者がやってくる。
使者はマリアに、再びジクムントの傍に仕えて欲しいと告げる。
王であるジクムントの心を癒やすことができるのはマリアしかいないのだと。
マリアは周囲からの薦めもあって、王都へ旅立つ。
・エブリスタでも掲載中です
・18禁シーンについては「※」をつけます
・作家になろう、エブリスタで連載しております
文字数 100,840
最終更新日 2023.10.11
登録日 2023.10.03
可憐と言うより威圧的な顔の美人フロレンスは伯爵令嬢。学園に入学し婚活に邁進するべきところを本に埋もれて、面倒くさいからと着飾りもせずひたすら地味にモブに徹していたのに、超美形貴公子に見染められ、常軌を逸する手腕と、嘘とホントが交雑する謎の罠にハメられる。溺愛なのか独占欲なのか、彼の城に監禁されて愛を迫られるけど、このままでいいの?王座をめぐる争いも同時展開中。R15は保険どまり。
文字数 192,222
最終更新日 2021.04.18
登録日 2021.03.15
「本当に俺でいいのか」
お見合いして結婚に異存はない。
それでも――一度は悪いことがしてみたかった。
そんな私を見合い当日、連れだしてくれたの見ず知らずの男の人でした。
彼は私の願いを叶えてくれ、素敵な恋もさせてくれた。
満足して私は、親が勧めるがままに見合いをしたのだけれど……。
まさか、相手が彼だと誰が思う?
城坂凛音(24)
石油企業『アッシュ』のご令嬢
大学図書館司書
ダークブラウンの髪を緩めのお団子。
小柄で、細身。
少し垂れた大きな目がチャーミング。
おっとりしているようでしっかり者。
さらっと辛辣なことを吐く。
×
灰谷炯(30)
三ツ星造船 御曹司
自身はグループの海運業会社の社長
背が高く、長めのスポーツ刈り。
丈夫の太いメタルハーフリム眼鏡が威圧的に見せている。
大学時代はラグビーをしてたので、がたいがいい。
俺様で押しが強いようで、繊細な心遣いができる。
文字数 107,169
最終更新日 2023.10.29
登録日 2023.10.19
《毎週日曜日更新》
好きなあの娘のヌードが拝めて、恋人にもなれちゃう。そんな夢を叶えてくれる天使がいるらしい。
好きな人に想いを伝えられない人。自分の本当の気持ちに気付いていない人。誰もが恋に悩んでいる。
そんな少年少女達を導くキューピッド、その名はルシファー。彼の手にかかれば、どんな恋の悩みもバッチリ解決カップル成立。
だけど彼がカップル成立に用いる手段は、AVみたいな脱衣ゲーム!?
負けた女子は服を脱がされ、あれよあれよと素っ裸に。だけど不思議と恋は叶っちゃう。
元インキュバスのキューピッドが、淫魔の能力を駆使して人々の愛を結んでゆくオムニバスストーリー。
ルシファーによって結ばれたカップル達のその後を描いたイチャラブもあるよ!
文字数 836,136
最終更新日 2024.04.21
登録日 2021.09.15
私は婚約者に騙されて、全てを失いました――
私の名前はシエル。元々貧しいスラムの住人でしたが、病弱なお母さんの看病をしていた時に、回復魔法の力に目覚めました。
これで治せるかと思いましたが、魔法の練習をしていない私には、お母さんを治せるほどの力はありませんでした。
力があるのに治せない……自分の力の無さに嘆きながら生活していたある日、私はお城に呼び出され、王子様にとある話を持ちかけられました。
それは、聖女になって各地を巡礼してこい、その間はお母さんの面倒を見るし、終わったら結婚すると言われました。
彼の事は好きではありませんが、結婚すればきっと裕福な生活が出来て、お母さんに楽をさせられる。それに、私がいない間はお母さんの面倒を見てくれる。もしかしたら、旅の途中で魔法が上達して、お母さんを治せるようになるかもしれない。
幼い頃の私には、全てが魅力的で……私はすぐに了承をし、準備をしてから旅に出たんです。
大変な旅でしたが、なんとか帰ってきた私に突きつけられた現実は……婚約などしない、城から追放、そして……お母さんはすでに亡くなったという現実でした。
全てを失った私は、生きる気力を失いかけてしまいましたが、ある事を思い出しました。
巡礼の途中で出会った方に、とある領主の息子様がいらっしゃって、その方が困ったら来いと仰っていたのです。
すがる思いで、その方のところに行く事を決めた私は、彼の住む屋敷に向かいました。これでダメだったら、お母さんの所にいくつもりでした。
ですが……まさか幸せで暖かい生活が待ってるとは、この時の私には知る由もありませんでした。
文字数 186,414
最終更新日 2022.09.23
登録日 2022.09.17
##第一部完結済。番外編更新後二部を始めます!
侯爵令嬢アイリーシャは、王太子殿下の婚約者となる事を夢見て、候補の一人として教育を受けてきていた。
しかし、王太子殿下の婚約者に選ばれたのはアイリーシャではなく、公爵家の令嬢レスティアだったのだ。
その事実に打ちのめされて失意に沈むアイリーシャは、ショックからかその場に倒れそうになるが、そんな彼女を王太子殿下の側近であるメイフィール公爵家の令息ミハイルが助けたのであった。
その日以降、アイリーシャはやたらとミハイルに気にかけてもらうようになり、二人は自然と親しくなっているように見えたのだが、実は何も知らないのはアイリーシャだけで、この裏には二人を仲良くさせようとする兄の暗躍があったのだった……
#このお話は、小説家になろうでも掲載しています
#手直ししながら移植しているので一気に全話更新では無いですが、完結済みの話です
文字数 234,892
最終更新日 2023.07.28
登録日 2023.02.05
ソフィアは小さい頃から孤独な生活を送ってきた。どれほど努力をしても妹ばかりが溺愛され、ないがしろにされる毎日。
ある日「修道院に入れ」と言われたソフィアはついに我慢の限界を迎え、実家を逃げ出す決意を固める。
幼い頃から精霊に愛されてきたソフィアは、祖母のような“精霊の御子”として監視下に置かれないよう身許を隠して王都へ向かう。
仕事を探す中で彼女が出会ったのは、卓越した剣技と鋭利な美貌によって『魔王』と恐れられる第二王子エルネストだった。
精霊に悪戯される体質のエルネストはそれが原因の不調に苦しんでいた。見かねたソフィアは自分がやったとバレないようこっそり精霊を追い払ってあげる。
ソフィアの正体に違和感を覚えたエルネストは監視の意味もかねて彼女に仕事を持ち掛ける。
侍女として雇われると思っていたのに、エルネストが意中の女性を射止めるための『練習相手』にされてしまう。
当て馬扱いかと思っていたが、恋人ごっこをしていくうちにお互いの距離がどんどん縮まっていってーー!?
本編は全42話。執筆を終えており、投稿予約も済ませています。完結保証。
+番外編があります。
11/17 HOTランキング女性向け第2位達成。
11/18~20 HOTランキング女性向け第1位達成。応援ありがとうございます。
文字数 131,918
最終更新日 2022.12.08
登録日 2022.11.11
ある日、『セレナと闇の魔女』という絵本に登場するリリーナ・アッシュスタインになっていた私。
世界で2番目に美人とされるリリーナは、王子様と婚約した世界1の美女である妹に嫉妬し、闇の魔法を手に入れて呪いをかけてしまう。
妹は王子様のキスで息を吹き返し無事に結婚するが、リリーナは処刑される運命にあった。
「私、好きな人に告白する予定だったんだけど――」
高校の卒業式を控えていたことと、同級生の男子に告白するつもりだったことを思い出した私は処刑されず、妹を幸せにして、現実世界に帰還することを誓った。
何度も同じ期間をループする中で試行錯誤を繰り返し、10回目の失敗から目覚めると王子様の様子がおかしくなって……?
これは、悪役の姉が破滅の運命を打ち破る物語。
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 103,434
最終更新日 2024.01.30
登録日 2024.01.29
園宮依子は建材メーカーで働く建築物好きのアラサー。
ある日、後輩の付き添いとして参加したパーティーで、感じる謎の悪寒。
その正体は、中学卒業の前日に自分を犯した男、桐嶋冬馬だった。
冬馬は再会したその日に依子の唇を奪うと、翌日には依子が務める会社の重要な取引先の代表として依子に急接近。
依子は過去のトラウマと向き合い、受け入れることができるのか!?
※暴力的な表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください。
文字数 207,413
最終更新日 2020.05.17
登録日 2019.04.30
先の戦争で傷を負った王女ミシェルは顔に大きな痣が残ってしまい、ベールで隠し人目から隠れて過ごしていた。
数年後、隣国の裏切りで亡国の危機が訪れる。
それを救ったのは、今まで国交のなかった強大国ヒューブレイン。
両国の国交正常化まで、ミシェルを人質としてヒューブレインで預かることになる。
聡明で清楚なミシェルに、国王アスランは惹かれていく。ミシェルも誠実で美しいアスランに惹かれていくが、顔の痣がアスランへの想いを止める。
傷を持つ王女と一途な国王の恋の話。
文字数 133,831
最終更新日 2020.02.10
登録日 2019.12.17
「婚約破棄だ、リオナ・ファルゼンベルク。お前に王妃の座はふさわしくない」
婚約者であるレンバート殿下に婚約破棄された、公爵令嬢のリオナ・ファルゼンベルク。殿下のかたわらには成り上がり男爵令嬢のマリアナがはべっていた。信じられない。今までの私たちの関係はなんだったんですか?
呆然とする私に、隣国からの留学生であるロドリオットが声をかけてくる。
「よければ僕の国で過ごさないか?」
そんな言葉にリオナは頷き、新生活のために国境へと向かう。
一方、レンバート殿下の様子がなにやらおかしいようで……?
★ ★ ★
※ご都合主義注意です!
※史実とは関係ございません。まったりお楽しみくださいませ!
文字数 31,620
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.08
伯爵令嬢フェリシアの元には、毎年誕生日に、差出人不明の絵が届いていた。
それはもう、約十年近く続いていたのだが、今年は一週間も遅れて届けられた。
しかも、その絵は《守護天使》で、今の自分の状況を見透かされている気がした。
フェリシアは結婚を三月後に控えていたが、この所、婚約者と上手くいっていないのだ。
先月、婚約式を挙げるまでは、優しい人だったのだが、今は他の令嬢に心を奪われている様だった。
援助目的の縁談ではあるが、先行きが不安で仕方が無い。
思い悩むフェリシアに声を掛けてくれたのは、見知らぬ令嬢だった___
異世界恋愛:短編(プロローグ+11話)※視点はほぼフェリシアです。
※婚約者とは結ばれません。※魔法要素はありません。
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
文字数 38,949
最終更新日 2023.12.21
登録日 2023.12.10
前世の記憶を持つ私は、生まれてこの方ずっと不幸だ。
両親に恵まれず、酷い虐待を受けて育った私は、高卒で家を出て働き始めたが、勤め先がブラック企業で、毎日終電まで働き続けていた私は、ついに心が折れて自ら命を絶った。
その後、異世界に転生した私は、ようやく幸せな生活を送れると思っていた。
……でも、現実は甘くなかった。
平民として生まれたが、教会の前に捨てられた私は、魔法の名家に養子として引き取られた。
この家は、数々の魔法使いを世間に送り出していた。私もそうなるように、たくさん勉強をさせられた。
しかし、魔法を使う才能自体はあったものの、中々魔法を使うことができなかったせいで、家族から無能扱いされた。
それでも私は、認められて幸せになりたくて、頑張って魔法の勉強をした。その甲斐があって、ついに体に眠っていた魔力が開花した。
その魔力は……忌み嫌われている、闇の魔力だった。
魔法が使えれば幸せになれる。家族が認めて愛してくれる。そう思っていたのに、家族は私を忌み子として、私を非難し……いない者として扱うようになった。
そして……私は突然、会ったことも無い人と婚約を結ばされ、家を追い出されることとなった。
努力をしても報われない。誰も認めてくれないどころか、私を嫌うんだ。そう思うと、全てがどうでも良くなった。
嫁ぎ先は、社交界でも有名な変わり者である侯爵子息様。毎日部屋に篭って魔法の研究をしている方だそうだ。
……別に誰でも良い。私は不幸なのだから、誰にも愛されないのはわかっている。どこに行ったって同じだ。
そう思っていたのに、私を迎えた彼が、私を受け入れてくれて……私をとても大事にしてくれるだなんて、この時は思いもしてなかった。
☆完結まで執筆済み、なろうとカクヨムにも投稿しております☆
文字数 43,063
最終更新日 2022.11.29
登録日 2022.11.28
伯爵令嬢のリリシア。
冷遇されてきた彼女はある日、魔物に襲われてしまう。そのせいで不眠に悩まされていた。
そんな彼女に求婚してきたのは若く美麗な騎士だが変人と噂のデインハルト公爵。
望まれた花嫁のはずだった。
リリシアは緊張しながらも、妻としての役割を果たすため彼の元へ嫁ぐ。館の者には花嫁として大歓迎されたが、迎えた初夜でリリシアは美しい夫に
「君と夫婦生活を送るつもりはないから安心して!」
と微笑まれてしまう。
戸惑いの新生活は驚きの連続だし、夫は優しいが「その気」はない……。
純情聖騎士と、のけもの令嬢。
初心な二人の、あんまりすれ違わない剣と魔法のファンタジー新婚生活が始まりますー!
(*ムーンライトノベルズにある同作品を全年齢に改稿の上転載しております)
文字数 80,560
最終更新日 2024.02.16
登録日 2024.01.31
恋愛を封印し、花屋の店主として一心不乱に仕事に打ち込んでいた咲都。そんなある日、ひとりの男性(社長)が花を買いにくる──。出会いは偶然。だけど咲都を気に入った彼はなにかにつけて咲都と接点を持とうとしてくる。
「お昼ごはんを一緒に食べてくれるだけでいいんだよ。なにも難しいことなんてないだろう?」
「でも……」
「もしつき合ってくれたら、今回の仕事を長期プランに変更してあげるよ」
「はい?」
「とりあえず一年契約でどう?」
穏やかでやさしそうな雰囲気なのに意外に策士。最初は身分差にとまどっていた咲都だが、気づいたらすっかり彼のペースに巻き込まれていた。
☆第14回恋愛小説大賞で奨励賞を頂きました。ありがとうございました。
文字数 128,309
最終更新日 2019.02.21
登録日 2018.12.23
「ソフィア・リーメルトを国外追放とする」
(私はそんなに悪いことをしたかしら? 親友の婚約者と少し仲良くしただけじゃない。大金を盗んだり、誰かを殺した訳でもないのに……)
非常識で無知なソフィアは自身が窮地に立たされたことに気づいていなかった。家族から見放されて国の外で野垂れ死にしそうになった時、ようやく自分の愚かさに気づく。
(国外追放って死刑みたいなものじゃない……!)
自分の死を受け入れかけたソフィアに、一人の老人が手を差し伸べる。
幼稚だったソフィアは、優しい人々の心に触れて少しずつ成長していく。
そして本当の恋を知る。
※ざまぁ要素ほぼなし(主人公に対して若干あり)
※他サイトに掲載中
文字数 40,737
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.07.12
私は四歳になる我が子の父親の顔を、知らない。
息子いわく、父親は『背が高くてかっこよくて、お休みの日は公園へ遊びに連れてってくれる優しいお父さん』なのだそうだ。
一目逢ってみたいが、なかなか面会を申し込む勇気が出ない。父親は軍籍の医者で、エリートらしい。
保育施設で暮らす可愛い息子、軍施設で働く立派な肩書きをもつ優しい父親。
その存在だけが、今の私の心の拠り所だ。
私は身体が弱く、最近は咳の発作が続いていてぐっすり眠ることさえ難しい。私はあと何回、息子に逢いに行けるのだろうか?
文字数 20,258
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.06.13
「僕は……他の女性を愛してしまった……」
一年間の聖女修行に行っていたトリエルは、婚約者である第一王子のルカスにそう言われて、婚約破棄されてしまった。
「僕のことは忘れてほしい」
そう言われたトリエルは聖女の力を使い、自分の記憶を破壊する。
記憶をなくしたトリエルが、新たに愛した人とは──
*他サイトにも投稿しています。
文字数 6,946
最終更新日 2023.07.27
登録日 2023.07.27
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
元彼にフラれる時に言われた言葉がトラウマになってしまった芽依は、もう恋なんてしない、できないと思っていた。
ある朝、アパートのエレベーターで居合わせた超絶イケメンの彼。
その彼と再会させてくれたのは、突然現れて芽依にぶつかってきた可愛い真っ白な子猫だった。
動物には、優しくて、眩しいほど素敵な王子様の様な笑顔を向ける彼は、芽依には、素っ気なくて、とっても無愛想な獣医さんだった。
迷子だという可愛い真っ白な子猫の元へ通ううち、獣医である彼に少しずつ惹かれていく芽依。
そんな芽依に、思いもしなかった展開が待っているのだった。
例え、身体だけの関係だったとしても… あなたの傍に居たい……。
*スレ違いから始まってしまった恋*
*焦れ焦れ大人の純愛story*
甘く切なくもどかしい不器用な恋を見守って頂けると幸いです♪
※大人表現満載になっていますので、苦手な方はくれぐれもご注意下さい。
【無断転載禁止】
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
社会人1年生の高岡芽依<タカオカ メイ> 20歳
ツンデレ?イケメン獣医師の五十嵐海翔<イガラシ カイト> 27歳
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
こちらは、数年前にエブリスタさんで連載していたものです。
⚠「Reproduction is prohibited.(転載禁止)」
文字数 234,928
最終更新日 2019.07.22
登録日 2019.03.23
野球部補欠のピッチャー、滝川竜。
後輩で巨乳美少女マネージャーの桐生美希に一目惚れする。
チキンな竜は美希に片想いを続けるだけで話すことすらできず、全く距離を縮めることができない。
野球で結果を残せば美希に認めてもらえるかもしれないが、残念ながら竜は球速には自信があるものの超ノーコンでなかなか試合で活躍することもできない。
男としても野球選手としてもしょぼい竜はそんな自分を変えたくて、美希と釣り合う男になりたくて、最強のピッチャーになることを目標にひたむきに練習を頑張っていた。
そんな時、彼女から試合で一番活躍した人にご褒美をあげると言われた。
それを聞いた竜はやる気が漲る。絶対に活躍すると誓った。
※モバスぺで掲載していた作品をリメイクしました。内容は大体同じです。
作者名違いますが同一人物です。
※暴力描写を含みます。★マークがついている章は残虐描写を含みます。
※表紙はAIで作成したヒロインの桐生美希です。
※一度削除されたので健全版にして再投稿です。
※ノクターンノベルズにてR18版も公開しております。
※カクヨムでも同じ作品を公開しております。
文字数 97,133
最終更新日 2024.04.19
登録日 2023.07.03
熱病から目覚めたシャーリーは、忘れていた十歳の頃の記憶を思い出した。
妖精の女王と契約を交わした事で、自分の命は二十歳で尽きる…と。
残り二年も無い中、シャーリーが望むのは、婚約者との一日も早い結婚だったが、
婚約者は見舞いにも来てくれない…
そんなシャーリーの支えは、家族、親友、妖精の友、話相手になってくれる医師、
そして、誰からか分からないが、送られてくる花だった___
異世界恋愛:前日譚(ラウル)、本編(シャーリー)、後日譚 《完結しました》
文字数 121,157
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.06.11
ルードス大陸には昔より、聖女と竜がつがいになるという習わしが存在していた。
代々聖女を輩出する家に生まれながら、聖女としての才覚を有していないルカ・キウス・アリウスは義母と義妹シェリルから虐げられ、使用人にも劣るような生活を強いられていた。
そんなある時、妹のシェリルが竜の王である竜帝に嫁ぐという話が持ち上がる。
しかし当代の竜帝は、竜族の中でも最も忌み嫌われる存在だった。
聖女であることを偽り、黒き竜の元へ嫁ぐ。
もしばれれば、良くて追放、最悪、殺されるかもしれない。
(殺される…………)
ビビるルカだが、
(それって、今の扱いとどう違うの?)
そのことに気づいたルカは現状が地獄なら、今の生活から脱出できるなら、偽の聖女でもなんでもなってやる!と割り切り、竜帝に嫁ぐことを決めた。
※R15は念のための設定です
※カクヨム、なろうでも連載中です
文字数 87,690
最終更新日 2023.10.27
登録日 2023.10.15
「マシェリー様、申し訳ないが……僕と婚約破棄をしてください」
親も友人もいない王女のマシェリーは、婚約者の男性に突然婚約破棄をされてしまった。
彼は宰相の一人息子であり、幼い頃から交流があった。仲も悪くなかったというのに、突然の婚約破棄に驚きを隠せなかったマシェリー。彼の隣では、継母とワガママな妹が嫌な笑みを浮かべているのを、マシェリーは見逃さなかった。
王女であるが、既に本当の両親を失っていたマシェリーは、自分が誰にも愛されていない事を理解していた。それと同時に、継母が権力の固執している事や、自分からなんでも盗っていく義妹の策略に嵌った事にも気づいたが、もう決まった事は覆す事は出来なかった。
それどころか、本当はマシェリーが継母や義妹からされていた陰湿なイジメをマシェリーがした事にされ、国外追放を言い渡されてしまった。
何を言っても状況を変えられなかったマシェリーは、唯一の友人であるペットの犬と一緒に、城の外に追放される直前、自分が奴隷に売られてしまう事を知る。
このままでは、自分は奴隷にされてしまう。あまり体調がすぐれない故に、自分の命はさほど長くはないと悟っていたマシェリーだが、最後の最後がそんな終わり方なんて、あまりにも惨めすぎる。そう思ったマシェリーは、馬車の荷台から逃げ出した。
しかし、すぐに追いつかれてしまったマシェリーは、犬だけを逃がして覚悟を決めた――はずだったが、犬が連れてきた一人の男性、カインに助けてもらった。
そのカインは、あまり調子がいいように思えなかったマシェリーは、助けてもらった恩返しに、何かできないかと問う。
すると――カインは感謝を述べながら、唐突にマシェリーの唇を奪った――
文字数 100,943
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.28
耳が聞こえなくなってしまったシェリー・スフィア。彼女は耳が聞こえないことを隠すため、読唇術を習得した。その後、自身の運命を変えるべく、レイヴェールという町で新たな人生を始めることを決意する。
レイヴェールで暮らし始めた彼女は、耳が聞こえなくなってから初となる友達が1人でき、喫茶店の店員として働くことも決まった。職場も良い人ばかりで、初出勤の日からシェリーはその恵まれた環境に喜び安心していた。
ところが次の日、そんなシェリーの目の前に仮面を着けた男性が現れた。話を聞くと、仮面を着けた男性は店の裏方として働く従業員だという。読唇術を使用し、耳が聞こえる人という仮面を着けて生活しているシェリーにとって、この男性の存在は予期せぬ脅威でしかない。
一体シェリーはどうやってこの問題を切り抜けるのか。果たしてこの男性の正体は……!?
文字数 116,376
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.28
「彼女が住む処、必ず亡びが訪れるでしょう!」
結婚式当日、神のお告げにより、王太子アンドレと公爵令嬢ヴァレリーの結婚は
取り止めとなった。王太子妃どころか、一転、追放の身となったヴァレリー。
追放先として送られたのは、地図でも見落とす程の小国、ヴァンボエム王国。
そこでは何故か歓迎を受けて…??
異世界恋愛、短編、全14話☆《完結しました》
文字数 62,094
最終更新日 2022.05.02
登録日 2022.04.19
若くして稀代の名君と呼ばれる国王ヴィオルと、義理の家族に虐げられながらも美しい心を持ち続ける令嬢エリーズは出会った瞬間、電撃的な恋に落ちた。
二人でいればそれだけで幸せ。出逢った日より昨日より、今日はもっとお互いが愛おしい。そんな毎日。
妻への溺愛が止まらない王様と、彼を健気に支える王妃様、その様子を胸やけしながら見守る側近たちの他愛もない日常の話。
※1 王様とお妃様は今日も蜜月中~一目惚れから始まる溺愛生活~の番外短編集です。本編は作者の登録コンテンツより読むことができます。
※2 各話の時系列はバラバラです。前書きに本編のどの辺の話か入れていますが気にしなくても大丈夫です。ただし最終話までのネタバレが含まれる場合があります。基本的にただいちゃいちゃしてるだけのお話ばかりです。
※3 直接的な性描写はありませんが、情事を匂わせる表現が多々出てきますためご注意ください。
※4 不定期更新かつ更新頻度は少なめです。気が向いた時に覗いて頂ければ幸いです。
文字数 124,593
最終更新日 2024.03.30
登録日 2023.04.09
急にジョン王子に婚約破棄をされたシェリーは、故郷のステリア王国へと帰ることにした。
そこで今は騎士団長になっている幼馴染と再開する。
彼はなぜか女性嫌いと噂になっていたが、その真相は……。
そして、ジョン王子の内心は……。
※エール、誤字報告ありがとうございます!
文字数 27,747
最終更新日 2024.01.10
登録日 2023.12.22
舞台は20xx年、淫紋認証によるペアリング技術が確立した近未来。
極道の世界に生きる雀座組の舎弟頭、紫雀(しじゃく)は、若頭の娘である羽鳥(はとり)によって強引に淫紋認証されてしまった! けれど彼女はワケあってことに及んだのである。
これは妹のように思っていた義兄が彼女のアタオカな行動のせいで蓋をしていた想いを開放する切ない愛と家族のおはなし。Vシネマ風ラブロマンス。
※ドゴイエちまき先生、レイラ先生主催「女の子だって溺愛したい企画」参加作品。
※他サイトにも掲載中。「淫紋ヤクザ」シリーズスピンオフになりますがこれだけで完結しております。
文字数 14,435
最終更新日 2023.07.27
登録日 2023.07.18
頭脳明晰でいながら、判断力に間違いはなく彼の機体に乗ったメンバーからは 『天才。空を味方につけているような人だ』 という声が上がるほどのパイロットである貴堂誠一郎。
彼は空港のデッキで副操縦士の花小路雪真がとても綺麗な人と一緒にいるところを見かける。 儚げでとても綺麗な人。
氷の王子とも呼ばれる花小路ですら笑顔にしてしまう彼女は人と接することが苦手で、自宅で『手縫いのシャツ』を作っている人だった。
そんな三嶋紬希に貴堂は魅力を感じているけれど……。
内気な仕立て屋と太陽のようなパイロットの恋はとても一途な溺愛だった。
※作品はあくまでもフィクションで創作です。実際の人物会社等とは関連性はありませんので、ご了承くださいませ。
※表紙イラストは青城硝子様 @crispian_a です。素敵な表紙をありがとうございます
※イラストの複製転載等は一切禁止です
文字数 120,043
最終更新日 2022.10.16
登録日 2022.07.28
「わたしは、このお方に出会えて、初めてこの世に産まれることができた」
貴族の間では忌み子の象徴である赤銅色の髪を持って生まれてきた少女、リリアーヌは常に家族から、妹であるマリアンヌからすらも蔑まれ、その髪を隠すように頭巾を被って生きてきた。
そんなリリアーヌは十五歳を迎えた折に、辺境領を収める「氷の辺境伯」「血まみれ辺境伯」の二つ名で呼ばれる、スターク・フォン・ピースレイヤーの元に嫁がされてしまう。
厄介払いのような結婚だったが、それは幸せという言葉を知らない、「頭巾被り」のリリアーヌの運命を変える、そして世界の運命をも揺るがしていく出会いの始まりに過ぎなかった。
これは、一人の少女が生まれた意味を探すために駆け抜けた日々の記録であり、とある幸せな夫婦の物語である。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」様にも短編という形で掲載しています。
文字数 44,611
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.23