恋愛 約束 小説一覧

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もうすぐ婚約破棄を宣告できるようになるから、あと少しだけ辛抱しておくれ。そう書かれた手紙が、婚約者から届きました

《もうすぐアンナに婚約の破棄を宣告できるようになる。そうしたらいつでも会えるようになるから、あと少しだけ辛抱しておくれ》  最近お忙しく、めっきり会えなくなってしまった婚約者のロマニ様。そんなロマニ様から届いた私アンナへのお手紙には、そういった内容が記されていました。  そのため、詳しいお話を伺うべくレルザー侯爵邸に――ロマニ様のもとへ向かおうとしていた、そんな時でした。ロマニ様の双子の弟であるダヴィッド様が突然ご来訪され、予想だにしなかったことを仰られ始めたのでした。
恋愛 完結 短編
感想数 145 文字数 34,553 最終更新日 2021.10.14 登録日 2021.09.12
2

貧乏神と呼ばれて虐げられていた私でしたが、お屋敷を追い出されたあとは幼馴染のお兄様に溺愛されています

「シャーリィっ、なにもかもお前のせいだ! この貧乏神め!!」  私には生まれつき周りの金運を下げてしまう体質があるとされ、とても裕福だったフェルティール子爵家の総資産を3分の1にしてしまった元凶と言われ続けました。  その体質にお父様達が気付いた8歳の時から――10年前から私の日常は一変し、物置部屋が自室となって社交界にも出してもらえず……。ついには今日、一切の悪影響がなく家族の縁を切れるタイミングになるや、私はお屋敷から追い出されてしまいました。  ですが、そんな私に―― 「大丈夫、何も心配はいらない。俺と一緒に暮らそう」  ワズリエア子爵家の、ノラン様。大好きな幼馴染のお兄様が、手を差し伸べてくださったのでした。
恋愛 完結 長編
感想数 15 文字数 95,350 最終更新日 2023.03.16 登録日 2023.01.29
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再会の約束の場所に彼は現れなかった

 ロジェはジゼルに言った。「ジゼル。三年後にここに来てほしい。僕は君に正式に婚約を申し込みたい」と。平民のロジェは男爵令嬢であるジゼルにプロポーズするために博士号を得たいと考えていた。彼は能力を見込まれ、隣国の研究室に招待されたのだ。  そして三年後、ジゼルは約束の場所でロジェを待った。ところが彼は現れない。代わりにそこに来たのは見知らぬ美しい女性だった。彼女はジゼルに残酷な言葉を放つ。「彼は私と結婚することになりました」とーーーー。(全5話)
恋愛 完結 短編
文字数 17,873 最終更新日 2025.04.18 登録日 2025.04.14
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22歳まで忘れていてください。〜迎えに来た執事は、私が忘れた初恋でした〜

22歳の誕生日。 突然現れた一人の執事は、初対面の私に微笑んで言った。 「お帰りなさい、お嬢様。」 会ったこともないはずなのに、どうしてそんな目で私を見るの? 戸惑う私に差し出されたのは、高校生の頃に亡くなった父が遺した一通の手紙。 『二十二歳になったら、この人について行きなさい。』 父の最後の願いに導かれ、私がたどり着いたのは、白百合が咲き誇る由緒ある屋敷だった。 そこで待っていた執事・透夜は、「十五年間、この日を待っていました」と穏やかに微笑む。 けれど私は、彼のことも、この屋敷のことも、七歳までの思い出も何ひとつ覚えていない。 それでも、彼の優しい眼差しに触れるたび、知らないはずの心が切なく疼き、忘れたはずの記憶が少しずつ目を覚まし始める。 なぜ私は、二十二歳になるまで迎えに来てもらえなかったのか。 父は、なぜ十五年間も真実を隠したのか。 そして、透夜が十五年間守り続けた「あの日の約束」とは――。 止まっていた十五年が動き出すとき、忘れた初恋も、運命も、すべてがひとつにつながっていく。 甘く切ない恋と、心揺さぶる秘密が交差する、じれ甘ラブストーリー。
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 14 最終更新日 2026.08.01 登録日 2026.07.24
5 レンタルあり

婚約破棄されるまで一週間、未来を変える為に海に飛び込んでみようと思います

婚約破棄されるまで一週間、未来を変える為に海に飛び込んでみようと思います
旧題:婚約破棄される未来を変える為に海に飛び込んでみようと思います〜大逆転は一週間で!?溺愛はすぐ側に〜 マデリーンはこの国の第一王子であるパトリックの婚約者だった。 血の滲むような努力も、我慢も全ては幼い頃に交わした約束を守る為だった。 しかしシーア侯爵家の養女であるローズマリーが現れたことで状況は変わっていく。 花のように愛らしいローズマリーは婚約者であるパトリックの心も簡単に奪い取っていった。 「パトリック殿下は、何故あの令嬢に夢中なのかしらッ!それにあの態度、本当に許せないわッ」 学園の卒業パーティーを一週間と迫ったある日のことだった。 パトリックは婚約者の自分ではなく、ローズマリーとパーティーに参加するようだ。それにドレスも贈られる事もなかった……。 マデリーンが不思議な日記を見つけたのは、その日の夜だった。 ーータスケテ、オネガイ 日記からそんな声が聞こえた気がした。 どうしても気になったマデリーンは、震える手で日記を開いたのだった。
恋愛 完結 長編
感想数 176 文字数 134,409 最終更新日 2024.11.22 登録日 2022.05.24
6

麗しの王子殿下は今日も私を睨みつける。

「王子殿下の運命の相手を占いで決めるそうだから、レオーネ、あなたが選ばれるかもしれないわよ」 伯母の一声で連れて行かれた王宮広場にはたくさんの若い女の子たちで溢れかえっていた。 そしてバルコニーに立つのは麗しい王子様。 ──あの、王子様……何故睨むんですか? 人違いに決まってるからそんなに怒らないでよぉ! ◇◆◇ 無断転載・転用禁止。 Do not repost.
恋愛 完結 長編 R15
文字数 186,997 最終更新日 2024.05.14 登録日 2024.01.26
7

殿下、今日こそ帰ります!

彼女はある日、別人になって異世界で生きている事に気づいた。しかも、エミリアなどという名前で、養女ながらも男爵家令嬢などという御身分だ。迷惑極まりない。自分には仕事がある。早く帰らなければならないと焦る中、よりにもよって第一王子に見初められてしまった。彼にはすでに正妃になる女性が定まっていたが、妾をご所望だという。別に自分でなくても良いだろうと思ったが、言動を面白がられて、どんどん気に入られてしまう。「殿下、今日こそ帰ります!」と意気込む転生令嬢と、「そうか。分かったから……可愛がらせろ?」と、彼女への溺愛が止まらない王子の恋のお話。
恋愛 完結 長編 R15
感想数 21 文字数 106,930 最終更新日 2024.02.27 登録日 2024.01.30
8

失われた記憶の先で、もう一度君と恋に落ちる。聖夜の教会で始まる、切ない恋物語。

失われた記憶の先で、もう一度君と恋に落ちる。聖夜の教会で始まる、切ない恋物語。
失われた記憶の欠片と、綴られた愛の記録。 毎年、聖なる夜にだけ現れる優しい瞳の彼。花屋で働く小鳥遊雫は、理由もわからず彼に惹かれていく。しかし、彼女には幼い頃の記憶がなかった。 若き天才建築家、冬月湊。彼はすべてを覚えていた。事故で記憶を失った初恋の少女と交わした、遠い日の約束を。 「毎年この教会で会おう。そして二十五歳になった年のクリスマスに、まだ想い合っていたら結婚しよう」 真実を告げられぬまま、再び始まる二人の恋。蘇る記憶の痛みと、一途な愛が綴られた日記が過去と現在を繋ぐとき、雪降る教会で奇跡が起きる。 これは、世界で一番切なくて、優しい恋の物語。
恋愛 完結 短編
文字数 23,111 最終更新日 2025.10.12 登録日 2025.10.12
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約束ごっこ

約束しよう 『絶対に君を裏切らない』と
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 4,674 最終更新日 2026.08.10 登録日 2026.08.10
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凍雪の約束

政略として嫁ぐことが決まっている令嬢・キャローナと、従者として主を守り抜くことが全てだった青年・クリフォード。 降りしきる雪の中、彼女が差し出した右手。彼はその手を取り、守り続けてきた忠誠と義務の境界を自ら踏み越える。 そして、雪は命の音を奪っていった。 ※ご覧いただけましたらとても嬉しいです。よろしくお願いいたします。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 10,132 最終更新日 2026.01.30 登録日 2026.01.30
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スーパーにスパダリが売っていたから買ってきた

恋人の浮気を目撃して走って逃げたその日の夜のこと。ヤケ酒が足りなくなり買いに来た24時間営業のスーパーで、私はあり得ない光景を見てしまう。私の視線の先には、“スパダリ100万円”という値札があった…… 「オネエサン、トテモオカイモノジョウズネ」 金髪碧眼の半裸スーパーイケメンが片言で告げてくる。ぽかんとする私を見た彼が再度値札をちぎり、とうとう0円になった。  え? プライスレス? ※無断転載禁止
恋愛 完結 短編 R18
感想数 0 文字数 8,506 最終更新日 2023.09.20 登録日 2023.09.18
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殿下、あなたが求婚した相手はわたくしではありません

「十六歳の誕生日、おめでとうございます。あのときの約束を覚えていますか? 俺はあのときのことを忘れたことはありません。もう一度、改めてプロポーズさせてください。どうか、俺の妃になっていただけませんか」 突然の求婚に、ヴェルハイム伯爵令嬢のステラはただただ困惑した。 目の前には見目麗しい第三王子が跪いている。 けれど、どれだけ記憶を呼び起こしても、そんな約束をした覚えはない。 これは、勘違いから始まる恋のお話。
恋愛 完結 短編
感想数 1 文字数 9,122 最終更新日 2020.06.22 登録日 2020.06.22
13 レンタルあり

契約結婚のはずが、幼馴染の御曹司は溺愛婚をお望みです

契約結婚のはずが、幼馴染の御曹司は溺愛婚をお望みです
旧題:幼なじみと契約結婚しましたが、いつの間にか溺愛婚になっています。 夢破れて帰ってきた故郷で、再会した彼との契約婚の日々。 ★第17回恋愛小説大賞(2024年)にて、奨励賞を受賞いたしました!★ ☆改題&加筆修正ののち、単行本として刊行されることになりました!☆ ※作品のレンタル開始に伴い、旧題で掲載していた本文は2025年2月13日に非公開となりました。  お楽しみくださっていた方々には申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいませ。
恋愛 完結 長編 R18
感想数 2 文字数 125,700 最終更新日 2025.02.13 登録日 2022.04.27
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骸骨公爵様の溺愛聖女〜前世で結婚をバックレたら今世ではすでに時遅し〜

ある日突然、アルディノウス王国の聖女であったリリアーネ・シルビスティア男爵令嬢のもとに、たくさんの贈り物が届いた。それと一緒に社交界への招待状まであり、送り主を確認しようと迎えに来た馬車に乗って行くことに。 没落寸前の貧乏男爵令嬢だったリリアーネは、初めての夜会に驚きながらも、送り主であるジークヴァルトと出会う。 「リリアーネ。約束通り、迎えに来た」 そう言って、私を迎え入れるジークヴァルト様。 初対面の彼に戸惑うと、彼は嵐の夜に出会った骸骨公爵様だと言う。彼と一晩一緒に過ごし呪いが解けたかと思っていたが、未だに呪いは解けていない。それどころか、クビになった聖女である私に結婚して一緒にフェアフィクス王国に帰って欲しいと言われる。突然の求婚に返事ができずにいると、アルディノウス王国の殿下まで結婚を勧めてくることになり……。 ※タグは、途中で追加します。
恋愛 完結 長編 R15
感想数 3 文字数 60,137 最終更新日 2024.06.10 登録日 2024.05.25
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【第一部・完結】七龍国物語〜冷涼な青龍さまも嫁御寮には甘く情熱的〜

【第一部・完結】七龍国物語〜冷涼な青龍さまも嫁御寮には甘く情熱的〜
七体の龍が守護する国・七龍国(しちりゅうこく)。 その内の一体である青龍の伴侶に選ばれた和華(わか)の身代わりとして、青龍の元に嫁ぐことになった海音(みおん)だったが、輿入れの道中に嫁入り道具を持ち逃げされた挙句、青龍が住まう山中に置き去りにされてしまう。 日が暮れても輿入れ先に到着しない海音は、とうとう山に住まう獣たちの餌食になることを覚悟する。しかしそんな海音を心配して迎えに来てくれたのは、和華を伴侶に望んだ青龍にして、巷では「人嫌いな冷涼者」として有名な蛍流(ほたる)であった。 冷酷無慈悲の噂まである蛍流だったが、怪我を負っていた海音を心配すると、自ら背負って輿入れ先まで運んでくれる。 身代わりがバレないまま話は進んでいき、身代わりの花嫁として役目を達成するという時、喉元に突き付けられたのは海音と和華の入れ替わりを見破った蛍流の刃であった。 「和華ではないな。お前、何者だ?」 疑いの眼差しを向ける蛍流。そんな蛍流に海音は正直に身の内を打ち明けるのだった。 「信じてもらえないかもしれませんが、私は今から三日前、こことは違う世界――『日本』からやって来ました……」 現代日本から転移したという海音を信じる蛍流の誘いでしばらく身を寄せることになるが、生活を共にする中で知るのは、蛍流と先代青龍との師弟関係、蛍流と兄弟同然に育った兄の存在。 そして、蛍流自身の誰にも打ち明けられない秘められた過去と噂の真相。 その過去を知った海音は決意する。 たとえ伴侶になれなくても、蛍流の心を救いたいと。 その結果、この身がどうなったとしても――。 転移先で身代わりの花嫁となった少女ד青龍”に選ばれて国を守護する人嫌い青年。 これは、遠い過去に願い事を分かち合った2人の「再会」から始まる「約束」された恋の物語。 「人嫌い」と噂の国の守護龍に嫁いだ身代わり娘に、冷涼な青龍さまは甘雨よりも甘く熱い愛を注ぐ。 ┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁┈┈┈┈┈┈┈┈ 第一部完結しました。最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。 第二部開始まで今しばらくお待ちください。 ┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁┈┈┈┈┈┈┈┈
恋愛 完結 長編 R15
感想数 3 文字数 229,370 最終更新日 2024.06.13 登録日 2024.01.12
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君に捧げる愛

君に捧げる愛
施設育ちの15歳、暁月翠はある日自分宛に手紙が届く。 内容は家政婦の高収入の仕事。施設を出たかった翠はそこで小学五年生の嶺緒に出会う。 でも実は仕事には秘密があって… 読み終わった後にはタイトルに込められた『本当の意味』にあなたはきっと涙する。
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 2,758 最終更新日 2026.04.05 登録日 2026.04.05
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花氷の琥珀糖

花氷の琥珀糖
夏谷家は代々憑き物落としを行う家系だった。そこで生まれた双子の兄妹、玲央と真央。玲央はすでに亡くなっており、今は妹を守るために玲央の魂が真央の体の中に宿っている。彼らは運命に抗いながら、家族の使命と過去と向き合う中で、愛と絆を紡いでいく壮大な物語が展開する。果たして彼らは家族の運命に立ち向かい、愛と絆を胸に新たな未来を切り拓くことができるのか。
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 7,590 最終更新日 2025.01.09 登録日 2024.12.29
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あと百年は君と生きたい

あと百年は君と生きたい
『僕は今後、とある時期まで主演での出演を退かせて頂きます』 超人気俳優の佐原白――佐伯志郎は宣言する。 世間にも事務所にも事情を伏せた参加は、全て幼馴染みである榎本杏を思ってだった。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 8,003 最終更新日 2023.08.17 登録日 2023.08.09
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あの夏に僕がここに来た理由

あの夏に僕がここに来た理由
東京近郊の大学に通う何のとりえもない普通の女子学生ひまわり。 太平洋戦争の真っただ中、硫黄島での戦いに全てを捧げる海人。 全く別の世界を生きる二人が出会ってしまう、ひまわりと海人… いつしか惹かれあい永遠を約束する二人。二人を取り巻くおおきな運命という流れの中、ひまわりと海人はその流れに逆らう事はできない でも、愛し合えるはずのない二人が愛し合ってしまう… ひまわり、僕は… 僕は、何があっても君を捜し出すから *この小説は他サイトにも掲載しています。
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 74,899 最終更新日 2018.04.15 登録日 2018.03.30
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別れた彼との数年越しの約束は

『三十歳になったら結婚してもいいぜ』  中学時代付き合っていた彼が別れ際に言い放った無茶苦茶な約束。 淡い期待と共に彼を待つ。
恋愛 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,884 最終更新日 2021.02.16 登録日 2021.02.16
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時を超えて、君を―永遠の約束

時を超えて、君を―永遠の約束
夕立に追われた放課後、仲町商店街の古いトンネルで、和毅(ともき)はひとりの少女に出会う。 濡れた手で自転車のブレーキを直そうとしていた白鳥怜子(れいこ)。古風なセーラー服、指先から滑り落ちた小さな手鏡。受け止めた鏡面の像は、雨粒に揺らいで半拍だけ遅れる――その“遅れ”が、世界の蝶番(ちょうつがい)だとはまだ知らない。 二人が肩を並べてトンネルを抜けると、蛍光灯はガス灯に、アスファルトは板戸と砂利に変わる。 時間旅行ではない。同じ“いま”が、位相を違えて二枚重なっている。 駄菓子屋の飴の粘り、紙風船の乾いた音、山車太鼓の基音。和毅の指に残った感覚だけが、二つの現実を行き来する道しるべになる。 手鏡を合図に通う逢瀬は、約束ではなく座標合わせだ。 飴を割り、せんべいを分け、縁台に並ぶ。鏡の中の列は逆向きに流れ、像は半拍遅れて重なる。怜子は医師になりたいと語り、和毅は未来の常識――“血液型”という言葉を喉で止める。真実は嘘よりも簡単に世界を壊すからだ。 やがて新聞の縮刷版が告げる残酷な“別の確定”に、和毅は凍りつく。 《白鳥怜子、八月二十七日 路面電車事故で死亡》。 昨日まで笑っていた彼女が、こちら側ではすでにいない。 理工の友人・和也は言う。「過去じゃない。位相の違う“いま”が重なってるだけだ。 片方で選べば、もう片方が歪む」。救えば壊すかもしれない――それでも、和毅は怜子を選ぶ。 令和の免許証という硬い証拠、避難の動線、風下を避ける判断。 怜子は「祖母を置いていけない」と揺れ、和毅は「二人とも助ける」と言い切る。 九月一日、十一時五十八分。 大地が唸り、提灯が鳴り、街の配置は次々と正しさを失う。 境界は閉じる。だが残響は残る。 割れた手鏡の欠片に、焼け跡の少女が映る。 「生きることが、あなたへの返事」――声は届かないのに、意味だけが胸に届く。 百年を越えて和毅の講義室に辿り着くのは、一冊の帳面。 〈血液、混交し凝固す――異なる性あり。適合せざれば危うし〉 震える筆で綴られた観察は、未来の常識を予告する人間の眼差しそのものだった。 世界は一枚の鏡ではない。 だが、誰かを想うという行為は、位相を越える唯一の手段になりうる。 「時を超えて」ではなく、「いまどう生きるか」が、二つの現実を“同時に”現実にする。 雨の仲町商店街、ガス灯の淡い炎、太鼓の基音。 手鏡一枚ぶんのズレを抱えた二人が、祈りではなく選択でつないだ記録。 これは、未来に届いた大正の手記であり、過去から照らされた令和の証言であり、約束が約束に
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 25,692 最終更新日 2025.11.10 登録日 2025.10.19
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花石の約束【完結】

花石の約束【完結】
風の世界フィーラメアの若長フォール・セティと西風の姫シーンの淡い恋物語。 風の精霊王を継ぐ若き王と西風の姫との婚礼を明日に控えた日。こっそり天空城を抜け出した若長は花嫁となる西風の姫に会いにいく。幼き頃に遊んだ思い出をずっと胸に刻んで、婚礼の日を待ちわびていたのだ。 お互いにその相手だと確信を得ないまま再会を果たすが、世界を脅かす『風牢』に西風の姫シーンが囚われてしまう。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 25,673 最終更新日 2022.08.02 登録日 2022.07.29
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また明日の約束は…5年後に…

また明日の約束は…5年後に…
「また明日会いましょう」  そう言って別れた宗田愛斗(そうだ・あいと)と藤宮楓子(ふじみや・ふうこ)は、約束の日に愛斗が何者かに殴られ怪我をした事で会えなくなり別れる事になった。    不運な別れから5年後。  愛斗は服部加絵(はっとり・かえ)と言う同僚と結婚して息子の一也と暮らしていた。  幸せそうに見える愛斗だが、5年前とは人格が変わり性格も荒く冷たい人間になってしまったと噂されていた。  そんな時、新入社員としてやって来た九東楓子(くとう・ふうこ)に出会ってから愛斗の目の色が変わり始めた。  淡々としてつも冷静な表情のままの楓子を見ていると、愛斗は何故か胸が熱くなるのを強く感じ始め、いつしか楓子を気にし始めていた。  だが、楓子を気にするようになり思いが強くなると頭に激痛が走る…。 「愛斗さん。また明日会いましょう」  ぼんやりと思い出される思い出の中、顔の判らない女性が愛斗に言ってくる声にまた胸がキュンとなった。  激痛から逃げてはいけないと決心した愛斗は、本当の事に向き合う決意をした。    それは5年前の怪我の時、愛斗は記憶を無くし自分の名前の他何も覚えていなかった事だった。    空白の記憶の中に何か大切なことをがあった筈だと思った愛斗。  そんな時だった。  息子の一也を通して双子の兄弟、礼斗(れいと)と空斗(くうと)に出会った。  そして、礼斗と空斗の母親が楓子である事を知ると、愛斗の中に次から次へと思い出される記憶が蘇り始めた。 「また明日会いましょう」  そう約束した人は誰なのか? そして愛斗にとってどんな人だったのか?  2人の約束を無理やり引き裂いた黒い影は誰なのか?  愛と殺意とその先にある永遠のラブストーリー。           
恋愛 完結 長編 R15
文字数 89,231 最終更新日 2022.01.29 登録日 2022.01.21
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ゴールドレイン

ゴールドレイン
母の死から6年、父と2人で暮らす原 拓人の生活は変わり始める。暗闇を彷徨うような日々のなか、唯一安らぎを与えてくれたのは移り住んだ田舎町で出会った同級生の咲(さき)だった。成人し東京でカメラマンになった拓人はモデルの瑠香(るか)と交際するもすぐに破局を迎える。咲の存在によって穏やかな日々を取り戻したように思えたが、忍び寄る何者かが2人を闇へと追い込んでいく…… 
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 93,532 最終更新日 2025.06.12 登録日 2021.11.04
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未来であなたともう一度

魔法中等学校に通うステラ・ソロウは魔法科学の授業が苦手で補習常連者。その担当教諭は担任の先生にして所属する図書委員会の顧問でもあるメレディス・マクナイト先生。何かと接点の多い先生は生徒思いの良い先生で、生徒たちの人気者だった。充実した毎日だったが、みんなの憧れの先輩と可愛い後輩がステラの日常を変えていく。そして不思議な本によって過去の世界に飛ばされしまう。
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 77,811 最終更新日 2026.08.08 登録日 2025.11.23
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約束の時

約束の時
若き日に交わした約束、 忘れられない人を思い続ける男と 恋多き女とのドラマチックな物語
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 16,850 最終更新日 2021.08.31 登録日 2021.08.22
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【完結】間違いでしたと言われたい!!〜その傲慢な根性、叩き直してあげましょう〜

国全体が祝福で溢れていた。その中心である王城の中庭で、大きな溜息を漏らしている女性が一人。 彼女の人生は、8歳の時に出会ったブッ・・・とても膨よかな体型の少年によって決められた。 いや、最終的に選んだのは彼女なのだが。それでも彼女願う『間違いでした。』と言われたい。 言ってしまいたい・・・と。これは、1人の少女の結婚物語。
恋愛 完結 短編
感想数 1 文字数 45,673 最終更新日 2021.03.12 登録日 2021.03.04
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向日葵の花言葉

向日葵の花言葉
普通の女の子が夢や恋愛に全力で立ち向かい。1人の理想的な彼との運命的な出逢い。その出会いがもたらす幸せや同時に振りかかる厳しい現実を目の当たりにしながらも、1つの光が彼女の想いを行動力を変えて行く。幸せとは一体どんなものなのだろうか?彼女の求める幸せの形とは?人から愛されることの喜びや苦しみ。どれだけ願っても本当に叶えられない事はないのか?穏やかでどこにでもありそうな恋愛模様から繰り出される『愛』という形の意味をあなたの目にはどう映るのか?この物語を読み終えた時あなたは一体誰に会いたくなり何を思うのだろうか?その現実を是非ご自分の目でご覧下さい。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 15,763 最終更新日 2018.05.31 登録日 2018.05.31
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売れ残り同士、結婚します!

高校の卒業式の日、売り言葉に買い言葉でとある約束をした。 それは、三十歳になってもお互いフリーだったら、売れ残り同士結婚すること。 あんなのただの口約束で、まさか本気だなんて思っていなかったのに。 十二年後。三十歳を迎えた私が再会した彼は。 「あの時の約束、実現してみねぇ?」 ──そう言って、私にキスをした。 ☆マークはRシーン有りです。ご注意ください。 他サイト様にてRシーンカット版を投稿しております。
恋愛 完結 長編 R18
文字数 101,032 最終更新日 2023.01.31 登録日 2023.01.22
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ブルームーンの夜に

恋人を喪ったひとりの男が、青い月の夜、湖で出逢ったのは亡くなったはずの彼女で…
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 1,417 最終更新日 2023.05.20 登録日 2023.05.20
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君の願いは俺の願いの話

大学最後の冬、ある約束をした幼馴染み 注意※本作はフィクションです。作中の行為を推奨、肯定するものではありません。
恋愛 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 3,512 最終更新日 2026.04.05 登録日 2026.04.05
32

クリスマスの約束

一人ぼっちのクリスマスに私が出会った、男の子と女の子。彼らは……
恋愛 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,767 最終更新日 2020.05.27 登録日 2020.05.27
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【約束の時】スピンオフ④ 前編

【約束の時】スピンオフ④ 前編
聖子と連絡が途切れてる間に知り合った女性、 モデルの 美沙 二十歳。 この子にとことん振り回される五十嵐の行く末は?
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 2,592 最終更新日 2021.09.12 登録日 2021.09.12
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君の許しが下りるまで

君の許しが下りるまで
変わらない毎日を繰り返していたある日、雑踏の中で「待って!」と手首を掴まれる。 振り向くと、いたのは〝運命の人〟だった。けれど、彼女の口から放たれたのは「責任取って!」の訴えで。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 5,858 最終更新日 2023.07.05 登録日 2023.07.01
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ファーストキスはタバコの味

工事中
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 1,356 最終更新日 2019.11.25 登録日 2019.11.25
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時の流るるはあなたと共に

時の流るるはあなたと共に
小さい頃から何をするのもずっと一緒にいる事が当たり前な2人。これから先も小さな村で今まで通りの生活をし続けるのだろうとありふれた幸せを感じながら暮らしていると突如起こった戦争という現実が2人に振りかかる。突然の出来事は急激に2人の関係制を環境を変えていく。急に離れ離れになるかもしれない現実に突き付けられた時それぞれが今まで持つ感情を解き放つ。その思いはこれからどんな風に展開していくのか?衝撃のラストが待っている。その目で2人の物語を見届けて下さい。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 14,050 最終更新日 2018.06.01 登録日 2018.06.01
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-えいえんのせかい-

-えいえんのせかい-
 普通の学生だった僕の中にもうひとつの世界が生まれる。  平凡な日常に平凡な生活。  そんな中、僕は恋をした。  そしてその恋が実ろうとしとき時。  幼き頃に交わした約束を果たすため僕の中のなにかが動く。  ※このお話は、2008年に別サイトで掲載した小説を再編集した物語です。
恋愛 完結 短編 R18
感想数 0 文字数 69,474 最終更新日 2019.11.03 登録日 2019.05.26
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椿咲く庭、君を迎えに行く

雪解けの庭で椿が赤く咲く季節、幼馴染のアスゲイルと交わした「庭を花でいっぱいにする」という約束を胸に、エリシアは彼の帰りを待ち続ける。戦場へ向かい遠ざかっていく彼と、庭に残る彼女の想いは、季節を越えて椿の風に乗り続ける。約束を守るため歩み続けた彼と、待ち続けた彼女が、春の終わりに辿り着いた結末とは。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 11,134 最終更新日 2025.08.08 登録日 2025.08.08
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十五年後、十四のままの君に触れる

十五年後、十四のままの君に触れる
十五年前、別れを切り出してきた僕の恋人が言った。 『十年後、まだ私のことを好きでいてくれたら、ここに来て』と。 十年後、約束の場所に行ったが君はいなかった。 それから一年が経っても、さらに一年経っても――五年が経過しても君は現れなかった。 どうしても愛を捨てきれなかった僕は、最後の望みをかけて手紙を送る。 1ヶ月後、公園で待っています、と。 期待と不安の中、迎えた当日。十五年の間、心待ちにしていた君が現れた――顔も格好も、別れた時の姿のままで。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 7,905 最終更新日 2025.06.28 登録日 2025.06.12
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【完結】 「自分なら全部持っている?」でもお断りですお父さんとの約束で婚約者はお断りです。

森の奥深く、薬師のようなことをして暮らしている家で娘が1人住んでいました。 父と2人きりだった生活が、ある国の招集に応じなければならずしばらく帰れません。 なので父は、訪れる男に求愛されたら断れと約束していました。 そんな事はないだろうと思っていた女の子の予想は裏切られ、お客とは違った訪問者が増えています。
恋愛 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 717 最終更新日 2021.06.30 登録日 2021.06.30
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アルファポリスの恋愛小説のご紹介

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