恋愛 片想い小説一覧
人は0.2秒で恋に落ち、告白の成功率は男性43.4%・女性38.3%、85%程は悲しき思い出、初恋が実る確率は8%……。
※0.2秒は脳内物質から導き出された科学的見解、後の物は統計データです。
【恋愛未満系なのでジャンルは「恋愛」の他「青春」「現代ドラマ」「季節モノ」も含まれています。】
(「恋愛未満系」となっているのは恋愛そのものの話を書いた話がほぼ無いからです。)
✱作品によって[R-15]がございます。(表記あり)
(『stand.fm』にて、AI朗読【自作Net小説朗読CAFE】をやっております。AI朗読を作って欲しい短編がありましたらご連絡下さい。)
文字数 94,844
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.01.29
亜麻色の髪に琥珀色の瞳。清楚な美貌を持つ藍音は優秀な天使である。
得意は縁結びで、たくさんの恋を実らせてきた。なのに彼女自身はとてつもなく男運が悪い。
妹も幼馴染も最愛のパートナーを見つけて、愛に溢れた毎日を過ごしている。
私だってスパダリに愛されたい。結婚したい。でもとにかく今は寂しさを埋めてくれる人が欲しい。
やけっぱちも相まって、刹那の恋を求めて降りた地上で出会ったのは淫魔の青年だった。
まさに惚れてはいけない男を体現している彼に一目惚れした藍音は強引に彼を引き止める。
だけど天使嫌いな彼はなかなか心を開いてくれない。諦めかけた藍音だが、彼と一夜を過ごすことに……。
めげない天使な藍音と、気まぐれ悪魔なナツの時々切ないラブコメです。
★=R18
全25話。
初日のみ2話同時更新。
毎日7、12、20時台更新予定です。
地雷系悪魔ちゃんのスピンオフですが、こちら単体でもお読みいただけます。
文字数 34,960
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.12
高校を卒業した日。18歳の二葉は、6歳の頃から好きだった人に振られてしまう。相手は近所に住む、30歳のお兄さん。
失恋を受け入れられない二葉。だがその直後に、お兄さんが交通事故にあってしまう。幸いにも命に別状はなかったが、なんと彼は12年分の記憶を丸ごと失ってしまっていた。
12年分。つまりお兄さんの心は今、自分と同じ18歳。
二葉は初対面のふりをして、彼に近づくことを決めた。
もう近所の子どもじゃない。同い年の女の子として、自分のことを好きになってもらうために。
文字数 9,948
最終更新日 2024.04.03
登録日 2024.03.31
長年片想いをしていた彼が結婚した。いつまでも隣に立ちたい時は隣に立てると思っていた。しかし数年連絡を取っていない間に彼との関係性が友達以上恋人未満という関係からただの友達になっていた。
そんな報告を受けた主人公の女性の心境を書いてみました。
文字数 2,719
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.28
氷川恵一は23歳にして“腎がん”を患い余命宣告を受けた。家族との話し合いの結果、治療はせず緩和ケアを希望する。それを機に実家へと移る引っ越し作業の中、古びたノートを見つける。
そこには初恋の人、壬生紗季への想いが綴られていた。
壬生紗季との記憶をよみがえらせた恵一は、その余韻が夢として現れたのか、小学校の時に初めて出会った頃の夢を見る。
当時は、壬生紗季をその目に留めながらも、声を掛けることはできなかった。
しかし、夢の中では壬生紗季から声を掛けてきたのだ。
<願望が夢に現れたのか>
そう思いながらも、死を待つだけの恵一にとって壬生紗季との夢は、かげがえのないものへと変わっていく。
文字数 18,718
最終更新日 2024.02.20
登録日 2024.02.14
ずっと好きだった彼への恋心を、別の人と付き合うことでやっと諦めたと思ったのに……。
そんなため息が出てしまうような一晩の出来事を書きました。
文字数 2,665
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.12
「ごめんなさい、千寿(ちひろ)くん…。昨日、ずっと好きだった人に告白されて…」 一ヶ月前に付き合い始めた彼女が、申し訳無さそうにそう言う。またか、と思いながら、この状況に慣れてしまった俺は、もはや傷付くこともなかった。幸野千寿(こうのちひろ)。通称『幸せを呼ぶ男』。縁起の良いこの名前のせいなのか、昔から俺と付き合う女の子は何故か本命と結ばれ、幸せを掴んでいった。
そんなある日、俺が偶然目撃したのは水原部長の浮気現場。そして、相手は男性社員たちの憧れの樫木先輩だった─…
*マークはR18です。表紙にAIを利用しています。
文字数 20,434
最終更新日 2024.01.17
登録日 2023.12.30
───幸せな花嫁になる……はずだったのに。
侯爵令嬢のナターリエは、結婚式を控えて慌ただしい日々を過ごしていた。
しかし、婚約者でもあるハインリヒの様子がある日を境によそよそしくなっていく。
これはまさか浮気……?
怪しんでいるところに、どこかの令嬢とデートしている姿まで目撃してしまう。
悩んだ結果、ナターリエはハインリヒを問い詰めることを決意。
しかし、そこでハインリヒから語られたのは、
───前世の記憶を思い出して大好きだった女性と再会をした。
という、にわかには信じがたい話だった。
ハインリヒによると彼の前世は、とある国のお姫様の護衛騎士。
主である姫にずっと恋をしていたのだという。
また、どうやら元お姫様の女性側にも前世の記憶があるようで……
幸せな花嫁になるはずが、一気にお邪魔虫となったナターリエは婚約破棄を決意する。
けれど、ハインリヒは───
文字数 137,435
最終更新日 2023.11.12
登録日 2023.10.22
少女漫画のような恋愛に憧れる、高校2年生の鷺谷あおい。そんなあおいの前に現れたのは、まるで王子様のような男子だった──。
【主な登場人物のプロフィール】
鷺谷あおい(さぎや あおい)
主人公。弱気で物静か。密かに少女漫画に憧れる女子高校生。
水野翔(みずの かける)
誰にでも優しくて明るくて運動神経も抜群なため、女子からの人気が高い。彩乃と幼なじみ。
片岡彩乃(かたおか あやの)
頭も良くて運動もでき、容姿も良いという才色兼備な女子高校生。そのうえ誰にでも優しいため男子からの人気も高い。翔と幼なじみ。
一ノ瀬茉莉奈(いちのせ まりな)
彩乃と同じく頭も良くて運動もでき、容姿も良いという才色兼備な女子高校生。自己主張が強く気が強い性格なため、地味で気に食わないあおいを虐めている。
※すずめちゃんとのコラボ小説です!
テーマは「片想い・失恋」
文字数 3,998
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.05.21
(あらすじ)
かつて幼馴染だった兄弟の兄に恋をして大失恋。同級生の弟によく励ましてもらったけど、背も低いし子供っぽい彼をとても恋愛対象には見れなかった。そんな時、兄弟の2人が両親の仕事の関係で引っ越してしまう。
それから10年…社会人になった私は会社でかつての幼馴染の兄弟の弟に出会ってしまう。
かつての子供っぽさは抜け、随分大人になった彼に戸惑う私。そこに兄も現れて…
(見どころ)
10年もの長い月日で人はかわるもの!
それぞれの想いが交錯し見た目も中身も変わる中、主人公の心がどう変化していくのか見ていただけたら嬉しいです♪
複雑な三角関係のゆくえをみて下さったら嬉しいです!1話~8話完結です
背景設定など細かい内容につきましてはスルーして頂けますと幸いです
文字数 14,975
最終更新日 2023.10.04
登録日 2023.10.04
元宮廷魔導士、現在はしがない魔女業を細々と営む魔女イブの元に、予想外の来客が訪れる。
客の名は現役宮廷騎士、ロベルト・ヴァレンティ。
イブの初恋の人であり、忘れようとしている人だった。
わざわざイブの元を訪れたロベルトの依頼は娘のルフィナに魔法を教えてほしいという内容だった。
ロベルトが結婚している事も、子供がいる事も全く知らなかったイブは、再会と同時に失恋した。
元々叶うなんて思っていなかった恋心だ。それにロベルトの事情を聞くと依頼を断れそうにもない。
今は1人気ままに生きているイブだが、人の情には厚い。以前、ロベルトにお世話になった恩義もある。
「私が教えられる事で良ければ…」
自分に自信がないイブと言葉足らずなロベルト、自由奔放なルフィナ。3人が幸せを掴むのは一筋縄ではいかないようです。
文字数 44,912
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.08.22
文字数 10,157
最終更新日 2023.09.10
登録日 2020.08.18
両親を海難事故で亡くした伯爵令嬢のクララベルは、使用人に虐げられながら生活していた。
辛い目に遭うと、クララベルは心を閉ざし、現実逃避するようになった。クララベルが引きこもった時に、代わりに表出する人格のマリアベル。
マリアベルはクララベルを守ろうと、必死に生きて来た。
王立学院に入学したクララベルは、王太子エルネストに出会い恋をする。しかしマリアベルは、か弱いクララベルが王太子との恋で幸せになれるわけがないと、この恋に大反対。
クララベルの幸せは、果たしてどこにあるのか?
苦難に満ちた人生を歩んできた少女が、現実と向き合って大人への第一歩を踏み出す物語。
※完結。
※小説家になろうでも公開しています。
文字数 67,257
最終更新日 2023.09.09
登録日 2023.08.21
正義のない街で生まれ育ったディルは母親と双子の妹との四人暮らし。
気付いたら帰ってこなくなっていた父親のことを恋しがることはなく、その日食べる物を心配して生きていた。
仕事に出かけた母親が何日間か帰ってこないことは日常茶飯事となった中、まだ幼い妹たちを飢えさせないために食糧調達にある場所へと向かった。
金はない。小銭一枚だって持ってはいない。ボロ布を纏い、足を守る靴もなく、地面を裸足で歩きながらそーっと踏み込んだのは広大な畑。
国が唯一所有する森のすぐ傍に作られた畑にはたくさんの野菜が育っており、生でも食べられる野菜を持って帰ろうとキャベツを選んでコッソリ持って帰ろうとしたとき、畑を所有する店の店主と目が合った。
逃げることは許されず掴まり店内へと連れて行かれたディルの前に出てきたのは拳ではなく湯気立つ暖かな食事。
涙が出るほど美味しかった。
単純だが、ディルはその日、恋をした。美味しいと食事をする靴も履いていない汚い子供に見せるその笑顔に、その優しさに。
一生この人と一緒にいたい。そう思える初恋をした。
でも貧乏人に優しい未来はない。当たり前にあるようで存在しない幸せを願うことさえ許されない環境の中、少年は真っ黒な渦に飲み込まれながら必死に足掻き、暗闇の中で光る小さな幸せを掴もうとしていた。
※重暗い話となっていますので苦手な方はご注意ください。
文字数 390,915
最終更新日 2023.09.04
登録日 2023.06.01
皆さんの好きという形はどんな形でしょうか。恋愛として好きという感情と人として好きという感情の差はどんなものでしょうか。人によっては友愛と恋愛は違うと言える人は沢山居ると思います。ただ私はその差が時には分からないなと思うことがあるのです。恋愛も長く続けば情に変わる。その情は本当に恋愛なのかと悩む時が私はありました。そして、実際に同性を好きになった経験もあります。皆さんの好きは何かと考えながら一つの青春を味わって頂けたらと思います。
文字数 10,070
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.30
同じクラスメートの椎名君に片想いをする柿沼。
柿沼は奏のアドバイスによって椎名君と会話をする事が出来た。そして椎名君から「夏休み一緒に図書館で勉強をしない?」と誘われる。柿沼の恋が実るのかそれとも椎名君には他に・・・・というひと夏の切ない短編小説です。
文字数 6,068
最終更新日 2023.08.22
登録日 2023.08.22
物語のような恋はできない。本当の恋というのは、ひどく心許なくて、それはささやかなものだ。
依存体質で恋愛や友情が苦手な伊藤琉心と、同じ図書委員の諸星虹汰。彼に紹介された音楽の影響を受け、琉心の世界は広がっていく。「好き」の本質を理解しはじめた琉心に、将来の夢を告げる虹汰。その格差に琉心は落ちこむ。
目の前にある壁は、越えるのが正解なのか。この気持ちは愛なのか、恋なのか。もう戻れない。きっと琉心はもうすぐ後悔する。
伊藤琉心(いとうりこ)
諸星虹汰(もろほしこうた)
文字数 928
最終更新日 2023.08.19
登録日 2023.08.19
一方通行の切なく甘いオフィスラブストーリー。
彩子は文具メーカーに勤める入社五年目の社員。
そんな彩子と同じ部署には容姿も性格も優れたモテ男・松藤洋輔がいた。
彩子は洋輔に恋心を寄せるがそれは叶わぬ恋である。
なぜなら洋輔にはすでに想いを寄せる相手が…
しかし洋輔のその恋も叶わぬものであった。
苦しむ洋輔に彩子は自分の恋心は隠して、友人兼恋人としての関係を提案する。
束の間の恋人にしかなれないと知りながら……
『自分は苦しくとも洋輔が幸せなら本望だ』
『彩子となら乗り越えられる気がした』
※本編完結
※番外編追加済み
文字数 102,883
最終更新日 2023.08.01
登録日 2023.06.12
朱鷺子と瑠璃子は一ノ宮財閥の姉妹として生まれた。幼い頃から、令嬢としての幅広い知識や教養、マナー、令嬢として望まれる人格に至るまでしっかりと教育されて来た。
大正五年。朱鷺子が十三歳、瑠璃子が十一歳の時には、才女でモダンな姉、美貌で淑やかな瑠璃子と噂されるほどになった。当然、縁組は長女の朱鷺子から、という順番になるものであるが……。朱鷺子は複雑な想いを抱えていた。地位と財産を求めて自分に来る縁談は降って湧いて来るのだが、美貌の瑠璃子と自分を見比べる眼差しにプライドはズタズタだった。結婚は親同士が決めるもの。けれども密かに柳原白蓮のように激しい恋に身を投じてみたいと思いつつも、美貌に恵まれなかった自分には無理だろうと諦めてはいた。
朱鷺子には秘かに憧れの人がいた。三つほど年上の二階堂薫である。しかし、当の薫は妹の瑠璃子が気になる様子だった。そしてまた瑠璃子も薫に想いを寄せているように見えた。結婚は親が決めるものだ。どの道、長女である自分は自由に結婚する事など出来る筈もない。諦めなければいけないと想いつつも夢見てしまう自分もいた。
ある日、ひょんなことから神宮司理仁という男に出会う。更には憧れの君である二階堂薫との婚約話、父親の右腕的存在の近衛廣政との縁談が立て続けにやって来た。朱鷺子の運命の恋が回り始める。果たして、朱鷺子の恋の行方は……?
※作中では数え年で表記しております。
※時代考証などの設定は緩いです。何でも許せて楽しめる方向けです。
※以前途中まで書いていたものを大幅加筆修正しての再投稿です。
※他サイトにも公開しております。
文字数 25,449
最終更新日 2023.07.31
登録日 2020.01.29
耳が聞こえなくなってしまったシェリー・スフィア。彼女は耳が聞こえないことを隠すため、読唇術を習得した。その後、自身の運命を変えるべく、レイヴェールという町で新たな人生を始めることを決意する。
レイヴェールで暮らし始めた彼女は、耳が聞こえなくなってから初となる友達が1人でき、喫茶店の店員として働くことも決まった。職場も良い人ばかりで、初出勤の日からシェリーはその恵まれた環境に喜び安心していた。
ところが次の日、そんなシェリーの目の前に仮面を着けた男性が現れた。話を聞くと、仮面を着けた男性は店の裏方として働く従業員だという。読唇術を使用し、耳が聞こえる人という仮面を着けて生活しているシェリーにとって、この男性の存在は予期せぬ脅威でしかない。
一体シェリーはどうやってこの問題を切り抜けるのか。果たしてこの男性の正体は……!?
文字数 116,376
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.28
文字数 801
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.28
友人にざっくりと「花束と恋愛」という設定をもらって書いた話です。
ある男の子の中学3年生から大人になるまでの片想いです。
何が花で、それをどう花束にして送るのか。
花束をそのままではなく別の表現をしてみたくて書きました。
『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花』
彼の経験のどれかは私の実体験です。
作品の構成・表現など改善点があれば是非教えてください。
文字数 5,665
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.15
貧乏伯爵令嬢レヴィア・ディファーレは、暗闇にいると猫になってしまう呪いをもっていた。呪いのせいで結婚もせず、修道院に入ろうと考えていた矢先、とある貴族の言いがかりによって、借金のカタに嫁がされそうになる。
そんな彼女を救ったのは、アイルバルトの氷壁侯爵と呼ばれるセイリス。借金とディファーレ家への援助と引き換えに結婚を申し込まれたレヴィアは、背に腹は代えられないとセイリスの元に嫁ぐことになった。
しかし嫁いできたレヴィアを迎えたのは、セイリスの【お飾り妻】宣言だった。
表情が変わらず何を考えているのか分からない夫に恐怖を抱きながらも、恵まれた今の環境を享受するレヴィア。
あるとき、ひょんなことから猫になってしまったレヴィアは、好奇心からセイリスの執務室を覗き、彼に見つかってしまう。
しかし彼は満面の笑みを浮かべながら、レヴィア(猫)を部屋に迎える。
さらにレヴィア(猫)の前で、レヴィア(人間)を褒めたり、照れた様子を見せたりして――
※土日は二話ずつ更新
※多分五万字ぐらいになりそう。
※貴族とか呪いとか設定とか色々ゆるゆるです。ツッコミは心の中で(笑)
※作者は猫を飼ったことないのでその辺の情報もゆるゆるです。
※頭からっぽ推奨。ごゆるりとお楽しみください。
文字数 46,248
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.05.21
最近書いた、恋愛の超短編です!( *´艸`)
めちゃめちゃ短いですΣ(゚Д゚)
ま、マ猫はマジメなのもかけちゃったりするんですよ?!|д゚)
あ、「Blue」でも書いてましたΣ(゚Д゚)
立ち寄ってくださるだけでマ猫は飛び跳ねて喜びますので、よかったら覗いてみてくださいね!
※キャラの画像はAIイラスト様のアプリで作成しました!
●
雨が降る。
雨の匂い。
傘を手に歩く、人の動き。
雨の日は雨の日の、装いがある。
それぞれの目的を胸に、傘を差して歩く人達。
肩を寄せ合って、笑い合う男女、家族。
雨の日には雨の日の、愛情がある。
雨は、キライじゃない。
●
だけど。
雨の風景が詰まっている街の中で。
どんなに頑張っても、私が見つけられないことがある。
文字数 524
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.06.01
文字数 82,908
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.05.26
文字数 86,044
最終更新日 2023.05.24
登録日 2021.05.01
クシュリプト王国の伯爵家であるハイランス家の長女クロッカは、5歳から10年間も婚約をしていた同じ伯爵家のワーデン家から突然呼び出された。婚約破棄という言葉に目眩を起こしそうになったのだが、理由を聞けば信じがたく、そして決まった婚約破棄の両家の条件にも納得が出来なかった。
それでも気付けば幸せだと思えた。
遠回りをしながらもそれぞれの初恋を実らせていくお話
感想をいただいた方々ありがとうございます。
感想をいただいてから1週間後に承認され公開されます。
すでにこちらはラストまで決まっておりますが、とってもタメになるコメントをいただけるので次回作に活かしたいと思います。
文字数 221,732
最終更新日 2023.05.15
登録日 2020.11.16
王都西区で薬師として働くソフィアは毎日大忙し。かかりつけ薬師として常備薬の準備や急患の対応をたった1人でこなしている。
明るく振舞っているが、完全なるブラック企業と化している。
そんな過労薬師の元には冷徹無慈悲と噂の騎士様が差し入れを持って訪ねてくる。
………何でこんな事になったっけ?
文字数 54,496
最終更新日 2023.05.02
登録日 2023.04.04
村の外れにある森に、精霊がいた。その精霊は恋の成就を司り、数多くのカップルを誕生させていた。しかし、幾年月が経ち、恋を実らせ続けることに疲れた。嫉妬心に駆られるようになった。やがて恋の成就を願う人間たちを呪うようになるが、ある青年だけは精霊に恋を願わなかった。彼のことを愛するようになった精霊は、ある日気がついてしまう。彼の左薬指に、指輪があることを……。その事実に悩み苦しんだ精霊は、痩せ衰えた。そしてもはや生命が尽き果てようとしたとき、最後の力を振り絞って、目の前に現れた女の肉体を乗っ取るのであった。
文字数 20,169
最終更新日 2023.04.24
登録日 2023.03.29