キャラ文芸 神様小説一覧
よくあるラノベ展開?!「突然ですが私の秘書として働いてくださいませんか?」浮世離れした美形がある日契約書を持って現れて……
代々『霊感、霊視、透視、霊聴』という霊能力を掲げた占い師の一族、観音堂家のに生まれた妃翠。彼女には霊能力は授からず0感のままだった。だが、幼い頃から占いを好み特にタロットカードは数種類のタロットを組み合わせ独自の解釈をするようになる。対して長女、瑠璃は幼い頃から優れた霊能力を発揮。家族の誰もが妃翠には何も期待しなくなっていく。
平凡が一番平和で気楽だと開き直っていた妃翠に、ある日……この世の者とは思えない程の美形が、「私の秘書として働いてくれませんか? 報酬は弾みます」と契約書を携えて訪ねてくる。
どうして自分なんかに? 彼によると、
……ずば抜けた霊能力を誇る彼は、それを活かしてスピリチュアルカウンセラーという職業に就いているそう。ただ、その類稀なる容姿から、男女を問わず下心で近づく者が絶えず辟易しているという。そこで、自分に恋愛感情を抱かず、あくまで統計学。学業としての占いに精通している女性を探していたのだという。
待遇面であり得ないくらいに充実しているのを確認し、2つ返事で引き受ける妃翠。そう長くは続かないだろうけれど今の内にしっかり貯めて老後に備えようという目論見があったからだ。
実際働いてみると、意外にも心地良い。更に、彼は実は月読命でこの度、人間見習いにやってきたというのだが……?
男の秘密とは? 真の目的とは? そして彼の元を訪れる者は時に人間ではない時もあり……
文字数 66,428
最終更新日 2021.01.18
登録日 2020.11.30
古都・金沢、加賀百万石の城下町のお茶屋街で巡り会う、不思議なご縁。
雨の神様がもてなす甘味処。
祖母を亡くしたばかりの大学生のひかりは、ひとりで金沢にある祖母の家を訪れ、祖母と何度も足を運んだひがし茶屋街で銀髪の青年と出会う。
彼は、このひがし茶屋街に棲む神様で、自身が守る屋敷にやって来た者たちの傷ついた心を癒やしているのだと言う。
心の拠り所を失くしたばかりのひかりは、意図せずにその屋敷で過ごすことになってしまいーー?
神様と双子の狐の神使、そしてひとりの女子大生が紡ぐ、ひと夏の優しい物語。
アルファポリス 2021/12/22~2022/1/21
※こちらの作品はノベマ!様・エブリスタ様でも公開中(完結済)です。
(2019年に書いた作品をブラッシュアップしています)
文字数 102,724
最終更新日 2022.07.14
登録日 2021.12.22
平和に暮らしていたふつうの女子高生が、古い神社の御神体に宿る神さまに魅入られたせいで、不穏な事件に巻き込まれていく物語。
文字数 14,538
最終更新日 2018.11.29
登録日 2018.11.29
『美詞(みこと)、あんた失業中だから暇でしょう? しばらく田舎のおばあちゃん家に行ってくれない?』
◆突然の母からの連絡は、亡き祖母のお願い事を果たす為だった。その願いとは『庭の祠のお狐様を、ひと月ご所望のごはんでもてなしてほしい』というもの。そして早速、山奥のお屋敷へ向かった美詞の前に現れたのは、真っ白い平安時代のような装束を着た――銀髪狐耳の男!?
◆彼の名は銀(しろがね)『家護りの妖狐』である彼は、十年に一度『世話人』から食事をいただき力を回復・補充させるのだという。今回の『世話人』は美詞。
しかし世話人は、百年に一度だけ『お狐様の嫁』となる習わしで、美詞はその百年目の世話人だった。嫁は望まないと言う銀だったが、どれだけ美味しい食事を作っても力が回復しない。逆に衰えるばかり。
そして美詞は決意する。ひと月の間だけの、期間限定の嫁入りを――。
◆三百年生きたお狐様と、妖狐見習いの子狐たち。それに竈神や台所用品の付喪神たちと、美味しいごはんを作って過ごす、賑やかで優しいひと月のお話。
◆『第3回キャラ文芸大賞』奨励賞をいただきました!ありがとうございました!
文字数 50,777
最終更新日 2020.10.04
登録日 2019.12.31
もしも天国にSNSがあったらの話です。信じるか信じないかはあなた次第。
ギャグをとにかく主役にして書いたものです。
文字数 106
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.31
文字数 119,741
最終更新日 2018.11.30
登録日 2018.11.16
中秋の名月の日。
年長さんの陽菜は、祖母と一緒にススキを取りに行く。
しかし突然、祖母の姿が無くなってしまった。
悲しくて泣いていると、赤い瞳でウサギの耳をした女の子が、目の前に現れた。
文字数 108,618
最終更新日 2022.02.20
登録日 2021.12.24
【2022年2月5日完結、全95話】
少女に宿る七つの光。
それは守護霊や悪霊などではなく、彼女の魂に執着する守り神のような存在だった。
***
榊之宮夕月(さかきのみや・ゆうづき)は田舎の中学に通う平凡でお人好しな女の子。
夢は『可愛いおばあちゃんになること』!
しかし、ある日を境に日常が崩壊してしまう。
虚弱体質の兄、榊之宮朝陽(さかきのみや・あさひ)。謎多き転校生、八十神時哉(やそがみ・ときや)。そして、夕月に宿る喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲の七つの魂。
夕月のささやかな願いは叶うのか。
***
怪異、神様、友情、恋愛。
春の田舎町を舞台に巻き起こる不思議。
文字数 146,482
最終更新日 2022.07.07
登録日 2020.12.31
【神社でのOLミーツ神なお話】
休職を機に地元に戻って来た私は、ひょんなことから「神社に行ってみようかな」という気になった。
特に何のお願い事もなければ、スピリチュアルの類を全く信じていない私。
だけどまぁとりあえず「せっかく長い階段を登ったんだし」と、小奇麗な古い神社で手を合わせてみた。
するとそこから運命は変わる。
なんと目の前には『人とは到底思えないような美しく荘厳で、そして何より頭にケモノの耳が生えた男』が現れて。
思わず目を奪われていると、ひどく獰猛な笑みを浮かべた彼にこんな事を言われる。
「――そんな物騒なモノを祓ってもらいに来た訳か」
これは、初対面なのに女性に対する配慮が足りず、しかし見惚れるくらい美しくその上実はとっても強いオオカミさんと、そんな彼が何故か見えるお仕事ちょっと休憩中の私との、餌付け……ゲフンゲフン、持ちつ持たれつの友情と恋の物語。
文字数 13,042
最終更新日 2022.01.08
登録日 2021.12.31
ふとしたきっかけで天界へと導かれた俺は神様とやらに出会う。
しかし、本物の神様とは人間が考えているようなものでもなくて――。
これは、俺が実際に知り得た神様の素顔。
― ― ― ― ― ― ― ―
小説投稿サイト『エブリスタ』より『三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第77回「神様」』投稿作品の原文です。
文字数 6,527
最終更新日 2018.11.08
登録日 2018.11.08
スポーツ推薦で強豪校に入学した一人の青年。
野球に明け暮れ甲子園を目指して青春の日々を過ごしていたはずが、煙草に、酒に、更には猥褻行為で高校中退!?
その後は、友を失い、家族を失い、全てをなくして、あれよあれよと言う間にホームレス歴13年。
転落し続け、夢も希望もない一人のおっさんが、夢と希望に溢れ過ぎる神様と、手違いでご契約!?
最悪の印象から始まる二人の物語。
無愛想でコミュニケーション能力を微塵も感じないおっさんと、何事も体当たりで真っ直ぐな神様の生活が始まる。
「幸せ……? 幸せを願うなら死なせてくれよ。それが今の俺の一番の幸せだ」
「いやもうなんで、このおっさんこんな究極に病んでんの。出会って数分でこれは受け止めきれねぇよ」
人間を幸せにするために、人間界へ訪れた神様は、おっさんを幸せに出来るのか。
そんな正反対の二人のドタバタハートフルコメディ。
文字数 187,839
最終更新日 2022.01.31
登録日 2018.11.30
ある日、多田羅町から土地神が消えた。
天候不良、自然災害の度重なる発生により作物に影響が出始めた。人口の流出も止まらない。
日照不足は死活問題である。
賢木朱実《さかきあけみ》は神社を営む賢木柊二《さかきしゅうじ》の一人娘だ。幼い頃に母を病死で亡くした。母の遺志を継ぐように、町のためにと巫女として神社で働きながらこの土地の繁栄を願ってきた。
ときどき隣町の神社に舞を奉納するほど、朱実の舞は評判が良かった。
ある日、隣町の神事で舞を奉納したその帰り道。日暮れも迫ったその時刻に、ストーカーに襲われた。
命の危険を感じた朱実は思わず神様に助けを求める。
まさか本当に神様が現れて、その危機から救ってくれるなんて。そしてそのまま神様の住処でおもてなしを受けるなんて思いもしなかった。
長らく不在にしていた土地神が、多田羅町にやってきた。それが朱実を助けた泰然《たいぜん》と名乗る神であり、朱実に求婚をした超本人。
父と母のとの間に起きた事件。
神がいなくなった理由。
「誰か本当のことを教えて!」
神社の存続と五穀豊穣を願う物語。
☆表紙は、なかむ楽様に依頼して描いていただきました。
※小説家になろう、カクヨムにも公開しています。
文字数 129,265
最終更新日 2023.12.31
登録日 2022.04.02
とてもとても可愛がっていたうちのインコのピィ子ちゃんが亡くなり、気持ちが沈んだまま過ごしていたらピィ子ちゃんが帰ってきた。ただし...大きな体を持った妖(あやかし)として。***インコものが書きたくなりました。ゆっくり更新です(*´ω`*)***
文字数 19,373
最終更新日 2018.12.27
登録日 2018.11.25
モフモフした自称神様と
モブのように個性も全くなさそうな自称神様
2人の神様(自称)が
なんで
なんで俺の家に居候!?
普通こういうの女子の家じゃねぇの?
文字数 250
最終更新日 2021.11.22
登録日 2021.11.22
文字数 7,629
最終更新日 2021.02.14
登録日 2021.02.10
アマテラスは激怒した。なぜ、三貴子と言われる自分の食事が神前に供えられた安酒とカピカピになった白米なのかと。なぜ人間の世界には美酒と美食で溢れているというのに、神である自分がその恩恵を享受できないのかと。その想いはアマテラスに限ったことではなかった。そもそも神というのは宴会が大好きなのである。だというのに、信仰が薄れ供物が減った今、神々の宴はそれはそれは寂しいものとなっていた。我慢の限界に達したアマテラスとそれを取り巻く神々は、遂にあることを思いついた。
―供えがないなら自ら食べにいけばいいじゃない―
美味しい酒とグルメを求めて、今日もアマテラスとその取り巻きは日本全国を食べ歩く。
※この物語はフィクションです。実在の信仰や団体、神話とは関係ありません。また、神々の時系列や関係性も全く異なるものです。
文字数 6,834
最終更新日 2023.01.04
登録日 2022.12.24
5つの時に父母を不運な事故で亡くした主人公。泣いてばかりいた女の子を笑顔にしたのは1人の神様だった。神様は女の子と約束したのだ。君が大きくなったら迎えに来るよ。だから僕のお嫁さんになって欲しいと。女の子は喜んで了承した。そして女の子が20歳になった時、約束通り神様は迎えに来た。そして女の子は神様の花嫁となり助けを求めに来た妖達を助けます!
文字数 3,073
最終更新日 2020.07.29
登録日 2020.07.28
京都男子の狐依恭(こより きょう)は、類まれな陰陽の才の持ち主であった。
しかし、彼には致命的な弱点が一つ。それは、メンタルが弱すぎるということ!
対人関係でしょっちゅう傷つき、陰陽師のくせに怨霊から逃げ回り、現代社会に適応できない半ひきこもりなのである。
そんな彼が相手にするのは、もっぱら動物の妖怪たち。
貧乏陰陽師のもふもふ妖怪京絵巻、ここに開幕!
文字数 81,705
最終更新日 2021.01.02
登録日 2020.12.28
元気が取り柄のなつみは、巫女をしていた祖母の影響で、京都が大好き。
ある時、ひょんなきっかけで、伏見にあるアパートに引っ越すことになる。
だがその部屋には、伏見稲荷の眷属だという、白狐の白銀(しろがね)が居着いていた!
仏様と神様の仲介役を務めているという白銀は、見た目は人間の若いイケメンなのに、性格は超気弱。
クレームばりの勝手な要求をする仏たちに振り回される白銀を放っておけず、なつみはつい首を突っ込んでしまう。
こうして半同居生活を送るうち、なつみと白銀は絆を強めていく。
さらに亡き祖母には、巫女時代に秘密があったらしいと判明し……!?
※第6回ほっこり・じんわり大賞奨励賞受賞。応援本当にありがとうございました!
※2023.10.02完結。
※エブリスタ様にも掲載中。
文字数 149,005
最終更新日 2023.10.02
登録日 2023.06.29
人は覚えていないだけで、肉体が眠っている間に霊体が活動している。
ある日、ひょんなことから霊体としての活動中の記憶をすべて覚えている状態で目が覚める生活を送ることになってしまった主人公。
彼の霊体は人間ではなかった。
何故か今まで彼の霊体が持っていたはずの記憶がないまま、霊体は神界の争いに巻き込まれていく。
昼は普通の人間として、夜は霊体として。
神界と霊界と幽界を行き来しながら、記憶喪失扱いとなった主人公の霊体の正体を探す日々が始まる。
表紙、イラスト、章扉は鈴春゜様に依頼して描いていただきました。
※この作品はエブリスタで公開したものを順次転載しながら公開しています
文字数 130,244
最終更新日 2020.06.04
登録日 2020.04.26
旧題:お狐様派遣します~京都木屋町通一之船入・人材派遣会社セカンドライフ~
《ワケあり美青年に見初められ、お狐様の相談係になりました》
失恋を機に仕事を辞め、京都の実家に帰ってきた結月。仕事と新居を探していたある日、結月は謎めいた美青年と出会った。彼の名は、九重さん。小さな派遣事務所を営んでいるという。「仕事を探してはるんやったら、うちで働いてみませんか?」思わぬ好待遇に惹かれ、結月は彼のもとで働くことを決める。けれどその事務所を訪れるのは、人間界で暮らしたい悩める狐たちで――神使の美青年×お人好し女子のゆる甘あやかしファンタジー!
文字数 122,780
最終更新日 2023.06.14
登録日 2021.12.09
第6回キャラ文芸大賞 奨励賞をいただきました! ありがとうございます!長崎県にある山の上の温泉地、『雲仙(うんぜん)』には、妖だけの為に作られた、箱庭の温泉街がある。そこは妖が穢れを落として神になる為の特別な場所――。
雲仙に『温泉付きの家を中古で買った』はずの母と連絡がとれなくなったフリーのデザイナー加津佐 朝陽(かづさ あさひ)は、母を探す先で不思議な少女『ツツジ』と、不機嫌そうな青年『ルリ』に出会う。
そこで彼らに、朝陽の母は『箱庭の温泉街』で『千の妖が神に成る』手伝いをしていると教えられるが、なんと『箱庭温泉』は来訪者が年々減少していて、このままでは、朝陽の母は生きている間に外には出られない……?!
「私が『箱庭温泉』にたくさん妖を集めてみせます!」
それなら! と、朝陽は『箱庭温泉』に妖を集めるため、今までの経験を活かし、神様やあやかし達といっしょに、ひとつひとつアイデアを形にしていく……。
文字数 71,999
最終更新日 2023.03.16
登録日 2022.12.30