ライト文芸 小説一覧
5,561
8000円の教室
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文字数 6,203
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.05.23
5,562
文学少女の心に香水をつけたい
台湾人の楊知透は2018年のお茶会で、日本人のお嬢さん・山村未散と出会って良い友達になった。二人はカラオケに行ったり、六甲山に登ったり、神戸でいい思い出を作った。
色々な原因で、知透は二年間日本へ行けなくなったが、二人はラインで連絡を保ってお互いに夢を語っていた。知透は未散と再会するために、2022に神戸へ留学に来た。
しかし、日本に来た前日、未散は突然「暫く多忙だから、なかなか会えない」と伝えた。昔の悪い思い出が浮かんだ知透は、未散を疑ってしまった。怒っていた未散は知透に「人間関係に黒白をつけるのはしんどいから、これ以上友人関係が続けられない」と宣言した。
絶交された理由を知らない知透は、日本で憂鬱な日々を送っている。ある日、彼は三宮駅の近くに、老人にポーランド語で声をかけられた。ポーランド語が話せる知透は老人と話すと、彼の正体に驚いた――ポーランドの伝説の魔法使い・トヴァルドフスキ様が神戸に来た。
トヴァルドフスキ様は知透に、人の心を開ける三本の香水を渡した。そして、魔法で彼の意識を七年前に戻させた。東京の日本語学校で勉強した頃に戻った知透は、神戸へ行って大学生の未散を探そうと決意した。
今回、知透は悩みが沢山ある未散のことを理解して、彼女と一緒に笑顔を取り戻したい。だが、知透は本当に未来の悲劇を変えられるのか? 数えられない悩みと悔しみから脱出する二人の物語、幕が開く。
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文字数 704
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
5,563
視線の先のあなた
ミランダは自身の通う大学に、いつも目で追ってしまう人物がいた。
見れたらラッキー、ただそれだけだったのが、徐々に彼と視線が合うようになる。
自分には付き合っている彼氏もいるため、これは恋とは異なる気持ちだと思っているミランダ。果たして彼とはどんな関係に進展していくのだろうか?
学生時代の甘酸っぱい思い出を回顧していく話です。
他サイトにも投稿しています。
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文字数 8,448
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.07.28
5,564
AIにこの世の真理とやらを聞いてみた
日曜の昼下がり、謎のAIと哲学バトルを繰り広げる男。
歴史小説を書いていたはずが、いつの間にか宇宙の真理をに迫る。
量子力学、観測、真理、そして健康――すべてが混ざったカオスだ。
これは小説か、哲学か、AIとは何者か、
読者の脳がバグること必至のハイブリッド短編。
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文字数 2,182
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.03.07
5,565
固い無機質の自分
自分にはもっと潤っていた自分がいたはずだ。
変わりゆく人への心
変わりゆく日々への心情
それは、何故・・
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文字数 200
最終更新日 2018.10.09
登録日 2018.10.09
5,566
トイレのミネルヴァは何も知らない
「ストーカーされてるんだよね。犯人探しに協力してくれない?」
ミネルヴァの正体を黙っててもらう代わりに、新川透のストーカーを見つける手伝いをすることになった莉子。
高校を辞め、掃除婦として光野予備校で働く天涯孤独の少女、仁神谷莉子には「トイレのミネルヴァ」というもう1つの顔があった。
そんな莉子の前に現れたのは、光野予備校の人気数学講師、新川透。
「……協力はいいけど、新川透がよくわかんない。フェロモンがハンパない上に行動が予測できない。誰か私に彼のトリセツをください……」
「そういうのは知らない方が楽しめるよ?」
「お前が言うな!!」
※本編は4時間目で完結しました。
※「放課後」は後日談です。短編連作。
※表紙は「こんぺいとう**メーカー」で作成いたしました。
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文字数 350,306
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.04.30
5,567
【革命大戦紀 SLIVED EKURIPUSU/スリヴドゥエクリプス】
地球から過半数以上の人類がいなくって、幾数百年。地球は住めなくなったと捨てられたが、人々は生活を続けていた。文明が崩壊し格差がついた地球では、全て自給自足の生活と、文明を維持し共存している地区とにわかれた。 地球に住むライルは自給自足で生活をしてる。 治安は荒んでいるが、彼はけっして人を殺すことはしなかった。 ある日、ドッグファイトと言うロボットを使った試合の為に新しい機体を発注して賞金に挑むが、空から見たこともないロボットが落ちてくる。
これを期に、少年は宇宙での、地球を捨てた人々との大きな戦争に巻き込まれて行く事になる。 それは地球と言う星までもが測りに乗せられてしまうほどに。
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文字数 188,374
最終更新日 2023.05.08
登録日 2021.03.10
5,568
闇鍋【一話完結短編集】
奇譚、SF、ファンタジー、軽めの怪談などの風味を集めた短編集です。
ジャンルを横断しているように見えるのは、「日常にある悲喜こもごもに非日常が少し混ざる」という意味では自分の中では同じカテゴリであるからです。アルファポリスさんに「ライト文芸」というジャンルがあり、本当に嬉しいです。
念のためタイトルの前に風味ジャンルを添えますので、どうぞご自由につまみ食いしてください。
読んでくださった方の良い気分転換になれれば幸いです。
感想数 1
文字数 150,268
最終更新日 2025.10.19
登録日 2023.05.05
5,569
透明な女の子
海が見える駅で有名な名所に、透明な女の子が座っているのを千英には見えていた。
あの子は何?幽霊?人間?それとも…?
その謎解きは、親友にその駅へと誘われた時に始まった。
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文字数 5,454
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.06.25
5,570
歌うたいの約束
ただのサークル仲間だった。
人数がそこまで多くなかったから、準備等で一緒になったら話すくらい。同級生であることも、あとから知った。
だけど彼女がみせたほんの僅かで、大きな別の顔に、僕は惹かれた。
それが本当の意味での、僕らの出会いだったのかもしれない
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文字数 4,552
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.03.30
5,571
彼女たちの屋根裏 (生活シリーズ① 新版)
『彼女たちの屋根裏』。マンションの大家/響子と管理人/浩、元妻/響は町内会と店子のためにひと肌脱ぐがそれは半グレたちとの闘いの幕開けだった。
主人公:九条 響子(くじょう きょうこ)
生年月日:1985年4月29日(39歳)
地主の長女として育ち、見た目は20代の少女のような容貌ながら強烈な個性を持つ肉食系女性。資産管理やマンション経営にはシビアな考え方を持ち、佐藤の前任者の管理人たちを次々と解雇した過去がある。マンションの自室の401・402号室は二つの住居をぶち抜いて工事した続き部屋。バツイチで長女、長男がいる。
副主人公:佐藤 浩(さとう ひろし)
生年月日:1982年5月15日(42歳)
物事に堅実で忍耐強い性格。建築業のキャリアを経て、マンション管理人という職を選ぶ転換期を迎える。
副主人公の元妻:佐藤 響(さとう ひびき/旧姓 財部)
生年月日:1982年8月3日(42歳)
「打てば響くの財部さん」と呼ばれた大学時代からの頭の回転の速さと行動力が魅力。浩と離婚後も佐藤姓を使用し、奔放でありながら彼への愛情も感じさせる。
浩・響の長女:佐藤 詩音(さとう しおん)
生年月日:2010年9月21日(14歳、中学2年生)
浩・響の長男:佐藤 奏汰(さとう そうた)
生年月日:2012年2月11日(12歳、小学6年生)
響の友人:財前 早苗(ざいぜん さなえ)
生年月日:1982年9月3日(42歳)
アイワ不動産社員:浩の不動産管理会社の親会社社員、吉村 大輔、課長代理
アイワREMC社社員:浩の不動産管理会社の社員、浩の上司、遠藤 実
所轄署の刑事:安納 沙織警部。響子の持ち分マンション『テラスコーポⅠ』の町内の所轄署交通課の交通捜査係。27歳だが、キャリア組ですでに警部になっている。吉崎警部補のペア。
所轄署の刑事:吉崎警部補。
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文字数 56,022
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.03.31
5,572
崖っぷちOLが無職の天才を拾ったので結婚しようと思います!
28歳契約社員の蒲田和香は、ゲームセンターで無双する謎の男・保と出会う。
彼は中卒で派遣切りされた無職だが、クレーンゲームの腕前は神レベル。
そして、超進学校に合格した過去を持つ天才でもあった。
「この才能、絶対に無駄遣いだ!」
崖っぷちOLの和香は、資格を取らせて稼げるようにする代わりに結婚して養うことを提案する。
「面白そうだからいいよ」と、軽く承諾する保。
ところが、結婚してみれば保の正体は次から次へと明らかになっていく!?
「ちょっと待って!話が違うじゃない!」
これってもしかして
現代版・玉の輿ラブコメディ!?
【登場人物】
蒲田和香(カバタ•ワカ) … 28歳契約社員 将来が不安
阿部保(アベ•タモツ) …27歳派遣社員 才能の無駄使い中
清藤祥子(セイドウ•サチコ)… 和香の同僚正社員様
レオンさん … バーのオーナー
紀生(キイ) …ボードゲームクラブの中学生
文字数 1,526
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.08.01
5,573
尊い命
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文字数 18,065
最終更新日 2023.01.13
登録日 2018.08.03
5,574
西遊記・亜
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文字数 21,068
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.03.27
5,575
インスレクト
初投稿
感想数 1
文字数 2,202
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.03.31
5,576
人魚姫の王子
<あらすじ>
俺、橘川弘樹は高三の進級のために補講で春休みに学校へ。
そこで偶然、優等生の森谷知夏と出会う。
憂鬱だった日々が知夏と出会ってから変化した。
周囲の反対を背に二人で旅立った時、起こってしまった事故。
―――だけど、俺に何が出来る?
人魚姫のようになってしまったお前に、俺は……?
<作品について>
この作品はかなり古いものでその時代に沿った背景で描いた世界観です。
現在では進化したものが多々有り、今じゃありえんということがありますのでご了承ください。
あと、童話『人魚姫』をモチーフにしているので悲恋です。ハピエンではありませんのでご注意を。
感想数 0
文字数 77,314
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.04.25
5,577
アサノと僕と不思議な人生 @加筆修正版
なんやかんやでpixivのほうでだらだらと書いている一次創作小説をちょっと加筆修正したもの。
ちなみに主人公の下の名前の読みと性別は決めてないので好きなように決めてもらって大丈夫です。
まあ厨房が夏休みの深夜のノリで書いたのがきっかけなんで設定ガッバガバです。
頭の中からっぽにして読むのが得策かと(謎)。
まぁ、気が向いたら読んでやってくださいな。
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文字数 2,924
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
5,578
観賞用のわたし(仮)
アイドル志望の一般人上萩恵那は、幼い頃からの憧れであった今をときめくソロアイドル、如月紗羅と出会ってしまう。
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文字数 2,745
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.02.16
5,579
しぇいく!
田舎で部員も少ない女子卓球部。
初心者、天才、努力家、我慢強い子、策略家、短気な子から心の弱い子まで、多くの個性がぶつかり合う、群雄割拠の地区大会。
弱小チームが、努力と友情で勝利を掴み取り、それぞれがその先で見つける夢や希望。
きっとあなたは卓球が好きになる(はず)。
☆印の付いたタイトルには挿絵が入ります。
試合数は20試合以上。それぞれに特徴や戦術、必殺技有り。卓球の奥深さを伝えております。
感想数 9
文字数 233,029
最終更新日 2020.05.16
登録日 2019.03.21
5,580
本の中の冒険
それはごくごく普通の日だった。
主人公の雨宮渚はある1人のクラスメイトに恋をしていた。その名前は春野千花。
しかしその彼女から
「話がある。校舎裏裏に来て」
そう言われ行ってみると!?
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文字数 3,491
最終更新日 2019.05.05
登録日 2019.04.30
5,581
悪魔で女神なお姉さまは今日も逃がしてくれない
不慮の事故により天にのぼった主人公。たどり着いたのは見習い女神達の学生寮??ワガママで嫉妬深いお姉さまとイチャイチャ(?)しながら、色んな女神達と出会い、自分にも目を向けてゆく、モラトリアム百合ラブコメディ。
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文字数 114,378
最終更新日 2020.05.26
登録日 2020.04.19
5,582
一歩を踏み出す、その前に。
習作。特定の名称は避けています。ふわっとしています。
一歩を踏み出して終わらせる前に、考えていたことがあったなら。
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文字数 744
最終更新日 2020.06.14
登録日 2020.06.14
5,583
夕凪と小春日和を待つ日々
十代で子供を産むことになってしまった浦野春海が『夕凪』と名付けた赤ちゃんと一緒に新しい生活の中でたくさんの困難とぶつかりながら、周りの人たちの助けを借りつつ、大きく成長していくお話です。
小春日和のような穏やかな日々は彼女らには訪れるのか……。
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文字数 26,834
最終更新日 2021.12.15
登録日 2021.09.17
5,584
僕の恋は死の病
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文字数 13,930
最終更新日 2022.04.19
登録日 2022.04.16
5,585
チキンナゲットへ送る弔い
ショートショート。毎日の仕事で自分の存在がわからなくなった大人のエピソード。彼は道端で何に出会うのだろうか。
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文字数 727
最終更新日 2022.09.22
登録日 2022.09.22
5,586
蛇場見《じゃばみ》さんちのまかないごはん。 〜拒食症アリスとジャバーウォックのワンダーライフ〜
セレクトショップを営む蛇場見歩は、精神科医をしている友人の紹介で、アリスという女性を雇った。
アリスは拒食症の治療中で、食べ物をあまりうけつけない。
歩はそんなアリスのために、まかないを作る。
二人は時間を共有していくうちに心を通わせるようになる。
蛇場見歩《じゃばみあゆむ》(オネェ)が主役のほのぼのごはん物語。
下記サイトでも同時連載しています。
https://plus.fm-p.jp/u/chihayafactory/book?id=36
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文字数 81,928
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.06.27
5,587
エウアンテ2018―星天へ続く坂道―
この坂道を登り切れたら、きっと会える。
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文字数 3,988
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.06.29
5,588
絵本の中の世界にこそ 真実があるものさ
絵本にあるような物語が好き
日常の中に少しの不可思議がまぎれこんだ──そういう設定がとくに好みだ
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文字数 520
最終更新日 2025.09.17
登録日 2025.09.17
5,589
神様のお仕事
私は、皆のいう言葉で言うと…『神様』というものです。
私の仕事、それは____
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文字数 249
最終更新日 2018.07.27
登録日 2018.07.27
5,590
君に伝えたかったのはこんなにも単純なものだったんだ
自分の気持ちや感情に鈍感になっていないだろうか?
上手く生きるために本心を見て見ぬふりをしてないだろうか?
良くも悪くも時代や周りに流される自分たちの在り方について見つめ直してみようと思って考えたのがこのお話です。
自分の体質に振り回されて本懐を見失ってしまう僕
羨ましいと思えるほどにひたむきな彼女。
感情という目に見えない不確かなもので紡がれる二人の関係性と、錯綜する周囲の心情によって変動するの心の変化に、僕は『生き方』とは何かを考え始める。
彼女の意志に触れて向き合った僕の『生き方』とは―――?
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文字数 5,370
最終更新日 2019.03.11
登録日 2019.03.11
5,591
Ambitious! ~The birth of Venus~
松田大志は大学を卒業後、上京して機器メーカーに就職していた。
彼には地元にいた頃から、バンドをともしてきた仲間がいた。
ヴォーカルの裏月、幼なじみでベースの純。
彼らは都会の生活に押しつぶされながらもどうにか夢を掴むために奔走する。
そして神様はチャンスを与える……。
願うこととその対価について描いたライト青春小説。
《月の女神と夜の女王》のスピンオフ後日談です。
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文字数 168,937
最終更新日 2019.07.24
登録日 2019.04.18
5,592
リースス・レーニス
文字数 41,865
最終更新日 2021.01.01
登録日 2020.04.01
5,593
コン活
年齢イコール彼女いない歴な一般独身男性である加藤巧は密かに嵌っているものがあった。……『コン活』である。
感想数 0
文字数 1,349
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.05.27
5,594
醜悪の町
列車で寝過ごしてしまった〈私〉は車掌の反対を押し切り、終点駅に降り着く。しかし町は異臭が漂い、汚物が放置され、暴力と性交ばかりの『醜悪の町』だった。町を囚人のように連れ回され、自尊心を壊されかけた〈私〉はこの町を脱出することを決意するが、その途中、とあるきっかけで若い娘『キヨ』と出会い、事態は大きく変化する。……
感想数 0
文字数 36,917
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.09.03
5,595
我が辞書に不可能はある~皇帝ナポレオン令和の日本で恋に落ちる
西暦1804年。
フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト、35歳。
戴冠を終え、栄光の頂に立ったはずのその瞬間――彼の視界は、突如として白く弾けた。
「何だ……?」
轟くような音。揺れる大地。
次の瞬間、ナポレオンは見たこともない場所に立っていた。
石畳ではない平らな道。奇妙な箱のような乗り物が唸りを上げ、空には見たこともない柱や建物が突き刺さっている。行き交う人々の服装も、言葉も、何もかもが理解できない。
「ここは……どこだ」
皇帝である彼にとってさえ、それは未知そのものだった。
そのとき――
「うるせぇよ、てめぇ! 少しは俺の気持ち考えろよ!」
鋭い怒鳴り声が通りの向こうから響く。
目を向けると、ひとりの若い女が数人の若者に囲まれていた。地味な色合いの服をまとい、派手さはない。だが、姿勢は凛としていて、怯えの中にも品があった。
「だから、俺と付き合えって言ってんだろ」
「やめなさい、常盤木くん。教師にそういうことを言うものではありません」
落ち着いた声。しかし相手は聞く耳を持たない。
「教師教師うるせぇんだよ!」
男が腕を掴もうとした、その瞬間。
「控えろ」
低く、場を制する声が響いた。
全員が振り向く。そこに立っていたのは、この国の者とも思えぬ異様な男。眼光と気迫だけで、その場の空気を変えていた。
「婦人に対して無礼が過ぎるぞ」
「はぁ? 誰だよ、おっさん」
侮辱だと悟ったナポレオンは眉をひそめる。男が肩をいからせて近づくが、ナポレオンは一歩も退かない。
「退け。さもなくば、後悔するぞ」
その一言で、不良たちは思わずたじろいだ。目の前の男が、数え切れぬ死線を越えてきた者だと本能で悟ったのだ。
「……っ、なんだよ!」
吐き捨てるように去っていく若者たち。静けさが戻る。
ナポレオンはゆっくりと女を振り向き、そして息をのんだ。
風に揺れる艶やかな黒髪。白く整った顔立ち。慎ましやかな装いの奥にある、凛とした気配。
その美しさは、宮廷の貴婦人たちとも違っていた。もっと静かで、もっと気高い。
――美しい。
「……ヤマトナデシコ……」
思わず、そんな言葉が口をつく。
女はきょとんと彼を見た。
「え……?」
ナポレオンは目を離せなかった。
「ビューティフル……いや、違う。貴女は――大和の美人、というべきか」
常磐京子、25歳。
彼女はまだ知らない。目の前の異国風の男が、かつて世界を震わせた皇帝ナポレオンその人であり、この出会いが自分の平穏な日常を根こそぎ変えてしまうことを。
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文字数 90,544
最終更新日 2026.04.23
登録日 2026.03.18
5,596
手を繋いで、君と前を向く。
いつもの帰り道。公園で傷だらけで倒れていたのは、学校でも有名な不良の九条くんだった。
病気に苦しむお節介な女の子×孤独を抱えた不良男子
わたしはお人好しのお節介だけど、もう関わらないから。
だから、わたしのことはどうか気にしないで。
そう思うのに。
九条くんは、どこまでもわたしに優しく寄り添ってくれた。
他サイトさまにも公開中です。
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文字数 57,004
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.26
5,597
臆病者
神経質な男の子と透明になりたかった男の子の話
感想数 0
文字数 891
最終更新日 2026.05.14
登録日 2026.04.05
5,598
Nerd nekrosmanteia
高校で過激ないじめに遭っていたコウジは死霊魔術を勉強し強い偉人を復活させて報復する事を考えていた
そしてコウジは歴史上の偉人を蘇らせることに成功した
その人物は剣豪“宮本武蔵”だった
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文字数 1,808
最終更新日 2026.05.09
登録日 2026.05.09
5,599
阿漕の浦奇談
平安時代後期の宮中でめったに起きないことが出来しました。北面の武士佐藤義清と、彼とは身分違いにあたる、さる上臈の女房との間に立った噂話です。上臈の女房が誰であったかは史書に記されていませんが、一説ではそれが中宮璋子であったことが根強く論じられています。もし事実であったならまさにそれはあり得べからざる事態となるわけで、それを称して阿漕の浦の事態という代名詞までもが付けられているようです。本来阿漕の浦とは伊勢の国の漁師で阿漕という名の男が、御所ご用達の漁場で禁漁を犯したことを云うのです。空前絶後とも云うべきそれは大それた事、罪でしたので、以後めったに起きないことの例えとして阿漕の浦が使われるようになりました。さてでは話を戻して冒頭の、こちらの阿漕の浦の方ですが仮にこれが事実であったとしたら、そこから推考し論ずべき点が多々あるようにも私の目には写りました。もの書き、小説家としての目からということですが、ではそれはなぜかと云うに、中宮璋子の置かれた数奇な運命と方やの佐藤義清、のちの西行法師の生き様からして、単に御法度の恋と云うだけでは済まされない、万人にとって大事で普遍的な課題があると、そう着目したからです。さらにはこの身分違いの恋を神仏と人間との間のそれにさえ類推してみました。ですから、もちろんこの物語は史実ではなく想像の、架空のものであることを始めに言明しておかねばなりません。具体的な展開、あらすじについてはどうぞ本編へとそのままお入りください。筋を云うにはあまりにも推論的な要素が多いからですが、その正誤についてはどうぞ各々でなさってみてください。ただ異世界における、あたかも歌舞伎の舞台に見るような大仕掛けがあることは申し添えておきます。
感想数 0
文字数 19,025
最終更新日 2019.05.20
登録日 2019.05.20
5,600
嘘をついた獲物
死にたがりの得物と孤独に生きる吸血鬼の切ない物語
短編一話完結です。
五分で読める感動小説をどうぞ。
感想数 0
文字数 5,639
最終更新日 2019.10.14
登録日 2019.10.14