ライト文芸 青春小説一覧
学校を辞めた。
なんだか海が見たくなって、
10月の海へとやってきた。
——押し寄せる罪悪感を必死に拭おうとしても
なかなか消えてくれなくて……。
わたしは絶望の淵にいた。
そんな時、キミに出会ったの。
強引で
お調子者で
チャラ男くんなキミだけど。
その底抜けの明るさに、
わたしは救われたんだ——。
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「逃げるなよ」
「俺……歌奈が好きすぎてヤバい」
「泣くとか卑怯……。どれだけ俺をドキドキさせれば気が済むんだよ」
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わたしの全てを受け入れてくれたキミ。
楠 恵次、19歳。
Keiji Kusunoki
×
「ナンパなチャラ男くんには興味ありません」
「なんで⁇ わたしっ最低なことしたんだよ——‼︎」
「恵次……。好きだよぉ」
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不器用で甘えベタなキミ。
響 歌奈、17歳。
Utana Hibiki
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甘く切ない、
純愛ストーリー……。
文字数 2,038
最終更新日 2020.04.25
登録日 2020.04.25
「うっ、うっ。だって働いてお金稼がないと、あなたが帰ってきたとき、何も貢げない……」
「貢ぐなっつってんだろ! 薄給のくせしやがって!」
わけありイケメンチャラ男な日米ハーフホストと、ぽんこつチョロインお嬢さんの恋物語。
それからその周囲の人々のクズっぷりだったり、恋愛だったり、家族の再生だったり。
第一章が不器用な子世代のラブストーリー。
第二章がクズな親世代の浮かれ上がったラブゲーム。
第三章以降は、みんなで大団円♡
※ 「小説家になろう」で掲載している同シリーズの章立てに手を加え、投稿しております。完結済み。
文字数 178,672
最終更新日 2023.05.22
登録日 2023.05.08
ここに記すのは、とある少女の小さな恋の物語である。
父の死をきっかけに非行に走った少女、獅堂奈々花(しどうななか)十八歳は、
麻薬事件の被疑者として逮捕され、ある刑事と出会う。
彼の名前は東雲竜也(しののめたつや)。
今年四十になる彼は、刑事課に十五年務めるベテランの刑事である。
無愛想ながらも面倒見の良い彼の人柄に奈々花は惹かれ、彼女は彼に恋心を抱く。
しかし、奈々花は心臓に重い病気を抱えており、僅かな命と医者に宣告されていた。
短い時間を彼と幸せに生きていきたい。懸命に頑張る奈々花の身に何者かの魔の手が迫る。
犯人の目的は? 正体は? そして、二回りも歳の離れた二人の恋の行方や如何に。
文字数 52,695
最終更新日 2018.04.30
登録日 2018.03.30
高校2年生の希空は、残り1年の命と宣告されていた。
希空の病気は、日光に嫌われる病。日光が、彼女の命を奪っていくというもの。
日光に嫌われた女。それが彼女・蒼井希空だ。
ある日、彼女のクラスに転校生の変わり者・夜瀬太陽が現れる。
しかし、そんな太陽も実は病気を患っていて...
それは、希空にとって1番残酷な病だった。
太陽に救われた希空と、希空に救われた太陽の涙の物語。
文字数 28,880
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.08
学校の片隅に植えられていた、枝垂れ桜。
その樹に居座っていたのは、同じ年齢に見える少女だった。
「つきましては、一つ、お頼みしたいことがあるのです。よろしいですか」
文字数 7,481
最終更新日 2023.04.07
登録日 2023.03.29
主人公の阿木沼小唄(あぎぬまこうた)は、歌手になりたくて東京に上京したが、うまくいかなくて海の町である実家のある海城町に帰ってきていた。
夢も失い目の前が真っ暗。何もする気が起きない小唄は、ふらふらと高台の教会にたどり着く。
そこで出会ったのは足でピアノを弾く少女。
【海城町の人魚姫】といわれいる少女との出会いが、深海に射す陽の光のように小唄の心を導いていく。
文字数 26,266
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.06.30
「ハーレム」
この言葉が示すものは「女子に囲まれし男子」ではなく、「女子にチヤホヤされる男子」でもなく、ただの「奴隷」である。
文字数 15,795
最終更新日 2018.06.02
登録日 2018.05.28
短編集です。
これらの物語はすべて一つの街の中で起こっています。
同じ世界線で起こるお話の数々。
しかし。たまにいるんです、超能力を手に入れて、そのせいで一つのパラレルワールドに隔離されてしまう人たちが。
超能力を手に入れた人間がパラレルワールドに隔離される現象。
それには様々な状況がありますが、その一つが異世界転生です。
転生、と言う超能力を手に入れ異世界と言うパラレルワールドに。
他には人を殺す能力を手にいれ、人殺しをさせないために地球と姿かたちが全く同じパラレルワールドに飛ばされたり。
この物語にはそういう人の人生も登場します。
ぜひお楽しみに。
文字数 17,485
最終更新日 2024.01.26
登録日 2023.08.14
「ここじゃないどこかに行きたい」
小学五年生の博樹は、ただ同じような日々の繰り返しに退屈していた。
そんな時、校外学習で一人の少女と出会う。
少年少女の小さな成長を描いた、小さな冒険の前日譚。
文字数 8,562
最終更新日 2022.01.29
登録日 2022.01.29
東京都内の美大に通う北条一花(ほうじょういちか)は、絵の才能が無いと落ち込み悩んでいた。自分が何を描きたいのかわからなくなり、このままでは夏休み明けに提出する製作課題を完成させる事が出来ない。
気持ちだけが焦る中、気分転換のために父と母、そして一花の三人でよく通っていた思い出のビストロ店へと足を運ぶ。吉祥寺の大正通りに存在するこぢんまりとしたその店は薄汚く荒れ果てており、扉には「close」の看板がかかっていた。しかし中から物音が聞こえ恐る恐る扉を開けると、そこにいたのは……床を転がりながら叫ぶ、長身のイケメンシェフだった⁉︎
腕前はピカイチのシェフは、なんと超絶弱いメンタルの持ち主だった。
才能はあるのに気分にムラがありすぎて店を閉店に追いやってしまったシェフを助けるべく、美大油絵学科の友人三人とともに一花は立ち上がる。
店の事に触れていく中、一花の心境にも変化が訪れ……。
これは吉祥寺のビストロ店を舞台にした、弱気なシェフと美大生四人のひと夏の物語。
文字数 87,481
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.07.27
隆史は幼い頃に助けた妖精から、三十分だけ時間を巻き戻す事が出来るという不思議な力をもらっていた。
だけどせいぜい唐揚げとフランクフルトのどちらを食べれば当たりかだったり、ちょっと忘れ物を取りに帰ったり、そのくらいに使うくらいで、隆史は有効に力を使っているとは言い切れない状況が続いていた。
だけどそんなある日、幼なじみで片思いの相手でもある穂花を見送った後に、突然猛スピードで突っ込んできた車によって事故に遭うところを目撃してしまう。
隆史は時間を戻して穂花を救おうとする。
だけど何回繰り返しても、穂花は同じ車にひかれてしまう。何回繰り返しても。何度時間を戻しても。
三十分間の中を繰り返しても、どうしても救えない。隆史はついにその事を悟る。
そんな中、妖精から三十分以上時間を戻す方法がある事を教えられる。
そしてそれには代償を伴う事も……。
隆史は穂花を救う事が出来るのか。そのために何を失ってしまうのか。
そして迎える結末は――
ちょっと不思議な青春ストーリーです。
文字数 109,279
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.03.08
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。
イントロダクション
西暦2059年
生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。
それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。
凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。
エピソード①~三つ子の魂編~
<あらすじ>
新年度、小学生に進学する妹の真奈(まな)の入学式に出席するため、兄の樋坂浩二と隣近所で幼馴染の永弥音唯花(えみねゆいか)は真奈の入学式を見守る。
その日の夕方、入学パーティーのための買い出しに出掛けた樋坂浩二は下り坂で逃げ出した旅行用カバンを追いかける魔法使いのような容姿をした少女を見かける。
少女の名は稗田知枝、知枝はアメリカからやってきた帰国子女で、生き別れになった三つ子の姉弟との再会、祖母との約束を果たすため、凛翔学園に転校してきた。
新年度が始まり、クラスメイトとなった浩二と知枝、三つ子の存在を明かされ驚きつつも、その日の夕方、浩二と唯花は知枝が雨の降りしきる公園で座り込んでいるのを見つける。
西暦2059年、未だ原因不明とされる未曾有の厄災から30年、復興を遂げた街に再び魔法使いが訪れるとき、新たな物語が紡がれようとしていた。
表紙イラスト:ミント様(@mint_9_9)
タイトルロゴ:ささきと様(@sskt_s)
文字数 122,190
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.06
君のいちばんになれない私は
レンタル有り旧題:好きなひとは ちがうひとの 生きる希望
病と闘う青春物語があったとして。でも主役じゃない。傍観者。脇役。
好きな人が他の人の生きる希望になった時、それが儚い青春物語だったなら。脇役の恋は泡になって消えるしかない。
嘉川千歳は、普通の家族に生まれ、普通の家に育ち、学校や周囲の環境に問題なく育った平凡女子。そんな千歳の唯一普通ではない部分、それは小さい頃結婚を約束した幼馴染がいることだった。
約束相手である幼馴染こと鹿島拓海は島が誇る野球少年。甲子園の夢を叶えるために本州の高校に進学することが決まり、千歳との約束を確かめて島を出ていく。
しかし甲子園出場の夢を叶えて島に帰ってきた拓海の隣には――他の女の子。恋人と紹介するその女の子は、重い病と闘うことに疲れ、生きることを諦めていた。
小さな島で起こる、儚い青春物語。
病と闘うお話で、生きているのは主役たちだけじゃない。脇役だって葛藤するし恋もする。
傷つき傷つけられた先の未来とは。
・一日3回更新(9時、15時、21時)
・5月14日21時更新分で完結予定
****
登場人物
・嘉川千歳(かがわ ちとせ)
本作主人公。美岸利島コンビニでバイト中。実家は美容室。
・鹿島拓海(かしま たくみ)
千歳の幼馴染。美岸利島のヒーロー。野球の才能を伸ばし、島外の高校からスカウトを受けた。
・鹿島大海(かしま ひろみ)
拓海の弟。千歳に懐いている。
・宇都木 華(うづき はな)
ある事情から拓海と共に美岸利島にやってきた。病と闘うことに疲れた彼女の願いは。
文字数 149,069
最終更新日 2022.08.24
登録日 2020.04.27
共感できる愛の形がここにある
年代問わず誰しも通った道
理想の恋とはなにかについて深く考える
ことのできるものです
文字数 18,626
最終更新日 2021.11.09
登録日 2021.08.06
異常なまでに“普通”であろうとする中学二年生、遊佐奏太。彼はある日、仲間内での賭けに敗れ、罰ゲームとして、「図書室の地縛霊」と呼ばれる根暗少女、秋月文乃に告白する事になってしまう。
「お友達からなら……」という文乃の言葉により、成立するはずがないと高を括った告白はまさかの成功。遊佐には彼女(仮)ができてしまい、仲間達からは文化祭までの三週間、しっかりと文乃と付き合う事を義務付けられてしまう。
図書室での勉強会、放課後の寄り道、休日の遊園地デート……嘘から始まった繋がりの中で、遊佐は徐々に文乃の魅力に気がつき、文乃と一緒にいる事に安寧を覚え始める。しかし、それと同時に、文乃に嘘の告白をした罪悪感に押しつぶされてしまいそうになり、葛藤してしまう。
悩んだ末、遊佐は文乃に真実を伝え、関係を一から構築し直す決意をする。しかし、遊佐の文乃に対するその姿を、真っ直ぐな姿勢を仲間達は良く思っておらず……
文字数 68,091
最終更新日 2021.12.12
登録日 2021.12.11
自殺願望がある引きこもり不登校の少女が周りに唆されて修学旅行に来た。
けれど、修学旅行は彼女にとっては苦痛でしかなく、どこにも逃げ場がない彼女は浴場で自殺を試みようとする。
しかし、邪魔が入った。
邪魔をしたのは、なんと男の子だった―――
※※
推理小説と同じで、模倣はしないでください。
百合シチュエーションにしようと思いましたが、ボーイミーツガールにしてみました。御都合主義ですけども。
引きこもりや自殺願望を変えるのはなかなか難しかったり……
ポジティブに変わるきっかけは現実には簡単に転がっておらず、このお話は御都合主義ですが、生きていないと始まらないし、外との関わりが必要かもしれません。
(もちろん、自分だけで満たされて完結しているので自分だけの世界に籠るのもいいのかも)
言いたいことは、読んだ人みんなに幸あれ。
文字数 1,727
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.27
冒頭より——
日本国に於いて、ギャンブルといえば競馬、競艇、競輪、ひいては法的地位が曖昧なパチンコなどが最もポピュラーだろう。だが、カジノ法案という「統合型リゾート施設整備推進法」が可決されてから、カジノ施設の営業が正式に許されている。だが、実際にカジノ施設の誘致に手を上げる都市は現れなかった。その原因の大半を占めたのは、市民に対する顔色伺いであった。カジノの誘致に消極的になる大義名分にギャンブル依存症があったものの、治安の悪化を懸念する市民の声に敏感に反応した結果だ。そんな中で神奈川県紅羽市は、カジノを含んだ複合観光集客施設の営業を積極的に働きかけ、モデルケースになると踏んだ軽重の異なる様々な企業が関わった。
文字数 23,061
最終更新日 2024.01.22
登録日 2024.01.02
Cross Mind 第二部 他の編、涼崎春香の恋人であり、とある事故により、他の編、隼瀬香澄と恋仲となった男性主人公の一人である柏木宏之の物語。精神的弱さと優柔不断が災いして、将来、その二人の女性を悩ませてしまう。
文字数 125,581
最終更新日 2022.03.18
登録日 2022.03.18
消えない思い出ってエモくない?
◇◇◇◇
全10話 完結
[1話 プロローグ]
[2話 何気ない日常]
[3話 おうちデート]
[4話 ちょっとした変化]
[5話 年頃の男女、密室に2人、何も起きないはずがなく……]
[6話 日常が崩れた日]
[7話 小川さんの秘密]
[8話 一生のお願い]
[9話 デジタルタトゥー]
[10話 後日談]
◇◇◇◇
第6回ライト文芸大賞にエントリーしています。
応援いただけたら嬉しいです。
文字数 24,699
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.04.28
真夜中零時八分。まだオレは寝つけなかった。ケンタロウがいたら、行くか行かないかなんて迷わなかったのに・・・。さわやかな少年の物語。
文字数 2,664
最終更新日 2022.05.29
登録日 2022.05.26
雑貨店で店長として働く木村は、ある日道案内した男性から、お礼として「黄色いフリージア」というバンドのライブチケットをもらう。
そのステージで、かつて思いを寄せていた同級生・金田(通称・ダダ)の姿を見つける。
終演後の楽屋で再会を果たすも、その後連絡を取り合うこともなく、それで終わりだと思っていた。しかし、突然、金田が勤務先に現れ……。
「いずれ、キミに繋がる物語」シリーズ9作目。(登場する人物が共通しています)。単品でも問題なく読んでいただけます。
※当作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも同時掲載しております。
文字数 61,176
最終更新日 2022.12.27
登録日 2022.11.28
大原美術館に来た大学生の僕は、ルノワールの「泉による女」の前でくぎ付けになってしまう。それはまるで一目惚れのような感覚だった。そしてそこには僕と同じく、モネの「睡蓮」の前で動けなくなっている女性、ハルがいた。
成り行きで共に昼食をとることになった僕とハルは、そのまま一緒に美観地区を歩いたり絵の感想を話し合ったりする。僕には微笑んでいるように見えた絵が、ハルには悲し気に見えた。僕にはただ睡蓮を描いただけの絵が、ハルには眩しく見えた。こうした会話を通して、僕は絵というものに込められた画家の想いに触れたくなった。
そんなことを思いながら過ごした、僕とハルの一日。
文字数 13,447
最終更新日 2021.04.28
登録日 2021.04.28
私の生い立ちや、青春時代について、ライト文芸風に綴る連載小説です。第6回ライト文芸大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 4,759
最終更新日 2022.04.29
登録日 2022.04.29
クラスの友人とライヴハウスに行ってから、カナイの世界は少しずつ変わった。
ただその友人には一緒に暮らしている正体不明の彼女が居た。
彼等は三人で夏までの季節を過ごした。
秋になって、彼女は消えた。それは既に判っていたことだった。
文字数 64,691
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.04.26
文字数 19,528
最終更新日 2022.06.03
登録日 2022.06.03
北海道の初夏の風物詩と言われるよさこいソーランを、道民全てが愛しているとは限らない――。
よさこいソーランに全く興味がなかった大学生の洋平は
大学の学祭で、先輩の紅子に強引に「本物の」よさこいソーランチームの演舞を見せられる。
踊り子の中には、幼馴染の舞香の姿もあった。
初めて目の当たりにしたよさこいソーランの演舞に感動して
ついチームの勧誘に乗ってしまった洋平。
チームの目標は、大賞受賞!
文字数 4,597
最終更新日 2018.04.11
登録日 2018.03.31