BL 異世界転生 小説一覧
1
貴公子アミーユは、士官学校を首席卒業し、王都の伯爵邸へ戻るも、待っていたのは領地の北方への追放だった。
王都を去る道中、山賊ダンに捕まり、「お前は俺が拾う。その命、俺のために使え。父親を殺して、爵位を奪え」と解放される。
文武に秀で、αを自認していたアミーユだが、ダンとの再会で、Ωと判明する。
残酷に見えたダンは、意外にもアミーユを優しく大事に扱ってくる男だった。
アミーユは利用されていると知りながら、ダンを一途に愛するようになる。
そんななか、自分が前世で演じた『逆賊アミーユ』の人生をなぞっていると気づく。
『逆賊アミーユ』とは、一軍人から宰相まで上り詰め、王位簒奪をもくろむも、国王に倒され幽閉される悪役主人公。
アミーユには王宮での政争など興味もなく、常に王都から逃げ出したいのだが、ダンがそれを阻む。
次第に王都は革命の機運に巻き込まれ、アミーユとダンの運命は傾いていく。
※男性妊娠表現、暴力表現、残酷表現、レイプ未遂、あり。
文字数 155,006
最終更新日 2025.12.22
登録日 2023.03.16
2
ラリス王国。
男女問わず、子供を産む事ができる世界。
前世の記憶を残したまま、転生を繰り返して来たキャニス。何度生まれ変わっても、誰からも愛されず、裏切られることに疲れ切ってしまったキャニスは、今世では、誰も愛さず何も期待しないと心に決め、笑わない氷華の貴公子と言われる様になった。
ラリス王国の第一王子ナリウスの婚約者として、王子妃教育を受けて居たが、手癖の悪い第一王子から、冷たい態度を取られ続け、とうとう婚約破棄に。
そして、密かにキャニスに、想いを寄せて居た第二王子カリストが、キャニスへの贖罪と初恋を実らせる為に奔走し始める。
その頃、母国の騒ぎから逃れ、隣国に滞在していたキャニスは、隣国の王子シェルビーからの熱烈な求愛を受けることに。
初恋を拗らせたカリストとシェルビー。
キャニスの氷った心を溶かす事ができるのは、どちらか?
⭐︎性的な表現がある場合⭐︎
タイトル末尾に**
苦手な方は飛ばしてください。m(_ _)m
文字数 471,538
最終更新日 2025.12.22
登録日 2024.10.25
3
復讐系漫画の悪役令息に転生したサタリア・ラクトフェルは、最後に主人公に立ち塞がり、復讐されるラスボス系悪役だった。
それを知ったサタリアは逃げ出そうとするが、中身が平凡ゆえにその決断ができなかった。
なぜなら、ラクトフェル伯爵家自体が人を人とは思わない救いようのない悪党一家だからだ。逃げても、結局犠牲者は増えるだけだ。
だからこそ、サタリアは決断する
この家の犠牲者を、可能な限り減らしながら原作通り自分の家を没落させようと。
しかし、ある日。出会うはずのない主人公、復讐鬼アルヴェンになぜか出会う。ラクトフェル家の犠牲者であり、奴隷よりも酷い扱いを受け、誰よりもラクトフェル家を恨むはずの彼が、恐ろしい程の熱が孕んた瞳をサタリアに向けてきて……
「俺を、あんたのものにしてくれ」
俺の専属使用人になりたい?だから、お前は主人公なんだから、俺のそばにいたらダメなんだって!
俺のためなら、何でも殺せる?お前の復讐相手は俺だろ!
前世の知識と職を活かして、一流の悪党を演じる悪役令息とそれに付き従う激重愛系、執着従者。
文字数 140,152
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.10.30
4
ある日、腐男子で新卒サラリーマン・伊丹トキヤの自室にトラックが突っ込む。
目覚めたトキヤがそこで目にしたのは、彼が長年追い続けていたBL小説の世界――。しかも、なんとトキヤは彼が最推しするスパダリ攻め『黒の騎士』ことアルチュール・ド・シルエットの文武のライバルであり、恋のライバルでもあるサブキャラの「当て馬」セレスタン・ギレヌ・コルベールに転生してしまっていた。
トキヤは、「すぐそばで推しの2人を愛でられる!」と思っていたのに、次々と原作とは異なる展開が……。 ※なろうさん、カクヨムさん、Caitaさんでも掲載しています。
文字数 393,886
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.10.10
5
俺の存在は、この世界にとって『異物』だ。
感情によって瞳の色が変わってしまう体質の主人公シリルは、魔力の覚醒とともに、自分の前世を思い出す。それは、風間大河として日本で暮らしていた記憶だけでなく、ある日突然、知らない世界に迷い込み、誰からも必要とされず、わけもわからないまま、二十八年の人生が強制終了したというつらい記憶だった。
生まれ変わったこの場所が、前世の自分を、まるで異物のように排除した世界だと気付き絶望するも、今度こそ自分の力で未来を切り開いていこうと決意する。
しかし、魔力の多い人間が王族の婚約者となる厄介な慣習のせいで、王子の婚約者に選ばれてしまい、公爵家の養子となることに。前世で王族や貴族に良い印象がないシリルは、婚約者から嫌われているのをいいことに、婚約破棄してもらえるよう画策するも、なぜかそこに同じ歳の義弟も絡んできて、望まない方向へ勝手に人生が進んでいき、更には前世の自分にまつわる真実を知ることに……
嫌われからの溺愛。カップリングはネタバレになるので表記していません。
文字数 1,297
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.21
6
子供編
アクセミア公爵家に生まれたヨフミィ。前世の記憶を持って生まれたはいいが今世の両親には何故か会えないのが不思議だった。
そんなある日ボロ屋敷で冷遇されているお父様を見つける。
なんてことっ!だったら僕がお父様を幸せにしてみせる!!
大人編
自分が転生したのは駄女神様の所為だった!
駄女神様の神様ルールで死んだことにならなければならなくなったヨフミィ。
平民庭師のヨフとして、弟ヘミィネの番をつけらなきゃ!じゃないと大変なことに!
※しおり、コメント、エールお気に入り、有難うございます!
文字数 287,363
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.10.31
7
「父上! 殿下は可愛いけど、男のお嫁さんは嫌です!」
前世をおぼろげに覚えている貴族令息のエリアスが、優秀だが冷遇されている第三王子アルベルトに絆されて同性婚を受け入れることに。
仕方なく従った婚約だが、ずっと探していたまさかのアレを取り寄せることができるかもしれないと分かり、前のめりで婚姻の計画を進め始める。
美味しいものや便利なものを開発しつつ婚約者の身の安全も守ってあげたいお人好し令息と、伏魔殿のような王宮育ちでちょっと腹黒な不遇王子の政略結婚。
スタートが子供時代なので前半は健全な感じです。
文字数 40,377
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.10.31
8
妖のいる和風ファンタジー世界が舞台の人気BLコミック『出来損ない狐と陰陽剣士』の世界に転生した。
しかもなんと、そのだらしない肥満体型と顔芸から「豚猿」と読者に呼ばれ、兄であるヒロイン♂を虐げた嫌われ者の悪役弟、狐宮麗霞として。
最終的に麗霞は婚約者である時生に捨てられ、彼が選んだ兄、紅葉を虐げたことから恨みを買って徹底的に破滅し、最後は魔物に食われるという悲惨な末路を迎える。
「推しカプを眺めるだけの壁になりたかったのに……」
それでも転生してしまったものは仕方ない。
ダイエットと破滅回避を目指し、悪役令息として振る舞いながら誠心誠意努力する麗霞。
そんな彼の元に、婚約者の兄である黒峰国時が現れる。
蜜のように甘い言葉を囁く彼に対し、その背景を察してか適度な距離を保つ。
自分の予想外の行動をとった麗霞に、国時は興味を抱いていく。
「君と一緒に生きていけるなら、どれほど幸せなんだろうね」
闇を抱えたプレイボーイなお義兄様×がむしゃらに頑張る豚猿悪役弟
※攻めが受けを最初は嫌っていて、かなりひどい言動するクズ男です。でもその後はベタぼれします。
文字数 9,840
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.18
9
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
文字数 99,642
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.05
10
この世界では落ち人(おちびと)と呼ばれる異世界人がたまに現れるが、特に珍しくもない存在だった。
14歳のイオは家族が留守中に高熱を出してそのまま永眠し、気が付くとこの世界に転生していた。そして冒険者ギルドのギルドマスターに拾われ生活する術を教わった。
それから5年、Cランク冒険者として採取を専門に細々と生計を立てていた。
ある日Sランク冒険者のオオカミ獣人と出会い、猛アピールをされる。その上自分のことを「番」だと言うのだが、人族であるイオには番の感覚がわからないので戸惑うばかり。
使命も役割もチートもない異世界転生で健気に生きていく自己肯定感低めの真面目な青年と、甘やかしてくれるハイスペック年上オオカミ獣人の話です。
ベッタベタの王道異世界転生BLを目指しました。
本編完結。番外編は不定期更新です。R-15は保険。
コメント欄に関しまして、ネタバレ配慮は特にしていませんのでネタバレ厳禁の方はご注意下さい。
文字数 111,213
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.05.24
11
異世界転生をしたじじくさいトシ(元八十歳老人)と、その親友ドミニクの甘くて切ない愛の話。
幼少期、青年期、中年期、老年期、看取りまでふんわりと書いています。
精神年齢に年の差がありますが、二人は同じように老いていきます。
小説家になろうにも掲載中です。
文字数 4,801
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.12.20
12
※6月の更新は木曜日と日曜日になります。
パルトデ王国の人気ケーキ屋の次男アリオは十五歳の時前世を思い出した。
自分は前世パティシェで結婚詐欺に遭った上クリスマスに過労死したことを。
そして今いる世界は学生時代プレイした恋愛ゲーム「恋と騎士と冒険と」にそっくりだということも。
ケーキ配達中のアリオが絡まれている美少女を助けたところ、翌日貴族がケーキ屋に怒鳴り込んで来た。
白豚のような青年貴族はイオン・ゴールディングと名乗る。
アリオは彼がゲーム内でヒロインの一人と無理やり婚約し、結果主人公に負け惨めに捨てられる悪役令息だと気付いた。
彼が結婚式当日にヒロインに逃げられて事故死することを知っているアリオはその運命を少しだけ変えようとする。
低カロリーケーキなどでダイエットさせたところイオンは白豚から美青年に進化した。
しかし何故か悪役令息イオンは美少女ヒロインよりアリオに執着するようになって…?
ネオページ様で二万文字を先行配信中です。表紙もネオページ様に提供頂きました。
文字数 111,918
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.05.21
13
100回生まれ変わり、98回黒い竜に殺され、99回の人生の記憶を持つ、心と感情を持たない主人公が、唯一の記憶がない初回人生をすごした6体の竜が統べる異世界に、自分の魂を確実に消し去る方法を探す旅に出るお話。
竜が主人公を取り合い、BLになる・・・はず・・・ですが、大分遠いかもしれません・・・。
※このお話は、ムーンライトノベルズ様の方で先行投稿しております。
文字数 143,924
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.11.03
14
前世の両親が制作していた乙女ゲームの世界のゲーム序盤で早々に断罪されて修道院に送られる仔ブタな当て馬令息シャルルに転生していたことに気づいた主人公。
しかしシャルルの知識は決定稿ではない試作段階のシナリオと裏設定のみ。
ゲームの試作途中の裏設定では、断罪後に修道院送りになったシャルルは聖職者になって教団のトップ──教皇に上り詰める。
シャルルは裏設定通りの未来を目指し、当て馬令息の役目を全うすると決めていた。
ゲームのヒロインは平民から伯爵令嬢になった少女か、隣国の侯爵家の令嬢か、どちらかを選択する。
攻略対象者は隠しを含めて六人だ。
舞台となるフルール王国の第三王子ギルバート。
宰相の息子スチュアート。
騎士団長の息子イーサン。
魔法伯の孫で双子のランスロットとメルクリウス。
そして、隠し攻略対象者は、月に一度、新月の晩にだけ王立学園の庭園に姿を現す。
ゲーム内でのシャルルは魔法伯の孫の一人で、双子のランスロットとメルクリウスの実弟だ。
そしてシャルルの美麗な双子の兄たちは、攻略対象者ではあるけれど当て馬のシャルルを溺愛しているため、攻略難易度マックスだった。
決定稿ではなかったせいか、微妙に食い違う前世の知識と現実。
強制力が一つも無い世界で、チートな家族に護られ、愛され、悪役とはかけ離れた良い子に育ってしまったシャルルは、表向きは冒険者の僧侶兼、教会の聖者見習いとしての活動を開始した。
そんなシャルルを支える聖騎士の一人アンディは、実は乙女ゲームのヒロインの一人である侯爵令嬢だった。
けれど、トレードマークのドリル(縦巻ロール)を切り、男装した彼女はゲームの設定とはかけ離れた性格と容姿をしていたせいで、シャルルはアンディの正体に欠片も気づかない。
そして、もう一人のヒロインは・・・
努力と研鑽をつみ、ゲームのシナリオよりも早く才能を開花させたシャルルは聖者として、双子の兄たちや聖騎士の仲間たちと共にスタンピードに立ち向かう。
シャルルたちの働きにより、ゲームでは壊滅した筈の村人全員が生き残り、一人の少年の未来が変わった。
少年は小さな聖者様─シャルルに近付く為、ゲームで与えられていた役割から知らない内に大きく外れていく。
少年とシャルルの目に見えない不可思議な縁が少年とシャルルの現在と過去と未来に影響を与え、運命が交差する。
二人が近い未来で再会した時、ゲームには無かった、誰も知らない新しい運命の幕が切って落とされる・・・かもしれない。
**小説AI校正使用**
R部分の無い全年齢版の外部リンクを登録しました。
性的&流血表現等、苦手な方は第二部からは外部リンクの方をご覧ください。
よろしくお願いします。
文字数 69,872
最終更新日 2025.12.20
登録日 2025.09.20
15
実力派Bランク冒険者の剣士(ラーグ)・リスティスと拳闘士(アグス)・レリューは、複数のコカトリスとバジリスク討伐という高難度で魅力的な報酬の依頼を見つける。しかし、魔獣の数と種類から、彼らは魔法師の協力が必要不可欠だと判断し、ギルドの受付へ向かう。
受付職員から、最近登録されたという希少な虹魔法師(パルフェ)の存在を聞き、期待に胸を膨らませるリスティス。しかし職員は、そのパルフェには「ちょっと難がある」と歯切れが悪い。その「難」とは、指名同行は男性冒険者限定で、依頼完遂後にその同行者に抱いてもらえれば報酬は不要という、常識外れな条件だった。
ギルド長の鶴の一声(Aランク適正の希少なパルフェを囲うため)により、その条件が容認されていると知り、渋るリスティスだったが、報酬の魅力と希少なパルフェの力に惹かれ、翌日、会うことを決意する。
待ち合わせ場所に現れたのは、パルフェ・セシル。白いドレスシャツに黒のタイトレザーパンツという、華奢で貴族のような軽装の目を引く青年だった。
改めてリスティスが報酬の件を尋ねると、セシルは一切臆することなく、真っすぐ二人の目を見て告げる。
「はい。討伐完遂後、抱いてくだされば報酬は要りません」
この型破りな提案は、実力派の二人を大いに動揺させるのだった。
文字数 30,342
最終更新日 2025.12.20
登録日 2025.12.13
16
暗闇の中、ただひとり。
その瞬間――天使が舞い降り、静かにベルが鳴り響いた。
「おめでとうございます。抽選に当たりました!」
死と再生の狭間で告げられた“抽選結果”。
それは、救いなのか、それとも試練か。
青年は新たな世界へと身を投じる。
どんな姿にもなれる擬態の力を抱えて。
闇か、光か。
偽りか、真実か。
彼が歩む道は、ただひとつ――
善を選び、未来を切り開くこと。
ベルの音が示した運命は、やがて世界さえ揺るがす物語となる。
※R15禁、R18禁、※はついてますが、予告なく入ってきますので、ご了承下さい。
*おかしいとこ修正したりしています。
※この作品はAIと協力して作成しています。
文章がおかしかったら、教えて下さい。
村長の孫、雪丸にしました。
主人公は皮肉屋の予定だけど、変だったらごめんなさいm(_ _)m
文字数 70,491
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.11.17
17
【3万字弱で完結保証】
僕はレジナルド・ミューア。国王陛下の孫であり王太子殿下の長子であるナサニエル殿下の魔力提供者だ。
ナサニエル殿下は生まれつき魔力を持たない。でも魔力を操作することはできたから、僕が魔力を譲渡することで魔法は使えるようになった。僕は転生者で、魔力量が馬鹿みたいに多いんだ。
ただ、魔力譲渡の手段が少しばかり問題で。僕は『王子の愛人』なんて噂されるようになってしまった。
僕はナサニエル殿下をお慕いしている。けれど、相手が王太子殿下の長子では、同性婚なんて無理だ。
このまま本当に愛人として日陰者になるのかと思うと気が重い。それでも、僕はナサニエル殿下から離れることもできないでいた。
*濃いめの性描写がある話には*を付けています。キスだけの回などには印がないのでご注意ください。
*他サイトにも投稿しています。
文字数 29,455
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.13
18
「YESショタ!NOタッチ!」が信条の地味系ヒーラー、ユーマ。彼は前世の記憶を胸に、異世界で「ヒールしか使えない無能貴族」として転生する。家を追われ駆け出し冒険者となった彼の平凡なヒールの裏には、本人さえ知らない“壊れた心”と“穢れた魂”を癒す真の魔法「ソウルリトリーバル」が隠されていた。
そんなユーマの前に現れたのは、かつて森で助けた獣人ショタ――のはずが、彼はユーマに執着する最強プラチナランクの冒険者へと成長していた!
傷ついた獣人ショタを放っておけないユーマのお人好しな性格が、やがて保護した獣人ショタたちとの奇妙な共同生活へと発展。彼らとまったりスローライフを夢見るユーマは、前世の知識を活かし「戦術家」としての才能も開花させ、冒険者ギルドで絆を深めていく。
しかし、ある朝目覚めると、一緒のベッドで寝ていたはずの獣人ショタたちが、筋肉バキバキのイケメン獣人へと突然進化していて――!?
愛と筋肉の暴力に翻弄されるへっぽこ元貴族と、規格外の強さを誇る獣人たちによる、癒しとカオスが入り混じる異世界溺愛コメディ。
「おまえら、進化の方向おかしいだろ――!!!!」
文字数 436,709
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.07.09
19
結婚宣誓書にサインをしたその瞬間、俺は気付いた。ここは前世で読んだ小説に酷似した世界で、俺は夫の断罪に巻き込まれる憐れな辺境伯夫君(後夫)ということに……!
どうにか夫の死を回避して、俺は気楽な貴族の後夫ライフを手に入れてみせる!
文字数 158,403
最終更新日 2025.12.17
登録日 2024.10.31
20
あらすじ
俺はアルベルト・バーラント。名門公爵家の次男。
本棚から取り出した本が頭に直撃したショックで前世を思い出した転生者だ。
ここは、妹がドハマりしていたBLゲーム「フォーチュンシード」の世界。
そして俺は、そのゲームで「断罪・国外追放(=実質死)」される悪役令息。
ゲームのアルベルトは一目惚れした第二王子ノワールに強引に婚約し、ヒロイン(男)に嫌がらせしまくる最低最悪の悪役。
そして最後は華麗に破滅。
なんでそんなキャラに転生しちゃったの!?
だが、まだ慌てるような時間じゃない。
記憶を取り戻したのは7歳。今ならまだ取り返しがつく。
巻き返しはできる!!
……しかしゲームの知識は妹がプレイしていた断片しか知らん。
フラグもイベントもなーんにもわからん!
フラグ回避は不可! これは詰んだ!
でも、破滅は嫌だ!
ならばせめて、清く正しく誠実に生きていけばいい!
悪役令息ルートなんか行くものか!
そうやって清く正しく生きてきた。
それなのに、気づけば友人として仲良くなったはずの第二王子ノワールは、何故か俺に向かって愛情と独占欲を爆上げしている。
なぜだ!
おまえには、ヒロイン(男)がいるだろう!?
溺愛第二王子×転生悪役令息。
運命のはずがバグり散らかす、破滅回避ラブ(?)コメディ開幕!
R18は後半。
性描写あり*ついてます。
ムーンライトにも同時掲載
文字数 60,290
最終更新日 2025.12.17
登録日 2025.12.04
21
美大目指して浪人1年目
受験までそろそろだなぁって思ってたら間違い通り魔殺人!?!?
何故間違えた!?
生まれ変わったら今までいた世界と似てるような....?いや全然似てねえ!!
外よくわかんないし怖い僕はひきこもりたいんだから!!!
好きなこと以外で動きたくない、、、ほぼ無気力で引きこもり気質の主人公のお話
初めて書いてます 不定期更新です
よろしくお願いします(>人<;)
文字数 7,510
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.05
22
モテたくて完璧な幼馴染に弟子入りしたら、なぜか俺が溺愛されてる!?
あらすじ
「俺は将来、可愛い奥さんをもらって温かい家庭を築くんだ!」
前世、ブラック企業で過労死した社畜の俺(リアン)。
今世こそは定時退社と幸せな結婚を手に入れるため、理想の男「スパダリ」になることを決意する。
お手本は、幼馴染で公爵家嫡男のシリル。
顔よし、家柄よし、能力よしの完璧超人な彼に「弟子入り」し、その技術を盗もうとするけれど……?
「リアン、君の淹れたお茶以外は飲みたくないな」
「君は無防備すぎる。私の側を離れてはいけないよ」
スパダリ修行のつもりが、いつの間にか身の回りのお世話係(兼・精神安定剤)として依存されていた!?
しかも、俺が婚活をしようとすると、なぜか全力で阻止されて――。
【無自覚ポジティブな元社畜】×【隠れ激重執着な氷の貴公子】
「君の就職先は私(公爵家)に決まっているだろう?」
文字数 65,172
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.11.20
23
これはとある異世界転生のお話――。
むかしむかし、あるところに残虐で非道冷酷な侯爵がおりました。
彼の名はクラウン・フォン・ヴァルフェルム。
ヴァルフェルム家の当主にしてまとまった領地を治めている男です。
そんな彼には息子と娘がおりました。美しい金髪をもつ妻は娘を産んですぐに亡くなり、彼は悲嘆に暮れました。
そして哀しみすぎておかしくなってしまったのでしょう。なんと年頃になった愛娘を後妻として迎えよう、つまり娘と結婚しようなどという近親憎悪変態クソ野郎ムーヴをかましたのです。
周囲は当然反対しましたし、なにより娘本人が激しく拒絶。
すったもんだの末になんと息子に従者達の目の前で刺殺されるという、なんとも自業自得な結末を迎えるのでありました。
――という領主に転生してしまった男。
それが蔵谷 恭蔵。
ブラック企業で社畜。灰色の日々の癒しは、月に一日 (休みが辛うじて取れるのがそれくらい)に遊びにくる甥っ子(5)と姪っ子(3)
しかしそんな日々も長くは続かなかった。
ある日突然、過労死してしまった恭蔵が次に目を覚ましたのは異世界である。
残虐な領主としての最期を記憶にもつ男がその悲惨な未来を回避すべく、全力で足掻こうと決意した。
それにはまず『息子と娘を親としてこよなく愛すること』
しかしそれが新しい修羅場とトラブルを引き越すのであった。
息子×父親、の歪んだ愛と執着。
そしてなぜかひたすら他の男たちにもケツを狙われる彼の受難異世界転生ファンタジー。
※アダルティな表現が多く多様されております。
完全なる作者の趣味に走りますのでご注意ください。
文字数 76,312
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.10.11
24
※本作はシリーズ作品の続編です※
「僕が……ラオネスに、ですか?」
ロベルティア王国の歩く災厄といえば、第三王子テオドール……そう、僕のこと。
前世の記憶がよみがえる前は、本当に最悪な王子だった。愚行を重ねて、父上から謹慎を命じられるほどに。
僕の中に現れた日本人男性の記憶と人格のおかげで、どうにか人生を軌道修正することができたんだけど、まだ自分への課題は山積み。
専属騎士で大好きな恋人のフレデリクと一緒に、王子として勉強の毎日なんだ。
そんなある日、長かった謹慎がとうとう終わったと思ったら、父上から湾岸都市のラオネスに行くようにって命じられたんだ。
王都から遠く離れた商業と海運の街。
クロード兄上が治める大都市ラオネス。
仲違いしてる兄上と会うのは少し不安だけど……初めて見る広い海や美味しい魚介類を楽しみにして、ラオネスに向かったんだ。
だけど、到着早々なんだか怪しい陰謀の影が見えはじめて……。
どうしようっ!
僕、また恐ろしい騒動に巻き込まれちゃうの!?
でも、僕には頼れる白銀の騎士がいるからね!
どんなことが起こっても、きっと二人なら乗り越えていける――!
元ぽっちゃり王子テオドールの第二弾!
ラオネス出張編ですっ。どうぞよろしくお願いします!
※表紙や挿絵にAIイラストを使用しています。
文字数 305,661
最終更新日 2025.12.14
登録日 2023.09.23
25
26
27
欠点が無いと思われている完璧騎士騎士×おせっかい癖がある旅人志望の転生者
ある夜、ユウヒは空を見上げて思った。
「あれ? 月って二つもあったっけ?」
そんな疑問が浮かんだ瞬間、甦った前世の記憶。自分と同じ名前の前世の自分は、病気によって亡くなった。
なら今世は、世界を旅してみたい。ならばお金が必要だ。よし。村を出よう。
そして、旅への足掛かりとして王都に近くも遠くもない、大きくも小さくもない町ミトバの宿屋で働いていた、そんなある日。
ミトバの近くで魔獣が増殖し、その退治のために王都から騎士達の討伐隊が派遣された。
ユウヒが働く宿屋に宿泊することになったら彼らの隊長は、王都で大人気の完璧と名高く容姿も美形な騎士レスト。
しかし彼は寝酒を事前に注文していた。
不思議に思いながらも夜にレストの部屋へお酒を運んだユウヒは、彼の様子に違和感を抱く。
そしてユウヒの厄介な癖であるおせっかいを焼いてしまい......
世話焼きな転生者のおせっかいから始まる秘密持ち完璧騎士の執着愛♡
...になる予定!!
文字数 36,908
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.06.07
28
迷作18禁BLゲーの中に転生した主人公、佐々木。
もちろん立場はモブ。
名も無きモブ。
一心不乱にモブ……
だった、はずなんだけど。
出来心で攻略対象者の家の使用人になったら、虐げられていた彼の弟を連れて屋敷から逃げ出す事に!?
それでも
「いやいや、ココで俺がこのゲームに名前も絵もあるキャラクターとして登場するぼっちゃまを守らねば、この世界はどうなることやら……!」
と、モブにあるまじき使命に燃えて、彼をゲーム内のキャラに近づけようと育て始める、が……。
「いきましょう、坊ちゃま」
「……うん」
平凡な冒険者として坊ちゃまを育てながら、四苦八苦。
だが坊ちゃまをゲーム内で活躍させるためには、このくらいどうって事ない!
「いきましょう、ぼっちゃま」
「うん!」
だがそんな中、少しずつ「いきましょう」の意味が変わってきたり来なかったり?
・美形ヤンデレ令息×モブ的青年
・当然ながらエロあり
ヤンデレ、多分2回目の挑戦。
今度こそ完走目指します!
文字数 117,937
最終更新日 2025.12.09
登録日 2025.10.01
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30
ジェラルドは、婚約者の浮気に耐えられなかった。
婚約解消を頼みに行った時、浮気相手に刺されてしまう。
絶望の中で、
ここが前世でプレイしていたBLゲーム
【Love sonare(ラブ・ソナーレ)~聖なる歌を~】
通称″らぶそな″の世界だと気がついた。
しかもゲームの主人公がどの攻略ルートに進んでも、断罪されてしまう嫌われ者の悪役令息になっている。
ジェラルドになる前も、恋人に騙されていた。彼と別れようとした矢先に事故で死んで転生していたみたいだ。
まさか転生に気がついた途端に、いきなり終了とか、あんまりだ。
文句を言ったら……何やら変な生き物が現れ……今度は婚約が決まる前にループしていた。
断罪回避にメインキャラから距離を置く予定が、今回は周りの様子がおかしい。
恋に臆病な悪役令息は、学園生活を生き延びたい。
スパダリチート従者 ✕ 無自覚美人の悪役令息
※※お知らせ※※
R18にしていますが、本編はしばらくその年齢になりません。
番外編(学園卒業後)等でR18の可能性がありタグをつけています。
文字数 59,958
最終更新日 2025.12.07
登録日 2025.10.30
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俺、カノア・フルールは北部軍の食堂で働くモブ男子だ。
雪で家が潰れて路頭に迷いかけていたんだけど……。
この隊を率いるレクト・バスターグロス様が雇ってくれたんだ!
えっ? 俺が”モブ”を自称する理由はなんだって?
この世界には、エディスくんっていう主人公がいるんだよ。
見ただけで人を惚れさせる魔法を使える彼のことが、み~んな大好き!
レクト様も、子どもから老人まで、俺が丹精こめて育てたドラゴンもね。
俺がどんなに頑張ったって、いつも彼が奪っていくんだ。
だけど、これはエディスくんの活躍の裏で地道な努力をしていた俺の話だ。
知りもしないファンタジーBL小説に異世界転生した割には、頑張ったんだ。
聞いていってくれよ、俺の一世一代の告白劇を。
羽ばたいていったドラゴンがどれだけ勇敢だったかを。
何度だって、言ってやるからさ。
「――主人公補正じゃない。あれが、俺の育てたドラゴンの実力なんだ」ってね!
文字数 76,303
最終更新日 2025.12.07
登録日 2025.10.31
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「おらぁぁぁぁっ!カチコミじゃあ!!!」
「上等じゃ!!てめぇら全員たまぁ取ったるわ!!覚悟せぇや!!」
あちらこちらで銃声の音やドスの聞いた怒鳴り声が鳴り響く。組と組の構想真っ最中の中、若頭である俺、高崎 雄吾もまた敵対する組員達とやり合っていた。あらかた周りの連中を片付けて、ふと辺りを見回したとき一人の敵の組員が組長の視界外からふいを狙って銃を放とうとしているのが見えた時、俺は気が付けば組長の庇うようにしてその前に飛び出し。
バァンッ!!
という鋭い銃声の音と、
「雄吾っ!!」
「若頭あああっ!!」
「あ、兄貴いいいいっ!!」
同時に叫ぶ、組長と組員達、そして一番可愛がっていた弟分の康二の声を耳にしたかと思うとそのまま背後に倒れこんでいた。銃弾はしっかりと俺の心臓を捕らえていたらしい。右胸が焼けるように熱く感じられたが不思議と痛みはなかった。けれど、何故かはっきりと自覚できた。俺はこのまま死ぬのだと。
ああ、そうか。本当、つまらない人生だったな。
結局あいつを、たった一人の妹を泣かせたまま逝くことになっちまうなんてよ。
けど、散々苦労かけちまったからな。
俺なんてろくでもない人間はいなくなった方があいつのためにも、なるのかもしれねぇな。
最後に思い浮かんだのは、気が強くてしっかり者に見えて本当は誰より寂しがりで泣き虫な実の妹のこと。
「ごめん、な……」
そう声にならない呟きを一言だけはなった後、俺の意識は完全に消え失せ、俺の命の灯も消え去った。
と、思っていたのだが。
「お兄ちゃん!お兄ちゃんったら!起きてよ!遅刻しちゃうよ!」
気が付けば、知らない部屋のベッドの上で俺は寝ていて、見覚えのないやたらと見目のいい美少女が俺のベッドの横に立って俺を起こしていた。しかも俺は何故か高校二年生になっていて、外見も全く俺とは別人のものになってるって一体全体どうなってんだよ?って、ちょっと待て、この俺のことをお兄ちゃんって呼ぶ女、よくよく見たら妹が学生時代ハマってよく遊んでいた人気乙女ゲーム《学園☆パラダイス!》通称学☆パラの主人公じゃねぇか!!って、待て待て、なんだこの俺の中にある別の記憶は!?は!?俺はまさか、乙女ゲームの世界に転生しちまったってのか!?しかも主人公の問題児な兄として出てくるモブの雪代 奏!?参ったな、このゲームに出てくる攻略キャラ達全員俺好みの男ばっかなんだが、前世であれだけ大事な妹を泣かせちまったからな。今世こそは妹を泣かさないように、まっとうな人生を歩きながら妹の恋路の邪魔はしまいように攻略対象者達は避けてその他のモブ達から手ごろな相手見つけるか。なんて思っていたんだが!?
文字数 12,302
最終更新日 2025.12.04
登録日 2025.12.02
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ギンデル侯爵子息マルティンは、ウィンステン侯爵令嬢アンテレーゼとの婚約を破棄されて、廃嫡された。ようするに破滅エンドである。
男なのに乙女ゲームの世界に転生したことに気が付いたとき、自分がヒロインに意地悪をしたという理由だけで婚約破棄からの廃嫡平民落ちされ、破滅エンドを迎える悪役令息だと知った。これが悪役令嬢なら、破滅エンドを避けるためにヒロインと仲良くなるか、徹底的にヒロインと関わらないか。本編が始まる前に攻略対象者たちを自分の懐に入れてしまうかして、破滅エンド回避をしたことだろう。だがしかし、困ったことにマルティンは学園編にしか出てこない、当て馬役の悪役令息だったのだ。マルティンがいなくなることでヒロインは自由となり、第2章の社交界編で攻略対象者たちと出会い新たな恋を産むのである。
破滅エンド回避ができないと知ったマルティンは、異世界転生と言ったら冒険者でしょ。ということで、侯爵家の権力を利用して鍛えに鍛えまくり、ついでに侯爵子息として手に入れたお小遣いでチートな装備を用意した。そうして破滅エンドを迎えた途端に国王の前を脱兎のごとく逃げ出して、下町まで走り抜け、冒険者登録をしたのであった。
ソロの冒険者として活動をするマルティンの前になぜだか現れだした攻略対象者たち。特にフィルナンドは伯爵子息であるにも関わらず、なぜだかマルティンに告白してきた。それどころか、マルティンに近づく女を追い払う。さらには攻略対象者たちが冒険者マルティンに指名依頼をしてきたからさあ大変。
方やヒロインであるアンテレーゼは重大なことに気がついた。最短で逆ハールートを攻略するのに重要な攻略対象者フィルナンドが不在なことに。そう、アンテレーゼもマルティンと同じく転生者だったのだ。
慌ててフィルナンドのいる薬師ギルドに押しかけてきたアンテレーゼであったが、マルティン大好きフィルナンドに追い返されてしまう。しかも世間ではマルティンが聖女だと言う噂が飛び交い始めた。
聖女になることが逆ハールートの必須条件なのに、何故男であるマルティンが聖女だと言う噂が流れたのか。不審に思ったアンテレーゼは、今度は教会に乗り込んで行った。
そして教会で、アンテレーゼはとんでもない事実を目の当たりにした。そう、本当にマルティンの周りに攻略対象者たちが群がっていたのだ。しかも、彼らは全員アンテレーゼを敵視してきたのだ。
こんなの乙女ゲームじゃないじゃない!と憤慨するアンテレーゼを置いてきぼりにして、見事マルティンはハーレムエンドを手に入れるのであった。
文字数 90,901
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.10.21
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魔法や魔物が普通に存在し、たくさんの種族が暮らす世界。
男性しかいなくてα・β・Ωのバース性が存在する。
ほとんどがβの中でαは稀少で貴族に多く、眉目秀麗で頭脳明晰、身体能力も高い。
Ωも稀少でやはり貴族に多い。
眉目秀麗だが儚げな容姿の者が多く、身体能力はβよりも劣るが、唯一優秀なαを孕める事から幼い頃よりαに囲われる事がほとんどだった。
平民でもαやΩが稀に生まれて、ソレが分かると貴族に養子にされたりもする。
αとΩにはごく稀に運命の番いというものがあるが、知られている限りではここ百年はいないと思われる。
αとΩのそういう関係が当たり前の慣習になっているその世界で、冒険者として活動する一人の青年。
彼には秘密があった。
秘密をひた隠して生きてきた青年と、彼に執着する男の話です。
大まかなオメガバースの設定を使ってますが、都合に合わせて解釈変更してます。
説明はサラッと(自分も良く分からないので)なので分かりづらかったらスミマセン。
※追記:βはβ同士での結婚がほとんどで、誰でも普通に子供が出来る。生まれる子供は基本的にβ。
βでもαやΩと結婚することは出来ますが、妊娠率が極端に低く、しかもほぼβしか生まれないので、結婚自体、稀です。
Ωは孕む体質なので相手を孕ませることは出来ません。
αは一応孕むことも出来るのでα同士の結婚もあります。
でも妊娠率はやはり低いです。
αやΩの抑制剤はこの世界でも優れてますが稀に体質に合わずに効きにくいヒトもおります。
何となく書きたくなった初オメガバースなので、温かい目で見守って下さいませ。
※不定期更新です。
※オメガバースの説明(この話独自の)を追記しました。(通常は男女の他にバース性があるという設定なのでややこしいですが、主に攻めx受け視点なので大丈夫・・・かな?)
文字数 134,922
最終更新日 2025.11.30
登録日 2023.08.22
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※本作品には、性的な描写および一部暴力的な表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
過労死した社畜、橘亮介(たちばな りょうすけ)が転生したのは、剣と魔法の異世界だった。新たな名はフィン・アーチャー。ごく平凡なベータとして、今度こそは平穏なスローライフを送るはずだった。しかし運命は彼を戦場へと導き、瀕死の重傷を負ったその瞬間、彼の身体はありえない変化を遂げる。ベータからオメガへ──。
抗えぬ発情の熱に身を焦がすフィンの前に現れたのは、「氷の鬼神」と畏怖される若き騎士団長、ゼイド・ヴァルモニカだった。絶対的なアルファである彼は、フィンの甘い香りに瑠璃色の瞳をぎらつかせ、激しい独占欲を露わにする。「見つけた……俺の、運命の番だ」
冷酷無慈悲な鬼神は、ただ一人の番にだけ蕩けるような愛を注ぎ、その執着の腕で絡め取っていく。身分差も貴族の陰謀も、運命の番を分かつことなどできはしない。これは前世で愛を知らなかった青年が、一途すぎる鬼神の猛烈な求愛に戸惑い、絆され、やがて唯一無二の幸福を手に入れるまでの物語だ。
文字数 27,424
最終更新日 2025.11.29
登録日 2025.11.29
36
【異世界で黒竜だった男×思ったことが全部口に出る軍人】
アウル・ラミレスは昔、黒竜と恋仲であった。彼を亡くした後も一心に想い続け、軍人として勇ましく生きてきたが、ある日友人の裏切りを境に自決してしまう。別世界で目を覚ましたアウルは、なぜか見知らぬ男、涅一冴と肌を重ねており、よくわからないうちに彼の秘書として働くことになる。紫外線アレルギーを理由に外出を断るも、横暴な雇い主は取り合わない。紫外線を浴びすぎてしまった身体は変化を遂げてしまい、その姿を一冴に見られてしまった。アウルの秘密を知るこの男が一体誰なのか、元の世界へ帰る術はあるのだろうかーー?
切ない竜と人間の恋の物語……基、雇い主(仮性包茎)×異世界からの転生者(全部声に出る男)のどたばたすれ違いギャグ物語です。
*BL(TL/NL要素あり)
*竜×人間
*一部女体化要素あり(受けが異世界で女神)
*ギャグ多め。
Cover Design & Illustration by Lou, Software: Illustrator, Photoshop, Moonbeam
文字数 74,153
最終更新日 2025.11.29
登録日 2025.10.05
37
「主人公の当て馬幼なじみだった俺、出番なしで可愛い彼女と領地でスローライフ!……のはずが、この世界、女がいないっ!」
ーー外側はイケメン王子、中身はモブな与一ことアディオンが、のんびり領地生活を目指しているのにトラブルに巻き込まれてばかりいる作品です。
祝!1,100,000pt越え!たくさんのいいね、お気に入り登録、本当にありがとうございます😊皆様に愛される作品になったこと、心から感謝いたします🥹
「ごめん、できないーー」、とベッドの上で幼なじみのイリスにふられてショック死したアディオンに代わり、俺、こと木更津与一はエウローペー国の第2王子になってしまった。
しかも、ここは腐ってた姉貴がやってたBLゲーム『虹恋』の世界。あれ?アディオンってイリスにふられたらもう出番がないよなーー?じゃあ後は好みの女性と結婚して、のんびりさせてもらおうかな〜。
ーーと、思ったのもつかの間、親友はいきなり告白してくるし、イリスの親父には無理を言われるし、そして何よりこの世界には『女』がいないんだよーーー!
アザ花種と呼ばれる男が子供を産むらしいけど、何なのそれ?俺は絶対に生涯独身を通してやるーーーッ!!ーーって決意した俺の前に、なんでだか胸がドキドキするイケメンがあらわれちゃった〜。どうしよう、俺ーー……。かなり、ヤバイかもーー♡
※えっちな話には☆マークがあります。苦手な方はご注意ください。
※ 挿絵はAIを使用していますが、あくまでイメージ画像になります。
※ 世界観は『アレが欲しいだけですの。ー愛人から旦那様を寝取る目的はひとつですー』と同じになります。
主役ではありませんが、サキナとエドアルドもでてきます。
文字数 592,068
最終更新日 2025.11.29
登録日 2025.05.10
38
「貴族の僕が異世界で出会ったのは、愛が重すぎる“森の主”でした。」
平凡なサラリーマンだった蓮は、気づけばひ弱で美しい貴族の青年として異世界に転生していた。しかし、待ち受けていたのは窮屈な貴族社会と、政略結婚という重すぎる現実。
そんな日常から逃げ出すように迷い込んだ「禁忌の森」で、蓮が出会ったのは──全てが虚ろで無感情な“森の主”ゼルフィードだった。
彼の周囲は生命を吸い尽くし、あらゆるものを枯らすという。だけど、蓮だけはなぜかゼルフィードの影響を受けない、唯一の存在。
「お前だけが、俺の世界に色をくれた」
蓮の存在が、ゼルフィードにとってかけがえのない「特異点」だと気づいた瞬間、無感情だった主の瞳に、激しいまでの独占欲と溺愛が宿る。
甘く、そしてどこまでも深い溺愛に包まれる、異世界ファンタジー
文字数 60,227
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.06.20
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転生したら黒ポメになっちゃった!!
大ファンだった『レイニー・ザ・ウィザード』の世界に、主人公レイニーの使い魔である黒ポメラニアンのノアとして転生してしまった「僕」。
前世では不治の病に苦しみ、空想の世界へ現実逃避していた僕は、突然の犬への転生に戸惑う。村人たちに見送られ、レイニーの胸元のカバンに入れられたノアは、レイニーと共に箒で飛び立ち、魔法学園へ向かう夜行列車に乗り込んだ。
しかし、ノアが知るあどけない少年レイニーと、今目の前にいる青年レイニーは、どうやら様子が違うようだ。ノアは、この世界が自分の知っている物語と異なることに気づきながらも、黒ポメとしての新しい生活を始めることになる。
ほのぼの、ゆるふわな話ですのでエロはありません。
タイトルが適当です。
頭空っぽで読んで欲しいです!
ポメトーンが可愛すぎて表紙画像に使わせていただきました…!
他サイトにも掲載中。
文字数 24,669
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.11.24
40
僕は辺境伯家の嫡男レオン・グレイスフィールド。
婚約者・隣国カリスト王国の辺境伯家、リリアナの社交界デビューに付き添うため、隣国の王都に足を踏み入れた。
しかし、王家の祝賀の列に並んだその瞬間、僕の運命は思わぬ方向へ。
王族として番に敏感な王太子が、僕を一目で見抜き、容赦なく迫ってくる。
転生者で、元女子大生の僕にはまだ理解できない感覚。
リリアナの隣にいるはずなのに、僕は気づけば王太子殿下に手を握られて……
婚約者の目の前で、運命の番に奪われる夜。
仕事の関係上、あまり創作活動ができず、1話1話が短くなっています。
2日に1話ぐらいのペースで更新できたらいいなと思っています。
文字数 50,701
最終更新日 2025.11.27
登録日 2025.10.13