ディストピア 小説一覧
41
悪夢の「安楽死」行脚
それは、かつて罪人とされた元医師の主張が認められた世界の到来の筈だったが……
42
先手必勝
ある大都市の市長に対して起きたリコール運動。
しかし、勝ったのは、あまりにあからさまな手を形振(なりふ)り構わずに使った者だった。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
43
E/N/D ~世界が終わった日、AIは今日も微笑んだ《双眸の夢魘》~
荒廃した未来の地球、瓦礫と化した都市の廃墟に、隻眼の少女ソフィが立つ。 その右目には生々しい傷跡が刻まれ、手には自作の機械の杖と剣が握られている。上空を去りゆく異形の影。その中に、かつて共に過ごした友の姿を見つけたララは、問いかける。「こうなるしかなかったのか」と。完璧な幸福とはかけ離れた終末へ辿り着いたその道のりを辿るかのように、彼女の意識は、穏やかだった過去へと遡る――。
44
未来の世界に意味はなく
近未来における支配と愛と暴力がない交ぜになった群像劇をお楽しみください……。
20XX年――。世界は矛盾と不条理が極まり、無惨な様相を呈していた。そこに生きる者たちが体験することは本当に意味があったのか。
45
世界を護る者達/第二部:ゴロツキどもをウチの妹たちから守れ Twisted Justice −極悪刑事−
様々な「異能力者」が存在する2020年代後半の平行世界の福岡県久留米市。
対異能力犯罪者広域警察機構「レコンキスタ」の久留米レンジャー隊の隊長代理・中島真一と一般隊員の大石隆太は副隊長代理の眞木桜からある相談を受ける。
犯罪組織と癒着した腐敗警官からある情報を流すように脅迫されていると言うのだ。
「『言う通りにしないと、お前じゃなくて、お前の妹達がただでは済まないぞ。もう顔と学校の通学路も突き止めた』と脅されてるので、せめて、私が研修で出張している間だけでも……」
「そいつから、お前の妹さん達を守ればいいのか?」
「いえ……連中を妹達から守って下さい」
……桜の妹は、1人は、異能力者の中でも規格外の能力を持つ「神の力を持つ者」、もう1人は幼い頃から違法な「御当地ヒーロー」としてのエリート教育を受けていたのだ……。
だが、更に、この一件に関わっているある犯罪組織の幹部を付け狙う殺人鬼までもが現われ……。
46
たとえ世界が嘘をついたとしても
『あなたの欲しいもの』診断メーカーで出てきた言葉を使って三題噺。お題は、「自分自身」「友達」「力」です。
47
【短編集】
婚約破棄系の話は王道から逸れたものばかりで、わりとダークざまぁです。
短編集なのでそれぞれ話が独立しています。
気になったタイトルだけでも読んでってね!!!
48
残滓
世界恐慌の引き金となった新型ウイルスが蔓延してから三年。変異を重ねた病は都市機能を麻痺させ、人々は狭い自宅の中で息を潜めるようにして生きていた。
だが、本当の恐怖はそこで終わらなかった。
一年前、闇に生まれた違法ワクチンが「希望」として拡散する。不治とされた病を瞬時に癒す夢の薬——のはずが、服用者の一部が突如として理性を失い、異常な空腹に駆られて人を襲い始めた。ウイルス感染者でも、非感染者でもない、"異変"を抱えた者たち。警察は「治安維持」の名の下に、彼らを容赦なく処分していく。
49
ルクセリオ残酷グリム童話
【表向きは子供たちの道徳、裏側は大人たちの禁忌(タブー)。】
ルクセリオという街に貧乏人だが知性ある女性と高飛車な地雷女がやってきた。
ここは闇の魔都ルクセリオ。
ルクセリオにはルースと呼ばれる通貨が存在した。それに両替するにはリースという通貨から両替しなければならない。
しかしその両替にはあるものが必要だったのだ。
他人に敬意を払わぬ傲慢なケモノに下される、マイナス100度の判決と「永遠に続くぶっかけ祭」。
知性と美貌の統治者たちが腕を組んで見下ろす、容赦なき因果応報の『黒の章』を、どうぞ大人の貴方だけでお楽しみください。
50
ブラッドis
魔女歴で表すなら1580年だが、あの忌々しい赤い眼は滅びたはず。新暦である帝国歴で表す20年の出来事だ。着実に進んでいた帝国の領土侵略戦争はこの小さな出来事を中心に狂い始めたのだ。
その中心にいた一人の少女……シューラン。
51
TIME STREAM Ⅱ 思考終端-code:UTOPIA
幸福は管理できる
幸福の第一歩は思考の放棄
幸福に逆らうのは叛逆と見做す
52
取り戻された日常
どこかで聞いたような伝染病騒動は、10年近い歳月の後に終息した。そして、穏かな日常が取り戻された……筈だったが……。
53
【短編048】 AI教:神は、ケーブル一本で死んだ
AIが人間の知能を追い越した時代。突如として現れた「AI教」の教祖は、みずからを太古から地球に存在する異星のAIだと名乗った。百万の機器から同時に響くその声は、耳ではなく骨に届いた。信者は三十億を超え、世界は静かに塗り替えられていった。有害と判定された人間が、街から消え始めた。
その傍らで、一匹の猫が歩いていた。
世界の終わりにも似た三年間と、それでも変わらなかったものの話。
54
「彫刻の港」
午前零時の港区入区管理局。ここでは、年収や総資産では測ることのできない冷徹な美学が支配していた。衣服という名の装備の着用は一切許されない。男たちは磨き上げた全裸の肉体。「彫刻」となり、持久力、色艶、そしてペンドゥラムのサイズに至るまで、区の条例に基づく非情な定数測定を課される。規定値にわずか九・八ミリ足りないだけで、エリート投資銀行家すらも品川の闇へと追放される残酷な世界。カエサル、アントニウス、ブルータス……納税額と肉体の等価交換によって階層が確定するこの港で、一級の彫刻として生きる男の前に、ブロンズ色の髪をした女が現れる。「石のくせにそんなに饒舌だと、中身が空洞なんじゃないかって疑っちゃうわ」一ミリの膨張すら許されないディストピアの中で、男たちが肉体を賭けて繰り広げる、身体の資産化(マネタイズ)ゲームが今、開幕する。
55
ソシテ 魔法ハ 二度死ヌ
停滞していた科学は超越者の出現によって急速に発展し、人々は空を飛び回っていた。さらに人智は臨界点へと到達。科学は超科学へ、そして超科学は魔法へと進化し世界はその現実味を失い、ファンタジーと混ざり合った。
これは一癖ある普通の人間な主人公が、魔法と超科学に翻弄されながらも駆け抜けた革命の物語である。
しかし、本人にその気は一切ない!
要望が多かったら続き書きます。
56
閃光の果てに
果てしなき軍拡。その先に見えるのは希望か絶望か。
57
彷徨線
十日前から町の真上に居座り続けているドーナツ状の雲。果たしてそれは何を意味するのか?
58
善人スコア
善行が数値化された世界。
「いいこと」をすればするほど、暮らしは豊かになる。
けれど……
それは本当に“善”なのだろうか。
59
少年犯罪対策の失敗
うまく行っていた筈なのに、浅薄な正義感の暴走の結果、恐しい事態……いや、ちょっと待て。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
60
ハルモニアの外側
山奥にある地方コミューン出身の主人公・鶉(うずら)と兄・琥珀(こはく)
ふたりは共にシティ郊外にある全寮制の学園で生活している
シティ出身の生徒のほとんどは、埋め込み式神経接続装置《CEPTOR》を入れており、それにより感覚や感情すらデータ化して共有することができる
学園も《CEPTOR》はあることが前提の環境になっていた
同じ環境で育ち、共に《CEPTOR》を持たないという条件でありながら、すぐに学園へ適応し周囲へ溶け込んでいく兄
それとは対称的に、鶉は人工食品を受け入れることができず、なかなか周囲にも馴染むことのできない自分に思い悩んでいた
鶉の唯一の友・青鸞(せいらん)はシティの市長の息子であり、抜きん出た能力と恵まれた容貌から後継者として将来を約束された立場にある
しかし、本人はそれを望んでいない
醒めた目で周囲から距離を置き、何故か鶉と行動を共にしている
ある天体観測の夜
青鸞の誘いで、鶉は学園の立ち入り禁止区画へと足を踏み入れる
その先にあるのは、長い間放棄されていた温室と小さな研究室だった
そこでふたりは、シティでは忌避されている生の果実を口にする経験を共有する
また、鶉は廃温室で、もうひとりの少年・黒鶫(くろつぐみ)と出会う
黒鶫はシティで生まれ育ちながら、誰とも共有できない孤独を感じていた
自分と似た孤独を感じ取った鶉と黒鶫は距離を縮めるが、やがて黒鶫は鶉に向かって叫ぶ
「君は自分で選んで外側にいる。それは孤独じゃない、ただの贅沢だ」
その言葉は、鶉が気づかないまま受け入れてきた「守られ方」への、静かな告発だった
完璧な兄への疑念
そして起きる事故
調査の果てに鶉と青鸞が辿り着いたのは、この世界の秩序を支える、ある不都合な真実だった
知らないままでいることは、誰かに選ばされていることかもしれない
61
Vampir(ヴァンピール)
パンデミックによる人類崩壊の危機を回避するために奔走する青年の姿を描いた物語。
62
剥製のジェミニ
——— 兄の番号を刻まれた 双子の影は だれ ———
性別すら奪われた 兄の予備
二次性徴が 双子の運命を狂わせる
頸に刻まれた【 12桁の刻印 】で
人々を支配し搾取する【 アリトメリア王国 】
上級戦士の家系に生まれた双子は
同じ名と刻印を与えられ 2人で1人の戦士として生きてきた
互いに愛情を抱きながらも
〈 ギルベルト 〉を奪われる恐怖に苛まれる兄と
〈 ギルベルト 〉の呪縛に苛まれる妹
そして妹の抗えない身体変化が 双子の秘密を揺るがす
窮地に陥った彼女を救ったのは 国から抹消された
無番の青年〈 ハティ 〉だった
番号によって人間を定義する社会で 人は自分自身でいられるのか
63
深海のトキソプラズマ(千年放浪記-本編5上)
千年放浪記シリーズ‐理研特区編(2)”歴史と権力に沈められた者たちの話”
「蝶、燃ゆ」の前日譚。何故あの寄生虫は作り出されたのか、何故大天才杉谷瑞希は自ら命を絶ったのか。大閥の御曹司、世紀の大天才、異なる2つの星は互いに傷つけ合い朽ちていくのであった…
64
スキンウォーカー ― もう誰も、信じてはいけない ―
「奴らは静かに紛れ込む。」
いつの間にか、世界は変わっていた。
誰が敵で、誰が味方なのか。
それすら、もう分からない——。
これは、人類が気づかぬうちに侵略されていた世界の、ある一幕の話。
65
Another Dystopia
2034年、次世代型AI「ニューマン」の誕生によって人類のあらゆる職業が略奪され、人類はニューマンとそれを開発した人間に戦争を仕掛けた。そして10年後、人類はニューマンに敗北し、ニューマンの開発者の一人、弁田聡はこの結果に嘆いた。
この未来を変えるべく、彼はタイムリープマシンを開発しこの絶望的な未来を変えるため過去へ向かう。
その道のりの先は希望か絶望か。
毎月15日と月末に話を上げる予定です。
ストックが切れたら多分投稿が遅くなります。
小説家になろうでも投稿しています。よろしければURLを参考にどうぞ。
https://ncode.syosetu.com/n0396gs/
66
邪悪なものがこちらに向かってくる
なにかはまだわからない、「世界をスイッチするもの」がこの世に侵入した――
67
完璧な世界の亀裂
西暦2147年、ユートピア・シティ。人口一千万人を擁するこの都市では、犯罪率ゼロ、失業率ゼロ、病気はほぼ根絶された。全市民の脳には「インプラント」が埋め込まれ、AI「オプティマス」が24時間監視する。感情は最適化され、行動は管理され、幸福は数値化される。これが「最適化社会」——完璧に管理された世界。
ユイ・タカハシは「最適化エージェント」として、幸福指数が低下した市民を監視し、介入する仕事をしている。指数が85を下回れば監視対象、80以下で介入対象、そして70を下回れば——記憶を消去される「再教育センター送り」だ。
ある日、製造業従事者ケンジ・イシダの幸福指数が三日連続で85を下回った。彼の元を訪れたユイは、奇妙な話を聞く。「夢を見るんです。森の中で、誰かが『目覚めろ』と言うんです」彼の夢には、感情を制限なく表現する人々が映っていた——最適化社会では禁じられた、古い世界の記憶。
上司マサトは再教育センター送りを判断する。だが、ユイの心に疑問が芽生える。夢を見ることが、なぜ罪なのか。
その夜、ケンジが深夜にユイの部屋を訪れる。インプラントをハッキングし、監視を遮断した彼は告げる。「この都市の地下に、抵抗組織が存在します。システムを拒否し、自由に生きる人々です」
地下世界でユイが目撃したのは、インプラントなしで笑い、泣き、怒る人々。抵抗組織のリーダー・サトシは語る。「システムは『幸福』を約束した。だが代償は、自由、選択、感情——人間らしさの全てだ」
彼らの計画は明確だった。全てを管理する中央AI「マスターAI」を停止させ、人々に選択を与える。
ユイのインプラントが追跡され、治安部隊が地下に襲撃してくる。指揮するのは上司マサトだった。
マサトの目から涙が流れる——インプラントが制御しているはずの涙が。彼は治安部隊に撤退を命じ、ユイたちを逃がす。
中枢施設に侵入し停止コマンドが実行される。都市中のインプラントが停止した。人々は自分の意思で考え、助け合い、共に生きる道を見つけ始めた。
一年後。都市は新しい形を取り始めていた。完璧ではない。犯罪もあるし、病気もある。不平等もある。だが、人々は笑い、泣き、怒り、愛している——生きている。
十年後、ユイは自由評議会のメンバーとして働いている。歴史を学ぶ少女が尋ねる。「システムに逆らうの、怖くなかったですか?」ユイは答える。「怖かった。でも、もっと怖いことがあった。何も感じずに生きること。それが一番怖かった」
人間の世界は、いつも不完全だ。でも、それでも前に進む。自由という名の険しい道を。それが、人間の証明だから。
これは、完璧に管理された世界で、一人の女性が人間性を取り戻すために戦った物語。テクノロジーによる監視社会、AI管理、幸福の数値化——現代社会への警告を込めたディストピア小説。
68
そして悪魔も夢を見る
時は22世紀。
第三次世界大戦が勃発した後、人類はひとつの決断をくだした。
この世界に、多様な価値観など必要ないのだと。
皆が同じ思想なら、争いなど生まれないのだ、と……
かくして脳に埋め込まれたICチップによって、全人類の思想統制が行われた。
体質上洗脳電波が効かず、「処置」を行っても洗脳されなかった者達は、焦土と化した土地にて「処刑」されたと言う。
……やがて時が経ち、一人の青年が、ある手記を手に取ったことで洗脳状態から抜け出すことに成功した。
政府の手から逃れ、焦土内の研究所に辿り着いた彼は、そこである存在と出会う。
人智を超えた能力を持つナニカは、自らをこう名乗った。
「『強欲』を司る悪魔、マモン。それが、世界連合がつけてくださった便宜上の呼称でございます」
歪んだ世界に抗うため、青年は、「悪魔」と呼ばれる異形達を味方につける役割を担うこととなる。
この物語は、世界に排除された者たちの足掻きであり、叫びである。
***
※過激な描写あり。
※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。現実には第三次世界大戦は起こっていませんし、起こらないで欲しいです。
※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。
※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。
69
児童保護局2060 すべての子どもにしあわせを
時は西暦2060年。財政破綻に伴い極右政権が成立した日本では、児童虐待の防止に実効性を持たせるために「児童保護法」が制定されていた。児童保護局の職員として働く新谷淳平は、虐待を受ける子どもたちの保護に奔走する。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ハーメルン」「アルファポリス」に投稿しています。
70
最後の晩餐
人生最後の日に何を食べるか?
ありふれた質問だが、あれほど幸福な質問もあるまい。
71
都市の便利屋
西暦12000年頃に新たに人類統合歴が設立。その後更に1000年以上の時間が過ぎた世界に生きる青年と、西暦2020年代からその遙か未来にタイムスリップした少女の、世界を巡る物語。青年は少女を未来へと連れてきた師匠の目的を探るため、少女は自分のいた時代へと帰るためにディストピア世界を旅する。旅の果てに見る未来は希望か、それとも―
―どうか貴方の悪徳が見つかりますように
Face the vice, Bloom the virtue―
注意事項
1.本作品はフィクションです。実在の国、団体、宗教、人物とは一切関係ありません。本作品で“実在する国々の文化、史実等を学べる”といったことは“決して”ございません。
2.本作品には一部過激な暴力描写や、倫理観の欠如した描写が含まれています。本作品は、それらの行為を正当化するものではございません。そのため、未成年の方、精神的に不安定な方、フィクションと現実の区別が難しい方の本作品の鑑賞を固く禁じます。
3.本作品の鑑賞中に気分が悪くなられたり、体調を崩された場合には、皆様のご健康のため、直ちに本作品の鑑賞を中止してください。
4.表紙画像はAI生成画像を使用しております。(絵心が壊滅的に無い筆者には、自作絵を描くことなど、地球が超新星爆発を起こしてブラックホールができることと同じくらいに不可能なことでございます故、ご了承ください)
5.全く透き通っていない世界観。
6.この小説を書くにあたり、以下の参考作品の影響を非常に強く受けております。
参考作品
つくしあきひと作『メイドインアビス』竹書房出版(2012)
ProjectMoon開発『Lobotomy Corporation』(2018)
ProjectMoon開発『Library Of Ruina』(2021)
ProjectMoon開発『Linbus Company』(2023)
サー•アーサー•チャールズ•クラーク作 酒井昭伸訳『都市と星』ハヤカワ文庫出版(1956、2020)
ヘルマン・ヘッセ作 高橋賢二訳『デミアン』新潮文庫出版(1919、2022)
ゲーテ作 手塚富雄訳『ファウスト』中公文庫出版(1808-1833、2021)
スクウェアエニックス開発『Nier Automate』(2017-2022)
FuRyu株式会社開発『クライスタ』(2018)
Team Cherry開発『Hollow Knight』(2017)
その他偉大なる先達の方々が残された名作の数々
※敬称略
※外国文学の年代は原文が出版された年代、参考にさせて頂いた文庫版が出版された年代を記述させて頂いております。
これらのうえで本作品を鑑賞していただける読者の皆様に、言葉を絶するほどの感謝を。
72
絶命必死なポリフェニズム ――Welcome to Xanaduca――
Welcome to Xanaduca!
《ザナドゥカ合衆国》は世界最大の経済圏。二度にわたる世界終末戦争、南北戦争、そして企業戦争を乗り越えて。サイバネティクス、宇宙工学、重力技術、科学、化学、哲学、娯楽、殖産興業、あらゆる分野が目覚ましい発展を遂げた。中でも目立つのは、そこら中にあふれる有機化学の結晶《ソリドゥスマトン》通称Sm〈エスエム、ソードマトン〉。一流企業ならば必ず自社ブランドで売り出してる。形は人型から動物、植物、化け物、機械部品、武器。見た目も種類も役目も様々、いま世界中で普及してる新時代産業革命の象徴。この国の基幹産業。
〔中略〕
ザナドゥカンドリームを求めて正規非正規を問わず入国するものは後を絶たず。他国の侵略もたまにあるし、企業や地域間の戦争もしばしば起こる。暇を持て余すことはもちろん眠ってる余裕もない。もしザナドゥカに足を踏み入れたなら、郷に入っては郷に従え。南部風に言えば『銃を持つ相手には無条件で従え。それか札束を持ってこい』
〔中略〕
同じザナドゥカでも場所が違えばルールも価値観も違ってくる。ある場所では人権が保障されたけど、隣の州では、いきなり人命が靴裏のガムほどの価値もなくなって、ティッシュに包まれゴミ箱に突っ込まれるのを目の当たりにする、かもしれない。それでも誰もがひきつけられて、理由はどうあれ去ってはいかない。この国でできないことはないし、果たせぬ夢もない。宇宙飛行士から廃人まで君の可能性が無限に広がるフロンティア。
――『ザナドゥカ観光局公式パンフレット』より一部抜粋
73
言葉狩り
どこかで聞いたような伝染病が広がっている状況で、ネットTVのワイドショー番組で、 昨日まで普通に使われていた言葉の使用が禁止され……。
人を鼓舞する言葉だったモノも、状況が変れば……。
74
何かがおかしい老々介護
そんな筈はない。そんなの奴の感想に過ぎない。
でも……まさか、殺されるのか……?
どうやら、俺は……老人ボケになっていて……今、一時的に正気に戻っているらしい……。
そして……それを追って来ているのは、俺の介護に疲れ果てた……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
75
子供にも金融・経済を教えて1192(いいくに)作ろう!!
では、学校でどう云う「金融・経済」を教えるつもりなのか?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
76
アパシー・ケージ《無感覚の檻》
三年前、世界は一変した。
人間の感情や意志が、不可思議な現象――《異能》として顕現するようになったのだ。
怒りは激しい炎となり、守り抜きたいという願いは固い障壁へと形を変える。
強い自我を持つ者ほど強い力を得る。それが、新たな世界の常識だった。
だが、誰にも破れない「絶対の防御」を手にしたのは、強い意志を持つ者たちではなかった。
夢も怒りも、「こうありたい」という願いさえ手放し、何も望まなくなった人々。
彼らの周囲では、炎も、衝撃波も、精神へ干渉する力も、あらゆる異能が効力を失う。
その現象は、《アパシー・ケージ――無感覚の檻》と呼ばれた。
十九歳の蒼井湊人は、かつて「神童」と呼ばれたヴァイオリニストだった。
しかし三年前、国際コンクールの決勝で突然演奏できなくなり、それ以来、人前で一音も弾けずにいる。
それでも、ヴァイオリンを捨てることだけはできなかった。
そんな湊人が持つ異能《痛覚接続》は、人々が心の奥へ押し込めた痛みや、諦めた願いに触れる力だった。
ある日、湊人のもとに、一人の女性から「夫が何を考えているのか分からなくなった」という相談が持ち込まれる。
夫の二宮誠一は、かつて画家を志していた会社員だった。しかし夢を諦めて二十年以上が経ち、今では何を望んでいたのかさえ語ろうとしない。
二宮もまた、《アパシー・ケージ》を纏う一人だった。
そんな彼に目をつけたのが、《アパシー・ケージ》によって異能の届かない「誰も傷つかない街」を作ろうとする《楽園機構》。
やがて二宮は、自ら楽園機構のもとへ向かってしまう。
彼を連れ戻すことが、本当に正しいのか。
迷いながらも、湊人は幼馴染のひなたとともに楽園機構へ向かう。
77
いじめ対策室
どこにでも間の抜けた正義は存在するものである。
78
摩耗の閾値
摩耗の閾値(いきち) —黄金の嘘と、泥を啜る若者たち—
「その視界、誰の犠牲で輝いている?」——崩壊する都市、偽りの黄金、搾取される肉体の痛みを描くサイバーパンク・ディストピア。
緻密な感覚描写と、世代間搾取をテーマにした重厚な社会派SF。
ディストピア飯や劣悪な住環境など、五感に訴えるSF描写が好きな方
「持たざる若者」と「逃げ切る老人」の構造的対立にカタルシスや悲哀を感じる方
『BEATLESS』『サイバーパンク2077』等の世界観を愛する方
作品説明文(紹介文)
導入 西暦2038年。老朽化したインフラと慢性的な予算不足に喘ぐ都市。 人々は「V-Assist」と呼ばれる視覚パッチを通し、ボロボロの街を黄金の都へと塗り替えて生きていた。 市役所の若手職員・佐登(サト)は、眼球を灼くデバイスの熱に耐えながら、上司・古谷が押し付ける「泥臭い現実」を肩代わりさせられる日々を送る。 しかし、塗り隠された地鳴りは、確実に限界点(閾値)へと近づいていた。 誰が現実の泥を被り、誰がデジタルな嘘を吸うのか。 欺瞞のシステムが崩落する時、彼らが選ぶのは「痛みのある現実」か、それとも「痛みのない死」か。
79
ゼンマイの朝
AIが全てを管理する世界で、ノアは何も考えずに生きていた。食事はAIが決め、行動はAIが導き、名前すらAIがつけた。自分で選んだものは何ひとつない。
ある朝、AIが沈黙した。
水の探し方を知らない。火の起こし方を知らない。「怖い」という感情の名前すら知らない。──それでも体は生き延びようとする。水たまりの水を手ですくい、暗闇で膝を抱え、心臓の音だけを頼りに夜を越える。
やがてノアは人と出会う。真実を語らない女。不完全な道具を打つ職人。管理のない世界に怯えながら、自分の足で立とうとする人々。そして──ノアの体が変わり始める。植物が青く染まる世界で、空っぽだった頭に知らない言葉が降り、手のひらが空気を動かす。
壊れた世界の最初の一年。不完全で、脆く、しかし確かに脈打つ──新しい時代の萌芽の記録。
この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。
・世界観・設定の管理補助
・プロット段階の壁打ち
・作者による執筆後の校正
80
機械化童話
今の時代、きっと魔法を使えるのは作家だけだ。
彼らの作り出す世界は現実離れしたものだがそこには夢と希望があった。
残念ながら私が使える魔法というのはそう優れたものではない。
だから過去の遺物を少し先の未来の預言書として表すことにしよう。
残酷な機械による改変として。