ファンタジー 小説一覧
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酒場で給仕として働くアゲートは知人の友人を紹介される。
仕事として自分の体も商売道具にしてきたアゲートにとって、その男ベリルは変な奴としか思っていなかった。
だがある日、客だった男に絡まれたところをたまたま助けてくれたので食事を奢ることに。
※性行為を匂わす表現はありますが、描写はありません。
完結+番外まで更新していきます。
番外編は説明書きを一読お願いします。
『器用貧乏なので、何でもやってみることにしました』と登場人物が被っておりますが、地名や仕事の行き先の繋がりがある以外は関連がないため、単独でも読めます。
文字数 112,987
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.11.12
282
何の説明もなく連れてこられた場所は身の丈に合わないホテルで、これまた普段の自分とはかけ離れた着物を着せられていた。
指定されていた場所に残されたまま1時間が経過しても誰も現れず、2時間経って漸く現れたのはスーツ姿の男性だった。
その男性は「申し訳ありません。仁(じん)様ですが、急用が入りこちらに来れなくなったようで」と頭を下げながら言い「この話はなかったことにするようにとも申しておりまして」と言われたが何を言われているのか分からなかった。
そんなことがあった後、末端に連絡が入る。
「やることはやったんだ。もう帰ってこい。そんで仕事だ。着替えてから向かえ」とまたもや訳の分からないことを言われ、その場を離れ、仕事へ向かうと...……?
文字数 3,372
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.13
283
ある日目を覚ますとそこはいつもの自分の部屋ではなかった。異世界の女神が俺を呼び出したらしい。
異世界転生させてくれるというのだがこの女神の転生先の提案はめちゃくちゃすぎる。反論してみるといきなり補佐官に任命されてしまった 。
めちゃくちゃなのもそのはずで、そいつは女神のくせにまだ子どもだったのだ。
異世界転生予定の人たちを相手に女神が適当なことばかり言うからほとんど俺が転生先を決めることになってしまった。
果たしていつになったらもとの世界に戻れるのか……。
見習い女神と転生補佐官が来訪者の転生先を決めるお話
文字数 516,622
最終更新日 2025.12.16
登録日 2024.01.27
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平凡に生きてたはずの俺は、ある日なぜか死んだ。
気づけば真っ白な空間で、美人のお姉さんとご対面。
「転生します? 特典はAかBね」
A:チート付き、記憶なし
B:スキルはガチャ、記憶あり
そんな博打みたいな転生があるかよ……と思いつつ、
記憶を失うのは嫌なのでBを選択。
どうやら行き先の《生界世界》と《冥界世界》は、
魂の循環でつながってるらしいが、
そのバランスが魔王たちのせいでグチャグチャに。
で、なぜか俺がその修復に駆り出されることに。
転生先では仲間ができて、
なんやかんやで魔王の幹部と戦う日々。
でも旅を続けるうちに、
「この世界、なんか裏があるぞ……?」
と気づき始める。
謎の転生、調停者のお姉さんの妙な微笑み、
そして思わせぶりな“世界の秘密”。
死んでからの人生(?)、
どうしてこうなった。
ガチャスキル、変な魔王、怪しい美人。
そんな異世界で右往左往しつつも、
世界の謎に迫っていく、ゆるコメディ転生ファンタジー!
文字数 12,185
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.11.21
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原稿用紙半分(200文字)でどこまで書けるか挑戦したもので、短編バージョンです。ほのぼの架空日常系百合。
基本はどこのページからでも読めます。よくわからない単語が出てきたら一番最初の登場人物・用語をみて下さい。
甘かったりシリアスだったり、やっぱり甘かったりする付き合っている私と彼女。
途中から季語の題で書くことが多くなってます。
文字数 2,156
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.07
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「仕事や日常疲れたね?
僕は一足先に異世界転移で繁殖生活しているよ。今度こそ自分のために生きるんだ」
ワープアリーマンの種巣啓は電車で寝ていて目が覚めたら絶死の森と呼ばれる大森林に転移していた。焦る啓はそこで人から迫害された亜人のベステルタと出会う。
この世界の人間は亜人を心底怖がっているみたいだが、話してみると彼女は理性的で、途方に暮れるケイを護ってくれることになった。絶滅寸前の亜人との「繁殖」を条件に……。
その後、ベステルタ繋がりで色んな亜人と知り合い、グルメや温泉、拠点開拓をしつつ繁殖にも精を出し、悠々自適のスロー繁殖ライフを送ろうとするが……?
・本作は【小説家になろう様】より移行してきた作品です。
・主人公はメンタル薄弱。性にだらしないです。
・街にも行きます。
・練喚攻と練喚功がたまに混じっていますが、「練喚攻」が正しいです、困惑させてごめんなさい。
(他サイトで公開していましたが、しばらく書けていなかったので内容を思い出す+心機一転ということでアルファポリスで投稿し直しています)
感想など頂けると大変励みになります。
※2025/3/21
五年ぶりに更新再開しました。
おまたせして申し訳ありません。
今後とも宜しくお願いいたします。
文字数 1,325,226
最終更新日 2025.12.16
登録日 2020.11.13
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生まれつきMPが1しかないカテリーナは、義母や義妹たちからイジメられ、ないがしろにされた生活を送っていた。しかし、本をきっかけに女神への信仰と勉強を始め、イケメンで優秀な兄の力も借りて、宮廷大学への入学を目指す。
魔法が使えなくても、何かできる事はあるはず。
人生を変え、自分にできることを探すため、カテリーナの挑戦が始まる。
そして、カテリーナの行動により、周囲の認識は彼女を聖女へと変えていくのだった。
物語は、後期ビザンツ帝国時代に似た、魔物や魔法が存在する異世界です。だんだんと逆ハーレムな展開になっていきます。
文字数 73,645
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.05
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大手企業に勤め、将来を嘱望されていた男・篠原悠。
しかしある日、突然「もうやる気が無くなった」と退職し、貯金を食い潰しながらゲーム三昧の生活へ堕ちていく。三日三晩ゲームに没頭し、キーボードに突っ伏して眠った彼が目を覚ますと――そこは王城の謁見の間だった。
「勇者よ、我らを救ってくれ!」と国王に懇願されるが、悠の返事は「……あと十時間寝かせて」。
誰よりも腰が重く、布団から出るのさえ時間がかかる“異世界最強のめんどくさがり”。
だが一度動き出せば、魔物の群れも、魔王軍の幹部も、あっという間に片付けてしまう。
「面倒だから最短で終わらせる」
そのやる気ゼロの男が、異世界を最速で平定していく物語。
文字数 230,542
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.09.17
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45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。
ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。
目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。
「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。
しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。
結局、悠真は渋々承諾。
与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。
さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。
衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。
だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。
――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。
文字数 298,609
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.09.01
293
僕の名前は村田 歩(ムラタアユム)
目を覚ますとそこは石畳の町だった
異世界の中世ヨーロッパの街並み
僕はすぐにステータスを確認できるか声を上げた
案の定この世界はステータスのある世界
村スキルというもの以外は平凡なステータス
終わったと思ったら村スキルがスタートする
文字数 123,039
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.11.22
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あらすじ
世界的パンデミックから200年——人類の大半が超人的能力を得た世界で、世界連合の兵士ジョシュアは、伝説の魔導士シャリアの「生まれ変わり」を名乗る男アナベルと遭遇する。
圧倒的な力の前に何も出来ないまま敗北したジョシュア。そんな彼を支えたのはテロに巻き込まれた少女シエラだった。
しかし彼女もまた、過酷な運命を背負っていた。
はたして二人の出会いは偶然か必然か?——。
同期の美しき天才ウィザード・セシルと、まさに天才と称されたアデルの協力を得て、ジョシュアが世界を巻き込む陰謀に立ち向かう。
一方、かつて「黒い死神」と恐れられた元ラフィン共和国の兵士フェリクスは、戦争に敗れ、世捨て人のように生きていた。過去のトラウマを抱えフェリクスの時計の針は止まったままだった。しかし再び戦いに巻き込まれていくフェリクス。彼の止まった時は動き出すのか――。
戦いの中で出会う二人の男、ジョシュアとフェリクス。
やがて明かされるのは、200年前の大戦争に隠された真実。伝説の魔道士とされたシャリアの本当の目的とは——?
世界を天秤にかけて、二人の男が選ぶ選択は……?
※第一章ジョシュア編は毎日お昼に、二話ずつ更新予定です。
文字数 69,688
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.11.24
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長く続いた大戦、それにより腐りきった大地と生命を『奇跡の力』で蘇らせ終戦へと導いた女王――アドレーヌ・エナ・リンクス。
彼女はその偉業と引き換えに長い眠りについてしまいました。彼女を称え、崇め、祀った人々は彼女の名が付けられた新たな王国を創りました。
眠り続けるアドレーヌ。そこに生きる者たちによって受け継がれていく物語―――そして、辿りつく真実と結末。
これは、およそ千年続いたアドレーヌ王国の、始まりと終わりの物語です。
*あらすじ*
~第一篇~
かつての大戦により鉄くずと化し投棄された負の遺産『兵器』を回収する者たち―――狩人(ハンター)。
それを生業とし、娘と共に旅をするアーサガ・トルトはその活躍ぶりから『漆黒の弾丸』と呼ばれていた。
そんな彼はとある噂を切っ掛けに、想い人と娘の絆が揺れ動くことになる―――。
~第二篇~
アドレーヌ女王の血を継ぐ王族エミレス・ノト・リンクス王女は王国東方の街ノーテルの屋敷で暮らしていた。
中肉中背、そばかすに見た目も地味…そんな引け目から人前を避けてきた彼女はある日、とある男性と出会う。
それが、彼女の過去と未来に関わる大切な恋愛となっていく―――。
~第三篇~
かつての反乱により一斉排除の対象とされ、長い年月虐げられ続けているイニム…ネフ族。
『ネフ狩り』と呼ばれる駆逐行為は隠れ里にて暮らしていた青年キ・シエの全てを奪っていった。
愛する者、腕、両目を失った彼は名も一族の誇りすらも捨て、復讐に呑まれていく―――。
~第四篇~
最南端の村で暮らすソラはいつものように兄のお使いに王都へ行った帰り、謎の男二人組に襲われる。
辛くも通りすがりの旅人に助けられるが、その男もまた全身黒尽くめに口紅を塗った奇抜な出で立ちで…。
この出会いをきっかけに彼女の日常は一変し歴史を覆すような大事件へと巻き込まれていく―――。
*
*2020年まで某サイトで投稿していたものですがサイト閉鎖に伴い、加筆修正して完結を目標に再投稿したいと思います。
*他小説家になろう、アルファポリスでも投稿しています。
*毎週、火曜日に更新を予定しています。
文字数 653,265
最終更新日 2025.12.16
登録日 2021.09.14
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異世界日帰りごはん 料理で王国の胃袋を掴みます!
レンタル有り【書籍出ました!】
異世界に行った所で政治改革やら出来るわけでもなくチートも俺TUEEEE!も無く異世界での日常を全力で楽しむ女子高生の物語。
暇な時に異世界ぷらぷら遊びに行く日常にちょっとだけ楽しみが増える程度のスパイスを振りかけて。そんな気分でおでかけしてるのに王国でドタパタと、スパイスってそれ何万スコヴィルですか!
文字数 3,498,561
最終更新日 2025.12.16
登録日 2022.12.21
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志高く事務所を立ち上げるも、依頼はゼロ。 空腹と金欠に追われる冴えない弁護士・涼太は、ある日一匹の不思議な猫と出会ったことをきっかけに、「あやかし専門の法律トラブル」を扱う世界へ足を踏み入れる。 人の世と同様、あやかし達も様々なトラブルを抱える――彼らの揉め事は、誰が裁くのか。
様々な力を持つあやかし達を相手に、涼太が手にするのは、嘘を見抜く「特殊な目」と、あやかし界では「少し変わった常識」だけ。 彼らを取り巻く摩訶不思議な出来事の中で、あやかしの常識と、涼太の非常識がぶつかり合う!
弱きを助け悪を挫く。異世界で繰り広げられる、まさかのリーガル・バトル? 心温まる人情と、スカッとする逆転劇の痛快あやかしお仕事ファンタジー。
文字数 7,619
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.15
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階段から落ち、気づいたら貧乏伯爵家三男になっていた。これは転生?
両親は元近衛騎士団副団長、母は元第三王女。魔法属性のない母は王族である家族から魔法が使えなくても生活できるようにしつけられたが、周囲の貴族から魔法属性がないことで虐げられていた。兄である王太子のご学友であった父と一目会ったその日からの熱愛後結婚。しかし周りからは大反対。王家からは何があろうと頼るなという約束をさせられ結婚に至った両親である。それでも家族、領民と貧乏ながら楽しく暮らしていた。
そして、俺、いえ、僕(僕と言わないと怒られる)魔法属性がないが膨大な魔力量とスキルで今世おいしくない料理と領地の生活改善をしていこうと奮闘。しかしあくまで陰で、誰かを盾にして、家の脛かじり生活を望んでいるやらかし系少年ケビン。周りを巻き込みながら、虎視眈々と将来の昼行燈生活を夢見る、普通?の日常生活を送る少年の話です。
王道中の王道、ありきたりな転生のお話
ゆるゆる設定です。気軽に読んでください。
文字数 733,985
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.02.09
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前の作品の改定版です。
余計な設定を削ってみよう考えています。
そして、ゆっくりとしたアップになると思います。
よろしくお願いします。
日々、異世界などの妄想をする、アラフォーのテツ。
ある日突然、この世界のシステムが、魔法やレベルのある世界へと変化。
夢にまで見たシステムに大喜びのテツ。
そんな中、アラフォーのおっさんがレベルを上げながら新しい世界を生きていく。
そして、世界変化の一因であろう異世界人の転移者との出会い。
新しい世界で、新たな出会い、関係を構築していこうとする物語・・・のはず。
文字数 107,900
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.10.29
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【書籍化!】第17回ファンタジー小説大賞『癒し系ほっこり賞』受賞作です。
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『もふもふで始めるVRMMO生活 ~寄り道しながらマイペースに楽しみます~』です)
ようやくこの日がやってきた。自由度が最高と噂されてたフルダイブ型VRMMOのサービス開始日だよ。
最初の種族選択でガチャをしたらびっくり。希少種のもふもふが当たったみたい。
この幸運に全力で乗っかって、マイペースにゲームを楽しもう!
……もぐもぐ。この世界、ご飯美味しすぎでは?
***
ゲーム生活をのんびり楽しむ話。
バトルもありますが、基本はスローライフ。
主人公は羽のあるうさぎになって、愛嬌を振りまきながら、あっちへこっちへフラフラと、異世界のようなゲーム世界を満喫します。
カクヨム様でも公開しております。
文字数 1,704,943
最終更新日 2025.12.16
登録日 2024.05.30
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魔術と呪法が存在する世界。庶民でかつ魔術も呪法も使えないものの、とある稀有な才能を持つ故に特別に奨学金を得て飛び級で法術専門大学に通う許可を持つルドヴィカ・バレンシスは突然公爵家嫡男ミハイとの婚約を打診される。
公爵家の長男である、ルドヴィカも同じ法術大学に在籍しており、会話を交わす機会があり彼に憧れていた。それでも庶民の自分が公爵家の方と婚約なんて、と戸惑うものの玉の輿だと喜ぶ両親に公爵家との面会に連れ出される。
しかしそこにはミハイはおらず、公爵夫人からミハイではなく彼の弟カロルとの婚約に変更しないかと提案される。
婚約相手をすげ替えられた事もだが、ルシカにとって自分は顔も見た事もない弟に譲ってもなんとも思わない相手だと考えられた事にミハイに対して幻滅した。
しかしその夜ルシカの自室にうっすらと光る、水晶玉が現れ生きているかの如く動き回りながらこう主張したのだった。
「自分はミハイの弟、カロルだ。呪いを解くのを手伝って欲しい」と。
文字数 185,642
最終更新日 2025.12.16
登録日 2024.10.28
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婚約破棄、ざまぁ、などの要素を含む短編をまとめた異世界恋愛短編集です。
ささっと書いたもののため深く考えるにはあまり適さないかもしれませんがご了承ください。
さくっと読めるかと思います。
文字数 220,618
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.04.09
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ナイトメア・クロックアカデミー(Nightmare Clock Academy)
「壊れた物語は、眠らぬ夜を繰り返す。」
― 校訓碑より
この学園は“現実”と“夢”の狭間に存在する。
眠る者の心が作り出した幻影のようでありながら、そこに立つ者にとっては確かな現実である。
建築はゴシック様式の大聖堂と時計仕掛けの塔を中心に展開し、
七つの寮棟がそれぞれの“物語”を象徴して学園を取り囲んでいる。
生徒はすべて男子。
しかし彼らの多くは、人間であって人間ではない。
元は童話や伝承に登場した存在たちが、
“物語の歪み”によってこの学園に送られ、修復を待っているのだ。
制服は黒を基調とした燕尾服型の魔装衣。
各寮ごとに異なる色のリボン・刺繍が施され、彼らの物語的象徴を表す。
授業は「魔法理論」「物語史」「夢界交差論」「呪術演劇」「倫理と悪徳」など、
現実世界の学問と幻想が入り混じる不可思議なものばかり。
教師陣もまた、童話の影に存在した“語り部”や“観察者”たちで構成されている。
文字数 34,127
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.11.01
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白金色の宮殿、洗練された貴族社会、強大な銃術魔導師部隊を誇る「北方王国ルクセンローザ」。大陸の命運は、この国の手に握られていた。
その中心に輝く王位継承者――
「白蓮の王女」オクタヴィア・ド・ルクセンローザ。その才知、カリスマ、揺るぎない政治力は、臣民から深く愛されていた。
だが、隣国ヴェルデンシュタールの南方に、巨大な光の柱が迸ったことで、すべては変わった。
その神々しいる爆発から現れたのは、遠き南方大陸より現れし肌黒き難民、四千九百九十九名。全員が記憶を失い、混乱の中を彷徨っていた。
ただ一人を除いては。
滅亡させられそうになってる南方王国・バイヤールの近衛兵であった男、
シェゴル・アデトクン――彼だけが、すべての記憶と真実を保っていた。
彼だけが知っている。
呪わしい瘴気〈大腐蝕〉が南方大陸を蝕み、
幾百万もの民が苦しんでいる。
そしてひとつの預言が告げる:
「首の後ろに六芒の刻印を宿す少年が殺される時、
腐蝕は終焉を迎える」と。
だが、ヴェルデンシュタールに集められた四千九百九十九人の難民の中に、
その少年はいなかった。
そして――時を同じくして
北方のルクセンローザの宮殿に、第二の光柱が轟いた。
王女オクタヴィアの私室に、ただ一人現れた肌黒き少年。
記憶を失い、首に微かな六芒の刻印を浮かべるその若者は――
アズビーケ・“アズ”・オカフォロニエ。
彼は何も知らない。
南方のことも、
預言のことも、
自らの存在が意味する惨劇のことも。
しかし、神官長がアズの姿を見た瞬間、顔面は蒼白となり、震えながら言い放った:
「この子こそ――
北と南、二つの世界の命運を決める存在です」
オクタヴィアは直ちにアズを自らの庇護下に置き、
剣術を教え、学問を授け、
そして側近の精鋭少女銃術魔導師部隊《フルール・アルケビュシエ》を
昼夜を分かたず彼の護衛に当たらせた。
ルクセンローザにとって、
アズは、やがて復活する運命の「北方の闇神」を打ち払う鍵、
“オーラの召喚主”たる預言の子である。
シェゴルにとって、
アズは、南方の故郷を滅亡から救うため、
殺されるべき預言の標的である。
ヴェルデンシュタールの貴族たちにとって、
難民たちは政治的脅威であり、
ルクセンローザが五千人全てを受け入れようとする思惑は疑念の的である。
だが、アズ自身にとって、
この全ては、ただ恐怖に満ちた謎でしかない……いったい、どんな運命が彼らすべてを待ち受けているのか......
文字数 24,115
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.12
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『結婚をしよう』
彼は突然そんなことを言い出した。何を言っているのだろう?
彼は身分がある人。私は親に売られてきたので身分なんてない。 愛人っていうこと?
いや、その前に大きな問題がある。
彼は14歳。まだ、成人の年齢に達してはいない。 そして、私は4歳。年齢差以前に私、幼女だから!!
今、思えば私の運命はこのときに決められてしまったのかもしれない。
聖痕が発現すれば聖騎士となり、国のために戦わなくてはならない。私には絶対に人にはバレてはいけない聖痕をもっている。絶対にだ。
しかし運命は必然的に彼との再会を引き起こす。更に闇を抱えた彼。異形との戦い。聖女という人物の出現。世界は貪欲に何かを求めていた。
『うっ。……10年後に再会した彼の愛が重すぎて逃げられない』
*表現に不快感を持たれました読者様はそのまま閉じることをお勧めします。タグの乙女ゲームに関してですが、世界観という意味です。
一話の中に別視点が入りますが、一応本編内容になります。
*誤字脱字は見直していますが、いつもどおりです。すみません。
*他のサイトでも投稿しております。
文字数 994,413
最終更新日 2025.12.16
登録日 2023.02.05
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◆エルフの『エルエル』と妖精の『アルル』と仲間達が織り成す日常コメディスローライフ作品◆
~あらすじ~
エルフが暮らす森に住むエルフの女の子《エルエル》。
エルエルは修行の旅にも出ず一日中寝たり遊んだりぐうたらな日々を過ごしていた。
そんな問題児であるエルエルを見かねた森の女神である《女神ラピス様》は彼女に指令を言い渡す。
それは外れの町フォークテイルタウンに住み人々に幸せをもたらし《枯れた聖樹の花》を咲かせること。
エルエルと無理やりコンビを組まされたツンデレ妖精《アルル》は半ば強制的にフォークテイルタウンに住まわされ、《枯れた聖樹の花》を咲かせる為、人々を助ける為に様々な奔走をしていくことに―――。
※カクヨム、小説家になろうでも掲載しております。
文字数 174,006
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.10.27
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世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
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初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
文字数 1,685,180
最終更新日 2025.12.16
登録日 2023.01.06
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さっちゃんがインフルエンザになって、寝込んでいます。すると、どこからか、カラフルなユニコーンがやってきました。
はるくんの絵をみて考えました。
文字数 405
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.16
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「俺はただ、スローライフを送りたいだけなのに!」
転生先は、世界最難関のS級ダンジョン『天魔窟』の最深部。元コンビニバイトリーダーの主人公・カズヤは、帰る手段がないと知り、ユニークスキル【ネット通販】を使い、この地でコンビニを開店する。
商品の仕入れに必要なのは、人助けで貯まる『善行ポイント』。
最強の店員・ポーン(世界樹の精霊)と共に、命がけの冒険者をポカリとカロリーメイトで救い、地道にポイントを稼ぐ日々。
しかし、ここは世界の管理者たちの"セーブポイント"でもあった。
日本のコスメに夢中の魔王ラスティア、カップ麺をせがむ竜王デューク、過労死寸前の不死鳥フレア、そして創造神ルチアナまでが常連客に!?
「新作スイーツが入荷しないと、世界を滅ぼすわよ?」
最強のラスボスたちを「めんどくさいクレーマー」としてあしらい、地球グッズと接客スマイルで異世界を運営する、勘違い系コンビニ経営コメディ!
文字数 43,772
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.05
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『拾った卵が始祖竜だった!』
異世界で、まさかのコンビニバイトスキルが炸裂!?
大学生の佐藤太郎(20)は、ある日突然、剣と魔法の世界に転移した。
彼に与えられた唯一のユニークスキルは【ネット通販】。
地球のあらゆる商品を買えるチート能力だ!……ただし、決済通貨は『善行ポイント(GDP)』。水道も電気もない異世界で、太郎は生きるためにゴミ拾いやドブ掃除でコツコツと徳を積む羽目になる。
そんな彼が偶然拾った黒い石が、世界を滅ぼす力を持つ『始祖竜クロノス』の卵だった!
「パパ、ミルク!」
世界滅亡級のバブーから、世界を救うため、太郎は最強の赤ちゃんを育てることになります。しかし、粉ミルク代は常に赤字!
勤務先は『麺屋 竜王』、常連は神と魔王!?
ミルク代を稼ぐため、太郎は山奥で屋台を営む竜王デュークのラーメン屋でバイトを始める。
自作ラーメンマニアの太郎が、通販の「うま味調味料」と「熟成タレ」でデュークのラーメンを改革した結果――
店はたちまち大繁盛!
しかし、集まってくる常連客が規格外だった。
腹が減っては暴れ出す狼王フェンリル(最高級肉に餌付け済み)。
過労で愚痴が止まらない不死鳥フレア(地球のコスメと酒が癒やし)。
そして、新作ファンデーションを求めて空間を割ってくる魔王ラスティアまで!?
神々が働く店、最強のドラゴンを抱える父親、そして善行ポイントによる厳しい経済状況。
太郎がただ「まっとうに生きて、皆で美味いものを食いたい」と願うその人徳と包容力が、いつしか世界のトップたちを惹きつけ、争いを止め、意図せず世界を平和へと導いていく――。
「動じないコンビニ店員」と「規格外の神々」が織りなす、新感覚・異世界ゴチソウファンタジー!
文字数 30,727
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.06
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異世界に転移して15年。当時大学生だった二人もオッサンとなった。若い冒険者を応援する立場となっていたが、ある日突然皇女殿下が飛空艇に乗り込んできた。
冒険者と一緒に世界を旅する皇女殿下に付き合わされて、右往左往するオッサン二人と若い冒険者たちの物語。
文字数 14,944
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.02
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結衣は来年大学進学を決めた高校生。
父親が幼いころに行方不明になり、母を助けるために幼いころから、祖父が営む古武道の道場のお手伝いをしていました。道場でお手伝いが出来たのは、幼い頃より、流鏑馬や剣術を祖父と父親が結衣に教えていたことが起因である。
結衣の腕前は、弓道で全国大会を制覇するほどである。
そんな、結衣は卒業旅行に仲の良い陽菜と卒業旅行に行くために、もう一つの飲食店でのアルバイトをしていた。
その帰り道、事故に合い転生してしまう。
転生先では、女王太子の長女、エリーゼとして生まれます。
女性が元首を継ぐことが多いこの国は、国を守るために防御結界があり、それは、精霊や妖精達が結界を張っています。
精霊や妖精が結界を張る条件として、聖女と呼ばれる女性たちが、聖なる湖という聖域でお祈りをして、祈りの力を精霊や妖精に捧げるのです。
その為、エリーゼは、聖女をまとめる筆頭、巫女の代表の斎王になり、女王になることを期待されるのです。
しかし、結衣は自分が国を治める能力はないと考え、どうにか女王にならないようにいろいろと考え行動に移すのですが…
このお話しは、異世界転生・王族・聖女・精霊・恋愛・領地改革などの要素が絡み合う、女性主人公による成長と自立の物語です。
文字数 111,248
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.08.17
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「戦うなんて馬鹿らしい。最強の敵は、物流と経済のルールだ」
📖 あらすじ
異世界に転生した俺、レンが求めていたのは、平和で穏やかなスローライフだった。
しかし、ある日。手のひらサイズの災害妖精キュルリンが裏庭に飛来し、「深淵の絶望・改」と名付けられたS級即死ダンジョンを勝手に創造してしまう。
村はパニック、冒険者は殺到。だが、俺は逃げなかった。
命懸けの冒険などしない。俺は最強の魔物をも打ち破れない『飢えと渇き』という経済の壁を盾に、ダンジョン入り口で屋台を開いた。
「冷えた水一杯、銀貨一枚(千円)」「ピラーズの塩焼き、ツケ払い不可」――ボッタクリ上等の商売を続けた結果、俺の屋台は『世界最強の補給地点』として知られることに。
やがて、その噂を聞きつけた世界のバケモノたちが続々と来店する。
バトルジャンキーの狼王フェンリル、過労気味の美女不死鳥フレア、そして超めんどくさがりの竜王デュークまでが「飯がうまい」と常連になり、俺の店はいつしか、世界最強のチート空間と化していた――。
これは、戦闘力ゼロの元サラリーマンが、最強の客たちを侍らせ、経済知識だけで世界の均衡を裏から操る、ストレスフリーな屋台経営ファンタジー!
文字数 42,060
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.05
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