悲恋小説一覧
文字数 10,960
最終更新日 2017.08.03
登録日 2016.06.22
私は何者かわからない。気づいたら誰にも存在を知られない空気みたいになって、勇者と呼ばれる男の近くいた。ほう、これはこいつの物語のナレーターになれってことかな? よし、やったろうじゃないか。世界の奴隷とも位置づけられる勇者様の活躍を実況を。
文字数 2,418
最終更新日 2019.02.23
登録日 2019.02.23
この物語を読み終えた時、あなたはきっと涙する。
その涙は必ず、あなたの生きる糧となる。
10年前、高校卒業とともに18歳の若さで、日本が世界に誇るデスラッシュメタルバンド「DAWNHAMMER」に加入した芥川繭子。誰も知り得なかった彼女の秘めたるその思いとは。
繭子を取り巻く曲者揃いの男達と、彼らを支える幼馴染のマネージャー、ファッションモデル、悪友達の織り成す会話群像劇。
「これは彼らに一年間の密着取材を行う日々の中で見た、人間の本気とは何かという問いかけに対する答えである。例え音楽に興味がなく、ヘヴィメタルに興味がなかったとしても、今を「本気」で生きるすべての人に読んで欲しい。彼らのすべてが、ここにあります」
主にインタビュー形式ですが、物語です。全76回。
シリーズ『風街燐景』 1
文字数 1,169,754
最終更新日 2019.07.16
登録日 2019.05.08
男は初恋の離れてしまった彼女を大事に大事に記憶した。彼女と別れて数年後、軟派な男に成り下がった男はイメージとかけ離れて劣化しているの彼女に出会う。
文字数 10,666
最終更新日 2019.06.05
登録日 2019.06.05
神に愛された姉妹、フレアとルタは、父にして全能の神デウスの呼び出しで故郷の空城に戻ってきました。
そこで、どちらかに創生の女神になるように告げられるのでした。
文字数 12,217
最終更新日 2020.01.06
登録日 2020.01.06
ーエダンシア皇国第三十八代アダンティアナ皇朝十年。
この日、暴君アダンティアナが伴侶である皇配リチャードの手によって処刑された。圧政に苦しんだ国民は歓喜し、これからの未来に光を見出だしていた。一方、皇宮では…
文字数 7,620
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.07.16
この世界に溢れ出た瘴気を祓う事のできる唯一の存在である聖女。
その聖女をそうと知らずに見つけ出してしまったリーンハルトは、自由を奪われ塔に閉じ込められた聖女の為に、せめてもの償いとして奪われた聖女の持ち物を探し出す旅に出る。
そんな旅を続けるリーンハルトと出会ったジル。
それから二人で旅をする事になったが、ジルは捕らわれていた場所から逃げ出した身であった。ジルを安住の地へ送り届ける事も目的になり、二人の旅は続くが、ジルにはリーンハルトには言えない過去があったーー
★残酷な描写があります。苦手な方はお気をつけください。
文字数 366,369
最終更新日 2021.09.28
登録日 2021.05.14
高校生最後の夏。友人の一人が行方不明になった。
七年後。その友人は法的に死亡扱いとなり、主人公は墓参りのために帰郷する。
懐かしい町と、旧友たち。久しぶりの再会は、時間を一息にあの頃へと戻した。
「あいつ、まだ隠れてたりしてな」
思わず口をついた言葉に呼応するようにして、それは現れる。
山と海の境界にある国道沿いで、七年越しの“かくれんぼ”が始まった。
文字数 31,541
最終更新日 2023.02.27
登録日 2023.02.26
タイトルの通りです。
聖女といった有能な女性の追放系に少し思うところがあったので。
突貫工事な感じで書いたのでところどころ変かもしれませんがご了承ください。
アスパラじゃないよ。
※追放系が好きな方は注意。
※小説家になろうにもあります。
文字数 7,274
最終更新日 2021.09.30
登録日 2021.09.30
人に興味が薄く、恋に興味がない大学四年生・大隈怜(おおくま・れい)と病に苦しむ伊藤美羽は、恋をしないと決めていた。
それなのに、二人には誘いや告白が絶えずに悩んでいた。
そんな時、
「お互い、人を好きにならない者同志。
付き合っていることにしよう。」
と、偶然であった怜に美羽は提案する。
この作戦にのれば、誰かに好意を寄せられることも告白されることも減る。
日々の煩わしさから解放される。
あくまで偽物の恋人として、のらりくらりと残された学生生活を穏やかに過ごせばいい。
ただし。
どちらかが相手を好きになってしまったら、この関係は解消するという条件付きで約束を交わす。
そんな二人は、次第に惹かれていくのだが美羽の病気は少しずつ進んでゆく。
文字数 97,203
最終更新日 2023.05.01
登録日 2021.04.21
雪に閉ざされた王国を救うため、お姫さまは森に住む狼のもとに嫁ぐことになりました。愛を知らないお姫さまと、人間に仲間を殺されたひとりぼっちの狼。彼らはひと冬をともに過ごし、やがて本当の家族になるのです。ところがある時、彼らに予想もしない出来事が訪れ……。愛する家族を守るため、お姫さまと狼はそれぞれの大切なものを差し出すのでした。
※この作品は、『月は夢など見るはずもなく』の第7話「十三夜」の中で、ヒロイン月玲(ユエリン)がヒーローに聞かせた昔話です。
※イラストは、さお様に描いていただきました。本当にありがとうございました。
※この作品は小説家になろうにも投稿しております。
文字数 3,493
最終更新日 2019.01.07
登録日 2019.01.07
あの戦いはまさに地獄だった。
私は新米聖女で、王太子ロベルト率いる魔王討伐隊のひとりだった。
最年少でみんなに可愛がられ、立派な聖女に育ててもらった。
けれどみんな死んでしまった。
聖騎士トビアスの裏切りによって。
彼は王太子ロベルトの乳兄弟にして右腕、最も信頼されていた親友。
王太子と将軍。
彼らは未熟な私だけでなく、みんなの憧れだった。
私はたぶん、雲の上のふたりともに恋をしていた。
そしてトビアスは私を選んだ。
だから私だけが聖騎士の背中に魔王軍の刻印を見たのだ。
トビアスを倒し、魔王軍の襲来を食い止めた私たちは伝説になった。
生き残ったのはロベルトと私だけ。
芽生えた愛を育てるには、ふたりとも心に深すぎる傷を負っていた。
時が流れ───……
私は伝説の聖女として世界を救う旅の途中、ある報せを受ける。
封印の<扉>に綻びが生じたと。
「ロベルト……」
彼が私を呼んでいる。……最後の戦いに。
文字数 6,661
最終更新日 2020.09.04
登録日 2020.08.31
第一章完結時より遡る事三年。
N.G397年。
世界連合に対する不満や怒りがピークに達したラフィン共和国は遂に戦争へと舵を切った。
ラフィン共和国のザクス・グルーバー大佐は自らが開発した新型バトルスーツを装備し、戦争へと身を投じていく。
そんな中、敵であるセントラルボーデン軍の美しい兵士クリスティーナ・ローレルと出会ってしまう。
徐々に惹かれ合う二人を待ち受ける運命は?
現代に戻りN.G400年、セントラルボーデン軍のウィザード、セシル・ローリエは中立国ルカニード王国のフェリクス・シーガーと出会い……
交差する運命に翻弄される者達。その結末は?
そして新たな戦いが起こった時それぞれが選ぶ道とは?
文字数 184,694
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.03.03