童話小説一覧
文字数 2,051
最終更新日 2020.05.17
登録日 2020.05.17
いつから前世の記憶があったのか。
そもそも自我を認識したのがいつだったのか。
そういう細かいところは覚えていないけれども。
「海の中って意外に暗いよねぇ。かと言って、水中で火を灯すことなんてできないし。LEDが恋しいなぁ」と。
住み慣れた薄暗い海底と、見たこともないはずの陸上の、しかもかなり進んだ文明の街の明るさをいつものように比べて。ぼんやり揺れる海藻を眺めながら暇を潰す自分の記憶に違和感を覚えたのは、6人目となる末の娘を出産後、母が儚く泡となり消えてしまってから5年も経ってからだった。
中身が日本人な人魚姫が生き抜こうとするお話。
けれども、それほどシリアスではない。
文字数 14,163
最終更新日 2018.11.30
登録日 2018.10.30
魔法石、という発想から物語を書いてみました。
拙いですが、もしよろしければ読んでみてください。
カテゴリ、は適当です(笑)
文字数 6,876
最終更新日 2021.04.15
登録日 2021.04.15
アヒルの国とカラスの子――和やかな日常――の原作となった作品です。ENEOS童話賞は惜しくも逃しましたが、供養として公開いたします。
優しい物語をお楽しみください。
文字数 1,679
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.12.16
あなたには、夢はありますか?
その夢を、手放そうとしていませんか?
そっと、心の声を聴いてみてください。
このお話は、夢に向かいたけれど、勇気が出ない、てんとう虫の物語です。
文字数 743
最終更新日 2021.01.07
登録日 2021.01.07
ずっと独り身の佐吉は、なんとしても花嫁を迎えたいと願っていました。
このまま独り身のまま一生を過ごすのはさみしかったのです。
ある日、諸国漫遊の旅をしているお坊様から嫁ごい神社のことを教えてもらいました。
本当に嫁が授かるらしい・・とのことでした。
しかし、その社のすぐ横には人と見ればすぐに食べてしまうオニの屋敷があるというのです。
悩みぬいた佐吉は・・勇気を出して・・
文字数 4,608
最終更新日 2022.12.29
登録日 2022.12.29
ヒツジさんに連れられてカエルさんは流星群を観に行くことになりました。流星群を観る予定の丘の上には小さなお星さまが泣いていました。泣き止んだ小さなお星さまが残していった祈り。--旅に出たカエルさんがはじめて迎える冬はどんなものだったのでしょう? この物語は「小説家になろう」「カクヨム」にも投稿されています。
文字数 1,775
最終更新日 2022.04.10
登録日 2022.04.10
小学校2年生の「ぼく」がはじめて1人で買い物へ出かける話です。
「少しの距離でも子供のころは大冒険だったな」とすべての人がどこかなつかしく感じる短い物語です。
文字数 1,630
最終更新日 2021.10.30
登録日 2021.10.30
雪がしとしと降る夜のこと。1匹の猫が川に流された。10年後、王女様が生んだばかりの娘が一晩で姿を消した。リンゴのように美しいくちびるをした女の子、という意味をこめて紅姫様と呼ばれていた。王女様は変わり果てた王様の姿を発見する。獣のように荒れ狂った王様は「お前たちがしたことを決して忘れはしない。氷の谷に来たらすべて教えてやろう。氷の谷に来なければ娘の命はない」と言う。
王女様は1人で氷の谷に向かうが、飼い猫のサリがこっそりついてきていた。しかし、寒さのあまり遭難し気を失ってしまう。目が覚めると、すべてが猫サイズの部屋の中で横になっていた。人のように歩き話す2匹の白い猫が現れて、「あなたも、娘さんも、お城に帰してあげます」という。片方の猫は一緒に来た飼い猫サリだった。
王女様は猫の国に入り込み、娘を探すために猫の王女様と対峙する――。
文字数 7,907
最終更新日 2022.01.22
登録日 2022.01.22
運び屋のケインは、愛機リトルホープ号で荷物を運びます。
届け先は、海の真ん中にポツンとある島国。
50年前の資料では、人口3326人と書かれています。
きっと今は、人も増えていることでしょう…。
文字数 3,811
最終更新日 2019.11.22
登録日 2019.11.22
パッと振り返ると、何もいない。
何回振り返っても、何も無い。
学校へ向かう道。振り返っても何もいない。
学校の廊下で。何もいない。
学校の帰り道。何もいない。
何もいないけど、音は聞こえる。
忘れ物を取りに行く道。足音が聞こえる。
暗くなった帰り道。足音が大きい。
もっと暗くなった道。近くにいる気がする。
怖いけど、パッと振り返ってみよう
文字数 701
最終更新日 2022.10.24
登録日 2022.10.24
私、桜庭玲はある日、担任の先生からある提案をされた。
「キミを、異世界科へ推薦する」
担任の先生によると、この中学校にはどうやら、「普通科」と「異世界科」があるらしい。
「異世界科」に正式に編入するためには、テストを受ける必要がある。
テストを受ける前の体験入学をすることに決めたけど、様々な災難が降りかかって…!?
これは、異世界勇者を志望する少女の、中学校生活やり直しの物語。
文字数 1,431
最終更新日 2022.10.25
登録日 2022.10.25
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
皆さんご存じの「いじわるじいさん」復讐ファンタジー風にしてみました。
文字数 1,280
最終更新日 2020.04.28
登録日 2020.04.28
『現実界』(リアリティ)に住むすぐるは、ごく平凡な少年に見えますが、実は祖父から不思議な力を受け継いでいる『魔法使い』で、そのせいで周りからは好奇の目で見られてきましたが、それを世のため人のために使うという使命感を抱いていました。
ある日、すぐるは祖父から聞かされたもう一つの世界『幻想界』(ファンタジア)の存在を、夢の中に現れた神々の長から知らされることとなりました。幻想界では倒されたはずの悪魔王『カオス』が復活したこと、現実界と幻想界は表裏一体で、片方の世界が悪くなると、もう片方の世界にも悪影響があること、父のとしおが両方の世界を救うべく、幻想界に旅立ったことなどを聞いたのです。そこですぐるは祖父から受け継いだ杖を手に、幻想界へと旅立っていきました。
文字数 260,003
最終更新日 2023.06.30
登録日 2022.04.20
文字数 1,696
最終更新日 2019.10.16
登録日 2019.10.16
ある日子供達がオバケの子供に招待されてオバケ屋敷にやって来ました。
しかしそれはオバケの子供の悪巧みでした。
子供達とオバケの子供はどうなるのでしょうか?
文字数 1,378
最終更新日 2019.01.17
登録日 2019.01.17
文字数 4,115
最終更新日 2020.05.14
登録日 2020.05.14
「不幸でも、しあわせでした」
五十音順に名前を持つ子どもたちの不幸でしあわせな死亡集。
―
「ここから出ていけば、しあわせな事が待っているのかなー」
桃色のお部屋から、たくさんの子どもたちが出ていきます。
さぁ、一緒に追いかけましょう。
しあわせな子どもたちを。
―
普通に読むだけでは、本当の意味は分かりません。
何度か読んでみて、意味が分かると「はっ」とします。
そして、お気に召せば、あなたも立派な変人なのです。
※続編は、事故現場・観光パンフレットです。続きをお楽しみください。
(発達障害ですが、周りの皆さんのおかげで、ふこしあは書籍化していただけます。編集の方々に支えられながら頑張りますので、お待ちください。)
(アルファポリス絵本ひろばでは、絵本版もご用意しております)
文字数 102,706
最終更新日 2022.03.28
登録日 2019.06.20
めんたる村の妖精シリーズ2弾め。
めんたる村の妖精めそめそは今日も泣いちゃうめそ~……
めんたる妖精村の妖精の女の子、めそめそは
なにをしても泣いちゃう。
そんなめそめそがある日……?
文字数 867
最終更新日 2024.02.08
登録日 2024.02.08
一番好きな童話です。テスト用
話の流れは原作通りにしているつもりですが自分流に脚色しました。ご容赦願います。ご不満な点や感想などありましたらぜひお願いいたします
文字数 2,598
最終更新日 2019.08.06
登録日 2019.08.06
昔むかしある所に、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんは山へ芝刈りにお婆さんは山へ洗濯に。
お婆さんが川で洗濯をしていると、川上からどんぶらこどんぶらこと桃が流れてきました.....。
本当の真実を知るものはこの世にいないのかもしれません。
文字数 6,103
最終更新日 2021.11.04
登録日 2019.09.04