日常小説一覧

件
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
文字数 278,412
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.01.25
婚約破棄された没落寸前の侯爵令嬢セシリアは、冷酷無慈悲と噂の公爵カイルと契約結婚することに。
「夫婦だからこそ、歩み寄るべきです!」と奮闘するも、カイルは氷のように冷たい。
しかし、彼を観察して気づいてしまった――
「この人、貴族としては完璧だけど、人間としては未熟では……?」
ならば、私が 「公爵様を人間らしくする計画」 を実行するしかない!
趣味を持たせたり、笑顔の練習をさせたり……少しずつ変わっていく彼に、私の心も揺れ始めて――?
「あれ……カイル様、少しずつデレていませんか?」
無自覚に甘くなっていく公爵と、彼を育てる(?)公爵夫人のラブコメストーリー!
文字数 266,056
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.04.02
日本人・OLの白山 椿は、異世界のシリクサーシェ王国伯爵家三女ミルフィー=ノルークに転生した。
貴族が通う学園卒業後は学園の修復職員に就職。数年後、学園には高位貴族の子息や令嬢が沢山入学してくることになる。
その生徒がおこす出来事を聞いたり見たりするうちに乙女ゲームに似ていることに気づいたミルフィーだが、自分はモブであると結論に至った。
そんな彼女は、乙女ゲームの登場人物らしい生徒が起こすイベントに巻き込まれながらも職務を全うしていく。
これは、そんな彼女の物語。
______
ミルフィー「あれっ?これ乙女ゲームのイベントに似てないか?」
同僚「何やってんですか、あんた」
※フィクションです。誤字脱字あると思います、教えていただければ幸いです。ご都合主義なところありますが、ゆる〜く読んでください。
文字数 43,164
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.02.28
一話がジャスト140字で完結です。隙間時間にでもどうぞ^^
どこから読んでも大丈夫です。
・添加物まみれの食生活により、血の品質低下に嘆く吸血鬼の話
・高層マンションが廃墟になる近未来の話
・一か月前にタイムリープした男の話
etc…
※140字というのはツィッター【現X】の文字数制限です。
折角?なので、140字以内ではなくジャスト140字で書いてます。
ホラー、SF、ミステリー、ファンタジー…色々とふれ幅は大きくしていこうと思います。
面白いと思ったものがあれば、感想など頂ければ書き続けるモチベーションになります^^
短編であり、ネタのメモ代わりにもいいような気がします。
その場で思い浮かんだものもあれば、いつか書こうと思ってネタ帳に書いてあったものを、
ごく短く書き出してみたものもあります。
ツィッター【現X】にも投稿してみましたが、題名が入らないので違う感じになっちゃいますね。
説明も加筆できないので、フィクションだけの投稿になりそのうち怒られそうです^^;。
『なろう』の方には短くコメントも書いてありますので(200字ないと投稿できないので)、ご興味のある方はそちらもどうぞ
https://ncode.syosetu.com/n2568ij/
文字数 47,791
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.04.27
「つまり君は、天使だね?」「悪魔だよ」/朗らか社畜×クールな悪魔/人間界ほのぼのハイテンションな日常
*表紙*
題字&イラスト:六洲六郎 様
Ⅹ(旧Twitter) → https://x.com/_6oclock
※ 表紙の持ち出しはご遠慮ください
(拡大版は1ページ目に挿入させていただいております!)
追着 陽斗-おいきる ひと-は帰宅途中、行き倒れ中と思われる悪魔の少年を保護した。
しっかりしていてそうで、どこか危なっかしい。そんな悪魔の少年を放っておけない陽斗にはとある想いがあった。それは……。
「メチャクチャ美少年じゃないか、この子?」
──好きなのだ。美少年が。
下心がなくもない陽斗を見て、悪魔の少年は危機感&警戒心ゼロ。
「──キミと一緒にここで住みたい。……ダメ?」
「──駄目じゃないよ、ウェルカムだよ」
未熟な社畜と未熟な悪魔、そして人工知能。一人と一匹と一体のほのぼのな日常が始まる。
* * *
明るく朗らかな性格の青年と、天然クールな美少年悪魔のドタバタほのぼの日常ファンタジーなお話です!
※ アダルト表現のあるページにはタイトルの後ろに * と表記しておりますので、読む時はお気を付けください。
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
* * *
他小説投稿サイト様の小説特集に選ばれました! とても嬉しいです! 本当にありがとうございます!
【 Rising Star[24/09/12] 】
https://x.com/estar_jp/status/1834109697491951915
文字数 436,749
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.08.07
【カクヨムジャンル別週間ランキング10位達成!!】
しがないブラック企業のサラリーマン、佐藤健太(25)。彼のもう一つの顔は、最低ランクのFランク探索者である。
特技はダンジョンで手に入れたモンスターなどの食材を使った絶品料理!
ある夜、いつものようにダンジョンへ食材調達に向かった健太は、そこで空腹で倒れていた謎の美少女を助ける。手持ちの食材で作った即席ダンジョン飯を振る舞うと、彼女はその味に感動。なんと彼女の正体は、国民的人気アイドルにして、最強Sランク探索者の星野玲奈(18)だった。
健太の作るダンジョン飯の虜になった玲奈は、「私が護衛するから、一緒にダンジョンで美味しいご飯を作って!」と提案。こうして、探索能力は平凡以下だが料理の腕は超一流の健太と、戦闘力は最強だが健太の料理には弱い玲奈の、奇妙なダンジョン探索(食材調達&グルメツアー)が始まる!
難しい話は一切なし、ストレスフリー、ゆるふわ胃袋掴み系コメディ、ここに開店!
※この物語はフィクションです。日本を舞台に繰り広げますが、存在しない地名や国が物語に登場します。
文字数 76,763
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.30
世界には多種多様な種族が存在する。
人間、獣人、エルフにドワーフなどだ。
その中でも最強とされるドラゴンも輪の中に居る。
最強でも最弱でも、共通して言えることは歳を取れば老いるという点である。
この物語は老いたドラゴンが集落から追い出されるところから始まる。
そして辿り着いた先で、爺さんドラゴンは人間の赤子を拾うのだった。
それはとんでもないことの幕開けでも、あった――
文字数 586,048
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.11.29
ライフ、生きていれば色々ありますね。
それらをショートストーリーに出来ればと
思いながらのライフなショートストーリー集です。
作品下記に<書く習慣>と表示されているのは
スマホアプリの書く習慣に書きましたストーリーを
掲載させてもらったものです。どうかごらんください。
文字数 10,000
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.25
異星種族「遼州人」の青年・神前誠が発動した“干渉空間”と“光の剣”――その異能が、貴族主義者によるクーデター未遂事件「近藤事件」を阻止してから一か月。だが、宇宙に法術師の存在が公表されたことで、世界は静かに混乱の只中にあった。
そんな中でも、誠が所属する司法局実働部隊――通称「特殊な部隊」は今日も元気にバカをやっていた。
運用艦『ふさ』の艦長・アメリアと、非情なサイボーグの副官・西園寺かなめの思いつきで、「野球部夏合宿」という名の混乱イベントが始まる。嫌な予感しかしない誠だったが、半ば強制的に巻き込まれていく。
高級ホテル、混浴風呂、貴族的な晩餐……合宿先で誠は、かなめの正体――名門貴族国家・甲武国の“姫”としての姿と、東和共和国の20世紀末的な庶民生活とのあまりの違いに衝撃を受ける。
しかし、夏休み気分を打ち砕くように、「遼州人の解放」を掲げる革命家たちが誠を襲撃。法術を駆使する彼らとの戦いは、誠の力と正義を改めて問うものとなる。
これを機に誠の警護体制が強化され、アメリア・かなめに加えて、無表情な戦闘用人造人間・カウラも“護衛”として同居を開始。男子寮の平和は完全に崩壊した。
そんなドタバタを、酒とタバコと諦めで生きる嵯峨特務大佐と、『人類最強』な天才幼女クバルカ・ラン中佐は、どこか達観した目で見守る。そして、その裏では“廃帝ハド”が掲げる「強者による支配」の理想が、静かに牙を研いでいた――。
異能と陰謀とバカ騒ぎ。これは、宇宙で一番カオスな「お仕事SFギャグロマン」である。
文字数 50,808
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.29
一ページ、数行で怖がらせることができるならば!
一ページ、数行で笑わせることもできるはずだ!
ゆるーい一発ネタを1日1回くらいのペースで挙げていくコーナーです。
毎日夜の八時更新!
疲れて帰ってきた頃や深夜二時くらいのメランコリックな気分のとき、はたまた週末にまとめて読んだり、自分のお好きなタイミングで、どうぞ!
※とはいえ、初見にネタ数行だけですとさすがに意味がわからなさすぎるかと思いますので、初日だけは十個程度挙げます。
※不謹慎なネタもございます。注意。
※もっと反応ほしい記念で、二日目も十個あげます。6月2日から1日1ネタにすることにします。
※もっと入りやすいタイトルを考えて、それにしました! よろしくお願いします!
では、参ります。
文字数 3,125
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.31
【このシリーズは、ある学園にまつわる“時の断片”を集めた物語集です。
毎回登場人物は違っていても、誰もがあの坂を登り、教室に座り、そしてそれぞれの春を迎えていきます。
それは、ある人の物語ではなく——あなたの記憶の、どこかにもある光景かもしれません。
どのシリーズからでもお読み頂けます。】
名門・私立清蘭女学館。その片隅にひっそりと佇む「旧館」の階段室には、ある噂が囁かれていた。「願いをひとつ叶える代わりに、大切な何かを失う」――。
都会からの転校生・日向ましろは、姉を失った喪失感を抱え、どこか周囲に馴染めずにいた。ある雨の日、彼女は旧館で一人の少女と出会う。二階堂るり。階段室の噂の中心にいるとされる、謎めいた上級生だった。
「あなた、なにを手放してまで叶えたいの?」
るりの言葉は、ましろの心の奥深くに眠る「願い」を揺り動かす。だが、その階段は、踏み入れた者に等しく「代償」を求めるという。声を失った優等生、人の本心が見えすぎるようになったクラスメイト、そして、誰の記憶からも消えてしまった少女――。
それぞれの願いと秘密が絡み合い、少女たちは見えない力に導かれていく。硝子のようにもろく、きらめく階段の先にあるのは、希望か、それとも新たな喪失か。
これは、喪失を抱えながらも他者と繋がり、再生へと向かう少女たちの、痛みを伴う成長の物語。
文字数 11,102
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.01
「あなたには私の世界に来て、私の代わりに管理者をやってもらいたいの」
鈴蘭の魔女リリスに誘われ、レイが召喚された異世界は、不思議で美しい世界だった。
大樹ユグドラを世界の中心に抱き、人間だけでなく、エルフやドワーフ、妖精や精霊、魔物など不思議な生き物たちが生きる世界。
この世界は、個人が人生を思い思いに自由に過ごして全うする「プレイヤー」と、愛をもって世界システムを管理・運営していく「管理者」の二つに分かれた世界だった。
リリスに子供の姿に戻されたレイは、管理者の一員となって、世界の運営に携わっていく。
おとぎ話のような世界の中で、時に旅しては世界の美しさに感動し、世界の不思議に触れては驚かされ、時に任務や管理者の不条理に悩み、周りの優しさに助けられる……レイと仲間達が少しずつ成長してく物語。
※金〜日曜日、20時更新となります。
※ストーリーはコツコツ、マイペース進行です。
※主人公成長中のため、恋愛パートは気長にお待ちくださいm(_ _)m
文字数 1,291,207
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.03.23
両親が亡くなり、実家で独り暮らしを始める主人公。家の中のものを断捨離して整理していき、思い出も整理して、日常を取り戻すための、さりげない物語です。
文字数 27,446
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.05
【このシリーズは、ある学園にまつわる“時の断片”を集めた物語集です。
毎回登場人物は違っていても、誰もがあの坂を登り、教室に座り、そしてそれぞれの春を迎えていきます。
それは、ある人の物語ではなく——あなたの記憶の、どこかにもある光景かもしれません。
どのシリーズからでもお読み頂けます。】
卒業式の翌日、春の陽光が差し込む旧図書室で見つかった一通の手紙。「あなたのことを、私はずっと忘れません」。差出人も宛名もないその言葉に導かれ、一年生の瑞希は、手紙の送り主を探し始める。出会うのは、この学園にいた“誰か”の記憶を抱えた人々。そして、言葉にできなかった想いの数々。静かに紡がれる記憶の糸を辿り、やがて瑞希自身もまた、大切な誰かへ贈る言葉と向き合うことになる。伝えられなかった想いの価値と、記憶を受け継ぐことの温かさを描く、静謐な青春ミステリ。
文字数 4,263
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
勇者パーティの支援職、アルクはある日突然、パーティから追放を言い渡される。彼の持つスキル『最適化』は、戦闘補助や雑用を効率化するだけの地味なもの。「寄生虫」「お荷物」と仲間たちに罵られ、装備も金も全て奪われたアルクは、絶望の淵に立たされる。
生きるために、ギルドでタダ同然で譲り受けた古びた魔道具「記録水晶」を手に、薬草採取の依頼を受けるアルク。しかし、彼が何気なく使ったスキル『最適化』は、彼の知らない驚異的な性能を発揮する。誰もが半日かかる作業を、たったの10分で完了させてしまったのだ。
そして、その神業のような光景は、アルクの知らないうちに「記録水晶」を通じてギルドの掲示板にライブ配信されていた。
≪なんだこの新人!?≫
≪スキルがチートすぎるだろw≫
≪あんな有能なやつを追放とか、勇者パーティ見る目なさすぎ!≫
視聴者である冒険者たちのコメントと「投げ銭」による応援に戸惑いながらも、アルクは少しずつ自分のスキルの本当の価値に気づき始める。
不遇の獣人少女との出会い、最適化された装備の作成、そして落ちぶれていく元パーティとの再会――。
これは、無能の烙印を押された一人の少年が、配信を通じて自らの価値を見出し、かけがえのない仲間と共に、やがて世界を救う伝説の冒険者へと成り上がっていく逆転英雄譚。
文字数 17,281
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
「戦国の焔に咲き、愛と絆で散る――浅井茶々、運命を切り開く一輪の乱華。」
あらすじ
戦国の嵐が吹き荒れる天正元年(1573年)、北近江の小谷城で浅井茶々は生まれた。父・浅井長政と母・織田市の長女として、姉妹・初と江と共に穏やかな日々を過ごす彼女だったが、叔父・織田信長の裏切りにより小谷城は炎に包まれる。父と祖父を失い、母と妹たちと共に信長の庇護下へ引き取られた茶々は、戦国の無常を幼い胸に刻む。
岐阜城、北ノ庄城と移りゆく環境の中、茶目は長女としての責任感を背負い、初と江を守り抜く決意を固める。本能寺の変で信長が倒れ、母が柴田勝家と再婚する混乱期を経て、北ノ庄城が秀吉の軍に包囲されると、再び焔が彼女を襲う。母と勝家の自害、城の陥落を目の当たりにし、茶目は妹たちを連れて逃亡の道を歩む。
やがて秀吉の側室となり、子を産み、大坂城で豊臣家の命運を担う彼女は、愛と野望の間で揺れながらも、戦国の姫として気高く咲き続ける。家族を失い、国を失い、最期に大坂の陣で壮絶な散華を迎える茶々。その生涯は、戦国の冷酷な焔に抗い、絆で結ばれた一輪の乱華の如し。
この物語は、茶々の純粋な心が戦国の試練に鍛えられ、自立と決断を重ねる軌跡を追う。
文字数 58,543
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.03
✨ キャラ文芸ランキング週間・月間1位&累計250万pt突破、ありがとうございます!
神木家の双子の妹弟・華と蓮には"絶世の美男子"と言われるほどの金髪碧眼な『兄』がいる。
美人でカッコよくて、その上優しいお兄ちゃんは、常にみんなの人気者!
だけど、そんな兄には、何故か彼女がいなかった。
幼い頃に母を亡くし、いつも母親代わりだったお兄ちゃん。もしかして、お兄ちゃんが彼女が作らないのは自分達のせい?!
そう思った華と蓮は、兄のためにも自立することを決意する。
だけど、このお兄ちゃん。実は、家族しか愛せない超拗らせた兄だった!
これは、モテまくってるくせに家族しか愛せない美人すぎるお兄ちゃんと、兄離れしたいけど、なかなか出来ない双子の妹弟が繰り広げる、甘くて優しくて、ちょっぴり切ない愛と絆のハートフルラブ(家族愛)コメディ。
果たして、家族しか愛せないお兄ちゃんに、恋人ができる日はくるのか?
これは、美人すぎるお兄ちゃんがいる神木一家の、波乱万丈な日々を綴った物語である。
***
イラストは、全て自作です。
カクヨムにて、先行連載中。
文字数 1,358,876
最終更新日 2025.06.07
登録日 2018.02.01
【このシリーズは、ある学園にまつわる“時の断片”を集めた物語集です。
毎回登場人物は違っていても、誰もがあの坂を登り、教室に座り、そしてそれぞれの春を迎えていきます。
それは、ある人の物語ではなく——あなたの記憶の、どこかにもある光景かもしれません。
どのシリーズからでもお読み頂けます。】
「誰かがいないと、星を見てはいけない気がするの」——卒業間近の先輩・ひかりと、天文台で出会った後輩・美南。星空の下、たった一晩だけ交わされた言葉は、孤独を抱える二人の心を静かに繋いでいく。夜が明けたら、先輩はいなくなる。それでも、この時間は本物だった——。刹那の出会いが織りなす、切なくも温かい青春の一夜を描く物語。あなたの心にも、忘れられない星が灯りますように。
文字数 1,919
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
【このシリーズは、ある学園にまつわる“時の断片”を集めた物語集です。
毎回登場人物は違っていても、誰もがあの坂を登り、教室に座り、そしてそれぞれの春を迎えていきます。
それは、ある人の物語ではなく——あなたの記憶の、どこかにもある光景かもしれません。
どのシリーズからでもお読み頂けます。】
高校二年の春、演劇部の柚木まどかは春公演の主演に抜擢される。しかし、手渡されたのは作者不明の「未発表の戯曲」。読み進めるうち、まどかは奇妙な感覚に襲われる――まるで誰かの記憶をなぞっているような台詞たち。脚本の謎を追う中で、まどかは無口な後輩・真壁透から、戯曲に隠された哀しい過去を知らされる。他人に見せる自分と本当の自分の間で揺れ動きながら、まどかは舞台の上で、そして人生の中で、本当に伝えるべき言葉を見つけ出す。これは、「演じること」の意味を問いかける、切なくも瑞々しい青春の物語。
文字数 1,697
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
幼い茶々の目に焼きついたのは、炎に包まれた小谷城と、冷酷に微笑む伯父・織田信長の顔だった。
父・浅井長政を裏切り、兄を殺し、すべてを灰に変えた第六天魔王――その手が彼女の人生を奪った瞬間、茶々の心に復讐の種が根を張った。
母・お市の方は最期に囁いた。「生きなさい」と。
その言葉だけを支えに、茶々は憎しみを胸に秘め、少女から女へと成長する。
信長亡き後、その遺志を継ぐ豊臣秀吉に嫁ぐ。
子・秀頼を産み、母となるが、彼女の瞳は決して穏やかにはならない。
秀吉の豪快な笑い声に信長の残響を聞き、愛する我が子の瞳に呪われた血の影を見る。
豊臣家は茶々にとって、秀頼を守るための仮面であり、信長の血を断ち切るための刃だった。
時は流れ、大阪城が最後の舞台となる。
徳川家康の軍勢が迫り、天守を飲み込む炎が再び彼女の前に現れる。
侍女たちの叫びが響き、血が石畳を染める中、茶々は静かに笑う。
「終わりだ、信長。お前の呪いはここで消える」
秀頼の手を握り、炎の中に身を投じるその瞬間、彼女の心は解放を求めたのか、それとも虚無に呑まれたのか?
歴史の闇に埋もれた一人の女が、復讐の果てに見たものは何か。
浅井茶々――少女の純真さ、母の愛、復讐者の執念が交錯する、壮絶な運命の物語。
その結末を知ったとき、あなたはきっと目を離せなくなる。
※注意※
作者・常陸之介寛浩が書籍化している第4回歴史時代小説大賞読者賞受賞作品とは別時系列物語です。
豊臣秀頼の母として天下の頂点に立つ淀にまで成長していく茶々の人生フィクションをお楽しみ下さい。
文字数 161,092
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.08
ダンジョンが日常に溶け込んだ近未来の日本。どこにでもいる平凡な女子大生・佐藤花梨(さとう かりん)は、ある日突然、謎の「ダンジョンの種」を手に入れる。その種を育て、活用していくことで、花梨の日常は少しずつ、しかし確実に変化していく。
1話目から8話目までは毎日19:30更新。それ以降は毎週水曜日、日曜日の19:30更新です。
AIによる改変が入っています。 カクヨムにて1日だけ先行公開中
文字数 12,923
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.01
直樹は漫画家になる夢を諦めたが、友達との付き合いで漫画サークルに参加する。誰も彼もが漫画描けないけど、それでも楽しい仲。そんな彼らが怪異に取り憑かれてしまう。通り道の暗い場所で。
2日に一度の更新。
期間中、可能なら間も更新。
文字数 95,378
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.02.25
転生したもこもこは動揺を隠し、震える肉球をなめ――思わず一言呟いた。
「クマちゃん……」と。
猫のような、クマのぬいぐるみの赤ちゃんのような――とにかく愛くるしいクマちゃんと、謎の生き物クマちゃんを拾ってしまった面倒見の良い冒険者達のお話。
犬に頭をくわえられ運ばれていたクマちゃんは、かっこいい冒険者のお兄さん達に助けられ、恩返しをしたいと考えた。
冷たそうに見えるが行動は優しい、過保護な最強冒険者の青年ルークに甘やかされながら、冒険者ギルドの皆の助けになるものを作ろうと日々頑張っている。
一生懸命ではあるが、常識はあまりない。生活力は家猫くらい。
甘えっこで寂しがり屋。異世界転生だが何も覚えていないクマちゃんが、アイテム無双する日はくるのだろうか?
時々森の街で起こる不思議な事件は赤ちゃんクマちゃんが可愛い肉球で何でも解決!
最高に愛らしいクマちゃんと、癖の強い冒険者達の愛と癒しと仲良しな日常の物語。
【かんたんな説明:良い声のイケメン達と錬金系ゲームと料理と転生もふもふクマちゃんを混ぜたようなお話。クマちゃん以外は全員男性】
【物語の主成分:甘々・溺愛・愛され・日常・温泉・お料理・お菓子作り・スローライフ・ちびっこ子猫系クマちゃん・良い声・イケボ・イケメン・イケオジ・ややチート・可愛さ最強・ややコメディ・ハッピーエンド!】
《カクヨム、ノベルアップ+、なろう、ノベマ!にも掲載中です》
文字数 1,720,491
最終更新日 2025.06.07
登録日 2023.04.09
高校1年生の霧山かすみは、自身から発生する原因不明のもやに悩まされている。
もやの量は日によってまちまち、自分でコントロールすることはできない。
そんなある日、かすみは病院での待ち時間、看護師に心ない言葉を浴びせられてしまう。
事情を知った看護師は謝罪するが、気になる言葉を口にしてーーーー?
自身と同じ体質を持つ青年との出会いから、かすみの日常は大きく変わっていく。
文字数 60,940
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.04.30
生涯を共にすると決めた彼が二度死んでから、八十年もの月日が流れた。
彼を生き返らせる為に“迫害の地”へ逃げ込み、新薬、新たな魔法の開発をがむしゃらにし続けるも上手くいかず、全てに行き詰っていく。
喜怒哀楽の感情を無くし、薬の副作用で二十四歳の若さを保ったまま、八十年もの時を消費した魔女『アカシック・ファーストレディ』
そのアカシックは、要の薬草が切れたので採取をしに行くと、針葉樹林地帯で捨てられていた人間の赤ん坊と出会う。
二つ目の罪悪感を背負いたくないが為に捨て子を拾い、淡々とぶっきらぼうに育てていく魔女のアカシック。
そして捨て子を育てていく内に、不本意ながらも寄り添える者達が増え始め、独りだったアカシックの心境が徐々に変わっていく。
時には捨て子に励まされ。時にはウェアウルフに論され。時には黒龍に激励され。遠回りな道のりで新たな事を学び、忘れていた過去を思い出し、闇に堕ちていた心が少しずつ浄化され、失った感情を取り戻していく物語。
ぶっきらぼうで不器用な一人の魔女と、拾われた捨て子の一生の一部を。
なろう、カクヨム、ノベプラでも投稿中です。
文字数 1,218,518
最終更新日 2025.06.07
登録日 2022.08.11
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
文字数 886,043
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.06.01
現実には存在しない、国々への渡航日記。
ちょっと変わった風習や宗教、価値観などが根付く世界を少しだけ覗いてみてください。
文字数 13,214
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.06
潮の匂いが、暮れなずむ町にゆるやかに満ちていく。
港町ルアーナ。
その一角、名もない居酒屋の火が、今宵もまた静かに灯る。
店を預かるのは、かつて剣を振るった男──ベネリオ・ファルカ。
冒険の時代を過ぎ、今は炭を起こし、魚を焼く。
潮と火の香りが交わるとき、人もまた、何かを交わしにやってくる。
誰もが、ひと皿の料理とひとときのぬくもりを求め、
朱色の庇の下に腰を下ろす。
火を囲み、語らずとも伝わるものがある。
それは潮の記憶、焦げ目の香り、季節の影。
変わらぬ炭火のなかで、変わりゆく心がぽつり、ひとつずつほぐれていく。
──これは、名もない店と、その夜ごとの物語。
潮の香りに引かれ、誰かがまた、戸を開ける。
※毎日19時更新
文字数 22,226
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.05
ふわふわで、気まぐれで、どうしようもなく愛おしい――そんな“あたちたち”との日々は、ティッシュの山やチュールの争奪戦から始まった。
老猫ふわとの別れを経て、少年・蓮が出会ったのは、保護猫のこはる。
さらに、隣の部屋の女の子とその猫モカとの縁が、少しずつ「家族」を広げていく。
猫の命は短い。けれど確かに、人と人、猫と猫、未来へと“命のバトン”をつないでくれる。
笑って、泣いて、毛まみれになって、それでも一緒に生きていく。
これは、猫と人の小さな奇跡の日記。
あたちたちは続いていく――命が、心が、つながっていく限り。
文字数 23,729
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.31
今日は2人、明日は1人の設定や、構想などを保存しておくための設定集。
未だ本編は始まっていないけれど、本編が始まる前から設定は考えておく必要がある。
設定を考えたなら、それを保存しておく必要がある。
ここはそういう場だ。
文字数 26,868
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.04.03
高校3年生の律が、ご主人様と出会い、調教され、ご主人様の犬として生きていく物語です。
※毎日19時更新
文字数 46,298
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.14
沖縄県の公立校、斎叡高校に通う二年生の男子生徒、三崎奏良は端麗な容姿を備えながらも自己肯定感が頗る低く、常日頃から鬱々とした雰囲気を纏っていたせいか友人もいない。
だけど、そんなある日のこと。ありったけの勇気を振り絞り、クラスメイトの女子生徒へ友達から初めてほしいという旨の言葉を告げる奏良。すると、その生徒――クラスの中心的存在たる美少女、桜野灯里は一人でも友達を作ってきたら話に応じるという旨の返事をする。
そして、それまで友人の一人もいなかった奏良は意気消沈。半ば諦めていた彼の前に現れたのは、艶やかな黒髪を纏う後輩の美少女で――
文字数 62,764
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.04
文字数 40,635
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.05.06
連続殺人犯を追っていた刑事、大門錠一は不審な死を遂げた。しかし巫女ニャコと魔導士シイファによって、錠一は異世界リワルドへと転生する。転生して若返っていた錠一は、仇名の『キィ』を名前にし、二人の少女や王都警護隊の面々と数々の事件を解決する。その成果を買われ、キィは第三王子レムルスにより、特別捜査官に任命された。
しかし犯人を逮捕する力不足に悩んでいたキィは、警護隊隊長のヴォルガの紹介で伝説級の剣士リュート・ライアンに『無斬流剣術』を学ぶ。剣術修行によって特殊な気力『衝気』を使えるようになったキィは、冒険者チームの『グレート・ガイズ』らの協力を得て、闇斬り『夜の烏』を捕らえる。しかしその時、今までの犯人たちにも現れた「腕についた眼玉」を回収するために謎のゴーグル男が現れる。ゴーグル男は剣術修行の後のキィですら、圧倒する技量の持ち主だった。
新たに現れた謎の敵に、キィとニャコ、シイファたちはどう立ち向かうのか? キィが殺された事件の真実は? 異世界ノワルドを大きく巻き込む事件が、動き出そうとしていた。 第二章スタートです!
※『魔女と骸の剣士』と同じ世界で、他国におけるお話です。
文字数 216,192
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.02.25
「あなたを救いたいのです。人生をやり直したい……そう思いませんか?」
会社を辞め、途方に暮れる元サラリーマン、金谷律也。人生をやり直したいと思っていた彼の目の前にNPO団体「ホワイトリップル研究所」と名乗る白装束を纏った二人組が現れる
リツのこれまでの行動を把握しているかのごとく、巧みな話術で謎の薬“人生をやり直せる薬”を売りつけようとした。
リツは自分の不幸を呪っていた。
苛烈なノルマに四六時中の監視。勤めていた会社は碌なもんじゃない。
人生のどん底に突き落とされ、這い上がる気力すら残っていない。
もう今の人生からおさらばして、新しい人生を歩みたい。
そんなリツに、選択肢は残されていなかった。
――買います。一つください
白装束が去った直後、ホームズのような衣装をまとい、探偵となった幼なじみ神原椿と、なぜか小学生の姿になった妹の神原紅葉が部屋に乱入。
―― この薬、絶対飲んじゃ駄目よ。飲んだら最後、あなたは……消されるかもしれない
なぜ薬を飲んではいけないのか。そして、なぜ消されるのか。
白装束の奴らは何者で、その目的とは。
消えた人はどこに行くのか。
陰謀渦巻くサスペンス・ミステリーが始まる……!
※10月より毎週土曜夜6時30分公開予定
文字数 91,074
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.09.06
空月満は中学一年生。とあるアバター配信者のファンである。
その配信者に憧れてその世界に飛び込もうとした満だったが、そのことが彼を数奇な運命へと導くことになってしまうのだった。
※カクヨム先行公開中
※更新作品数抑制のため、遅れて公開となりました
文字数 414,200
最終更新日 2025.06.07
登録日 2024.12.07