ファンタジー 聖女小説一覧
三年前王太子と聖女によって断罪された一人の令嬢について皆さんは覚えているだろうか。
果たして彼女はなぜ断罪されるに至ったのか。真実の愛とは何なのか。
我々は彼女の独占取材に成功した。
願わくば多くの人に彼女の物語が届きますように。
(アリッシアガーデンズ特集号より引用)
────これは或る令嬢が断罪に至るまでの告白録
※小説家になろうにも掲載しています
文字数 3,800
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.10
幼い頃、魔王に命を助けられた平民の少女アリシア。
成長後、癒しの聖魔力を認められて、奨学生として学院へ入学するが、入学式で公爵令嬢セレスティナや公太子と出会ったことで、この世界が前世で読んだ悪役令嬢物漫画の世界であり、自分がいずれ断罪されるゲームヒロインであることを思い出す。
断罪の未来を回避するため、アリシアは学院を退学。人々を癒して、本物の聖女を目指す。
しかし、主人公の悪役令嬢セレスティナもまた、癒しの聖魔力を発現させて……。
※病人、怪我人、戦場描写があるため、念のためにR15に設定しています。
※この話は『断罪されるヒロインに転生したので、退学します』の長編版です。長編化にあたってキャラクターを増やし、設定も少し変更しています。
※アリシア、セレスティナ、レオポルドといったメインキャラクターの性格はそのままですが、キャラクターが増えた分、ストーリーも少し変化しています。
※なので「前作のほうが好き」という方はお気をつけください。
※アルファポリスの規約上、この話を連載中は前作『断罪されるヒロインに転生したので、退学します』は非公開になります、ご了承ください。
文字数 76,407
最終更新日 2024.02.07
登録日 2024.01.30
前世の自分が大好きだった小説の悪役令嬢・ジェナに転生した私は、小説の世界を壊さないために悪役令嬢を演じきって処刑された。
そして次に目を覚ましたら、今度は全く知らない世界の聖女・アイヴィに転生していた!?
処刑時に首をはねられたのがトラウマになった私は、今回の人生は穏やかに生きたいと願っていた。
だから問題を起こさず、人とトラブルを起こさずにいたいのに──。
「いきなり聖女だとか言われても訳わかんないのよ! 冗談じゃないわ! そんな面倒に巻き込まれるくらいなら、聖女なんて辞めてやるわ!」
「私は一切聖女としての役目は果たさないわ。あなた達が私のことを尊重出来ないのならね」
自分の意思とは裏腹に、ジェナを演じすぎて染み付いた悪態が止まらない!
このままじゃまた処刑されてしまう──!
悪役令嬢の性格を引き継いだ聖女という難易度の高い今度の転生、果たして上手くいくのか。
そして聖女アイヴィに課された過酷な運命を、私は後に知ることになる……。
悪態をつく聖女が歩む道は、再びバッドエンドか、それとも──?
※他サイトにて掲載したものを、加筆修正しながら投稿しています。
文字数 135,402
最終更新日 2024.02.03
登録日 2023.12.12
このオレ、オーゼは魔術師として勇者一行に加わっていた。オレたちは魔王討伐を成し得るも、オレは勇者であり幼馴染でもあるエリンの純潔を奪い、彼女の加護を失わせてしまった罪を問われ、追放される。だがこれはオレではなく彼女の再生の物語。
一章終わりまでは1日2回投稿します。
・復縁・元ザヤ(元鞘)・再構築の要素アリ
・られそでられない要素アリ
・NTRタグ無いのに作者の功罪のせいで寝取られ期待されてしまう変な作品ですw
・未成年者の飲酒・喫煙、犯罪等を助長するものではありません。
文字数 244,244
最終更新日 2024.02.03
登録日 2023.12.16
【短い紹介文】
王道の勘違い物
【長い紹介文】
聖女に殺される運命を背負った悪役貴族に転生した主人公は、「目立たない・関わらない・生き延びる」という言葉を胸に行動するも、なぜか聖女に好かれ、王子と決闘することになった。
主人公は亡命を決意する。
彼は生き延びることだけを考えて行動するのだが、周囲が彼の発言を勝手に深読みし、気付けば魔王になっていた。
「ノエル、陰謀論とか大好きだからな……」
世界の闇が動き出し、それに立ち向かう集団が生まれる。
そのトップに君臨する主人公なのだが……彼だけが、何も知らないのだった。
文字数 112,138
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.14
文字数 15,072
最終更新日 2024.01.30
登録日 2023.12.31
三千年ぶりに魔国に復活した魔王。
聖国で起こったクーデターを平定し、束の間の休息をとる魔王の許に、王国から勇者の死の報せがもたらされる。勇者は、なぜ、どうやって死んだのか。クーデター派の残党から刺客が送られる中、勇者の死の謎に迫るため、魔王は王国を訪れる事を決意する。
〜という感じになるはずです。
※現在は番外編のみの投稿です。振りばかりで不甲斐なくてすみません。
文字数 5,844
最終更新日 2024.01.28
登録日 2023.03.20
日本に生まれ交通事故で命を落とした主人公、渡来夏は魔王討伐を命じられ異世界へ転生するも、魔王と相討ちになり再び死亡してしまう……。
そんな彼女がさらなる転生で望むのは、のんびりとした平和な生活。かつて魔王を討伐した彼女が送るスローライフ物語、始まります!
文字数 59,156
最終更新日 2024.01.25
登録日 2019.05.01
【毒舌令嬢シリーズを短編集にまとめました】
ーーーー
▼短編①あらすじ:毒舌令嬢は婚約破棄の場面に居合わせる
公爵令嬢リリアに婚約破棄を言い渡した王太子。
そして、たまたまその二人のど真ん中にポジショニングしてしまっていた毒舌令嬢。
とにかく気まずい場面に、なぜか必ず通りがかってしまう令嬢の話です。
▼短編②あらすじ:毒舌令嬢はそのネーミングに物申す
伯爵令嬢タチアナ・カカーリンには、ずっと心に引っかかっていた疑問があったーー
辺境伯に嫁ぐことになったリリア・スタフォード公爵令嬢主催のお茶会で、タチアナはついにその疑問に立ち向かう。
「公爵」と「侯爵」。
読み方同じで不便じゃないの?
ーーーー
※とんでもなくアホなコメディです。
※ショートショートとして投稿していたものを、アルファポリス様規約変更に伴い、短編集にまとめました。既読の方がいらっしゃったら申し訳ございません。
文字数 16,092
最終更新日 2024.01.23
登録日 2024.01.21
五才の時に聖属性魔法が発現。
厳しい修行にも耐え、聖女として寝る間も惜しむ日々。
ある日王城に呼ばれて行ってみると、欲に目が眩んだ父と腹違いの姉による策略により、偽聖女と言われ王子の命令で捕縛されてしまう。
釈明する場も与えられず、そのまま馬車に押し込まれ、たどり着いた先は無人島。
そこは凶暴な魔獣が住み、各国で不可侵とされている「原初の島」だった。
お役目から解放された聖女は、今日も無表情に自由を楽しむ!
*もしかしたら今後、逆ハーレム的な要素が出て来るかもしれません。そういったのはちょっと‥‥と思われる方は、ご注意ください。
*小説家になろう様の方でも、のせて頂いております。
文字数 73,070
最終更新日 2024.01.18
登録日 2022.12.26
史上最強で最悪の魔王討伐を王様に頼まれた勇者は、ついに魔の国に到達した。
だがそこには魔王はおらず、代わりにいたのが......。
勇者とか魔物魔人、魔獣に魔王とか、そんな言葉を使ってみたくて書きました。
お話し自体、特に意味はありません。ハイファンタジーを目指したはずなのに、まったく違うものになってしまいました。何故でしょう?
暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
文字数 7,423
最終更新日 2024.01.10
登録日 2024.01.10
陽介は同級生3人と一緒に異世界へ召喚された。
召喚先で勇者亮太を筆頭に奏、夏子と4人で勇者パーティーを作って、魔王討伐に向かった。
「禁断のフレイム」という自爆スキルを持つ陽介は聖人。
なぜか想い人の夏子は聖女。
魔王と対峙した4人。陽介は決断を迫られる。
長編を作らせてもらう前に、このスタイルで出させていただきました。
文字数 3,422
最終更新日 2024.01.06
登録日 2024.01.06
魔物が蔓延る世界エル・アース。
しかし大陸の中心部に位置する王国、レガーリアでは数百年前から他国と比べて極端に魔物の数が少なかった。
理由はただ一つ、この地に聖女と呼ばれる女性が現れたからだ。
聖女は魔物を退け、人々に癒しの力を与え、小国だったレガーリアを大国へと成長させる原動力となり、国の象徴として扱われるようになった。
そして現在。聖女はその特別な力で王国を護っている。
しかし長い間平和であったことが原因なのか、過去に比べて聖女の権力は衰退していた。
そのような中、王城で行われたパーティーで事件が起こる。
この日、聖女であるリリア・フォン・シャインは、婚約者であり第二王子であるライエルから、必ずパーティーに出席するように言われていた。
パーティーが始まり、ある程度時間が過ぎた頃。ライエルと侯爵家の令嬢であるイザベラが突然壇上へと上がり、宣言する。
「リリア、お前は高貴な私には相応しくない! この時を持って婚約は破棄させてもらう! そして新たな婚約者はこのイザベラとする!」
ライエルの一方的な言葉によってこの場は騒然となり、リリアは婚約破棄をされ、レガーリア王国から追放されてしまう。
そしてリリアは着の身着ままの状態で国から追い出されてしまい、宛もなく彷徨うことになってしまった。
このような異常事態でも、王子に目をつけられることを恐れてか、聖女の味方をする者は誰も王国にはいないと思われた。
しかし王国一の剣士と噂される青年ユートが、リリアを追って国境を越えるのだった。
文字数 128,110
最終更新日 2024.01.03
登録日 2023.12.29
ステキな男性とステキな恋愛結婚を夢見ていた大学一年生だった加賀美郷(かがみさと)は不慮の交通事故で命を落としてしまう。
そんな彼女を救ったのは異世界の神様!
異世界に転生して聖女となり、今は廃れてしまった教会を立て直した暁には、ステキな男性とのステキな恋愛結婚を約束してあげると言われた美郷は自分の夢を叶えるため、神様の申し出を受けることにした。
神様との約束を果たすためには、教会のトップ、教祖である教皇をめざさねばならない。
『アリア』として転生した美郷は異世界で金髪青年に助けられて、聖女見習いとして教会で働くことになる。
おいしいものをたくさん作ってくれる、優しくて頼りがいのあるイケメン神父ジブリールと、あらゆる厄災から身を挺して守ってくれる熱血騎士ギルベルトとともに、小さな田舎町の聖女から大都会のカリスマ聖女を目指していくのだが、衰退した教会を立て直す道のりは長く険しくて――
文字数 6,598
最終更新日 2024.01.01
登録日 2023.12.30
勇者に同行した聖女は魔王討伐後に勇者に求愛するも同じパーティーの魔術師の女性に勇者を取られ失恋する。
国に帰って来て魔王討伐をたたえられるも、御年二十五歳の聖女様は婚期を逃しそうで焦る。
好みは年下、しかもかなり年下。
しかし年下相手にリードするには経験が必要。
なのでバージンを捨てようとするが……
従者の二人と聖女を含むポンコツ3バカトリオ物語です。
文字数 9,724
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.19
そこは大陸一の豊かな土地と経済力を誇る、ゼーフェリング王国。
その国では大国の守り神ともいわれる特別な一族がいるのは、子供でも知る有名な話だった。
ファーレンハルト侯爵家、聖女の血を引くその家系では代々聖女の力を宿した女児が一人だけ産まれてきたという。
しかし、今から19年前の冬の夜。今までずっと続いてきたその決まりに変化が起こる。
大雪の降ったその夜に、一人の女性が天へと召されていった。
可愛らしい双子の女児を産み落として……
聖女の力を顕現させることなく育てられる姉妹、シャルロッテとアンネマリー。
二人には幼馴染の騎士団長カールハインツに想いを寄せる。
姉のシャルロッテとカールハインツの婚約が決まり、喜ぶ二人。しかしその日から姉への劣等感と嫉妬に狂ったアンネマリーの恐ろしい計画が始まった。
何も知らないシャルロッテはアンネマリーに全てを奪われ、そして辺境の地へと追いやられていく。
それでも前向きに頑張る彼女はある日、傭兵風の男と出会いそして意気投合する。
そんな中シャルロッテを暗殺しようとアンネマリーの放つ刺客が二人を襲ってきて――!
文字数 58,469
最終更新日 2023.12.25
登録日 2022.08.31
辺境伯であるエイジは一方的に婚約破棄され、絶望していた。やる気のない毎日を過ごしていると、ついに家を追い出された。
仕方なくひとり旅をすることに。
幸い、エイジは代々受け継いだ『賢者の力』を持っており、ひとりで生き抜くには十分なスキルがあった。自身の力で家を建てたり、時には人々を助けた。すると、その噂が広まっていく。
かつての婚約者であり、許嫁であったエルフ・ファウスティナも戻ってきた。
エイジは快適なスローライフを送るために彼女と共に力を合わせていく。
文字数 9,646
最終更新日 2023.12.23
登録日 2023.12.15
必要とされなくなってしまったなら、仕方がありません。
民のために選ぶ道はもう、一つしかなかったのです。
文字数 7,894
最終更新日 2023.12.19
登録日 2023.12.16
私、メアリの暮らすアップル王国に魔王軍が攻め込んできた。
戦乱の最中、私をサイクロプスの手から逃がしたお父さんは帰らぬ人となってしまう。
家が魔物によって破壊されたため、田舎へ移り住むことになってしまった。お母さんはパン屋をしながら私を育てていた。
そんなある日、公園で猫のカティとポカポカ陽気の元、戯れていると、国王陛下の選出した勇者の乗った馬車が、私の大切な猫を跳ね飛ばした。
不注意でなったものだと思い、泣きながら助けてとお願するも、その勇者は品行方正の欠片もない最低な勇者で、助けて貰うどころか、文句を言ったと捉えられて私まで勇者に酷い暴力を受けて死にかけてしまった。
偶然、救世主のように現れたのが、聖女様だった。骨折や内蔵も損傷していたのに、魔法の薬で治してくれた。
憧れの聖女様のようになりたくて調合学園に通っていたのに、事件に巻き込まれ、単なる村人の私が魔王を倒さないといけなくなってしまう。
さらには冒険の先で勇者から酷い目に合わされた人に会う度に、しまい込んだ勇者に対する怒りがふつふつと湧いてくる。
文字数 64,092
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.11.12
シャルテはエルフの里でも変わった子だった。
3歳になった頃には転生者であると気が付いた。
5歳になると創造神を名乗る声が聞こえ、聖女になれと言われた。
設定盛り過ぎと文句を言えば知らんと返された。
聖女のお仕事はあまりしません。
登場する地名・人名その他、実在であろうと非実在であろうと諸々無関係です。
文字数 68,138
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.11.29
ある日、聖女オーロラは街の男に対して辛辣な言葉を投げかけ、彼の怒りを引き起こす。男はオーロラを悪女と非難し、挑発に乗じて暴力に訴えようとするが、守護騎士サイラスが介入し、男を制止する。オーロラは男に対して冷たい態度を崩さず、彼が敗北感に苛まれる様子を楽しむ。
事件は解決し、騎士団によって男は連行される。オーロラは騎士団に手を振りながら、その様子を満足げに眺める。しかし、サイラスが告白し、オーロラは混乱する。その後もサイラスの愛情表現に戸惑いながらも、彼との旅路を続けることを決意する。
オーロラは騎士としての役割を果たしながら、聖女としての願望も抱きつつ旅を続け、未知の悪党たちに立ち向かっていく。
文字数 28,386
最終更新日 2023.12.14
登録日 2023.12.14
悪女シュルヴィアの悪行の証拠を集め、遂に義姉を断頭台に追い込んだ義妹ミンミとその仲間達はこれでこの国に平和が訪れる、そう信じた。
しかし数日と経たずに自体は急展開、悪化していった。
先ず、ミンミの神聖力が衰え、使えなくなった。それと同時に周囲の人々の態度と目がよそよそしいものになり遂には冷たくなっていった。
そして・・・・・・。
「ミンミ、貴様を聖女シュルヴィアを殺害及び国家騒乱罪で逮捕する・・・・・・ッ!」
そう言ったのは義兄のヨエルであった。
「どうして、私は悪い事なんてしてないのに・・・・・・」
遂には火にあぶられ、嘆く彼女は煙に巻かれながら意識を手放していた。
そして、次に目覚めた時彼女は大公家に養女になる前の時間まで巻き戻っていた。
ああ、きっと神様は私にやり直すチャンスをお与え下さったのね・・・・・・!
次こそはみんなと一緒に幸せになるの!
ミンミはそう決心するのであった。
文字数 4,235
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
VRMMOでネカマをするのが趣味の大学生が新作をプレイしようとしていたが気付けば見知らぬ場所に。それを新作のキャラメイクと勘違いした彼は目の前のハゲたおっさんから転生設定のタブレットを強奪して好き勝手に設定してしまう。「ぼくのかんがえたさいきょうのきゅうけつき」を作成した彼は、詳しい説明も聞かず勝手に転生をしてしまう。こうして勘違いしたまま女吸血鬼フィーネ・アルジェンタータとして転生を果たし、無双するべく活動を開始するが、あまりに滅茶苦茶な設定をしたせいで誰からも吸血鬼だと信じてもらえない。こうして予定調和の失われた世界は否応なしに彼女を数奇な運命へと導いていく。
No とは言えない日本人気質、それなりに善良、そしてゲームの世界と侮って安易な選択を取った彼女(?)が流れ着いた先に見るものとは……?
※小説家になろう様、カクヨム様にも同時投稿しております
※2021/05/09 タイトルを修正しました
文字数 1,568,072
最終更新日 2023.12.02
登録日 2020.05.18
配信者兼イラストレーターの俺はある日、一冊の謎の本を拾った。
そしたら剣と魔法の異世界へ転生した!?
世界の理を記す本を片手に俺は聖女と共に村を救う為世界を駆け巡り、戦い続ける。
そして何より…!俺は死にたくないから戦うのだ!
文字数 102,299
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.11.13
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
文字数 73,521
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.11.10
私の名前はアンナマリー。
アンサン帝国のお姫様でした。ちょっと前までは…
あの、聖女とかいう悪女によって我が一族は滅ぼされてしまったのです。
10年前突如として異世界からやってきた聖女ヒナ。大陸中が彼女を崇めたたえました。この世界を救う女神が降臨したと。
ーそんなことはおかしいはずなのです。
だってこの大陸全体にとっての脅威はすでに前代の聖女によって取り除かれたはずだからです。
聖女とは本来、この大陸の人間のみでは解決できない問題が起きた時に女神様によって授けられる存在なのです。
1世紀前までこの大陸は魔物たちと死闘を繰り広げていました。
そこに現れたのは聖女フユ様。彼女は異世界から持ってきたという莫大な知識を授けこの大陸の科学を発展へと導きました。
そうして作られた大量の銃と彼女自身の併せ持つ膨大な魔法によってこのたりくには平和がもたらされました。
その後、彼女は向こうの世界に恋人を残したからといって帰ってしまわれましたが、そんな聖女といのは今でも大陸中で信仰を集めています。
聖女ヒナはある日こんなことを言いました。
「この大陸には前代聖女が去った後にできた脅威がある。アンサン帝国の王家を滅ぼせ。あの一族は必ずや大陸全ての国に取り返しのつかない厄災を招くだろう。」
その一言によってわが一族は滅ぼされたのです。
たったその一言で私の運命は歪められたのです。
その後のヒナはというとアンサン帝国をヒナ帝国と改め新たなる女王となり、他国が何も言わないことをいいことに民に重税を課し、国を疲弊させているのです。
そんな彼女を許すなんてできるでしょうか?
いいえ、そんなことできるはずがありません。
わたくしはいつか聖女達に復讐します。
「首を揃えて待っていなさい。」
文字数 9,170
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.09.03
幼いころから我慢を強いられてきた主人公。 異世界に連れてこられても我慢をしてきたが、ついに限界が来てしまった。 数年前から、国から出ていく算段をつけ、ついに国外逃亡。 国の未来と、主人公の未来は、どうなるのか!?
文字数 22,534
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.10
リンカ(本名:一ノ瀬 円《いちのせ まどか》)は異世界に聖女として魔王討伐のために召喚されたが、従属の術をかけられ強制的に戦わされつづけたため魔王との最終決戦目前でキレた。そして魔王はほっぽって日本に帰ろうとした。
しかしその世界は滅びかけていて、崖っぷちで滅亡を防いでいるのが実は魔王?
ついには魔王城に連れて行かれ…
聖女の力で滅びかけの世界を魔王サイドから救う、そんな魔王城での日常とシリアスと少しずつ進む恋の話。
*恋愛要素は徐々に進みます。
*第二部冒頭に第一部のあらすじのってます。
2022.8.21 あらすじ修正しました。
2022.5.15 タイトル名変えました。
元のタイトルは
「聖女ですが、嘘つき魔王と異世界救います〜異世界で聖女なのにこき使われ帰ろうとしたけど実は世界を守ってた魔王をほっとけず聖女の力で助けます〜」です。
またアルファポリスさんでも投稿しています。
文字数 324,667
最終更新日 2023.11.28
登録日 2022.04.20
広大な宇宙の中の惑星ラグラジェント
惑星ラグラジェントを舞台に神話の再来とも思える数々の冒険や英雄譚がいま始まる。
文字数 41,000
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.21
交通事故で死亡したオレ──野上遊真は、気づけば、イチャつくカップルの寝室に浮かんでいた。
どうやらオレは、幽霊になってしまったらしい。
そしてオレの眼下で、今まさに『夜の営み』を始めんとするあのカップルが、来世の両親になるようだった。
ということで、一時的に幽霊と化したオレだったが、すぐに転生する手はずだ。しかもチート能力まで授けられるって話だから、心身共に文字通り浮かれていたのだが──
──見事、転生失敗。
こうしてオレは、幽霊のまま現世を徘徊することになってしまい……って冗談だろ!?
死んでるなら、せめてアンデッドとか骸骨とかに転生させてよ!?
幽霊じゃ、物体を触ることは元より、村人Aと会話すら出来ないじゃんか!?
こんな状態じゃ、いくらチート能力を得たって宝の持ち腐れだっつーの!
──そんなオレに唯一残された能力とは『憑依』だけだった、のだが。
この憑依能力、意外と使えると分かった今では大変重宝していますw
文字数 70,106
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.10.07
その日とある国でひとりの聖女が認定された。
選ばれたアーニャは恐れ多くも神に対して苦情を告げる。
「何てことするのですか、神様。」
☆お試し投稿御免☆
アーニャの名は今旬な方ではなく魔法先生の幼馴染。
性格とか諸々無関係です。
実在であろうと非実在であろうと諸々無関係です
文字数 26,932
最終更新日 2023.11.11
登録日 2022.05.23
孤児だった少女が大聖女候補となるも追放され隣国で王妃になる話。
大陸の東に位置する小国、エキドナ王国の王アルバートは勇敢で聡明な人物であったが、ときに「ロリコン王」と揶揄されることがあった。彼と連れ添った妻ココが、ずっと十二歳の姿で、時が経っても容姿があまり変わらなかったためである。
孤児だったココは聖女養成学校で勉学に励み「大聖女候補」に選ばれた。しかし、その後におきた国難を救ったにもかかわらず「不手際」として国外追放になってしまう。
ココは国境付近の森で長く一人暮らしをしていたが、ある日、魔物に襲われていた船を助ける。その船には隣国の王と王子が乗っており、彼女はそのまま隣国へ迎えられることとなった。
『暗黒の森 - ロリコン王子と片腕の聖女 -』改題
文字数 87,315
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.08.27
レイネ・ドルキアンは悪役令嬢だ。ゲーム主人公を貶める役割を担い、しかしそれに抗って幸せを手に入れた。
だが90年の人生に幕を閉じようという時になり、親友として70年を共に過ごしてきたゲーム主人公に殺されてしまう。
目が覚めた時、レイネは見覚えのない島に、若返った状態で倒れていた。そこで出会ったのは、己と同じくゲーム世界に転生し生き抜いてきた悪役令嬢と聖女たち。
ある悪役令嬢は、没落を悟り家を出て冒険者になった。
ある悪役令嬢は、主人公の台頭により失墜するはずだったが、技術を磨いて先に重要アイテムを作り出した。
ある悪役令嬢は、処刑を避けるため隠居したが、圧倒的な才能を見出されまた表舞台に引き摺り出された。
ある聖女は、バグと裏技によって本来テイムできないボスモンスターたちをテイムした。
ある聖女は、攻略対象のイケメンたちに目もくれず、推しのモブと結ばれるべく奔走した。
ある聖女は、妹に立場を奪われたが特に気にせず学園生活を満喫した。
そんな少女たちが、それぞれの人生をまっとうした後、再びの転生を経て送られてくるのが、この島だったのだ。
聞けば彼女らは今、この島で戦争をしているのだという。
彼女たちが戦う理由。
敗者に課される罰。
それは、悪役令嬢と聖女の架け橋になるべく、己の股間に友好の証(比喩)となるオベリスク(比喩)を建造(比喩)させられることであった……!
文字数 80,732
最終更新日 2023.11.02
登録日 2023.10.07