恋愛 政略結婚小説一覧

「お前を愛することは――」
「あなたを愛することはありませんわぁっ!」
キャロラインとハロルドは、初夜で互いに誓い合った。
異性として愛することはないが、貴族としての義務は果たす――と。
割り切った関係のはずなのに、だんだんと二人の距離は近付いて……!?
前世の記憶を持つキャロラインを中心に、夫のハロルド、双子の姉・ロレッタ、弟・レックスが繰り広げる、
愉快なハーバート公爵家の物語。
好き勝手やってたら、家族の絆が深まりました!
目指せ、『婚約破棄された転生令嬢は、異世界で前世チート無双して王太子ザマァでもう遅い!大商会のボスになってトンカツ作って薬がポーションでモフモフモフ!』ですわ〜っ!
★家族愛を軸にした話です! 恋愛要素はちょっとだけです!
★ものづくり系の話ではありません!
★タイトル&あらすじは予告なく変更する可能性があります!
★他サイト様にも投稿しています!
文字数 44,385
最終更新日 2025.03.19
登録日 2025.03.04
イーディスの夫ジェフリーは騎士である。
王城の近衛騎士として王太子殿下フレデリックに長く仕える側近的な立場にある。
そんな彼の妻であるイーディスは、間もなく侍女として登城する事になっている。イーディスはその為にジェフリーとの政略的な婚姻を結ばれていた。
フレデリック殿下の婚約者、隣国第三王女が輿入れする。イーディスは、この王女付きの侍女になる事が定まっていた。
王太子夫妻に仕える騎士とその妻。
揺るがない忠誠心で主君に仕えるジェフリーとイーディス。
だがイーディスには、心の内に秘することがあった。それはイーディスにも過去に王太子との関わりがあり、恐らくジェフリーはその事を知っていると思われた。
ショートショート「―RUBER異譚― 金色の貴方」と併せてお楽しみ頂けます。あるかも知れない別世界のRUBERです。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
文字数 45,315
最終更新日 2025.03.19
登録日 2025.03.10
政略結婚で新興国の騎士団長キアン(26歳)に嫁いだ大国グントバハロン宗家の末姫ティルフィーユ(17歳)。とても背が高くて不愛想で口数の少ないキアンをティルフィーユは悪くは思わなかったが、キアンはこの結婚とティルフィーユが気に入らない様子。いざむかえた初夜では「これは所詮、政略結婚だ。夜の行為は必須ではない」と言われて拒絶されてしまい、ティルフィーユはひどく傷つく。目も合わせてくれないほど冷たい態度のキアンだが、実は何かを誤解しているようで……?
二人の両誤解とその解決、初えっちという前半、国のために頑張る二人におとずれるピンチを描いた後半という二部構成のような物語です。アルファポリスでの本作は、具体的な性描写をすべてカットしたR15版として掲載しています。
他サイトにも掲載あり。更新予定等の詳細は作者の近況ボードにてご案内。(ほかサイトでは完結済/詳細は作者のHPを参照)
文字数 58,091
最終更新日 2025.03.19
登録日 2025.03.03
没落寸前の貧乏侯爵家の令嬢アンリエッタ・ペリゴールは、スラム街出身の豪商クロード・ウェルズリーと結婚した。
金はないが血筋だけは立派な女と、金はあるが賤しい血筋の男。
互いに金と爵位のためだけに結婚した二人はきっと、恋も愛も介在しない冷めきった結婚生活を送ることになるのだろう。
アンリエッタはそう思っていた。
けれど、いざ新婚生活を始めてみると、何だか想像していたよりもずっと甘い気がして……!?
*この物語は、今まで顔を合わせれば喧嘩ばかりだった二人が夫婦となり、紆余曲折ありながらも愛と絆を深めていくただのハイテンションラブコメ………になる予定です。
ーーーーーーーーーー
*主要な登場人物*
○アンリエッタ・ペリゴール
いろんな不幸が重なり落ちぶれた、貧乏侯爵家の一人娘。意地っ張りでプライドの高いツンデレヒロイン。
○クロード・ウェルズリー
一代で莫大な富を築き上げた豪商。生まれは卑しいが、顔がよく金持ち。恋愛に関しては不器用な男。
○ニコル
アンリエッタの侍女。
アンリエッタにとっては母であり、姉であり、友である大切な存在。
○ミゲル
クロードの秘書。
優しそうに見えて辛辣で容赦がない性格。常にひと言多い。
文字数 91,671
最終更新日 2025.03.19
登録日 2025.03.07
隣国との緊張緩和という名目で政略結婚を強いられた公爵令嬢アレナと"氷結王子"と呼ばれる冷徹なヴァラン王子。
初対面で互いに毒のある言葉を交わし、最悪の出会いを果たした二人。アレナは婚約指輪を叩きつけるほどの憤りを感じながらも、王子の複雑な過去を知り、彼の執務室に毎夜紅茶を運ぶようになる。意地の張り合いのような会話が繰り広げられる中、感情を隠す仮面の下に秘められた王子の素顔に彼女は次第に惹かれていく。
一方、誰にも心を開かなかったヴァランも、アレナの真っ直ぐな言動に心を揺さぶられていく。二人の関係が変化し始めたとき、王家を狙う陰謀の影が忍び寄る。
仮面舞踏会、秘密の庭園、暗殺計画――政略だけでは説明できない感情が二人の間に芽生えるなか、アレナとヴァランは共に危機に立ち向かう。
冷たかった王子の仮面は一人の女性の愛によって溶け始める――。
文字数 37,960
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.15
王女フィオナは姉ばかりを溺愛する両親に冷遇され、唯一の心の支えはペットのハム豚・ルルだった。そんな彼女は、姉の代わりに隣国の冷酷で毒舌な皇帝エイゼンへ政略結婚を命じられる。エイゼンは無情に振る舞うが、その裏には夜ごと獣人に変身する呪いを隠す秘密があった―――!
文字数 58,435
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.02.12
貧乏貴族の娘リリアナは、家族を救うため冷徹な美貌の貴公子・カイラスとの政略結婚を承諾する。初対面で「君に愛はない」と告げられた彼女に待っていたのは、孤独な新婚生活と元婚約者エレノアの嘲笑だった。「貧乏娘に公爵夫人は務まらない」と蔑まれながらも、リリアナは健気に立ち上がる。
領民との交流で絆を築き、公爵邸で自分の居場所を見つけていくリリアナ。すると、カイラスの氷のような瞳に微かな温かさが宿り始める。彼女の笑顔が彼の心を溶かし、冷たい契約はいつしか溺愛へと変わっていく。そして、エレノアの策略が暴かれ、貴族社会での逆転劇が幕を開ける!
「君は私の全てだ」――カイラスの愛の言葉に涙するリリアナ。貧乏娘から公爵夫人へと成長した彼女と、冷酷な貴公子が織りなす甘く切ないラブストーリーがここに完結。愛と絆で試練を乗り越える二人の幸せな未来に、胸が熱くなること間違いなし!
文字数 27,759
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.18
モトキス王国の王太子妃としての未来を約束された少女、リリエ・エーディット・クラヴァード。
彼女の婚約は王国の安定のために決められたものであり、自身の意思が反映されることはなかった。
顔も知らぬ王太子との結婚、王妃教育に明け暮れる日々。
そんな中、彼女の住むヴァルタリア領では鉱山の収益減少や不可解な金の流れが問題視されていた。
しかし、それは単なる財政問題ではなく、やがて彼女を巻き込む王宮の陰謀へと繋がっていく。
ある日、王太子から派遣されたという護衛騎士が彼女の前に現れる。
彼は常に人懐こい笑顔を浮かべ、誰にでも気さくに接する少年だった。
端麗な容姿と柔和な態度で、城内の者たちに自然と受け入れられていく。
リリエは彼を信頼するようになり、次第に領内の不正を共に探るようになる。
だが、それは単なる金銭の問題ではなかった。
彼女自身の存在が、ある者たちにとって"王国を揺るがす鍵"であると知ったとき、運命の歯車は大きく回り始める。。
毎週火曜、金曜 21:00更新予定!
文字数 16,420
最終更新日 2025.03.17
登録日 2025.03.03
サクッと読める短いお話ですので、
暇つぶしにお読み頂けたら幸いです。
章ごとに完結しています。
★今後1万文字以下のお話につきましては、こちらに公開します。
(過去に投稿した1万文字以下の作品につきましてはまとめ直さず、そのまま掲載させて頂きます。)
※センシティブな内容が含まれます。
※タグは追加・変更有
※他の投稿サイトにも公開しています。
文字数 35,742
最終更新日 2025.03.15
登録日 2025.01.13
没落侯爵令嬢は歌劇が大好き。だが、観劇にはお金がかかる。観劇に連れて行ってくれるならば、多少のことも我慢しましょう。触らないでください、我慢にも限度があります。
ならば観劇代が安い大衆劇でもこの際いいわと見に来て、大衆劇にハマる。あまりにも面白くて、自分でもお話を書いてみたら、見事にスカウトされた。
家のため、自分の楽しみのため新しい脚本を書くのだが、ひょんなことから結婚することに。
相手は金で買った子爵位を持つ商家の嫡男、ということで嫁いてみれば、なんと武器商人だった。
「あなたの売った武器が大勢の人を殺しているのですよ?」
と聞けば、
「料理人に包丁を売って、その料理人がどんな料理を作ろうと、それは包丁を売った者の手柄にはならない」
と返された。……なるほど、そうゆう理論か。
文字数 49,917
最終更新日 2025.03.12
登録日 2025.03.05
「君との婚約はなかったことにする。新しい聖女となったリリアナこそ、私の真の婚約者だ」
婚約者である第二王子エドワードから突然の婚約破棄を突きつけられた伯爵令嬢ソフィア・エレナ。
新たに聖女として現れたリリアナにすべてを奪われ、名誉を傷つけられた彼女は、社交界で“落ちぶれた娘”として嘲笑されることに。
しかし、そんなソフィアに救いの手を差し伸べたのは、王国随一の実力者である“冷酷公爵”アレクシス・ヴァルフォードだった。
「君が望むなら、私が夫になろう。――これは政略ではなく、私の意志だ」
王家の圧力をものともせず、ソフィアとの結婚を宣言したアレクシス。
初めは“契約結婚”だったはずが、彼の真摯な愛と溺愛ぶりに、ソフィアの心は次第に溶かされていく。
一方、聖女として絶対的な支持を得たリリアナだったが、彼女の“力”にはある大きな秘密が隠されていて――?
「わたくしこそが、聖女としてこの国を導く存在! ソフィア様なんて、公爵様に捨てられるに決まってますわ!」
「……そうかしら? では、あなたは公爵様に聞いてみるといいわ」
婚約破棄されるはずが、公爵様に愛されすぎて大変です!?
文字数 44,555
最終更新日 2025.03.11
登録日 2025.03.11
生まれは伯爵家。姉妹は5人の4番目。亜麻色の髪に青い瞳。好きなのは本を読むこと、刺繍をすること。
流行のお化粧に、社交はソツなく問題もなく。
そんな平凡ではあるが器用で何の問題もない令嬢、エリザベス…通称アリスは、父伯爵が国王から賜った褒賞として、公爵の妻になった。しかし、公爵夫人としてのはじめての公の場で、夫である公爵から
「そこの女」
と声をかけられてしまう。
がっかりしたものの、身分は公爵夫人のアリス。
「こうなったら、とりあえず平凡な公爵夫人ってやつになって差し上げますわ」
ちょっと変な方向にベクトルが向いてしまった新妻アリスと、そもそも女性に興味がなさすぎて気がついたら妻に見捨てられそうになっていた若き公爵の、すれ違いラブコメです。
文字数 451
最終更新日 2025.03.10
登録日 2025.03.10
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
文字数 62,202
最終更新日 2025.03.09
登録日 2024.09.16
病弱な弟に万一のことがあった際に備えて領主として内政を学んでいた子爵家長女のサフィアだが、弟の病が快方に向かっていることから、さる伯爵家への輿入れが決まった。
内紛から三男にも関わらず領主となってしまったエヴァンは誰もが目を奪われる美男子ではあるが、それ以外にさしたる取り柄もなく、よく言えば無邪気、悪く言えば軽薄な男だった。
課題山積な領地と無能な領主、そんなところに嫁いできたサフィアは学んできたことの全てを注がんと奔走する。そんな彼女の姿にエヴァンも領地も少しずつ良い方向に変わっていき……。
奇跡も魔法もないけれど、積み重ねられてきた人の力で世界は変えられる。新妻伯爵夫人の領地再生計画が今始まる!
※第18回恋愛小説大賞にノーチェ部門でエントリーしました。
※本作はノベルバ様にも掲載している同名作品の序盤を少し加筆して投稿しております。
文字数 35,290
最終更新日 2025.03.09
登録日 2025.01.02
「政略結婚? 構いませんわ。でも、不正の罪を着せて私を追い出そうだなんて、許しません!」
公爵令嬢エレノア・スタンフォードは、王太子アレクシスとの政略結婚を命じられた。
王家と公爵家の政略的な均衡のためだけの結婚――そこに愛などない。
しかも、王太子にはすでに寵愛する愛人・アメリア侯爵令嬢がいた。
「形だけの妃として生きればいい。私にはアメリアがいる」
そう冷たく突き放されながらも、エレノアは妃としての役目を果たし、王宮の経理や外交で次第にその才覚を発揮していく。
しかし、それがアメリアの逆鱗に触れる。
「エレノア様が財務書類を改ざんしたと密告がありました!」
突如持ち上がる“財務不正”の疑惑。王太子はすぐにエレノアを疑い、彼女は王宮に幽閉されてしまう。
全てはアメリアの罠。偽の証人、捏造された証拠、次々と仕掛けられる罠に、エレノアは絶体絶命の危機に陥る。
――けれど、私は負けない。こんな茶番に屈するつもりはありません!
彼女は徹底的に戦い抜き、ついにはアメリアと黒幕貴族たちを一網打尽にする。
そのとき、エレノアを“ただの政略の道具”としか思っていなかった王太子は気づくのだった。
「私は……エレノアを失いたくない……!」
文字数 51,832
最終更新日 2025.03.08
登録日 2025.03.08
呪いに囚われた冷酷な王太子と、彼に差し出された侯爵令嬢!!
17歳のアリシア・エヴァレットは、侯爵家の長女ながらも家族に疎まれ、虐げられる日々を送っていた。ある日、家族が国王に「聖なる力を持つ娘」がいると偽りをいってしまったこどえ、呪われたた王太子レオンの治療をするという命を受けてしまう。しかし、そんな娘はいない。
仕方なく継母はアリシアを嫁がせるときに、殺すことに決めるがーー。
その時、危機に瀕したことから前世の記憶がよみがえり……。
「あの! 愛がなければあなたを助けられません!!」
苦し紛れに言った、アリシアだったが……。
「え? こういうことじゃないのに……」
「愛しあってるだろ?」
ちがーう!!
騙しあいの中から始まった二人。
冷酷で残忍な最恐王子の溺愛が始まります。
R18シーンについてですが、念のため軽いものにも※を入れてあります。
文字数 47,357
最終更新日 2025.03.04
登録日 2025.01.31
――それは、“政略結婚”のはずだった。
王家の庶子として生まれたキャサリン・モンローは、冷酷と噂されるカスパル・フォン・アイゼンハルト公爵と政略結婚することになる。
「互いに利用するだけの関係だ」と言い放つ公爵に、キャサリンは愛を求めることを諦めていた。
けれど――
王宮の陰謀と権力争いが渦巻く中で、彼の隠された本心が徐々に明らかになっていく。
◆◆◆
「公爵夫人としての役目を果たせ」
「私にとって、お前は契約の駒に過ぎない」
そう言い続けていた公爵だったが、
王太子や異母姉・メレディスからの嫌がらせ、そして最愛の侍女エミリーの誘拐事件をきっかけに、事態は大きく動き始める。
事件の裏に潜む王宮の思惑。
キャサリンを狙う者たちの企み。
そして――「契約結婚」に隠された、公爵の本当の想い。
「……お前は、私の妻だ。誰にも渡すつもりはない」
冷たく突き放されていたはずが、彼の態度は次第に変わり始める。
それは“契約”のためか、それとも――?
文字数 55,575
最終更新日 2025.03.04
登録日 2025.03.04
13歳で政略結婚した女の子が嫁いだのは、北の地の、10歳年上のツンケンしている王子様。
夫に愛人までいる望まれない結婚で、当然のごとく城内で孤立してしまう。脱走しようとしたり、愛人さんと仲良くなったり、必死でもがいているうちに好きになったのは、護衛の年下少年で――。R18シーンは☆マークで注意喚起、エンディングは2つあります。
文字数 169,143
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.01.05
「あなたのために生きていたい」
双子の妹と司祭にいわれのない悪評を広められ、『聖女』であるにもかかわらず『悪女』とささやかれるエスティ。王太子マーベリックの婚約者候補の筆頭だったが、悪評のせいで婚約者になることは叶わなかった。さらにマーベリックはエスティから聖女の立場を取り上げ、とある男に嫁入りするようにと命じた。その男とは重罪人を父に持つガヴァン・アストン。出自から『罪人の騎士』と呼ばれる冷酷で人嫌いの男だった――。
自分を偽る罪人の騎士×嘘で塗り固められた聖女の『命令』からはじまった勘違いばかりの結婚生活のおはなし。
▼掲載先→アルファポリス(先行公開)、ムーンライトノベルズ、エブリスタ
文字数 2,866
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.02.24
「互いに干渉しない契約結婚」**のはずだった。
冷遇されて育った辺境公爵家の令嬢マルグリートは、第一王子ルシアンとの政略結婚を命じられる。権力争いに巻き込まれたくはなかったが、家を出る唯一の手段として彼女は結婚を受け入れた。——条件は「互いに干渉しないこと」。
しかし、王宮では彼女を侮辱する貴族令嬢たちが跋扈し、社交界での冷遇が続く。ルシアンは表向き無関心を装いながらも、影で彼女を守り、彼女を傷つけた者たちは次々と失脚していく。
「俺の妻が侮辱されるのは気に入らない」
次第に態度を変え、彼女を独占しようとするルシアン。しかしマルグリートは「契約」の枠を超えた彼の執着を拒み続ける。
そんな中、かつて彼女を見下していた異母兄が暗躍し、ついには彼女の命が狙われる。だが、その陰謀はルシアンによって徹底的に潰され、異母兄と母は完全に失脚。マルグリートは復讐を果たすが、心は満たされることはなかった。
「俺のものになれ」
ルシアンの愛は狂おしいほど強く、激しく、そして真っ直ぐだった。彼の執着を拒み続けていたマルグリートだったが、次第に彼の真意を知るにつれ、抗いきれない感情が芽生えていく。
やがて彼女は、政略結婚の枠を超え、王妃として新たな未来を歩み始める——。
文字数 43,922
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.02.24
大陸の西の果てにあるスフィア王国。
その国の公爵家令嬢エリスは、王太子の婚約者だった。
だがある日、エリスは姦通の罪を着せられ婚約破棄されてしまう。
そんなエリスに追い打ちをかけるように、王宮からとある命が下る。
それはなんと、ヴィスタリア帝国の悪名高き第三皇子アレクシスの元に嫁げという内容だった。
結婚式も終わり、その日の初夜、エリスはアレクシスから告げられる。
「お前を抱くのはそれが果たすべき義務だからだ。俺はこの先もずっと、お前を愛するつもりはない」と。
だがその宣言とは違い、アレクシスの様子は何だか優しくて――?
【アルファポリス先行公開】
文字数 232,583
最終更新日 2025.02.22
登録日 2024.08.12
父の命令で、愛なき政略結婚を強要された貴族令嬢アマンダ。
お相手は“冷酷な策略家”との噂が絶えない若き侯爵・エドワード──
ところが、挙式直後から彼は驚くほど優しく溺愛してきて!?
さらに父の身勝手で「離婚しろ」と迫られ、
別の公爵家まで暗躍し始めて大ピンチ!
「君を手放す気はない」――
彼の言葉に心揺れるアマンダは、本当の幸せを掴めるのか。
愛なきはずがいつの間にか甘々に!
ざまぁ要素もしっかり詰まった、
政略結婚から始まる溺愛ラブストーリー。
文字数 56,325
最終更新日 2025.02.20
登録日 2025.02.20
前世では、仕事に追われる日々を送り、恋愛とは無縁のまま亡くなった私。
「今度こそ、のんびり優雅に暮らしたい!」
そう願って転生した先は、なんと貴族令嬢!
そして迎えた結婚式――そこで前世の記憶が蘇る。
「ちょっと待って、前世で恋人もできなかった私が結婚!?!??」
しかも相手は名門貴族の旦那様。
「君は何もしなくていい。すべて自由に過ごせばいい」と言われ、夢の“働かなくていい貴族夫人ライフ”を満喫するつもりだったのに――。
◆メイドの待遇改善を提案したら、旦那様が即採用!
◆夫の仕事を手伝ったら、持ち前の簿記と珠算スキルで屋敷の経理が超効率化!
◆商人たちに簿記を教えていたら、商業界で話題になりギルドの顧問に!?
「あれ? なんで私、働いてるの!?!??」
そんな中、旦那様から突然の告白――
「実は、君を妻にしたのは政略結婚のためではない。ずっと、君を想い続けていた」
えっ、旦那様、まさかの溺愛系でした!?
「自由を与えることでそばにいてもらう」つもりだった旦那様と、
「働かない貴族夫人」になりたかったはずの私。
お互いの本当の気持ちに気づいたとき、
気づけば 最強夫婦 になっていました――!
のんびり暮らすつもりが、商業界のキーパーソンになってしまった貴族夫人の、成長と溺愛の物語!
文字数 38,512
最終更新日 2025.02.18
登録日 2025.02.18
公爵令嬢マリーアンネは、今のところ王子妃候補である。
出来れば王子妃になる事は避けたいのだが、王子妃にならないのであれば国外や国内の有力貴族の元へ嫁ぐ事になるのだろう。
平民だったら、恋愛結婚する未来もあったかもしれないが高位貴族令嬢に生まれたからには家に有利になる政略結婚をする以外に道はないのだ。
婚約者になる予定の第二王子は、近衛騎士団に入り浸って朝から晩まで剣を振り回す脳筋野郎なのだ。どちらかと言えば頭脳明晰でシュッとした男性が好みのマリーアンネとしては出来る事なら幼き頃から天才魔導師として国外にも名を轟かせている第三王子の婚約者候補になりたかったとボヤく毎日だ。
マリーアンネは、誰と婚約を結ぶのか?
政略結婚をさける事は出来るのか?
文字数 2,080
最終更新日 2025.02.16
登録日 2025.02.12
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。
そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は?
*カクヨム様で先行掲載しております
文字数 59,528
最終更新日 2025.02.15
登録日 2025.01.30
見ていただきありがとうございます
ストーリー
無関心から程遠くヘタな勘違いより
タチが悪い…これに気づいた時彼は…
顔を赤く染めるだろう
登場人物
タカ
月沙の夫
政略結婚で嫁いできた月沙の事を嫌っている
表は愛想のいい好青年だが
裏は短気な乱暴者(月沙には絶対手を出さない)
後々本当の意味で夫婦になる
好きなものは、ハチミツたっぷりホットケーキ
月沙
タカの妻
政略結婚で嫁いてきた
おとなしい性格であまり感情を表に出さない
タカ同様両親から邪険に扱われているがのちにタカが覚醒し仲睦まじい夫婦になる
時折どぎつい発言をする
好きなものは、生クリームとイチゴたっぷりのホットケーキ
文字数 3,514
最終更新日 2025.02.13
登録日 2023.02.05
養っていただかなくても結構です!〜政略結婚した夫に放置されているので魔法絵師として自立を目指したら賢者と言われ義母にザマァしました!大勢の男性から求婚されましたが誰を選べば正解なのかわかりません!〜
タイトルちょっと変更しました。
政略結婚の夫との冷えきった関係。義母は私が気に入らないらしく、しきりに夫に私と別れて再婚するようほのめかしてくる。
それを否定もしない夫。伯爵夫人の地位を狙って夫をあからさまに誘惑するメイドたち。私の心は限界だった。
なんとか自立するために仕事を始めようとするけれど、夫は自分の仕事につながる社交以外を認めてくれない。
そんな時に出会った画材工房で、私は絵を描く喜びに目覚めた。
そして気付いたのだ。今貴族女性でもつくことの出来る数少ない仕事のひとつである、魔法絵師としての力が私にあることに。
このまま絵を描き続けて、いざという時の為に自立しよう!
そう思っていた矢先、高価な魔石の粉末入りの絵の具を夫に捨てられてしまう。
絶望した私は、初めて夫に反抗した。
私の態度に驚いた夫だったけれど、私が絵を描く姿を見てから、なんだか夫の様子が変わってきて……?
そして新たに私の前に現れた5人の男性。
宮廷に出入りする化粧師。
新進気鋭の若手魔法絵師。
王弟の子息の魔塔の賢者。
工房長の孫の絵の具職人。
引退した元第一騎士団長。
何故か彼らに口説かれだした私。
このまま自立?再構築?
どちらにしても私、一人でも生きていけるように変わりたい!
コメントの人気投票で、どのヒーローと結ばれるかが変わるかも?
文字数 350,880
最終更新日 2025.02.12
登録日 2024.08.23
――「冷酷無情」と噂される王太子アレクシスとの政略結婚。
しかし実際に嫁いでみれば、周囲は敵ばかり、夫には見向きもされない――そんな窮地からスタートしたエミリアの新婚生活。
侮られるまいと笑顔を武器に努力を重ねる彼女だったが、理不尽な嫌がらせや陰謀に立ち向かううちに、冷たいはずの王太子が少しずつ心を動かされ始める。
「俺の妻に手を出すな」と公言する彼の優しさに戸惑いつつも、エミリアの胸にはいつしか愛情が芽生え、貴族令嬢たちの陰謀を一斉にひっくり返す“ざまあ展開”へ!
そして「お前だけが俺の心を溶かせる」と告げられたとき、ふたりの政略結婚は真の愛へ変わる――。
文字数 55,468
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.11
借金を抱える両親の為に喜多治家の養子となった喜多治一葉(きたじかずは)は、大商社・緒方商会の若き重役で次期社長候補の緒方保胤(おがたやすたね)との婚姻が決まる。
“覆面の変人”と噂される保胤の言動や上流階級の生活に戸惑いを見せる一葉だったが、時折見せる上品で優しい保胤の大人の振る舞いに次第に心を開き、彼に惹かれていく。
保胤からの一途な愛を受け、睦まじい新婚生活を送っていく――はずだった。
一葉には保胤には言えない“ある秘密”があった。
保胤との結婚目的は彼を陥れ、緒方商会を失墜させること。
父と母を救うために……
嘘から始まる政略結婚の結末は――?
文字数 109,809
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.01
イヴェット・リゴは貴族の令嬢であるにも関わらず、ミーハーな性格をしていて、近頃は麗人の辺境伯、アスヴァル・バルジミールに大変お熱である。しかし、彼女には理想とは正反対の粗野な野蛮人の婚約者がいた。イヴェットはそんな婚約者が大嫌いだ。
※長編作品「盲目の令嬢にも愛は降り注ぐ」、短編「はてさて、私の憂鬱よ〜現人神の子どもに溺愛されたので〜」と同じ世界観なので、一部のキャラクターの詳細などについては長編作品「盲目の令嬢にも愛は降り注ぐ」の登場人物紹介をご覧いただくと更に楽しんでいただけるかと思います。
あわせてご覧いただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 6,711
最終更新日 2025.02.09
登録日 2025.02.09
王都の華やかな宮廷に咲く、美しく聡明な公爵令嬢ソフィア。しかし、彼女の婚約者である第一王子レオナルドは、冷酷にも「王妃に相応しくない」という言葉と共に婚約破棄を突きつける。突如としてすべてを失ったソフィアは、王都を追われるように辺境の小さな村・シオン村へと送られることに――。
「私の人生は、ここで終わるの……?」
荒れ果てた村で暮らし始めたソフィアだったが、そこに住む温かな村人たちや、謎めいた剣士アレクシスとの出会いが、彼女の運命を変えていく。平穏を取り戻したいと願うソフィアの前に立ちはだかるのは、村を脅かす盗賊団と、陰で糸を引く黒幕の存在。そして、その背後にちらつくのは、かつての婚約者・レオナルドの影――。
自らの手で新たな未来を切り開くため、ソフィアは村人たちと共に立ち上がる。婚約破棄で味わった屈辱の果てに待っていたのは、かつての愛に代わる新たな絆と溺愛の物語。
文字数 47,949
最終更新日 2025.02.09
登録日 2025.02.09
政略結婚により新興国クリューガーから因習漂う隣国に嫁いだ王女イーリス。王宮に上がったその日から「子爵上がりの王が作った新興国風情が」と揶揄される。さらに側妃の陰謀で王との夜も邪魔され続け、次第に身の危険を感じるようになる。
イーリスが邪険にされる理由は父が王と交わした婚姻の条件にあった。財政難で困窮している隣国の王は巨万の富を得たイーリスの父の財に目をつけ、婚姻を打診してきたのだ。資金援助と引き換えに父が提示した条件がこれだ。
「娘イーリスが王子を産んだ場合、その子を王太子とすること」
すでに二人の側妃の間にそれぞれ王子がいるにも関わらずだ。こうしてイーリスの輿入れは王宮に波乱をもたらすことになる。
文字数 25,937
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.30
ヴァリス帝国の皇太子・クリストフは、闇の精霊王に襲われ、かろうじて倒すものの、体を半分乗っ取られてしまう。このままでは闇の精霊王が自分の体を支配し、国を滅ぼしてしまうと危機感を抱いたクリストフと父の皇帝・ルーデンは、中央神殿で神の啓示を聞く。南の小国・リステル王国の第一王女と体を交えれば、闇の精霊王に対抗できると。クリストフはリステル王国の王女・レティシアに求婚する。しかしリステル国王はこれを拒否。帝国側は戦を仕掛けると脅し、王女は国を守るためとクリストフの妻になることを決めるーー。
文字数 51,261
最終更新日 2025.02.06
登録日 2025.01.01
政略結婚としてハロルド公爵家に嫁いだティアラ。冷たく距離を感じさせる夫レオンや厳格な館の雰囲気に戸惑いながらも、公爵夫人としての務めを果たそうと奮闘する毎日。
しかし、その館には封印された「ある秘密」と「呪い」が隠されていた――。
隣国の陰謀、封印を狙う謎の黒幕、そして公爵家に代々受け継がれてきた宿命。次々と降りかかる試練を前に、ティアラは自らの力を解放し、封印を守るため立ち上がる。
冷酷だと思われていたレオンもまた、ティアラの献身と勇気に触れる中で、次第に彼女への想いを自覚していく。
試練を乗り越え、二人が辿り着いた答えとは――。
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文字数 37,528
最終更新日 2025.02.06
登録日 2025.02.06
王太子妃は離婚したい
レンタル有りアルゴン国の第二王女フレイアは、婚約者であり、幼い頃より想いを寄せていた隣国テルルの王太子セレンに嫁ぐ。
だが、期待を胸に臨んだ婚姻の日、待っていたのは夫セレンの冷たい瞳だった。
※この作品は、読んでいただいた皆さまのおかげで書籍化することができました。
綺麗なイラストまでつけていただき感無量です。
これまで応援いただき、本当にありがとうございました。
レジーナのサイトで番外編が読めますので、そちらものぞいていただけると嬉しいです。
https://www.regina-books.com/extra/login
文字数 223,868
最終更新日 2025.02.06
登録日 2020.10.07
気弱な従順妻vsモラハラ浮気夫、お嬢様妻vsシスコン夫の離婚劇
モラハラ旦那からの束縛は増し、生活に疲れ切った早苗の前に現れた同僚の生田。親切で気にかけてくれる生田に、早苗は人妻の身でありながらも淡い恋心を抱き始める。
社長の一人娘で不自由なく育てられた絵麻は、政略結婚をした夫から見向きもされず、虚しい孤独な日々を送っていた。自宅へ帰らない夫の側から片時も離れない義姉の存在が絵麻を悩ませる。
モラハラ旦那とシスコン旦那に悩む二人が、ネットで出会って意気投合。
早苗と絵麻の二人は現状を打破し、明るい未来を手に入れられるのか。
文字数 199,555
最終更新日 2025.02.05
登録日 2025.01.17
寒い地方に隣接する二つの国、パイルエ国とソプレナ国があった。水面下で君主たちによる話し合いが行われた結果、両国は統合し一つの国になることが決定した。統合後の君主にはソプレナ国の王太子であるゼフトが選ばれ、后にはパイルエ国の王女であるレイラが選ばれる中、まだ何も知らないレイラは幼馴染みのジェイルに熱い恋心を抱いていた――――。※R18の話にはタイトルに*を付けています。
文字数 28,678
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.27