恋愛 吸血鬼小説一覧
「アドリエンヌ嬢、どうか……どうか愚息を見捨てないでくださらんか?」
ここガンブラン王国の国王は、その痩せた身体を何とか折り曲げて目の前に腰掛ける華奢な令嬢に向かい懸命に哀訴していた。
「国王陛下、私は真実の愛を見つけてしまったのです。それに、王太子殿下も時を同じくして真実の愛を見つけたそうですわ。まさに奇跡でしょう。こんなに喜ばしいことはございません。ですから、そのように国王陛下が心を痛める必要はありませんのよ。」
美しい銀糸のような艶やかな髪は令嬢が首を傾げたことでサラリと揺れ、希少なルビーの様な深い紅の瞳は細められていた。
「い、いや……。そういうことではなくてだな……。アドリエンヌ嬢にはこの国の王太子妃になっていただくつもりで儂は……。」
国王は痩せこけた身体を震わせ、撫でつけた白髪は苦労が滲み出ていた。
そのような国王の悲哀の帯びた表情にも、アドリエンヌは突き放すような言葉を返した。
「国王陛下、それはいけませんわ。だって、王太子殿下がそれをお望みではありませんもの。殿下はネリー・ド・ブリアリ伯爵令嬢との真実の愛に目覚められ、私との婚約破棄を宣言されましたわ。しかも、国王陛下の生誕記念パーティーで沢山の貴族たちが集まる中で。もはやこれは覆すことのできない事実ですのよ。」
「王太子にはきつく言い聞かせる。どうか見捨てないでくれ。」
もっと早くこの国王が息子の育て方の間違いに気づくことができていれば、このような事にはならなかったかも知れない。
しかし、もうその後悔も後の祭りなのだ。
王太子から婚約破棄された吸血鬼の侯爵令嬢が、時を同じくして番い(つがい)を見つけて全力で堕としていくお話。
番い相手は貧乏伯爵令息で、最初めっちゃ塩対応です。
*今度の婚約者(王太子)は愚か者です。
『なろう』様にも掲載中です
文字数 61,665
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.08.12
エルナは最愛の妹のため、あるお屋敷で住み込みのメイドとして働く事に。若く美しい屋敷の主人、ルドルフ・アッカーマンと思いがけず穏やかな時間を共有するようになるが・・・・。
不器用で孤独な吸血鬼と、心優しきメイドの官能的な恋の行方はーー。
*はR指定の描写があります。
文字数 59,218
最終更新日 2021.08.10
登録日 2020.08.28
辺境伯令嬢ジェシカは吸血鬼。年頃になり、めでたく血への渇望も覚えたけれども、彼女は男性臭アレルギーの体質だった。
男性に近寄れず、もちろん血を吸うことはできない。困り果てた彼女の下に、夜会の招待状が届く。
その夜会は、10年の眠りから覚めた吸血鬼の王を祝う盛大なもの。ジェシカは両親の猛反対を押し切り、その夜会にかけることを決意する。
*この話の吸血鬼の設定は一般的なものとは異なります。ご容赦ください。
**一般的なR18は軽微です。
文字数 32,851
最終更新日 2021.07.22
登録日 2021.07.04
吸血鬼に先祖返りした公爵ヴァシレに嫁いだ王女エヴァはヴァシレに血を吸われることを義務としていた。
しかし偏食家のエヴァの血はあまりにマズく、激昂したヴァシレとエヴァは初夜を完遂できなかった。
ギクシャクした関係が続くかのように思われたが……。
文字数 8,082
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
ひょんなことから共同生活を営むようになった吸血鬼のブレイズと人間のパティス。
お互いに惹かれあっているのになかなか素直になれず、すれ違ってばかり。
そんな折、ブレイズの元を一人の女性が訪れて――。
※エブリスタでも読めます。
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「月夜の約束」の続編です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/586625956/658461561
※ 表紙絵はあままつ様のフリーアイコンからお借りしたイラストを使わせていただいています。
無断転載など、硬くお断りします。
https://ama-mt.tumblr.com/about
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文字数 40,766
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.05.05
日中滅多に出歩かない私は、誰が呼んだか吸血鬼令嬢。
何度お見合いを繰り返しても失敗続きで、勘当の危機が迫っていた。
そんな私の前にある日突然現れたのは、無口な伯爵様だった。
文字数 19,488
最終更新日 2021.06.05
登録日 2021.05.31
ーー例え彼女が吸血鬼でも、俺は彼女を愛するだろう。
吸血鬼の末裔と囁かれる女王が治める、恐怖の島国ヴラド。
祖国を守る生贄となるため、アビニアの王子であり、騎士団長のジークフリートはヴラドに降りたった。
恐ろしい筈の美しき女王アメリアに、ジークフリートは一目で惹かれる。
彼を生贄にはせず、丁重にもてなす彼女が吸血鬼とは思えない。
手紙や夜の密会で、少しずつ距離を縮めていく二人。
抑えられない恋心に、ジークフリートは彼女に求婚することを決める。
しかし彼女には、秘密があった。
どんなに相手を好きになっても、けして彼とは結ばれない。
※旧タイトル 女王陛下と生贄の騎士です。
※R15、残酷描写は保険です。
吸血鬼が題材のため、血を想起させる表現が少しあります。コメディ調ではありますが、苦手な方はお気をつけください。
他サイト様にも投稿しています。
文字数 30,494
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.05.10
「君の純潔を守ってきたのは、邪悪な存在を滅ぼすためだ。リーゼル、人類のために死んでくれ」
「え……?」
私は聖リーゼル。白司祭デニス・アイネムの妻だ。
枢機卿クラウス・エグモント・ヴァルトフォーゲル猊下に連れられて、孤島に赴いた。
長く患うヘスラー伯爵の慰問という話だったのに……
崖の上の古城に住み、蝙蝠に化けて人里に下り、乙女をさらうという……
「そう。彼こそ忌々しい悪の落胤、吸血鬼なのだ!」
私は、吸血鬼である伯爵を倒すための、囮なのだそうだ。
神様と夫の愛を信じて結婚した私は、もう生きては帰れない。
伯爵を誘惑し、油断させるためだけに囚われた籠の鳥。
「ゲレオン・ゴットリープ・ニコラウス・アンドレアス・ファビアン・オスカー・アイレンベルクだ」
「長い……お名前……、!!」
彼と言葉を交わした瞬間、記憶が爆ぜた。
継母に閉じ込められた塔で一緒に過ごした、夜の友達。
空想上の存在と思っていた彼に、そっくりだった。
♡運命を覆す執愛のゴシックラブ♡
文字数 7,350
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.24
「あんな吸血公爵の生贄なんて絶対に嫌っ!! そうよ、お姉さまが生贄になればいいのよ!」
血縁がないため、日々、義母や義妹からは虐げられ、召使のように扱われていたカレン。しかし、カレンは不遇な境遇にも関わらず、生来の負けん気で明るく前向きに生きてきた。
そんな時、吸血鬼の公爵として知られるヴラド公爵家から生贄を求める手紙が差し出される。当然のように生贄になるのを拒否する義妹。生贄の役割はカレンが引き受けることに。
カレンは吸血鬼である公爵家のところに生贄に向かうのだが、その生来の負けん気故に、カレンは吸血鬼公爵を何とか退治しようとあの手この手で抗って見せるのだった。
「お前は面白いやつだな……」
すると、なぜか、イケメンの吸血鬼公爵に気に入られ、溺愛されることに。
それを知った義妹は、手のひらを返して「生贄になるのを交換しましょう」と騒ぎ立てる義妹でしたが、冷酷にあしらわれてしまいます。
やがて、カレンを虐めていた連中は、自業自得で落ちぶれて行く。
これは、虐められ、蔑まれ、それでも前向きに生きてきた少女、カレンが冷酷な吸血公爵様に溺愛され幸せになる話です。
文字数 16,324
最終更新日 2021.04.11
登録日 2021.04.09
──時は15世紀。百年戦争終末期のフランス。 相次ぐ国難の末、落ちぶれ果てた王国の宮廷に、奇跡の少女が現れた時、フランスと一人の男の運命を変えた── 広大な所領を持つ大貴族である青年ジルと、神の声を聴く聖女ジャンヌ。二人はやがて互いに認め合い、惹かれ合うようになるが、新たな時代の流れは大きなうねりと化して、容赦なく彼等を飲み込んでゆく。 人の願い神の気まぐれが紡ぐ歴史の行き着く先、二人が見た世界。それは。 ──陰謀と愛憎蠢く幻想伝奇。騎士よ、運命と殴り合え。
サイトとPixivにて公開中のかなり独自解釈要素が強いジル・ド・レ元帥とジャンヌ・ダルクをモチーフにした恋愛ファンタジーです。作者の手癖で『萌え』よりも『燃え』重視の展開ではあるものの、割と糖度もエロスも高めです。
設定の都合上(ぬるいですが)BL要素・および残酷描写有。
文字数 221,821
最終更新日 2021.03.07
登録日 2021.01.27
エルフの様な超絶美形の神様アグリが管理する異世界、その神界に迷い人として異世界転移してしまった、OLユリ。
壊れかけの世界で、何も無い神界で農園を作って欲しいとお願いされ、野菜に果物を育てて料理に励む。
もふもふ達を飼い、ノアの箱舟の様に神様に保護されたアグリの世界の住人たちと恋愛したり友情を育みながら、スローライフを楽しむ。
これはそんな平穏(……?)な日常の物語。
2021/02/27 完結
文字数 40,812
最終更新日 2021.02.27
登録日 2021.01.29
放課後の体育館裏。断じて喧嘩でない。そこには一組の少年少女の姿があった。「実は俺、吸血鬼(ヴァンパイア)なんだ。」と、少年から少女への突然の告白。少女は思った。これは日本文化にハマった彼のごっこ遊びだ──と。海外から来た少年に合わせて、少女は吸血鬼になりきることにした。それが始まりになると知らずに。
少女が今まで生きてきて感じた、幾つもの違和感。そして少女は前世の記憶を思い出した。──これは、知っている乙女ゲームの世界だ。
漂う監禁要素に怯える日々が始まった。主人公が来るまであとどれくらい?あれ、主人公来たけど……?
(なろうにて作者別名であげていたネタ、もとい短編を長編として書き直したものです。設定や名前、物語の流れも少々変えたり付け加えたりします。)
文字数 22,108
最終更新日 2021.01.15
登録日 2020.12.31
幼いある日、薔薇屋敷と呼ばれるお屋敷の、人の寄り付かない開かずの間で、ダイアナは見ず知らずの青年に出会った。
そんなことも忘れた11年後、ふとしたきっかけで再会を果たす。
「ダイアナ? お前、本当にあのダイアナか?」
「そう、だけど」
「好きだ」
「え?」
「タイプだ。結婚してくれ」
見た目のまったく変わらない彼は実は、齢300年の吸血鬼だった。
そしてなぜかいま、求婚されています……。
文字数 7,783
最終更新日 2021.01.13
登録日 2021.01.10
吸血鬼の血を引く姫リュカはある日婚約者であったはずの王太子から婚約を破棄され人知れない黒の森へと追放される。
人が住めない獣の楽園といわれたそこは、リュカにとっては天国のような場所だった。
一方そのころ元の国では……
文字数 8,309
最終更新日 2021.01.06
登録日 2021.01.02
私は願った。そして吸血鬼は“私”と引き換えに願いを叶えると言った。
「なんでこんなにあったかいんだろう」をお題にしたSS小説。
作者の気持ち的にはカテゴリ恋愛です。
文字数 1,526
最終更新日 2021.01.04
登録日 2021.01.04
孤児院で働く天涯孤独な少女、マドレーヌの密かな愉しみは、孤児院に寄付してくれているハロルド子爵であるクリスティアンの月に1回の慰問だった。
そんなある日、マドレーヌは5年間の恋慕い続けたクリスティアンから告白され、恋人となった。
ハロウィンの夜、クリスティアンは孤児院を訪ね、子供たちと共に吸血鬼に紛して一緒に近所を回ることに。
人とは思えないほどの美しさに胸を高鳴らせるマドレーヌに、耳元で甘い囁きが溢される。
「Trick or Treat?」
クリスティアンの甘い牙がうなじに穿たれる時、マドレーヌは陶酔へと堕ちていく……
文字数 21,529
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.27
突然倒れた母親のため危険と承知で街に飛び出した沙代は、夜の住人である美しい少女と出会う。
衝動的に書いた吸血鬼ものです。
R18の場面はありますが、そんなに濃くないです。
文字数 8,354
最終更新日 2020.12.25
登録日 2020.12.25
姉が死んだ
幽霊になった
死んだ10歳の姿のままずっと俺の世話をしてくる。
いい加減、恥ずかしいからやめてくれよ…
年下の姉幽霊物×吸血鬼
文字数 8,706
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.12.14
歳の差およそ五百歳。ドS吸血鬼との歳の差ラブ(?)コメディ。
文字数 34,304
最終更新日 2020.11.26
登録日 2020.11.19
幼い頃から暗殺者として生きてきた少女は、いつも通りに依頼を受ける。
今回の相手は、五大貴族の嫡男であるブラム・ストローク。彼は次期皇帝候補の一人でもあった。
相手が誰であろうと関係なく、ただいつも通りに依頼をこなす。屋敷へ忍び込み、隙だだらけのブラムの首を切り落とした彼女だが……
何で生きてるんだ?
なんとブラムは首を斬られても普通に生きていた。
捕まってしまった彼女は自死すら覚悟するが、その直後にブラムから飛び出した言葉に驚く。
「可愛いな……お前」
「……は?」
「よし決めたぞ! お前は俺のメイドとして雇おう! だって可愛いから!」
愉快で変わり者の主人ブラムに捕まった暗殺者は、そのまま彼のメイドになる。
訳の分からない状況に困惑しつつも、暗殺者はルビーという名前を与えられ、少しずつ日常に慣れていく。
お互いの過去や苦悩を知り、罪を悔やみ、許し合って近づいていく。
そういう恋の物語が始まろうとしていた。
小説家になろうで選考連載中!
文字数 32,964
最終更新日 2020.11.20
登録日 2020.11.13
町の外れにある大きな洋館。そこには決して近付いてはいけない。恐ろしい吸血鬼が住んでいるから。
そんな噂がある町に引っ越してきた少女は、洋館に惹かれるがまま、級友たちの忠告も無視して洋館へと赴く。
そこに住んでいたのは、恐ろしさなど微塵も感じさせない、臆病な吸血鬼だった。
文字数 2,411
最終更新日 2020.11.17
登録日 2020.11.17
仕事から帰宅した葉子を待っていたのは、先日いなくなったはずの吸血鬼、クリオだった。
素直になれないアラサー葉子と拾われたヘタレ吸血鬼クリオの物語。
※当社比でかなりエロに力が入っている作品です。
※ムーンにも掲載中です
文字数 16,438
最終更新日 2020.11.14
登録日 2020.11.14
先祖代々祓い屋の家の一人娘、真堂みさき。高校生。
特殊な能力を持つみさきの血を吸った吸血鬼は、普通の人間とほとんど変わらない生活を送れるようになる。
淳、眞澄、誠史郎は同じ能力を持っていた彼女の祖父の血を吸い眷属となり、現在はみさきを守りながら生活していたのだが、登校中に一人の男性と出会ったことで、危うい均衡の上にあった関係が動き始める!?
イケメン元吸血鬼たちに護られ愛される女子高生の乙女ゲーム的日常。
6章まで共通で、その後5ルート分岐します。
眞澄1章→透1章→淳1章→裕翔1章→誠史郎1章→眞澄2章→透2章……と言うように投稿していきます。
少々読みにくかったり、混乱させてしまうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
ムーンライトノベルスさんとの重複投稿です。
文字数 352,178
最終更新日 2020.10.30
登録日 2019.04.11
文字数 1,016
最終更新日 2020.09.22
登録日 2020.09.22
西野 麗弥(16)は霊感が強い事と母親が東欧系の美女である事を除けば、どこにでもいる女子高生である。
そんな麗弥は自分が処女である事を証明する為に、衆人環視の中で見ず知らずのイケオジとの初夜を披露しながら血を吸われるという悪夢に何日も前から悩まされていた。
自分が見ている夢を親にも打ち明ける事が出来ず、悶々と日々を過ごす麗弥の前に母親の兄・・・伯父という人物が現れる。
母親は一人っ子だったはず。
伯父という人物は母の異父兄か異母兄かも知れないと思ったのだが、弟の話によると同腹の兄なのだという。
自分は伯父という人物を知らない。だが、両親と弟はそんな麗弥の態度を不思議がるだけである。
しかも、その伯父という人物は夢の中で麗弥を犯しながら血を啜っていた吸血鬼と同じ顔をしていた───。
実はこの話、二日続けて見た夢が基だったりします。
・霊感が強い幼稚園児くらいの女の子が婚約の証としてイケオジな吸血鬼に血を吸われてしまった
・退魔師である母親は娘の呪縛を解こうとしたのだけど、力不足で解けなかった
・きちんと修行すれば一流の退魔師になれたのだが、その前に血を吸われてしまった事が原因で退魔師の道を断たれた(勘が鋭いとか占いや呪い方面でなら発揮できる)
・結婚してもいい年頃になった女の子を迎えにイケオジ吸血鬼がやって来た
・幼稚園児くらいの子供が女の子の前で化け物に変化
・母親という人物は心の奥底で吸血鬼に想いを寄せていたらしく、娘に嫉妬剥き出し(←ここで目が覚めた)
我ながらカオスな夢を見たものだと思っているのですが、『イケオジの吸血鬼とJKという組み合わせ。これは使える!』と思ったので色々設定を練り直した上で1つの話にしました。
軽めですが、連想させる描写があるのでR-18にしています。
文字数 4,609
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.09.19
突如破られた魔族の封印。
聖女ジルは命を懸けて魔族の進軍を遅らせようと祈りを捧げる。
しかし上級魔族の吸血鬼ダグラスにつかまり、甘美な責めをその身に浴びることとなるーーー。
性表現のあるタイトルには※が付きます。
文字数 1,862
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.09.15
タイトル通りのエロ小説です。
ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで
文字数 3,192
最終更新日 2020.09.15
登録日 2020.09.15
吸血鬼の令嬢ファズラニル・ゼルトランテは学園生活を一人で過ごすと決めた。
何故なら彼女は吸血鬼、関われば周りの人ごと処刑されるから。
だから彼女は恋愛も友情も諦め、学園という舞台で悪役令嬢を演じる事にした。
なのに、密かに恋心を抱いているサフィル王子は、ゼルトランテと仲良くしようとする。
文字数 4,878
最終更新日 2020.09.01
登録日 2020.08.28
ーー妖狐の「風花(かざばな)」は赤鬼と吸血鬼の子である若様の餌係である。
「餌係」が何か全く理解していないアホの子風花とそんな風花を罵りながらも大切にする口の悪いツンデレ若様。
二人が人間界に繰り出して人捜ししたり、問題を解決しちゃったりするかもしれないドタバタラブコメ和風妖怪ファンタジー……
++残酷な表現あり。過去女性が酷い目にあったことを匂わす表現も含まれます。お読みになる際はお気を付けください++
**和風妖怪ものです。ムーンライトノベルズでも公開中です**
文字数 57,039
最終更新日 2020.09.01
登録日 2020.08.28
キュール伯爵家の跡取りだった父が母と駆け落ちし、平民として暮らしていたミエリーは、ウェンズ公爵家を若くして継いだロバートの元にキュール伯爵家令嬢として嫁ぐことになってしまう。
しかも、初代ウェンズ公爵は吸血鬼だったという伝説があって・・・。
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西洋風の王国が舞台。魔界が存在しますが、人間はそれを知りません。
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TL(ティーンズラブ)要素のある少女小説なイメージ。
えっちなハプニングは起こりますが、本番の機会はなかなか訪れません。
※付きはR18(っぽいの含め)シーンあり。
三人称。予告なく視点が変わります。
※ムーンライトノベルズ様にも掲載中です。
文字数 66,474
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.08.03
幼いある日、薔薇屋敷と呼ばれるお屋敷の、人の寄り付かない開かずの間で、ダイアナは見ず知らずの青年に出会った。
ーその11年後、再会を果たす。
「ダイアナ?お前、本当にあのダイアナか?」
「そう、だけど」
「好きだ」
「え?」
「結婚してくれ」
見た目のまったく変わらない彼は実は、齢300歳の吸血鬼だった。
そしてなぜか今、求婚されています…。
文字数 17,325
最終更新日 2020.08.07
登録日 2020.07.11
人間と魔物が争う世界。
八歳の時に家族と、生まれ育った村を魔物に滅ぼされたリリーベルは、人々を守るため、戦闘に特化した白魔術師『白騎士』となり、日々、魔物との戦いに明け暮れていた。
十六歳になったリリーベルは、すべての魔物の支配者『紅の一族』の第十一位を倒す。
が、そのために第六位アルベルテュスに危険視され、彼に殺されかける。
しかしアルベルテュスはリリーベルを逃す。
彼女の前に膝をついた。
「紅の一族が第六位、アルベルテュスが請う。俺のものになれ、リリーベル。俺は貴女に恋をしている」ーーーー
文字数 119,255
最終更新日 2020.06.25
登録日 2020.06.02
地味顔で堅物のマーシャは、悪を滅するという神託を受けた『救済の聖女』。
王族や貴族から絶大な信頼を得て、人々にも敬愛されている。そんなマーシャには深刻な困り事があった。半分人間、半分吸血鬼のマクフェイル伯爵から片想いされているのだ。毎日、毎日、教会まで押しかけてくる始末で……
「嘆かわしい。わたくしは身も心もいと高き神のもの。立ち去りなさい悪しき者よ」
「あぁ、その美しい御声でどうか俺の名を呼んでくれ……!」
「絶対に嫌」
──神よ、穢れし悪魔の子らをも清め、昏き魂をお救いください。ほんとに。
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◎ほぼ毎日2~3話更新
★表紙はイラストACよりちえ様(https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=1163985&word=%E7%99%BD%E3%82%86%E3%82%8A%EF%BC%92)
文字数 30,706
最終更新日 2020.06.24
登録日 2020.06.12
エバは貴族令嬢に婚約者を奪われ、見殺しにされてしまった。
そんな不幸なエバに悪魔が救いの手を差し伸べ、転生を果たすが……目覚めた体は、その貴族令嬢だった!?
それでもエバは前世の優れた頭脳を活かし、奪われた人生と恋人を取り戻しに行く!!!
文字数 130,154
最終更新日 2020.06.11
登録日 2020.04.28
吸血鬼公爵に嫁ぐこととなったフィーリアラはとても嬉しかった。
金を食い潰すだけの両親に妹。売り飛ばすような形で自分を嫁に出そうとする家族にウンザリ!
おまけに婚約者と妹の裏切りも発覚。こんな連中はこっちから捨ててやる!と家を出たのはいいけれど。
逃げるつもりが逃げれなくて恐る恐る吸血鬼の元へと嫁ぐのだった。
結果、血なんて吸われることもなく、吸血鬼公爵にひたすら愛されて愛されて溺愛されてイチャイチャしちゃって。
いつの間にか実家にざまぁしてました。
そんなイチャラブざまぁコメディ?なお話しです。R15は保険です。
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2020/12月某日
第二部を執筆中でしたが、続きが書けそうにないので、一旦非公開にして第一部で完結と致しました。
楽しみにしていただいてた方、申し訳ありません。
また何かの形で公開出来たらいいのですが…完全に未定です。
お読みいただきありがとうございました。
文字数 64,043
最終更新日 2020.06.05
登録日 2020.05.04
田舎町ボルドウの女領主ロアとその女中マリアは、悪魔と修道女、使い魔と主人、強いて言うなら恋人同士、という関係性。
ふたりは教会からの依頼をこなし、悪魔祓いとして奮闘するのだが……?
吸血主従百合ダークファンタジー。
※本作は「女領主とその女中」https://www.alphapolis.co.jp/novel/181074507/37176101
「女領主とその女中~Vacances!~」https://www.alphapolis.co.jp/novel/181074507/400177787
の続編になります。
文字数 150,761
最終更新日 2020.05.30
登録日 2019.04.27