歴史・時代 小説一覧

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江戸の夕映え

江戸の夕映え
江戸時代にはたくさんの随筆が書かれました。 「のどやかな気分が漲っていて、読んでいると、己れもその時代に生きているような気持ちになる」(森 銑三) そういったものを選んで、小説としてお届けしたく思います。 同じ江戸時代を生きていても、その暮らしぶり、境遇、ライフコース、そして考え方には、たいへんな幅、違いがあったことでしょう。 しかし、夕焼けがみなにひとしく差し込んでくるような、そんな目線であの時代の人々を描ければと存じます。
歴史・時代 連載中 短編 R15
感想数 0 文字数 155,603 最終更新日 2026.04.14 登録日 2024.12.20
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『龍馬と1000歳の化け猫 ~最強の強運と勘違いで駆け抜ける幕末・維新サバイバルコメディ伝~』

『龍馬と1000歳の化け猫 ~最強の強運と勘違いで駆け抜ける幕末・維新サバイバルコメディ伝~』
浦賀に黒船が来航した歴史的瞬間、坂本龍馬は三本の尻尾を持つ人語を解す黒猫「タマ」と出会う。剣術も度胸もないが、異常な「強運」だけは天下一品の龍馬。タマの毒舌と予感、そして周囲の壮大な「勘違い」に流されながら、龍馬はいつの間にか幕末の英雄へと押し上げられていく。運と猫に導かれた、前代未聞の冒険が幕を開ける! 【1話500文字でサクッと読める!! 新解釈、歴史エンタメコメディ全50話】
歴史・時代 完結 短編
感想数 1 文字数 24,822 最終更新日 2026.04.14 登録日 2026.03.12
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喝鳶大名・内田正容

背中に彫物を背負った内田正容の生き様を描いた時代小説です。喝鳶で、かっとびと読んで下さい。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 22,453 最終更新日 2026.04.13 登録日 2024.05.01
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滅びの都と約束の旅 第1部 泡沫(うたかた)の夢~妖狐だった乙女の誓い~

滅びの都と約束の旅 第1部 泡沫(うたかた)の夢~妖狐だった乙女の誓い~
西域幻夢奇譚 ―草原のクロニクル― 序 滅びの都と約束の旅 第1部 泡沫の夢~妖狐をだった乙女の誓い~ 妖狐としての禁忌を犯した飛蝶は、茅山の道士・紫陽と驪龍の力を借りて西域へと逃れ、金(アルタイ)山の魔女との邂逅する。そして妖狐の力を手放し、人として生きることになった彼女は、陰謀に巻き込まれた高昌国王子一行と運命の出逢いをする。 これは飛蝶が、西域にその名を轟かせる義賊団の女頭領・女狐となるまでの物語。 ※第2部 高昌夢花録~復讐の終わりと新たな旅立ち~は2026年4月12日より連載中 後日譚 西域幻夢奇譚 ―草原のクロニクル―1 鎮綏椀傳奇(ちんすいわんでんき)~血塗られた呪いと贄の姫~(完結済)
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 156,767 最終更新日 2026.04.12 登録日 2026.02.19
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『硯箱救済(すずりばこきゅうさい)――封じられた美が、世界を繋ぐ』

『硯箱救済(すずりばこきゅうさい)――封じられた美が、世界を繋ぐ』
平凡な高校生・天城リクは、学校の資料室で一つの硯箱を見つける。 それは、ただの文房具ではなかった。 触れた瞬間、彼は“未完成の世界”へと引きずり込まれる。 そこは、文字や存在が崩れ、現実が成立していない異質な空間。 そして現れるのは、人でも物でもない“未固定存在”――欠損を埋めるために他を取り込む異形の存在だった。 絶体絶命の中、硯箱が開き、筆・墨・硯が一体化した“書く力”がリクに宿る。 彼が描いた線や文字は、そのまま現実を書き換える力を持っていた。 敵を退け、元の世界へ戻ったリクのもとに届く謎の通知。 《観測者に選定されました》 《未完成世界の修復を開始してください》 それは、この世界が未だ“完成していない”ことを意味していた。 現実の裏側で進行する“崩壊”。 増え続ける未固定存在。 そして、世界を書き換える力を持つ“観測者”たちの存在――。 美として封じられた硯箱の蒔絵には、世界の構造そのものが刻まれていた。 「書くことで、世界は救えるのか――それとも壊れるのか」 選ばれた少年は、“現実”を修復するための戦いへと巻き込まれていく。 これは、未完成の世界を“結び直す”物語。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 1,623 最終更新日 2026.04.12 登録日 2026.04.12
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鏡の間の誘惑

鏡の間の誘惑
およそ常人には理解不能な事情により、今回は十一代将軍家斉の側室御美代の方が主人公の小説を書きたいと思います。いろいろ考えましたが、どうしてもこの題材では風俗小説にしかならないので、今回は完全R18小説にしたいと思うわけです。まあ小説を書いていくうえで一度はこういうものもよいかと……(汗) 徳川十一代将軍家斉といえばご存じ50人以上もの子供をもうけた絶倫将軍で俗に「おっとせい将軍」とまで呼ばれた方です。美代の方は数多の側室の中でも最も寵愛を得た女性で、女傑といっても過言ではないでしょう。しかし彼女が寵愛を得れば得るほど将軍御台所や他の側室、彼女とその取り巻きを快く思わない幕閣の重鎮たちとの確執が深まります。そしてついに悲劇的な末路を迎えるわけです。 今回の小説は完全R18です。かなり過激な描写があり、また残酷な描写もありますのでその点ご了承ください
歴史・時代 完結 短編 R18
文字数 46,290 最終更新日 2026.04.12 登録日 2026.02.11
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『紙縒救済(こよりきゅうさい)――ねじれた運命を、結び直せ』

『紙縒救済(こよりきゅうさい)――ねじれた運命を、結び直せ』
平凡な高校生・春日井レンは、ある日突然“ねじれた世界”へと巻き込まれる。 崩壊した教室、歪む空間、そして現れる正体不明の“未固定存在”。 絶体絶命の中、レンが手にしたのはただの紙―― しかしそれをねじった瞬間、**紙縒(こより)**は異常な力を発揮する。 それは、世界を構成する“見えない線”を捉え、 対象を結び、固定し、強制的に成立させる力だった。 やがてレンは、“線”が万物を繋ぐ構造そのものであり、 それが崩れたとき世界が「未完成」へと落ちることを知る。 そこに現れた少女は告げる。 ――君は“結び手”。 ――世界のほころびを、結び直す側の人間だと。 こうしてレンは、紙縒を武器に 世界の歪み=“ねじれ”と戦うことになる。 だがその力には代償があった。 結べば結ぶほど、レン自身もまた“世界に縛られていく”。 さらに、対となる存在―― すべてを“断ち切る者”の影も動き始めていた。 これは、 ほどけた世界を結び直す少年と、 断ち切られる運命に抗う物語。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 1,440 最終更新日 2026.04.12 登録日 2026.04.12
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『墨壺転生 ―引いた線が、世界を断つ―』

『墨壺転生 ―引いた線が、世界を断つ―』
平凡な高校生・神谷ユウは、雨の日に立ち寄った古道具屋で「墨壺(すみつぼ)」を手にした瞬間、崩壊した異世界へと転移してしまう。 そこは、あらゆる存在が“未完成”のまま漂う歪んだ世界。 人の形をした怪物たちは「境界」を持たず、形も意味も曖昧なまま暴れ続けていた。 だがユウの手にした墨壺は、ただの道具ではなかった。 糸に墨を含ませて“線を引く”ことで、あらゆるものに「境界」を与え、その存在を確定させる力を持っていたのだ。 その力は、未完成の怪物を“完成=終焉”へと導く一方で、世界そのものすら切り分け、壊しかねない危険な力でもあった。 やがてユウは、謎の少女と出会う。 彼女は告げる——この世界は“歪み”に侵されており、境界を失った存在が増え続けていること、そしてその均衡を正せるのは“線を引ける者”だけだということを。 引けば終わる。だが、引き方を誤れば世界も壊れる。 自分だけが持つ力の重さに戸惑いながらも、ユウは決断する。 逃げるのではなく、“線を引く者”としてこの世界に向き合うことを。 これは—— 「境界」を描き、世界を定義し直す戦いの物語。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 1,511 最終更新日 2026.04.12 登録日 2026.04.12
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『矢立転生 ―書けば現実、墨は命を削る―』

『矢立転生 ―書けば現実、墨は命を削る―』
平凡な高校生・神谷ユウは、骨董屋で手に入れた古い文房具「矢立(やたて)」に触れた瞬間、異世界へと転移してしまう。  その矢立は、ただの筆記具ではなかった。  **“書いた文字を現実にする力”**を持つ、禁忌の道具だったのだ。  試しに書いた《火》の一文字で炎を生み出してしまったユウは、記述魔法を研究する少女リリアと出会う。  彼女は語る——その力は“世界を書き換えるもの”であり、同時に危険な存在でもあると。  やがてユウの力に反応し、現れる謎の存在——  “インクを喰う者”。  それは、書かれた存在や力そのものを“消す”異形の敵だった。  さらに判明する事実。  矢立で文字を書くたびに——  ユウ自身の「何か」が削られていくという代償。  力を使えば世界を救える。  だが使いすぎれば、自分が消える。  これは——  世界を書き換える力を手にした少年が、「存在」を賭けて戦う物語。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 2,638 最終更新日 2026.04.12 登録日 2026.04.11
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本能寺の恋~諸説あり~

本能寺の恋~諸説あり~
織田信長といえば、本能寺の変。 歴史に詳しくない者でも、一度は聞いたことがある名だろう。 天下統一を目前にした覇王が、家臣・明智光秀の謀反によって炎の中に消えた――それが、世に広く知られた話である。 だが、もし本能寺に、変とは別の名で呼ぶべきものがあったとしたら。 たとえば、恋と。 そんなこと、あるはずがないと人は笑うだろう。 天下人と家臣。 しかも、後に刃を向けることになる二人の間に、そのような情が入り込む余地などないと。 明智光秀も、かつてはそう思っていた。 主君・織田信長は、烈火のごとき人であった。 苛烈にして奔放。 笑う時は子どものように無邪気でありながら、怒れば周囲の空気まで凍らせる。 誰にも従わず、誰よりも先を行き、誰よりも孤独な人。 近う仕えながらも、その胸の内だけは読めぬ。 いや、読んではならぬのだと光秀は思っていた。 けれど、仕える年月が重なるにつれ、光秀の胸には名づけようのない違和が降り積もっていった。 ふとした仕草が、妙に目に残ることがあった。 杯を取る指の細さ。 風に乱れた髪を払う横顔。 鎧の隙間からのぞく、思いのほか白い首筋。 戦場では鬼神のように恐ろしいその人が、月明かりの下では、どういうわけか別の面差しを見せることがある。 むろん、口に出せるはずもない。 織田信長は男であり、主君である。 そこに疑いを差し挟むなど、無礼どころの話ではなかった。 だが一度芽吹いた違和感は、捨てようとするほど根を張った。 ある夜、京の宿所にて。 酒宴も終わり、家臣たちが引いた後で、光秀は廊をひとり歩いていた。 庭には薄く月がかかり、初夏の風が簾を揺らしている。 その静けさの中、不意に一枚の襖がわずかに開いているのに気づいた。 灯りが漏れていた。 主の居間であった。 見てはならぬ。 そう思いながら、足が止まる。 中では、人の気配がひとつだけした。 信長であろう。 次の瞬間、微かに咳く声が聞こえた。 昼の鋭さを失った、妙にかすかな声だった。 光秀は思わず、隙間に目をやってしまった。 黒漆の具足も、威を張る羽織も脱ぎ捨てられていた。 月のように白い肌が、灯りの下にあった。 長く落ちた髪が肩をすべり、細い背を隠しきれずにいる。 光秀は息を呑んだ。 見間違いかと思った。 いや、そうであってほしいと願った。 だが、その願いとは裏腹に、胸の奥で何かが音を立てて崩れていく。 織田信長は、何者なのか。 その答えに指先が触れかけた時、ふいに室内の人影が動いた。 鋭い気配が走る。 「……誰じゃ」 低い声が、闇を裂いた。 光秀は、凍りついた。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 18,833 最終更新日 2026.04.11 登録日 2026.04.05
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長崎『唐物古道具 藍凪屋』〜再生と縁結いの物語〜

長崎『唐物古道具 藍凪屋』〜再生と縁結いの物語〜
江戸『古道具 藍凪屋』続編! 文政元年、初夏。 女商人・おめいと天才職人・徳三が辿り着いたのは、坂の町・長崎だった。 異国の香りと、最新の科学「セイミ」が渦巻くこの地で、二人は新たな店「藍凪屋」を構える。 狙うは、出島のオランダ船が運んでくるという幻の西洋染料。 「江戸で磨いたこの技術、長崎の海より深く染め上げてみせますわ!」 曲者揃いの長崎を舞台に、職人の魂と商人の意地が火花を散らす。 失ったものを取り戻すため、そして世界に届く「真の青」を創り出すため。二人の新たな挑戦が、今始まる。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 51,814 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.03.16
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泥に咲く朱の情念

「ねえ、見て。これが私の慈悲よ」 最愛の息子を完璧な皇帝にするため、母は自ら怪物になった。 宿敵を家畜に変え、邪魔な皇子を毒殺し、一族を血で染まった頂点へと導く。 狂気か、それとも究極の献身か。 史上最も「ヤバい女」の一人、呂后の独白が、あなたの倫理観を揺さぶる。
歴史・時代 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 10,855 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.02
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『40億年前に来ちゃったんだけど』

『40億年前に来ちゃったんだけど』
2026年を生きる普通の女子高生・神崎ユイは、ある日突然、約40億年前の原始地球へと放り出されてしまう。 そこは酸素のほとんど存在しない有毒な大気、噴き上がる火山、そして酸に満ちた海が広がる“生命すらまともに存在しない地獄の世界”だった。 呼吸すらできず死を目前にしたユイの脳内に、謎の“声”が響く。 それは自動的に彼女の身体を改造し、この過酷な環境へと強制的に適応させる未知のシステムだった。 辛うじて生き延びたユイに突きつけられた現実―― それは**「生存確率3.2%」**という絶望的な数字。 だが、この世界はただ過酷なだけではなかった。 まだ進化の途中にある“原初の生命”、環境に適応しながら異様な進化を遂げる存在、そしてユイの体に宿った“適応能力”の正体。 なぜ自分はここに来たのか。 この“声”は何なのか。 そして――この星で最初の「人間」として生きる意味とは何なのか。 絶望的な環境の中、少女は走り続ける。 それはただのサバイバルではない。 地球の進化そのものに関わっていく、孤独で壮大な生存物語。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 2,511 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.08
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『46億年の孤独』

『46億年の孤独』
約46億年前――地球が誕生したばかりの過酷な世界。 空気は毒に満ち、大地はまだ安定せず、生命が生きられる環境など存在しない。 そんな原始の地に、現代で“今年”生まれた一人の少年が、突然放り出される。 彼に残されたのは現代の記憶と、たった一つの持ち物――アウトドア用ライターだけ。 火山が噴き上がり、灼熱と有毒ガスが渦巻く中、少年は気づく。 この時代にはまだ「火を意志で扱う」という概念が存在しないことに。 自分の持つ小さな炎は、この世界において唯一の“制御された火”だった。 水も空気も食料もない絶望的な環境の中、少年は生き延びるため、わずかな希望にすがる。 頼りないながらも確かな“未来の火”を手に、彼は名もなき大地へと一歩を踏み出す。 これは、人類が誕生するはるか以前に始まる―― たった一人の少年による、史上最も過酷で早すぎるサバイバルの物語。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 1,683 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.08
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『アメリカ50事変』

『アメリカ50事変』
ある日、アメリカ連邦政府は突如として機能を停止する。 ホワイトハウス、議会、国防総省——すべての中枢が同時に沈黙し、国家はわずか72時間で崩壊。各州は非常権限を発動し、やがて独立を宣言することで、合衆国は完全に解体された。 通信や経済は維持されながらも、統治という“中心”を失ったアメリカは、50の勢力が覇権を争う戦場へと変貌する。 カリフォルニアは独自通貨を準備し、ニューヨークは金融網を掌握、各州がそれぞれの強みを武器に動き始める中、テキサスは資源と軍事力を背景に、有力な覇権候補として台頭していた。 そんな中、テキサス臨時政府の戦略顧問イーサン・レイヴンは、この戦争の本質が単なる武力衝突ではなく、「構造的な競争」であることを見抜く。 突出した勢力は必ず他州から集中攻撃を受け、最終的に崩壊する——その法則に気づいた彼は、従来の常識を覆す戦略を提案する。 それは、「勝たないことで勝つ」という選択。 すなわち、自らが覇権を取るのではなく、意図的に“勝者”を作り上げ、その勢力を全体の標的に変えることで崩壊させる——戦争そのものを設計・誘導するというものだった。 当初は疑念を抱かれながらも、その合理性に着目した指揮官マリア・クロスは、この戦略を採用する。 こうしてテキサスは、武力だけでなく、情報・外交・心理戦を駆使し、戦場の“流れ”を支配し始める。 だがその一手は、やがて全米規模の連鎖的な対立を引き起こし、誰も制御できない巨大な戦争へと発展していく——。 国家が消えた世界で、秩序を作るのは誰か。 勝者とは誰か、そして敗者とは何か。 これは、50に分裂したアメリカで繰り広げられる、 支配と崩壊を巡る知略戦争の物語である。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 3,771 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.07
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『日本47事変』

『日本47事変』
ある日、日本の中央政府は突如として機能を停止する。 原因不明のまま国家中枢は沈黙し、わずか48時間で日本は完全に崩壊。各都道府県は独立を宣言し、列島は47の勢力に分裂した。 通信と経済は辛うじて繋がりながらも、秩序の根幹を失った世界。やがて各地で軍備拡張と勢力争いが始まり、日本は再び「戦国時代」へと突入していく。 その中で大阪は、地理・経済ともに重要な中核勢力として注目されていた。 大阪臨時政権の補佐官を務める青年・榊悠真は、この状況を単なる戦争ではなく「構造」として捉えていた。 圧倒的な力を持つ東京に正面から挑めば敗北は必至——そう見抜いた彼は、常識を覆す戦略を提示する。 それは「戦わないことで勝つ」という選択。 すなわち、各勢力の対立を操作し、戦争そのものを設計するというものだった。 疑念と嘲笑が渦巻く中、その発想に可能性を見出した指導者・黒瀬凛は、悠真の策を採用する。 こうして大阪は、武力ではなく“情報と交渉”を武器に動き出す。 だがその一手は、やがて日本全土を巻き込む大規模な争乱の引き金となっていく——。 国家なき時代。 正義なき戦場。 これは、47に分断された日本で繰り広げられる、知略と野望の群像劇である。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 3,514 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.07
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江戸の影法師

江戸の影法師
江戸・深川の夜、町を包む静寂の中、密かに「影法師」と呼ばれる男・影丸は、闇に潜む異変を感じ取る。川沿いの路地で、胸に刃の痕を残して倒れた商人と、不気味に揺れる赤い提灯を目にした影丸。商人の手に握られた巻物と、落ちていた和紙には「闇夜の橋」とだけ書かれていた。 影丸は町を知り尽くした知恵で、事件の陰に隠された謎を探り始める。夜の闇に忍び寄る足音が、江戸の街に潜む危険と陰謀の始まりを告げる――。江戸を揺るがす事件の幕開けを描く、影法師の活躍の序章。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 4,236 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.05
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『江戸噺家風雲録』

『江戸噺家風雲録』
――口は災い、舌は宝―― 文政末期の江戸・日本橋。定職もなくその日暮らしを続ける男・辰吉は、ある朝、魚河岸の裏通りで目を覚ます。だらしない身なりとは裏腹に、彼にはひとつの才があった――人を惹きつける話術である。 追い払われかけた辰吉は、その場しのぎに語り出した即興の噺で周囲の人々を笑わせ、銭を得る。その語りは、まるで目の前に情景が浮かぶような巧みさを持っていた。 その様子を見ていた謎の老人は、辰吉の才能を見抜き、「噺家にならぬか」と声をかける。軽口で生きてきた辰吉だったが、その一言をきっかけに、自らの“舌”で生きる道へと足を踏み入れる決意をする。 こうして、後に「江戸一の舌」と呼ばれる男の物語が幕を開けるのだった。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 4,557 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.05
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峠茶屋のイナリ飯

 明治初期の街道筋。  道に迷った先の立場茶屋。足を痛めたおこうは楽しそうに茶屋の亭主と話している。奉公先から離れたのが嬉しいのだ。一方、左吉は虫の居所が悪い。弥之助の企みでお店を追い出された。江戸が東京となり、洋物流行りのこのご時世だ。和菓子屋なんぞ続くものか。あんこ職人の左吉の腕など不要だ。そう弥之助は思っているに違いない。  国境いの茶屋から見える秀峰富士と横浜の港の賑わい。洋物なんかに負けておれるか。新しいあんこの菓子を拵えてやる…
歴史・時代 完結 長編
感想数 1 文字数 37,081 最終更新日 2026.04.09 登録日 2025.06.12
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筋肉の剣 筋トレ侍 京へ行く

筋肉の剣 筋トレ侍 京へ行く
乱世の幕末。 剣は速さで決まるものと信じられてきた。 だが、ある貧相な侍が、長崎の異人から授かった教えは、まったく別の道を示した。 それは「筋肉を育てよ」という、異国の理屈。 重石を繰り返し持ち上げ、タンパク質を貪り、己の肉体を鋼に変える。 速さではなく、重さで制す剣。 耐え抜き、爆発する一撃。 これを「筋剣流」と名付けた男は、京の地で維新に挑む 剣士の魂は、果たして肉体の鍛錬に宿るのか。 さあ、死挙の時代が始まる。
歴史・時代 完結 ショートショート
感想数 1 文字数 1,893 最終更新日 2026.04.06 登録日 2026.04.06
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算盤の龍、水平線を呑む

歴史には存在しないもう一つの劉家を題材に三国志のifストーリー
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 1,309 最終更新日 2026.04.06 登録日 2026.04.06
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ソビエトが無くなったので資本主義の国で政治指導員メイドになりました

ソビエトが無くなったので資本主義の国で政治指導員メイドになりました
1991年12月にソビエトが崩壊して日本にやってきたソビエトの少女イリーナが繰り広げる共産主義ギャグコメディ 自分達の経済を建て直そうと苦慮している主人公の父は主人公の少女に日本の資産家の家でお嬢様らしくなってロシアを代表する貴人になって欲しいと考えていた。 しかし、少女は持ち前の妄想力で勘違いして性奴隷に売られたと思い込んでいる。 やってきた日本の資産家の家は謎のメイド屋敷だった。 ココに集まっているメイド達はお嬢様修行に来ている名門良家のお嬢様達で主人公も同じ立場なのに勘違い、妄想は日本の学校の友達まで振り回し喜劇になっていく。 主人公を助けてくれるメイドの仲間達、 主人公の妄想に振り回されながら七転八倒する少年、 親友のフリをして主人公に近づく少女、 裏ではソビエトの水産大臣だった祖父が残した財宝、イシュコフの遺産を巡る謀略が渦巻いていた。 ソビエトに復讐を企む権力者の老人と少女に味方する闇の権力者 そして、祖国を守るためKGB最後の戦いが始まる。
歴史・時代 連載中 長編 R18
感想数 0 文字数 74,382 最終更新日 2026.04.05 登録日 2025.12.11
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新しい物語

新しい物語 紀元前0世紀前後、佐久平には弥生の集落が生まれ、 豊かな水と大地に支えられ、繁栄が広がっていった。 しかし、自然はいつも人に味方するわけではない。 浅間山の噴火、気候の揺らぎ、川の氾濫。 それらは次第に人々の暮らしを追い詰め、 かつての豊かな地は、やがて“人の住めない場所”へと変わっていった。 それでも、人は生きる。 時代は移り、群雄割拠のような古墳時代が訪れる。 外からの力が入り、土地をめぐる争いが生まれ、 佐久平は再び人の営みを取り戻し始める。 その頃、 浅間山の大森林――人を拒む深い森の奥に、 ひっそりと生き続けていた集団があったという。 この物語は、 その“森の民”と佐久平の人々が織りなす歴史を、 三つの章に分けて描くものである。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 30,455 最終更新日 2026.04.05 登録日 2026.03.17
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豊臣徳川両家政務会議録
〜天下のことをだいたい決める会〜

豊臣徳川両家政務会議録
〜天下のことをだいたい決める会〜
会議系、歴史回避コメディ。 豊臣と徳川が“なぜか共存している”少し不思議な戦国時代。 そこでは定期的に、「天下のことをだいたい決める会」という政務会議が開かれている。 議長は淀殿。補佐は徳川秀忠殿。参考意見は豊臣秀次様。 そして私は――記録係、小早川秀秋。 議題はいつも重大。 しかし結論はだいたい、 「高度な政治的判断により現状維持」。 関ヶ原の到着時期の差異も、言いにくい史実も、 すべて会議の議事録として“やさしく処理”されていく。 これは、歴史が動きそうで動かない、 両家政務会議の史実回避コメディである。 だが―― この均衡がいつまで続くのかは、誰も知らない。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 70,661 最終更新日 2026.04.04 登録日 2026.02.26
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道誉が征く

南北時代に活躍した婆沙羅大名佐々木判官高氏の生涯を描いた作品です
歴史・時代 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 98,552 最終更新日 2026.04.03 登録日 2025.07.31
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『ドリアン山の最後の二等兵』―桃色の寺の菩提樹の下で―

『ドリアン山の最後の二等兵』―桃色の寺の菩提樹の下で―
「命令だ。お前はここに残れ――。」 一九四五年、終戦間近のタイ。敗走する二等兵・相沢義信は、かつて日本軍が現地民を徴用して建設した「日本街道」の傍らで、剥き出しの憎悪と飢餓に直面していた。 生き延びるために盗みを働き、殺生を犯す相沢。しかし、彼を見つめる一人の村の娘の瞳にあったのは、断罪ではなく底知れぬ「慈悲」だった。共に逃げ延びた中村軍曹は、かつて道を作った際に犯した殺人を相沢に打ち明け、桃色の寺院で自らの命を絶つ。 一人残された相沢に下された、軍曹の最期の命令。それは「僧となってこの地に留まること」だった。 名前を捨て、橙色の僧衣に身を包んだ相沢は、かつて略奪した村から托鉢で米を恵まれ、言葉を失ったまま五十年の歳月を石段の掃除に捧げる。なぜ彼は帰国せず、タイの山奥で掃き清め続けたのか。 二〇一五年、相沢がその生涯を閉じた時、かつての娘――いまは老女となった彼女が供えた「包み」が、止まっていた時間を動かし始める。ドリアンの甘く腐ったような匂いが漂う中、戦争の罪を一身に背負い、静かに消えていった一人の日本兵の魂の遍歴を描く感動の短編。
歴史・時代 完結 短編
感想数 4 文字数 12,202 最終更新日 2026.04.03 登録日 2026.03.30
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毛利をつなぐ架け橋へー毛利家虎伝ー

史実には存在せぬ毛利元就四男虎寿丸が行く戦国乱世!毛利家屈指の愛され子息である彼も喜怒哀楽が溢れる戦乱の波に呑まれていくことになる。そのなかで、彼はその目に一体何を映しその最期に何を思うのか。毛利元就が四男虎寿丸の完全オリジナルの人生を通じて描く戦国をどうぞお楽しみください。 ❋なお、考証は曖昧な部分がありますがどうか温かく見守っていただけると幸いです。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 20,817 最終更新日 2026.04.03 登録日 2026.03.05
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あさきゆめみし

あさきゆめみし
山賊に襲われた、わけありの美貌の姫君。 それを助ける正体不明の若き男。 その法力に敵う者なしと謳われる、鬼の法師、酒呑童子。 三者が交わるとき、封印された過去と十種神宝が蘇る。 毎週金曜日更新
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 237,036 最終更新日 2026.04.03 登録日 2024.04.22
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勝った世界で(仮題)

大海原に軍艦が征く、語る必要も無いほど有名な軍艦――大和。 大東亜に散っていった英霊達を祖国へ出迎えるが如く、甲板に硝煙を染みつかせた彼女は航路を走る。 いつしか、その硝煙の臭いも消えていき、潮風の心地よい匂いだけが鼻腔に入っていく。 遙か水平線の彼方――元々は敵国であった占領地の向こうから眩しいばかりの日光が昇る。 もう不安に苛まれることもなく、鳴り響いていたであろう警報器は、今はただ閑かに眼下の臣民を見守っている。 戦友よ、君達の命は決して無駄にはしない。 戦友よ、君達の生きた証は必ず守り抜いてみせる。 誓おう、いつしか暮れゆく夕日に。 それが、我々生き残った者達に出来る唯一の誓いなのだから……。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 9,298 最終更新日 2026.04.02 登録日 2026.01.01
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闇を抱く白菊 —天命の盤—

闇を抱く白菊 —天命の盤—
【愛と復讐が交錯する、中華大河ロマンファンタジー】 姉の仇を討つため、白楊国の公主・玉蓮(ぎょくれん)は自国の第一将、「殺戮将軍」赫燕(かくえん)の軍門に降り、復讐の「刃」となることを決意する。 大陸最強の騎馬隊を擁する赫燕軍は、血に飢えた獣の巣。 その頂点に君臨する赫燕は、息を呑むほどに美しく、残酷なまでに猛々しい男だった。 野獣の巣で牙を研ぐ玉蓮の前に、敵国の英雄『天才軍師』崔瑾(さいきん)が現れて—— 嫉妬と独占欲が火花を散らす盤上で、二人の英雄は彼女の「生」を願い、壮絶な最後の一手を打ち込む。 すべてが灰に帰す王都で、玉蓮が選び取る未来とは。
歴史・時代 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 254,564 最終更新日 2026.04.01 登録日 2026.01.11
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地平線の彼方へ賭けゆくーナラ、私はそんな奴は知らないー

地平線の彼方へ賭けゆくーナラ、私はそんな奴は知らないー
 魏晋南北朝時代、バイカル湖より下の草原はモンゴル系の柔然が支配していた。  だが、柔然の配下の高車が突如、反旗を翻した。  しかし、敗走した高車は突厥と合流し、数年が経過した。  一方、突厥の将軍の娘のベルテは残虐姫と渾名されるほど気性が荒く、馬に乗り騎兵隊の一人だ。  しかし、彼女には兄弟を柔然に殺された過去がある。その敵を討つべく今日も柔然と戦うため草原を走る。   そんなある日、柔然の兵がベルテを見て言った。 「ナラ姫、何故、ここに?」と。  ナラとは誰だ?    いや、私は誰なのだ?
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 5,642 最終更新日 2026.03.31 登録日 2026.03.03
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『海道一の弓取り ― 今川家の栄光』フィクション桶狭間で勝っていたら

『海道一の弓取り ― 今川家の栄光』フィクション桶狭間で勝っていたら
『海道一の弓取り ― 今川義元の生涯』あらすじ 戦国の世、駿河に生まれた今川義元は、名門・今川家に生まれながらも、当初は家督を継ぐ立場にはなかった。幼くして寺に入り、僧として静かな日々を送るが、家中の権力争いにより運命は一変する。還俗を命じられた義元は、兄との争い――花倉の乱を経て当主の座に就く。そこには、血で決まる戦国の現実と、逃れられぬ宿命があった。 当主となった義元は、単なる武将ではなかった。都の文化に深く傾倒し、和歌や蹴鞠を愛しながらも、冷静な戦略眼で駿河・遠江・三河を治めていく。やがて武田信玄、北条氏康と三国同盟を結び、東海一帯に強大な勢力を築き上げる。法整備や経済政策にも力を注ぎ、「海道一の弓取り」と称されるまでに至るその姿は、乱世における理想の統治者であった。 しかし、義元の視線はやがて「天下」へと向かう。京への上洛を目指し、大軍を率いて尾張へ進軍する中で、彼はある若き武将の存在を耳にする。――織田信長。うつけと評されるその男を、義元は脅威とは見なさなかった。圧倒的な兵力差、これまでの戦歴、すべてが勝利を確信させていた。 だが、桶狭間。 突然の豪雨と地形を利用した奇襲により、戦局は一瞬で覆る。混乱の中、本陣を急襲された義元は、自ら太刀を取って応戦するも、討ち取られる。戦国史に残る劇的な逆転劇――それは同時に、一人の大名の生涯の終焉でもあった。 死後、今川家は急速に衰退し、義元の名は「油断した敗者」として語られることが多くなる。しかし、その実像は異なる。義元は、文化と武を融合させ、秩序ある統治を実現した優れた政治家であり戦略家であった。 この物語は、敗北によって歪められた評価の裏にある、ひとりの人間の選択と苦悩、そして理想を描く。 もし桶狭間がなければ――歴史は変わっていたのか。 それでもなお、彼は確かに東海に君臨した。 「海道一の弓取り」と呼ばれた男として。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 1 文字数 85,747 最終更新日 2026.03.31 登録日 2026.03.27
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ほくそ笑む大悪党 アルバロ・デ・モリーナ

ほくそ笑む大悪党 アルバロ・デ・モリーナ
 16世紀初頭、新大陸サントドミンゴに若き次男アルバロ・デ・モリーナが到着する。陽気な笑顔の裏に「勝った側だけが正義だ」と信じる冷徹さと、兄の妻イサベルへの秘めた想いを抱えた男である。兄フアンのインヘニオとインディオ村、黒人奴隷たちを託されたアルバロは、暴力ではなく数字と制度を組み替えることで労働と飢えを「料理」していく。死者の数を減らしながら利益を増やし、修道士ラス・カサスにさえ一目置かれる一方、イサベルとの距離は少しずつ危うく縮まっていく。  やがてメキシコでの黄金の噂が届き、アルバロは家族と黒人夫婦ルシアとトマス、弟たちを引き連れてユカタンへ向かう。ポトンチャン上陸戦やタバスコ川での戦いを切り抜ける中で、マヤ語とナワトル語を操る若い妻チャックニクを迎え、彼女を通訳兼参謀として側に置く。スペイン人・黒人兵・先住民が入り交じる奇妙な隊商は、やがて湖上の大都市テノチティトランに招かれ、皇帝モクテスマ二世の「客将」として黒色火薬と大砲を差し出すことになる。  しかしアステカ帝国の西南では、銅の槍を振るうタラスコ王国が国境砦オストゥマを圧迫していた。モクテスマの密命を受けたアルバロは、黒人兵とアステカ兵、数十頭の馬、20門の大砲を率い、バルサス川をさかのぼる苛酷な行軍に挑む。渓谷に砲をつり下ろし、カヌーで川を遡航し、飢えと疲労にあえぎながらも、ついに砦の眼前でタラスコ軍を石弾の雷雨で粉砕し、将軍たちとその妻を人質として手中に収める。  湖の都で得た黄金と西南の戦場で得た人質と牧場地。アルバロはそれらを巧みに組み合わせ、モクテスマとスペイン王権のあいだに自らの立場を穿ち込んでいく。インディオの死者を減らす施策も、兄嫁と現地妻への歪んだ愛情も、すべては「石の王冠」を頭に載せるための計算に過ぎない。新大陸の血と金と信仰を材料に、世界をほくそ笑みながら料理しようとする大悪党の第一幕である。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 614,792 最終更新日 2026.03.30 登録日 2025.12.01
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絵画大戦

絵画大戦
<歴史的名画に描かれた人物たちは絵を抜け出して現実世界に来ることができるという設定です>  パリのルーブル美術館で「ナポレオンの戴冠」のナポレオンはモナリザを自分の絵に呼びつけ、あちこちの絵画に忍び込んでは、そこに描かれた宝飾品を現実世界に持ち去る泥棒の退治を命じる。  同じころ、主人公ハネツグは遺産が手に入るとの話に釣られて使用人セネカとイタリアを訪れる。  自称公証人で実は上記の宝飾品泥棒マレーネの先導で発見したその遺産とは、かつてレオナルド・ダ・ヴィンチが邪神ガイセリクを閉じ込めた封印絵画であった。  ハネツグは意図せずガイセリクの封印を解いてしまう。そこを偶然、マレーネを捕まえに来たモナリザに助けられる。蘇生が不完全なガイセリクは、セネカの身体を乗っ取って逃げ去ってしまう。  ハネツグとモナリザはセネカ救出のためガイセリクのあとを追う。ガイセリクは絵画に封印されたバケモノたちを解放し、また歴史的名画の上から自分を描くことで世界の歴史を捻じ曲げてゆく。  歴史を修正すべく、世界中の名画から歴史的人物たちが現実世界に姿を現した。そしてルーブル美術館に立て籠もるガイセリク軍団と死闘を繰り広げる。    ハネツグたちもまた、セネカ救出のため絵の具飛び散るルーブルの激戦に身を投じてゆく。  
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 101,630 最終更新日 2026.03.30 登録日 2026.03.25
475 レンタルあり

秀長暗殺

秀長暗殺
天正十九年一月、大和大納言たる豊臣秀長が自らの城で毒殺された。彼個人に対する恨みか、それとも豊臣政権に対する不満か。いずれにせよ、このまま放置すれば、大和大納言家、ひいては豊臣の世が揺らぎかねない。そこで、一刻も早く事件の首謀者を見つけるべく、秀長の股肱の臣、藤堂高虎が秘かに動くことになった。疑わしき者は四人。千利休、徳川家康、豊臣秀吉、そして石田三成。いずれも当代きっての権力者だ。高虎は愚直にも、正面からこの曲者たちに話を聞いていく。そうして彼らと対話をするうちに、高虎が知らなかった、豊臣政権の抱える闇が徐々に明らかになっていくのだが――
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 132,623 最終更新日 2026.03.27 登録日 2026.03.27
476 レンタルあり

剣客逓信 明治剣戟郵便録

剣客逓信 明治剣戟郵便録
《書籍化》 【第9回歴史・時代小説大賞:痛快! エンタメ剣客賞受賞】 明治6年、警察より早くピストルを装備したのは郵便配達員だった――。 維新の動乱で届くことのなかった手紙や小包。そんな残された思いを配達する「御留郵便御用」の若者と老剣士が、時に不穏な明治の初めをひた走る。 密書や金品を狙う賊を退け大切なものを届ける特命郵便配達人、通称「剣客逓信(けんかくていしん)」。 武装する必要があるほど危険にさらされた初期の郵便時代、二人はやがてさらに大きな動乱に巻き込まれ――。
感想数 11 文字数 147,271 最終更新日 2026.03.27 登録日 2022.11.05
477 毎日¥0

きよのお江戸料理日記

きよのお江戸料理日記
逢坂の油問屋の子として生まれた「きよ」は、とある事情から屋敷の奥でひっそりと暮らしていた。そんなある日、弟の清五郎が問題を起こし、逢坂にいられなくなってしまう。両親は清五郎を江戸にやることにしたが、きよも弟の世話係として共に行くことに。ふたりが向かう先は、父の知人が営む料理屋『千川』。そこで清五郎は配膳係として、きよは下働きとして働くことになったのだが、ひょんなことからきよが作った料理が店で出されることになり……。「居酒屋ぼったくり」著者の新境地、ここに開幕!
歴史・時代 完結 長編
感想数 4 文字数 1,195,898 最終更新日 2026.03.27 登録日 2020.11.16
478

【完結】凶賽――奇兵隊・裏始末――

【完結】凶賽――奇兵隊・裏始末――
慶応元年、下関。 腐った雨が、土を抉っていた。 久坂部鋭は、闇の中にいた。 手には、血の濡れた刀。 足元には、物言わぬ骸。 そこに、一人の男が現れた。 高杉晋作。 男は、一個の象牙の賽を投げた。 「これはイカサマの賽だ。必ず『一』が出る」 高杉は笑った。 その目は、凍りついた狂気を孕んでいた。 「俺たちは、イカサマで勝つ。鋭、お前は影を掃け」 それが、地獄への招待状だった。 志士たちが黎明を語る裏で、鋭は「始末屋」となった。 奇兵隊の秩序を乱す者、夢に敗れた者、そして、正しすぎた友。 鋭はそれらを、音もなく斬り捨てる。 喉を焼く安酒。 硝煙の噎せ返る匂い。 斬った肉から伝わる、重い衝撃。 高杉が去り、時代が色を変えても、鋭の掌には賽が残った。 重心の狂った、呪いの賽だ。 これは、明治という光に背を向けた、男たちの死に様の記録。
歴史・時代 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 110,392 最終更新日 2026.03.26 登録日 2026.02.17
479

新解釈 今川了俊物語

新解釈 今川了俊物語
時は室町。初期と中期の境目。 鎌倉幕府を滅ぼし、後醍醐天皇を吉野に追いやって、天下をつかんだ足利一門は、血みどろの殺し合いを演じていた。敵は足利、味方も足利。寝返った奴は足利で、日和見しているあいつも足利。 そんな足利一門のひとつ。今川家の次男坊、今川貞世は部屋住みたる己の将来を悲観していた。 幕府の使い走りとして役目をこなす日々。ある日、命令が下される。 「四面楚歌の九州を、平定してこい。」 ※硬派でもなんでもないので、時代物を忌避してきた方もぜひご一読ください。愛好家の方に眉を顰められること請け合いのなんちゃって時代物です。
歴史・時代 連載中 長編
文字数 25,772 最終更新日 2026.03.25 登録日 2025.12.31
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二人の皇妃 薔薇のように麗しい皇帝に愛された妃~ナポレオン皇帝の妃とオスマン帝国の寵姫

フランス革命前の事 占い師は二人の従妹同士の少女達を見て言った。 「二人とも皇妃になる」・一人はナポレオン・ボナパルト皇帝の皇妃ジョゼフィーヌ ・もう一人はオスマン帝国の皇帝、その妃として献上されたエーメ・デュ・ビュク・ド・リヴェリ 後のナクシディル皇妃 次期皇帝の母 ※マリ―アントワネットの首飾り事件なども出てきます トルコのお菓子なども ※塩野先生のイタリア異聞、ネット等より  伝承、異説等  ※フィクション等含みます 一部、史実と違う分など 私のミスの可能性も デュ・バリー夫人は史実を元にしてますが ジョゼフィーヌとは実際は会ってません
歴史・時代 連載中 ショートショート
感想数 0 文字数 2,204 最終更新日 2026.03.23 登録日 2026.03.05
3,219

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