ライト文芸 男主人公小説一覧
都内某所。今日も多くの人々が行き交っている。順風満帆な日々を歩んでいる者、平凡に過ごしている者、はたまた、大きな悩みを抱えている者……。
目まぐるしい日々を自分たちのペースで懸命に進んでいく少年少女たちの物語。
(※基本的には日常学園ものです。たまにシリアスって感じです)
文字数 5,029
最終更新日 2022.06.16
登録日 2022.06.15
少子化が止まらない日本では、業を煮やした政府が二千二十年に強硬策として子供の少ない地域の予算を大幅に縮小する事を発表した。それから十年が経ち、今ではどの都道府県も子供の数を増やす事にばかり躍起になっていた。A県も例外ではなく、市役所に「地域活性推進課」が新設され、多くの職員を配置し一人でも多く子供を増やすため全員が昼夜を問わずに働いている。男性職員の矢口と後輩の杉本は過剰なまでの都道府県の「少子化対策」に巻き込まれていく__。
文字数 17,101
最終更新日 2018.02.10
登録日 2018.01.01
親戚に幸運の生前贈与で新しい街にやってきた僕。
だけどその幸運はたった一日でとんでもない不運だと気付く。僕の引っ越してきたその街は永遠の戦場だった。
文字数 25,260
最終更新日 2024.04.23
登録日 2023.04.30
某所、地下。そこにて、日本一の資産家が地下格闘技『アンダー・バトル・ギャンブル(A・B・G)』を開催していた。そして、そこに現れた新たな格闘家。その格闘家はある者により格闘技界から存在を消された男、千本木高道であった___
文字数 5,285
最終更新日 2024.01.25
登録日 2024.01.24
出会った少女は、育児中だった。
※第6回ライト文芸大賞にて奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
「あらすじ」
美大に通う千葉大地は、教育実習生として地元の女子校へ訪れていた。
ある日、「二年生の野田海頼には隠し子がいる」という噂を耳にする。
くだらない噂話だと思って聞き流すが、自宅の近くで野田が幼い男の子と一緒にいるところを目撃し……。
モラトリアムに片足を突っ込んだ男子大学生と、ヤングケアラーの女子高生のお話です。
文字数 110,723
最終更新日 2023.05.14
登録日 2023.04.29
高卒サラリーマンである喜多孝文(きたたかふみ)に、昇格のチャンスがやってきた。
ただ前年度の成果発表をするだけではあったが、相手は社長や本部長といった会社の幹部連中。相手が相手なだけに緊張してしまったが、大丈夫だ。準備はしっかりしてきた。ビシっと決めて、昇格してやる!——そう思っていたが。
孝文に待ち受けていたのは、壮絶な理不尽。どう足掻いても、どうしようもない現実だった。
孝文は、ひどく絶望した。自分のやってきたことがたったの数分で無意味と評価されたのだから当然だろう。
そんな茫然自失していた孝文を見かねて上司である清水さんは言う。
「自分のために生きなさい。何かやりたい事があれば、それをやってみろ。そして、可能であればやってみたい事、楽しい事、好きな事を仕事にしろ。そうすれば、辛いことがあっても立ち直れるし、また歩き出せるだろう」
孝文はその言葉に感銘を受け、それを機に仕事を辞めて自分のやりたい事を叶えるために孝文は奔走する。
土地を探し、家を買い、土を耕し、動物を飼ったり……時には恋をして。
これは高卒サラリーマンだった男が脱サラして自分のやりたい事を叶えるために動き出す物語。
文字数 221,994
最終更新日 2023.01.09
登録日 2021.05.16
ある夏休み。大学生の俺は、周囲が就活だなんだと盛り上がりを始めるなか、とくにやりたいこともなく、就きたい仕事もなく、あてどもなくぶらぶらして過ごしていた。そんなある日、俺は友人に誘われるまま、山間の村にやってきたのだが……
文字数 50,319
最終更新日 2021.11.11
登録日 2021.04.13
小説家の私のもとに届く、とあるその「手紙」についての物語。/中年小説家である柳生のもとに、返事も出していないのにずっと送られ続けている手紙。送り主は10年前に離婚した元妻と娘からで……だが、8年前に2人は他界していた。
/あんなにも文学作品を書き続けていたのに、熱が冷めてしまったかのようにぱたりと新作を執筆できないままでいる柳生は――
※「小説家になろう」「カクヨム」等にも掲載しています。
文字数 68,860
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
「で、英玲奈ちゃんには言ったわけ?好きですって」
藤根宮小学校の七不思議は、何故かその殆どが可愛いおまじないで占められている。
小学生の弟・燕の恋愛成就のため、彼に恋のおまじないを勧めた中学生の兄・梟。
ところがその弟は、おまじないを試した後家に帰ってこなかった。
小学校に弟を迎えに行った梟と、弟の思い人である英玲奈は。とんでもない怪異に見舞われることになる。
小学生と中学生の彼らが体験する一夜の恐怖と冒険。そして、少年少女の恋の行方と兄の覚悟。
ひと夏の青春×ホラー×現代ファンタジー、ここに開幕。
<劇中歌>
『カナリアのうた』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37705769
作詞作曲編曲:はじめアキラ
歌唱:鏡音リン
文字数 132,151
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.04.26
隆史は幼い頃に助けた妖精から、三十分だけ時間を巻き戻す事が出来るという不思議な力をもらっていた。
だけどせいぜい唐揚げとフランクフルトのどちらを食べれば当たりかだったり、ちょっと忘れ物を取りに帰ったり、そのくらいに使うくらいで、隆史は有効に力を使っているとは言い切れない状況が続いていた。
だけどそんなある日、幼なじみで片思いの相手でもある穂花を見送った後に、突然猛スピードで突っ込んできた車によって事故に遭うところを目撃してしまう。
隆史は時間を戻して穂花を救おうとする。
だけど何回繰り返しても、穂花は同じ車にひかれてしまう。何回繰り返しても。何度時間を戻しても。
三十分間の中を繰り返しても、どうしても救えない。隆史はついにその事を悟る。
そんな中、妖精から三十分以上時間を戻す方法がある事を教えられる。
そしてそれには代償を伴う事も……。
隆史は穂花を救う事が出来るのか。そのために何を失ってしまうのか。
そして迎える結末は――
ちょっと不思議な青春ストーリーです。
文字数 109,279
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.03.08
安い骨董品集めを趣味としていた私は、ある店で玩具のロボットと出会った。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,121
最終更新日 2023.07.08
登録日 2023.07.08
卒業式間近。速水は教室の窓をぼんやり見つめている。一時限目、チャイムの音が鳴っても担任の櫻井先生が現れないのだ。生徒たちがざわめきだしたころ、凄い勢いで入ってきて、転びそうになる先生。どうやら、教室を間違えたらしい。
——そう、うちの先生は天然なのだ。
文字数 3,759
最終更新日 2022.06.07
登録日 2022.06.07
野球の試合の帰り道、赤い月を見た主人公たちは、その日の試合前に戻っていた。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 3,030
最終更新日 2023.08.17
登録日 2023.08.17
会社帰りにスーパーに寄ると、揚げ物コーナーに刺し身が置かれていた。
この作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,305
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.06.03
7月7日、とある年の七夕でのできごと。
天の川を挟んで彦星の住む側の街にある繁華街は、年に一度しか愛しの妻に会えない彦星の寂しさを埋める第二の安らぎの場所。
その中でも常連となっていた一軒の店で今夜も、彦星は大事な大事な七夕を控えている前日だというのにまたホステスである天女に手を出そうとする程に泥酔しちゃっているのです。
毎年のこととはいえ、この日ばかりはと見かねたこの店の経営者であるママは追加注文をストップ!
彦星に「もう帰ったら?」と帰宅を促して送り出すのですが……。
すっかりと中年になったダメダメ彦星とポンコツ織姫の2人の七夕物語。
きっと今年もあの空の上で2人は――。
文字数 3,423
最終更新日 2022.07.07
登録日 2022.07.07
影で霊を祓い日本を守ってきた祓転士達。霊との戦いに祓転士界史上最強と呼ばれる龍淙寺頼之が本格参戦し、前線は大きく進む。霊と祓転士との終わりなき戦いの末にあるものは!?
文字数 6,559
最終更新日 2023.12.15
登録日 2022.10.12
司法試験、3年連続不合格。
人生崖っぷちの29歳フリーター、近江 憲(おうみ まもる)。
会社員時代のトラウマも重なり、すっかり自信を喪失させていた。
しかしある日、一人の美女と出会うことで、彼の日常は一変する。
「無差別殺人の容疑で逮捕します」
彼女の放った一言は近江を絶望の淵に叩き落す。
そして、彼が連れて行かれた先は……。
平行世界。
それは自分自身のもう一つの〝可能性〟。
近江は彼女とともに、各世界線でトラブルに見舞われるもう一人の自分に、付け焼刃とも言える法律知識を活かし、解決策を提示していく。
「ロリコン盗撮おじさん!」
「童貞のクセに……」
名誉棄損に等しい彼女の軽口に振り回されながら、彼は様々な自分の〝可能性〟と向き合い、自身を見つめ直していく。
世界線の秩序を守る機構を知ったものに与えられる特典とは?
近江が抱えるトラウマとは?
そして、彼女の本当の正体は?
世界線旅行を通じて、罪や罪悪感について考える禅問答型ファンタジー。
文字数 117,469
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.06.30
中学2年の内野来斗はある日一人でバトルロワイヤルゲームをしていた。すると、間違ってデュオモードを選択してしまう。そこに現れたおっさんの正体とは…?
文字数 3,723
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.11.19
ツーリングで山に着た主人公は、対向車を避けて崖から転落してしまった。運良く生き残りはしたものの、そこは霧の立ち込める山の中。仕方なく大木の下で霧が晴れるのを待つことに。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,824
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.25
営業仕事で、雪の積もったど田舎にやってきた主人公。大雪で電車が止まり、何もできぬまま立ち往生していると、一つ駅舎が飛び出してきた。その名は『さらさら電鉄』。いったい何のネーミングだとは思ったが、彼はその駅に向かっていった。
文字数 5,325
最終更新日 2022.05.19
登録日 2022.04.03
短編完結済 第6回ほっこり・じんわり大賞参加中! 5年7月31日時点【149位】!
公認会計士である栗原悟(くりはらさとる)は叔父の会計事務所から独立し、東京の高尾に借家にて、事務所を構えることにする。
会計士であるが故か、費用を抑える為に安い良物件を選んでしまう悟だったが、実はこの借家……当然訳あり物件であった。
が、そんな事は気にもしない悟。
悟は初夏のある日、最寄りの公園で白い子猫を拾ってきてしまう事に……。
1年間たったある日……その愛猫のシロは突然行方不明になってしまう。
その心の穴を埋めるように、白井心愛(しらいここあ)と付き合うことになった悟だが……。
実はその白井、愛猫のシロが人化した姿で……⁈ 更にはこの貸家には他にも色々秘密があり……。
優しく真面目な好青年である公認会計士の悟と、天真爛漫で理屈なく一瞬で答えを探すチェック能力を持つ猫娘の白井が送る、ほっこり癒し系の怪奇譚! 今ここにゆるーく開幕!
※この作品は投稿サイト【ノベルデイズ・なろう・エブリスタ】様にも投稿している短編【ありがとうを君に……】を改良したものになります。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
文字数 28,740
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.06.20
毒親に関して、私が綴った、毒てんこ盛りの連載中編小説です。実体験も入っております。書籍化を目指します。どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 2,616
最終更新日 2022.04.30
登録日 2022.04.30
ダブルマスター、つまり二つの大学院で修士号を取った天之原理人。天才ながら社会不適合者の彼が、日本の平凡な高校で非常勤講師をし、それぞれ悩みを抱えた日本の高校生たちとほどほどに生きていく話です。
文字数 1,877
最終更新日 2023.04.11
登録日 2023.04.11
広野という名字のハッカーの少年はわりとあちこちにいるようだ。
彼らは親戚かもしれないし赤の他人かもしれない。
共通するのは、クールなこと。
クールな広野はときに熱くなり、それゆえに愛らしい。
こちらの広野は病院に潜り込んで、院内データベースの情報を盗み出す。
そこで出会ったのは、イカれた少女。ラムダラ様のご加護を信じる少女。
こっちは生きるために必死なんだ、だからあんたもご加護なんか求めないで、そうだな、とりあえず金稼げ、ほらよ。
出会い系のサクラのバイトを紹介し、どんどん深まっていく少女との関係。
だけど広野は、そんなに器用なやつではなくて……。
文字数 20,600
最終更新日 2021.04.12
登録日 2021.04.12
家族のため、仲間のため、会社のため、そしてお客様のため。
どれだけやっても終わりが見えない仕事を及川はみんなのためを思って、自分の時間や心身を捧げて働いた。仕事がひと段落ついて、彼にとってわずかな至福の時間である睡眠を楽しもうと目を閉じ、再び目を覚ましたら、そこは天国だった。
文字数 6,764
最終更新日 2022.01.17
登録日 2022.01.13
文字数 27,098
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.04.26
それぞれの空・・・
宏人目線のストーリー
大学入試の日、寂しそうな顔をする西田くんをみた僕、東條宏人。
そして、その西田くんと同じ大学に入り、一緒に時を過ごす・・・・
この命がある限り・・・・・
文字数 29,805
最終更新日 2021.12.11
登録日 2020.07.15
ハリケーンの惨禍に見舞われたアメリカ合衆国を舞台に、妻子の安否を求めて男は車を発進させる。途中、出会いと別れをくり返し、辿り着いた場所で待っているものは…。
文字数 6,383
最終更新日 2023.12.20
登録日 2023.12.18
令和の大学生、平塚恭志は突然明治時代の少年の蕗谷恭介となってしまう。彼の双子の妹柊乃と母のそよを、何よりも自分の身を護る為この知らぬ明治時代の地で暮らす事になる。
歴史を変えないように、動き始める恭介。生活のため、アルバイトをしていた洋食屋の経験を生かして店を開こうと、先祖代々語られていた『宝の場所』を捜索すると、そこには――
近所の陸軍駐屯地にいる、華族の薬研尊とその取り巻き達や常連たちとの、『アヂサヰ亭』での日々。恭介になった恭志は、現代に戻れるのか。その日を願いながら、恭介は柊乃と共に明治時代と大正時代に生きて『アヂサヰ亭』で料理を作る。
どこか懐かしく、愛おしい日々。思い出の、あの料理を――
この物語はフィクションです。時代考証など、調べられる範囲できちんと調べています。ですが、「当時生きてないと分からない事情」を「こうだ」と指摘するのはご遠慮ください。また主人公目線なので、主人公が分からない事は分からない。そう理解の上読んで下さるようお願いします。
表紙イラスト:カリカリ様
背景:黒獅様(pixiv)
タイトルフレーム:きっち様(pixiv)
参考文献
日本陸軍の基礎知識(昭和生活編):藤田昌雄
写真で見る日本陸軍兵舎の生活:藤田昌雄
日本陸軍基礎知識 昭和の戦場編:藤田昌雄
値段の明治・大正・昭和風俗史(上・下):週刊朝日
三百六十五日毎日のお惣菜:桜井ちか子
洋食のおけいこ:メェリー・エム・ウヰルソン、大町禎子
明治大正史 世相篇:柳田 国男
鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧:大正はいから同人会
食道楽:村井弦斎、村井米子
文字数 139,174
最終更新日 2023.11.25
登録日 2022.03.05
両親を亡くし妹と共に暮らしていた18歳の少年、蔵田深海(くらだふかみ)はある日の夜、妹を家に残しスーパーに行った帰り道の道中、人の悲鳴が聞こえ裏路へと入ってしまう。そこで目にしたのは悲鳴を上げながらみるみると体中が黒く染まっていく人間と、その人間にしがみつくように絡んでいる人型をし謎の黒いモノ。深海は逃げようとするが黒いモノに追いつかれてしまう。死を覚悟した瞬間、
「君、アレが何だか知ってるの?」
何者かの声がきこえた。
これはある少年が世の悪の原点を切り裂く、そんな簡単な物語。
原点はー
ー簡単に根絶できないって分かってるんだ。
文字数 1,538
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.08.18