現代小説一覧
「昔、僕の友達に、メロスにそっくりの男がいた。本名は、あえて語らないでおこう。この平成の世に生まれた彼は、時代にそぐわない理想論と正義を語り、その言葉に負けない行動力と志を持ち合わせていた。そこからついたあだ名がメロス。しかしその名は、単なるあだ名ではなく、まさしく彼そのものを表す名前であった」
二年前にこの世を去った僕の親友メロス。
死んだはずの彼から手紙が届いたところから物語は始まる。
手紙の差出人をつきとめるために、僕は、二年前……メロスと共にやっていた映像団体の仲間たちと再会する。料理人の麻子。写真家の悠香。作曲家の樹。そして画家で、当時メロスと交際していた少女、絆。
奇数章で現在、偶数章で過去の話が並行して描かれる全九章の長編小説。
さて、どうしてメロスは死んだのか?
文字数 96,149
最終更新日 2019.03.30
登録日 2019.03.16
満員電車から降りると、声をかけられた。
「スカート、切れてます」
そう教えてくれた大学生くらいの青年は、裂かれたスカートを隠すのに使ってくれとパーカーを貸してくれた。
その週末、私は彼と再会を果たす。
パーカーを返したいと伝えた私に彼が言ったのは、
「じゃあ、今度、俺とデートしてくれます?」
だった。
25歳のOLと大学三年生の恋の話。
小説家になろうからの転載
文字数 14,982
最終更新日 2019.03.30
登録日 2019.03.27
文字数 2,694
最終更新日 2019.03.29
登録日 2019.03.29
何の変哲も無い日常生活を送っていた女子高生【楠木沙羅】が、夏休みに入った為、実家へと遊びにやって来ていた。そんなある日、近くの森へと散策に来ていた沙羅の前に、一匹の子狐が姿を現した。可愛らしいと思い近付いた沙羅だったが、その子狐は沙羅の手を拒絶した。
拒絶された事をショックに感じた沙羅だったが、可愛い物には目が無い性格上、その子狐を放って置く事は出来ないと思い、後を追った。
やがて……森の奥深くへと辿り着いた沙羅の目の前に現れたのは、耳と尻尾を生やした少女【イナリ】が立っていたのであった――。
文字数 13,391
最終更新日 2019.03.29
登録日 2019.03.29
現代においても魔王はいる。それは国連に悪の枢軸と名指しされた中東の「魔王」である。
魔王討伐後、仲間たちの乗るオスプレイは爆発した。口封じなのか。魔王派閥の復讐なのか。
異世界帰りの元勇者はとっさの魔法で生き残ることができた。しかし、誰かに命を狙われている現状ではひとまず隠れなければならない。
そして生き延びて。暗殺者達と話をつけなければならない。
異世界と現代の勇者が命を狙われながら生きあがく。
無人島脱出編です!
もしかしたら、その後の復讐編などを短編であげるかもしれません。
【注意】
執筆中の別策の息抜きに書いてます。骨子は作りましたが文字におこすのはかなり不定期です。
ホントに恐縮ですが、よろしくお願いします。
文字数 24,210
最終更新日 2019.03.28
登録日 2019.03.17
高校生になる黒川 椎名。椎名は飢えていた、恋というものに。椎名は生まれてこのかた、15年。恋というものをしたことが無かった。勿論、彼氏もいた事がない。
恋をしてみたい。そんな事を考えた時に友人経由で、隣町の男子校が共学になる事を知った。
そこに私が恋できるような人がいるかも、と考えた椎名は、その高校に入学を決意する。
――――――
更新物凄く遅いと思います。
文字数 21,762
最終更新日 2019.03.27
登録日 2019.03.13
大好きだったピアノを辞めてしまった少年。退屈な日々を繰り返す彼の前に現れた一人の美少女は言う「音楽を、ロックを教えて欲しい」と。大切なモノを失った少年と、ロックに憧れる少女の物語が今始まる・・・!
文字数 3,830
最終更新日 2019.03.26
登録日 2019.03.26
普通!normal!平凡!
そんな言葉がただただ似合う。
大量生産型一般peopleが有名な昔話の主人公目指します!
さて彼の物語はどんな展開が待ち構えているのか?乞うご期待!
文字数 3,864
最終更新日 2019.03.25
登録日 2019.03.25
大学内ではみ出し者になった男は大学にも行かないようになり、ひきこもりになる。
そうしてひきこもり生活を送っている男がベランダでタバコを吸っているとふとこちらを見ている女に気付く。
その女はこちらを見ている。
いつも見ている。
いつでも見ている。
※少しホラー要素があります。
文字数 9,109
最終更新日 2019.03.24
登録日 2019.03.24
髪型を常に最善にしておくのは、難しい。道子は、忙しくて美容院にいくひまがない。ある日とおりかかった床屋にとびこみで入ってみた。その名も『1000軒にひとつの奇跡の床屋』
文字数 1,188
最終更新日 2019.03.23
登録日 2019.03.23
警察官をしていた『岸 まさし』は強盗犯に刺されて死ぬと、死後転生し生死を彷徨うマフィアのドン(首領)の身体に魂が移り入ってしまう。
目覚めたドンの人格違いに戸惑う部下からは、死にかけた衝撃で『記憶喪失』になったのでは? と勘違いされる嵌めに。
第二の人生に嘆き、元警官としては組織を破壊したい……しかし『岸 まさし』の心は徐々に身体の持ち主に支配され始め──
乱闘の場で身体は血の臭いに興奮し、ついには嘗てのドン──冷酷な最強銃士の魂が表に顔を出す。
部下もまた最強であり狂気に溢れる者ばかり。
殺しを楽しみ、破壊を楽しみ、血を浴びて笑う。
この場には誰一人、正常者など存在しない。
転生した元警官と嘗てのドンの記憶──そして魂が時折交差しながら、頭のイカれ狂った連中が裏社会で暴れ回ってバトルする乱闘と日常を描く。
※残虐描写、サイコパスや暴力グロ描写があるのでご注意下さい※
タイトル一時変更。
前話部分、改稿予定。
文字数 71,300
最終更新日 2019.03.23
登録日 2019.02.14
※ベッドシーン多めで複数プレイなどありますのでご注意ください。
蛇神様の巫女になった美鎖(ミサ)は、同時に三人の蛇神様と結婚することに。
優しくて頼りになる雪影(ユキカゲ)。
ぶっきらぼうで照れ屋な暗夜(アンヤ)。
神様になりたてで好奇心旺盛な穂波(ホナミ)。
三人の花嫁として、美鎖の新しい暮らしが始まる。
※大人のケータイ官能小説さんに過去置いてあったものの修正版です
※ムーンライトノベルスさんでも公開しています
文字数 100,950
最終更新日 2019.03.21
登録日 2019.02.28
目が覚めると、知らない部屋に寝かされていた。身動きのできない俺の上になぜか同級生のあの女が馬乗りになってきて…!? 性行為を通じて”治療”を施す少女と、その身に神を”憑かせる”ことのできる少年の禁じられた恋物語。
文字数 140,909
最終更新日 2019.03.21
登録日 2018.12.06
他人の体に、「ON/OFF」のスイッチが見えるようになった。
スイッチを「ON」にしてやると、勝手に死ぬみたいだ。
他の人には見えていないらしい。
俺はそれを、「自殺スイッチ」と呼んでいる。
「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 6,797
最終更新日 2019.03.19
登録日 2019.03.19
売れない作家、川江春輝は、四十路を越えて未だ大成しない己の人生に絶望し、練炭自殺を試みる。
マッチに火を点けようとしたその時、『早まるな』と声をかけてきたのは、身体が半透明に透けたひとりの老人だった。
驚く川江に、老人は一つの提案をする――。
・小説家になろうでも掲載しております。
文字数 3,802
最終更新日 2019.03.18
登録日 2019.03.18
何かを強く願うなら 賀珠沼町にお行きなさいな
幸せ笑顔を求めるならば 〈喫茶月影〉に行ってごらんなさいな
まことしやかに囁かれる、不思議な不思議な喫茶店のうわさ。
満月の夜にしか訪れることのできないその喫茶店では、さまざまな事情を抱えてやって来たワケありのお客様に〈特別なひと皿〉を振る舞うのだという。
宝石のように美しいグミ、飲むだけで思い出を垣間見ることができるハーブティー、星空を映したようなフルーツパンチ――そんな、魔法のような一品がお客様にもたらすのは〈心からの笑顔〉と癒やし。
涙あり笑顔ありの不思議グルメファンタジー。あなたもワケありのお客様と一緒に、どうぞ〈喫茶月影の幸せひと皿〉を召し上がれ!
文字数 95,238
最終更新日 2019.03.18
登録日 2019.03.07
俺は日下部一平(19)あだ名は「隠蔽ちゃん」ばったり再会した幼馴染と、のし上がるサクセスストーリーのはずが…(今回は2500字程度に収まりました)
文字数 2,626
最終更新日 2019.03.17
登録日 2019.03.17
童顔少女はある日自分が吸血鬼だと気付く
彼女の心は少しおかしくて矛盾している。そんな中でやっぱり自分とみんなはどこかがおかしいと気づく
それは彼女が吸血鬼だからだろうか
それともただ単に彼女がおかしいのか
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とってもスローペースです。
文がおかしくても目をつぶっておいてくださいな
少しだけシリアスかもしれません。
「家族」ネタが嫌いな人はちょっと
文字数 8,289
最終更新日 2019.03.17
登録日 2019.03.11
世間はぽっちゃりブーム。
それって本当?
現実世界の話?
ぽっちゃり人生26年の富永美紀は、困っていたが、誰も助けてくれない。
世間はデブに厳しいな…と悲観していたら、やっと親切な声がしたので見上げると。。。
完結しました。
ご都合ゆるフワ3作目です。
宜しくお願いします!
**2019年2月22日**
編集中に削除してしまいました。
感想を書いて頂いた方、お気に入りに登録して頂いた方、大変申し訳ありません!!
文字数 19,543
最終更新日 2019.03.14
登録日 2019.02.22
巴月のんの作品内のコラボ小説をのせておきます。
※ハロウィンシリーズと交差点シリーズに繋がりがあります。
一話完結型もあれば、長編とかもあるかもです。
ジャンルは恋愛ものが多いので恋愛枠ですが、恋愛メインではなくコラボメインです。
今のところ過去の季節イベントものしかないですが、リクエストとかあればぜひ載せていきたいです。
オリジナルキャラが入り乱れる世界なので、当然本編に無関係な話もでてくるでしょう・・・
更新はかなり遅いうえに不定期です。お察しください。
文字数 41,008
最終更新日 2019.03.13
登録日 2019.03.04
わたしは社会人三年目になり、一人暮らしにも慣れてきた頃、母から親戚の子を引き取ってほしいと連絡が入る。
社会人のわたしと高校生のぼくが、一緒に暮らし関わりながら、少しずつお互いに成長をしていく物語。
文字数 16,239
最終更新日 2019.03.12
登録日 2019.03.05
恋をしました。自分には届かない高嶺の花に。
ほんわりと笑う貴方に恋をしていました。誰にも内緒で…。
会いたいのに話したいのに…。
そんな二人の恋の話しです。
文字数 36,782
最終更新日 2019.03.10
登録日 2019.01.11
若者に絶大な人気を誇る若手女優――新田結衣には夢があった。
普通の生活がしてみたい。国民的女優の仲間入りを果たしつつある彼女に普通の生活など送れるはずもなく、多忙な日々を送っていた。そんな中、結衣は周囲を巻き込み自分の夢をかなえる手段を思いつく。
問題は山積みのまま。
朝ドラ女優の二重生活が幕を開ける!!
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
小説サイト「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 184,551
最終更新日 2019.03.10
登録日 2018.10.09
※本編完結
Twitter:hakosmr_novel
渡辺楽(わたなべるん)、26歳。
保護種と言う名の獣人と、人が暮らすこの国で、OLやってます。
朝から転んで怪我をして、ついてないなぁと出勤したのも束の間
猛禽類の保護種に、怪我を心配されてついて行ったのが運の尽き。
急な部署移動に、目まぐるしく変わる環境、ついて行くのがやっとの世界。
それでも私は私らしく、負けずに生きて行くのです。
猛禽上司に負けるなー!
頑張れ私!
※この小説は、ムーライトノベルでも連載しています。
文字数 110,413
最終更新日 2019.03.07
登録日 2018.12.13
神の遊戯シリーズ第2弾!!
連載中作品「生死を分けるは一文字より」から始まった、“神の遊戯”シリーズ。
今作の異能力はパワーストーン。
パワーストーンの意味を知らずに、ただ最近その名を聞いたという理由で選んだ主人公、江嵜 槇。
彼は最後まで勝ち残れるのか!?
最後までお楽しみ下さい!
文字数 6,168
最終更新日 2019.03.05
登録日 2019.03.05
猥雑なる街ローケンクロゼ。
そこに〝コッキング〟という名の酒場がある。
しかしそこは、ただの酒場ではない。
とある殺し屋へと通じる窓口である。
入口から二番目に遠い円卓、その壁際の席に座っていると、やがて死神の使者の迎えがあるのだ。
然して殺し屋――ストックの許には、様々な理由から「殺し」を求める者が訪れる。
その引き金が呼び寄せるのは幸か不幸か。
生き残った者にしか判らない。
※本作品はカクヨム、マグネット、noteでも掲載中です。
文字数 42,603
最終更新日 2019.03.04
登録日 2019.02.18
イケメン・金持ち・高学歴だった実の父がかつて身重の母を捨てたという過去から、“いい男を見たら個別認識せずに自分の世界にお帰りいただく!!”をモットーにして生きてきた瑞穂は、沖縄のリゾートホテルに勤める21歳。
物心ついてから沖縄から出たことの無かった海の女 瑞穂は、ある日突然、北海道の姉妹ホテルへの転勤を命じられる。
そこで瑞穂同じタイミングで赴任してきたのは、“イケメン”“高学歴”の勤め先の会社の社長の“御曹司”で次期社長を運命付けられた 鳳(おおとり)誠也(せいや)だった。
水泳 スキューバーダイビング マングローブガイド ジェットスキーなど海の事は何でもこなす瑞穂は、北海道ではスキーもスノボーも雪道の運転もできない駄目な女になってしまい自信を失う。
そんな瑞穂は練習中のスキーの途中で大吹雪に見舞われ、御曹司の誠也に助けられるも…
☆以前ムーンライトノベルズさまに別作者名で投稿させていただいていた作品になります。
文字数 18,416
最終更新日 2019.03.02
登録日 2019.03.02
「お兄さんは、自分が汚れてるって思ってるから、私を遠ざけるんでしょ?」
生まれた時からそばにいる、お兄さんは完全無欠のスーパーマン。
「君が汚れることなく綺麗であることが、そのまま僕の生きる意味になるんだ。」
そうやって頭を撫でてくれるけど、お兄さん。
私はお兄さんとならどこまでも汚くなって堕ちてしまってもいいと思ってる。
「お兄さん、じゃなくて名前で呼んでよ。」
「お兄さん!」
「………強情だね。」
そんな目で見ないでよ、お兄さん。
眉目秀麗、頭脳明晰な完璧なお兄さんの正体は、日本で一番大きな極道の一門の跡取り。
お兄さんはいつも優しくて、素敵だけど、もうこんなことはやめてほしい。
まるで私を好きみたいな態度を取らないで。
私がお兄さんのことを好きになったら、どうしてくれるんですか。
どうせ最後は私のことを捨てるって、いつも言ってるくせに。
文字数 10,012
最終更新日 2019.03.01
登録日 2019.02.25