家族小説一覧
親が離婚をするらしい。
現代社会において離婚率は三割を超えるようで。
だから気にする事では無いみたいで。
或いは辛いね辛いねと慰められる事のようで。
私の気持ちは宙ぶらりんだ。
誰も掴めやしない。
誰も理解はしてくれない。
勿論、宙へ浮いた気持ちは私にも知れない。
周りに求められている自分も。
悲劇の最中にいる気の自分も。
きっとどちらも自分じゃ無い。
そもそも自分なんてずっと居なかった。
誰かに依存していたんだって気付いた。
友達に、憧れの人に、親戚や、両親に。
愛されていたかったから。
愛される着ぐるみを着たんだ。
それに気付いたからかな。
いいや、そんなの関係無かった。
そんなのは一人の時間が生んだ只の自己分析で。
結局はただ逃げ出したかっただけなんだ。
何も考えたくなくてここに着いた。実習棟一階の階段横の物置。ここには誰も来ないし、来たところで皆無関心だ。けれど逃げた先でも、自分自身は絶対に私を逃がしてくれはしなかった。
そこへふらっと貴方が現れた。ボロボロの身体で、反骨の心を顕にした顔つきで。貴方を一目見ただけで、私は少し救われた気がした。貴方は俯いて泣いていた私を見て、どう思っていたんですか。
文字数 10,905
最終更新日 2019.11.22
登録日 2019.10.15
「人間はみんな平等じゃないって、先に教えて欲しかったよね」
そう語り合える親友ができたのはもう何年前になるのだろう。
トラウマを抱えた二人の少女、彩と香澄が
復讐という名の「作品」と共に成長していく怒涛のストーリー。
「作品」のシナリオとは一体…
そして、大人になって「作品」を完成させた二人の末路とは…?
文字数 3,717
最終更新日 2019.11.20
登録日 2019.11.06
文字数 1,715
最終更新日 2019.11.16
登録日 2019.11.16
公式では私は悪役令嬢でざまぁされる運命だったそうです。
『私悪役令嬢、今作者の中にいるの。』のパロディではありますが、タイトルのパロディであって内容的にはつながりがないので分けました。消えたらまずかったんだと思ってください。……他にも考えたけど、なんか微妙にエグい話しか思いつかなかったので今回はこれだけで。まぁいずれは書くかもしれないけど。
しかしこれパロディの作者がどこまでどう考えてたかでハッピーなのかそうでないのか違うよな、作者側。独占したいに近い相手のために頑張ったら自分は死んだあげくに相手は他の人とひっついてその子供に転生して見せつけられるとかだと当人的には不幸な気がする。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
文字数 919
最終更新日 2019.11.15
登録日 2019.11.15
親が結婚した。事は運び、俺には妹ができた。
最初は困惑したが、今では普通の兄と妹にはなっていると思う。
だけど、妹はずっと闘っていた。
俺は知ってる。
あいつの過去を――――。
文字数 6,726
最終更新日 2019.11.11
登録日 2019.10.30
[連載停止しました,カクヨムに<少年漫画の主人公になったが俺の未来が暗い>という題名で修正投稿しています、以後はそこで連載することになります]
ごく普通の大学生だったのに毒蜘蛛に噛まれてまさかの異世界転生、しかもよく観察してみるとこれは転生前に愛読していた週間少年誌に連載されていた<黒龍レジェンド>という漫画の設定にそっくりだ、さらに俺は多分主人公に転生している。裕福な貴族の家庭に生まれたようだけど主人公のコールは設定的に両親を早くに無くしているし16歳の時に予言のせいで黒髪黒目の悪魔として迫害されるし兄も物語の始まりに敵組織に殺されているハードなバックグラウンド、なんとかその前に状況を阻止出来ないだろうか……
「ここはRPGの始まりの村みたいな居心地の良さがあるからさ、できれば危険な冒険になんて出かけたくは無いな〜」
剣と魔法の世界で平穏な生活を愛する転生者が最悪の未来を回避しようとする話
最初のうちは至極平和に世界観説明しながらのんびり日常描写が続きます。
勢いで書いているので誤字脱字が多いかもしれません、頻繁に見返し修正していくと思います。
文字数 26,797
最終更新日 2019.11.10
登録日 2018.12.17
結婚してから15年今まで何回もひどいことをされ、最終的には裏切られ、俺は死んだ。その時俺は心の奥から叫んだ、もし俺が転生したらこいつに必ず仕返ししてやると。
転生には成功したが、俺はなんとこいつと同じ家族、その上息子になっていた。
これからの成人までの10年間で必ずお前に前世視された何百倍のことをしてやろうと俺はこの復習を絶対成功させる。
この作品は僕の最初の作品なのでアドバイスなどをくれたら幸いです。
文字数 3,051
最終更新日 2019.11.09
登録日 2019.11.07
文字数 1,145
最終更新日 2019.11.06
登録日 2019.11.06
人は死んだら皆等しく、『ここ』にやってくる。
そして僕はそんな彼らを管理するために造られた存在だった。
***
『欲しいものが手に入らないお話』の外伝のようなものです。
菫の死後を話を描いたものなので、死後の世界という少しファンタジーな設定が入ります。
前作の少し不思議だな、くらいの世界観で留めておきたい方はすぐさま回れ右することをオススメします!
文字数 9,320
最終更新日 2019.11.03
登録日 2019.11.03
異様な美少女、平岡真奈美。黒瀬柚希はその美少女を殺した。だというのに、翌日もその翌日も彼女は学校に来て、けらけらと笑っていた。
故意ではなかったものの間違いなく自分が殺してしまったという罪悪感と、加害者としての意識にさいなまれながら、被害者である真奈美がすぐそばで笑っている異常事態に心身を病み始める柚希だったが、ある日からその周辺で異様な事態が起こり始める。田舎町を舞台に繰り広げられるホラーストーリーの最後はいったいどうなるのか。神崎文尾の新境地、ここに完成。
文字数 27,155
最終更新日 2019.10.30
登録日 2019.10.27
普通の主婦であった小牧恵美子はひょんなことから座禅会に通うようになった。夫の浮気もあり人生の生きる道を失いかけていた恵美子の支えになったのは座禅と仏の道であった。日に日に募る仏への思いに、恵美子は得度を決意する。
文字数 15,677
最終更新日 2019.10.29
登録日 2019.10.27
突然それまで勤めていた会社をクビになり、途方にくれた沖田一成(おきたかずなり)は面接先でコスプレ幼女に採用を告げられ、エレベーターに乗せられ異世界へと強制連行されてしまう。
魔素の枯渇により破滅に向かう異世界を救ってほしいと懇願され、逆に魔素の濃縮で地球に天変地異が多発している事を知る。
しっかり者の溺愛する妻とツンデレ反抗期真っ只中の愛娘の明るい未来を守る為、なんとか二つの世界の魔素を均等にできないだろうか。
枯渇を緩和するべく魔素を多く含む地球の品物を異世界へ輸入して欲しいと懇願されるも、無職子持ちに金はない。
しかも地球での価値が高い異世界の宝飾品は総じて魔素の含有量が少なく、地球の高濃度魔素に弾かれて地球に持ち出せず、なんとか持ち出せる程の魔素を含むものは地球で価値のない砂利ときた……従業員として雇用されたんじゃどこにも足りない。金が無いなら稼ぐのみ。
異世界と現実世界をまたにかけて起業し、異世界ウェディングや異世界旅行を商品として地球で稼ぐ事は出来るのか。
愛娘が勝手に異世界へ同級生を連れてきて大騒ぎになったり、地球から持ち込んだ植物が驚異の成長を遂げたりと次から次へと問題が山積していく。
これはリストラされたおっさんが愛する家族を守るため、滅びゆく二つの世界を救うべく奮闘する物語である。
アルファポリス様でも連載中。
文字数 156,465
最終更新日 2019.10.26
登録日 2015.09.09
ルルちゃん(生後約2ヶ月未満)には足がない。肉球が2個剥がれ落ちていて、そこだけ空間になっているが、元気はいい。
ことのおこりは、約1ヶ月前、外の野良猫(正しくは隣の家の外飼い専門の野良猫)が赤ちゃんを産んだ。
ごはんもやってないようで、みゃーみゃー泣き声がする。とうとううちの敷地内まで入って鳴き出すようになって、いたたまれなくなり、家族で相談した結果、保護、避妊させて飼うか、新しい里親を見つけようということになった。
仔猫は4匹。
あるとき、1匹がなかなか姿を現さなくなる。心配で、死んでしまったかと思ったが、数日後、元気に姿を見せた。
金魚すくいのように、保護されたルルちゃんは、足をケガしていた。
そして、何日目かの朝。床にぽろりと何かが落ちている。よくよく見ると足!
衝撃の朝だったーーーー。
そして8匹の物語がはじまる。
文字数 2,303
最終更新日 2019.10.21
登録日 2019.07.31
あたしは猫である。名前はまだない。そんなとき、あたしを見かけた人間が「猫ちゃん!!!」と叫んだ。あたしは少しびっくりしたけど、度胸はあったから逃げないで草かげから様子を見ていた。
そしたら、その人間が何かを持ってきて、『パキッ』といい音がしたと思うと、すごくいいにおいのごはん?がお皿に盛られた。そろそろ近寄って食べると、とても美味しくておいしくて…。それは後に『缶詰』とよばれる物だとしったけど、その日から毎日同じ時間の同じ場所で、その人間はあたしに色んなおいしいごはんをくれた。そして、ある日。あたしは人間の家族になった。人間は言った。
「今日からあなたは『モモちゃん』だよ!」
そして人間とあたしの生活は始まったのだけど…ある日、あたしの生活は思わぬ方向へ進むことになった……。
文字数 2,238
最終更新日 2019.10.20
登録日 2019.10.20
桐は幼なじみの双子とその家族と一緒にキャンプに出掛けた際、誤って近くの川に転落し、生前の記憶を取り戻す。
一気に記憶と精神年齢を取り戻した桐の周りには生前の家族や関係者がうようよいる始末。
しかもなんか今回の俺のスペックヤバい。
大会社の社長子息?大金持ち?クウォーター?しかも美少年?
こんだけ色々持ってたら人生結構楽にいけんじゃないの?
え、俺の周り変なのばっか?
いいよ、いいよ。楽に生きれれば。?
・・・って、おいっ!!お前ら早速何してる!?
※こんな感じの男の子ががっつり前世の関係者とも関わりつつ、第二の人生を歩むお話です。
文字数 7,289
最終更新日 2019.10.20
登録日 2016.09.08
少子化で悩んでいた現代日本に突如現れたのは、異世界での前世の記憶を持つ子供たちだった。
そんな子供達を集めた幼稚園の仮先生として働く私。
私が預かることになった子供の前世は、よりにもよって魔王と勇者だった。
そんな主人公と子供二人のほのぼの日常的ストーリー
勇者くんと魔王くんの話が途中で途切れてたので追加。
※小説家になろうにて投稿
文字数 10,168
最終更新日 2019.10.20
登録日 2019.08.12
文字数 96
最終更新日 2019.10.20
登録日 2019.10.20
35歳、人妻ミナミ。
エステサロンを経営し
旦那様と子供達に恵まれ何不自由ない生活。
毎日舵を握らされ、地図を見て、羅針盤を見て。
行く先を間違わないように....
でもそこに起こる数々の嵐や目的とは違う綺麗な島....
何も起こらない航海はない。
だからこそ、学ぶ事が出来て、次の航海へ進む。
そんなミナミの航海は今も続いている。
文字数 940
最終更新日 2019.10.19
登録日 2019.10.19
文字数 1,696
最終更新日 2019.10.16
登録日 2019.10.16
西河紅(にしかわこう)はとある噂を聞き、桜の木の下に向かっていた。信じられないと思いながも、胸を高鳴らせて歩を進めた。その先に待っていたモノとは……?
初めて投稿するので、文章がおかしかったり、漢字のミスがあったりすると思いますが、暖かい目で見てください!!
なお、この作品はフィクションです。
文字数 871
最終更新日 2019.10.12
登録日 2019.10.12
私の名前は高坂歩美中学1年生です。
今日は授業が早く終わったので、中学3年生の兄と一緒に帰っていました。
なぜ学校が早く終わったのかと言うと、最近近くの町で大量失踪事件があったそうだからです。
その帰り道。
霧が濃くなって来て道に迷ってしまいました。
お兄ちゃんは「心配すんな」と元気の良い声で返事をしてくれましたが、私にはいつも歩いている道のはずなのにそう思えないような気分になってきました。
そして霧はさらに濃くなり、完全に道に迷った時、私達の運命は狂い始めたのです。
文字数 3,457
最終更新日 2019.10.09
登録日 2019.10.04